JPH07104169A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
- Publication number
- JPH07104169A JPH07104169A JP5245161A JP24516193A JPH07104169A JP H07104169 A JPH07104169 A JP H07104169A JP 5245161 A JP5245161 A JP 5245161A JP 24516193 A JP24516193 A JP 24516193A JP H07104169 A JPH07104169 A JP H07104169A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- area
- focus detection
- switch
- focus
- mode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Focusing (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 撮影者が自動選択された焦点検出領域を知り
たいと考えた場合にその都度モード変更の操作を行なわ
なくとも知ることができる構成のカメラを得ること。 【構成】 焦点検出が行なわれた状態で操作手段の動作
が行なわれたときには、自動選択手段により選択された
領域での焦点検出を検出手段に行なわせるとともに選択
された領域を表示させる。
たいと考えた場合にその都度モード変更の操作を行なわ
なくとも知ることができる構成のカメラを得ること。 【構成】 焦点検出が行なわれた状態で操作手段の動作
が行なわれたときには、自動選択手段により選択された
領域での焦点検出を検出手段に行なわせるとともに選択
された領域を表示させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は焦点検出機能を有する
カメラに関し、特に撮影領域内の複数の領域の焦点検出
が可能なカメラに関するものである。
カメラに関し、特に撮影領域内の複数の領域の焦点検出
が可能なカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影領域内の複数領域の焦点検出
が可能なカメラにおいて、レリーズ釦を半押しする事に
よって焦点検出を行い、その検出結果に応じてカメラが
自動的に焦点調節をする対象となる領域を選択するもの
があった。また、その際に自動的に選択された領域を表
示するカメラも知られている。一方、レリーズ釦の操作
に先だってあらかじめ複数領域のうちの1つを撮影者が
選択的に設定しておくことで、撮影者が任意に焦点検出
領域を選択できるものも知られている。そして領域を選
択する場合、操作することによって領域選択状態になる
ような操作部材を備えており、領域選択状態で別のダイ
ヤル等を操作することによって領域を選択するものがあ
った。
が可能なカメラにおいて、レリーズ釦を半押しする事に
よって焦点検出を行い、その検出結果に応じてカメラが
自動的に焦点調節をする対象となる領域を選択するもの
があった。また、その際に自動的に選択された領域を表
示するカメラも知られている。一方、レリーズ釦の操作
に先だってあらかじめ複数領域のうちの1つを撮影者が
選択的に設定しておくことで、撮影者が任意に焦点検出
領域を選択できるものも知られている。そして領域を選
択する場合、操作することによって領域選択状態になる
ような操作部材を備えており、領域選択状態で別のダイ
ヤル等を操作することによって領域を選択するものがあ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】複数の焦点検出領域を
有するカメラにおいて、自動的に焦点検出領域が選択さ
れるとき、通常撮影者は選択された領域を知る必要はな
い。特に、主被写体と背景との距離差が大きいときや、
被写界深度が浅く合焦状態と非合焦状態の差が明瞭な場
合には、選択された領域が逐一表示されることは被写体
の観察の妨げとなり、かえってわずらわしいものにな
る。一方逆に、主被写体と背景との距離差が小さい場合
や、被写界深度が深く合焦状態と非合焦状態との差が不
明瞭である場合には、どの領域に焦点が合ってているの
か分かりにくく、撮影者に不安を与える。従って、その
ような場合には焦点検出を行なう領域を表示した方が良
い。
有するカメラにおいて、自動的に焦点検出領域が選択さ
れるとき、通常撮影者は選択された領域を知る必要はな
い。特に、主被写体と背景との距離差が大きいときや、
被写界深度が浅く合焦状態と非合焦状態の差が明瞭な場
合には、選択された領域が逐一表示されることは被写体
の観察の妨げとなり、かえってわずらわしいものにな
る。一方逆に、主被写体と背景との距離差が小さい場合
や、被写界深度が深く合焦状態と非合焦状態との差が不
明瞭である場合には、どの領域に焦点が合ってているの
か分かりにくく、撮影者に不安を与える。従って、その
ような場合には焦点検出を行なう領域を表示した方が良
い。
【0004】しかしながら、従来のカメラにおいては領
域の表示を行なうか行なわないかの切り換えは、撮影前
にあらかじめモードを選択しておかねばならなかった。
従って、領域の表示を行なわないモードでの撮影中に領
域の確認をしたいという場合には撮影をいったん中止し
てモード変更を行なった後に撮影をやり直さなくてはな
らず、きわめてわずらわしいものであった。
域の表示を行なうか行なわないかの切り換えは、撮影前
にあらかじめモードを選択しておかねばならなかった。
従って、領域の表示を行なわないモードでの撮影中に領
域の確認をしたいという場合には撮影をいったん中止し
てモード変更を行なった後に撮影をやり直さなくてはな
らず、きわめてわずらわしいものであった。
【0005】さらに、主被写体と背景との距離差が少な
いような場合においては、撮影者が焦点を合わせたいと
考えている被写体以外の部分に焦点が合わせられてしま
うことも有り得る。その場合には改めて焦点検出を行な
う領域を選択し直す必要がある。また、レリーズ釦の操
作に先だってあらかじめ複数の領域のうちの1つを撮影
者が選択的に設定しておくことで、撮影者が任意に焦点
検出領域を選択できる構成のものであっても、いったん
焦点検出が行なわれた後に領域を変更したい場合が有り
得る。
いような場合においては、撮影者が焦点を合わせたいと
考えている被写体以外の部分に焦点が合わせられてしま
うことも有り得る。その場合には改めて焦点検出を行な
う領域を選択し直す必要がある。また、レリーズ釦の操
作に先だってあらかじめ複数の領域のうちの1つを撮影
者が選択的に設定しておくことで、撮影者が任意に焦点
検出領域を選択できる構成のものであっても、いったん
焦点検出が行なわれた後に領域を変更したい場合が有り
得る。
【0006】しかし、従来のカメラにおいてはそのよう
な場合、撮影をいったん中断して焦点検出状態を解除し
た後、焦点を合わせたい領域を選択し、再度撮影を開始
しなければならない。しかも、領域を変更するには、操
作部材でまず領域選択が可能な状態に設定し、さらに別
のダイヤルを操作して選択しなくてはならず、操作に手
間がかかり即応性に欠けるものであった。
な場合、撮影をいったん中断して焦点検出状態を解除し
た後、焦点を合わせたい領域を選択し、再度撮影を開始
しなければならない。しかも、領域を変更するには、操
作部材でまず領域選択が可能な状態に設定し、さらに別
のダイヤルを操作して選択しなくてはならず、操作に手
間がかかり即応性に欠けるものであった。
【0007】そこで、本発明の目的とするところは、撮
影者が自動選択された焦点検出領域を知りたいと考えた
場合にその都度モード変更の操作を行なわなくとも知る
ことができる構成のカメラを得ることにある。
影者が自動選択された焦点検出領域を知りたいと考えた
場合にその都度モード変更の操作を行なわなくとも知る
ことができる構成のカメラを得ることにある。
【0008】さらに、本発明の他の目的は、撮影者が自
動選択された焦点検出領域やあらかじめ選択しておいた
焦点検出領域とは異なる領域で焦点を合わせたいと考え
たときに、その都度モード変更の操作を行なわなくとも
知ることができる構成のカメラを得ることにある。
動選択された焦点検出領域やあらかじめ選択しておいた
焦点検出領域とは異なる領域で焦点を合わせたいと考え
たときに、その都度モード変更の操作を行なわなくとも
知ることができる構成のカメラを得ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、撮影領域内の複数領域の焦点検
出が可能な焦点検出手段をもつオートフォーカス可能な
カメラにおいて、手動操作に応じて焦点検出を開始させ
る始動手段と、上記複数の領域のうちから焦点検出に使
用する領域を自動的に選択する自動選択手段と、焦点検
出を行なう検出手段と、手動操作される第1の操作手段
と、始動手段の動作が行なわれたときには自動選択手段
により選択された領域での焦点検出を検出手段に行なわ
せ、始動手段の動作に基づく焦点検出が行なわれた状態
で第1の操作手段の動作が行なわれたときには、自動選
択手段により選択された領域での焦点検出を検出手段に
行なわせるとともに選択された領域を表示させる焦点検
出制御手段とを設けたものである。
め、請求項1の発明は、撮影領域内の複数領域の焦点検
出が可能な焦点検出手段をもつオートフォーカス可能な
カメラにおいて、手動操作に応じて焦点検出を開始させ
る始動手段と、上記複数の領域のうちから焦点検出に使
用する領域を自動的に選択する自動選択手段と、焦点検
出を行なう検出手段と、手動操作される第1の操作手段
と、始動手段の動作が行なわれたときには自動選択手段
により選択された領域での焦点検出を検出手段に行なわ
せ、始動手段の動作に基づく焦点検出が行なわれた状態
で第1の操作手段の動作が行なわれたときには、自動選
択手段により選択された領域での焦点検出を検出手段に
行なわせるとともに選択された領域を表示させる焦点検
出制御手段とを設けたものである。
【0010】さらに請求項2の発明は、請求項1の発明
に加え、領域の選択のために手動操作される第2の操作
手段と、第1の操作手段の動作によって領域の表示が行
なわれている状態で第2の操作手段が動作することによ
って、複数の領域のなかから焦点検出を行なう領域を選
択する手動選択手段とを備えたものである。
に加え、領域の選択のために手動操作される第2の操作
手段と、第1の操作手段の動作によって領域の表示が行
なわれている状態で第2の操作手段が動作することによ
って、複数の領域のなかから焦点検出を行なう領域を選
択する手動選択手段とを備えたものである。
【0011】さらに、請求項3の発明は、撮影領域内の
複数領域の焦点検出が可能な焦点検出手段をもつオート
フォーカス可能なカメラにおいて、手動操作に応じて焦
点検出を開始させる始動手段と、上記複数の領域のうち
から焦点検出に使用する領域を自動的に選択する自動選
択手段と、始動手段の動作が行なわれたときに自動選択
手段により選択された領域での焦点検出を検出手段に行
なわせるとともに選択された領域を表示させる焦点検出
制御手段と、領域の選択のために手動操作される操作手
段と、始動手段の動作によって領域の表示が行なわれて
いる状態で操作手段が動作することによって、複数の領
域のなかから焦点検出を行なう領域を選択する手動選択
手段とを設けたものである。
複数領域の焦点検出が可能な焦点検出手段をもつオート
フォーカス可能なカメラにおいて、手動操作に応じて焦
点検出を開始させる始動手段と、上記複数の領域のうち
から焦点検出に使用する領域を自動的に選択する自動選
択手段と、始動手段の動作が行なわれたときに自動選択
手段により選択された領域での焦点検出を検出手段に行
なわせるとともに選択された領域を表示させる焦点検出
制御手段と、領域の選択のために手動操作される操作手
段と、始動手段の動作によって領域の表示が行なわれて
いる状態で操作手段が動作することによって、複数の領
域のなかから焦点検出を行なう領域を選択する手動選択
手段とを設けたものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明によれば、始動手段の動作によ
って自動的に焦点検出領域が選択された状態で第1の操
作手段を操作すれば、自動選択された領域の表示が行な
われる。
って自動的に焦点検出領域が選択された状態で第1の操
作手段を操作すれば、自動選択された領域の表示が行な
われる。
【0013】請求項2の発明によれば、始動手段の動作
によって自動的に焦点検出領域が選択された状態で第1
の操作手段を操作すれば、自動選択された領域の表示が
行なわれ、さらにその領域が意図と異なる場合にはさら
に第2の操作手段を操作して意図通りの領域を選択する
ことができる。
によって自動的に焦点検出領域が選択された状態で第1
の操作手段を操作すれば、自動選択された領域の表示が
行なわれ、さらにその領域が意図と異なる場合にはさら
に第2の操作手段を操作して意図通りの領域を選択する
ことができる。
【0014】さらに、請求項3の発明によれば、始動手
段の動作によって自動的に焦点検出領域が選択されてそ
の領域の表示が行なわれ、さらにその領域が意図と異な
る場合にはさらに操作手段を操作して意図通りの領域を
選択することができる。
段の動作によって自動的に焦点検出領域が選択されてそ
の領域の表示が行なわれ、さらにその領域が意図と異な
る場合にはさらに操作手段を操作して意図通りの領域を
選択することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に従って詳細に説
明する。図5は本発明を適用したカメラの外観図であ
り、カメラを斜め後方から見た状態を示している。図5
(a)において、ペンタプリズムの右側にはシャッター
レリーズボタン11が設けられておりその前方と後方に
夫々ダイヤル13、15が回転可能に設置されている。
この二つのダイヤルの機能は設定されたモードによって
種々決定されるが、本発明の要旨には関係しないので説
明を省略する。
明する。図5は本発明を適用したカメラの外観図であ
り、カメラを斜め後方から見た状態を示している。図5
(a)において、ペンタプリズムの右側にはシャッター
レリーズボタン11が設けられておりその前方と後方に
夫々ダイヤル13、15が回転可能に設置されている。
この二つのダイヤルの機能は設定されたモードによって
種々決定されるが、本発明の要旨には関係しないので説
明を省略する。
【0016】また、シャッターレリーズボタン11と後
方のダイヤル15との間には液晶で構成された表示部L
CDが設置されている。さらに、後方のダイヤル15の
側方であって、カメラを保持した手の親指で操作可能な
位置に円形のオートフォーカス(以下、AFと略す)関
連の複数の機能を有する円形スイッチ17が設置されて
いる。このスイッチは、その中央部分が押圧されてプッ
シュスイッチとして機能することができるとともに、上
下左右の端が押されることによってカーソル機能を果た
すことができる。
方のダイヤル15との間には液晶で構成された表示部L
CDが設置されている。さらに、後方のダイヤル15の
側方であって、カメラを保持した手の親指で操作可能な
位置に円形のオートフォーカス(以下、AFと略す)関
連の複数の機能を有する円形スイッチ17が設置されて
いる。このスイッチは、その中央部分が押圧されてプッ
シュスイッチとして機能することができるとともに、上
下左右の端が押されることによってカーソル機能を果た
すことができる。
【0017】一方、ペンタプリズムの左方には電源の投
入を行なうためのメインスイッチ19が設けられてい
る。メインスイッチ19の前方には、所定角度だけ回動
可能なスイッチレバー21が設けられており、このスイ
ッチレバー21を時計方向に回動させることによってカ
メラの設定状態の記憶を行なうことができる。この機能
の詳細については後述する。さらに、このスイッチレバ
ー21を反時計方向に回動させるとダイヤル13、15
の動作による設定を禁止することができる。この機能に
ついても後に詳述する。また、このスイッチレバー21
の回動軸の位置にはカスタムボタン22が設けられ、こ
のカスタムボタン22を押圧するとスイッチレバー21
によって記憶された内容が呼び出される。
入を行なうためのメインスイッチ19が設けられてい
る。メインスイッチ19の前方には、所定角度だけ回動
可能なスイッチレバー21が設けられており、このスイ
ッチレバー21を時計方向に回動させることによってカ
メラの設定状態の記憶を行なうことができる。この機能
の詳細については後述する。さらに、このスイッチレバ
ー21を反時計方向に回動させるとダイヤル13、15
の動作による設定を禁止することができる。この機能に
ついても後に詳述する。また、このスイッチレバー21
の回動軸の位置にはカスタムボタン22が設けられ、こ
のカスタムボタン22を押圧するとスイッチレバー21
によって記憶された内容が呼び出される。
【0018】さらに、上記スイッチレバー21の前方に
は露出モードを変更するためのモードボタン24が設置
されている。露出モードを変更するためにはこのモード
ボタン24を押しながらダイヤル13または15を回転
させる。該モードボタン24の前方であって交換レンズ
を取り付けるためのマウント部の側面に、フラッシュを
強制的に発光させるための強制発光ボタン23、及び露
出補正を行なうための露出補正ボタン25が設置されて
いる。
は露出モードを変更するためのモードボタン24が設置
されている。露出モードを変更するためにはこのモード
ボタン24を押しながらダイヤル13または15を回転
させる。該モードボタン24の前方であって交換レンズ
を取り付けるためのマウント部の側面に、フラッシュを
強制的に発光させるための強制発光ボタン23、及び露
出補正を行なうための露出補正ボタン25が設置されて
いる。
【0019】また、図5(b)に示すようにカメラのグ
リップを形成する部分(右手で把持する部分)が開閉可
能な扉27によって構成されており、該扉27の内部に
複数の押しボタンが設けられている。扉27内の押しボ
タンは上方から順にドライブモード設定ボタン28、フ
ラッシュモード設定ボタン29、測光モード設定ボタン
30、AFモード設定ボタン31である。
リップを形成する部分(右手で把持する部分)が開閉可
能な扉27によって構成されており、該扉27の内部に
複数の押しボタンが設けられている。扉27内の押しボ
タンは上方から順にドライブモード設定ボタン28、フ
ラッシュモード設定ボタン29、測光モード設定ボタン
30、AFモード設定ボタン31である。
【0020】図1は本発明を適用したカメラの実施例の
ブロック図である。1はカメラ全体の制御を行なうマイ
クロコンピュータ(以下CPUと記述する)である。該
CPUは通常動作モードとスリープモードを持ってお
り、スリープモードではCPUは動作を停止し、消費電
流が大幅に小さくなる(例えば通常動作モードでは10
mA、スリープモードでは10μA)。スリープモード
から通常モードへの復帰は割り込みの発生によって行な
われる。この割り込みには、CPU自身が持つタイマー
によるタイマー割り込み、CPUの端子が低電位レベル
(以下、この状態をLと称する)になることで発生する
キーオンウエイクアップ割り込みとがある。
ブロック図である。1はカメラ全体の制御を行なうマイ
クロコンピュータ(以下CPUと記述する)である。該
CPUは通常動作モードとスリープモードを持ってお
り、スリープモードではCPUは動作を停止し、消費電
流が大幅に小さくなる(例えば通常動作モードでは10
mA、スリープモードでは10μA)。スリープモード
から通常モードへの復帰は割り込みの発生によって行な
われる。この割り込みには、CPU自身が持つタイマー
によるタイマー割り込み、CPUの端子が低電位レベル
(以下、この状態をLと称する)になることで発生する
キーオンウエイクアップ割り込みとがある。
【0021】また、このCPUは電源電圧を通常動作時
の電圧より所定量下げても(例えば通常動作時に5Vで
あるところを3Vに下げても)CPU内部の状態を保持
することができる。
の電圧より所定量下げても(例えば通常動作時に5Vで
あるところを3Vに下げても)CPU内部の状態を保持
することができる。
【0022】2は表示回路で、シャッター速度(以下T
Vと記述する)、絞り値(以下AVと記述する)、焦点
検出領域、測光エリア(多分割/中央重点/スポッ
ト)、露出モード(Pすなわちプログラムモード/Aす
なわち絞り優先モード/Sすなわちシャッター速度優先
モード/Mすなわちマニュアルモード)、露出補正値、
フラッシュのTTL調光補正値(以下調光補正値と記述
する)、フラッシュモード(赤目現象軽減用予備発光/
自動発光/強制発光/ワイヤレスフラッシュモード)、
ドライブモード(一コマ撮影/連続撮影/消音/多重露
出/ブラケット撮影)、AFモード(AF優先/レリー
ズ優先)などをボディ上の表示部LCDやファインダー
内(不図示)に表示する。3は電源回路で、PWC端子
を介してCPUに接続されており、CPUからの制御に
より各回路への給電と電圧の切り替えを行なう。
Vと記述する)、絞り値(以下AVと記述する)、焦点
検出領域、測光エリア(多分割/中央重点/スポッ
ト)、露出モード(Pすなわちプログラムモード/Aす
なわち絞り優先モード/Sすなわちシャッター速度優先
モード/Mすなわちマニュアルモード)、露出補正値、
フラッシュのTTL調光補正値(以下調光補正値と記述
する)、フラッシュモード(赤目現象軽減用予備発光/
自動発光/強制発光/ワイヤレスフラッシュモード)、
ドライブモード(一コマ撮影/連続撮影/消音/多重露
出/ブラケット撮影)、AFモード(AF優先/レリー
ズ優先)などをボディ上の表示部LCDやファインダー
内(不図示)に表示する。3は電源回路で、PWC端子
を介してCPUに接続されており、CPUからの制御に
より各回路への給電と電圧の切り替えを行なう。
【0023】4は焦点検出回路で、複数の焦点検出領域
をもつセンサーを含みAFのための検出を行なう。焦点
検出は、複数の焦点検出領域のうちの1つで行うモード
と、複数の領域で検出を行った結果に基づいてもっとも
適切な領域を自動選択するモードとを持つ。6はフォー
カシングユニットで焦点検出結果に基づいてAFレンズ
の駆動制御を行う。
をもつセンサーを含みAFのための検出を行なう。焦点
検出は、複数の焦点検出領域のうちの1つで行うモード
と、複数の領域で検出を行った結果に基づいてもっとも
適切な領域を自動選択するモードとを持つ。6はフォー
カシングユニットで焦点検出結果に基づいてAFレンズ
の駆動制御を行う。
【0024】5は測光回路で、露出を決めるための測光
を行う。7はフラッシュ回路で、コンデンサの充電、及
び発光の制御を行なう。8はシャッターである。9は絞
り制御回路でレンズの絞りを制御する。10は巻き上げ
回路でフィルムの巻上げ、シャッターのチャージを行な
う。
を行う。7はフラッシュ回路で、コンデンサの充電、及
び発光の制御を行なう。8はシャッターである。9は絞
り制御回路でレンズの絞りを制御する。10は巻き上げ
回路でフィルムの巻上げ、シャッターのチャージを行な
う。
【0025】次に、各種スイッチについて説明する。S
DACは上記円形スイッチ17の中央部を押圧したときに
作動するAFスイッチで、釦の真ん中を押せばワンショ
ットAFとなり、合焦後焦点調節が固定され、カメラが
自動選択した焦点検出領域が表示される。SAF1、SAF
2、SAF3、SAF4は同上円形スイッチ17の上下左右の
端を押したときに作動し、焦点検出領域選択の機能を持
つ。すなわち、表示された領域(自動選択された領域)
以外で合焦させることを撮影者が希望する場合は、円形
スイッチ17の合焦させたい方向を押すとその領域が表
示され、再焦点検出・再フォーカス駆動する。また、ス
イッチSDACがOFFになるとスイッチSAF1〜SAF4で
選ばれた領域が選択された状態が固定され、次回はその
領域で焦点検出が行なわれる。自動選択に戻すには円形
スイッチ17の中央部を再度押し直し、スイッチSDAC
を再度作動させる。これらの機能の詳細については後で
述べる。
DACは上記円形スイッチ17の中央部を押圧したときに
作動するAFスイッチで、釦の真ん中を押せばワンショ
ットAFとなり、合焦後焦点調節が固定され、カメラが
自動選択した焦点検出領域が表示される。SAF1、SAF
2、SAF3、SAF4は同上円形スイッチ17の上下左右の
端を押したときに作動し、焦点検出領域選択の機能を持
つ。すなわち、表示された領域(自動選択された領域)
以外で合焦させることを撮影者が希望する場合は、円形
スイッチ17の合焦させたい方向を押すとその領域が表
示され、再焦点検出・再フォーカス駆動する。また、ス
イッチSDACがOFFになるとスイッチSAF1〜SAF4で
選ばれた領域が選択された状態が固定され、次回はその
領域で焦点検出が行なわれる。自動選択に戻すには円形
スイッチ17の中央部を再度押し直し、スイッチSDAC
を再度作動させる。これらの機能の詳細については後で
述べる。
【0026】S1は測光・AF開始スイッチ、S2はレリ
ーズスイッチであって、上記シャッターレリーズボタン
11を途中まで押下することによってスイッチS1が作
動し、完全に押下することによってスイッチS2が作動
する。SOVRは露出補正スイッチで、上記露出補正ボタ
ン25によって操作され、露出補正値変更を行なう。ま
た、SOVRは上記スイッチS1・S2との組み合わせでオ
ートブラケット機能を達成する。SFLは強制発光スイッ
チで上記強制発光ボタン23によって操作され、フラッ
シュ自動発光モードでの強制発光を行なうためのもので
ある。また、SFLはスイッチSOVRとの組み合わせによ
り調光補正値変更機能を達成する。SMEMOは上記スイッ
チレバー21の時計方向の操作によりボディの設定状態
をメモリーするスイッチ、SMCは上記カスタムボタン2
2の操作によってそのメモリー内容を呼び出すスイッチ
である。SDLLは上記スイッチレバー21の反時計方向
の操作によりダイヤル13と15の操作を不可にするダ
イヤルロックスイッチ、SDL1、SDL2は上記ダイヤル1
3、15の回転を検出するスイッチである。SMEMO、S
MC、SDLLについては後で詳しく述べる。SDRVは上記ド
ライブモード設定ボタン28の操作でドライブモードの
設定変更をするスイッチであり、ボタン28を押す毎に
一コマ撮影や連続撮影等のモードを切り換える。SMODE
は露出モードの設定変更をするスイッチであり、モード
ボタン24を押しながらダイヤル13または15を回転
させることによりこのスイッチが作動し、露出モードが
順次変更される。SFLMDはフラッシュモード設定ボタン
29の操作によってフラッシュモードの設定変更をする
スイッチで、ボタン29を押す毎に赤目現象軽減用予備
発光/自動発光/発光禁止/ワイヤレスフラッシュモー
ド等の設定を順に切り換える。また、SRPはAFモード
設定ボタン31の操作によってAFモードをAF優先ま
たはレリーズ優先に切り換えるものである。さらに、S
LMは測光モード設定ボタン30の操作によって測光モー
ドの設定変更をするスイッチである。これらの操作スイ
ッチはCPUのキーオンウエイクアップ割り込みが発生
する端子に接続されているので、どれかの操作スイッチ
が作動するとCPUが起動する。
ーズスイッチであって、上記シャッターレリーズボタン
11を途中まで押下することによってスイッチS1が作
動し、完全に押下することによってスイッチS2が作動
する。SOVRは露出補正スイッチで、上記露出補正ボタ
ン25によって操作され、露出補正値変更を行なう。ま
た、SOVRは上記スイッチS1・S2との組み合わせでオ
ートブラケット機能を達成する。SFLは強制発光スイッ
チで上記強制発光ボタン23によって操作され、フラッ
シュ自動発光モードでの強制発光を行なうためのもので
ある。また、SFLはスイッチSOVRとの組み合わせによ
り調光補正値変更機能を達成する。SMEMOは上記スイッ
チレバー21の時計方向の操作によりボディの設定状態
をメモリーするスイッチ、SMCは上記カスタムボタン2
2の操作によってそのメモリー内容を呼び出すスイッチ
である。SDLLは上記スイッチレバー21の反時計方向
の操作によりダイヤル13と15の操作を不可にするダ
イヤルロックスイッチ、SDL1、SDL2は上記ダイヤル1
3、15の回転を検出するスイッチである。SMEMO、S
MC、SDLLについては後で詳しく述べる。SDRVは上記ド
ライブモード設定ボタン28の操作でドライブモードの
設定変更をするスイッチであり、ボタン28を押す毎に
一コマ撮影や連続撮影等のモードを切り換える。SMODE
は露出モードの設定変更をするスイッチであり、モード
ボタン24を押しながらダイヤル13または15を回転
させることによりこのスイッチが作動し、露出モードが
順次変更される。SFLMDはフラッシュモード設定ボタン
29の操作によってフラッシュモードの設定変更をする
スイッチで、ボタン29を押す毎に赤目現象軽減用予備
発光/自動発光/発光禁止/ワイヤレスフラッシュモー
ド等の設定を順に切り換える。また、SRPはAFモード
設定ボタン31の操作によってAFモードをAF優先ま
たはレリーズ優先に切り換えるものである。さらに、S
LMは測光モード設定ボタン30の操作によって測光モー
ドの設定変更をするスイッチである。これらの操作スイ
ッチはCPUのキーオンウエイクアップ割り込みが発生
する端子に接続されているので、どれかの操作スイッチ
が作動するとCPUが起動する。
【0027】図2はカメラの基本シーケンスを示すフロ
ーチャートである。CPUがスリープモードのとき何ら
かの割り込みが発生するとCPUが起動する(ステップ
#10)。CPUは動作モードをスリープモードから通
常モードに切り換えると共に、電源回路のPWC端子を
高電位レベル(以下、Hと称する)にする。電源回路は
PWC端子がHになると、出力電圧を3Vから5Vに切
り換え、カメラ全体に給電を行なう。
ーチャートである。CPUがスリープモードのとき何ら
かの割り込みが発生するとCPUが起動する(ステップ
#10)。CPUは動作モードをスリープモードから通
常モードに切り換えると共に、電源回路のPWC端子を
高電位レベル(以下、Hと称する)にする。電源回路は
PWC端子がHになると、出力電圧を3Vから5Vに切
り換え、カメラ全体に給電を行なう。
【0028】次にステップ#20で割り込みに応じた処
理を行う。処理が終われば、ステップ#30でステップ
#10での処理とは逆にCPUを通常モードからスリー
プ動作モードへ切り換えると共に電源回路のPWC端子
をLにする。電源回路はPWC端子がLになると、出力
電圧を5Vから3Vに切り換え、CPUと表示回路以外
への給電を停止する。この状態ではCPUは停止状態で
あり、不必要な回路への給電が中止されるとともにCP
Uに供給されている電圧も低電圧に切り換えられている
ため、消費電力が大幅に小さくなっている。表示回路は
低電圧でも動作可能であり消費電力も小さいため、さき
に述べた表示内容はそのまま表示可能である。
理を行う。処理が終われば、ステップ#30でステップ
#10での処理とは逆にCPUを通常モードからスリー
プ動作モードへ切り換えると共に電源回路のPWC端子
をLにする。電源回路はPWC端子がLになると、出力
電圧を5Vから3Vに切り換え、CPUと表示回路以外
への給電を停止する。この状態ではCPUは停止状態で
あり、不必要な回路への給電が中止されるとともにCP
Uに供給されている電圧も低電圧に切り換えられている
ため、消費電力が大幅に小さくなっている。表示回路は
低電圧でも動作可能であり消費電力も小さいため、さき
に述べた表示内容はそのまま表示可能である。
【0029】次にステップ#20で行う割り込みに応じ
た処理について述べる。図3はスイッチS1をONにし
た後の一連のシーケンスである。スイッチS1がONさ
れるとステップ#40でCPUが起動し(ステップ#1
0と同内容)、焦点検出を行う(ステップ#50)。そ
の結果に基づいてフォーカス駆動を行い(ステップ#6
0)、その後測光を行う。得られた輝度から露出演算を
行いTV、AVを算出する(ステップ#70)。その結
果を表示回路にて表示させる(ステップ#80)。
た処理について述べる。図3はスイッチS1をONにし
た後の一連のシーケンスである。スイッチS1がONさ
れるとステップ#40でCPUが起動し(ステップ#1
0と同内容)、焦点検出を行う(ステップ#50)。そ
の結果に基づいてフォーカス駆動を行い(ステップ#6
0)、その後測光を行う。得られた輝度から露出演算を
行いTV、AVを算出する(ステップ#70)。その結
果を表示回路にて表示させる(ステップ#80)。
【0030】ステップ#90ではスイッチS1の状態を
判別し、スイッチS1がOFFであれば、測光値を表示
したままスリープモードにはいる。このとき測光値を所
定時間後に消すためにタイマー割り込みを設定して(ス
テップ#100)、ステップ#110でスリープモード
に切り換える(#30と同内容)。このとき測光値の表
示はそのままである。
判別し、スイッチS1がOFFであれば、測光値を表示
したままスリープモードにはいる。このとき測光値を所
定時間後に消すためにタイマー割り込みを設定して(ス
テップ#100)、ステップ#110でスリープモード
に切り換える(#30と同内容)。このとき測光値の表
示はそのままである。
【0031】この後何も操作されなければ所定時間後に
割り込みが発生し(#120)、CPUが起動する(ス
テップ#130)。このときには何も操作されていない
のでCPUはカメラの動作終了と判断して測光値表示を
消す(ステップ#140)。処理が終了すれば再びスリ
ープモードになる(ステップ#150)。
割り込みが発生し(#120)、CPUが起動する(ス
テップ#130)。このときには何も操作されていない
のでCPUはカメラの動作終了と判断して測光値表示を
消す(ステップ#140)。処理が終了すれば再びスリ
ープモードになる(ステップ#150)。
【0032】もし、ステップ#110のあとのスリープ
モード中にダイヤル13または15が操作されるとキー
オンウエイクアップ割り込みがかかってCPUが起動す
る(ステップ#160)。この場合にはダイヤル操作に
応じて設定を変更し(ステップ#175)、ステップ#
70へ進む。しかし、このときダイヤルロックスイッチ
SDLLがONしておりかつダイヤル13または15のみ
が操作されたのであれば、設定内容を変更しない。例え
ばS、Mモードに設定されている状態でダイヤル13・
15が操作されてCPUが起動した場合、同時にダイヤ
ルロックスイッチSDLLもONしていればダイヤルが操
作されてもTVの設定は変更せず、A、MモードではA
Vの変更はしない。またPモードではプログラム線図の
変更をさせないようにする。しかし、他のスイッチと同
時にダイヤル13・15が操作されたときには変更を受
け付ける。例えばダイヤル13・15の操作によってC
PUが起動したときに露出モードスイッチSMODEがON
であればダイヤルロックスイッチSDLLがONであって
も露出モードの変更を行う。
モード中にダイヤル13または15が操作されるとキー
オンウエイクアップ割り込みがかかってCPUが起動す
る(ステップ#160)。この場合にはダイヤル操作に
応じて設定を変更し(ステップ#175)、ステップ#
70へ進む。しかし、このときダイヤルロックスイッチ
SDLLがONしておりかつダイヤル13または15のみ
が操作されたのであれば、設定内容を変更しない。例え
ばS、Mモードに設定されている状態でダイヤル13・
15が操作されてCPUが起動した場合、同時にダイヤ
ルロックスイッチSDLLもONしていればダイヤルが操
作されてもTVの設定は変更せず、A、MモードではA
Vの変更はしない。またPモードではプログラム線図の
変更をさせないようにする。しかし、他のスイッチと同
時にダイヤル13・15が操作されたときには変更を受
け付ける。例えばダイヤル13・15の操作によってC
PUが起動したときに露出モードスイッチSMODEがON
であればダイヤルロックスイッチSDLLがONであって
も露出モードの変更を行う。
【0033】この点につき、図12を参照して詳述す
る。図12は上記ステップ#175の内容の一例を詳細
に現わしており、ダイヤル13または15の操作によっ
てスイッチSDL1、SDL2が作動したときにこの動作を行
なう。
る。図12は上記ステップ#175の内容の一例を詳細
に現わしており、ダイヤル13または15の操作によっ
てスイッチSDL1、SDL2が作動したときにこの動作を行
なう。
【0034】まず、ステップ#1751においてダイヤ
ルロックスイッチSDLLがONであるか否かを判断す
る。もしONでなければダイヤルの回転方向に応じてパ
ラメータを変更する。すなわち、ステップ#1756に
おいてスイッチSDL1とSDL2の状態からダイヤルの回転
方向を判別し、ステップ#1757またはステップ#1
758に進んで、設定されている露出モードに応じてシ
ャッター速度あるいは絞り値、もしくはその両方を増加
または減少させる。そして、ステップ#70に移行す
る。
ルロックスイッチSDLLがONであるか否かを判断す
る。もしONでなければダイヤルの回転方向に応じてパ
ラメータを変更する。すなわち、ステップ#1756に
おいてスイッチSDL1とSDL2の状態からダイヤルの回転
方向を判別し、ステップ#1757またはステップ#1
758に進んで、設定されている露出モードに応じてシ
ャッター速度あるいは絞り値、もしくはその両方を増加
または減少させる。そして、ステップ#70に移行す
る。
【0035】一方、ステップ#1751においてダイヤ
ルロックスイッチSDLLがONであると判別されると、
ステップ#1752において露出モードスイッチSMODE
がONであるか否かを判断する。そして、スイッチSMO
DEがONでなければ何も変更を行なうことなくステップ
#70へジャンプする。しかしながら、ステップ#17
52で露出モードスイッチSMODEがONであった場合に
はモードボタン24とダイヤル13・15が同時に操作
されているということであるのでステップ#1753・
#1754・#1755に進んで露出モードの変更設定
を行なう。すなわち、回転方向に応じてP→A→S→M
あるいはM→S→A→Pの順に露出モードを変更する。
その後、ステップ#70にジャンプする。
ルロックスイッチSDLLがONであると判別されると、
ステップ#1752において露出モードスイッチSMODE
がONであるか否かを判断する。そして、スイッチSMO
DEがONでなければ何も変更を行なうことなくステップ
#70へジャンプする。しかしながら、ステップ#17
52で露出モードスイッチSMODEがONであった場合に
はモードボタン24とダイヤル13・15が同時に操作
されているということであるのでステップ#1753・
#1754・#1755に進んで露出モードの変更設定
を行なう。すなわち、回転方向に応じてP→A→S→M
あるいはM→S→A→Pの順に露出モードを変更する。
その後、ステップ#70にジャンプする。
【0036】なお、本実施例ではダイヤル13、15を
露出モードを変更する際にも使用するのでステップ#1
752において露出モードスイッチSMODEの状態を判別
しているが、その他の設定にもダイヤルを使用する場合
には他のスイッチの状態も判別するようにすれば良い。
たとえば、ドライブモードを変更するときドライブモー
ド設定ボタン28を操作しながらダイヤルを回転させる
ように構成した場合には、ステップ#1752に相当す
るステップでスイッチSDRVの状態を判別し、ONであ
るときにはドライブモードを変更し、OFFであるとき
には何も変更を行なわずにステップ#70にジャンプす
るようにすれば良い。
露出モードを変更する際にも使用するのでステップ#1
752において露出モードスイッチSMODEの状態を判別
しているが、その他の設定にもダイヤルを使用する場合
には他のスイッチの状態も判別するようにすれば良い。
たとえば、ドライブモードを変更するときドライブモー
ド設定ボタン28を操作しながらダイヤルを回転させる
ように構成した場合には、ステップ#1752に相当す
るステップでスイッチSDRVの状態を判別し、ONであ
るときにはドライブモードを変更し、OFFであるとき
には何も変更を行なわずにステップ#70にジャンプす
るようにすれば良い。
【0037】図3に戻り、上記ステップ#90でスイッ
チS1がONであればステップ#180へ進んでスイッ
チS2をチェックし、スイッチS2がOFFであればステ
ップ#50へ戻り、スイッチS1がOFFになるかスイ
ッチS2がONになるまでステップ#50からステップ
#80の動作を繰り返す。もしスイッチS2がONであ
ればステップ#190でシャッターレリーズ及び巻き上
げを行う。そして、スイッチS2を再度チェックし(ス
テップ#200)、もしOFFならステップ#90へ進
んで次のレリーズのための測光測距を行う。もしスイッ
チS2がONで、かつ連続撮影モードが選択されている
場合は(ステップ#210)ステップ#50へ進み、次
のレリーズのための焦点検出・測光を行う。もし連続撮
影モードでなければステップ#200へ戻ってスイッチ
S2がOFFになるのを待つ。
チS1がONであればステップ#180へ進んでスイッ
チS2をチェックし、スイッチS2がOFFであればステ
ップ#50へ戻り、スイッチS1がOFFになるかスイ
ッチS2がONになるまでステップ#50からステップ
#80の動作を繰り返す。もしスイッチS2がONであ
ればステップ#190でシャッターレリーズ及び巻き上
げを行う。そして、スイッチS2を再度チェックし(ス
テップ#200)、もしOFFならステップ#90へ進
んで次のレリーズのための測光測距を行う。もしスイッ
チS2がONで、かつ連続撮影モードが選択されている
場合は(ステップ#210)ステップ#50へ進み、次
のレリーズのための焦点検出・測光を行う。もし連続撮
影モードでなければステップ#200へ戻ってスイッチ
S2がOFFになるのを待つ。
【0038】次に、図5に示す円形スイッチ、すなわ
ち、図1に示す各スイッチSDAC、SAF1、SAF2、SAF
3、SAF4に関し、図4、図6、図7を参照して説明す
る。まず図4は図3におけるステップ#50の詳細図で
ある。図4において、まずステップ#220で焦点検出
を行ない、複数の焦点検出領域から最適な合焦目標とな
る領域を選択し、フォーカス駆動量を求める(ステップ
#230)。そして、それに応じてステップ#240で
フォーカス駆動を行う。次にステップ#250でスイッ
チSDACの状態を判別し、ONであれば後述する図7に
示すステップ#320へ進む。もしスイッチSDACがO
FFならステップ#260で上記ステップ#220・#
230と同様の動作を行い、ステップ#270へ進む。
ち、図1に示す各スイッチSDAC、SAF1、SAF2、SAF
3、SAF4に関し、図4、図6、図7を参照して説明す
る。まず図4は図3におけるステップ#50の詳細図で
ある。図4において、まずステップ#220で焦点検出
を行ない、複数の焦点検出領域から最適な合焦目標とな
る領域を選択し、フォーカス駆動量を求める(ステップ
#230)。そして、それに応じてステップ#240で
フォーカス駆動を行う。次にステップ#250でスイッ
チSDACの状態を判別し、ONであれば後述する図7に
示すステップ#320へ進む。もしスイッチSDACがO
FFならステップ#260で上記ステップ#220・#
230と同様の動作を行い、ステップ#270へ進む。
【0039】ステップ#270では、連続して焦点検出
を行なうコンティニュアスモードかそうでないかを判別
する。そして、コンティニュアスモードならステップ#
240へ進んで再度フォーカス駆動を行う。コンティニ
ュアスモードでない場合はステップ#280に進んで被
写体が動いている(動体)か、そうでない(静体)かを
判別し、動体であればやはりステップ#240へ進んで
被写体に追随するフォーカス駆動を行なう。ステップ#
280で静体であると判別されたときにはステップ#2
50へ戻り、再度焦点検出を行う。
を行なうコンティニュアスモードかそうでないかを判別
する。そして、コンティニュアスモードならステップ#
240へ進んで再度フォーカス駆動を行う。コンティニ
ュアスモードでない場合はステップ#280に進んで被
写体が動いている(動体)か、そうでない(静体)かを
判別し、動体であればやはりステップ#240へ進んで
被写体に追随するフォーカス駆動を行なう。ステップ#
280で静体であると判別されたときにはステップ#2
50へ戻り、再度焦点検出を行う。
【0040】次に、図7を参照して、スイッチSDACが
操作されたとき、及び図4のステップ#250でスイッ
チSDACがONであると判別された場合の動作につき説
明する。スイッチSDACがONになるとステップ#29
0において焦点検出を行い、さらにステップ#290〜
#310で最適な検出領域を自動選択してフォーカス駆
動を行う(#220〜#240と同内容)。そして、ス
テップ#320で再度焦点検出を行い、その結果が合焦
なら(ステップ#330でY)カメラが自動選択した検
出領域の表示を、第6図(a)の如く行う(ステップ#
340)。次に、焦点検出すべき検出領域の変更がなさ
れているか否かを判別する。検出領域の変更は、上記ス
イッチSAF1ないしSAF4のうちのどれかが操作されてい
るか否かを検出することにより知ることができる。すな
わち、ステップ#350でスイッチSDACがONのまま
であり、かつステップ#360で領域変更操作がなされ
ていない(スイッチSAF1〜SAF4のどれも操作されてい
ない)と判別されれば、スイッチSDACがOFFになる
(ステップ#350でOFF)までフォーカス駆動はな
されない。
操作されたとき、及び図4のステップ#250でスイッ
チSDACがONであると判別された場合の動作につき説
明する。スイッチSDACがONになるとステップ#29
0において焦点検出を行い、さらにステップ#290〜
#310で最適な検出領域を自動選択してフォーカス駆
動を行う(#220〜#240と同内容)。そして、ス
テップ#320で再度焦点検出を行い、その結果が合焦
なら(ステップ#330でY)カメラが自動選択した検
出領域の表示を、第6図(a)の如く行う(ステップ#
340)。次に、焦点検出すべき検出領域の変更がなさ
れているか否かを判別する。検出領域の変更は、上記ス
イッチSAF1ないしSAF4のうちのどれかが操作されてい
るか否かを検出することにより知ることができる。すな
わち、ステップ#350でスイッチSDACがONのまま
であり、かつステップ#360で領域変更操作がなされ
ていない(スイッチSAF1〜SAF4のどれも操作されてい
ない)と判別されれば、スイッチSDACがOFFになる
(ステップ#350でOFF)までフォーカス駆動はな
されない。
【0041】ステップ#360で領域変更操作がなされ
た(スイッチSAF1〜SAF4のどれかが操作された)こと
が判別されたなら、その変更操作に従って焦点検出領域
を変更し(ステップ#370)、図6の(b)〜(e)
のように変更された焦点検出領域を表示する。そして、
選択された領域で再検出を行い(ステップ#380)、
ステップ#310へ戻って再度フォーカス駆動を行う。
その後、ステップ#320以降のステップを繰り返す。
た(スイッチSAF1〜SAF4のどれかが操作された)こと
が判別されたなら、その変更操作に従って焦点検出領域
を変更し(ステップ#370)、図6の(b)〜(e)
のように変更された焦点検出領域を表示する。そして、
選択された領域で再検出を行い(ステップ#380)、
ステップ#310へ戻って再度フォーカス駆動を行う。
その後、ステップ#320以降のステップを繰り返す。
【0042】図7のルーチンはステップ#350でスイ
ッチSDACがOFFであることが検出されたときに終了
する。そして、焦点検出の領域変更が行なわれずにスイ
ッチSDACがOFFになれば領域の選択は自動選択状態
のままに維持され、もし一旦領域変更が行なわれた後で
あれば、次回の焦点検出は領域変更操作で選択された領
域を使って行なわれる。
ッチSDACがOFFであることが検出されたときに終了
する。そして、焦点検出の領域変更が行なわれずにスイ
ッチSDACがOFFになれば領域の選択は自動選択状態
のままに維持され、もし一旦領域変更が行なわれた後で
あれば、次回の焦点検出は領域変更操作で選択された領
域を使って行なわれる。
【0043】一方、上記図4のシーケンス中のステップ
#250からこのルーチンに入る場合、すなわち、スイ
ッチS1がONの状態でスイッチSDACを操作した場合は
ステップ#320からこのルーチンに入る。
#250からこのルーチンに入る場合、すなわち、スイ
ッチS1がONの状態でスイッチSDACを操作した場合は
ステップ#320からこのルーチンに入る。
【0044】次に、図8及び図9でスイッチSOVRが操
作されたときの動作について説明する。スイッチSOVR
をONした場合はステップ#410・#420でスイッ
チSFL・スイッチS1の状態をチェックして、スイッチ
SOVRのみONなら露出補正の指示が行なわれていると
いうことであるので、ステップ#430で露出補正値を
ダイヤル操作に応じて変更する。もしスイッチSOVRと
同時にスイッチSFLがONであるなら(ステップ#41
0でON)、フラッシュ撮影における露出補正、すなわ
ちフラッシュの調光値の補正が指示されているというこ
とであるので、ステップ#440で自動調光量の補正値
をダイヤル操作に応じて変更する。なお、ここではスイ
ッチSFLがスイッチSOVRと同時に操作されていたとき
にフラッシュの自動調光量を補正するモードになるよう
に構成されているが、スイッチSFLではなくスイッチS
FLMDでも良い。要するに、フラッシュの操作に関連する
スイッチであれば良い。
作されたときの動作について説明する。スイッチSOVR
をONした場合はステップ#410・#420でスイッ
チSFL・スイッチS1の状態をチェックして、スイッチ
SOVRのみONなら露出補正の指示が行なわれていると
いうことであるので、ステップ#430で露出補正値を
ダイヤル操作に応じて変更する。もしスイッチSOVRと
同時にスイッチSFLがONであるなら(ステップ#41
0でON)、フラッシュ撮影における露出補正、すなわ
ちフラッシュの調光値の補正が指示されているというこ
とであるので、ステップ#440で自動調光量の補正値
をダイヤル操作に応じて変更する。なお、ここではスイ
ッチSFLがスイッチSOVRと同時に操作されていたとき
にフラッシュの自動調光量を補正するモードになるよう
に構成されているが、スイッチSFLではなくスイッチS
FLMDでも良い。要するに、フラッシュの操作に関連する
スイッチであれば良い。
【0045】さらに、スイッチSOVRと同時にスイッチ
S1がONなら(ステップ#410でOFF、ステップ
#420でON)、露出補正を行ないつつ撮影を行なう
という動作、すなわちオートブラケット撮影が指示され
ているということであるので、図9へ進んでブラケット
モードによる撮影を行なう。
S1がONなら(ステップ#410でOFF、ステップ
#420でON)、露出補正を行ないつつ撮影を行なう
という動作、すなわちオートブラケット撮影が指示され
ているということであるので、図9へ進んでブラケット
モードによる撮影を行なう。
【0046】ここでいうブラケットモードによる撮影と
は、例えば0.5Evステップで3枚撮影することが指
示されると、適正露出値から−0.5Ev、0Ev、+
0.5Evだけ露出値をずらせた撮影を順次行なうもの
である。
は、例えば0.5Evステップで3枚撮影することが指
示されると、適正露出値から−0.5Ev、0Ev、+
0.5Evだけ露出値をずらせた撮影を順次行なうもの
である。
【0047】図9では、まずステップ#510で連続撮
影モードに切り換え、最初の撮影の露出値を得るために
露出補正値から所定量減らした露出値を設定し(ステッ
プ#520)、ブラケット枚数を数えるカウンタ(A)
を1にする(ステップ#530)。ここで必要に応じて
測光や焦点検出、フォーカス駆動を行う(ステップ#5
40)。そして、ステップ#550でスイッチS2がO
Nであるか否かを判別し、OFFであればステップ#5
40・#550を繰り返す。
影モードに切り換え、最初の撮影の露出値を得るために
露出補正値から所定量減らした露出値を設定し(ステッ
プ#520)、ブラケット枚数を数えるカウンタ(A)
を1にする(ステップ#530)。ここで必要に応じて
測光や焦点検出、フォーカス駆動を行う(ステップ#5
40)。そして、ステップ#550でスイッチS2がO
Nであるか否かを判別し、OFFであればステップ#5
40・#550を繰り返す。
【0048】そして、ステップ#550でスイッチS2
がONになればレリーズ・巻き上げを行い(ステップ#
560)、次のレリーズのために露出補正値を1ステッ
プ分増加させ(ステップ#570)、カウンタ(A)に
1加える(ステップ#580)。ステップ#590指定
された枚数の撮影が完了したかどうかを判別し、終了ま
でステップ#560から#590を繰り返す。すなわ
ち、1ステップ分ずつ露出値を増加させながら連続撮影
が行なわれる。そしてステップ#590で指定枚数の撮
影が完了すればブラケット撮影を終了する、図10はス
イッチSMEMOが操作されたときの動作を示しており、ス
イッチSMEMOが操作されたときには、カメラのさまざま
な設定状態のうち先に述べた表示回路で表示されている
ものを全てEEPROMの所定の記憶領域に記憶する。
このときに記憶された内容は、図11に示すように、ス
イッチSMCが操作されたときに呼び出され、そのときカ
メラで設定されている内容がEEPROMに記憶されて
いた内容に変更される。
がONになればレリーズ・巻き上げを行い(ステップ#
560)、次のレリーズのために露出補正値を1ステッ
プ分増加させ(ステップ#570)、カウンタ(A)に
1加える(ステップ#580)。ステップ#590指定
された枚数の撮影が完了したかどうかを判別し、終了ま
でステップ#560から#590を繰り返す。すなわ
ち、1ステップ分ずつ露出値を増加させながら連続撮影
が行なわれる。そしてステップ#590で指定枚数の撮
影が完了すればブラケット撮影を終了する、図10はス
イッチSMEMOが操作されたときの動作を示しており、ス
イッチSMEMOが操作されたときには、カメラのさまざま
な設定状態のうち先に述べた表示回路で表示されている
ものを全てEEPROMの所定の記憶領域に記憶する。
このときに記憶された内容は、図11に示すように、ス
イッチSMCが操作されたときに呼び出され、そのときカ
メラで設定されている内容がEEPROMに記憶されて
いた内容に変更される。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明を適用したカメラに
おいては、通常は自動選択された焦点検出領域での検出
結果による自動焦点合わせを行なうことができ、さらに
どの領域で焦点検出が行なわれたか知りたいときには格
別のモード変更などを行なわずに知ることができる。さ
らに、その領域が意図と異なる場合には格別のモード変
更などを行なわずに領域を手動で選択することができ
る。
おいては、通常は自動選択された焦点検出領域での検出
結果による自動焦点合わせを行なうことができ、さらに
どの領域で焦点検出が行なわれたか知りたいときには格
別のモード変更などを行なわずに知ることができる。さ
らに、その領域が意図と異なる場合には格別のモード変
更などを行なわずに領域を手動で選択することができ
る。
【図1】本発明の実施例の回路のブロック図。
【図2】上記実施例の基本シーケンスを示すフローチャ
ート。
ート。
【図3】上記実施例においてレリーズスイッチ操作持の
動作を示すフローチャート。
動作を示すフローチャート。
【図4】上記実施例におけるAFの動作を示すフローチ
ャート。
ャート。
【図5】上記実施例におけるカメラの外観図。
【図6】上記実施例におけるファインダー内の表示を示
す図。
す図。
【図7】上記実施例においてAFに関する操作時の動作
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図8】上記実施例において露出補正がなされたときの
動作を示すフローチャート。
動作を示すフローチャート。
【図9】上記実施例においてオートブラケット撮影の動
作を示すフローチャート。
作を示すフローチャート。
【図10】上記実施例においてメモリー機能の動作を示
すフローチャート。
すフローチャート。
【図11】上記実施例においてメモリー内容呼出し時の
動作を示すフローチャート。
動作を示すフローチャート。
【図12】上記実施例においてダイヤルロック時の動作
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
4、CPU:検出手段 11、S1:始動手段 CPU、#230:自動選択手段 17、SDAC:第1の操作手段: CPU、#50、#290〜#340:焦点検出制御手
段 17、SAF1〜SAF4:第2の操作手段 17、SDAC:操作手段:
段 17、SAF1〜SAF4:第2の操作手段 17、SDAC:操作手段:
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土浜 啓二郎 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 大森 滋人 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタカメラ株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 撮影領域内の複数領域の焦点検出が可能
な焦点検出手段をもつ自動合焦可能なカメラにおいて、 手動操作に応じて焦点検出を開始させる始動手段と、 上記複数の領域のうちから焦点検出に使用する領域を自
動的に選択する自動選択手段と、 焦点検出を行なう検出手段と、 手動操作される第1の操作手段と、 始動手段の動作が行なわれたときには自動選択手段によ
り選択された領域での焦点検出を検出手段に行なわせ、
始動手段の動作に基づく焦点検出が行なわれた状態で第
1の操作手段の動作が行なわれたときには、自動選択手
段により選択された領域での焦点検出を検出手段に行な
わせるとともに選択された領域を表示させる焦点検出制
御手段とを有することを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 領域の選択のために手動操作される第2
の操作手段と、 第1の操作手段の動作によって領域の表示が行なわれて
いる状態で第2の操作手段が動作することによって、複
数の領域のなかから焦点検出を行なう領域を選択する手
動選択手段とを備えた請求項1記載のカメラ。 - 【請求項3】 撮影領域内の複数領域の焦点検出が可能
な焦点検出手段をもつ自動合焦可能なカメラにおいて、 手動操作に応じて焦点検出を開始させる始動手段と、 上記複数の領域のうちから焦点検出に使用する領域を自
動的に選択する自動選択手段と、 始動手段の動作が行なわれたときに自動選択手段により
選択された領域での焦点検出を検出手段に行なわせると
ともに選択された領域を表示させる焦点検出制御手段
と、 領域の選択のために手動操作される操作手段と、 始動手段の動作によって領域の表示が行なわれている状
態で操作手段が動作することによって、複数の領域のな
かから焦点検出を行なう領域を選択する手動選択手段と
を有することを特徴とするカメラ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5245161A JPH07104169A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | カメラ |
US08/774,000 US5682559A (en) | 1993-09-30 | 1996-12-26 | Camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5245161A JPH07104169A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07104169A true JPH07104169A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17129523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5245161A Pending JPH07104169A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07104169A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001215401A (ja) * | 2000-02-01 | 2001-08-10 | Canon Inc | 選択点選択装置 |
JP2005148346A (ja) * | 2003-11-14 | 2005-06-09 | Fujitsu Ltd | 電子装置、撮影制御方法、撮影制御プログラム及び集積回路 |
JP2011186020A (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-22 | Sigma Corp | 自動焦点調節機構を備えた撮像装置 |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP5245161A patent/JPH07104169A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001215401A (ja) * | 2000-02-01 | 2001-08-10 | Canon Inc | 選択点選択装置 |
JP2005148346A (ja) * | 2003-11-14 | 2005-06-09 | Fujitsu Ltd | 電子装置、撮影制御方法、撮影制御プログラム及び集積回路 |
US7719602B2 (en) | 2003-11-14 | 2010-05-18 | Fujitsu Limited | Electronic device, photographing control method, photographing control program, and integrated circuit |
JP4607448B2 (ja) * | 2003-11-14 | 2011-01-05 | 富士通株式会社 | 電子装置、撮影制御方法、撮影制御プログラム及び集積回路 |
JP2011186020A (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-22 | Sigma Corp | 自動焦点調節機構を備えた撮像装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20040402 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041217 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20041217 |