JPH07159629A - 光ファイバテープ心線ユニットおよび光ケーブル - Google Patents
光ファイバテープ心線ユニットおよび光ケーブルInfo
- Publication number
- JPH07159629A JPH07159629A JP5304443A JP30444393A JPH07159629A JP H07159629 A JPH07159629 A JP H07159629A JP 5304443 A JP5304443 A JP 5304443A JP 30444393 A JP30444393 A JP 30444393A JP H07159629 A JPH07159629 A JP H07159629A
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- optical fiber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 最外層に吸水性ダミーテープを積層した光フ
ァイバテープ心線ユニットにおいて、光ファイバテープ
心線におけるマイクロベンディングによる伝送損失の増
加を抑える。 【構成】 光ファイバテープ心線を複数枚積層した積層
物の最上層または最下層のいずれか一方もしくはその両
方に、一方の面に吸水材料が設けられた吸水性ダミーテ
ープを、その吸水材料が設けられていない面が光ファイ
バテープ心線に接するようにして積層する。
ァイバテープ心線ユニットにおいて、光ファイバテープ
心線におけるマイクロベンディングによる伝送損失の増
加を抑える。 【構成】 光ファイバテープ心線を複数枚積層した積層
物の最上層または最下層のいずれか一方もしくはその両
方に、一方の面に吸水材料が設けられた吸水性ダミーテ
ープを、その吸水材料が設けられていない面が光ファイ
バテープ心線に接するようにして積層する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、光ファイバテープ心
線を複数枚積層した光ファイバテープ心線ユニットとこ
れを用いた光ケーブルに関する。
線を複数枚積層した光ファイバテープ心線ユニットとこ
れを用いた光ケーブルに関する。
【０００２】
【従来の技術】加入者用光ケーブルとして、近年例えば
心線数が４０００心にものぼる高密度多心光ケーブルが
開発されつつある。このような高密度多心光ケーブルと
して、先に本発明者は図３および図４に示すような光ケ
ーブルを開発し、特許出願している。
心線数が４０００心にものぼる高密度多心光ケーブルが
開発されつつある。このような高密度多心光ケーブルと
して、先に本発明者は図３および図４に示すような光ケ
ーブルを開発し、特許出願している。
【０００３】図３において符号１はテンションメンバで
あり、このテンションメンバ１の周囲には合成樹脂から
なる長尺のスロット２が一体に設けられている。このス
ロット２の周面には複数条のラセン状のスロット溝３…
がその長手方向に形成され、このスロット溝３…には、
光テープユニット４…がそれぞれ収容されている。スロ
ット２の外周にはポリエチレンなどからなるシース５が
被覆されている。
あり、このテンションメンバ１の周囲には合成樹脂から
なる長尺のスロット２が一体に設けられている。このス
ロット２の周面には複数条のラセン状のスロット溝３…
がその長手方向に形成され、このスロット溝３…には、
光テープユニット４…がそれぞれ収容されている。スロ
ット２の外周にはポリエチレンなどからなるシース５が
被覆されている。
【０００４】上記光テープユニット４は、図４に示すよ
うに複数枚のテープ心線６…を積層し、その最上層およ
び最下層に吸水性ダミーテープ７，７をさらに積層した
構造のものである。この吸水性ダミーテープ７は、ナイ
ロン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリカーボネイト、不織
布、織布、紙などやこれらを複合した材料からなるテー
プ８の両面に吸水性樹脂粉末などの吸水パウダや吸水塗
料などの吸水材料９，９を塗布、付着せしめたものであ
る。
うに複数枚のテープ心線６…を積層し、その最上層およ
び最下層に吸水性ダミーテープ７，７をさらに積層した
構造のものである。この吸水性ダミーテープ７は、ナイ
ロン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリカーボネイト、不織
布、織布、紙などやこれらを複合した材料からなるテー
プ８の両面に吸水性樹脂粉末などの吸水パウダや吸水塗
料などの吸水材料９，９を塗布、付着せしめたものであ
る。
【０００５】このような光ケーブルでは、その構造から
明らかなように極めて多数の光ファイバを収容すること
ができる利点がある。また、この光ケーブルを曲げたり
した場合には、光テープユニット４がスロット溝３内で
蛇行し、その最上層や最下層のテープ心線６，６がシー
ス５の内面またはスロット溝３底部に押し付けられる現
象が生じるが、この現象が生じた場合でも吸水性ダミー
テープ７，７がこの側圧を受け外側のテープ心線６，６
には側圧がかからず、これによる伝送損失の増大を抑え
ることができる利点がある。さらに、何らかの原因でス
ロット溝３内に水分が浸入した場合でもこの水分が吸水
性ダミーテープ７，７に吸水され、光ケーブル内での水
分の伝播が防止される効果がある。
明らかなように極めて多数の光ファイバを収容すること
ができる利点がある。また、この光ケーブルを曲げたり
した場合には、光テープユニット４がスロット溝３内で
蛇行し、その最上層や最下層のテープ心線６，６がシー
ス５の内面またはスロット溝３底部に押し付けられる現
象が生じるが、この現象が生じた場合でも吸水性ダミー
テープ７，７がこの側圧を受け外側のテープ心線６，６
には側圧がかからず、これによる伝送損失の増大を抑え
ることができる利点がある。さらに、何らかの原因でス
ロット溝３内に水分が浸入した場合でもこの水分が吸水
性ダミーテープ７，７に吸水され、光ケーブル内での水
分の伝播が防止される効果がある。
【０００６】しかしながら、上記吸水性ダミーテープ７
は、その表面に吸水パウダ９が塗布されているので、粗
面となっており、数十μｍから数百μｍの粗さの凹凸が
形成されていることになる。このため、この吸水性ダミ
ーテープ７の表面にテープ心線６が接触すると、マイク
ロベンディングによる伝送損失が発生する。また、吸水
した吸水性ダミーテープ７にあっては、吸水パウダ等が
吸水膨潤するので、その表面の凹凸がさらに激しくな
り、マイクロベンディングロスが非常に大きくなること
になる。
は、その表面に吸水パウダ９が塗布されているので、粗
面となっており、数十μｍから数百μｍの粗さの凹凸が
形成されていることになる。このため、この吸水性ダミ
ーテープ７の表面にテープ心線６が接触すると、マイク
ロベンディングによる伝送損失が発生する。また、吸水
した吸水性ダミーテープ７にあっては、吸水パウダ等が
吸水膨潤するので、その表面の凹凸がさらに激しくな
り、マイクロベンディングロスが非常に大きくなること
になる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】よって、この発明にお
ける課題は、最外層に吸水性ダミーテープを積層した光
ファイバテープ心線ユニットにおいて、マイクロベンデ
ィングによる伝送損失の増加を抑えることにある。
ける課題は、最外層に吸水性ダミーテープを積層した光
ファイバテープ心線ユニットにおいて、マイクロベンデ
ィングによる伝送損失の増加を抑えることにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】かかる課題は、吸水性ダ
ミーテープの一方の面にのみ吸水材料を設けておき、こ
れの吸水材料が設けられていない表面をテープ心線に接
するように積層することで解決される。
ミーテープの一方の面にのみ吸水材料を設けておき、こ
れの吸水材料が設けられていない表面をテープ心線に接
するように積層することで解決される。
【０００９】以下、詳しく説明する。図１は、この発明
の光ファイバテープ心線ユニット（以下、単にテープユ
ニットと略記する。）の一例を示すもので、図中符号１
１は複数本の光ファイバ素線を集合したテープ心線であ
り、その複数枚が積層されて積層物となっている。この
積層物の最上層および最下層には吸水性ダミーテープ１
２，１２がそれぞれさらに積層されて、この例のテープ
ユニットが構成されている。
の光ファイバテープ心線ユニット（以下、単にテープユ
ニットと略記する。）の一例を示すもので、図中符号１
１は複数本の光ファイバ素線を集合したテープ心線であ
り、その複数枚が積層されて積層物となっている。この
積層物の最上層および最下層には吸水性ダミーテープ１
２，１２がそれぞれさらに積層されて、この例のテープ
ユニットが構成されている。
【００１０】この吸水性ダミーテープ１２は、図２に示
すように、ベースフィルムテープ１３の一方の面にのみ
吸水材料１４を塗布あるいは付着せしめたものである。
ベースフィルムテープ１３には、ナイロン、ポリエチレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート、ポリカーボネイト、織布、不織布、紙などや
これらを貼合した複合材料からなる細幅のテープが用い
られ、吸水材料１４には、吸水性樹脂粉末やこれを分散
した塗料を塗布したり、付着させることによって形成さ
れたものが用いられる。そして、この吸水性ダミーテー
プ１２は、図１にあるように、そのベースフィルムテー
プ１３の表面が露出し、吸水材料１４が存在しない側の
表面がテープ心線１１に接するように積層されている。
すように、ベースフィルムテープ１３の一方の面にのみ
吸水材料１４を塗布あるいは付着せしめたものである。
ベースフィルムテープ１３には、ナイロン、ポリエチレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート、ポリカーボネイト、織布、不織布、紙などや
これらを貼合した複合材料からなる細幅のテープが用い
られ、吸水材料１４には、吸水性樹脂粉末やこれを分散
した塗料を塗布したり、付着させることによって形成さ
れたものが用いられる。そして、この吸水性ダミーテー
プ１２は、図１にあるように、そのベースフィルムテー
プ１３の表面が露出し、吸水材料１４が存在しない側の
表面がテープ心線１１に接するように積層されている。
【００１１】このようなテープユニットは、従来のもの
と同様に、スロットのスロット溝内に収容され、スロッ
トの上にシースが被覆されることで光ケーブルとされ
る。
と同様に、スロットのスロット溝内に収容され、スロッ
トの上にシースが被覆されることで光ケーブルとされ
る。
【００１２】このような構造の光ケーブルにあっては、
そのテープユニットが上述の構成となっているので、光
ケーブルを曲げたりしてその内部のテープユニットが蛇
行しても、最上層および最下層の吸水性ダミーテープ１
２，１２がダミーとなってその側圧を受けることになる
ので、最外層のテープ心線１１，１１に側圧がかかるこ
とがなく、側圧による伝送損失の増加が防止される。さ
らに、万一光ケーブル内に水分が浸入しても、この水分
は、吸水性ダミーテープ１２の吸水材料１４によって吸
水され、光ケーブル内での水分の伝播が防止できる。ま
た、吸水性ダミーテープ１２のテープ心線１１に接する
表面には吸水材料が存在せず、平坦、平滑であるので、
テープ心線１１，１１に吸水材料の凹凸に起因するマイ
クロベンディングロスが生じることがなく、これによる
伝送損失の増加を防止することができる。
そのテープユニットが上述の構成となっているので、光
ケーブルを曲げたりしてその内部のテープユニットが蛇
行しても、最上層および最下層の吸水性ダミーテープ１
２，１２がダミーとなってその側圧を受けることになる
ので、最外層のテープ心線１１，１１に側圧がかかるこ
とがなく、側圧による伝送損失の増加が防止される。さ
らに、万一光ケーブル内に水分が浸入しても、この水分
は、吸水性ダミーテープ１２の吸水材料１４によって吸
水され、光ケーブル内での水分の伝播が防止できる。ま
た、吸水性ダミーテープ１２のテープ心線１１に接する
表面には吸水材料が存在せず、平坦、平滑であるので、
テープ心線１１，１１に吸水材料の凹凸に起因するマイ
クロベンディングロスが生じることがなく、これによる
伝送損失の増加を防止することができる。
【００１３】また、この発明のテープユニットにあって
は、テープ心線１１…の積層物の最上層または最下層の
いずれか一方にのみ吸水性ダミーテープ１２を積層した
ものであってもよい。さらに、この発明の光ケーブルで
は、テープユニットをスロット溝に収容する構造のスロ
ット型だけではなく、樋状のグルーブ内にテープユニッ
トを収容し、このグルーブを複数本撚り合せる構造のグ
ルーブ型およびパイプ内に上記テープユニットを収容
し、このパイプを複数本撚り合せる構造のパイプ型の光
ケーブルであってもよいことは勿論である。
は、テープ心線１１…の積層物の最上層または最下層の
いずれか一方にのみ吸水性ダミーテープ１２を積層した
ものであってもよい。さらに、この発明の光ケーブルで
は、テープユニットをスロット溝に収容する構造のスロ
ット型だけではなく、樋状のグルーブ内にテープユニッ
トを収容し、このグルーブを複数本撚り合せる構造のグ
ルーブ型およびパイプ内に上記テープユニットを収容
し、このパイプを複数本撚り合せる構造のパイプ型の光
ケーブルであってもよいことは勿論である。
【００１４】（実施例）外径２００μｍの光ファイバ素
線を集合した幅３．４ｍｍの１６心のテープ心線を用意
し、このテープ心線を５枚積層して積層物とした。一
方、厚さ０．３ｍｍのポリエチレンテレフタレートフィ
ルムからなる幅３．５ｍｍのベースフィルムテープの一
方の表面に、アクリル樹脂系の吸水性樹脂粉末をエポキ
シ系接着剤を用いて塗布して、吸水性ダミーテープを作
成した。吸水性樹脂粉末の層の厚みは約０．１ｍｍであ
った。
線を集合した幅３．４ｍｍの１６心のテープ心線を用意
し、このテープ心線を５枚積層して積層物とした。一
方、厚さ０．３ｍｍのポリエチレンテレフタレートフィ
ルムからなる幅３．５ｍｍのベースフィルムテープの一
方の表面に、アクリル樹脂系の吸水性樹脂粉末をエポキ
シ系接着剤を用いて塗布して、吸水性ダミーテープを作
成した。吸水性樹脂粉末の層の厚みは約０．１ｍｍであ
った。
【００１５】上記吸水性ダミーテープの吸水性樹脂粉末
が塗布されていない表面を、テープ心線の積層物の最上
層および最下層の各テープ心線に接するようにしてそれ
ぞれ積層してテープユニットを作成した。このテープユ
ニットをポリエチレン製の径２０ｍｍのスロットの幅４
ｍｍ、深さ３ｍｍのスロット溝に収容し、厚さ３ｍｍの
ポリエチレンのシースを押出被覆して光ケーブルとし
た。
が塗布されていない表面を、テープ心線の積層物の最上
層および最下層の各テープ心線に接するようにしてそれ
ぞれ積層してテープユニットを作成した。このテープユ
ニットをポリエチレン製の径２０ｍｍのスロットの幅４
ｍｍ、深さ３ｍｍのスロット溝に収容し、厚さ３ｍｍの
ポリエチレンのシースを押出被覆して光ケーブルとし
た。
【００１６】この光ケーブルを１０ｍ切り取り、これを
水平に置き、一方の切断面に水頭差１ｍの水圧が加わる
ように注水し、２４時間放置して光ケーブルに浸入した
水の浸入距離を求めたところ、５ｍであった。また、最
外層の２枚のテープ心線の伝送損失は波長１．５５μｍ
において０．２１ｄＢ／ｋｍであった。
水平に置き、一方の切断面に水頭差１ｍの水圧が加わる
ように注水し、２４時間放置して光ケーブルに浸入した
水の浸入距離を求めたところ、５ｍであった。また、最
外層の２枚のテープ心線の伝送損失は波長１．５５μｍ
において０．２１ｄＢ／ｋｍであった。
【００１７】（比較例）実施例において、吸水性ダミー
テープとして両面に吸水性樹脂粉末を塗布したものを用
いた以外は同様にしてテープユニットを作成し、さらに
同様にして光ケーブルを作成した。この光ケーブルの水
の浸入距離は４ｍであり、最外層のテープ心線の伝送損
失は０．６４ｄＢ／ｋｍであった。
テープとして両面に吸水性樹脂粉末を塗布したものを用
いた以外は同様にしてテープユニットを作成し、さらに
同様にして光ケーブルを作成した。この光ケーブルの水
の浸入距離は４ｍであり、最外層のテープ心線の伝送損
失は０．６４ｄＢ／ｋｍであった。
【００１８】（従来例）吸水性ダミーテープを一切使用
することなく、テープ心線５枚のみを積層してテープユ
ニットとし、これを用いて実施例と同様にして光ケーブ
ルを作成した。この光ケーブルの水の浸入距離は８ｍで
あり、最外層のテープ心線の伝送損失は０．３２ｄＢ／
ｋｍであった。
することなく、テープ心線５枚のみを積層してテープユ
ニットとし、これを用いて実施例と同様にして光ケーブ
ルを作成した。この光ケーブルの水の浸入距離は８ｍで
あり、最外層のテープ心線の伝送損失は０．３２ｄＢ／
ｋｍであった。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の光ファ
イバテープ心線ユニットは、光ファイバテープ心線を複
数枚積層した積層物の最上層または最下層のいずれか一
方もしくはその両方に、一方の面に吸水材料が設けられ
た吸水性ダミーテープを、その吸水材料が設けられてい
ない面が光ファイバテープ心線に接するようにして積層
したものであるので、これを用いた光ケーブルに万一水
分が浸入して、吸水性ダミーテープの吸水材料によって
その水分が吸収され、膨潤することにより光ケーブル内
の水分の伝播が防止され、防水特性が向上する。また、
吸水性ダミーテープのテープ心線に接する表面は吸水材
料がなく、平坦、平滑であるので、テープ心線のマイク
ロベンディングロスによる伝送損失の増加が防止でき
る。さらに、光ケーブルを曲げたりした場合に生ずる光
テープユニットの蛇行現象によって光テープユニットに
側圧がかかっても、この側圧を吸水性ダミーテープが受
けることになり、テープ心線の側圧による伝送損失の増
大を抑えることができるなどの効果が得られる。
イバテープ心線ユニットは、光ファイバテープ心線を複
数枚積層した積層物の最上層または最下層のいずれか一
方もしくはその両方に、一方の面に吸水材料が設けられ
た吸水性ダミーテープを、その吸水材料が設けられてい
ない面が光ファイバテープ心線に接するようにして積層
したものであるので、これを用いた光ケーブルに万一水
分が浸入して、吸水性ダミーテープの吸水材料によって
その水分が吸収され、膨潤することにより光ケーブル内
の水分の伝播が防止され、防水特性が向上する。また、
吸水性ダミーテープのテープ心線に接する表面は吸水材
料がなく、平坦、平滑であるので、テープ心線のマイク
ロベンディングロスによる伝送損失の増加が防止でき
る。さらに、光ケーブルを曲げたりした場合に生ずる光
テープユニットの蛇行現象によって光テープユニットに
側圧がかかっても、この側圧を吸水性ダミーテープが受
けることになり、テープ心線の側圧による伝送損失の増
大を抑えることができるなどの効果が得られる。
【図１】 この発明の光ファイバテープ心線ユニットの
一例を示す概略構成図である。
一例を示す概略構成図である。
【図２】 この発明の光ファイバテープ心線ユニットに
用いられる吸水性ダミーテープの例を示す概略構成図で
ある。
用いられる吸水性ダミーテープの例を示す概略構成図で
ある。
【図３】 先願発明における光ケーブルの例を示す概略
断面図である。
断面図である。
【図４】 図３の要部を拡大した概略断面図である。
１１…テープ心線、１２…吸水性ダミーテープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 末広 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 冨田 茂 東京都千代田区内幸町１丁目１番６号 日 本電信電話株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 光ファイバテープ心線を複数枚積層した
積層物の最上層または最下層のいずれか一方もしくはそ
の両方に、一方の面に吸水材料が設けられた吸水性ダミ
ーテープを、その吸水材料が設けられていない面が光フ
ァイバテープ心線に接するようにして積層した光ファイ
バテープ心線ユニット。 - 【請求項２】 請求項１記載の光ファイバテープ心線ユ
ニットを用いた光ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5304443A JPH07159629A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 光ファイバテープ心線ユニットおよび光ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5304443A JPH07159629A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 光ファイバテープ心線ユニットおよび光ケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07159629A true JPH07159629A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=17933075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5304443A Pending JPH07159629A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 光ファイバテープ心線ユニットおよび光ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07159629A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008066782A2 (en) * | 2006-11-28 | 2008-06-05 | Corning Cable Systems Llc | Fiber optic cable having a dry insert and methods of making the same |
| EP1982223A1 (en) * | 2006-02-10 | 2008-10-22 | Corning Cable Systems LLC | Fiber optic cable having a dry insert and methods of making the same |
| US7747117B2 (en) | 2002-12-19 | 2010-06-29 | Corning Cable Systems Llc | Optical tube assembly having a dry insert and methods of making the same |
| US7751666B2 (en) | 2002-12-19 | 2010-07-06 | Corning Cable Systems Llc | Optical tube assembly having a dry insert and methods of making the same |
| US9494755B2 (en) | 2005-07-29 | 2016-11-15 | Corning Optical Communications LLC | Fiber optic cable assembly |
-
1993
- 1993-12-03 JP JP5304443A patent/JPH07159629A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7747117B2 (en) | 2002-12-19 | 2010-06-29 | Corning Cable Systems Llc | Optical tube assembly having a dry insert and methods of making the same |
| US7751666B2 (en) | 2002-12-19 | 2010-07-06 | Corning Cable Systems Llc | Optical tube assembly having a dry insert and methods of making the same |
| US9494755B2 (en) | 2005-07-29 | 2016-11-15 | Corning Optical Communications LLC | Fiber optic cable assembly |
| US9971101B2 (en) | 2005-07-29 | 2018-05-15 | Corning Optical Communications LLC | Fiber optic cable assembly |
| EP1982223A1 (en) * | 2006-02-10 | 2008-10-22 | Corning Cable Systems LLC | Fiber optic cable having a dry insert and methods of making the same |
| EP1982223A4 (en) * | 2006-02-10 | 2012-08-29 | Corning Cable Sys Llc | OPTICAL FIBER CABLE WITH DRY INSERTION ELEMENT AND METHOD OF MANUFACTURING THE SAME |
| WO2008066782A2 (en) * | 2006-11-28 | 2008-06-05 | Corning Cable Systems Llc | Fiber optic cable having a dry insert and methods of making the same |
| WO2008066782A3 (en) * | 2006-11-28 | 2008-08-07 | Corning Cable Sys Llc | Fiber optic cable having a dry insert and methods of making the same |
| AU2007325773B2 (en) * | 2006-11-28 | 2013-05-09 | Corning Cable Systems Llc | Fiber optic cable having a dry insert and methods of making the same |
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