JPH07159420A - 走査型プローブ顕微鏡 - Google Patents

走査型プローブ顕微鏡

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JPH07159420A
JPH07159420A JP5308206A JP30820693A JPH07159420A JP H07159420 A JPH07159420 A JP H07159420A JP 5308206 A JP5308206 A JP 5308206A JP 30820693 A JP30820693 A JP 30820693A JP H07159420 A JPH07159420 A JP H07159420A
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JP
Japan
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cantilever
light
optical
probe
scanning
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Withdrawn
Application number
JP5308206A
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English (en)
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Akihiko Yoshizawa
昭彦 吉沢
Akitoshi Toda
明敏 戸田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07159420A publication Critical patent/JPH07159420A/ja
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01QSCANNING-PROBE TECHNIQUES OR APPARATUS; APPLICATIONS OF SCANNING-PROBE TECHNIQUES, e.g. SCANNING PROBE MICROSCOPY [SPM]
    • G01Q30/00Auxiliary means serving to assist or improve the scanning probe techniques or apparatus, e.g. display or data processing devices
    • G01Q30/02Non-SPM analysing devices, e.g. SEM [Scanning Electron Microscope], spectrometer or optical microscope
    • G01Q30/025Optical microscopes coupled with SPM
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01QSCANNING-PROBE TECHNIQUES OR APPARATUS; APPLICATIONS OF SCANNING-PROBE TECHNIQUES, e.g. SCANNING PROBE MICROSCOPY [SPM]
    • G01Q70/00General aspects of SPM probes, their manufacture or their related instrumentation, insofar as they are not specially adapted to a single SPM technique covered by group G01Q60/00
    • G01Q70/02Probe holders
    • G01Q70/04Probe holders with compensation for temperature or vibration induced errors

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】振動に強く熱ドリフトの少ない走査型プローブ
顕微鏡を提供する。 【構成】ベース102の上に三軸方向に移動可能なチュ
ーブスキャナー104が取り付けられている。試料10
8はチューブスキャナー104の上端に設けた試料台1
06の上に載置される。支持台110の上にXYZステ
ージ112が設けられている。その自由端にプローブを
備えているカンチレバー118は、カンチレバー支持1
16を介してXYZステージ112に固定されている。
XYZステージ112の上には更に別のXYZステージ
114が設けられていて、このXYZステージ114
に、プローブの変位を検出する光集積型センサー130
がセンサー支持120を介して固定されている。光集積
型センサー130の上方には、試料108を光学的に観
察するための光学顕微鏡(その対物レンズ124のみを
図示した)が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走査型プローブ顕微鏡
に関する。
【0002】
【従来の技術】走査トンネル顕微鏡(STM)では観察
できない絶縁性の試料を原子サイズの分解能で観察でき
る顕微鏡として、原子間力顕微鏡(AFM; Atomic Force
Microscope)が G. Binnigにより提案されている(特開
昭62−130302)。
【0003】AFMはSTMに類似しており、走査型プ
ローブ顕微鏡(SPM)の一つとして位置づけられる。
AFMでは、自由端に鋭い突起部分(探針部)を持つカ
ンチレバーを、試料に対向・近接して配置し、探針の先
端の原子と試料原子との間に働く相互作用力により変位
するカンチレバーの動きを電気的手段あるいは光学的手
段を用いて測定しつつ試料をXY方向に走査し、カンチ
レバーの探針部との位置関係を相対的に変化させること
によって、試料の凹凸情報などを原子サイズのオーダと
いった極めて高い分解能で三次元的にとらえることがで
きる。
【0004】特開昭62−130302に示されるAF
M装置においては、プローブであるカンチレバーの変位
を測定する為に、STMが変位センサーとして使われて
いるが、現在は光学式変位センサーを用いるのが一般的
であり、光学式変位センサーを用いたAFMとして、例
えば特開平3−102209に示される装置がある。
【0005】図13に、臨界角方式の光学式変位センサ
ーを用いたAFM装置1300を示す。ここで用いてい
る光学式変位センサーは、特開昭62−36502等に
おいて開示されているもので、半導体レーザ1306、
コリメータレンズ1307、偏光ビームスプリッタ13
08、ダイクロイックミラー1305、四分の一波長板
1309、対物レンズ1310、臨界角プリズム131
1、二分割光ディテクタ1312aと1312b、差動
アンプ1313により構成されている。
【0006】半導体レーザ1306から発せられたレー
ザ光はコリメータレンズ1307で平行光とされた後、
偏光ビームスプリッタ1308に続いてダイクロイック
ミラーで反射され、四分の一波長板1309を通過する
ことで直線偏光から円偏光となって、対物レンズ131
0でカンチレバー1304上に集光される。カンチレバ
ー1304で反射した光は、対物レンズ1310と四分
の一波長板1309を通り、初めの直線偏光とはその偏
光方向が直交する直線偏光となり、このため偏光ビーム
スプリッタ1308で反射させることなくこれを透過し
て臨界角プリズム1311へ入射し、その内部で反射さ
れた後、二分割光ディテクタ1312aと1312bへ
入射する。カンチレバー1304の先端の探針1303
が測定試料1302の凹凸をとらえてカンチレバー13
04が上下に変位すると、二分割光ディテクタ1312
aと1312bへ入射する光量のバランスが変化する。
従って、二分割光ディテクタ1312aと1312bの
出力の差をとる差動アンプ1313は、測定試料130
2の凹凸情報を反映した信号すなわち変位信号を出力す
る。変位信号は端子1314より取り出される。
【0007】このAFM装置1300では、光学式変位
センサーの構成要素のひとつである対物レンズ1310
は、接眼レンズ1320と相俟って、試料1302を光
学的に観察するための光学顕微鏡を構成している。ま
た、その照明光学系が、レンズ1316、絞り131
7、レンズ1318、ハーフミラー1319によって構
成されている。この光学顕微鏡は、固体撮像素子132
1とモニターテレビ(図示せず)を用いて試料の光学的
な観察を行ない、これによりAFM装置で測定したい箇
所の位置決めが容易に行なえる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】走査型プローブ顕微鏡
において、極めて高い分解能を実現するには、装置が振
動に対して強く、熱ドリフトが少ないことが要求され
る。それには、装置はできるだけ小型であることが望ま
しい。
【0009】これに応えるものの一例として、カンチレ
バー上に光導波路を形成し、この光導波路を利用して変
位センサーを構成し、変位センサー部を極めて小型にし
たものが、特開平4−162340に開示されている。
【0010】一方、特開昭62−130302や特開平
3−102209のAFMでは、カンチレバーやその変
位センサーは固定されており、試料を載せたスキャナー
の方を駆動することで、XY走査とZサーボを行ない、
AFM像を得ている。しかし、この構成は試料が大型の
場合、走査の最中、分解能の低下を招く原因となる振動
が試料に生じ易い。このため、8インチサイズのシリコ
ンウェハー等の大型の試料も高い分解能で測定できるよ
う、試料は固定とし、カンチレバーや変位センサーの側
を移動させてXY走査とZサーボを行なう、いわゆるレ
バー走査型のAFM装置が考えられている。このレバー
走査型のAFMには、小型の変位センサーが必要であ
る。その理由は、スキャナーにカンチレバーや変位セン
サーをつけて走査する時、重量が軽い方が走査系全体の
共振周波数が高くなり振動に対して強くなるため、セン
サー自体が小型であることにより剛性が高くなり振動が
少なくなるためである。
【0011】この用途に適した小型のカンチレバー変位
センサーの一例がUSP502658に開示されてい
る。本発明は、分解能の更なる改善を図るためになされ
たもので、振動に強くしかも熱ドリフトの少ない走査型
プローブ顕微鏡を提供することを目的とする。また、大
型の試料も観察できるレバー走査型の走査型プローブ顕
微鏡を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】ところで、光ディスクの
分野では、ひとつの基板に種々の光学素子を設けた集積
型光ピックアップが提案されており、特開昭61−85
637や特開平4−159626等に開示されている。
この集積型光ピックアップは、基板表面に設けた光導波
路、光導波路表面に形成したフォーカッシンググレーテ
ィングカップラー(FGC)、基板に設けた受光素子を
備えており、導波光をFGCにより放射して光ディスク
に集光し、その反射光をFGCにより再び導波光に変換
し、その導波光を受光素子で受けて種々の信号を再生し
ている。その信号のひとつにフォーカッシングエラー信
号があり、これはFGCと光ディスクの間の距離変化に
対応している。
【0013】本発明は、この集積型光ピックアップの技
術を応用して変位センサーを構成した備える走査型プロ
ーブ顕微鏡である。つまり、本発明の走査型プローブ顕
微鏡は、先端が尖ったプローブと、その自由端でプロー
ブを支持していてプローブに力が働いた際にその強さに
応じて弾性変形するカンチレバーと、プローブを試料表
面に沿って走査する走査手段と、プローブの変位を検出
する変位検出手段と、プローブと試料表面の間の距離を
制御する距離制御手段と、走査手段と距離制御手段から
の信号に基づいて試料表面の情報を画像化する手段とを
備えており、変位検出手段が光集積型センサーで構成さ
れている。
【0014】
【作用】本発明の走査型プローブ顕微鏡では、プローブ
の変位検出手段は光集積型センサーで構成されている。
光集積型センサーは、光導波路と、光導波路内に光を導
入する光源手段と、導波光を射出しカンチレバーに集光
する集光手段と、カンチレバーからの反射光を光導波路
に再導入する再導入手段と、再導入した導波光を検出す
る光検出手段とを備えている。集光手段と再導入手段は
例えばFGCであり、光検出手段は分割フォトディテク
ターなどで構成される。これらの光学素子は、半導体プ
ロセスを用いて、シリコンやガラスなどのひとつの基板
の上に集積して形成される。従って、変位検出手段であ
る光集積型センサーは非常に軽量小型に作られる。
【0015】光源手段から光導波路内に導入された光
は、集光手段から射出されるとともにカンチレバーの自
由端の背面(プローブを取り付けた面の反対側の面)に
集光される。カンチレバーの自由端の背面で反射された
光は、再導入手段により再び光導波路内に導入され、そ
の導波光は光検出手段に入射する。プローブすなわちカ
ンチレバーの自由端の変位に相当する信号は、集積型光
ピックアップにおいてフォーカッシングエラー信号を得
る技術がそのまま利用できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の走査型プローブ顕微鏡の実施
例を用いて説明する。 <第一実施例>第一実施例の走査型プローブ顕微鏡の概
略的な構成を図1に示す。図1に示すように、ベース1
02の上に三軸方向の微少送りが可能なチューブスキャ
ナー104が取り付けられている。観察する試料108
は、このチューブスキャナー104の上に設けた試料台
106の上に載置される。チューブスキャナー104の
近くには、ベース102に固定された支持台110があ
り、この支持台110の上にXYZステージ112が設
けられている。その自由端にプローブを備えているカン
チレバー118は、カンチレバー支持116を介してX
YZステージ112に固定されていて、XYZ方向に移
動できるように支持されている。XYZステージ112
の上には更に別のXYZステージ114が設けられてい
て、このXYZステージ114に、プローブすなわちカ
ンチレバー118の自由端の変位を検出する光集積型セ
ンサー130がセンサー支持120を介して固定されて
いる。これにより光集積型センサー130は、カンチレ
バー118に対してXYZ方向に相対的に移動できるよ
うにカンチレバー118の上方に支持されていて、光集
積型センサー130の射出光がカンチレバー118の自
由端の背面で焦点を結ぶようにする調整の際にカンチレ
バー118に対して相対的に移動される。なお、カンチ
レバーを利用する走査プローブ顕微鏡においては、一般
にカンチレバーが試料面に対して、若干傾いて配置され
るので、XYZステージ112,114に傾き角調整機
能を設けることで、さらに精度の良い計測が可能にな
る。
【0017】光集積型センサー130の上方には、試料
108を光学的に観察するための光学顕微鏡(その対物
レンズ124のみを図示した)が配置されている。図2
に示すように、センサー支持120と光集積型センサー
130の各々には顕微鏡観察のための窓122と136
がそれぞれ設けられており、これらの窓122と136
を介して試料108がカンチレバー118と共に光学的
に観察される。これにより、試料の108の観察したい
箇所にカンチレバー118を配置することが容易に行な
える。
【0018】次に光集積型センサー130の詳しい構成
を図3に示す。図3に示すように、シリコン基板132
の上にスラブ型の光導波路134が形成されている。そ
の中央部にはシリコン基板132と光導波路134を貫
通する開口(前述した顕微鏡観察のための窓)136が
形成されている。光導波路134の端面には、光導波路
内部に光を射出する半導体レーザー(LD)126が取
り付けられている。光導波路134の表面には、窓13
6とLD126の間で窓136の近くに、導波光を空間
放射光に変換すると共にこの空間放射光をカンチレバー
118の自由端の背面に集光するフォーカッシンググレ
ーティングカップラー(FGC)138が形成されてい
る。さらに、光導波路134の表面には、窓136の近
くでFGC138の反対側にあたる部分に、カンチレバ
ー18の自由端の背面で反射された光を導波光に変換す
る別のFGC140が形成されている。また、LD12
6の反対側にあたるシリコン基板132の端部には、そ
の両隅に二分割フォトダイオード144がひとつずつ形
成されている。二分割フォトダイオード144とFGC
140の間でFGC140の近くにおいて、光導波路1
34の表面には、FGC140で変換された導波光を二
分し、その各々をシリコン基板132の両隅に設けた二
分割フォトダイオード144に向けるビームスプリッタ
ー142が形成されている。
【0019】LD126から射出された光は、光導波路
134の端面から直接光導波路内部に導入され、光導波
路内を伝搬する導波光となる。この導波光は、光導波路
内をFGC138の下部まで伝搬し、FGC138によ
り空間放射光に変換され、斜め上方に放射される。FG
C138は結合機能に加えて集光機能を併せ持ってお
り、したがってFGC138からの放射光は集束性のビ
ームとなり、カンチレバー118の自由端の背面に集光
される。なお、カンチレバー118と光集積型センサー
130は、FGC138からの放射光がカンチレバー1
18の自由端の背面で合焦するように、その相対的な位
置を予め調整しておく。カンチレバー118の自由端の
背面で反射された光は、FGC140に入射し、再び導
波光に変換される。この導波光はビームスプリッター1
42によって二分され、基板の両隅に設けられた二分割
フォトダイオード144に向かう。
【0020】次に図4と図5を参照して、カンチレバー
の変位の検出について説明する。図4に示すように、二
分割フォトダイオード144の各受光部を一方の側から
順にPD1〜PD4とする。
【0021】FGC140の焦点距離および二分割フォ
トダイオード144の位置は、カンチレバーの背面の反
射面がFGC138の焦点に位置するとき、FGC14
0を介して光導波路に入った光が、ビームスプリッター
142で二分された後に、二分割フォトダイオードの分
割点(PD1とPD2の境界およびPD3とPD4の境
界)に集光するように選んである。
【0022】FGC焦点位置より奥にカンチレバー反射
面がある(反射面が遠い)場合、導波光の外側の光束が
内側にきて、フォトダイオード手前焦点を結ぶ。FGC
焦点位置より手前にカンチレバー反射面がある(反射面
が近い)場合、導波光の外側の光束が外側にきてフォト
ダイオードより奥に焦点を結ぶ。
【0023】図5に示すように、外側の受光部の信号和
(PD1)+(PD4)をA、内側の受光部の信号和
(PD2)+(PD3)をBとすると、カンチレバー反
射面が近い方から遠い方へ移動していくAとBの差信号
A−BをCとすると、Cは、焦点位置に反射面が一致す
る位置の前後で急激に変化する。この信号をモニターす
ることにより、試料上をカンチレバーがなぞった時の微
少な上下の変化を検知される。
【0024】続いて、光集積型センサー130の製造方
法を図6(a)〜(i)を参照して説明する。まず、シ
リコン基板132(N型)のフォトダイオード形成部に
シリコン窒化膜180を形成し(図6(a))、熱酸化
により光導波路のクラッド層となるSiO2 層134a
(屈折率n=1.47)を形成する(図6(b))。次
に、シリコン窒化膜180を除去し、B(ボロン)をイ
オン打ち込みし、PN接合により、フォトダイオード1
44を形成する(図6(c))。その上に光導波路のコ
ア層となるガラス層134b(コーニング7059:n
=1.53)をスパッタリングにより形成する(図6
(d))。更にその上にFGCとビームスプリッター用
のグレーティング層となるシリコン窒化膜182を同じ
くスパッタリングにより形成する(図6(e))。その
上にレジスト184を設け、これに電子ビームで直接描
画し現像を行なった後(図6(f))、ドライエッチン
グによりグレーティング(138、140、142)を
形成する(図6(g))。そして、この構造体の上面
に、開口(窓136)を開ける領域以外をフォトレジス
トで覆ってフッ酸でエッチングし、ガラス層134bと
SiO2 層134aを貫通する開口186を形成すると
ともに、シリコン基板132の裏面にシリコン窒化膜1
88をスパッタリングして形成した後、フォトリソグラ
フィーを用いてパターニングする(図6(h))。そし
て、上面をポリイミドで覆ったのち、EDP(エチレン
・ジアミン・ピロカテコール・水)で裏面より湿式異方
性エッチングして窓136を形成する(図6(i))。
最後に、この構造体をダイシングソーによりチップ状に
分割した後、ポリイミドを除去し、開口部のフォトダイ
オード側の側面に遮光用のスミを塗り、シリコン基板の
端面(図では右端)にLDを接着して、本実施例で使用
している光集積型センサー130を得る。このように作
製した光集積型センサーの大きさは、LDを除くと、3
0mm×15mm×0.5mmときわめて小さく、その
重さも1g以下と軽量であった。
【0025】本実施例では、プローブの変位検出系を小
型軽量の光集積型センサーで構成しているので、振動に
対して強く、熱ドリフトの少ない走査型プローブ顕微鏡
が得られた。更に、光集積型センサー130に設けた窓
136を介して光学顕微鏡により試料を観察できるの
で、走査型プローブ顕微鏡による試料観察に先だって行
なわれるプローブの位置決めが容易に行なえる。
【0026】なお、本実施例では、図3に示すように、
カンチレバー118の長手方向と光集積型センサー内の
光の進行方向をほぼ平行な位置関係にとったが、カンチ
レバーを直角あるいはねじれの位置関係になるよう配置
しても一向に構わない。 <第二実施例>第二実施例として別の光集積型センサー
を図7に示す。図7に示すように、本実施例の光集積型
センサーは、透明な石英(SiO2 )基板232の上に
光導波路234が設けられている。光導波路234は単
層のガラス層(コーニング7059)で構成されてい
る。本実施例では、基板材料である石英の屈折率は1.
47でガラス層の屈折率1.53より小さいため、基板
自体をクラッド層とできるため、前述の第一実施例の様
にクラッド層を設けることなく、単層のガラス層で光導
波路234が構成されている。光導波路234の端面に
はLD236が取り付けられており、その反対側の端面
にはその両端に二分割フォトダイオード244が取り付
けられている。光導波路234の上面には、導波光を集
束性の放射光に変換するFGC238、カンチレバー2
18からの反射光を導波光に変換するFGC240、F
GC240からの導波光を分割しフォトダイオード向け
るビームスプリッター242が形成されている。また、
FGC238とFGC240の間には、光導波路234
を分離する溝に遮光材を充填して構成した遮光部246
が設けられている。
【0027】この光集積型センサーを間に挟んで試料2
08の反対側には光学顕微鏡(対物レンズ224のみ図
示)が配置されており、透明な石英基板232と光導波
路234を介して試料208の光学的観察が行なわれ
る。石英基板232は可視光域を中心に紫外域から近赤
外域に渡って透明なので、顕微鏡観察のための窓を設け
ることなく、カンチレバー218や試料208を観察で
きる。従って、第一実施例に比べて穴あけ工程が省略さ
れ、プロセスが簡素化される利点がある。しかし、石英
基板上に半導体プロセスによりフォトダイオードを形成
することはできないので、フォトダイオード244は別
部品として基板端面に接着により取り付けるため、接着
の際に位置調整が必要となる。
【0028】LD226から射出された光は光導波路内
を導波し、FGC238によりカンチレバー218に向
けて放射される。FGC238の下を通過した導波光は
遮光部246によって吸収あるいは反射され、フォトダ
イオード244に入射することはない。カンチレバー2
18で反射された光はFGC240に入射し導波光に変
換され、ビームスプリッター242により二分され、フ
ォトダイオード244に集光する。カンチレバーの変位
の検出は前述の第一実施例と全く同様に行なわれる。
【0029】本実施例で説明した光集積型センサーは図
1に示した走査型プローブ顕微鏡にそのまま適用でき、
第一実施例と同様、操作性が良く、振動に対して強く、
熱ドリフトの少ない走査型プローブ顕微鏡が得られる。
【0030】第一実施例の光集積型センサーは、基板に
観察用窓(開口)があるため、チップを切り出す際に、
この窓から割れてしまうことがあったが、本実施例の光
集積型センサーには開口がないので、このような事態は
なくなる。また、光集積型センサーの構造体としての固
さも向上し、一層振動に対して強くなる。 <第三実施例>第三実施例として、図1の走査型プロー
ブ顕微鏡に適用できる更に別の光集積型センサーを図8
に示す。
【0031】石英基板332の上に単層のガラス層から
なる光導波層334が形成されている。光導波路334
の一端面にはLD326が取り付けられており、その反
対側の端面にはふたつの二分割フォトダイオード344
が所定の間隔をおいて取り付けられている。光導波路3
34の表面には、導波光をカンチレバー318の自由端
背面に集光する放射光に変換するFGC338、カンチ
レバー318からの反射光を導波光に変換するFGC3
40、FGC340からの導波光を二分割してその各々
をフォトダイオード344に向けるビームスプリッター
342が形成されている。FGC340は、LD326
とFGC338を結ぶ直線上から外れた位置に形成され
ている。この位置関係により、FGC338の下を通過
した導波光が、FGC340やフォトダイオード344
に入射することはない。
【0032】試料308と光学顕微鏡(対物レンズ32
4のみ図示する)は、この光集積型センサーを間に挟ん
で配置され、光学的な観察は透明な石英基板332と光
導波路334を介して行なわれる。
【0033】この光集積型センサーを図1に示す構成の
走査型プローブ顕微鏡に適用した場合に、S/N比が高
く高精度の変位検出が行なえた。 <第四実施例>第四実施例として、図1の走査型プロー
ブ顕微鏡に適用できる更に別の光集積型センサーを図9
に示す。
【0034】シリコン基板432の上に、クラッド層と
コア層からなる光導波路434が形成されている。図の
左側手前の光導波路434の端面にはLD426が取り
付けられている。また、図の左側奥のシリコン基板43
2にはふたつの二分割フォトダイオード444が所定の
間隔をおいて形成されている。図の右側の光導波路43
4の上面には、その手前側に、導波光をカンチレバー4
18の自由端背面に集光する放射光に変換するFGC4
38が形成されており、また奥側には、カンチレバー4
18からの反射光を導波光に変換するFGC440と、
その導波光を二分割してその各々をフォトダイオード4
44に向けるビームスプリッター342が形成されてい
る。FGC438とFGC340の間には、試料408
を光学顕微鏡により観察するための開口436が形成さ
れている。
【0035】LD426から射出された光はFGC43
8から射出されカンチレバー418の背面に集光され
る。その反射光はFGC440に入射し導波光となりビ
ームスプリッター442により分割されフォトダイオー
ド444に集光される。変位信号は第一実施例と同様に
して得られる。
【0036】本実施例では、LD426からFGC43
8に向かう導波光と、FGC440からフォトダイオー
ド444に向かう導波光が逆向きになっているため、高
いS/Nの変位信号が得られる。
【0037】本実施例の光集積型センサーを用いた図1
と同様の構成の走査型プローブ顕微鏡は、操作性が良
く、S/Nが高く、高精度の変位検出を行なえた。更
に、本実施例の光集積型センサーは、LD426やフォ
トダイオード444がふたつのFGC438と440に
対して片側に配置されているため、図9で示すカンチレ
バー418を左右反転させ配置することにより、光学顕
微鏡を右下に配置することにより、開口436を設けな
くとも、カンチレバー418や試料408を観察でき
る、操作性の良い走査型プローブ顕微鏡を構成すること
もできる。 <第五実施例>第五実施例として、更に別の光集積型セ
ンサーを図10に示す。
【0038】シリコン基板532の上に、クラッド層と
コア層からなる光導波路534が形成されている。基板
534は、矩形の一角を矩形に切り欠いた形状となって
いる。この切り欠き部の一辺の近くに導波光を集光性の
放射光に変換するFGC538が、他方の辺の近くに放
射光を導波光に変換するFGC540が、光導波路53
4の表面に形成されている。FGC538の近くの切り
欠き部の一辺に平行な端面に、FGC538に向かう導
波光を光導波路内に射出するLD526が取り付けられ
ている。また、FGC540の近くの切り欠き部の一辺
に平行な端面の近くに、ふたつの二分割フォトダイオー
ド544が所定の間隔をおいて設けられている。カンチ
レバー518は、光導波路534に設けたカンチレバー
取付台548に取り付けられ、その自由端が切り欠き部
のところに延出するように支持されている。光学顕微鏡
の対物レンズ524は、切り欠き部の近くに配置され、
切り欠き部に延出しているカンチレバー518の自由端
と試料(図示せず)を光学的に観察できるようになって
いる。
【0039】LD526からFGC538に向かう導波
光の進行方向と、FGC540からフォトダイオード5
44に向かう導波光の進行方向はほぼ直交しており、L
D526からFGC538に向かう導波光の進行方向の
前方には切り欠き部が形成されているため、この導波光
がFGC540やフォトダイオード544に入射するこ
とはない。
【0040】カンチレバー518は、その軸が、ふたつ
のFGC538と540の軸がなす角を二等分する線上
に位置するように配置することにより、ふたつのFGC
538と540に光学的特性の同じものが使用でき、設
計および製造工程を簡略化することができる。
【0041】カンチレバー518は半導体プロセスで作
製され、カンチレバーチップの厚さは精度良く作製され
るため、このカンチレバー取り付け台548上にカンレ
チバー518を置くことにより、複雑な位置合わせ機構
を設けずとも、焦点位置にカンチレバー背面を配置する
ことができる。
【0042】更に、シリコン基板532と光導波路53
4を矩形のひとつの角を切り欠いた形状としたことによ
り、この切り欠き部を介して光学顕微鏡によるカンチレ
バー518や試料508の観察が行なえ、操作性に優れ
た走査型プローブ顕微鏡を構成することができる。
【0043】この光集積型センサーを用いて、図1で示
した走査プローブ顕微鏡より、カンチレバー118と、
カンチレバー支持116を取り除いた構成の走査プロー
ブ顕微鏡は操作性が良く、S/N比が高く、高精度の変
位検出が行なえた。 <第六実施例>第六実施例はレバー走査型の走査型プロ
ーブ顕微鏡であり、その装置構成の概要を図11に示
す。
【0044】カンチレバー606と光集積型変位センサ
ー640は、それぞれ固定部材608と622を介して
圧電体よりなる円筒型のスキャナー610に固定されて
おり、スキャナーのXYZ方向の変位に伴なって一緒に
XYZ方向に動くようになっている。スキャナー610
はベース612に固定されており、ベース612は三本
の支持柱(図には二本の支持柱614と616だけを示
してある)によって、大型の試料602の上方に支持さ
れている。また、ベース612にはLD624が固定さ
れており、光ファイバー626とカプラー628により
光集積型センサー640の光導波路に光学的に接続され
ている。
【0045】この走査型プローブ顕微鏡の近くには、対
物レンズ632と接眼レンズ634を有する実体顕微鏡
630が配置されている。光集積型センサーは、図12
に示すように、シリコン基板642の上に、クラッド層
644aと導波層644bからなる光導波路644が形
成されている。シリコン基板642にはふたつの二分割
フォトダイオード654が所定の間隔をおいて形成され
ている。光導波路644の上面には、導波光をカンチレ
バー606の自由端の背面に集光する放射光に変化する
と共にカンチレバー606からの反射光を導波光に変換
するFGC650と、FGC650からの導波光を分割
してフォトダイオード654に向けるビームスプリッタ
ー652が形成されている。光導波路644の端面に
は、LD624(図11に図示)からの光を伝送する光
ファイバー626がカップらー628を介して光学的に
結合されている。
【0046】光ファイバー626を伝搬した光は、光導
波路644の端面から導波路内に入射し、FGC650
に向かう導波光となる。導波光はFGC650により空
間に放射され、カンチレバー606の自由端の背面に集
光される。その反射光はFGC650に入射して再び導
波光となり、ビームスプリッター652によって、フォ
トダイオード654に向かう集束性の二本の導波光に分
けられる。
【0047】本実施例で用いた光集積型センサーは、導
波光を放射光に変換するFGCと放射光を導波光に変換
するFGCが、ひとつのFGC650で兼用されている
ため、その大きさも15mm×15mm×0.5mm
と、前に述べた実施例の光集積型センサーに比べて一層
小型軽量になっている。また、LD624を分離してベ
ース612に固定したぶん更に軽量化されている。
【0048】この結果、振動に対しても更に強く、熱ド
リフトを抑えられると同時に、レバー走査型の走査型プ
ローブ顕微鏡を構成したとき、センサーが軽量であるた
め高速の走査が行えるようになった。
【0049】本実施例では、光集積型センサー640は
FGC650に対してカプラー628やフォトダイオー
ドを同じ側に備えるコンパクトなセンサーとなっている
ため、図11に示すように、実態顕微鏡630を用いて
カンチレバー606や試料602の観察を行うことがで
き、操作性の良い走査型プローブ顕微鏡を構成すること
ができる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、光集積型センサーは非
常に小型軽量に構成されるので、走査型プローブ顕微鏡
を小型に構成できるようになる。すなわち、振動に対し
て強く、熱ドリフトの少ない走査型プローブ顕微鏡が提
供されるようになる。また、光集積型センサーは非常に
小型軽量であるので、高速走査の行なえるレバー走査型
プローブ顕微鏡が提供されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の走査型プローブ顕微鏡の
構成を示す図である。
【図2】光学顕微鏡により得られる試料とカンチレバー
の観察像を示した図である。
【図3】図1の光集積型センサーの構成を示す図であ
る。
【図4】図3の光集積型センサーの変位検出の動作を説
明するための図である。
【図5】カンチレバーの位置と変位信号の関係を示した
グラフである。
【図6】図3の光集積型センサーの製造工程を示す図で
ある。
【図7】本発明の第二実施例である別の光集積型センサ
ーを示す図である。
【図8】本発明の第三実施例である更に別の光集積型セ
ンサーを示す図である。
【図9】本発明の第四実施例である更に別の光集積型セ
ンサーを示す図である。
【図10】本発明の第五実施例である更に別の光集積型
センサーを示す図である。
【図11】本発明の第六実施例の走査型プローブ顕微鏡
の構成を示す図である。
【図12】図11の光集積型センサーの構成を示す図
で、(A)はその斜視図、(B)はその断面図である。
【図13】従来の走査型プローブ顕微鏡の構成を示す図
である。
【符号の説明】
104…チューブスキャナー、112…XYZステー
ジ、118…カンチレバー、130…光集積型センサ
ー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端が尖ったプローブと、 その自由端でプローブを支持していて、プローブに力が
    働いた際にその強さに応じて弾性変形するカンチレバー
    と、 プローブを試料表面に沿って走査する走査手段と、 プローブの変位を検出する変位検出手段と、 プローブと試料表面の間の距離を制御する距離制御手段
    と、 走査手段と距離制御手段からの信号に基づいて試料表面
    の情報を画像化する手段とを備え、 変位検出手段が光集積型センサーで構成されている走査
    型プローブ顕微鏡。
  2. 【請求項2】 走査手段は、カンチレバーと光集積型セ
    ンサーを一緒に試料表面に平行な方向に移動させる手段
    を有し、距離制御手段は、カンチレバーと光集積型セン
    サーを一緒に試料表面に垂直な方向に移動させる手段を
    有している請求項1に記載の走査型プローブ顕微鏡。
  3. 【請求項3】 光集積型センサーは、光導波路と、光導
    波路内に光を導入する光源手段と、導波光を射出しカン
    チレバーに集光する集光手段と、カンチレバーからの反
    射光を光導波路に再導入する再導入手段と、再導入した
    導波光を検出する光検出手段とを備えている請求項1ま
    たは請求項2に記載の走査型プローブ顕微鏡。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999030346A1 (en) * 1997-12-11 1999-06-17 Philips Electron Optics B.V. Particle-optical apparatus provided with an acceleration sensor for the compensation of specimen vibrations
CN116168996A (zh) * 2023-04-24 2023-05-26 合肥晶合集成电路股份有限公司 一种电子显微镜及其工作方法

Cited By (3)

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