JPH07158961A - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

空気調和機の室内ユニット

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JPH07158961A
JPH07158961A JP5304180A JP30418093A JPH07158961A JP H07158961 A JPH07158961 A JP H07158961A JP 5304180 A JP5304180 A JP 5304180A JP 30418093 A JP30418093 A JP 30418093A JP H07158961 A JPH07158961 A JP H07158961A
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grill
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drain pan
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Masahiko Sasaki
雅彦 佐々木
Noritoshi Umemura
則年 梅村
Daisuke Saito
大輔 齊藤
Yasushi Sasaki
術 佐々木
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 据え付け作業性が良く、かつコンパクトで設
置自由度の高い空気調和機の室内ユニットを提供するこ
とを目的とする 【構成】 壁内に埋設される本体21と、上部に吸込口
22a下部に吹出口22bを有し、上記本体21の前面
に取着される前面グリル22と、この本体21内の上部
に配設された熱交換器25を通過した空気を本体21内
の下部に送風する横流ファン26と、本体21の背面側
に設けられ、この本体21内の下部に送風された空気を
前面グリル22の吹出口22bに案内する案内面27a
を構成するファンケ−シング27と、上記吹出口こ22
bに対応するファンケ−シング27の下部に着脱自在に
設けられ取り付けられた状態ではこのファンケ−シング
27と共に上記案内面27aを構成する着脱部28と、
上記本体21から導出されると共に、上記着脱部28の
背面側に収納された補助配管33とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、セパレ−トタイプの
空気調和機の室内ユニットに関し、特に室内の壁面に埋
設式に設置されるビルトインタイプの室内ユニットに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】セパレ−トタイプの空気調和機には、室
内ユニットが室内の壁面に埋設式に設置されてなるビル
トインタイプのものがある。このビルトインタイプの室
内ユニットのうち天井近くの壁面に取り付けられるもの
ととして、従来、図6に説明する構成を有するものがあ
る。
【0003】図中1は、室内の壁面であり、2は天井で
ある。上記壁面1には、室内ユニット3を収納するため
の収納孔4が穿設されている。この収納孔4内には据付
枠5が固定され、上記室内ユニット3は、この収納孔4
内に挿入されると共にこの据付枠5に据え付けられるよ
うになっている。
【0004】この室内ユニット3は、上記据付枠4内に
固定される本体6を具備する。この本体6の上面と上記
据付枠5の上壁との間には、空間が区画され、この空間
は、この室内ユニット3と図示しない室外ユニットとを
接続するための補助配管7が収納される収納スペ−ス8
となっている。
【0005】また、この本体6内の室内側の前面は図に
9で示すドレンパンによって上下に仕切られ、このドレ
ンパン9の上側には、高さ方向中途部を略くの字状に折
り曲げられてなる熱交換器10が設けられている。
【0006】そして、この熱交換器10の背面側には、
横流ファン11が配設されていると共に、この横流ファ
ン11のさらに背面側には、この横流ファン11によっ
て流通させられる空気をこの本体6内の上部前面側から
下部前面側に案内するための案内面12aを有するファ
ンケ−シング12が設けられている。
【0007】このような本体6の前面側には、この本体
6の前面と上記補助配管収納スペ−ス8を覆い隠す前面
グリル15が着脱自在に取着されるようになっている。
そして、この前面グリル15の上記ドレンパン9の上側
に対応する部位には、吸込口15aが設けられ、上記ド
レンパン9の下側に対応する部位には吹出口15bが設
けられている。
【0008】また、この吹出口15bに対向する通風路
には吹き出し風の風向を調整するための左右に揺動する
左右ル−バが設けられ、吹出口15bが形成される前面
グリル15には上下に揺動する上下ル−バが設けられて
いる。
【0009】そして、この前面グリル15の裏面には、
これら左右ル−バ17および上下ル−バ18を駆動する
ためのステッピングモ−タ(図示しない)が取着されて
いる。
【0010】このような構成を有する室内ユニット3を
壁面に取り付けるには、上記収納孔4内に設けられた据
付枠5内に、まず、本体6を据え付ける。ついで、上記
補助配管7を室内側に引き出し、配管作業を施した後、
再び上記収納スペ−ス8内に押し込む。そして、上記前
面グリル15をこの本体6に取り付ける。
【0011】なお、上記前面グリル15をこの本体6に
取着する場合には、上記前面グリル15に取着された上
記上下ル−バ18駆動用の図示しない駆動モ−タから延
出された図示しないコネクタを、上記本体6の図示しな
い電気部品箱に接続しつつ取着するようにする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のビル
トインタイプの室内ユニットには、以下に説明する解決
すべき課題がある。第1に、この室内ユニットと室外ユ
ニットの配管接続は、配管の長さを決定する等ために上
記本体6を所定の場所に据え付けた後に行う必要があ
る。したがって、このビルトインタイプの室内ユニット
3の補助配管7の接続を行うためには、この室内ユニッ
トを上記収納孔4内に据え付けた後に行う必要がある。
【0013】また、このビルトインタイプの室内ユニッ
ト3においては、上記補助配管7を室内側に露出させな
い構造が必要となるために、従来のビルトインタイプの
室内ユニット3では、上述したように上記本体6の上側
(または下側)に専用の補助配管収納スペ−ス8を設け
て、このスペ−ス8に補助配管7を押し込んで収納する
ようにしていた。
【0014】しかし、このような構造では、収納孔4や
前面グリル15の高さが高くなるということがある。こ
のため、据え付ける場所(例えば天袋)によっては、ス
ペ−ス的に取り付けられない場合があった。
【0015】一方、収納孔4や前面グリル15の高さを
できる限り低くするために、上記収納スペ−ス8を小さ
くすると、配管作業が非常に行いにくくなるという問題
が生じる。この場合、上記収納スペ−ス8内に無理に上
記補助配管7を押し込もうとすると、上記本体6あるい
は補助配管7自体が破損してしまう恐れもあった。
【0016】第2に、上述したように、上記構成におい
ては、前面グリル15を着脱する際、同時に前面グリル
15側から延出されたコネクタを上記本体6の電気部品
箱に着脱する必要があった。
【0017】すなわち、この作業を一人で行う場合に
は、上記前面グリル15を片手で保持しつつ上記コネク
タを着脱しなければならないため、非常に作業性が悪い
ということがある。また、上記コネクタが複数ある場合
には、差し間違えをおこす危険性があった。
【0018】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、据え付け作業性が良く、かつコンパクトで
設置自由度の高い空気調和機の室内ユニットを提供する
ことを目的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の手段
は、前面を室内側に露出させ壁内に埋設される本体と、
上部に吸込口、下部に吹出口を有し、上記本体の前面に
着脱自在に取着される前面グリルと、本体内の上部に配
設された熱交換器と、上記本体の高さ方向中途部に配設
され、上記熱交換器からのドレンを受けるドレンパン
と、上記前面グリルの吸込口から吸い込んだ室内空気を
上記熱交換器に導入し、この熱交換器により熱交換され
た空気を上記本体内の下部に送風するファンと、この本
体の背面側に設けられ、上記熱交換されこの本体内の下
部に送風された空気を上記前面グリルの吹出口に案内す
る案内面を構成するファンケ−シングと、このファンケ
−シングの上記前面グリルの吹出口に対応する下部に着
脱自在に設けられ、取り付けられた状態ではこのファン
ケ−シングと共に上記案内面を構成する着脱部と、上記
本体から延出されると共に、上記着脱部の背面側に収納
された補助配管とを具備することを特徴とする空気調和
機の室内ユニットである。
【0020】第2の手段は、第1の手段の空気調和機の
室内ユニットにおいて、上記着脱部には、上記ドレンパ
ンの下面を覆うドレンパンカバ−が一体的に設けられて
いることを特徴とするものである。
【0021】第3の手段は、第1の手段の空気調和機の
室内ユニットにおいて、上記着脱部は、上記前面グリル
の下部に固定され、この前面グリルと共に上記本体に着
脱されることを特徴とするものである。
【0022】第4の手段は、内部に熱交換器、送風ファ
ンおよびこの空気調和機を制御する制御ユニットを有す
ると共に、前面を室内側に露出させ壁内に埋設される本
体と、上部に吸込口、下部に吹出口を有し、上記本体の
前面に着脱自在に取着される前面グリルと、この前面グ
リルに設けられたル−バ駆動モ−タ等の電気部品から延
出された前面グリル側コネクタと、上記本体の制御ユニ
ットに設けられ、上記グリル側コネクタと接続されるこ
とで、上記前面グリルに設けられた電気部品に給電する
本体側コネクタとを有する熱交換器の室内ユニットにお
いて、上記グリル側コネクタと上記本体側コネクタは、
上記本体および前面グリルの、上記本体に上記前面グリ
ルを取り付ける際に互いに対向する位置に、それぞれ固
定されていることを特徴とする室内ユニットの空気調和
機である。
【0023】
【作用】第1の手段によれば、着脱部を取り外すことで
上記補助配管の配管作業を行うことができ、上記着脱部
をファンケ−シングに取り付けることで、この着脱部の
背面側に上記補助配管を収納することができる。
【0024】第2の手段によれば、ドンパンカバ−によ
りドレンパンの結露を防止することができると共に、こ
のドレンパンカバ−を着脱部と一体的に取り外すことが
できるから、上記補助配管の引き出しが容易になる。
【0025】第3の手段によれば、前面グリルを着脱す
ることで、上記着脱部を上記ファンケ−シングに着脱す
ることができる。第4の手段によれば、上記前面グリル
を上記本体に着脱することで、同時に上記前面グリル側
コネクタと上記本体側コネクタとを着脱することが可能
になる。
【0026】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。なお、従来例と同一の構成要素には同一符号
を付してその説明は省略する。図中1は室内の壁面であ
り、2は天井である。この壁面1には、従来例よりも小
さい大きさの収納孔18が開口している。
【0027】また、この収納孔18内は、図に19で示
す据付枠が固定され、この発明の室内ユニット20はこ
の据付枠19に据え付けられるようになっている。この
室内ユニット20は、この据付枠19に固定される本体
21と、この本体21の室内側の前面に取着され上部に
形成された吸込口22aと下部に形成された吹出口22
bを有する前面グリル22とからなる。
【0028】上記本体21内は図に23で示すドレンパ
ンによって上下に仕切られている。そして、上記本体2
1内の上記ドレンパン23の上側の空間は、上記前面グ
リル22の吸込口22aに対応し、上記ドレンパン23
の下側の空間は上記前面グリル22の吹出口22bに対
応するようになっている。
【0029】また、上記本体21内の上記ドレンパン2
3の上側には熱交換器25が配設され、この熱交換器2
5の背面側には横流ファン26がこの本体21に設けら
れた図示しないモ−タによって図に矢印で示す方向に回
転駆動自在に設けられている。
【0030】また、この本体21内の背面側には、上記
熱交換器25を通過し熱交換された空気をこの本体21
の下部、すなわち上記ドレンパン23の下方に案内する
案内面27aを有するファンケ−シング27が設けられ
ている。
【0031】上記ファンケ−シング27の下部は、図2
に示すように、上記本体21から取り外すことができる
ようになっている。以下、この取り外し可能なファンケ
−シング27の下部を着脱部28という。
【0032】この着脱部28は、図2では前面グリルと
共に本体21から取り外すことができるようになってい
るが、図3に示すように上記前面グリル22からも取り
外すことができるようになっている。
【0033】したがって、着脱部28を前面グリル22
に取り付けて、据付時の配管作業の際に前面グリルと共
に本体から取り外すことや着脱部28を本体21に取り
付けて、据付後のメンテナンス時に前面グリル22だけ
を本体21から取り外すことが可能となっている。
【0034】この着脱部28は、上記ファンケ−シング
27と共に案内面27aを構成する案内板29と、この
案内板29の上側に設けられこの案内板29との間に吹
き出し通路30を区画するドレンパンカバ−31とを有
する。
【0035】このドレンパンカバ−31は、この着脱部
28が上記本体21内に組み付けられた際に、図1に示
すように、上記ドレンパン23の下面を覆うようになっ
ている。このドレンパンカバ−31は、このドレンパン
23の下面に吹き出し空気が直接接触するのを防止し
て、冷房時にこのドレンパン23の下面に結露が生じる
のを防止する役割を有する。
【0036】また、上記着脱部28の案内板29には、
上記吹き出し通路30内に立設され左右に揺動可能な左
右ル−バ33が保持されている。この左右ル−バ33の
駆動機構34は、図4に示すように、この着脱部28の
幅方向一端面に固定されている また、図1に示すように、上記本体21の下部には、こ
の室内ユニットの補助配管35が導出されている。この
補助配管35は、この室内ユニットを図示しない室外ユ
ニットに接続するための配管であり、図2に示すように
上記着脱部28をこの本体21から取り外している際に
は、上記ファンケ−シング27の下側に開口した部分か
ら矢印(イ)で示すように室内側に引き出して配管接続
作業を行うことができるようになっている。
【0037】そして、この本体21に上記着脱部28を
取り付けた場合には、図1に示すように、上記着脱部2
8の案内板29の裏側に区画された空間(収納スペ−
ス)に収納されるようになっている。
【0038】また、上記本体21の幅方向一端部には、
図4および図5に示すように、この室内ユニット20を
制御するための電気部品箱(制御ユニット)37が設け
られている。この電気部品箱37の上記本体21の前面
に露出した部位には、上記前面グリルに設けられたモ−
タケ−ス(後述する)が挿入される凹陥部37aが設け
られ、この凹陥部37a内には、上記前面グリル22の
モ−タケ−スに設けられた前面グリル側コネクタ(後述
する)と接続される本体側コネクタ38が配設されてい
る。
【0039】次に、上記前面グリル22について説明す
る。図3に示すように、この前面グリル22の下部に設
けられた吹出口22bには、上下方向に揺動可能な上下
ル−バ39が揺動自在に設けられている。この揺動ル−
バ39は、図4に示すようにこの前面グリル22の幅方
向一端部の裏面に固定されたモ−タケ−ス40内に収納
されたモ−タ41(この発明の電気部品に相当)によっ
て上下方向に揺動駆動されるようになっている。
【0040】また、このモ−タ41から延出されたリ−
ド線42およびこのリ−ド線42の先端に取り付けられ
た前面グリル側コネクタ43は、上記モ−タケ−ス40
の上記本体21側の面に導出され、上記コネクタ43
は、その接続部を上記本体21側に向けた状態で図に4
4で示す固定具によってこのモ−タケ−ス40に固定さ
れている。
【0041】一方、この前面グリル22には、例えば図
に45で示す位置に各種情報の表示部およびリモコンの
受光部が設けられている。そして、表示部および受光部
から延出された前面グリル側コネクタ43も上記固定具
44によって上記モ−タケ−ス40に同様に固定される
ようになっている。
【0042】また、図示しないが、上記着脱部28に設
けられた上記左右ル−バ33の駆動機構34から導出さ
れたリ−ド線と前面グリル22とが接続されるコネクタ
や、これに接続された前面グリル側コネクタ43も同じ
位置に固定されるようになっている。
【0043】なお、これら前面グリル側コネクタ43と
上記本体側コネクタ38は、上記本体21に上記前面グ
リル22が取着される際に、互いに位置決めされ結合さ
れる関係にある。
【0044】すなわち、図4に示すように、上記前面グ
リル側コネクタ43が固定されている位置は、上記本体
に設けられた本体側コネクタ38の設けられた位置に対
応するようになっている。また、上記本体側コネクタ3
8は、上記前面側コネクタ43の固定具44の外形部と
嵌合し、この本体側コネクタ38と前面グリル側コネク
タ43とを正確に位置合わせする段差部38aを有す
る。
【0045】次に、この室内ユニットの据え付けについ
て説明する。まず、図5に示すように、上記本体21を
両手で保持して上記壁面1に開口する収納孔18内に挿
入し、図2および図4に示すように上記据付枠18に固
定する。ついで、上記本体21の下部に延出された補助
配管33をこの本体21の前面側に引き出し、この補助
配管33を図示しない室外ユニットから延出された配管
と接続し、断熱材等を巻き付けた後再び上記本体21の
下側に押し込むようにする。
【0046】このようにして上記補助配管33の接続が
なされたならば、次に、上記前面グリル22および上記
着脱部28を、この本体21に装着する。このために
は、まず、上記着脱部28を前面グリル22の裏面に固
定する。この固定は、図3に示すように、上記着脱部2
8に設けられた吹出し通路30を上記前面グリル22の
吹出し口に突き合わせ、例えばねじ等を用いてお互いを
結合することで行う。
【0047】ついで、上記着脱部28と前面グリル22
とを一体的に上記本体21に組み付ける。この組み付け
は、図4に示すように、まず、上記前面グリル22を本
体21に対して粗位置合わせし、上記前面グリル側コネ
クタ43の固定具44を上記本体側コネクタ38の段差
部38aに係合させる。ついで、上記前面グリル22と
本体21とを図2に示すように、例えばねじ等によって
固定する。
【0048】このことで、図1に示すように、上記着脱
部28の案内板29は上記ファンケ−シング27の下部
に嵌め込まれ、このファンケ−シング27と共に吹き出
し風の案内面27aを形成する。また、このことによっ
て、上記補助配管33は上記案内板29の裏面に収納さ
れることとなる。
【0049】また、上記ドレンパン23の下側は、上記
着脱部28に設けられたドレンパンカバ−31によって
覆われ、このドレンパン23の下面の結露が防止され
る。さらに、上記前面グリル側コネクタ43は、上記固
定具44と上記本体側コネクタ38の段差部38aとの
案内によって、上記本体側コネクタ38と正確に結合さ
れることとなる。
【0050】したがって、上記前面グリルに設けられた
受光部に向かってリモコンを操作することで、上記本体
21を作動させることができ、この本体に設けられた電
気部品箱37を介して上記前面グリル22に設けられた
各機構(左右ル−バ33、上下ル−バ39)も作動させ
ることができる。
【0051】なお、上記上下ル−バは、電気部品箱から
の制御により運転パタ−ンに応じた動作を行うようにし
ても良い。例えば、上記上下ル−バは、運転停止時は閉
じ、冷房運転時は水平となり、暖房運転時は斜め下方に
なるように制御するようにしてもよい。
【0052】なお、メンテナンス時に、上記前面グリル
22を取り外す必要性が生じた場合には、作業者は、上
記前面グリル22と本体21とを固定するボルトを外す
と共に、上記前面グリル22を両手で支持し、上記本体
21から取り外すだけで良い。このことで、上記前面グ
リル22と共に上記着脱部28も一体的にこの本体21
から取り外され、かつ上記前面グリル側コネクタ43お
よび本体側コネクタ38も同時に分離される。
【0053】このような構成によれば、以下に説明する
効果がある。第1に、本体21と据付枠19との隙間
に、補助配管33収納用の収納スペ−スを設ける必要が
ないから、本体21および前面グリル22の高さを低く
することができる。
【0054】すなわち、この発明では、上記ファンケ−
シング27の下部を着脱自在な着脱部28として、この
着脱部28の案内板29の裏側に、補助配管33を収納
するようにした。このことにより、上記本体21の上側
または下側に特別な収納スペ−スを設ける必要がないか
ら、上記収納孔18および前面グリル22の高さを低く
することができる。
【0055】したがって、天井近くの壁面等のように据
え付けスペ−スが小さい場所であっても、室内ユニット
20を据え付けることができるようになる効果がある。
また、上記補助配管33の収納スペ−スも十分に確保す
ることができ、かつ上記補助配管は上記本体の下部に収
納されているから、配管作業が行いずらくなるというこ
ともない。
【0056】また、上記着脱部28は上記前面グリル2
2と一体的に着脱されるようにしたから、据え付け時ま
たはメンテネナンス時の作業工程が簡略化する効果もあ
る。
【0057】第2に、前面グリル22を本体21に装着
する際、この前面グリル22を上記本体21に取着する
のみで、両者に設けられたコネクタ43、38どうしが
位置決めされ連結されるようにしたから、作業者にとっ
てこの室内ユニット20の据え付け作業が簡略化する効
果がある。
【0058】また、コネクタが複数ある場合にも、一つ
一つのコネクタをいちいち確認したり差し間違えたりす
ることが少なくなる効果もある。第3に、この発明で
は、上記着脱部28にドレンパンカバ−31を一体的に
形成した。従来は、上記ドレンパン23の下面に結露が
生じるのを防止するために、断熱材などを張り付けてい
た。しかし、この断熱材も相当の厚さを要することか
ら、この発明のような構成では、上記補助配管33を上
記ドレンパン23の下側から押し込むのに邪魔になると
いうことが予想される。
【0059】そこで、この発明では、上記ドレンパン2
3の結露を防止するためのドレンパンカバ−31を設
け、このドレンパンカバ−31を上記着脱部28に一体
的に形成し配管作業時には上記前面グリルと共に上記本
体から取り外せるようにした。
【0060】このことで、ドレンパン23の下面に断熱
材を貼り付ける必要がなくなると共に、配管作業時に
は、上記断熱材の役割を果たすドレンパンカバ−をドレ
ンパン23の下側からなくすことができるから、上記の
ドレンパン23の下側の空間を広くとることができ、上
記補助配管33の引き出しおよび押し込みが容易とな
る。このことにより、上記室内ユニット20の据え付け
作業が簡略化される効果がある。
【0061】また、従来のように、ドレンパン23の下
面に接着剤などを用いて断熱材を貼り付ける作業工程が
不要となり、製造工程の簡略化が簡略化が可能となっ
た。なお、上記実施例においては、着脱部28を前面グ
リル22に装着した後に、本体21に組み付けたが、上
記着脱部28を予め本体21に組み付けた後に前面グリ
ル22を本体に装着するようにしても良い。
【0062】このような構成によれば、配管作業を伴わ
ない電気部品のみのメンテナンス時には着脱部を取り外
すことなく、前面グリル22のみを外すだけで容易にメ
ンテナンスが行える効果がある。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように、この発明は、第1に
室内に吹き出される空気を前面グリルの吹出口に案内す
る案内面を構成するファンケ−シングの下部に、取り付
けられた状態ではこのファンケ−シングと共に上記案内
面を構成する着脱部を着脱自在に設け、この着脱部の背
面側の本体内に補助配管を収納するようにした空気調和
機の室内ユニットである。
【0064】第2に、上記第1の構成において、上記着
脱部に、上記ドレンパンの下面を覆うドレンパンカバ−
が一体的に設けたものである。第3に、上記第1の構成
において、上記着脱部は、上記前面グリルの下部に固定
され、この前面グリルと共に上記本体に着脱されるよう
にしたものである。
【0065】第4に、前面グリルに設けられたル−バ駆
動モ−タ等の電気部品から延出された前面グリル側コネ
クタと、本体の制御ユニットに設けられ、上記グリル側
コネクタと接続されることで、上記前面グリルに設けら
れた電気部品に給電する本体側コネクタとを、上記本体
および前面グリルの、上記本体に上記前面グリルを取り
付ける際に互いに対向する位置に、それぞれ固定した空
気調和機の室内ユニットである。
【0066】このような構成によれば、本体の上側また
は下側に補助配管の収納用のスペ−スを特に設ける必要
がないから、この室内ユニットの高さを低くでき、その
分設置の自由度が向上する効果がある。
【0067】また、ドレンパンカバ−を着脱部に一体的
に設けることで、上記ドレンパンの結露を有効に防止す
ることができると共に、着脱部と共に取り外すことがで
きるから上記補助配管の配管作業の邪魔になることがな
い。
【0068】さらに、前面グリルを本体に装着する際、
この前面グリルを上記本体に取着するのみで、両者に設
けられたコネクタどうしが位置決めされ連結されるよう
にしたから、この室内ユニットの据え付け作業が簡略化
する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す概略縦断面図。
【図2】同じく、本体に対する前面グリルの取着を示す
概略縦断面図。
【図3】同じく、前面グリルに対する着脱部の取着を示
す概略縦断面図。
【図4】同じく、本体に設けられたコネクタと、前面グ
リルに設けられたコネクタとの接続を示す一部断面を有
する側面図。
【図5】据付枠に対する本体、前面グリルの据え付けを
示す斜視図。
【図6】従来例を示す概略縦断面図。
【符号の説明】
1…壁面、2…天井、20…室内ユニット、21…本
体、22…前面グリル、22a…吸込口、22b…吹出
口、23…ドレンパン、25…熱交換器、26…横流フ
ァン、27…ファンケ−シング、27a…案内面、28
…着脱部、29…案内板、31…ドレンパンカバ−、3
3…補助配管、37…電気部品箱、38…本体側コネク
タ、41…ル−バ駆動用モ−タ(電気部品)、43…前
面グリル側コネクタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 術 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東芝 富士工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面を室内側に露出させ壁内に埋設され
    る本体と、 上部に吸込口、下部に吹出口を有し、上記本体の前面に
    着脱自在に取着される前面グリルと、 本体内の上部に配設された熱交換器と、 上記本体の高さ方向中途部に配設され、上記熱交換器か
    らのドレンを受けるドレンパンと、 上記前面グリルの吸込口から吸い込んだ室内空気を上記
    熱交換器に導入し、この熱交換器により熱交換された空
    気を上記本体内の下部に送風するファンと、 この本体の背面側に設けられ、上記熱交換されこの本体
    内の下部に送風された空気を上記前面グリルの吹出口に
    案内する案内面を構成するファンケ−シングと、 この
    ファンケ−シングの上記前面グリルの吹出口に対応する
    下部に着脱自在に設けられ、取り付けられた状態ではこ
    のファンケ−シングと共に上記案内面を構成する着脱部
    と、 上記本体から延出されると共に、上記着脱部の背面側に
    収納された補助配管とを具備することを特徴とする空気
    調和機の室内ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の室内ユニットにおいて、 上記着脱部には、上記ドレンパンの下面を覆うドレンパ
    ンカバ−が一体的に設けられていることを特徴とする空
    気調和機の室内ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の室内ユニットにおいて、 上記着脱部は、上記前面グリルの下部に固定され、この
    前面グリルと共に上記本体に着脱されることを特徴とす
    る空気調和機の室内ユニット。
  4. 【請求項4】 内部に熱交換器、送風ファンおよびこの
    空気調和機を制御する制御ユニットを有すると共に、前
    面を室内側に露出させ壁内に埋設される本体と、 上部に吸込口、下部に吹出口を有し、上記本体の前面に
    着脱自在に取着される前面グリルと、 この前面グリルに設けられた電気部品から延出された前
    面グリル側コネクタと、 上記本体の制御ユニットに設けられ、上記グリル側コネ
    クタと接続されることで、上記前面グリルに設けられた
    電気部品に給電する本体側コネクタとをを有する熱交換
    器の室内ユニットにおいて、 上記グリル側コネクタと上記本体側コネクタは、上記本
    体および前面グリルの、上記本体に上記前面グリルを取
    り付ける際に互いに対向する位置に、それぞれ固定され
    ていることを特徴とする室内ユニットの空気調和機。
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