JPH07158677A - 緩衝装置 - Google Patents
緩衝装置Info
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- JPH07158677A JPH07158677A JP33961393A JP33961393A JPH07158677A JP H07158677 A JPH07158677 A JP H07158677A JP 33961393 A JP33961393 A JP 33961393A JP 33961393 A JP33961393 A JP 33961393A JP H07158677 A JPH07158677 A JP H07158677A
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- shock absorber
- shock
- rod
- absorbing rod
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 揺動するスイング部材を停止させる際、緩衝
器に加わるラジアル方向の衝撃荷重を軽減することがで
きる緩衝装置を提供する。 【構成】 その軸方向に移動可能に組み込まれた衝撃吸
収ロッド11aを有する緩衝器11を、スイング部材1
2の停止位置に対応して配置し、緩衝器11の衝撃吸収
ロッド11aの先端部分または衝撃吸収ロッド11aに
対するスイング部材12の当接部分に回転子14を取り
付けた。
器に加わるラジアル方向の衝撃荷重を軽減することがで
きる緩衝装置を提供する。 【構成】 その軸方向に移動可能に組み込まれた衝撃吸
収ロッド11aを有する緩衝器11を、スイング部材1
2の停止位置に対応して配置し、緩衝器11の衝撃吸収
ロッド11aの先端部分または衝撃吸収ロッド11aに
対するスイング部材12の当接部分に回転子14を取り
付けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、揺動するスイング部材
を停止させる際の衝撃を吸収する緩衝装置に関するもの
である。
を停止させる際の衝撃を吸収する緩衝装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の緩衝装置を説明するための
図である。図において、51は回転型エアシリンダ(ロ
ータリアクチュエータ)であり、この回転型エアシリン
ダ51の出力軸1aにはスイングアーム52が取り付け
られている。スイングアーム52は、回転型エアシリン
ダ51の駆動によって図中矢印で示すように、出力軸5
1aを支点に揺動する。こうした機構は、例えば部品の
方向転換や反転のためなどに利用される。
図である。図において、51は回転型エアシリンダ(ロ
ータリアクチュエータ)であり、この回転型エアシリン
ダ51の出力軸1aにはスイングアーム52が取り付け
られている。スイングアーム52は、回転型エアシリン
ダ51の駆動によって図中矢印で示すように、出力軸5
1aを支点に揺動する。こうした機構は、例えば部品の
方向転換や反転のためなどに利用される。
【0003】そうした場合、スイングアーム52を停止
させる際に、直にスイングアーム52を固定物に突き当
てるようにすると、そのときの衝撃によって、例えば部
品の機能が損なわれたり、あるいは部品のチャッキング
が外れて落下不良を招いたり、さらには回転型エアシリ
ンダ51やスイングアーム52自体が破損したりする。
このため、従来では、図例のように、スイングアーム5
2の停止位置に対応してショックアブソーバ等の緩衝器
53を配置し、スイングアーム52に緩衝器53の衝撃
吸収ロッド53aを当接させて、停止時におけるスイン
グアーム52の衝撃を吸収するようにしていた。
させる際に、直にスイングアーム52を固定物に突き当
てるようにすると、そのときの衝撃によって、例えば部
品の機能が損なわれたり、あるいは部品のチャッキング
が外れて落下不良を招いたり、さらには回転型エアシリ
ンダ51やスイングアーム52自体が破損したりする。
このため、従来では、図例のように、スイングアーム5
2の停止位置に対応してショックアブソーバ等の緩衝器
53を配置し、スイングアーム52に緩衝器53の衝撃
吸収ロッド53aを当接させて、停止時におけるスイン
グアーム52の衝撃を吸収するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例においては、スイングアーム52を停止させる際、図
6に示すように、緩衝器53の衝撃吸収ロッド53aに
対してスイングアーム52が傾斜した状態で当接するた
め、緩衝器53に対するスイングアーム52の衝撃荷重
が、緩衝器53のスラスト方向(軸方向)だけでなく、
そのラジアル方向にも加わることになる。したがって、
スラスト方向の衝撃荷重を吸収する、いわゆる直動型の
緩衝器53では、ラジアル方向に加わる衝撃荷重が大き
な負荷となり、これが緩衝器53にダメージを与えてし
まう。
例においては、スイングアーム52を停止させる際、図
6に示すように、緩衝器53の衝撃吸収ロッド53aに
対してスイングアーム52が傾斜した状態で当接するた
め、緩衝器53に対するスイングアーム52の衝撃荷重
が、緩衝器53のスラスト方向(軸方向)だけでなく、
そのラジアル方向にも加わることになる。したがって、
スラスト方向の衝撃荷重を吸収する、いわゆる直動型の
緩衝器53では、ラジアル方向に加わる衝撃荷重が大き
な負荷となり、これが緩衝器53にダメージを与えてし
まう。
【0005】また、スイングアーム52が緩衝器53の
衝撃吸収ロッド53aに当接した際、その当接部分に摩
擦が生じ、これが緩衝器53に加わるラジアル方向の負
荷になるだけでなく、スイングアーム52や緩衝器53
の衝撃吸収ロッド53aを経時的に摩耗させ、ひいては
スイングアーム52の停止位置精度を低下させる懸念も
あった。
衝撃吸収ロッド53aに当接した際、その当接部分に摩
擦が生じ、これが緩衝器53に加わるラジアル方向の負
荷になるだけでなく、スイングアーム52や緩衝器53
の衝撃吸収ロッド53aを経時的に摩耗させ、ひいては
スイングアーム52の停止位置精度を低下させる懸念も
あった。
【0006】さらに、緩衝器53の衝撃吸収ロッド53
aに対してスイングアーム52が極端に傾斜した状態で
当接すると、その分だけラジアル方向の衝撃荷重が大き
くなるため、緩衝器53の衝撃吸収能力が低下すること
になる。したがって、スイングアーム52が緩衝器53
の衝撃吸収ロッド53aに当接してから停止するまでの
アーム揺動角は、緩衝器53の衝撃吸収能力を考慮する
と、規定の角度範囲(例えば5°程度)に制約されるた
め、それに合わせてスイングアーム52の停止位置に対
する緩衝器53の取付位置を正確に調整しなければなら
なかった。
aに対してスイングアーム52が極端に傾斜した状態で
当接すると、その分だけラジアル方向の衝撃荷重が大き
くなるため、緩衝器53の衝撃吸収能力が低下すること
になる。したがって、スイングアーム52が緩衝器53
の衝撃吸収ロッド53aに当接してから停止するまでの
アーム揺動角は、緩衝器53の衝撃吸収能力を考慮する
と、規定の角度範囲(例えば5°程度)に制約されるた
め、それに合わせてスイングアーム52の停止位置に対
する緩衝器53の取付位置を正確に調整しなければなら
なかった。
【0007】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、揺動するスイング部材を停止させる際、緩
衝器に加わるラジアル方向の衝撃荷重を軽減することが
できる緩衝装置を提供することを目的としている。
れたもので、揺動するスイング部材を停止させる際、緩
衝器に加わるラジアル方向の衝撃荷重を軽減することが
できる緩衝装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決するためになされたもので、まず第1の発明として、
一端を支点に揺動するスイング部材に当接しつつ、スイ
ング部材を停止させる際の衝撃を吸収する緩衝装置であ
って、その軸方向に移動可能に組み込まれた衝撃吸収ロ
ッドを有し、スイング部材の停止位置に対応して配置さ
れた緩衝器と、緩衝器の衝撃吸収ロッドの先端部分また
は衝撃吸収ロッドに対するスイング部材の当接部分に取
り付けられた回転子とを備えたものである。
決するためになされたもので、まず第1の発明として、
一端を支点に揺動するスイング部材に当接しつつ、スイ
ング部材を停止させる際の衝撃を吸収する緩衝装置であ
って、その軸方向に移動可能に組み込まれた衝撃吸収ロ
ッドを有し、スイング部材の停止位置に対応して配置さ
れた緩衝器と、緩衝器の衝撃吸収ロッドの先端部分また
は衝撃吸収ロッドに対するスイング部材の当接部分に取
り付けられた回転子とを備えたものである。
【0009】また第2の発明として、一端を支点に揺動
するスイング部材に当接しつつ、スイング部材を停止さ
せる際の衝撃を吸収する緩衝装置であって、その軸方向
に移動可能に組み込まれた衝撃吸収ロッドを有し、スイ
ング部材の停止位置に対応して配置された緩衝器と、緩
衝器の衝撃吸収ロッドに連接した状態で、緩衝器の軸方
向に移動自在に設けられた中間ロッドとを備えたもので
ある。
するスイング部材に当接しつつ、スイング部材を停止さ
せる際の衝撃を吸収する緩衝装置であって、その軸方向
に移動可能に組み込まれた衝撃吸収ロッドを有し、スイ
ング部材の停止位置に対応して配置された緩衝器と、緩
衝器の衝撃吸収ロッドに連接した状態で、緩衝器の軸方
向に移動自在に設けられた中間ロッドとを備えたもので
ある。
【0010】さらに第3の発明として、一端を支点に揺
動するスイング部材に当接しつつ、スイング部材を停止
させる際の衝撃を吸収する緩衝装置であって、その軸方
向に移動可能に組み込まれた衝撃吸収ロッドを有し、ス
イング部材の停止位置に対応して配置された緩衝器と、
緩衝器の衝撃吸収ロッドに連接した状態で、緩衝器の軸
方向に移動自在に設けられた中間ロッドと、中間ロッド
の先端部分または中間ロッドに対するスイング部材の当
接部分に取り付けられた回転子とを備えたものである。
動するスイング部材に当接しつつ、スイング部材を停止
させる際の衝撃を吸収する緩衝装置であって、その軸方
向に移動可能に組み込まれた衝撃吸収ロッドを有し、ス
イング部材の停止位置に対応して配置された緩衝器と、
緩衝器の衝撃吸収ロッドに連接した状態で、緩衝器の軸
方向に移動自在に設けられた中間ロッドと、中間ロッド
の先端部分または中間ロッドに対するスイング部材の当
接部分に取り付けられた回転子とを備えたものである。
【0011】
【作用】上記第1の発明においては、衝撃吸収ロッドの
先端部分または衝撃吸収ロッドに対するスイング部材の
当接部分に取り付けられた回転子が、スイング部材との
当接によって回転しながら、衝撃吸収ロッドとともに緩
衝器のスラスト方向に移動するため、スイング部材と回
転子との間には殆ど摩擦力が生じない。
先端部分または衝撃吸収ロッドに対するスイング部材の
当接部分に取り付けられた回転子が、スイング部材との
当接によって回転しながら、衝撃吸収ロッドとともに緩
衝器のスラスト方向に移動するため、スイング部材と回
転子との間には殆ど摩擦力が生じない。
【0012】また上記第2の発明においては、衝撃吸収
ロッドに連接して設けられた中間ロッドが、スイング部
材との当接によって衝撃吸収ロッドとともに緩衝器のス
ラスト方向に移動するため、緩衝器にはスラスト方向の
衝撃荷重だけしか加わらない。
ロッドに連接して設けられた中間ロッドが、スイング部
材との当接によって衝撃吸収ロッドとともに緩衝器のス
ラスト方向に移動するため、緩衝器にはスラスト方向の
衝撃荷重だけしか加わらない。
【0013】さらに上記第3の発明においては、中間ロ
ッドの先端部分または中間ロッドに対するスイング部材
の当接部分に取り付けられた回転子が、スイング部材と
の当接によって回転しながら、衝撃吸収ロッドとともに
緩衝器のスラスト方向に移動し、これに共働して衝撃吸
収ロッドに連接した中間ロッドも衝撃吸収ロッドととも
にスラスト方向に移動するため、スイング部材と回転子
との間には殆ど摩擦力が生じず、また緩衝器にもスラス
ト方向の衝撃荷重だけしか加わらない。
ッドの先端部分または中間ロッドに対するスイング部材
の当接部分に取り付けられた回転子が、スイング部材と
の当接によって回転しながら、衝撃吸収ロッドとともに
緩衝器のスラスト方向に移動し、これに共働して衝撃吸
収ロッドに連接した中間ロッドも衝撃吸収ロッドととも
にスラスト方向に移動するため、スイング部材と回転子
との間には殆ど摩擦力が生じず、また緩衝器にもスラス
ト方向の衝撃荷重だけしか加わらない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明に係わる緩衝装置
の第1実施例を説明する側面概略図である。本第1実施
例の緩衝装置においては、例えば、平板状の支持プレー
ト10に緩衝器11が取り付けられている。支持プレー
ト10には、図示せぬ貫通孔が穿設されており、この貫
通孔を介して緩衝器11が、例えばダブルナッド方式で
締着されている。ここで、緩衝器11は、その一端を支
点に揺動するスイングアーム(スイング部材)12の停
止位置に対応して、例えばスイングアーム12の他端側
に対向する状態で配置されている。
ながら詳細に説明する。図1は本発明に係わる緩衝装置
の第1実施例を説明する側面概略図である。本第1実施
例の緩衝装置においては、例えば、平板状の支持プレー
ト10に緩衝器11が取り付けられている。支持プレー
ト10には、図示せぬ貫通孔が穿設されており、この貫
通孔を介して緩衝器11が、例えばダブルナッド方式で
締着されている。ここで、緩衝器11は、その一端を支
点に揺動するスイングアーム(スイング部材)12の停
止位置に対応して、例えばスイングアーム12の他端側
に対向する状態で配置されている。
【0015】緩衝器11には衝撃吸収ロッド11aが組
み込まれており、この衝撃吸収ロッド11aは緩衝器1
1のスラスト方向(軸方向)に移動可能となっている。
さらに、緩衝器11の衝撃吸収ロッド11aの先端部分
には、ブラケット13を介して回転子であるローラ14
が取り付けられており、このローラ14がスイングアー
ム12に当接するようになっている。
み込まれており、この衝撃吸収ロッド11aは緩衝器1
1のスラスト方向(軸方向)に移動可能となっている。
さらに、緩衝器11の衝撃吸収ロッド11aの先端部分
には、ブラケット13を介して回転子であるローラ14
が取り付けられており、このローラ14がスイングアー
ム12に当接するようになっている。
【0016】上記構成からなる本第1実施例の緩衝装置
においては、一端を支点に揺動するスイングアーム12
がローラ14に当接し、このローラ14を介して伝達さ
れる押圧力によって衝撃吸収ロッド11aが緩衝器11
のスラスト方向に移動し、スイングアーム12の停止時
における衝撃が吸収される。このとき、衝撃吸収ロッド
11aの先端部分に取り付けられたローラ14は、スイ
ングアーム12との当接によって回転しながら、衝撃吸
収ロッド11aとともに緩衝器11のスラスト方向に移
動する。
においては、一端を支点に揺動するスイングアーム12
がローラ14に当接し、このローラ14を介して伝達さ
れる押圧力によって衝撃吸収ロッド11aが緩衝器11
のスラスト方向に移動し、スイングアーム12の停止時
における衝撃が吸収される。このとき、衝撃吸収ロッド
11aの先端部分に取り付けられたローラ14は、スイ
ングアーム12との当接によって回転しながら、衝撃吸
収ロッド11aとともに緩衝器11のスラスト方向に移
動する。
【0017】したがって、スイングアーム12とローラ
14との間には、殆ど摩擦力が生じないため、この摩擦
力に起因して緩衝器11に加わるラジアル方向の衝撃荷
重が軽減される。また、同様の理由により、スイングア
ーム12とローラ14の当接部分における経時的な摩耗
も大幅に低減されるため、スイングアーム12の停止位
置精度も高精度に維持される。
14との間には、殆ど摩擦力が生じないため、この摩擦
力に起因して緩衝器11に加わるラジアル方向の衝撃荷
重が軽減される。また、同様の理由により、スイングア
ーム12とローラ14の当接部分における経時的な摩耗
も大幅に低減されるため、スイングアーム12の停止位
置精度も高精度に維持される。
【0018】図2は本発明に係わる緩衝装置の第2実施
例を説明する側面概略図である。本第2実施例の緩衝装
置においては、例えば、その端部が上片20aと下片2
0bとによって断面略コ字形に形成された支持プレート
20に緩衝器21が取り付けられている。支持プレート
20の下片20b側には、図示せぬ貫通孔が穿設されて
おり、この貫通孔を介して緩衝器21が、例えば上記第
1実施例と同様にダブルナッド方式で締着されている。
一方、支持プレート20の上片20a側にも、例えば上
記貫通孔と同軸状態で貫通孔20cが穿設されており、
この貫通孔20cに軸受部材(例えばスライドブシュ)
22が組み込まれている。ここで、緩衝器21は、その
一端を支点に揺動するスイングアーム(スイング部材)
23の停止位置に対応して、例えばスイングアーム23
の他端側に対向する状態で配置されている。
例を説明する側面概略図である。本第2実施例の緩衝装
置においては、例えば、その端部が上片20aと下片2
0bとによって断面略コ字形に形成された支持プレート
20に緩衝器21が取り付けられている。支持プレート
20の下片20b側には、図示せぬ貫通孔が穿設されて
おり、この貫通孔を介して緩衝器21が、例えば上記第
1実施例と同様にダブルナッド方式で締着されている。
一方、支持プレート20の上片20a側にも、例えば上
記貫通孔と同軸状態で貫通孔20cが穿設されており、
この貫通孔20cに軸受部材(例えばスライドブシュ)
22が組み込まれている。ここで、緩衝器21は、その
一端を支点に揺動するスイングアーム(スイング部材)
23の停止位置に対応して、例えばスイングアーム23
の他端側に対向する状態で配置されている。
【0019】緩衝器21には衝撃吸収ロッド21aが組
み込まれており、この衝撃吸収ロッド21aは緩衝器2
1のスラスト方向(軸方向)に移動可能となっている。
さらに、支持プレート20の上片20aに組み込まれた
軸受部材22には、中間ロッド24がスライド自在に嵌
合されており、これによって緩衝器21の衝撃吸収ロッ
ド21aに連接した状態で、中間ロッド24が緩衝器2
1のスラスト方向に移動自在となっている。
み込まれており、この衝撃吸収ロッド21aは緩衝器2
1のスラスト方向(軸方向)に移動可能となっている。
さらに、支持プレート20の上片20aに組み込まれた
軸受部材22には、中間ロッド24がスライド自在に嵌
合されており、これによって緩衝器21の衝撃吸収ロッ
ド21aに連接した状態で、中間ロッド24が緩衝器2
1のスラスト方向に移動自在となっている。
【0020】上記構成からなる本第2実施例の緩衝装置
においては、一端を支点に揺動するスイングアーム23
が中間ロッド24の先端部分に当接し、この中間ロッド
24を介して伝達される押圧力によって衝撃吸収ロッド
21aが緩衝器21のスラスト方向に移動し、スイング
アーム23の停止時における衝撃が吸収される。このと
き、衝撃吸収ロッド21aに連接して設けられた中間ロ
ッド24は、スイングアーム23との当接によって軸受
部材22に案内支持されながら、衝撃吸収ロッド21a
とともに緩衝器21のスラスト方向に移動する。
においては、一端を支点に揺動するスイングアーム23
が中間ロッド24の先端部分に当接し、この中間ロッド
24を介して伝達される押圧力によって衝撃吸収ロッド
21aが緩衝器21のスラスト方向に移動し、スイング
アーム23の停止時における衝撃が吸収される。このと
き、衝撃吸収ロッド21aに連接して設けられた中間ロ
ッド24は、スイングアーム23との当接によって軸受
部材22に案内支持されながら、衝撃吸収ロッド21a
とともに緩衝器21のスラスト方向に移動する。
【0021】したがって、スイングアーム23との当接
によるラジアル方向の衝撃荷重は、その殆どが軸受部材
22に吸収されるため、緩衝器21にはスラスト方向の
衝撃荷重だけしか加わらず、これによってラジアル方向
の衝撃荷重による緩衝器21のダメージが大幅に軽減さ
れる。
によるラジアル方向の衝撃荷重は、その殆どが軸受部材
22に吸収されるため、緩衝器21にはスラスト方向の
衝撃荷重だけしか加わらず、これによってラジアル方向
の衝撃荷重による緩衝器21のダメージが大幅に軽減さ
れる。
【0022】図3は本発明に係わる緩衝装置の第3実施
例を説明する側面概略図である。本第3実施例の緩衝装
置においては、例えば、所定の間隙を隔てて平行に配置
された一対の支持プレート30,31のうち、一方(図
中下側)の支持プレート31に緩衝器32が取り付けら
れている。支持プレート31には、貫通孔31aが穿設
されており、この貫通孔31aを介して緩衝器32が、
例えばダブルナット方式で締着されている。ここで、緩
衝器32は、その一端を支点に揺動するスイングアーム
(スイング部材)33の停止位置に対応して、例えばス
イングアーム33の他端側に対向する状態で配置されて
いる。緩衝器32には衝撃吸収ロッド32aが組み込ま
れており、この衝撃吸収ロッド32aは緩衝器32のス
ラスト方向に移動可能となっている。
例を説明する側面概略図である。本第3実施例の緩衝装
置においては、例えば、所定の間隙を隔てて平行に配置
された一対の支持プレート30,31のうち、一方(図
中下側)の支持プレート31に緩衝器32が取り付けら
れている。支持プレート31には、貫通孔31aが穿設
されており、この貫通孔31aを介して緩衝器32が、
例えばダブルナット方式で締着されている。ここで、緩
衝器32は、その一端を支点に揺動するスイングアーム
(スイング部材)33の停止位置に対応して、例えばス
イングアーム33の他端側に対向する状態で配置されて
いる。緩衝器32には衝撃吸収ロッド32aが組み込ま
れており、この衝撃吸収ロッド32aは緩衝器32のス
ラスト方向に移動可能となっている。
【0023】一方、支持プレート30には、例えば支持
プレート31側の貫通孔31aと同軸状態で貫通孔30
aが穿設されており、この貫通孔30aに軸受部材(例
えばスライドブシュ)34が組み込まれている。また、
軸受部材34には中間ロッド35がスライド自在に嵌合
し、これによって緩衝器32の衝撃吸収ロッド32aに
連接した状態で、中間ロッド35が緩衝器32のスラス
ト方向に移動自在となっている。さらに、中間ロッド3
5の先端部分には、ブラケット36を介して回転子であ
るローラ37が取り付けられており、このローラ37が
スイングアーム33に当接するようになっている。な
お、図中38はローラ37の回り止め用に設けられたガ
イドブロックであり、このガイドブロック38はブラケ
ット36の両側に配置されている。
プレート31側の貫通孔31aと同軸状態で貫通孔30
aが穿設されており、この貫通孔30aに軸受部材(例
えばスライドブシュ)34が組み込まれている。また、
軸受部材34には中間ロッド35がスライド自在に嵌合
し、これによって緩衝器32の衝撃吸収ロッド32aに
連接した状態で、中間ロッド35が緩衝器32のスラス
ト方向に移動自在となっている。さらに、中間ロッド3
5の先端部分には、ブラケット36を介して回転子であ
るローラ37が取り付けられており、このローラ37が
スイングアーム33に当接するようになっている。な
お、図中38はローラ37の回り止め用に設けられたガ
イドブロックであり、このガイドブロック38はブラケ
ット36の両側に配置されている。
【0024】上記構成からなる本第3実施例の緩衝装置
においては、一端を支点に揺動するスイングアーム33
がローラ37に当接し、このローラ37を介して伝達さ
れる押圧力によって中間ロッド35と衝撃吸収ロッド3
2aとが緩衝器32のスラスト方向に移動し、スイング
アーム33の停止時における衝撃が吸収される。このと
き、中間ロッド35の先端部分に取り付けられたローラ
37は、スイングアーム33との当接によって回転しな
がら、衝撃吸収ロッド32aとともに緩衝器32のスラ
スト方向に移動する。また、衝撃吸収ロッド32aに連
接して設けられた中間ロッド35も、スイングアーム3
3とローラ37の当接によって軸受部材34に案内支持
されながら、衝撃吸収ロッド32aとともに緩衝器32
のスラスト方向に移動する。
においては、一端を支点に揺動するスイングアーム33
がローラ37に当接し、このローラ37を介して伝達さ
れる押圧力によって中間ロッド35と衝撃吸収ロッド3
2aとが緩衝器32のスラスト方向に移動し、スイング
アーム33の停止時における衝撃が吸収される。このと
き、中間ロッド35の先端部分に取り付けられたローラ
37は、スイングアーム33との当接によって回転しな
がら、衝撃吸収ロッド32aとともに緩衝器32のスラ
スト方向に移動する。また、衝撃吸収ロッド32aに連
接して設けられた中間ロッド35も、スイングアーム3
3とローラ37の当接によって軸受部材34に案内支持
されながら、衝撃吸収ロッド32aとともに緩衝器32
のスラスト方向に移動する。
【0025】したがって、スイングアーム33とローラ
37との間には殆ど摩擦が生じないため、この摩擦に起
因して緩衝器32に加わるラジアル方向の衝撃荷重が軽
減される。また、同様の理由により、スイングアーム3
3とローラ37の当接部分における経時的な摩耗も大幅
に低減されるため、スイングアーム33の停止位置精度
も高精度に維持される。
37との間には殆ど摩擦が生じないため、この摩擦に起
因して緩衝器32に加わるラジアル方向の衝撃荷重が軽
減される。また、同様の理由により、スイングアーム3
3とローラ37の当接部分における経時的な摩耗も大幅
に低減されるため、スイングアーム33の停止位置精度
も高精度に維持される。
【0026】さらに、スイングアーム33とローラ37
の当接によるラジアル方向の衝撃荷重は、その殆どが軸
受部材34に吸収されるため、緩衝器32にはスラスト
方向の衝撃荷重だけしか加わらず、これによってラジア
ル方向の衝撃荷重による緩衝器32のダメージが大幅に
軽減される。
の当接によるラジアル方向の衝撃荷重は、その殆どが軸
受部材34に吸収されるため、緩衝器32にはスラスト
方向の衝撃荷重だけしか加わらず、これによってラジア
ル方向の衝撃荷重による緩衝器32のダメージが大幅に
軽減される。
【0027】なお、上記第1実施例の構成においては、
緩衝器11の衝撃吸収ロッド11aの先端部分にローラ
14を取り付けるようにしたが、本発明はこれに限ら
ず、図示はしないが衝撃吸収ロッド11aに対するスイ
ングアーム12の当接部分にローラを取り付けるように
してもよい。また、上記第3実施例の構成においても、
中間ロッド35の先端部分にローラ37を取り付けるよ
うにしたが、本発明はこれに限らず、図4に示すよう
に、中間ロッド35に対するスイングアーム33の当接
部分に例えばフランジ36を介してローラ37を取り付
けるようにしてもよい。
緩衝器11の衝撃吸収ロッド11aの先端部分にローラ
14を取り付けるようにしたが、本発明はこれに限ら
ず、図示はしないが衝撃吸収ロッド11aに対するスイ
ングアーム12の当接部分にローラを取り付けるように
してもよい。また、上記第3実施例の構成においても、
中間ロッド35の先端部分にローラ37を取り付けるよ
うにしたが、本発明はこれに限らず、図4に示すよう
に、中間ロッド35に対するスイングアーム33の当接
部分に例えばフランジ36を介してローラ37を取り付
けるようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
スイング部材を停止させる際に、衝撃吸収ロッドの先端
部分または衝撃吸収ロッドに対するスイング部材の当接
部分に設けられた回転子が、スイング部材との当接によ
って回転しながら衝撃吸収ロッドとともに緩衝器のスラ
スト方向(軸方向)に移動するため、スイング部材と回
転子との間には殆ど摩擦力が生じず、これにより摩擦力
に起因して緩衝器に加わるラジアル方向の衝撃荷重を大
幅に軽減できる。
スイング部材を停止させる際に、衝撃吸収ロッドの先端
部分または衝撃吸収ロッドに対するスイング部材の当接
部分に設けられた回転子が、スイング部材との当接によ
って回転しながら衝撃吸収ロッドとともに緩衝器のスラ
スト方向(軸方向)に移動するため、スイング部材と回
転子との間には殆ど摩擦力が生じず、これにより摩擦力
に起因して緩衝器に加わるラジアル方向の衝撃荷重を大
幅に軽減できる。
【0029】また本発明においては、衝撃吸収ロッドに
連接して設けられた中間ロッドが、スイング部材との当
接によって衝撃吸収ロッドとともに緩衝器のスラスト方
向に移動するため、緩衝器に加わる衝撃荷重をスラスト
方向の成分だけに限定することができる。加えて、緩衝
器に加わる衝撃荷重がスラスト方向の成分だけになる
と、その衝撃吸収能力を十分に引き出すことが可能にな
るとともに、スイング部材に対する緩衝器の取付位置調
整もきわめて容易になる。
連接して設けられた中間ロッドが、スイング部材との当
接によって衝撃吸収ロッドとともに緩衝器のスラスト方
向に移動するため、緩衝器に加わる衝撃荷重をスラスト
方向の成分だけに限定することができる。加えて、緩衝
器に加わる衝撃荷重がスラスト方向の成分だけになる
と、その衝撃吸収能力を十分に引き出すことが可能にな
るとともに、スイング部材に対する緩衝器の取付位置調
整もきわめて容易になる。
【0030】さらに本発明によれば、中間ロッドの先端
部分または中間ロッドに対するスイング部材の当接部分
にに取り付けられた回転子が、スイング部材との当接に
よって回転しながら衝撃吸収ロッドとともに緩衝器のス
ラスト方向に移動し、これに共働して衝撃吸収ロッドに
連接した中間ロッドも衝撃吸収ロッドとともにスラスト
方向に移動するため、スイング部材と回転子との間には
殆ど摩擦力が生じないことから、摩擦力に起因して緩衝
器に加わるラジアル方向の衝撃荷重を大幅に軽減できる
と同時に、緩衝器に加わる衝撃荷重をスラスト方向の成
分だけに限定することができる。
部分または中間ロッドに対するスイング部材の当接部分
にに取り付けられた回転子が、スイング部材との当接に
よって回転しながら衝撃吸収ロッドとともに緩衝器のス
ラスト方向に移動し、これに共働して衝撃吸収ロッドに
連接した中間ロッドも衝撃吸収ロッドとともにスラスト
方向に移動するため、スイング部材と回転子との間には
殆ど摩擦力が生じないことから、摩擦力に起因して緩衝
器に加わるラジアル方向の衝撃荷重を大幅に軽減できる
と同時に、緩衝器に加わる衝撃荷重をスラスト方向の成
分だけに限定することができる。
【0031】その結果、ラジアル方向の衝撃荷重によっ
て受ける緩衝器のダメージが大幅に軽減されるため、そ
うしたダメージによる緩衝器の故障等が未然に防止さ
れ、緩衝器の長寿命化が図られる。
て受ける緩衝器のダメージが大幅に軽減されるため、そ
うしたダメージによる緩衝器の故障等が未然に防止さ
れ、緩衝器の長寿命化が図られる。
【図1】本発明に係わる緩衝装置の第1実施例を説明す
る側面概略図である。
る側面概略図である。
【図2】本発明に係わる緩衝装置の第2実施例を説明す
る側面概略図である。
る側面概略図である。
【図3】本発明に係わる緩衝装置の第3実施例を説明す
る側面概略図である。
る側面概略図である。
【図4】第3実施例の他の実施態様を説明する側面概略
図である。
図である。
【図5】従来の緩衝装置を説明するための図である。
【図6】従来問題を説明するための図である。
11,21,32 緩衝器 11a,21a,32a 衝撃吸収ロッド 12,23,33 スイングアーム(スイング部材) 14,37 ローラ(回転子) 24,35 中間ロッド
Claims (3)
- 【請求項1】 一端を支点に揺動するスイング部材に当
接しつつ、前記スイング部材を停止させる際の衝撃を吸
収する緩衝装置であって、 その軸方向に移動可能に組み込まれた衝撃吸収ロッドを
有し、前記スイング部材の停止位置に対応して配置され
た緩衝器と、 前記緩衝器の衝撃吸収ロッドの先端部分または前記衝撃
吸収ロッドに対する前記スイング部材の当接部分に取り
付けられた回転子とを備えたことを特徴とする緩衝装
置。 - 【請求項2】 一端を支点に揺動するスイング部材に当
接しつつ、前記スイング部材を停止させる際の衝撃を吸
収する緩衝装置であって、 その軸方向に移動可能に組み込まれた衝撃吸収ロッドを
有し、前記スイング部材の停止位置に対応して配置され
た緩衝器と、 前記緩衝器の衝撃吸収ロッドに連接した状態で、前記緩
衝器の軸方向に移動自在に設けられた中間ロッドとを備
えたことを特徴とする緩衝装置。 - 【請求項3】 一端を支点に揺動するスイング部材に当
接しつつ、前記スイング部材を停止させる際の衝撃を吸
収する緩衝装置であって、 その軸方向に移動可能に組み込まれた衝撃吸収ロッドを
有し、前記スイング部材の停止位置に対応して配置され
た緩衝器と、 前記緩衝器の衝撃吸収ロッドに連接した状態で、前記緩
衝器の軸方向に移動自在に設けられた中間ロッドと、 前記中間ロッドの先端部分または前記中間ロッドに対す
る前記スイング部材の当接部分に取り付けられた回転子
とを備えたことを特徴とする緩衝装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33961393A JPH07158677A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 緩衝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33961393A JPH07158677A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 緩衝装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07158677A true JPH07158677A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=18329153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33961393A Pending JPH07158677A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 緩衝装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07158677A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005271358A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Star Seiki Co Ltd | 成形品取出機の緩衝装置 |
-
1993
- 1993-12-03 JP JP33961393A patent/JPH07158677A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005271358A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Star Seiki Co Ltd | 成形品取出機の緩衝装置 |
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