JPH07158103A - クラムシェルバケットの構造及びその制御回路 - Google Patents

クラムシェルバケットの構造及びその制御回路

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JPH07158103A
JPH07158103A JP5340963A JP34096393A JPH07158103A JP H07158103 A JPH07158103 A JP H07158103A JP 5340963 A JP5340963 A JP 5340963A JP 34096393 A JP34096393 A JP 34096393A JP H07158103 A JPH07158103 A JP H07158103A
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bucket
hydraulic
pair
hydraulic cylinder
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Mitsuhiro Kishi
光宏 岸
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    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粘土質等のような粘着質の土質を掘り取りる
場合に、左右のバケットを少し反転させ、バケットを引
上げる力を逓減させる。 【構成】 一対のバケット39、40を左右に開閉動さ
せるこで土砂を掴み取るクラムシェルバケット22で、
左右のバケット39、40が閉じた際にも油圧シリンダ
ー49の伸長量に伸びる余裕を持たせ、一方の油圧シリ
ンダー49をさらに伸長させることにより、閉じたバケ
ット39、40を垂直軸線よりも片側に偏位させること
ができるようにしたクラムシェルバケットの構造及びそ
の制御回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば土木工事、建築
工事等において、その直径に比べ深い穴を掘り下げる際
に用いるクラムシェルバケットに関し、特に、粘土質等
のように粘着質の土質を掘り取りる場合にバケットの引
上げの力を逓減させることができるクラムシェルバケッ
トの構造及びその制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、土木工事、建築工事等の工事
現場においては、その直径に比べ掘り下げる深さが極め
て深い穴を掘り下げなければならない必要性が生じる場
合があった。例えば、鉄塔を支えるアンカー用の穴、浄
化槽の埋め込み用の穴、建物の基礎工事用の深穴、井戸
掘り等がここで言う深掘りの作業に該当する。このよう
な深掘りの作業においては、穴の直径が5メートルに対
し深さが15メートル乃至20メートルといった深さの
穴を掘り下げなければならないものであった。
【0003】このような深掘り作業のためには、従来で
はブームの先端にクラムシェルバケットを連結し、クラ
ムシェルバケットの自重によってそれ自身を垂直に垂れ
下げるように吊り下げた土木機械が用いられていた。こ
の機械では、クラムシェルバケットを穴の中に吊り下
げ、バケットを穴の底にある土砂に噛み合わせた後バケ
ットを閉じることで土砂を掴み取ることができる。次い
で、バケットを閉じたままでクラムシェルバケットを穴
から引上げ、地面やトラックの荷台上でバケットを開く
ことにより掴み上げた土砂を移しかえることができる。
このような作業を繰り返して行うことにより、深い穴を
順次掘削することができる。
【0004】この従来のクラムシェルバケットでは、本
体の骨格となる吊り下げ軸がブームの先端に吊り下げら
れており、吊り下げ軸の下端左右にはそれぞれバケット
を左右に開閉動できるように軸支し、各バケットの対向
する面には相互に噛み合う爪を固定した構成が採用され
ていた。この構成では、吊り下げ軸の左右に軸支したバ
ケットが閉じると、両バケット内に土砂を掴み取ること
ができ、バケットを開くことで土砂を落下させることが
できるものであった。このクラムシェルバケットの構造
は従来からよく知られており、柔らかい地盤の掘り下げ
作業には盛んに用いられていた。
【0005】このようなクラムシェルバケットは、砂地
等の非粘着性の柔らかい地盤では左右に開いたバケット
を閉じることにより土砂を容易に掘り取ることができ、
作業の効率性が高いものである。しかし、粘土質のよう
に砂の粒子が細かく、適度な水が含まれている状態の土
砂であっては、クラムシェルバケットのバケットの外周
が掘り取った粘土の穴に密着し、粘土の粘性によって外
部からバケットの接触面に空気が流入しないため、バケ
ットが吸着される現象が発生していた。この現象はクラ
ムシェルバケットのバケットの独特の形状によるもので
あり、吊り下げ軸の左右に軸支されたバケットは半円形
の形状をしており、それぞれが円弧を描くように回動さ
せられている。このバケットが地盤に対して回動する
と、バケットは土砂に切り込むようにして円弧状に食い
込み、円形となったバケットの先端が描いた軌跡にバケ
ットの側面が密着することになる。こうして、バケット
が食い込んだ掘り下げた穴の地盤が粒子の細かい粘土質
であれば、粘着性の高い粘土が両バケットの周面に密着
し、空気が入り込む隙間を発生させないことになり、バ
ケットは吸着されることになるからである。
【0006】このようにバケットが粘土質によって吸着
状態となると、クラムシェルバケットを掘り下げた穴か
ら引き上げようとしても、クラムシェルバケットと土砂
の重量だけでは引き上げることができず、引き上げるた
めには強大な力を必要とするものであった。このような
状態になると、従来の深掘り掘削機では、クラムシェル
バケットの自重を引き上げるだけの能力しか持っておら
ず、吸着されたバケットを穴から引き剥がそうとすれば
機材の一部が破損したり、掘削機が転倒するおそれがあ
った。このような場合には、一回分の土砂の掘り取り量
を縮小し、荷重を軽減させることもあったが、掘削の作
業効率が悪化する原因となっていた。
【0007】このため、掘削機の引上げ能力を高め、機
材の耐荷重を大きくして、粘土質による吸着現象に対応
させていた。しかし、通常の掘り取り作業では必要のな
い大きな能力を基準に設計すると、砂質の土砂の掘り取
り作業においては無用な能力となるものであった。この
ように、いずれの対応をしてもクラムシェルバケットを
使用して粘土質の土砂を掘り取る作業では、その構成上
からして致命的な効率の悪さが発生していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のクラムシェルバ
ケットではこのような欠点を有しており、クラムシェル
バケットで粘着質の粘土質の地盤に深い穴を掘り下げる
ことができにくいものであった。このため、クラムシェ
ルバケットで粘土質の地盤を掘り下げる場合であって
も、バケットが掘り取った穴に吸着せず、効率のよい深
掘り作業を行うことができるクラムシェルバケットの開
発が望まれていた。
【0009】本発明はこのような欠点に鑑み、粘着性の
高い粘土質の地盤を掘り下げる場合には、掘り取った穴
に対してバケットが相対的に変位し、両者の接触面積を
減少させると同時に、その接触面に空気を流入させ、ク
ラムシェルバケットを引き上げる荷重を軽減させること
ができるクラムシェルバケットの構造及びその制御回路
を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願の発明は、やや垂直
に吊り下げられる吊り下げ軸と、この吊り下げ軸の下端
の左右に回動自在に連結された一対のバケットと、吊り
下げ軸と各バケットの間に介在され、それ自体が伸縮す
ることで左右のバケットを開閉動させる一対の油圧シリ
ンダーとから成り、両油圧シリンダーを伸長させること
により一対のバケットを閉じて土砂を掴み取り、両油圧
シリンダーを縮小させることにより一対のバケットを開
いて土砂を放出するクラムシェルバケットにおいて、一
対のバケットが閉じた際にも油圧シリンダーの伸長量に
伸びる余裕を持たせておき、一方の油圧シリンダーをさ
らに伸長させることにより、閉じたバケットを垂直軸線
よりも片側に偏位させることをができるようにしたこと
特徴とするクラムシェルバケットの構造を提供するもの
である。
【0011】また、本願の発明は、やや垂直に吊り下げ
られる吊り下げ軸と、この吊り下げ軸の下端の左右に回
動自在に連結された一対のバケットと、吊り下げ軸と各
バケットの間に介在され、それ自体が伸縮することで左
右のバケットを開閉動させることができ、一対のバケッ
トが閉じた際にもさらにその長さ方向に伸びる余裕を持
たせた一対の油圧シリンダーとから成り、両油圧シリン
ダーを伸長させることにより一対のバケットを閉じて土
砂を掴み取り、両油圧シリンダーを縮小させることによ
り一対のバケットを開いて土砂を放出するクラムシェル
バケットにおいて、両油圧シリンダーの伸長側の圧力室
を共通して油圧供給油路に接続すると共に、両油圧シリ
ンダーの縮小側の排出室を共通して戻り油路に接続し、
油圧供給油路と一方の油圧シリンダーとの間に油圧供給
油路からの油圧が高くなった際には一方の油圧シリンダ
ーと油圧供給油路との接続を解除させる切換弁を介在さ
せたことを特徴とするクラムシェルバケットの制御回路
を提供するものである。
【0012】
【作用】本願の発明では、吊り下げ軸の下端の左右には
それぞれバケットを軸支してあり、バケットの背中側と
吊り下げ軸との間にはそれぞれ油圧シリンダーを介在さ
せてある。この構成では、従来のように両油圧シリンダ
ーにより両側にあるバケットを閉じることでバケット内
に土砂を掴み取ることができ、両バケットが開くことで
掘り取った土砂を他の場所やトラックの荷台等に移し変
えることができる。
【0013】この油圧シリンダーはその伸長量(ストロ
ーク長)を相違させてあり、かつ、両油圧シリンダーを
最小に縮小させた場合には左右のバケットが最大に開く
ようにそれぞれの長さを設定してある。このため、両油
圧シリンダーが伸長して一対のバケットが閉じた時には
一方の油圧シリンダーは最大に伸長しているが、他方の
油圧シリンダーには未だ伸びる余裕が残してある。この
ため、粘着性の高い粘土質の地盤にバケットが吸着した
場合には、他方の油圧シリンダーが少し伸長し、一方の
油圧シリンダーを縮小させて噛み合っている一対のバケ
ットを閉じた状態のままで一方の方向に回動させること
ができる。すると、両バケットは閉じたままで中心軸か
ら偏位して回動し、掘り取った穴の中心とバケットの中
心がずれ、バケットと土砂の接触面積が少なくなる。
【0014】このような状態のままでクラムシェルバケ
ットを引き上げると、バケットと穴の底にある土砂との
隙間には空気が流入し、バケットが土砂から引き離れる
のが容易となる。また、バケットと穴の底にある土砂と
の間の吸着面積が小さくなるため、バケットの全面積が
土砂と密着している場合に比べてその引上げ力を小さく
することができる。そして、バケットが掘り下げた穴か
ら引上げられると、両バケットは自由に回動することが
でき、その自重によって両油圧シリンダー間で油圧が自
由に流動することになり、両バケットはその中心軸を鉛
直線に一致させるように復帰する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。本実施例では、移動できる車体にアームを取付け、
このアームの先端に複数のブームをテレスコピック状に
挿入して長さ方向に伸縮できるブーム体を取り付け、こ
のブーム体の先端にクラムシェルバケットを取り付けた
深掘り掘削機で本発明を説明する。この実施例における
深掘り掘削機では、地表より下方に向けて垂直な深い穴
を掘ることができ、建造物の基礎工事や埋設工事に利用
することができるものである。
【0016】まず、車体11の左右にはそれぞれクロー
ラー12が巻き付けてあり、このクローラー12を駆動
することにより車体11を前後左右に自由に移動させる
ことができる。この車体11の上面には、エンジン、運
転席などを搭載した作業台13が水平方向に360度自
由に旋回できるように載置してあり、この作業台13の
上部前方にはややくの字状に折り曲げたアーム14の下
端が上下方向に揺動できるように軸支してある。そし
て、このアーム14の中央と前記作業台13の前面との
間には、仰角制御用の油圧シリンダー15が介在させて
ある。
【0017】そして、アーム14の先端には揺動体16
がピン17によって回動自在に連結させてあり、アーム
14とこの揺動体16の間には、角度調整用の油圧シリ
ンダー18が介在させてある。この揺動体16の上面に
は、複数のブームをテレスコピック状に挿入し、内蔵し
た油圧シリンダーによってその長さ方向に伸縮できるブ
ーム体19が載置して固着してある。このため、ブーム
体19は揺動体16と共に油圧シリンダー18によって
上下に揺動することができる。
【0018】このブーム体19の内でその下端(図1中
で左側の先端)にある細径のブームの端面には舌形状を
した平板の連結片30が固定してあり、この連結片30
には前後左右のいずれにも自由に揺動することができる
ジョイント21がピン33により吊り下げてあり、ジョ
イント21の下部にはクラムシェルバケット22がピン
35により揺動自在に吊り下げてある。このジョイント
21により、クラムシェルバケット22はその自重によ
り常にその軸線が垂直となるように維持されている。な
お、ジョイント21とクラムシェルバケット22の詳し
い構成は後述する。
【0019】次に、図2は本発明の一実施例であるクラ
ムシェルバケット22の詳しい構成を示すものであり、
クラムシェルバケット22を側面から見た状態を示すも
のである。
【0020】前記ジョイント21は、ブーム体19の角
度又はその位置に係わらす吊り下げたクラムシェルバケ
ット22を常に垂直に吊り下げられることができるもの
で、直交する二軸方向で自由に回動することができるも
のである。このジョイント21ではその中央に平板状を
した中心基板31があり、この中心基板31の上面には
間隔をおいて一対の軸支片32が固着してあり、両軸支
片32の間には前記連結片30が挿入させてある。そし
て、連結片30と軸支片32は水平方向に貫通したピン
33によって回動自在に連結させてある。また、中心基
板31の下面には間隔をおいて一対の軸支片34が固着
してあり、この軸支片34の間にはクラムシェルバケッ
ト22の骨格を構成する吊り下げ軸38の上端が挿入し
てあり、軸支片34と吊り下げ軸38とは水平方向に貫
通したピン35によって回動自在に連結させてある。こ
のピン35は、前記ピン33とはその軸線が直角となる
ように配置してあり、吊り下げ軸38はピン33と35
の自由度によって連結片30はどのような位置にあって
も常に吊り下げ軸38はその軸線が垂直下方に垂れ下が
ることができる。
【0021】この吊り下げ軸38はクラムシェルバケッ
ト22の全体を支えることができるもので、やや太径の
丸棒の形状をしている。そして、吊り下げ軸38の下端
の左右には土砂を掴み取るための一対のバケット39、
40が配置してあり、吊り下げ軸38の下端とバケット
39、40とはピン41、42によって回動自在に連結
してある。このバケット39、40はそれぞれ断面が半
円形をしており、ピン41、42がそれぞれ円弧の中心
に位置するように設定してあり、バケット39、40が
ピン41、42を中心にして回動すると、バケット3
9、40の外周の軌跡はピン41、42を中心として円
形を描くようになっている。また、各バケット39、4
0の下端開口の対向する面には、土砂に食い込むための
爪43、44がそれぞれ固着してある。
【0022】次に、前記吊り下げ軸38の上端付近(吊
り下げ軸38の上端から約1/3程度の位置)には、そ
の外周に太径の固定外枠45が帯状に固着してあり、こ
の固定外枠45の左右側面には、一対のシリンダー受台
46、47がそれぞれ対称形に配置して固着してある。
このシリンダー受台46の間には油圧シリンダー48の
後端が挿通してあり、シリンダー受台46と油圧シリン
ダー48の後端とはピン50によって回動自在に連結し
てある。また、油圧シリンダー48の間には油圧シリン
ダー49の後端が挿通してあり、シリンダー受台47と
油圧シリンダー49の後端とはピン51によって回動自
在に連結してある。また、前記バケット39の上縁中央
にはロッド受台52が固着してあり、このロッド受台5
2の間には油圧シリンダー48によって作動されるシリ
ンダーロッド54の先端が挿入してあり、ロッド受台5
2とシリンダーロッド54の先端とはピン56によって
回動自在に連結してある。同様にして、バケット40の
上縁中央にもロッド受台53が固着してあり、このロッ
ド受台53の間には油圧シリンダー49によって作動さ
れるシリンダーロッド55の先端が挿入してあり、ロッ
ド受台53とシリンダーロッド55の先端とはピン57
によって回動自在に連結してある。このようなクラムシ
ェルバケット22の構成は従来から知られたものであ
る。
【0023】しかしながら、本発明における一実施例の
クラムシェルバケット22では、前記の油圧シリンダー
48、49に従来の同等品には無い特徴がある。すなわ
ち、両油圧シリンダー48、49はその伸縮できる量
(ストローク長)を相違させており、図2で示すように
油圧シリンダー49の伸縮量Aは油圧シリンダー48の
伸縮量Bよりも長くなるように設定してある。また、油
圧シリンダー48、49が最小限に縮小した状態では、
各シリンダーロッド54、55は油圧シリンダー48、
49内に引き込まれるが、この縮小した状態でバケット
39、40はピン41、42を中心として最大限に開口
しており、バケット39、40が吊り下げ軸38の左右
に対称形に開いている(図4の状態を参照のこと)。そ
して、油圧シリンダー48、49がそれぞれ作動して油
圧シリンダー48、49からそれぞれシリンダーロッド
54、55が伸長し、バケット39、40が閉じた状態
の時(図5の状態を参照のこと)には油圧シリンダー4
8側のシリンダーロッド54は最大の伸長量となるが、
油圧シリンダー49側のシリンダーロッド55の伸長量
にはなおも少し余裕があるように設定してある。この伸
び代は前述の油圧シリンダー48、49の伸縮量の差で
あり、A−Bの長さが油圧シリンダー49の伸びること
ができる遊びの長さとなる。
【0024】次に、第3図は本実施例のクラムシェルバ
ケット22を作動させるための油圧制御回路を示すもの
である。
【0025】前記車体11の内部に収納されたエンジン
61によって駆動される油圧ポンプ60は、その吸引側
を圧力油を収納した油タンク62に連通させてあり、油
圧ポンプ60の圧力油の吐出側は三方に切換えることが
できる切換弁63に接続してある。また、切換弁63の
排出側は、前記油タンク62に接続してあり、圧力油が
戻るようしてある。
【0026】この切換弁63の一方には油圧供給油路と
しての油路aが接続してあり、油路aには圧力油を二方
向に分岐できる分流弁64の共通端が接続してあり、分
流弁64の二つの分岐端にはそれぞれ油路b、cが接続
してある。この油路cは油圧シリンダー49の圧力室6
7側に接続してあり、油路bは切換弁65の常時開口し
てる一方のポートに接続してある。この切換弁65の常
時開口している他方のポートには油路dが接続してあ
り、油路dは油圧シリンダー48の圧力室66側に接続
してある。この切換弁65は油路bの圧力が高くなると
切り替わる特質を持つもので、常時は閉鎖しているポー
トには油路hが接続してあり、通常は油路bとdが連通
しているが、油路bの圧力が高くなると油路bとdが遮
断され、油路dとhが連通することになる。
【0027】前記油圧シリンダー49の内部には、圧力
油によって内部を摺動するピストン69が気密に収納し
てあり、このピストン69には前記シリンダーロッド5
5の終端が連結してあり、ピストン69によって油圧シ
リンダー49の内部は圧力室67と戻し室71に分離さ
れている。また、前記油圧シリンダー48も同様に、そ
の内部には圧力油によって内部を摺動するピストン68
が収納してあり、このピストン68には前記シリンダー
ロッド54の終端が連結してあり、ピストン68によっ
て油圧シリンダー48の内部は圧力室66と戻し室70
に分離されている。
【0028】この油圧シリンダー49の戻し室71には
油路fが接続してあり、この油路fは切換弁72の常時
開口している一方のポートに接続してあり、切換弁72
の常時開口している他方のポートには戻り油路としての
油路gが接続してあり、油路gの終端には前記切換弁6
3が接続してある。この切換弁63は常時は開口してい
るが、作動端に圧力が加わるとその流路を閉鎖すること
ができるものである。そして、油圧シリンダー48の戻
し室70には油路eが接続してあり、この油路eは前記
油路fと合流しており、切換弁72の常時開口している
一方のポートに接続している。
【0029】次に、前記油路bには圧力制御のための油
路iが分岐して接続してあり、切換弁65の作動端に接
続した油路jに接続しており、両油路i、jとは油路m
に合流して接続しており、この油路mの終端は前記切換
弁72の作動端に接続してある。また、前記油路gには
油路kが分岐するようにして接続してあり、この油路k
には一方向に圧力油を流動させるチェック弁73が接続
してあり、チェック弁73には油路hが接続してあり、
この油路hの終端には切換弁65の常時閉鎖しているポ
ートに接続してある。なお、このチェック弁73は油路
hより油路kの方向には圧力油の流動を許可するが、そ
の逆の油路kより油路hの方向には圧力油の流動ができ
ない性質を持っている。
【0030】次に、本実施例の作用を図4、図5、図
6、図7、図8と共に説明する。この場合、クラムシェ
ルバケット22で粘着性のある粘土質の地盤をバケット
39、40により掘り取る作業により説明し、バケット
39、40が粘土質の土質に吸着されて容易にクラムシ
ェルバケット22を引上げられない場合の動作に付いて
説明する。そして、このクラムシェルバケット22が図
4、図5、図6、図7、図8の順に動作し、図4ではバ
ケット39、40が最大限に開いた状態から、図8のク
ラムシェルバケット22が掘り取った穴から引き上げる
までの手順で説明する。
【0031】〔掘削機の操作〕
【0032】この深掘り掘削機により深穴を掘る場合に
は、まず油圧シリンダー15、18をそれぞれ作動さ
せ、アーム14及びブーム体19をそれぞれ上下に揺動
させてクラムシェルバケット22を掘り取る穴の真上付
近に移動させる。そして、両油圧シリンダー15、18
を調整して伸縮させることにより、ブーム体19を深穴
の軸線に対して垂直になるように立ち上げる。その後、
ブーム体19に内蔵してある油圧シリンダー(図示せ
ず)を作動させてブーム体19を伸長させ、ブーム体1
9の細径のブームの下端に吊り下げてあるジョイント2
1、クラムシェルバケット22をそれぞれ掘り下げた穴
の中に挿入する。このクラムシェルバケット22のバケ
ット39、40が穴の底に接触させたならば両バケット
39、40を閉じることにより土砂を掴み取り、その後
前述とは逆にブーム体19に内蔵した油圧シリンダーを
作動させてブーム体19の全体長さを縮小させ、穴の開
口よりクラムシェルバケット22を引出す。そして、両
油圧シリンダー15、18を作動させてアーム14、ブ
ーム体19を上下に揺動させ、クラムシェルバケット2
2を目的とする高さのまで持ち上げ、地表近くの地面や
トラックの荷台に移動させる。その後、バケット39、
40を開くことにより、掴み取った土砂を落下させるこ
とができる。
【0033】〔土砂の掘り取り作業〕
【0034】次に、このクラムシェルバケット22で土
砂を掘り取る場合には、図4に示すように油圧シリンダ
ー48、49を縮小してシリンダーロッド54、55を
油圧シリンダー48、49内に引き込め、バケット3
9、40をピン41、42を中心にして回動させ、両バ
ケット39、40を両側に大きく開かせる。この状態で
は、バケット39、40の開口は下方に向いており、爪
43、44は下方に向けられている。このような姿勢の
とき、クラムシェルバケット22を穴の底にある地盤S
に落下させると、爪43、44は地盤Sの表面より内部
に食い込むことになる(図4の状態を参照)。
【0035】このような状態となったなら、切換弁63
を正方向に切換えて油圧ポンプ60で発生した圧力油を
油路aに供給する。油路aより流入した圧力油は分流弁
64により左右に同じ流量で分岐され、圧力油は油路
b、cにそれぞれ流れる。この油路bに流入した圧力油
は切換弁65、油路dを通過して油圧シリンダー48の
圧力室66に流入する。この圧力室66で圧力油が膨張
するため、油圧シリンダー48内でピストン68を下方
に押動し、シリンダーロッド54を油圧シリンダー48
より押し出すことになる。また、油路cに流入した圧力
油は油圧シリンダー49の圧力室67に流入し、この圧
力室67で膨張するため、油圧シリンダー49内でピス
トン69を下方に押動し、シリンダーロッド55を油圧
シリンダー49より押し出すことになる。そして、油圧
シリンダー48の戻し室70内に残っていた圧力油はピ
ストン68の移動で油路e方向に押し出され、また、油
圧シリンダー49の戻し室71内に残っていた圧力油は
ピストン69の移動で油路f方向に押し出される。両油
路e、fで合流した圧力油は切換弁72を通過した後、
油路gを流れて切換弁63より油タンク62に戻されて
回収される。このような圧力油の流れにより両油圧シリ
ンダー48、49は押動の作用を行う。
【0036】このようにして、油圧シリンダー48、4
9が作動してシリンダーロッド54、55が伸長する
と、ピン50と56及びピン51と57の間隔が長くな
り、ロッド台52、53が押されるためにバケット39
はピン41を中心にして反時計方向に回動し、バケット
40はピン42を中心にして時計方向に回動する。この
ため、爪43、44が噛み合うようにして両バケット3
9、40の開口は閉じ、両バケット39、40内には地
盤Sより土砂を掴み取り、バケット39、40の外周は
地盤Sに食い込むことになる(図5を参照のこと)。
【0037】このように、両バケット39、40が噛み
合った時には、油圧シリンダー48のシリンダーロッド
54は最大限に伸長しているが、その状態であっても油
圧シリンダー49のシリンダーロッド55はその伸長量
に余裕が残っている。すなわち、油圧シリンダー49内
のピストン69は油圧シリンダー49の下端に達してお
らず、圧力室67になおも圧力油が供給されたならば、
シリンダーロッド55をさらに下方に押し下げることが
できるだけの伸縮量(ストローク長)が残っている。
【0038】〔バケット39、40の偏位の動作〕
【0039】この図5で示すような状態で、バケット3
9、40が粘着性の高い粘土質等の地盤Sに食い込んだ
ならば、ジョイント21によってクラムシェルバケット
22を引き上げようとしてもバケット39、40の半円
形をした下面が粘土質に吸着して引き上げるには大きな
負荷がかかることになる。このような状態になったなら
ば、切換弁63を正方向に切換えて、圧力油を油路a方
向になおも供給を続けてバケット39、40を偏位して
回転させる。
【0040】すなわち、油路a、分流弁64、油路cを
通過した圧力油は圧力室67に供給されて膨張するが、
油圧シリンダー49内のピストン69はまだ下方に移動
することができる余裕があり、ピストン69は下方に移
動することができる。しかし、油圧シリンダー48内の
ピストン68は油圧シリンダー48の最下位置にあるた
め、油圧シリンダー48側ではピストン68およびシリ
ンダーロッド54は下方に伸長できない。また、バケッ
ト39、40が接触しているために両バケット39、4
0はそれ以上回動することができず、油圧シリンダー4
9だけが伸びようとしてもシリンダーロッド54によっ
て余裕のある伸長量分が残っていても伸びることができ
ない。このため、油路b、cには分流弁64から供給さ
れる圧力油によってその圧力が高くなり、圧力油の一部
は油路i、jを通じて切換弁65の作動端に加えられ、
この作動端の圧力を高めることから切換弁65を切換え
ることになる。すると、油路bとdの導通は遮蔽され、
油路dとhが導通することになり、圧力室66は油路
d、切換弁65、油路h、チェック弁73、油路kを介
して戻り側の油路gと連通することになる。また、油路
iからの高められた圧力油は同時に油路mを伝わって切
換弁72の作動端に加えられるために、この切換弁72
が切り換わり、油路fとgの導通を遮断することにな
る。
【0041】このように圧力油の流れの系統が切り換わ
ると、油路cに加えられた圧力油は圧力室67内に流入
し、ピストン69を押し下げてシリンダーロッド55を
油圧シリンダー49より伸長させることになる。そし
て、ピストン69が油圧シリンダー49内で下方に摺動
すると、油圧シリンダー49の戻し室71に残っていた
圧力油は排出され、油路fに流れ、油路eより油圧シリ
ンダー48の排出室70に流入する。このため、圧力油
は排出室70内で膨張し、ピストン68を押し上げてシ
リンダーロッド54を油圧シリンダー48内に収納する
ように作用する。同時に、ピストン68が油圧シリンダ
ー48内で摺動することから圧力室66に残っていた圧
力油は油路dに流出され、この圧力油は切換弁65、油
路h、チェック弁73、油路kの順に流れ、次いで油路
g、切換弁63より油タンク62に流れて回収される。
つまり、油路b内の圧力油の圧力が低い時には、油路a
より分流弁64を介して2つの油圧シリンダー48、4
9に並列に圧力油が供給されているが、油路b内の圧力
油の圧力が高くなると、2つの油圧シリンダー49、5
0は直列に接続されて同期して伸縮の動作を行ない、各
シリンダーロッド54、55の作動方向は逆となるもの
である。
【0042】このように、油路b内の圧力油の圧力が高
められることによりシリンダーロッド55が油圧シリン
ダー49より押し出され、シリンダーロッド54が油圧
シリンダー48に収納されるように収縮され、両シリン
ダーロッド54、55は逆方向の作動を行う。このた
め、シリンダーロッド55に連結してあるピン57、ロ
ッド受台53は下降し、バケット40をピン42を中心
として時計方向に回動させ、同時にシリンダーロッド5
4に連結してあるピン56、ロッド受台52は上昇し、
バケット39をピン41を中心として時計方向に回動さ
せることになる。このようにして、吊り下げ軸38の下
端左右に軸支してあるバケット39、40はそれぞれピ
ン41、42を中心として矢印Vの方向にその中心軸
(垂直線)から左方向に偏位して回動させられ、図6で
示すようにくの字形に曲げられて停止する。この時、地
盤Sにバケット39、40を食い込ませ、地盤Sの表面
から下方に円弧形の穴Tを形成しており、バケット3
9、40の外周は掘り取った穴Tの表面に吸着してい
る。
【0043】このようにして、地盤Sの表面より食い込
んだバケット39、40は円弧形の穴Tの内部で、両バ
ケット39、40が土砂を掴み取ったままの状態で偏位
し、バケット39、40の外周と穴Tの接触面積が減少
する。しかも、バケット39、40が回動することによ
り、穴Tとの接触面に空気が流入するため、バケット3
9、40は穴Tと引き離すことが容易となる。
【0044】〔クラムシェルバケット22の引上げ〕
【0045】この図6のように、バケット39、40の
中心が穴Tの中心より偏位し、両者の接触面積が減少し
て吸着力が少なくなれば、クラムシェルバケット22を
穴Tより容易に引き上げることができる。すなわち、ブ
ーム体19に内蔵した油圧シリンダーを作動させてブー
ム体19の全長を縮小させ、ブーム体19の下端に連結
したジョイント21によってクラムシェルバケット22
を引上げ、バケット39、40を穴Tより引き離すこと
ができる。このバケット39、40の引き離しにかかる
作用力は、バケット39、40の外周前面が穴Tの内面
に吸着されている状態に比べてはるかに少なくなり、容
易に引き離すことができる。こうして、掘り取った土砂
を掴んだままでバケット39、40が上方に吊り上げら
れた状態が図7で示される。
【0046】〔バケット39、40の復帰動作〕
【0047】このように、バケット39、40が穴Tよ
り引き離され、宙吊りの状態となったならば切換弁63
を中立位置に復帰させ、圧力油を油路aに供給するのを
停止する。すると、油路a、分流弁64、油路b、i、
jを介して切換弁65の作動端に加えられていた圧力が
低下し、切換弁65は復帰して油路bとdを連通させ、
油路dとhを遮断する。このため、油路c、分流弁6
4、油路b、dを介して圧力室66と67が連通する。
排出室70と71とは従前から油路eとfによって連通
しているため、両油圧シリンダー48と49の圧力室6
6と67と排出室70と71は並列に接続することにな
り、両油圧シリンダー48、油圧シリンダー49におけ
る圧力油の流動が自由となる。また、油圧シリンダー4
9によるシリンダーロッド55の伸長により、中心軸よ
り偏位して保持されていたバケット39、40はその自
重によって図7においてW方向に回動しようとする力が
働いている。
【0048】この復帰力のため、シリンダーロッド55
は油圧シリンダー49に押し込まれるように作用し、ピ
ストン69は油圧シリンダー49の内部に押し込められ
ることになり、圧力室67内の圧力油は油路cに押し出
される。このため、圧力油は油路c、分流弁64、油路
b、切換弁65、油路dより圧力室66に流入し、ピス
トン68を油圧シリンダー48内で下方に押し下げ、シ
リンダーロッド54を油圧シリンダー48より伸長させ
ることになる。こうして、シリンダーロッド55が油圧
シリンダー49内に収縮し、同時にシリンダーロッド5
4が油圧シリンダー48より伸長するため、バケット4
0はピン42を回転の中心にして反時計方向に回動し、
バケット39はピン41を回転の中心にして反時計方向
に回動して両者の接触面が垂直になるように自動的に復
帰する。この時、ピストン68が油圧シリンダー48内
で下降すると、排出室70内の圧力油は油路e、fを通
じて油圧シリンダー49の排出室71内に流入する。こ
のため、圧力油は排出室71で膨張してピストン69を
押し上げる作用をし、シリンダーロッド55は油圧シリ
ンダー49内に収縮することになり、両シリンダーロッ
ド54、55の伸長量と収縮量が同期することになる。
【0049】このようにして、バケット39、40は閉
じたままの状態で図7中のW方向に回動し、掴んでいる
土砂はバケット39、40から落下することなく復帰す
る。図8は前述の一連の動作により、バケット39、4
0が偏位した状態からその自重により両者の接合面が垂
直になるように振れ戻り、バケット39と40の重量の
バランスが釣り合った状態を示すものである。この釣り
合った状態でブーム体19の全長を縮小させるように作
用すると、クラムシェルバケット22を穴の底から地表
にまで持ち上げ、バケット39、40で掴み取っている
土砂を深い位置から掘り取ることができる。
【0050】〔バケット39、40を開くことによる土
砂の落下動作〕
【0051】この後、バケット39、40で掘り取った
土砂を地表やトラックの荷台に落下させるには切換弁6
3を中立から逆方向に切換えることにより行う。する
と、油圧ポンプ60からの圧力油は油路gに流入し、切
換弁72を通過した後2つの油路e、fに分岐し(チェ
ック弁73は逆方向のため、圧力油は油路kからhには
流れない)、両排出室70、71に流入する。この排出
室70内で膨張した圧力油は油圧シリンダー48内でピ
ストン68を上方に押し上げ、シリンダーロッド54を
油圧シリンダー48内に収縮させ、排出室71内で膨張
した圧力油は油圧シリンダー49内でピストン69を上
方に押し上げ、シリンダーロッド55を油圧シリンダー
49内に収縮させる。このため、バケット39はピン4
1を中心として時計方向に回動されられ、同時にバケッ
ト40はピン42を中心として反時計方向に回動させら
れ、両バケット39、40の接触面は離れて下方に向け
て開口させることになる。こうして、両バケット39、
40で掴み取られた土砂は地表やトラックの荷台に落下
させられる。
【0052】このような手順を繰り返すことにより、ク
ラムシェルバケット22を使用して深い穴の底から土砂
を掘り取ることができ、バケット39、40により土砂
を引き上げることができ、順次掘っていく深さを深くす
ることができる。
【0053】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、従
来のクラムシェルバケットの基本的な構造に比べて大き
な改造をする必要もなく、下部左右に軸支した2つのバ
ケットを偏位させることができる。このバケットが偏位
する動作は2つの油圧シリンダーの伸長量の設定を調整
しておき、圧力油の供給を制御することで行うことがで
き、機能が簡易となるものである。そして、バケットが
粘性の高い粘土質の土砂に噛み合い、その粘性によって
バケットが吸着されても、バケットが掘り取った穴に対
して偏位することで両者の接触面積が少なくなり、同時
に両者の接触面に空気が流入するため、バケットの引上
げ力を少なくさせることができる。
【0054】また、このようにバケットを操作する油圧
回路は極めて簡単なため、従来から用いられているクラ
ムシェルバケットの油圧回路の一部を改造することで機
能し、製造費用が安価となる。そして、粘着性の高い粘
土質の土壌からバケットを引き離す際に、バケットを引
き上げる力を強力にする必要がないため、車体、アー
ム、ブームの負担が軽減され、最大負荷を大きくして設
計しなくてすむので、掘削機全体の能力を小さくするこ
とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるクラムシェルバケット
を深掘り用の掘削機に吊り下げた状態を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施例であるクラムシェルバケット
を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施例であるクラムシェルバケット
を駆動させるために最適な油圧制御のための油圧回路図
である。
【図4】本発明の一実施例であるクラムシェルバケット
の動作を示すもので、バケットを最大限に開いて土質に
食い込ませた状態を示す側面図である。
【図5】本発明の一実施例であるクラムシェルバケット
の動作を示すもので、バケットを閉じ、両バケット内に
土砂を掴み取った状態を示す側面図である。
【図6】本発明の一実施例であるクラムシェルバケット
の動作を示すもので、バケットを偏位させた状態を示す
側面図である。
【図7】本発明の一実施例であるクラムシェルバケット
の動作を示すもので、バケットを偏位させたままで引き
上げた状態を示す側面図である。
【図8】本発明の一実施例であるクラムシェルバケット
の動作を示すもので、バケットを引き上げた後で、その
自重によりバケットが元の状態に復帰した状態を示す側
面図である。 a 油圧供給油路としての油路 g 戻り油路としての油路 h 油路 22 クラムシェルバケット 38 吊り下げ軸 39 バケット 40 バケット 43 爪 44 爪 48 油圧シリンダー 49 油圧シリンダー 54 シリンダーロッド 55 シリンダーロッド 65 切換弁 66 圧力室 67 圧力室 70 排出室 71 排出室 72 切換弁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 やや垂直に吊り下げられる吊り下げ軸
    と、この吊り下げ軸の下端の左右に回動自在に連結され
    た一対のバケットと、吊り下げ軸と各バケットの間に介
    在され、それ自体が伸縮することで左右のバケットを開
    閉動させる一対の油圧シリンダーとから成り、両油圧シ
    リンダーを伸長させることにより一対のバケットを閉じ
    て土砂を掴み取り、両油圧シリンダーを縮小させること
    により一対のバケットを開いて土砂を放出するクラムシ
    ェルバケットにおいて、一対のバケットが閉じた際にも
    油圧シリンダーの伸長量に伸びる余裕を持たせておき、
    一方の油圧シリンダーをさらに伸長させることにより、
    閉じたバケットを垂直軸線よりも片側に偏位させること
    ができるようにしたことを特徴とするクラムシェルバケ
    ットの構造。
  2. 【請求項2】 前記一対の油圧シリンダーの内、一方の
    油圧シリンダーはバケットが閉じた際に最大に伸長でき
    る長さに設定し、他方の油圧シリンダーはバケットが閉
    じた際にもさらに伸長できるようにその伸長量に余裕が
    あるように設定し、両油圧シリンダーを伸長させて一対
    のバケットが閉じてから他方の油圧シリンダーをさらに
    伸長させ、一対のバケットを垂直軸線より片側に偏位さ
    せると共に、一方の油圧シリンダーを他方の油圧シリン
    ダーの伸長力で縮小させるようにしたことを特徴とする
    請求項1記載のクラムシェルバケットの構造。
  3. 【請求項3】 ブームの先端からやや垂直に吊り下げら
    れる骨格をなす細長い吊り下げ軸と、この吊り下げ軸の
    下端の左右に回動自在に連結された断面がやや半円形を
    した一対のバケットと、各バケットの接触面に固定され
    た複数の爪と、吊り下げ軸の上部と一方のバケットの背
    面の間に介在され、それ自体が伸縮することでバケット
    を開閉動させる一方の油圧シリンダーと、吊り下げ軸の
    上部と他方のバケットの背面の間に介在され、それ自体
    が伸縮することでバケットを開閉動させる他方の油圧シ
    リンダーとから成り、両油圧シリンダーが最小に縮小し
    た状態のときに両バケットは開き、両油圧シリンダーが
    伸長して両バケットが接触して閉じたときにも油圧シリ
    ンダーにはなおも伸長することのできる伸び長さの余裕
    を持たせるように設定したことを特徴とするクラムシェ
    ルバケットの構造。
  4. 【請求項4】 やや垂直に吊り下げられる吊り下げ軸
    と、この吊り下げ軸の下端の左右に回動自在に連結され
    た一対のバケットと、吊り下げ軸と各バケットの間に介
    在され、それ自体が伸縮することで左右のバケットを開
    閉動させることができ、一対のバケットが閉じた際にも
    さらにその長さ方向に伸びる余裕を持たせた一対の油圧
    シリンダーとから成り、両油圧シリンダーを伸長させる
    ことにより一対のバケットを閉じて土砂を掴み取り、両
    油圧シリンダーを縮小させることにより一対のバケット
    を開いて土砂を放出するクラムシェルバケットにおい
    て、両油圧シリンダーの伸長側の圧力室を共通して油圧
    供給油路に接続すると共に、両油圧シリンダーの縮小側
    の排出室を共通して戻り油路に接続し、油圧供給油路と
    一方の油圧シリンダーとの間に油圧供給油路からの油圧
    が高くなった際には一方の油圧シリンダーと油圧供給油
    路との接続を解除させる切換弁を介在させたことを特徴
    とするクラムシェルバケットの制御回路。
  5. 【請求項5】 やや垂直に吊り下げられる吊り下げ軸
    と、この吊り下げ軸の下端の左右に回動自在に連結され
    た一対のバケットと、吊り下げ軸と各バケットの間に介
    在され、それ自体が伸縮することで左右のバケットを開
    閉動させることができ、一対のバケットが閉じた際にも
    さらにその長さ方向に伸びる余裕を持たせた一対の油圧
    シリンダーとから成り、両油圧シリンダーを伸長させる
    ことにより一対のバケットを閉じて土砂を掴み取り、両
    油圧シリンダーを縮小させることにより一対のバケット
    を開いて土砂を放出するクラムシェルバケットにおい
    て、両油圧シリンダーの伸長側の圧力室を共通して油圧
    供給油路に接続すると共に、両油圧シリンダーの縮小側
    の排出室を共通して戻り油路に接続し、油圧供給油路と
    一方の油圧シリンダーとの間には、油圧供給油路からの
    油圧が高くなった際に切り換わり、油圧供給油路と一方
    の油圧シリンダーとの接続を閉鎖すると同時に、一方の
    油圧シリンダーと戻り油路とを接続させる切換弁を介在
    させたことを特徴とするクラムシェルバケットの制御回
    路。
  6. 【請求項6】 前記の制御回路において、両油圧シリン
    ダーと戻り油路の間には、油圧供給油路からの油圧が高
    くなった際に切り換わり、両油圧シリンダーと戻り油路
    との接続を遮断させることのできる切換弁を介在させた
    ことを特徴とする請求項4又は5記載のクラムシェルバ
    ケットの制御回路。
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