JPH0715756B2 - フォーカス制御装置 - Google Patents
フォーカス制御装置Info
- Publication number
- JPH0715756B2 JPH0715756B2 JP60127404A JP12740485A JPH0715756B2 JP H0715756 B2 JPH0715756 B2 JP H0715756B2 JP 60127404 A JP60127404 A JP 60127404A JP 12740485 A JP12740485 A JP 12740485A JP H0715756 B2 JPH0715756 B2 JP H0715756B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- objective lens
- movable member
- output
- focus control
- focus
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光学式の情報記録面に対物レンズを介して光
ビームを照射し、ディスクから対物レンズを通過して戻
る光ビームを受光部で受けるようにして情報を記録再生
するフォーカス制御装置に関するものである。
ビームを照射し、ディスクから対物レンズを通過して戻
る光ビームを受光部で受けるようにして情報を記録再生
するフォーカス制御装置に関するものである。
従来の技術 対物レンズをフォーカス方向に移動しフォーカスサーボ
状態に引き込む場合、単調に増加する電流でフォーカス
用磁気回路を駆動し対物レンズを情報記録面に漸次近づ
けてゆきジャストフォーカス点でフォーカスサーボ回路
を閉じることによりフォーカスサーボを行っていた。
状態に引き込む場合、単調に増加する電流でフォーカス
用磁気回路を駆動し対物レンズを情報記録面に漸次近づ
けてゆきジャストフォーカス点でフォーカスサーボ回路
を閉じることによりフォーカスサーボを行っていた。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の装置では、支持軸と支持軸に対して摺
回動自在に支持された対物レンズを保持する可動部材と
の摩擦が、静止時と動作時では異なるためフォーカスサ
ーボ引き込み時の対物レンズの情報記録面方向への移動
がなめらかなものとならず、スティックスリップが生じ
て対物レンズが、ディスクなどの情報記録媒体に衝突す
るというような問題があった。
回動自在に支持された対物レンズを保持する可動部材と
の摩擦が、静止時と動作時では異なるためフォーカスサ
ーボ引き込み時の対物レンズの情報記録面方向への移動
がなめらかなものとならず、スティックスリップが生じ
て対物レンズが、ディスクなどの情報記録媒体に衝突す
るというような問題があった。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、フォーカスサーボ
引き込み時に対物レンズをフォーカス動作方向及び、又
はトラッキング動作方向に微小振動させつつフォーカス
方向に移動させる対物レンズ加振移動手段により駆動さ
せるものである。
引き込み時に対物レンズをフォーカス動作方向及び、又
はトラッキング動作方向に微小振動させつつフォーカス
方向に移動させる対物レンズ加振移動手段により駆動さ
せるものである。
作用 本発明は上記対物レンズ加振移動手段により、支持軸に
対して摺回動自在に支持された対物レンズを保持する可
動部材を支持軸に対し微小振動させて動作状態とし、そ
の状態でフォーカス動作方向に移動させることにより対
物レンズの動作をなめらかにし、精度よくフォーカスサ
ーボ引き込みを行なわせる。
対して摺回動自在に支持された対物レンズを保持する可
動部材を支持軸に対し微小振動させて動作状態とし、そ
の状態でフォーカス動作方向に移動させることにより対
物レンズの動作をなめらかにし、精度よくフォーカスサ
ーボ引き込みを行なわせる。
実施例 第1図は本発明の光学式情報記録再生装置の一実施例を
示すブロック図である。第1図において1は微小な振幅
の交流電圧を発生する交流信号発振器、2は単調にゆる
やかに増加する電圧を発生するバイアス信号発生器、3
は端子14と端子15の入力端子を持ちその加算値を端子16
に出力する加算器、4は入力端子11と12を持ち切り換え
信号入力端子10の信号により入力端子11と12のどちらか
の信号を出力端子13に出力する切り換え回路、5は切り
換え回路4の出力電圧に比例した電流をフォーカス用磁
気回路6に流すための駆動回路、7はフォーカス状態検
出器、8はフォーカス状態検出器出力を増幅する増幅
器、9はフォーカス状態検出器7の出力よりフォーカス
サーボ引き込み範囲を判定し切り換え回路4の端子10に
切り換え信号を出力するフォーカスサーボ引き込み判定
回路である。
示すブロック図である。第1図において1は微小な振幅
の交流電圧を発生する交流信号発振器、2は単調にゆる
やかに増加する電圧を発生するバイアス信号発生器、3
は端子14と端子15の入力端子を持ちその加算値を端子16
に出力する加算器、4は入力端子11と12を持ち切り換え
信号入力端子10の信号により入力端子11と12のどちらか
の信号を出力端子13に出力する切り換え回路、5は切り
換え回路4の出力電圧に比例した電流をフォーカス用磁
気回路6に流すための駆動回路、7はフォーカス状態検
出器、8はフォーカス状態検出器出力を増幅する増幅
器、9はフォーカス状態検出器7の出力よりフォーカス
サーボ引き込み範囲を判定し切り換え回路4の端子10に
切り換え信号を出力するフォーカスサーボ引き込み判定
回路である。
第5図,第6図は、対物レンズ駆動部の斜視図及び断面
図である。22は対物レンズであり、可動部材20に保持さ
れている。21は第1のヨークであり可動部材20を支持す
る支持軸となっている。フォーカス動作方向へは、フォ
ーカスコイル23及び第1の磁石26で構成されるフォーカ
ス用磁気回路で駆動される。トラッキング動作方向へ
は、トラッキングコイル24及び第2の磁石28で構成され
るトラッキング用磁気回路で駆動される。
図である。22は対物レンズであり、可動部材20に保持さ
れている。21は第1のヨークであり可動部材20を支持す
る支持軸となっている。フォーカス動作方向へは、フォ
ーカスコイル23及び第1の磁石26で構成されるフォーカ
ス用磁気回路で駆動される。トラッキング動作方向へ
は、トラッキングコイル24及び第2の磁石28で構成され
るトラッキング用磁気回路で駆動される。
フォーカスサーボ引き込み時に交流信号発振器1には第
2図に示す電圧、バイアス信号発生器2には第3図に示
す電圧が出力される。0からt1時間の間対物レンズを微
小に移動させる微小な直流電圧を持っている。加算器3
の出力は第4図に示すものとなる。切り換え回路4は最
初入力端子12の入力を出力しフォーカス用磁気回路6は
第4図に示す電圧に比例した電流で駆動される。0から
t1時間の間に、第6図の対物レンズ22は、可動部材20と
軸受部20aの静摩擦状態から動摩擦状態に移行して動作
し始める。t1のときバイアス信号発生器2の出力が増加
し始めそれに対応して対物レンズは、微小に変動しなが
らフォーカス方向になめらかに移動してゆく。フォーカ
ス状態検出回路7の出力により、フォーカスサーボ引き
込み判定回路9はフォーカスサーボ引き込み範囲を判定
し、切り換え回路4の出力信号を加算器3の出力から増
幅器8の出力に切り換える。増幅器8の出力は、フォー
カス状態検出回路7の出力に比例し負帰還の方向に使用
する信号のためフォーカスサーボが引き込まれることに
なる。本実施例では、フォーカス動作方向に微小振動さ
せたが、トラッキング動作方向に微小振動させても同様
な動作を行うことは明らかである。
2図に示す電圧、バイアス信号発生器2には第3図に示
す電圧が出力される。0からt1時間の間対物レンズを微
小に移動させる微小な直流電圧を持っている。加算器3
の出力は第4図に示すものとなる。切り換え回路4は最
初入力端子12の入力を出力しフォーカス用磁気回路6は
第4図に示す電圧に比例した電流で駆動される。0から
t1時間の間に、第6図の対物レンズ22は、可動部材20と
軸受部20aの静摩擦状態から動摩擦状態に移行して動作
し始める。t1のときバイアス信号発生器2の出力が増加
し始めそれに対応して対物レンズは、微小に変動しなが
らフォーカス方向になめらかに移動してゆく。フォーカ
ス状態検出回路7の出力により、フォーカスサーボ引き
込み判定回路9はフォーカスサーボ引き込み範囲を判定
し、切り換え回路4の出力信号を加算器3の出力から増
幅器8の出力に切り換える。増幅器8の出力は、フォー
カス状態検出回路7の出力に比例し負帰還の方向に使用
する信号のためフォーカスサーボが引き込まれることに
なる。本実施例では、フォーカス動作方向に微小振動さ
せたが、トラッキング動作方向に微小振動させても同様
な動作を行うことは明らかである。
発明の効果 以上述べてきたように、本発明によれば、スティックス
リップが無く安定に精度良くフォーカスサーボ状態に引
き込むことができ、実用的にきわめて有用である。
リップが無く安定に精度良くフォーカスサーボ状態に引
き込むことができ、実用的にきわめて有用である。
第1図は本発明の一実施例におけるフォーカス制御装置
を示すブロック図、第2図は同装置の交流電圧発振器の
出力波形図、第3図は同装置の単調増加電圧発生器の出
力波形図、第4図は同装置の加算器の出力波形図、第5
図は同装置の対物レンズ駆動部の斜視図、第6図は同装
置の対物レンズ駆動部の断面図である。 1……交流信号発振器、2……バイアス信号発生器、20
……可動部材、20a……軸受部、22……対物レンズ。
を示すブロック図、第2図は同装置の交流電圧発振器の
出力波形図、第3図は同装置の単調増加電圧発生器の出
力波形図、第4図は同装置の加算器の出力波形図、第5
図は同装置の対物レンズ駆動部の斜視図、第6図は同装
置の対物レンズ駆動部の断面図である。 1……交流信号発振器、2……バイアス信号発生器、20
……可動部材、20a……軸受部、22……対物レンズ。
Claims (2)
- 【請求項1】記録媒体上に光ビームを収束する対物レン
ズと、 支持軸に対して摺回動自在に支持されかつ回動中心に対
して偏位した位置に前記対物レンズを保持している可動
部材と、 前記可動部材を前記支持軸に沿って移動して前記記録媒
体上の光ビームが所定の収束状態となるように制御する
フォーカス制御手段と、 前記フォーカス制御手段を動作させる際に前記対物レン
ズによる収束点が前記記録媒体の情報担体面から所定の
範囲内になるように前記可動部材を前記支持軸に沿って
移動させる加振移動手段とを備え、前記加振移動手段は
前記可動部材の前記支持軸方向への移動に際して前記支
持軸方向に対して微小振動させながら、および、または
前記支持軸に対して微小に往復的に回動させながら移動
するように構成してなるフォーカス制御装置。 - 【請求項2】加振移動手段は可動部材を支持軸方向、お
よび、または支持軸に対して交流的に微小駆動するため
の交流信号を発生する交流信号発振器と、単調増加、お
よび、または直流の信号を発生するバイアス信号発生器
と、前記交流信号発振器の出力および前記バイアス信号
発生器の出力を加算する加算器と、この加算器の出力に
比例して可動部材を駆動する駆動回路とにより構成され
る特許請求の範囲第1項記載のフォーカス制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60127404A JPH0715756B2 (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | フォーカス制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60127404A JPH0715756B2 (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | フォーカス制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61287039A JPS61287039A (ja) | 1986-12-17 |
JPH0715756B2 true JPH0715756B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=14959149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60127404A Expired - Lifetime JPH0715756B2 (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | フォーカス制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715756B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0240137A (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-08 | Mitsubishi Electric Corp | 光学式情報記録再生装置 |
JP2610103B2 (ja) * | 1994-03-25 | 1997-05-14 | 株式会社日立製作所 | 情報装置 |
US7254097B2 (en) | 2003-07-17 | 2007-08-07 | Funai Electric Co., Ltd. | Optical disc apparatus |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6030017B2 (ja) * | 1979-03-01 | 1985-07-13 | 三菱電機株式会社 | ディスク再生装置 |
JPS5942649A (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-09 | Mitsubishi Electric Corp | 光学的サ−ボ装置 |
JPS59223948A (ja) * | 1983-11-10 | 1984-12-15 | Sony Corp | 対物レンズ駆動装置 |
JPS61114521U (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-19 |
-
1985
- 1985-06-12 JP JP60127404A patent/JPH0715756B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61287039A (ja) | 1986-12-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |