JPH07156854A - 車両用パワーユニットの冷却構造 - Google Patents
車両用パワーユニットの冷却構造Info
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- JPH07156854A JPH07156854A JP5306779A JP30677993A JPH07156854A JP H07156854 A JPH07156854 A JP H07156854A JP 5306779 A JP5306779 A JP 5306779A JP 30677993 A JP30677993 A JP 30677993A JP H07156854 A JPH07156854 A JP H07156854A
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- JP
- Japan
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- power
- motive power
- unit
- case
- power unit
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K11/00—Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
- B62K11/02—Frames
- B62K11/10—Frames characterised by the engine being over or beside driven rear wheel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K11/00—Arrangement in connection with cooling of propulsion units
- B60K11/06—Arrangement in connection with cooling of propulsion units with air cooling
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/26—Cylinder heads having cooling means
- F02F1/28—Cylinder heads having cooling means for air cooling
- F02F1/30—Finned cylinder heads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K2202/00—Motorised scooters
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 動力部と動力伝達部から成る車両用パワーユ
ニットにおいて、動力部で発生した熱を効果的に逃がし
て冷却効率を向上させる。 【構成】 動力発生手段を収納する動力部2と、前記動
力発生手段の動力を伝達する動力伝達部3とを備え、前
記動力部2を前記動力伝達部3に取付けた車両用パワー
ユニットにおいて、前記動力部2と動力伝達部3との間
に隙間62を形成するとともにこの隙間62を通る冷却
風を逃がす排風口63を設ける。
ニットにおいて、動力部で発生した熱を効果的に逃がし
て冷却効率を向上させる。 【構成】 動力発生手段を収納する動力部2と、前記動
力発生手段の動力を伝達する動力伝達部3とを備え、前
記動力部2を前記動力伝達部3に取付けた車両用パワー
ユニットにおいて、前記動力部2と動力伝達部3との間
に隙間62を形成するとともにこの隙間62を通る冷却
風を逃がす排風口63を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用パワーユニットの
冷却構造に関するものである。
冷却構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車、三輪車等の小型車両では、
エンジンやモーター等の動力部と、ミッション等の動力
伝達部とを結合し、パワーユニットとして車体に搭載し
ているものがある。そしてこのようなパワーユニットで
は、前記動力部と動力伝達部の間に振動吸収部材を設
け、動力部側で発生する音、振動が動力伝達部に伝わら
ないようにしたものがある。(例えば実開昭62ー24
030号公報)
エンジンやモーター等の動力部と、ミッション等の動力
伝達部とを結合し、パワーユニットとして車体に搭載し
ているものがある。そしてこのようなパワーユニットで
は、前記動力部と動力伝達部の間に振動吸収部材を設
け、動力部側で発生する音、振動が動力伝達部に伝わら
ないようにしたものがある。(例えば実開昭62ー24
030号公報)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
のユニット式パワーユニットでは、動力部と動力伝達部
の間に振動吸収部材があるので、動力部側で発生する熱
が逃げにくく、冷却効率が低下するという不都合があっ
た。
のユニット式パワーユニットでは、動力部と動力伝達部
の間に振動吸収部材があるので、動力部側で発生する熱
が逃げにくく、冷却効率が低下するという不都合があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、動力発生手段を収納する動力部と、前記動力
発生手段の動力を伝達する動力伝達部とを備え、前記動
力部を前記動力伝達部に取付けた車両用パワーユニット
において、前記動力部と動力伝達部との間に隙間を形成
するとともにこの隙間を通る冷却風を逃がす排風口を設
けたことを特徴とする。
本発明は、動力発生手段を収納する動力部と、前記動力
発生手段の動力を伝達する動力伝達部とを備え、前記動
力部を前記動力伝達部に取付けた車両用パワーユニット
において、前記動力部と動力伝達部との間に隙間を形成
するとともにこの隙間を通る冷却風を逃がす排風口を設
けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】動力部と動力伝達部との間に隙間を形成するの
で、この隙間を冷却風が流れるようになり、動力部側の
熱を確実に逃がして冷却効率を向上させることができ
る。又、排風口を設けるので、前記冷却風がより流れや
すくなり、更に冷却効率を向上させることができる。
で、この隙間を冷却風が流れるようになり、動力部側の
熱を確実に逃がして冷却効率を向上させることができ
る。又、排風口を設けるので、前記冷却風がより流れや
すくなり、更に冷却効率を向上させることができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基
づいて説明する。先ず、図1は本発明の車両用パワーユ
ニットを搭載した小型自動二輪車(スクーター)を示
し、図中、1はパワーユニット、2は動力部であるエン
ジン、3は動力伝達部、4はエンジンより延出する排気
管、5は排気管の後部に取付けたマフラーを示す。
づいて説明する。先ず、図1は本発明の車両用パワーユ
ニットを搭載した小型自動二輪車(スクーター)を示
し、図中、1はパワーユニット、2は動力部であるエン
ジン、3は動力伝達部、4はエンジンより延出する排気
管、5は排気管の後部に取付けたマフラーを示す。
【0007】図2は一部断面にて示したパワーユニット
の左側面図、図3は図2の3−3線断面図を示す。エン
ジン2はシリンダ10、クランクケース11等からな
り、クランクケース11は左右の半体11a、11bを
接合して構成し、この上部にシリンダ10を取付ける。
又シリンダ10の上部にはシリンダヘッド13を取付
け、このシリンダヘッド13には点火プラグ14を設け
る。前記シリンダ10内にはピストン16を摺動自在に
配置し、このピストン16とクランク軸17とをコンロ
ッド18で連結する。
の左側面図、図3は図2の3−3線断面図を示す。エン
ジン2はシリンダ10、クランクケース11等からな
り、クランクケース11は左右の半体11a、11bを
接合して構成し、この上部にシリンダ10を取付ける。
又シリンダ10の上部にはシリンダヘッド13を取付
け、このシリンダヘッド13には点火プラグ14を設け
る。前記シリンダ10内にはピストン16を摺動自在に
配置し、このピストン16とクランク軸17とをコンロ
ッド18で連結する。
【0008】前記エンジン2は、動力伝達部3の伝動部
ケース20で支持されており、この伝動部ケース20
は、左ケース21と、右ケース22で構成し、更に左ケ
ースは第1ケース23と、第2ケース24で構成し、前
記第1ケース23は前部ケース23aと、後部ケース2
3bにて構成する。
ケース20で支持されており、この伝動部ケース20
は、左ケース21と、右ケース22で構成し、更に左ケ
ースは第1ケース23と、第2ケース24で構成し、前
記第1ケース23は前部ケース23aと、後部ケース2
3bにて構成する。
【0009】図2に示すように前記クランクケース11
には、等角度で複数の挿通孔25…を形成し、図3に示
すように左ケース21の壁部21aと、右ケース22の
壁部22aには前記挿通孔25に対応する挿通孔21
b、22bを夫々形成する。そしてこれらの挿通孔2
5、21b、22bにはボルトB1を挿通し、このボル
トB1の両端を振動吸収材としてのラバーブッシュ2
7、及びカラー28を介して壁部21a、22aで支持
し、もってエンジン2を伝動部ケース20側でフローテ
ィング支持する。この実施例では、図2のイ、ロ、ハで
示す3箇所でエンジン2をフローティング支持している
が、前記挿通孔25は、図2に示すように3箇所以上設
けられているので、ボルトB1、B1、B1を外し、エ
ンジン2を前方、もしくは後方に回転させ、再度ボルト
B1、B1、B1で締め付けることでエンジン2の伝動
部ケース20に対する角度を変更させることが可能とな
る。
には、等角度で複数の挿通孔25…を形成し、図3に示
すように左ケース21の壁部21aと、右ケース22の
壁部22aには前記挿通孔25に対応する挿通孔21
b、22bを夫々形成する。そしてこれらの挿通孔2
5、21b、22bにはボルトB1を挿通し、このボル
トB1の両端を振動吸収材としてのラバーブッシュ2
7、及びカラー28を介して壁部21a、22aで支持
し、もってエンジン2を伝動部ケース20側でフローテ
ィング支持する。この実施例では、図2のイ、ロ、ハで
示す3箇所でエンジン2をフローティング支持している
が、前記挿通孔25は、図2に示すように3箇所以上設
けられているので、ボルトB1、B1、B1を外し、エ
ンジン2を前方、もしくは後方に回転させ、再度ボルト
B1、B1、B1で締め付けることでエンジン2の伝動
部ケース20に対する角度を変更させることが可能とな
る。
【0010】図3に示すように前記クランク軸17の端
部近傍にはACG32を配置し、このACG32の外側
にはファン35…を設ける。又前記左ケース21と、右
ケース22には、ケース片50、51を一体的に形成
し、このケース片50、51にケース53を結合する。
更にこのケース53の外側には外ケース54を結合し、
これらケース53と外ケース54との間には弾性部材5
5を配置する。
部近傍にはACG32を配置し、このACG32の外側
にはファン35…を設ける。又前記左ケース21と、右
ケース22には、ケース片50、51を一体的に形成
し、このケース片50、51にケース53を結合する。
更にこのケース53の外側には外ケース54を結合し、
これらケース53と外ケース54との間には弾性部材5
5を配置する。
【0011】前記伝動部ケ−ス20内には伝達機構35
を設け、本実施例の伝達機構35は次のような構成にな
っている。即ち、伝動部ケース20内にはクランク軸1
7が突出しており、このクランク軸17のケ−ス20内
に臨む部分には駆動プ−リ37を設け、この駆動プ−リ
37はクランク軸17端に嵌着された皿状の固定フェ−
ス37aと、該固定フェ−ス37aと対面するようにク
ランク軸17上で軸方向に摺動自在に設けられた皿状の
可動フェ−ス37bから成る。
を設け、本実施例の伝達機構35は次のような構成にな
っている。即ち、伝動部ケース20内にはクランク軸1
7が突出しており、このクランク軸17のケ−ス20内
に臨む部分には駆動プ−リ37を設け、この駆動プ−リ
37はクランク軸17端に嵌着された皿状の固定フェ−
ス37aと、該固定フェ−ス37aと対面するようにク
ランク軸17上で軸方向に摺動自在に設けられた皿状の
可動フェ−ス37bから成る。
【0012】一方、伝動部ケ−ス20の後部には入力軸
40、中間軸41、車軸42を回転自在に配置し、入力
軸40には被動プ−リ43を設ける。この被動プ−リ4
3は入力軸40に固定される皿状の固定フェ−ス43a
と、入力軸40に回転自在に設けられ、入力軸40上を
摺動可能な可動フェ−ス43bから成り、この被動プ−
リ43と前記駆動プ−リ37との間にはVベルト44を
掛装する。
40、中間軸41、車軸42を回転自在に配置し、入力
軸40には被動プ−リ43を設ける。この被動プ−リ4
3は入力軸40に固定される皿状の固定フェ−ス43a
と、入力軸40に回転自在に設けられ、入力軸40上を
摺動可能な可動フェ−ス43bから成り、この被動プ−
リ43と前記駆動プ−リ37との間にはVベルト44を
掛装する。
【0013】前記入力軸40の端部にはギヤ45を設
け、このギヤ45を中間軸41に設けたギヤ46に螺合
し、中間軸41に設けたギヤ47は車軸42に設けたギ
ヤ48に螺合する。従ってクランク軸17の回転は駆動
プーリ37からVベルト44を介して入力軸40に伝わ
り、ここからギヤ45,46を介して中間軸41に伝わ
り、更にギヤ47,48を介して車軸42に伝わり、後
輪Wが回転する。
け、このギヤ45を中間軸41に設けたギヤ46に螺合
し、中間軸41に設けたギヤ47は車軸42に設けたギ
ヤ48に螺合する。従ってクランク軸17の回転は駆動
プーリ37からVベルト44を介して入力軸40に伝わ
り、ここからギヤ45,46を介して中間軸41に伝わ
り、更にギヤ47,48を介して車軸42に伝わり、後
輪Wが回転する。
【0014】前記伝動部ケース22の下面には図2に示
すように取付部49を形成し、この取付部49に図1に
示すように前端が車体フレームに枢支される揺動リンク
50の後端側を枢支する。又、図2に示すようにマフラ
ー5の前部にブラケット60を取付け、前記伝動部ケー
ス20の右ケース22にフランジ61を設け、このフラ
ンジ61と前記ブラケット5とをボルトB7で締着し、
以上によりマフラー5を伝動部ケース20で支持する。
すように取付部49を形成し、この取付部49に図1に
示すように前端が車体フレームに枢支される揺動リンク
50の後端側を枢支する。又、図2に示すようにマフラ
ー5の前部にブラケット60を取付け、前記伝動部ケー
ス20の右ケース22にフランジ61を設け、このフラ
ンジ61と前記ブラケット5とをボルトB7で締着し、
以上によりマフラー5を伝動部ケース20で支持する。
【0015】以上において、本実施例では、図2、図3
に示すようにクランクケース11と伝動部ケース20の
間に隙間62を形成し、更に左ケース21と右ケース2
2の間に排風口63を形成する。従ってファン35が回
転すると図2、図3の矢印のように冷却風が流れ、この
冷却風は前述のクランクケース11と伝動部ケース20
の間の隙間62を通り、更に前記排風口63を通って矢
印のように外部に排出される。このようにクランクケー
ス11は隙間62を通る冷却風により冷却され、従って
クランクケース11内で発生した熱を積極的に逃がすこ
とができ、冷却効率を向上させることができる。又、本
実施例では排風口63を設けたので、前記冷却風をより
積極的に流すことができ、更に冷却効率を向上させるこ
とができる。更にはクランクケース11と伝動部ケース
20の間の隙間62に水、砂等が侵入しても、これらを
排風口63を介して外部に排出することができる。
に示すようにクランクケース11と伝動部ケース20の
間に隙間62を形成し、更に左ケース21と右ケース2
2の間に排風口63を形成する。従ってファン35が回
転すると図2、図3の矢印のように冷却風が流れ、この
冷却風は前述のクランクケース11と伝動部ケース20
の間の隙間62を通り、更に前記排風口63を通って矢
印のように外部に排出される。このようにクランクケー
ス11は隙間62を通る冷却風により冷却され、従って
クランクケース11内で発生した熱を積極的に逃がすこ
とができ、冷却効率を向上させることができる。又、本
実施例では排風口63を設けたので、前記冷却風をより
積極的に流すことができ、更に冷却効率を向上させるこ
とができる。更にはクランクケース11と伝動部ケース
20の間の隙間62に水、砂等が侵入しても、これらを
排風口63を介して外部に排出することができる。
【0016】尚、本実施例の動力発生手段はモーターで
あってもよく、又冷却風は、エンジン冷却ファンでな
く、走行風を導入したものであってものよい。
あってもよく、又冷却風は、エンジン冷却ファンでな
く、走行風を導入したものであってものよい。
【0017】図4は別実施例を示し、この実施例では、
伝動部ケース20の前部にオイルポンプ70を設け、こ
のオイルポンプ70とクランク軸17を連結軸71で連
結し、連結軸71に形成したギヤ72をクランク軸17
に噛合させている。又伝動部ケース20の前端に形成し
た開口73に前記連結軸71を挿入している。この実施
例の構造によれば、前記開口73から冷却風を外部に逃
がすことが可能になる。
伝動部ケース20の前部にオイルポンプ70を設け、こ
のオイルポンプ70とクランク軸17を連結軸71で連
結し、連結軸71に形成したギヤ72をクランク軸17
に噛合させている。又伝動部ケース20の前端に形成し
た開口73に前記連結軸71を挿入している。この実施
例の構造によれば、前記開口73から冷却風を外部に逃
がすことが可能になる。
【0018】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、動
力部と動力伝達部との間に隙間を形成するので、この隙
間を冷却風が流れるようになり、動力部側の熱を確実に
逃がして冷却効率を向上させることができる。又、排風
口を設けるので、前記冷却風がより流れやすくなり、更
に冷却効率を向上させることができる。又排風口を設け
ることとで、前記隙間に砂等が侵入してもこれを前記排
風口から排出することができる。
力部と動力伝達部との間に隙間を形成するので、この隙
間を冷却風が流れるようになり、動力部側の熱を確実に
逃がして冷却効率を向上させることができる。又、排風
口を設けるので、前記冷却風がより流れやすくなり、更
に冷却効率を向上させることができる。又排風口を設け
ることとで、前記隙間に砂等が侵入してもこれを前記排
風口から排出することができる。
【図1】自動二輪車の側面図
【図2】一部断面で示したパワーユニットの左側面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】別実施例に斯かる図2と同様の図
2…動力部、3…動力伝達部、62…隙間、63…排風
口
口
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関田 雅彦 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 動力発生手段を収納する動力部と、前記
動力発生手段の動力を伝達する動力伝達部とを備え、前
記動力部を前記動力伝達部に取付けた車両用パワーユニ
ットにおいて、前記動力部と動力伝達部との間に隙間を
形成するとともにこの隙間を通る冷却風を逃がす排風口
を設けたことを特徴とする車両用パワーユニットの冷却
構造。 - 【請求項2】 前記動力発生手段を空冷式エンジンとす
るとともに前記エンジンの冷却ファンにより前記冷却風
を発生させたことを特徴とする前記請求項1に記載の車
両用パワーユニットの冷却構造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30677993A JP3480584B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 車両用パワーユニットの冷却構造 |
TW83106955A TW258698B (ja) | 1993-12-07 | 1994-07-29 | |
FR9414642A FR2713562A1 (fr) | 1993-12-07 | 1994-12-06 | Système de refroidissement pour bloc-moteur de véhicule. |
CN94119475A CN1081558C (zh) | 1993-12-07 | 1994-12-06 | 车辆的动力装置的冷却结构 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30677993A JP3480584B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 車両用パワーユニットの冷却構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07156854A true JPH07156854A (ja) | 1995-06-20 |
JP3480584B2 JP3480584B2 (ja) | 2003-12-22 |
Family
ID=17961167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30677993A Expired - Fee Related JP3480584B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 車両用パワーユニットの冷却構造 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3480584B2 (ja) |
CN (1) | CN1081558C (ja) |
FR (1) | FR2713562A1 (ja) |
TW (1) | TW258698B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010196899A (ja) * | 2010-04-15 | 2010-09-09 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000204960A (ja) * | 1999-01-11 | 2000-07-25 | Honda Motor Co Ltd | スイング式パワ―ユニット |
JP4163314B2 (ja) * | 1999-01-11 | 2008-10-08 | 本田技研工業株式会社 | 車両用スイング式パワーユニット |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5844255A (ja) * | 1981-09-09 | 1983-03-15 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関のクランクケ−ス |
JP2832633B2 (ja) * | 1990-05-28 | 1998-12-09 | 本田技研工業株式会社 | 電動車両用パワーユニット |
JP4031191B2 (ja) * | 2000-10-17 | 2008-01-09 | 株式会社マキ製作所 | 食品の非破壊成分測定装置 |
-
1993
- 1993-12-07 JP JP30677993A patent/JP3480584B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-07-29 TW TW83106955A patent/TW258698B/zh not_active IP Right Cessation
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