JPH07155679A - ローラーの塗装方法 - Google Patents

ローラーの塗装方法

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JPH07155679A
JPH07155679A JP5309042A JP30904293A JPH07155679A JP H07155679 A JPH07155679 A JP H07155679A JP 5309042 A JP5309042 A JP 5309042A JP 30904293 A JP30904293 A JP 30904293A JP H07155679 A JPH07155679 A JP H07155679A
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貴行 永瀬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 均一な厚さの樹脂塗膜を有するローラーを効
率よく生産しうる方法を提供すること。 【構成】 ローラーを乾燥ゾーンに向けて前進させ、該
ローラーを回転させながら塗工液と接触させたのち、該
ローラーを乾燥ゾーンに導入させることを特徴とするロ
ーラーの塗装方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローラーの塗装方法に
関する。さらに詳しくは、電子複写機に用いられる帯電
ローラーなどに好適に使用しうるローラーの塗装方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子複写機には、感光ドラムを均
一に帯電させるために、帯電ローラーが用いられるてい
る。
【0003】一般に、帯電ローラーの弾性体には、油成
分を含有した低硬度ゴムが用いられているが、かかる油
成分によって電子複写機の感光体が汚染されるのを防止
し、帯電特性を調整するために、該弾性体の表面には、
樹脂塗膜が形成されている。
【0004】従来、弾性体の表面に樹脂塗膜を形成させ
る方法としては、(イ)帯電ローラーの軸を垂直方向に
吊し、該帯電ローラーを樹脂液に浸漬したのち、樹脂液
から引き上げることによって樹脂塗膜を形成させる方
法、(ロ)帯電ローラーの軸が水平となるようにし、該
帯電ローラーを回転させながら樹脂液と接触させること
によって樹脂塗膜を形成させる方法(特開昭63−11
483号公報、特開平5−35140号公報)などが提
案されている。
【0005】しかしながら、前記(イ)の方法には、樹
脂液を塗布する必要がない帯電ローラーの軸にまで樹脂
液が付着してしまい、さらに樹脂液から帯電ローラーを
引き上げた後には、重力によって該樹脂液がたれ、均一
な樹脂塗膜を形成させることができないという問題があ
る。また、前記(ロ)の方法には、樹脂塗膜の形成から
乾燥まで一連の連続した工程で、樹脂塗膜が形成された
帯電ローラーを作製することができないため、生産効率
がわるいという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術に鑑みてなされたものであり、均一な厚さの樹脂塗膜
を有するローラーを効率よく生産しうる方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、ロ
ーラーを乾燥ゾーンに向けて前進させ、該ローラーを回
転させながら塗工液と接触させたのち、該ローラーを乾
燥ゾーンに導入させることを特徴とするローラーの塗装
方法に関する。
【0008】
【作用および実施例】本発明のローラーの塗装方法は、
前記したように、ローラーを乾燥ゾーンに向けて前進さ
せ、該ローラーを回転させながら塗工液と接触させたの
ち、該ローラーを乾燥ゾーンに導入させることを特徴と
する。
【0009】本発明のローラーの塗装方法を図面にもと
づいて説明する。
【0010】図1は、本発明のローラーの塗装方法の概
略説明図である。
【0011】図1において、1はコンベアであり、該コ
ンベア1の外周には、ローラーを装着するために軸受2
が設けられている。コンベア1に設けられた軸受2の数
は、とくに限定がないが、複数個のローラーを効率よく
塗装するばあいには、複数であることが好ましく、とく
に大量のローラーを塗装するばあいには、コンベア1を
図1に示されるように環状とし、該コンベア1の外周の
全面にわたって軸受2が設けられていることが好まし
い。
【0012】コンベア1は、レール4に沿って矢印A方
向に走行し、該コンベア1の軸受2に装着されたローラ
ーは、該ローラーの軸端部に配設された誘動輪3によっ
て、コンベア1の下部に設置されたレール4上を走行し
ながら矢印B方向に回転する。
【0013】コンベア1および該コンベア1の下部に配
設されたレール4は、塗工槽5内に注入された塗工液6
にローラーを接触させるために塗工槽5に向かって傾斜
している。
【0014】ローラーは、誘動輪3によって回転し、回
転しながら塗工液6と接触する。
【0015】ここで、ローラーが誘動輪3によって回転
される際の一実施態様を図2に記載の概略説明図にもと
づいて説明する。
【0016】図2において、ローラー8の両軸9a、9
bは、それぞれ軸受2a、2bで受けられており、コン
ベア1を矢印C方向に走行させることにより、ローラー
8の両軸9a、9bの末端に取り付けられた誘動輪3が
レール4上を回転しながら走行する。
【0017】コンベア1の走行速度は、ローラー8が塗
工槽5内に注入された塗工液6に浸入する速度および誘
動輪3を介してローラー8の回転速度に影響を与える。
【0018】コンベア1の走行速度は、あまりにも低い
ばあいには、連続してローラーを塗装するばあい、その
生産効率がわるくなり、またあまりにも高いばあいに
は、均一に塗装することができなくなる傾向があるの
で、通常0.2〜3m/分、なかんづく0.5〜1m/
分程度であることが好ましい。
【0019】誘動輪3をレール4上で走行させることに
より、ローラー8が回転するが、このときローラーの回
転速度(S)は、式(I):
【0020】
【数2】
【0021】(式中、rはローラーの半径(m)、πは
円周率を示す)を満足することが好ましい。かかるロー
ラー8の回転速度(S)は、前記式(I)を満足しない
ばあいには、ローラー8の幅(長手)方向に塗膜の膜厚
のむらが生じやすくなる傾向がある。ローラー8の回転
速度(S)は、コンベア1の走行速度および誘動輪3の
直径を調整することによって、調節することができる。
【0022】ローラー8としては、両軸を有するものが
用いられ、ローラー8の両軸9a、9bと誘動輪3と
は、誘動輪3の回転によってローラー8が回転するよう
に一体化されていることが好ましい。
【0023】本発明に使用しうるローラー8としては、
帯電ローラーをはじめ、たとえば電子複写機、ラインプ
リンター、ファクシミリなどに用いられる定着ローラー
用のローラーなどがあげられるが、本発明はかかるロー
ラーのみに限定されるものではない。
【0024】図3は、ローラーが誘動輪によって回転さ
れる際の他の一実施態様を示す概略説明図である。
【0025】図3において、ローラー8の両軸9a、9
bは、それぞれ軸受2a、2bで受けられており、ロー
ラー回転用ベルト10を矢印D方向または逆方向に走行
させることにより、誘動輪3が矢印E方向または逆方向
に回転する。このばあい、ローラー回転用ベルト10の
走行速度を調整することにより、ローラー8の回転速度
を調節することができる。図3においては、誘動輪3
は、ローラー8の一方の軸端のみに装着されているが、
図2に示されるように、ローラー8の両軸に装着され、
ローラー回転用ベルトによって任意の速度でローラー8
が回転するように構成されていてもよい。
【0026】ローラー8は、ガイドレール11a、11
bに沿って軸受2a、2bがそれぞれ設置されたコンベ
ア1a、1bを矢印F方向に走行させることにより移動
される。
【0027】以上、ローラーが誘動輪によって回転され
る際の実施態様を図2および図3に基づいて説明した
が、本発明はかかる実施態様のみに限定されるものでは
ない。
【0028】図1において、ローラーは、前記したよう
に、誘動輪3をレール4で走行させることによって回転
し、その状態で塗工槽5内の塗工液6と接触する。
【0029】本発明においては、塗工液6の種類にはと
くに限定がないが、かかる塗工液の具体例としては、た
とえばアクリル系塗料、ウレタン系塗料、アクリルウレ
タン系塗料、シリコーン系塗料、フッ素樹脂系塗料など
があげられる。かかる塗工液6の粘度(25℃)は、あ
まりにも高いばあいには、塗膜が厚くなり、また膜厚に
バラツキが生じるようになり、またあまりにも低いばあ
いには、所定の膜厚を有する塗膜がえられなくなる傾向
があるので、15〜1500cP、なかんづく50〜2
50cP程度であることが好ましい。また、塗工液6の
液温は、とくに限定がなく、通常10〜40℃程度であ
ればよい。
【0030】ローラーを塗工液6と接触させる際には、
少なくとも該ローラーの表面が塗工液6に接触すればよ
いが、一方のローラーの端部から中央部、ついで他方の
端部に徐々に接触することが好ましい。このばあい、先
に塗工液と接触したローラーの端部から先に塗工液から
引き離すことが好ましい。なお、ローラーの塗工の際に
は、該ローラーの両軸が塗工液6に接触しないように調
整することが好ましい。また、該ローラーの全面を塗工
液で被覆したのち、該ローラーを水平面よりも傾けた状
態で塗工液から引き離すことが好ましい。このような操
作を行なったばあい、接触時間を幅方向に一定にするこ
とができる。このように、ローラーを水平面よりも傾け
たばあいには、ローラーの表面に形成された塗膜が幅方
向においても均一になりやすいので好ましい。ローラー
の傾きは、2本のレール4の高さが相違するように設定
することによって調整することができる。ローラーの水
平面からの傾き角度は、あまりにも大きいばあいには、
ローラーの軸が塗工液6中に浸漬してしまい、またあま
りにも小さいばあいには、傾けることによる効果、すな
わち均一に塗膜を形成させる効果が充分に発現されなく
なる傾向があるので、通常0.2度〜ローラーの軸が塗
工液6中に浸漬するまでの角度、なかんづく0.2〜1
度程度であることが好ましい。
【0031】ローラーの表面に形成される塗膜の厚さの
調整は、塗工液の粘度やローラーの回転速度を適宜調整
することにより、容易に行なうことができる。
【0032】ローラーを塗工液から引き離したのち、図
1に示されるように、コンベア1の走行により、ローラ
ーは、回転しながら乾燥ゾーン7に導入される。
【0033】乾燥ゾーン7内では、ローラーは、回転し
ながら移動しているうちに乾燥される。このように回転
させたばあいには、ローラー全体にわたって均一に乾燥
させることができるという利点がある。
【0034】前記乾燥ゾーン7の長さは、コンベア1の
走行速度、塗工液6の種類、乾燥手段などによって異な
るので一概には決定することができないため、適宜調整
することが好ましい。
【0035】前記乾燥手段としては、たとえば温風乾燥
炉、赤外線照射乾燥炉などがあげられるが、本発明はか
かる例示のみに限定されるものではない。また、乾燥時
の条件についてもとくに限定がなく、加熱温度は、通常
40〜150℃程度であればよい。
【0036】かくして、塗膜が形成されたローラーがえ
られるが、該ローラーは、乾燥ゾーン7を通過したのち
に取り出せばよい。
【0037】本発明のローラーの塗装方法によれば、一
連の塗装から乾燥までの工程をローラーを回転させなが
ら連続して行なうことができるので、ローラーの塗装効
率にすぐれ、しかも均一な厚さを有する樹脂塗膜を形成
させることができるという利点を有する。
【0038】つぎに、本発明のローラーの塗装方法を実
施例にもとづいてさらに詳細に説明するが、本発明はか
かる実施例のみに限定されるものではない。
【0039】実施例1 図1に示されたようなローラーの塗装装置を用いた。
【0040】ローラーとして、外径が6mmの芯金に、
クロロプレンゴム製のゴム層を外径が12mm、幅が2
35mmとなるように形成させたものを用いた。ローラ
ーの両軸には、外径が24mmの誘動輪を装着した。コ
ンベアのライン速度を0.6m/分とし、また乾燥ゾー
ンとして、長さ6m、乾燥温度120℃の乾燥オーブン
を用いた。
【0041】また、塗工槽には、塗工液としてウレタン
系塗料(粘度(25℃):150cP、樹脂固形分量:
20重量%)を用い、ローラーの両軸に塗工液が付着し
ないように液面の高さを調整し、塗工槽の長さを0.6
mとした。
【0042】つぎに、誘動輪をレール上で走行させ、ロ
ーラーを回転させながら該ローラーを0.5度だけ傾け
た状態で塗工液と接触させたのち、該ローラーを0.5
度傾けたまま塗工液から引き離し、ついで乾燥オーブン
に導入し、乾燥させてローラーの塗装を完了した。
【0043】つぎに、形成された塗膜の物性として、膜
厚(乾燥後)、膜厚のバラツキを以下の方法にしたがっ
て調べた。その結果、膜厚(乾燥後)は25μmであ
り、膜厚のバラツキは1.5μmであった。
【0044】以上のことから、実施例1の方法によれ
ば、一連した工程で連続して均一な膜厚を有するローラ
ーを効率よくうることができることがわかる。
【0045】(イ)膜厚(乾燥後)の測定方法 大塚電子(株)、瞬間マルチ測光システム MCP−D
−1000を用いてローラーの塗工部の幅方向に等間隔
に測定点20点をとり、膜厚を測定した。その20点の
測定値の平均値を求め、膜厚とした。
【0046】(ロ)膜厚のバラツキの測定方法 前記膜厚の測定データの最大値と最小値の差を膜厚のバ
ラツキとした。
【0047】実施例2 実施例1において、誘動輪として外径が20mmのもの
を用いたほかは、実施例1と同様にしてローラーの塗装
を行なった。
【0048】つぎに、形成された塗膜の物性を実施例1
と同様にして調べた。その結果、膜厚(乾燥後)は32
μmであり、膜厚のバラツキは2μmであった。
【0049】以上のことから、実施例2の方法によれ
ば、一連した工程で連続して均一な膜厚を有するローラ
ーを効率よくうることができることがわかる。
【0050】また、実施例1〜2の結果から、誘動輪の
大きさを調整するだけで、コンベアのライン速度を変え
ずに形成される塗膜の厚さを適宜変更することができる
ことがわかる。
【0051】実施例3〜11 図1に示されたようなローラーの塗装装置を用いた。
【0052】ローラーとして、外径が6mmの芯金に、
クロロプレンゴム製のゴム層を外径が12mm、幅が2
35mmとなるように形成させたものを用いた。ローラ
ーの両軸には、外径が25mmの誘動輪を装着した。コ
ンベアのライン速度をローラーの回転速度が表1に示さ
れた値となるように調整した。また、乾燥ゾーンとし
て、長さ6m、乾燥温度120℃の乾燥オーブンを用い
た。
【0053】塗工槽には、塗工液としてウレタン系塗料
(粘度(25℃):150cP、樹脂固形分量:20重
量%)を用い、ローラーの軸方向の傾斜角度が塗工液面
に対して0.4度となるように設定してローラーの両軸
に塗工液が付着しないように液面の高さを調整し、塗工
槽の長さを1mとした。
【0054】つぎに、誘動輪をレール上で走行させ、ロ
ーラーを回転させながら塗工液と接触させたのち、該ロ
ーラーを塗工液から引き離し、ついで乾燥オーブンに導
入し、乾燥させてローラーの塗装を完了した。
【0055】つぎに、形成された塗膜の物性として、膜
厚(乾燥後)、膜厚のバラツキを実施例1と同様にして
調べた。その結果を表1に示す。
【0056】また、各実施例において、ローラーの遠心
力(ローラーの半径(r:m)×〔ローラーの回転角速
度(ω:rad/sec)〕2 )を調べた。その結果を
表1に併せて示す。
【0057】
【表1】
【0058】表1に示された結果から、ローラーをわず
かに傾けて塗工液と接触させて塗装を行なったばあいに
は、膜厚のバラツキが小さい均一な塗膜を形成させるこ
とができることがわかる。また、ローラーの回転速度を
調整することにより、形成される塗膜の厚さを任意に調
整することができることがわかる。
【0059】さらに、より均一な膜厚を有するローラー
を形成させるためには、ローラーの回転速度は、式
(I)で求められたローラーの回転速度の最大値(約1
23.28rpm)以下である実施例3〜10が好まし
いことがわかる。
【0060】実施例12〜21 実施例3〜11において、ローラーとして、外径が6m
mの芯金に、クロロプレンゴム製のゴム層を外径が18
mmとなるように形成させたものを用い、コンベアのラ
イン速度をローラーの回転速度が表2に示された値とな
るように調整したほかは、実施例3〜11と同様にして
ローラーの塗装を行なった。
【0061】つぎに形成された塗膜の物性として、膜厚
(乾燥後)、膜厚のバラツキを実施例1と同様にして調
べた。その結果を表2に示す。
【0062】また、各実施例において、ローラーの遠心
力を調べた。その結果を表2に併せて示す。
【0063】
【表2】
【0064】表2に示された結果から、ローラーをわず
かに傾けて塗工液と接触させて塗装を行なったばあいに
は、実施例3〜11と同様に、膜厚のバラツキが小さい
均一な塗膜を形成させることができることがわかる。ま
た、ローラーの回転速度を調整することにより、形成さ
れる塗膜の厚さを任意に調整することができることがわ
かる。
【0065】さらに、より均一な膜厚を有するローラー
を形成させるためには、ローラーの回転速度は、式
(I)で求められたローラーの回転速度の最大値(約1
00.66rpm)以下である実施例12〜20が好ま
しいことがわかる。
【0066】
【発明の効果】本発明のローラーの塗装方法によれば、
塗工液の塗布から乾燥までを、一連したロールの移動に
よって簡便に行なうことができ、しかも形成された塗膜
の厚さを均一にすることができるという効果が奏され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のローラーの塗装方法の概略説明図であ
る。
【図2】本発明のローラーの塗装方法において、ローラ
ーが誘動輪によって回転される際の一実施態様を示す概
略説明図である。
【図3】本発明のローラーの塗装方法において、ローラ
ーが誘動輪によって回転される際の一実施態様を示す概
略説明図である。
【符号の説明】
6 塗工液 7 乾燥ゾーン 8 ローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立花 廣樹 兵庫県神戸市兵庫区明和通三丁目2番15号 バンドー化学株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラーを乾燥ゾーンに向けて前進さ
    せ、該ローラーを回転させながら塗工液と接触させたの
    ち、該ローラーを乾燥ゾーンに導入させることを特徴と
    するローラーの塗装方法。
  2. 【請求項2】 ローラーがその少なくとも一方の軸端に
    ローラーを回転させるための誘動輪が設けられたもので
    ある請求項1記載のローラーの塗装方法。
  3. 【請求項3】 ローラーを回転させながら塗工液と接触
    させ、該ローラーの全面を塗工液で被覆したのち、該ロ
    ーラーを回転させながら水平面よりも傾けた状態で塗工
    液から引き離す請求項1または2記載のローラーの塗装
    方法。
  4. 【請求項4】 ローラーの回転速度(S)が式(I): 【数1】 (式中、rはローラーの半径(m)、πは円周率を示
    す)を満足する回転速度である請求項1、2または3記
    載のローラーの塗装方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006239487A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Tdk Corp 表面処理用治具及び表面処理方法
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