JPH0715557A - 多機能電話機の機能拡張システム - Google Patents

多機能電話機の機能拡張システム

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JPH0715557A
JPH0715557A JP5174681A JP17468193A JPH0715557A JP H0715557 A JPH0715557 A JP H0715557A JP 5174681 A JP5174681 A JP 5174681A JP 17468193 A JP17468193 A JP 17468193A JP H0715557 A JPH0715557 A JP H0715557A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パソコン等のコンピュータあるいはテレビ受
像機を接続し、機能を拡張したFAX機能を備えた多機
能電話機を得る。 【構成】 画像データを読み取る読取処理部および画像
データを用紙に再生する記録処理部を有するファクシミ
リ制御機構と、データの授受を行うデータ通信制御機構
と、これらを制御する制御部とを備えた多機能電話機に
おいて、パソコン等のコンピュータを接続可能に構成す
るコンピュータ接続手段と、前記コンピュータ側で入力
されたデータを前記記録処理部で再生または前記読取処
理部で得られたデータを前記コンピュータのディスプレ
イに表示するための制御手段とを備えた多機能電話機の
機能拡張システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多機能電話機の機能拡
張システムに係り、詳しくはファクシミリ(以下FAX
と呼ぶ)機能を備えた多機能電話機の機能拡張システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のFAX機能を備えた多機
能電話機50の構成を示すブロック図である。51はデ
ータ通信およびFAX通信に用いられるモデム、52は
電話回線、53はこの多機能電話機50を電話回線に接
続するための網制御装置(NCU)、54は電話制御機
構、56は画像を読み取り電気信号に変換する原稿読取
部および送られてきた画像データを用紙上に再生するプ
リンター部などを備えたFAX制御機構、57はデータ
通信を行うためのデータ通信制御機構、58はシステム
全体を制御する制御部(マイコン)である。59はLC
D(液晶)表示部であり、データ通信により送/受信さ
れるデータを表示したり、キー入力された電話番号やそ
の他必要なデータを表示する。
【0003】このFAX機能を備えた多機能電話機50
では、データ通信およびFAX通信モデムを使用し、電
話回線52を介してデータ通信とFAX通信を制御部5
8により行なう。また電話制御機構54により通常の音
声信号を送/受信する電話装置として用いることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のFAX機能を備
えた多機能電話機50は以上のように構成されているの
で、FAX制御機構はFAX通信を行なう使用に限ら
れ、またデータ通信制御機能はデータ通信としての使用
に限られてしまう問題点があった。すなわち、FAX制
御機構として印刷機能や画像読み取り機能を他の通信に
は使用できないので、汎用性に欠けていた。
【0005】また、FAX機能を備えた多機能電話機5
0自体の大きさをコンパクト(小型化)に構成するた
め、データを表示するための表示部には小型のLCD表
示部が採用されている場合がほとんどである。従って、
表示する文字数、文字の大きさ、行数などは限られたも
のとなり、表示された文字が見にくくなったり、送られ
てきたデータの文字配列が表示部の画面の大きさの制限
から途中で強制的に改行され、送信元のそれと異なった
ものになるなどの問題点があった。さらに、カラー表示
用のLCD表示機構を用いない限りカラー表示を行うこ
とができず、また階調表示なども困難であるなどの問題
点があった。
【0006】従って、本発明は前記のような問題を解消
するためになされたもので、パソコン等のコンピュータ
を接続し、多機能電話機のシステムを拡張利用すること
のできる多機能電話機を提供することを目的とする。す
なわち、FAX機能を拡張したり表示部の機能を拡張す
ると共に、接続されたコンピュータを使用して制御でき
る多機能電話機となる。更に、多機能電話機の印字機能
を使用し、多機能電話機をプリンターとして使用する。
また、コンピュータから直接制御しデータモデムをモデ
ムホンとして使用する。また、コンピュータ上で独自の
アプリケーションを開発し、直接コンピュータを制御す
ることにより、様々なシステムが構築できる。また、通
常一般家庭などで使用されているテレビ受像機を接続す
ることで表示部の機能を拡張することの出来る多機能電
話機などを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る多機能
電話機の拡張システムは、画像データを読み取る読取処
理部および画像データを用紙に再生する記録処理部を有
するファクシミリ制御機構と、データの授受を行うデー
タ通信制御機構と、これらを制御する制御部とを備えた
多機能電話機において、パソコン等のコンピュータを接
続可能に構成するコンピュータ接続手段と、前記コンピ
ュータ側で入力されたデータを前記記録処理部で再生ま
たは前記読取処理部で得られたデータを前記コンピュー
タのディスプレイに表示するための制御手段とを備えた
ものである。
【0008】第2の発明に係る多機能電話機の拡張シス
テムは、画像データを読み取る読取処理部および画像デ
ータを用紙に再生する記録処理部を有するファクシミリ
制御機構と、データの授受を行うデータ通信制御機構
と、上記データを表示する表示部と、これらを制御する
制御部とを備えた多機能電話機において、パソコン等の
コンピュータを接続可能に構成するコンピュータ接続手
段と、前記表示部に表示されているデータを前記コンピ
ュータ側に転送すると共に前記コンピュータ側のディス
プレイで表示する表示制御手段と、前記接続されたコン
ピュータを使用して他のコンピュータとの間で通信を行
う通信手段とを備えたものである。
【0009】第3の発明に係る多機能電話機の拡張シス
テムは、画像データを読み取る読取処理部および画像デ
ータを用紙に再生する記録処理部を有するファクシミリ
制御機構と、データの授受を行うデータ通信制御機構
と、上記データを表示する表示部と、これらを制御する
制御部とを備えた多機能電話機において、テレビ受像機
を接続可能に構成するテレビ受像機接続手段と、前記テ
レビ受像機にカラー表示するテレビ受像機表示制御手段
とを備えたものである。
【0010】
【作用】この発明における第1の発明の多機能電話機の
拡張システムは、接続されたパソコン等のコンピュータ
側で入力された文字あるいは画などのデータは、制御手
段によりFAX制御機構の記録処理部で再生され、この
場合、コンピュータ側から出力される文字あるいは画な
どのデータをプリントアウトするプリンタとして用いら
れることになる。さらに、FAX制御機構の読取処理部
で読み取られた画像データは、コンピュータ側に送られ
て、コンピュータ側のディスプレイに表示されたりコン
ピュータ側のメモリに記憶されることになり、多機能電
話機のFAX制御機能が拡張される。
【0011】この発明における第2の発明の多機能電話
機の拡張システムは、表示部に表示されている文字ある
いは画などのデータを、接続されたパソコン等のコンピ
ュータ側に転送し、コンピュータ側のディスプレイに表
示し、表示文字数や文字の大きさや行数など制限されて
いる表示部の画面上の表示内容をコンピュータ側のディ
スプレイに見やすい状態で表示させ、特にデータ通信に
より送られてきたデータの表示などについては、1行当
りの文字数など送信元でのデータ配列に変更を加えるこ
となく表示することが可能となる。また、通信手段によ
りコンピュータを使用した他の端末(コンピュータ)と
の間のパソコン通信が可能となる。
【0012】この発明における第3の発明の多機能電話
機の拡張システムは、コンピュータ、あるいは電話回線
を介して階調表現およびカラー表示の処理が施されて送
信され受信した画像やデータに対してテレビ受像機に階
調表現およびカラー化された画像として表示されること
で、表示部の機能が拡張される。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。先ず、図1は、第1の実施例の多機能電話機の
拡張システムを示す斜視図である。この多機能電話機1
は、データ通信により送られてきた文字や画などの画像
やテンキー3などから入力されたデータを表示するLC
D(液晶)表示部2と、送受話器(ハンドセット)4
と、通信終了キー5、クリアキー6,目次キー7,カー
ソルキー8などの制御キー群と、ICメモリカード挿入
部9に挿入されたICメモリカード10のデータを読み
出すICメモリカード読取部(図示略)などを備えてお
り、電話回線CLに接続されている。さらにこの多機能
電話機1には、RS232Cコネクタケーブル11およ
びRS232Cインターフェースによりパソコン等のコ
ンピュータ本体12が接続され、コンピュータ本体12
には、さらにディスプレイ13とキーボード14などが
接続されている。
【0014】図2は上述した多機能電話機の内部構成を
示すブロック図であり、19はLCD表示回路で、LC
Dコントローラ19aとLCD表示部2などから構成さ
れている。20はマイクロコンピュータを用いた制御部
であり、ROM20a、上記LCD表示部2に表示する
ための画像データやサーマルヘッド22を使用して用紙
上にプリントアウトするための画像データを格納するデ
ータ画像表示用RAM20b、システムメモリ20c、
ゲートアレイロジック回路20dと、テンキー3や前記
制御キー群からなる操作キー20eと、CPU20g
と、そのCPU20gに対しスレーブとして動作するマ
イクロプロセッシングユニットであるスレーブMPU2
0fと、データバスやアドレスバスなどからなるマルチ
バスBLを備えている。CPU20gには、ICカード
メモリ10を装着するためのICカードメモリ用ソケッ
ト9aがマルチバスBLを介して接続されている。スレ
ーブMPU20fには、FAX通信を行なう際の原稿や
画像再生用の用紙の駆動用モータ21とサーマルヘッド
22とイメージセンサ23が接続されている。駆動用モ
ータ21とサーマルヘッド22とイメージセンサ23は
FAX通信を行なう際に用いられる読取処理部/記録処
理部のFAX制御機構RRを構成している。またCPU
20gには、RS232Cコネクタケーブル11が接続
されており、11aと11bは接続用コネクタである。
【0015】ICカードメモリ10にはアプリケーショ
ンプログラムが格納されており、この実施例では、コン
ピュータ側で入力された文字や画などのデータをRS2
32Cコネクタケーブル11を介して多機能電話機1に
転送し、駆動用モータ21とサーマルヘッド22を制御
してプリンタとして用い、コンピュータ側で入力された
文字や画などを用紙上にプリントアウトしたり、またイ
メージセンサ23を制御してイメージセンサ23から取
り込んだ画像をコンピュータ側に転送し、ディスプレイ
13に表示させるためのプログラムが格納されている。
【0016】24は多機能電話機1を電話回線CLに接
続するための網制御装置(NCU)、25はデータ通信
用のデータ通信モデム、26はFAX通信用のFAXモ
デム、27はデータ通信を行うためのデータ通信制御機
構、28は音声信号を送/受信する電話制御機構であ
る。
【0017】次に動作について説明する。コンピュータ
本体12をRS232Cコネクタケーブル11を介して
多機能電話機1に接続し、コンピュータ側の電源を投入
した状態で、ICカードメモリ10をICカードメモリ
用ソケット9aに装着すると、多機能電話機のCPU2
0gは、ICカードメモリ10に格納されているアプリ
ケーションプログラムを読み出し、そのデータによりシ
ステムメモリ20Cの内容を変更して、コンピュータ1
2は多機能電話機1の拡張システムとしてソフト的に接
続され動作する。よってデータ画像表示用RAM20b
に格納されている画像データをコンピュータ側にも転送
し、コンピュータのディスプレイ13に表示する。
【0018】従って、イメージセンサ23により取り込
んだ画像データがデータ画像表示用RAM20bに格納
されていると、この画像がLCD表示部2に表示される
と共に、コンピュータのディスプレイ13に表示され
る。この場合、コンピュータのディスプレイ13に表示
される画像は、ディスプレイ13での1行当りの表示文
字数や文字の大きさ、画面上に同時に表示可能な行数な
どLCD表示部2のそれに比べて優れているため、コン
ピュータのディスプレイに表示される画像は、イメージ
センサ23により読み込んだ原稿をそのまま表示したも
のとなる。
【0019】また、コンピュータ側で文字や画を入力す
ると、このデータはRS232Cコネクタケーブル11
を介して多機能電話機1に転送されデータ画像表示用R
AM20bに格納される結果、このデータ画像表示用R
AM20bに格納されている文字や画のデータがLCD
表示部2に表示されると共に、駆動用モータ21とサー
マルヘッド22が制御されプリンタとして用いられ、コ
ンピュータ側で入力された文字や画などが用紙にプリン
トアウトされる。
【0020】以上説明してきたようにこの第1の実施例
では、ICカードメモリ10に格納されているアプリケ
ーションプログラムにより、多機能電話機1とコンピュ
ータとの間でデータの接受が行われ、コンピュータ側で
入力したデータをサーマルヘッド22によりプリントア
ウトしたり、イメージセンサ23により取り込んだ画像
をコンピュータのディスプレイに表示させたりして、多
機能電話機のFAX機能を拡張利用することができる。
【0021】次に、この発明の第2の実施例を上記同様
の図1、図2に基づいて説明する。第2の実施例におけ
るICカードメモリ10には下記に示すアプリケーショ
ンプログラムが格納されている。すなわち、この第2の
実施例では、LCD表示部2に表示した画像をパソコン
等のコンピュータ側に転送し、コンピュータのディスプ
レイ13に表示させたり、多機能電話機に接続したコン
ピュータと多機能電話機の端末(コンピュータ)との間
で行なう通信(例えばパソコン通信)のためのプログラ
ムが格納されている。ICカードメモリ10以外は第1
の実施例で示した説明と同様であるので、説明を省略す
る。
【0022】次に動作について説明する。コンピュータ
本体12をRS232Cコネクタケーブル11を介して
多機能電話機1に接続し、コンピュータ側の電源を投入
した状態で、ICカードメモリ10をICカードメモリ
用ソケット9aに装着すると、多機能電話機のCPU2
0gは、ICカードメモリ10に格納されているアプリ
ケーションプログラムを読み出しそのデータによりシス
テムメモリ20Cの内容を変更して、コンピュータ12
は多機能電話機1の拡張システムとして、ソフト的に接
続され動作する。よって、LCD表示部2に表示されて
いる文字や画の画像データをコンピュータ側に転送し、
コンピュータのディスプレイ13に表示する。
【0023】従って、電話回線CLを介して送られてき
た文字や画の画像データがデータ画像表示用RAM20
bに格納されていると、この画像がLCD表示部2に表
示されると共に、コンピュータのディスプレイ13に表
示される。この場合、コンピュータのディスプレイ13
に表示される画像は、1行当りの表示文字数や文字の大
きさ、画面上に同時に表示可能な行数などLCD表示部
2のそれに比べて優れているため、電話回線CLを介し
て送られてきた文字や画の画像データが途中で改行され
たりすることなく送信元での文字や画の状態のままでコ
ンピュータのディスプレイ13に表示されることにな
る。
【0024】また、ICカードメモリ10にはパソコン
通信用のプログラムも格納されているので、電話回線網
を介して接続された他の端末との間でデータ通信モデム
25によりパソコン通信を行なうことが可能となる。
【0025】以上説明してきたように第2の実施例で
は、ICカードメモリ10に格納されているアプリケー
ションプログラムにより、多機能電話機1とコンピュー
タとの間でデータの接受が行われ、多機能電話機1のL
CD表示部2に表示した文字や画の画像データをコンピ
ュータのディスプレイに表示させたり、さらに多機能電
話機1に接続されたコンピュータと電話回線網を介して
接続された他の端末との間でパソコン通信を行うことが
できる。なお、ICカードメモリ10のプログラムを更
新して、新たな通信システムをコンピュータ上で作り上
げることもできる。
【0026】次に、この発明の第3の実施例を図3,図
4に基づいて説明する。図3は、本実施例の多機能電話
機を示す斜視図である。この多機能電話機1は、データ
通信により送られてきた文字や画などの画像やテンキー
3などから入力されたデータを表示するLCD表示部2
と、送受話器4と、通信終了キー5,クリアキー6,目
次キー7,カーソルキー8などの制御キー群と、ICメ
モリカード挿入部9に挿入されたICメモリカード10
のデータを読み出すICメモリカード読取部(図示略)
などを備えており、電話回線CLに接続されている。
【0027】さらにこの多機能電話機1には、CRTコ
ントローラ31が設けられており、その出力端子は、テ
レビ受像機である家庭用TV(テレビ)装置33と接続
するための被挿入側接続用ジャック32に接続されてい
る。34は家庭用TV装置33に映像信号を供給するた
めの同軸ケーブルであり、その先端には挿入側ジャック
35が接続されている。
【0028】図4は、上述した多機能電話機1の内部構
成を示すブロック図であり、19はLCD表示回路で、
LCDコントローラ19aとLCD表示部2などから構
成されている。20はマイクロコンピュータを用いた制
御部であり、ROM20a、LCD表示部2に表示する
ための画像データやサーマルヘッド22を使用して用紙
上にプリントアウトするための画像データ、さらにイメ
ージセンサ23により取り込んだ画像データを格納する
データ画像表示用RAM20b、システムメモリ20
c、ゲートアレイロジック回路20dと、テンキー3や
前記制御キー群からなる操作キー20eと、CPU20
gとおよびそのCPU20gに対しスレーブとして動作
するマイクロプロセッシングユニットであるスレーブM
PU20fと、データバスやアドレスバスなどからなる
マルチバスBLを備えている。CPU20gには、IC
カードメモリ10を装着するためのICカードメモリ用
ソケット9aがマルチバスBLを介して接続されてい
る。スレーブMPU20fには、FAX通信を行う際の
原稿や画像再生用の用紙の駆動用モータ21とサーマル
ヘッド22とイメージセンサ23が接続されている。駆
動用モータ21とサーマルヘッド22とイメージセンサ
23はFAX通信を行なう際に用いられる読取処理部/
記録処理部のFAX制御機構RRを構成している。
【0029】ICカードメモリ10にはアプリケーショ
ンプログラムが格納されており、この実施例では、LC
D表示部2に表示している画像を家庭用TV装置33に
映し出し、同時に、家庭用TV装置33にもカラー画像
を出力する映像信号を生成するコントローラが内蔵され
ている。また、パソコン等のコンピュータ端末でデータ
に階調表現を入れたカラー画像を家庭用TV装置33に
出力させることができる。
【0030】24は多機能電話機1を電話回線CLに接
続するための網制御装置(NCU)、25はデータ通信
用のデータ通信モデム、26はFAX通信用のFAXモ
デム、27はデータ通信を行なうためのデータ通信制御
機構、28は音声信号を送/受信する電話制御機構、3
1はCRTコントローラであり、正常な映像を家庭用T
V装置22が映し出すことができるように、家庭用TV
装置33を供給する映像信号に対し信号処理を行なう。
【0031】次に動作について説明する。家庭用TV装
置33を被挿入側接続用ジャック32を介して多機能電
話機に接続すると共に、ICカードメモリ用ソケット9
aにICカードメモリ10を装着する。ICメモリーカ
ード10のデータにより、システムメモリ20Cの内容
を変更して、家庭用TV装置33は、多機能電話機1の
拡張システムとして動作する。よって、電話回線CLを
介して文字や画の画像データが相手先の端末から送られ
てくると、この画像データは前記RAM20bに格納さ
れると共に、LCD表示部2に出力され表示される。
【0032】また、CPU20gは、RAM20bに格
納されている文字や画の画像データを読み出し、映像化
できるようにするための処理を行なう。そして、CRT
コントローラ31を介して被挿入接続用ジャック32か
ら家庭用TV装置33へ映像化するための処理が施され
た映像信号を出力する。
【0033】従って、電話回線CLを介して送られてき
た文字や画の画像データがデータ画像表示用RAM20
bに格納されると、この画像がLCD表示部2に表示さ
れると共に、家庭用TV装置33に階調のあるカラー映
像として表示されることになる。
【0034】さらにまた、この多機能電話機1から他の
端末(コンピュータ)に送出される画像データも、LC
D表示部2に表示されると共に、家庭用TV装置33で
階調のあるカラー映像として表示される。なお、階調処
理やカラー処理を施した画像を編集してカラー情報が付
加された画像データを他の端末に送信することもでき
る。
【0035】以上説明してきたようにこの第3の実施例
では、ICカードメモリ10に格納されているアプリケ
ーションプログラムにより、多機能電話機1へ他の端末
から送られてきた階調のあるカラー画像データをカラー
映像として家庭用TV装置33で表示できる。さらに階
調処理やカラー処理などの編集をしたカラー画像情報が
付加された画像データを他の端末に送信できる。なお、
ICカードメモリ10の格納されているアプリケーショ
ンプログラムを追加、或いは変更すれば、家庭用TV装
置33でキャプテン情報を見ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば下記の効果を奏する。第1の発明によれば、パソコ
ン等のコンピュータを接続可能に構成するコンピュータ
接続手段と、前記コンピュータ側で入力されたデータを
記録処理部で再生または読取処理部で得られたデータを
前記コンピュータのディスプレイに表示するための制御
手段とを備えるように構成したので、コンピュータに対
しFAX制御機構の記録処理部がプリンタとして用いら
れ、あるいは読取処理部がコンピュータのデータ入力部
として用いられ、多機能電話機を拡張利用することがで
きる効果がある。
【0037】また、第2の発明によれば、パソコン等の
コンピュータを接続可能に構成するコンピュータ接続手
段と、前記表示部に表示されているデータを前記コンピ
ュータ側に転送すると共に前記コンピュータのディスプ
レイへ表示する表示制御手段と、前記接続されたコンピ
ュータを使用して他の端末(コンピュータ)との間で通
信(例えばパソコン通信)を行なう通信手段とを備える
ように構成したので、表示部に表示されているデータを
コンピュータのディスプレイに表示でき表示部の機能が
拡張されると共に、接続されたコンピュータを使用して
通信を行なうことの出来る多機能電話機が得られる効果
がある。さらに新たな通信システムをコンピュータ上で
作り上げることも出来る効果もある。
【0038】また、第3の発明によれば、テレビ受像機
を接続可能に構成するテレビ受像機接続手段と、カラー
表示を行なうテレビ受像機表示制御手段とを備えるよう
に構成したので、表示部に表示されるデータ、あるいは
電話回線を介して受信した画像データをテレビ受像機に
階調表現のあるカラー表示ができ表示部の機能が拡張さ
れ、また送信される画像データを階調処理やカラー処理
の編集を行い、そのカラー情報を含んだものにできる多
機能電話機が得られる効果がある。なおアプリケーショ
ンプログラムを追加すれば家庭用テレビ受像機でキャプ
テン情報が見られる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2の実施例による多機能
電話機の拡張システムの外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1および第2の実施例による多機能
電話機の拡張システムの内部構成を示すブロック図であ
る。
【図3】この発明の第3の実施例による多機能電話機の
拡張システムの外観を示す斜視図である。
【図4】この発明の第3の実施例による多機能電話機の
拡張システムの内部構成を示すブロック図である。
【図5】従来の多機能電話機の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 多機能電話機 2 LCD表示部 10 ICカードメモリ 11 RS232Cコネクタケーブル 12 コンピュータ本体 20 制御部 27 データ通信制御機構 25 データ通信モデム 31 CRTコントローラ 32 被挿入側接続用ジャック 33 テレビ受像機 RR ファクシミリ制御機構 CL 電話回線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを読み取る読取処理部および
    画像データを用紙に再生する記録処理部を有するファク
    シミリ制御機構と、データの授受を行うデータ通信制御
    機構と、これらを制御する制御部とを備えた多機能電話
    機において、パソコン等のコンピュータを接続可能に構
    成するコンピュータ接続手段と、前記コンピュータ側で
    入力されたデータを前記記録処理部で再生または前記読
    取処理部で得られたデータを前記コンピュータのディス
    プレイに表示するための制御手段とを備えたことを特徴
    とする多機能電話機の機能拡張システム。
  2. 【請求項2】 画像データを読み取る読取処理部および
    画像データを用紙に再生する記録処理部を有するファク
    シミリ制御機構と、データの授受を行うデータ通信制御
    機構と、上記データを表示する表示部と、これらを制御
    する制御部とを備えた多機能電話機において、パソコン
    等のコンピュータを接続可能に構成するコンピュータ接
    続手段と、前記表示部に表示されているデータを前記コ
    ンピュータ側に転送すると共に前記コンピュータ側のデ
    ィスプレイで表示する表示制御手段と、前記接続された
    コンピュータを使用して他のコンピュータとの間で通信
    を行う通信手段とを備えたことを特徴とする多機能電話
    機の機能拡張システム。
  3. 【請求項3】 画像データを読み取る読取処理部および
    画像データを用紙に再生する記録処理部を有するファク
    シミリ制御機構と、データの授受を行うデータ通信制御
    機構と、上記データを表示する表示部と、これらを制御
    する制御部とを備えた多機能電話機において、テレビ受
    像機を接続可能に構成するテレビ受像機接続手段と、前
    記テレビ受像機にカラー表示するテレビ受像機表示制御
    手段とを備えたことを特徴とする多機能電話機の機能拡
    張システム。
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