JP4596206B2 - 携帯通信システム、画像編集方法、外部表示装置及び携帯端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯通信システム、画像編集方法、外部表示装置及び携帯端末装置に関し、例えば複数の画像を組み合わせてなる合成画像又は動画等を表示する携帯電話機に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の携帯電話機として、通話機能及び電子メールの送受信機能に加えて、絵、写真、合成画像、動画等の画像の送受信機能を備えたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところでかかる構成の携帯電話機においては、合成画像や動画を編集する場合に、その液晶ディスプレイにおける表示面積の制限上、当該合成画像や動画を構成する複数の基本画像を一度に全て表示することが困難である。
【0004】
従って携帯電話機で合成画像や動画等を編集する際、これらを構成する各基本画像を順次切り替えて表示しなければならず、画像編集作業が困難かつ煩雑になるという問題があった。
【0005】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、携帯端末装置による画像編集作業を一段と容易に実行し得る携帯通信システム、画像編集方法、外部表示装置及び当該携帯端末装置を提案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、携帯端末装置及び外部表示装置からなる携帯通信システムであって、携帯端末装置は、予め記憶している基本画像の画像群に含まれる複数の基本画像を組み合わせてなる複合画像を表示する表示手段と、表示手段によって表示した複合画像を構成する複数の基本画像を外部表示装置に送信する送信手段と、複合画像を構成する複数の基本画像の何れかを変更する操作が行われた場合、当該変更対象の基本画像を画像群に含まれる他の基本画像に置換し、当該置換後の複合画像を表示手段に表示させると共に、他の基本画像を外部表示装置に送信手段を介して送信する制御手段とを有し、外部表示装置は、複合画像を構成する複数の基本画像を携帯端末装置から受信する通信手段と、通信手段によって受信した複合画像を構成する複数の基本画像をそれぞれ同時に表示する表示手段と、複合画像を構成する複数の基本画像の何れかを変更する操作が行われた場合、他の基本画像を通信手段を介して携帯端末装置に要求し、携帯端末装置から受信した他の基本画像により変更対象の基本画像を置換して表示手段に表示させる制御手段とを有する。
【0007】
この結果この携帯通信システムでは、ユーザは外部表示装置を介して各基本画像を同時に参照しながら、これら基本画像の中から容易に変更対象の画像を選択することができると共に、携帯端末装置を介して当該変更後における複合画像を瞬時に目視視認することができる。
【0008】
また本発明においては、画像編集方法であって、携帯端末装置において、予め記憶している基本画像の画像群に含まれる複数の基本画像を組み合わせてなる複合画像を表示すると共に複合画像を構成する複数の基本画像を外部表示装置に送信し、外部表示装置において、複合画像を構成する複数の基本画像を携帯端末装置から受信し、複合画像を構成する複数の基本画像をそれぞれ同時に表示する第1のステップと、複合画像を構成する複数の基本画像の何れかを変更する操作が行われた場合、携帯端末装置において、当該変更対象の基本画像を画像群に含まれる他の基本画像に置換し、当該置換後の複合画像を表示すると共に、他の基本画像を外部表示装置に送信し、外部表示装置において、携帯端末装置から受信した他の基本画像により変更対象の基本画像を置換して表示する第2のステップとを設けるようにした。
【0009】
この結果この画像編集方法では、ユーザは外部表示装置を介して各基本画像を同時に参照しながら、これら基本画像の中から容易に変更対象の画像を選択することができると共に、携帯端末装置を介して当該変更後における複合画像を瞬時に目視視認することができる。
【発明の実施の形態】
【0010】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0011】
(1)第1の実施の形態
(1−1)第1の実施の形態による携帯通信システムの全体構成
図1において、10は全体として本実施の形態による携帯通信システムを示し、携帯電話機11と、この携帯電話機11と組み合わせて用いられる外部表示装置30とから構成されている。
【0012】
この携帯電話機11においては、中央のヒンジ部12を介して回動可能にそれぞれ接続された上側筐体13と下側筐体14とに分けられており、この携帯側ヒンジ部12を介して折り畳み可能な状態に形成されるようになされている。
【0013】
上側筐体13には、その上端面13Aの一端部に、送受信用アンテナ15が引出収納自在に設けられており、基地局(図示せず)との間で信号を送受信し得るようになされている。
【0014】
また上側筐体13には、その正面13Bの上側に、上端面13Aの一部をなすCCD(Charge Coupled Device:固体撮像素子)型のカメラ16が回動自在に設けられており、当該レンズ17を介して被写体を撮影し得るようになされている。
【0015】
さらに上側筐体13には、その正面13Bの中央部に、液晶ディスプレイでなる携帯側表示部18が設けられており、日付、時刻、発信履歴、着信履歴、カメラ16で撮影される被写体の画像、電子メールの文字及び画像等を表示するようになされている。またカメラ16と表示部18との間には、スピーカー19が設けられており、通話相手の音声、着信音、警報音等を出力するようになされている。
【0016】
さらに上側筐体13には、その背面側内部に、対外部装置用アンテナ22(図2)が設けられており、外部表示装置30の内部に設けられた対携帯用アンテナ36(図2)との間で、電子メールの文字又は画像等の通信データを相互に送受信し得るようになされている。
【0017】
一方下側筐体14には、その正面14Aの中央部に、各数字ボタン、発呼ボタン、電源兼終話ボタン及びクリアボタン等から構成される携帯側操作入力部20が設けられており、当該携帯側操作入力部20を介して各種命令を入力することにより、所定の処理を実行するようになされている。
【0018】
また下側筐体14には、その正面14Aの下部に、マイク21が設けられており、当該使用者の音声を集音するようになされている。
【0019】
さらに下側筐体14には、その背面に、バッテリパック(図示せず)が装着されており、電源兼終話入力ボタンを介して電源が投入されると、内部の各回路に電力を供給するようになされており、これにより携帯電話機11は動作可能な状態になる。
【0020】
次に外部表示装置30においては、中央のヒンジ部31を介して回動可能にそれぞれ接続された上側筐体32と下側筐体33とによって構成されている。
【0021】
上側筐体32には、その内部に、対携帯用アンテナ36(図2)が設けられており、携帯電話機11の内部に設けられた対外部装置用アンテナ22(図2)との間で、電子メール用の文章や画像を送受信するようになされている。
【0022】
また上側筐体32には、その正面32Aの中央部に、携帯側表示部18よりも大きな表示面積の液晶ディスプレイでなる外部装置側表示部34が設けられており、対携帯用アンテナ36によって受信した電子メール用の文章や画像等を表示するようになされている。
【0023】
一方下側筐体33には、その正面33Aの中央部に、各アルファベットボタン、シフトボタン、スペースボタン、左右の方向を指示する2つの方向指示ボタン、実行ボタン等から構成される外部装置側操作入力部35が設けられており、当該外部装置側操作入力部35を介して各種命令を入力することにより、携帯電話機11により実行可能な各種機能及び当該携帯電話機11では容易に実行できない画像編集処理等を実行し得るようになされている。
【0024】
(1−2)携帯通信システム10の回路構成
図2に示すように携帯電話機11は、送受信用アンテナ15で受信した基地局からの受信信号を携帯側データ処理部24に送出する。
【0025】
携帯側データ処理部24は、送受信用アンテナ15から供給された受信信号に対して所定のチャネル選択処理、増幅処理、アナログ/ディジタル変換処理、復調処理及びデコーダ処理を順次施し、この結果得た受信データが音声データである場合には、これをスピーカー19を介して音声として出力し、この受信データが文字データ又は画像データである場合には、これを携帯側表示部18に電子メールの文字又は画像として表示すると共に携帯側記憶部25に記憶する。
【0026】
またこの携帯側データ処理部24は、マイク21で集音した音声信号、携帯側操作入力部20を介して入力された文字データ、又はカメラ16で撮影したユーザの画像データに対してエンコーダ処理及び変調処理その他所定の処理を順次施し、その結果得た送信信号を送受信用アンテナ15を介して基地局に送信する。
【0027】
ところで携帯電話機11においては、カメラ16により撮像した図3(A)に示すユーザの顔の表情画像D1(D1A〜D1D)の画像データを携帯側記憶部25に記憶すると共に、図3(B)に示す背景画像D2(D2A〜D2D)及び図3(C)に示す装飾画像D3(D3A〜D3D)の画像データについても予め携帯側記憶部25に記憶するようになされている。
【0028】
そして携帯電話機11においては、携帯側記憶部25から、表情画像D1、背景画像D2A及び装飾画像D3を、表情画像D1A→D1B→D1C→D1D→D1A→・・・、背景画像D2A→D2B→D2C→D2D→D2A→・・・、装飾画像D3A→D3B→D3C→D3D→D3A→・・・により規定される順序でそれぞれ読み出すようになされており、現在読み出している表情画像D1、背景画像D2及び装飾画像D3に基づく合成画像を携帯側表示部18に表示し得るようになされている。
【0029】
実際上携帯側CPU23は、ユーザにより携帯側入力部20を介して画像編集モードが設定されると、図4(A)に示すデフォルト時の表情画像D1A、背景画像D2A及び装飾画像D3Aの画像データを携帯側記憶部25からそれぞれ読み出して、当該読出し結果を携帯側データ処理部24に送出するようになされている。
【0030】
携帯側データ処理部24は、携帯側記憶部25から読み出された表情画像D1A、背景画像D2A及び装飾画像D3Aの画像データを合成し、その合成結果を図4(A)に示すデフォルト時の合成画像D4Aを携帯側表示部18に表示する。
【0031】
また同時に携帯側データ処理部24は、携帯側記憶部25から読み出された表情画像D1A、背景画像D2A及び装飾画像D3Aの画像データを対外部装置用アンテナ22を介して外部表示装置30に送信する。
【0032】
因みに携帯電話機11と外部表示装置30との間の通信は、近距離無線通信規格であるBluetooth(ブルートゥース:Bluetooth SIG(Special Interest Group)の登録商標)に準拠した方式に従って行われるようになされており、2.4[GHz]のISM(Industrial Scientific Medical)帯に1[MHz]のチャネルを79個設定し、1秒間に1600回チャネルを切り替える周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散通信方式を用い、データ伝送速度1[Mbit](実効721[kbit/秒])で10[m]のデータ伝送を行う。
【0033】
外部装置側データ処理部38は、携帯端末機11から送信された表情画像D1A、背景画像D2A及び装飾画像D3Aの画像データを対携帯用アンテナ36を介して受信し、外部表示装置側バスBUS2を介して外部装置側表示部34に送出する。
【0034】
外部装置側表示部34は、図4(A)に示すように、外部装置側データ処理部38から供給された表情画像D1A、背景画像D2A及び装飾画像D3Aをそれぞれ同時に並べて表示する。
【0035】
ここで表情画像D1A、背景画像D2A及び装飾画像D3Aの中にユーザが変更したい画像(以下これを変更対象画像と呼ぶ)が含まれる場合において、外部装置側データ処理部38は、ユーザにより外部装置側操作部35を介して画像D1A〜D3Aの中から変更対象画像が選択されると、当該選択情報を有する画像変更信号S1を対携帯用アンテナ36を介して携帯電話機11に送信する。
【0036】
携帯側データ処理部24は、外部表示装置30から送信された画像変更信号S1の画像の種類(表情画像D1、背景画像D2又は装飾画像D3)を判別し、この種類における次順の画像データを携帯側記憶部25から読み出して、対外部装置用アンテナ22を介して外部表示装置30に送信する。このとき部表示装置30は、外部装置側表示部34に、変更対象画像の代わりに携帯電話機11から送信された当該次の順番の画像を表示する。
【0037】
また携帯側データ処理部24は、当該次順の画像データと、変更対象ではない他の2つの画像データとを合成し、その新たな合成画像を携帯側表示部18に送出する。携帯側表示部18は、携帯側データ処理部24から供給された合成画像に基づく新たな合成画像を表示する。
【0038】
このような外部表示装置30における画像編集作業は、携帯側表示部18に表示される合成画像がユーザの所望の画像になるまで繰り返される。
【0039】
従ってユーザは、外部装置側操作入力部35を介して同時にそれぞれ表示される表情画像D1、背景画像D2及び装飾画像D3の中から変更対象画像を選択するだけで、当該変更後における新たな合成画像D4を携帯電話機11の携帯側表示部18で瞬時に目視確認することができるようになされている。
【0040】
(1−3)合成画像編集処理手順
続いて携帯通信システム10による合成画像編集処理手順について図5のフローチャートを用いて説明する。すなわち携帯通信システム10においては、携帯電話機11及び外部表示装置30の各電源が投入されると、携帯電話機11についてはルーチンRT1から入って次の開始ステップSP1に移ると共に、外部表示装置30についてはルーチンRT2から入って次の開始ステップSP21に移る。
【0041】
ステップSP1において携帯側CPU23は、ユーザにより携帯側入力部20を介して画像編集モードが設定されると、図4(A)に示すデフォルト時の表情画像D1A、背景画像D2A及び装飾画像D3Aの画像データを携帯側記憶部25からそれぞれ読み出して携帯側データ処理部24に送出し、これら表情画像D1A、背景画像D2A及び装飾画像D3Aの画像データを合成することにより、図4(A)に示すデフォルト時の合成画像D4Aを生成する。
【0042】
そして携帯側CPU23は、携帯側データ処理部24から合成画像D4Aを携帯側バスBUS1を介して携帯側表示部18に送出し、図4(A)に示すように、この合成画像D4Aを表示した後、次のステップSP2に移る。
【0043】
ステップSP2において携帯側CPU23は、ユーザにより携帯側入力部20を介して画像編集命令が行われたか否かを判定する。このステップSP2で否定結果が得られると、このことは合成画像の編集が不要であることを意味しており、このとき携帯側CPU23は後述のステップSP7に移る。これに対してステップSP2で肯定結果が得られると、このことは合成画像の編集が必要であることを意味しており、このとき携帯側CPU23は画像編集モードを設定し、次のステップSP3に移る。
【0044】
ステップSP3において携帯側CPU23は、携帯側記憶部25から既に読み出してある表情画像D1A、背景画像D2A及び装飾画像D3Aの画像データを、携帯側データ処理部24から対外部装置用アンテナ22を介して外部表示装置30に送信した後、次のステップSP4に移る。
【0045】
これによりステップSP21において外部装置側CPU37は、対携帯用アンテナ36、外部装置側データ処理部38及び外部装置側バスBUS2を順次介して供給された表情画像D1A、背景画像D2A及び装飾画像D3Aを、図4(A)に示すように、外部装置側表示部34に並べて表示した後、次のステップSP22に移る。
【0046】
ステップSP22において外部装置側CPU37は、例えばユーザにより外部装置側操作部35を介して表情画像D1Aが変更対象画像として選択されると、次のステップSP23に移る。
【0047】
ステップSP23において外部装置側CPU37は、代わりの画像を要求するための画像変更信号S1を対携帯用アンテナ36を介して携帯電話機11に送信してステップSP24に移る。
【0048】
その後ステップSP4において携帯側CPU23は、対外部装置用アンテナ22、携帯側データ処理部24及び携帯側バスBUS1を介して画像変更信号S1の供給を受けると、携帯側記憶部25から次の表情画像D1B(図3)の画像データを読み出して外部表示装置30に送信し、次のステップSP5に移る。
【0049】
ステップSP5において携帯側CPU23は、携帯側記憶部25から新たに読み出した表情画像D1Bの画像データと、既に読み出された背景画像D2A及び装飾画像D3Aの画像データとを合成することにより、図4(B)に示すような合成画像D4Bを携帯側表示部18に表示した後、次のステップSP6に移る。
【0050】
このとき同時にステップSP24において外部装置側CPU37は、携帯電話機11から受信した表情画像D1Bの画像データを外部装置側データ処理部38及び外部装置側バスBUS2を順次介して外部装置側表示部34に送出し、図4(B)に示すように、表情画像D1Aの代わりに表情画像D1Bを表示した後、次のステップSP25に移る。
【0051】
ステップSP25において外部装置側CPU37は、ユーザにより携帯側入力部20を介して変更容認操作が行われたか否かを判定する。このステップSP25で否定結果が得られると、このことは変更した表情画像D1Bがユーザの所望の画像ではないことを意味しており、このとき外部装置側CPU37は、ステップSP23に戻る。
【0052】
これに対してステップSP25で肯定結果が得られると、このことは変更した表情画像D1Bがユーザの所望の画像であることを意味しており、このとき外部装置側CPU37は、ステップSP26に移る。このようにして外部装置側CPU37は、表情画像データD1がユーザの所望の画像になるまでステップSP23〜ステップSP25を繰り返す。
【0053】
ステップSP26において外部装置側CPU37は、ユーザにより携帯側入力部20を介して表情画像D1を除く他の画像(背景画像D2又は装飾画像D3)を変更対象画像として選択するための画像選択命令が入力されたか否かを判定する。このステップSP26で否定結果が得られると、このことは他に変更対象画像がないことを意味しており、このとき外部装置側CPU37は、後述のステップSP27に移る。
【0054】
このステップSP26で肯定結果が得られると、このことは他に変更対象画像がまだあることを意味しており、このとき外部装置側CPU37はステップSP22に戻る。
【0055】
このようにして外部装置側CPU37は、変更対象画像がなくなるまで、ステップSP22〜ステップSP26を繰り返す。
【0056】
外部装置側CPU37は、以上のステップSP22〜ステップSP26を繰り返すことにより、例えば図4(C)に示すように背景画像D2として背景画像D2Bを選択し、そして最終的に図4(D)に示すように装飾画像D3として装飾画像D3Bを選択する。
【0057】
ステップSP27において外部装置側CPU37は、ユーザにより携帯側入力部20を介して編集終了命令が入力されると、外部装置側データ処理部38及び対携帯用アンテナ36を順次介して編集終了信号S2を携帯電話機11へ送信し、次のステップSP28に移ってルーチンRT2における外部表示装置30の編集処理を終了する。
【0058】
この後ステップSP6において携帯側CPU23は、外部表示装置30から送信された編集終了信号S2を受信すると、現在携帯側表示部18に表示中の合成画像D4Dの画像データを携帯側記憶部25に送出して記憶し、携帯電話機11における画像編集処理を終了した後、次のステップSP7に移る。
【0059】
ステップSP7において携帯側CPU23は、ユーザにより携帯側入力部20を介して画像送信命令が入力されたか否かを判定する。このステップSP7で否定結果が得られると、このことは合成画像D4Dのメール送信が不要であることを意味し、このとき携帯側CPU23は次のステップSP9に移ってルーチンRT1における携帯電話機11の全処理を終了する。
【0060】
これに対してこのステップSP7で肯定結果が得られると、このことは合成画像D4Dに係るメール送信が必要であることを意味し、このとき携帯側CPU23は次のステップS8に移る。
【0061】
ステップS8において携帯側CPU23は、合成画像D4Dのデータを携帯側データ処理部24を介して送受信アンテナ15から基地局に送信した後、次のステップSP9に移ってルーチンRT1における携帯電話機11の全処理を終了する。
【0062】
(1−4)第1の実施の形態における動作及び効果
以上の構成において、携帯通信システム10では、携帯電話機11と外部表示装置30とを無線接続して、携帯側表示部18に表示中の合成画像D4を構成している表情画像D1、背景画像D2及び装飾画像D3を外部装置側表示部34にそれぞれ同時に表示し、ユーザにより外部装置側操作入力部35を介して表情画像D1、背景画像D2及び装飾画像D3の中から変更対象画像が選択された場合に、変更後における表情画像D1、背景画像D2及び装飾画像D3を外部装置側表示部34にそれぞれ同時に表示すると共に、ほぼリアルタイムで当該変更後における合成画像D4を携帯側表示部18に表示する。
【0063】
従ってこの携帯通信システム10によれば、ユーザは外部装置側表示部34を介して表情画像D1、背景画像D2及び装飾画像D3を同時に参照しながらこれらの画像D1〜D3の中から変更対象画像を容易に選択することができると共に、携帯側表示部18を介して当該変更後における合成画像D4を瞬時に目視確認することができる。
【0064】
以上の構成によれば、携帯電話機11と外部表示装置30とを無線接続して、携帯側表示部18に表示中の合成画像D4を構成している表情画像D1、背景画像D2及び装飾画像D3を外部装置側表示部34にそれぞれ同時に表示し、ユーザにより外部装置側操作入力部35を介して表情画像D1、背景画像D2及び装飾画像D3の中から変更対象画像が選択された場合に、変更後における表情画像D1、背景画像D2及び装飾画像D3を外部装置側表示部34にそれぞれ同時に表示すると共に、ほぼリアルタイムで当該変更後における合成画像D4を携帯側表示部18に表示するようにしたことにより、ユーザは外部装置側表示部34を介して表情画像D1、背景画像D2及び装飾画像D3を同時に参照しながらこれらの画像D1〜D3の中から容易に変更対象画像を選択することができると共に、携帯側表示部18を介して当該変更後における合成画像D4を瞬時に目視確認することができる。
【0065】
(2)第2の実施の形態
第2の実施の形態による携帯通信システム10においては、動画を構成する各静止画像を外部表示装置30に表示すると共に、その動画を携帯電話機11に表示し、外部表示装置30で静止画像の編集を行った場合には、その結果得られる動画を携帯電話機11に表示するようになされている。なお携帯電話機10は、その構成が第1の実施の形態と同様であり、ここではその説明を省略する。
【0066】
この場合携帯電話機11においては、例えばカメラ16により撮像した図6(A)に示すユーザの顔の静止画像D10(D10A〜D10J)のデータを携帯側記憶部25内に記憶するようになされている。
【0067】
そして携帯電話機11においては、携帯側記憶部25から静止画像D10A→D10B→D10C→・・・→D10J→10A→・・・により規定される順序で5つ読み出すと共に、現在読み出している5つの静止画像を使用してその読出し順に動画を表示し得るようになされている。
【0068】
実際上携帯側CPU23は、ユーザにより携帯側入力部20を介して画像編集モードが設定されると、図7(A)に示すデフォルト時の5つの静止画像D10A〜D10Eの画像データを携帯側記憶部25からそれぞれ読み出して、当該読出結果を携帯側データ処理部24に送出するようになされている。
【0069】
また携帯側データ処理部24は、携帯側記憶部25から読み出した静止画像D10A〜D10Eのデータを対外部装置用アンテナ22を介して外部表示装置30に送信する。
【0070】
外部装置側表示部34は、図7(A)に示すように、携帯端末機11から送信された静止画像D1A〜D1Eを順次互いにわずかに重ねた状態で並べて表示する。これによりユーザは、外部装置側表示部34に表示される静止画像D1A〜D1Eを参照するだけで、動画の再生順序(D10A→D10B→D10C→D10D→D10E)を直感的に把握することができるようになされている。
【0071】
また携帯側データ処理部24は、携帯側記憶部25から読み出された静止画像D10A〜D10Eを携帯側バスBUS1を介して携帯側表示部18に順次送出する。これによりユーザは、携帯側表示部18に表示される動画を目視視認することができるようになされている。
【0072】
ここで外部装置側データ処理部38は、ユーザにより外部装置側操作部35を介して静止画像D10A〜D10Eの中から変更対象画像が選択されると、画像変更信号S1を対携帯用アンテナ36を介して携帯電話機11に送信する。
【0073】
携帯側データ処理部24は、外部表示装置30から画像変更信号S1を受信すると、次の静止画像D10F(現在の静止画像が静止画像D10A〜D10Eより構成される場合は、当該次の静止画像は静止画像D10F)の画像データを携帯側記憶部25から読み出して、対外部装置用アンテナ22を介して外部表示装置30に送信する。このとき外部装置側表示部34は、携帯電話機11から新たに受信した当該次の静止画像10Fを静止画像D10Eに代えて表示する。
【0074】
また携帯側データ処理部24は、静止画像10Fを携帯側表示部18に順次送出し、5つの静止画像D10A、D10B、D10C、D10D及びD10Fに基づく新たな動画を表示する。
【0075】
このような画像編集作業は、携帯側表示部18に表示される動画がユーザの所望の動画になるまで繰り返される。
【0076】
従ってユーザは、携帯側表示部18に表示される動画D4の編集を望む場合には、外部装置側操作入力部35を介して同時にそれぞれ表示される5つの静止画像から変更対象画像を容易に選択し、当該変更後における新たな動画を携帯側表示部18で瞬時に目視視認することができるようになされている。
【0077】
(2−1)動画編集処理手順
続いて携帯通信システム10による動画編集処理手順について図8のフローチャートを用いて説明する。すなわち携帯通信システム10においては、携帯電話機11及び外部表示装置30の各電源が投入されると、携帯電話機11についてはルーチンRT3から入って次の開始ステップSP41に移ると共に、外部表示装置30についてはルーチンRT4から入って次の開始ステップSP61に移る。
【0078】
ステップSP41において携帯側CPU23は、ユーザにより携帯側入力部20を介して画像編集モードが設定されると、図7(A)に示すデフォルト時の静止画像D10A〜D10Eを携帯側記憶部25からそれぞれ読み出して携帯側バスBUS1を介して携帯側表示部18にこの順序で送出してデフォルト時の動画として表示した後、次のステップSP42に移る。
【0079】
ステップSP42において携帯側CPU23は、ユーザにより携帯側入力部20を介して画像編集命令が入力されたか否かを判定する。このステップSP42で否定結果が得られると、このことは動画の編集が不要であることを意味しており、このとき携帯側CPU23は後述のステップSP47に移る。これに対してステップSP42で肯定結果が得られると、このことは動画の編集が必要であることを意味しており、このとき携帯側CPU23は次のステップSP43に移る。
【0080】
ステップSP43において携帯側CPU23は、携帯側記憶部25から読み出してあるデフォルト時の静止画像データD10A〜D10Eを、携帯側データ処理部24から対外部装置用アンテナ22を介して外部表示装置30に送信した後、次のステップSP44に移る。
【0081】
この後ステップSP61において外部装置側CPU37は、携帯端末機11から順次受信した静止画像D10A〜D10Eを図7(A)に示すように、外部装置側表示部34に順次互いに重ねた状態で表示した後、次のステップSP62に移る。
【0082】
ステップSP62において外部装置側CPU37は、ユーザにより外部装置側操作部35を介して変更対象画像が選択されると、次のステップSP63に移る。
【0083】
ステップSP63において外部表示側CPU37は、画像変更信号S1を対携帯用アンテナ36を介して携帯電話機11に送信してステップSP64に移る。
【0084】
これによりステップSP44において携帯側CPU23は、対外部装置用アンテナ22、携帯側データ処理部24及び携帯側バスBUS1を介して画像変更信号S1の供給を受けると、携帯側記憶部25から次の静止画像D10F(図3)を読み出して、外部表示装置30に送信し、次のステップSP45に移る。
【0085】
ステップSP45において携帯側CPU23は、携帯側記憶部25から既に読み出してなる静止画像D10A〜D10Dと、携帯側記憶部25から読み出した静止画像D10Fとをこの順序で携帯側バスBUS1を介して携帯側表示部18に順次送出して動画として表示した後、次のステップSP46に移る。
【0086】
このとき同時にステップSP64において外部装置側CPU37は、携帯電話機11から受信した静止画像D10Fを外部装置側データ処理部38及び外部装置側バスBUS2を順次介して外部装置側表示部34に送出し、図7(B)に示すように、静止画像D10Eの代わりに静止画像D10Fに基づく画像を表示した後、次のステップSP65に移る。
【0087】
ステップSP65において外部装置側CPU37は、ユーザにより携帯側入力部20を介して変更容認命令が入力されたか否かを判定する。このステップSP65で否定結果が得られると、このことは変更した静止画像D10Fがユーザの所望の画像ではないことを意味しており、このとき外部装置側CPU37は、ステップSP63に戻る。
【0088】
これに対してステップSP65で肯定結果が得られると、このことは変更した静止画像D10Fがユーザの所望の画像であることを意味しており、このとき外部装置側CPU37は、ステップSP66に移る。このように外部装置側CPU37は、静止画像D10がユーザの所望の画像になるまでステップSP63〜ステップSP65を繰り返す。ここでは静止画像D1Bがユーザの所望の画像であることから、ステップSP66に移る。
【0089】
ステップSP66において外部装置側CPU37は、ユーザにより携帯側入力部20を介して静止画像D10Fを除く他の画像(静止画像D10A、10B、10C及び10D)を変更対象画像として選択するための画像選択命令が入力されたか否かを判定する。
【0090】
このステップSP66で肯定結果が得られると、このことは他に変更対象画像がまだあることを意味しており、このとき外部装置側CPU37はステップSP62に戻る。
【0091】
このようにして外部装置側CPU37は、変更対象画像がなくなるまで、ステップSP62〜ステップSP66を繰り返す。
【0092】
これに対してこのステップSP66で否定結果が得られると、このことは他に変更対象画像がないことを意味しており、このとき外部装置側CPU37は、後述のステップSP67に移る。
【0093】
ステップSP67において外部装置側CPU37は、ユーザにより携帯側入力部20を介して編集終了命令が入力されると、外部装置側データ処理部38及び対携帯用アンテナ36を順次介して編集終了信号S2を送出し、次のステップSP68に移ってルーチンRT4における外部表示装置30の編集処理を終了する。
【0094】
この後ステップSP46において携帯側CPU23は、外部表示装置30から送信された編集終了信号S2を受信すると、現在携帯側表示部18に表示中の静止画像D10A〜10D及び10Fを携帯側記憶部25に送出して、この順序で再生できるように記憶し、次のステップSP67に移る。
【0095】
ステップSP47において携帯側CPU23は、ユーザにより携帯側入力部20を介して画像送信命令が入力されたか否かを判定する。このステップSP47で否定結果が得られると、このことは静止画像D10A〜10D及び10Fから構成される動画データのメール送信が不要であることを意味し、このとき携帯側CPU23は次のステップSP49に移ってルーチンRT3における携帯電話機11の全処理を終了する。
【0096】
これに対してこのステップSP47で肯定結果が得られると、このことは静止画像D10A〜10D及び10Fからなる動画データのメール送信が必要であることを意味し、このとき携帯側CPU23は次のステップS48に移る。
【0097】
ステップS48において携帯側CPU23は、静止画像D10A〜10D及び10Fから構成される動画を携帯側データ処理部24を介して送受信アンテナ15から基地局に順次送信した後、次のステップSP49に移ってルーチンRT3における携帯電話機11における全処理を終了する。
【0098】
(2−2)第2の実施の形態における動作及び効果
以上の構成において、携帯通信システム10では、携帯電話機11と外部表示装置30とを無線接続して、携帯側表示部18に表示中の動画を構成している5つの静止画像D10(D10A、D10B、D10C、D10D及びD10E)を外部装置側表示部34に並べると同時に隣接する静止画像D10(D10A及びD10B、D10B及びD10C、D10C及びD10D、並びにD10D及びD10E)同士を多少重ねて表示し、ユーザにより外部装置側操作入力部35を介して静止画像D10(D10A、D10B、D10C、D10D及びD10E)の中から変更対象画像(D10E)が選択された場合に、変更後における静止画像D10(D10A、D10B、D10C、D10D及びD10F)を外部装置側表示部34にそれぞれ同時に表示すると共に、ほぼリアルタイムで当該変更後における動画を携帯側表示部18に表示する。
【0099】
従ってこの携帯通信システム10によれば、ユーザは外部装置側表示部34を介して5つの静止画像D10を同時に参照しながら、静止画像D10が重ねられた順序に応じて当該静止画像D10の順序を直感的に把握し、これら静止画像D10の中から変更対象画像を容易に選択することができると共に、携帯側表示部18を介して当該変更後における動画を瞬時に目視確認することができる。
【0100】
以上の構成によれば、携帯電話機11と外部表示装置30とを無線接続して、携帯側表示部18に表示中の動画を構成している5つの静止画像D10(D10A、D10B、D10C、D10D及びD10E)を外部装置側表示部34に並べると同時に隣接する静止画像D10(D10A及びD10B、D10B及びD10C、D10C及びD10D、並びにD10D及びD10E)同士を多少重ねて表示し、ユーザにより外部装置側操作入力部35を介して静止画像D10(D10A、D10B、D10C、D10D及びD10E)の中から変更対象画像(D10E)が選択された場合に、変更後における静止画像D10(D10A、D10B、D10C、D10D及びD10F)を外部装置側表示部34にそれぞれ同時に表示すると共に、ほぼリアルタイムで当該変更後における動画を携帯側表示部18に表示するようにしたことにより、ユーザは外部装置側表示部34を介して5つの静止画像D10を同時に参照しながら、静止画像D10が重ねられた順序に応じて当該静止画像D10の順序を直感的に把握し、これら静止画像D10の中から変更対象画像を容易に選択することができると共に、携帯側表示部18を介して当該変更後における動画を瞬時に目視確認することができる。
【0101】
(3)他の実施の形態
なお上述の第1及び第2の実施の形態においては、携帯端末装置として携帯電話機11を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば簡易型携帯電話システム(PHS:Personal Handyphone System)その他の移動通信端末を適用するようにしても良い。
【0102】
また上述の第1及び第2の実施の形態においては、複合画像として合成画像又は動画を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば立体画像等を適用するようにしても良い。
【0103】
さらに上述の第1及び第2の実施の形態においては、3又は5つの画像データを組み合わせて複合画像を表示するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、複合画像を構成する画像データ数は2以上であれば良い。ただし画像データ数は、各画像データに基づく画像が外部装置側表示部34にそれぞれ同時に表示できることを限度とする。
【0104】
さらに上述の第1及び第2の実施の形態においては、外部の携帯端末装置(携帯端末機11)が予め記憶している基本画像(表情画像D1、背景画像D2及び装飾画像D3又は静止画像D10)の画像群に含まれる複数の基本画像を組み合わせて表示する複合画像(合成画像D4又は動画)を構成している複数の基本画像を携帯端末装置から受信する通信手段として対携帯用アンテナ36を適用し、通信手段によって受信した複数の基本画像をそれぞれ同時に表示する表示手段として外部装置側表示部34を適用し、複数の基本画像の何れかを変更する操作が行われた場合、画像群に含まれる他の基本画像を通信手段を介して携帯端末装置に要求し、携帯端末装置から受信した他の基本画像により当該変更対象の基本画像を置換して表示手段に表示すると共に、携帯端末装置に当該置換後の複合画像を表示させる制御手段として外部装置側CPU37を適用するようにして、変更対象画像を外部装置側操作入力部35を介して選択するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、予め記憶している基本画像の画像群に含まれる複数の基本画像を組み合わせてなる複合画像を表示する表示手段として携帯側表示部18を適用し、表示手段によって表示した複合画像を構成している複数の基本画像を外部の外部表示装置に送信する送信手段として対外部装置用アンテナ22を適用し、複数の基本画像を外部表示装置にそれぞれ同時に表示させる制御手段として携帯側CPU23を適用するようにしても良い。かかる場合、制御手段は、複数の基本画像の何れかを変更する操作が行われた場合、当該変更対象の基本画像を画像群に含まれる他の基本画像に置換し、当該置換後の複合画像を表示手段に表示すると共に、当該置換後の複合画像を構成する複数の基本画像を送信手段を介してそれぞれ表示させるようにして、変更対象画像を携帯側操作入力部20を介して選択するようにしても良い。
【0105】
さらに上述の第1及び第2の実施の形態においては、携帯電話機11と外部表示装置30とを無線を介して通信可能に接続するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばUSB(Universal Serial Bus)による有線接続その他の接続方式を介して通信可能にするようにしても良い。
【0106】
さらに上述の第1及び第2の実施の形態においては、基本画像として表情画像D1、背景画像D2及び装飾画像D3又は静止画像D10を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば複数のメロディーのタイトルが含まれるメロディーメニュー画像も併せて適用するようにしても良い。かかる場合、まず携帯側表示部18にデフォルト時の合成画像D4又は動画が表示されると同時に、これら合成画像D4又は動画に添付されるための、メロディーメニュー画像から自動的に選択されたデフォルト時のメロディーが携帯電話機11のスピーカー19から出力される。そしてユーザは、メロディーメニュー画像を参照して、何れかのメロディーのタイトルを選択してデフォルト時のメロディーを変更すると、携帯電話機11のスピーカー19から変更後のメロディーが出力される。このように、携帯電話機11及び外部表示装置30を組み合わせて用いることにより、合成画像D4又は動画の画像編集に加えて、画像に添付されるメロディーの選択作業も容易に行うことができる。
【0107】
さらに上述の第1の実施の形態においては、表情画像、背景画像及び装飾画像としてそれぞれ表情画像D1B、背景画像D2B及び装飾画像D3Bを選択するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図3に示す所望の表情画像、背景画像及び装飾画像を選択するようにしても良い。
【0108】
さらに上述の第2の実施の形態においては、静止画像として静止画像D10A、D10B、D10C、D10D及びD10Fを選択するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図6に示す所望の静止画像を選択するようにしても良い。
【0109】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、携帯端末装置及び外部表示装置からなる携帯通信システムであって、携帯端末装置は、予め記憶している基本画像の画像群に含まれる複数の基本画像を組み合わせてなる複合画像を表示する表示手段と、表示手段によって表示した複合画像を構成する複数の基本画像を外部表示装置に送信する送信手段と、複合画像を構成する複数の基本画像の何れかを変更する操作が行われた場合、当該変更対象の基本画像を画像群に含まれる他の基本画像に置換し、当該置換後の複合画像を表示手段に表示させると共に、他の基本画像を外部表示装置に送信手段を介して送信する制御手段とを有し、外部表示装置は、複合画像を構成する複数の基本画像を携帯端末装置から受信する通信手段と、通信手段によって受信した複合画像を構成する複数の基本画像をそれぞれ同時に表示する表示手段と、複合画像を構成する複数の基本画像の何れかを変更する操作が行われた場合、他の基本画像を通信手段を介して携帯端末装置に要求し、携帯端末装置から受信した他の基本画像により当該変更対象の基本画像を置換して表示手段に表示させる制御手段とを有することにより、ユーザは外部表示装置を介して各基本画像を同時に参照しながら、これら基本画像の中から容易に変更対象の画像を選択することができると共に、携帯端末装置を介して当該変更後における複合画像を瞬時に目視視認することができ、かくして画像編集作業を一段と容易に実行できる。
【0110】
また本発明によれば、画像編集方法であって、携帯端末装置において、予め記憶している基本画像の画像群に含まれる複数の基本画像を組み合わせてなる複合画像を表示すると共に複合画像を構成する複数の基本画像を外部表示装置に送信し、外部表示装置において、複合画像を構成する複数の基本画像を携帯端末装置から受信し、複合画像を構成する複数の基本画像をそれぞれ同時に表示する第1のステップと、複合画像を構成する複数の基本画像の何れかを変更する操作が行われた場合、携帯端末装置において、当該変更対象の基本画像を画像群に含まれる他の基本画像に置換し、当該置換後の複合画像を表示すると共に、他の基本画像を外部表示装置に送信し、外部表示装置において、携帯端末装置から受信した他の基本画像により当該変更対象の基本画像を置換して表示する第2のステップとを設けるようにしたことにより、ユーザは外部表示装置を介して各基本画像を同時に参照しながら、これら基本画像の中から容易に変更対象の画像を選択することができると共に、携帯端末装置を介して当該変更後における複合画像を瞬時に目視視認することができ、かくして画像編集作業を一段と容易に実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態による通信通信システムの外観構成を示す概略図である。
【図2】第1の実施の形態による携帯通信システムの内部構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態による非選択画像を示す図である。
【図4】第1の実施の形態による合成画像の形成過程の説明に供する図である。
【図5】第1の実施の形態による合成画像の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】第2の実施の形態による非選択画像を示す図である。
【図7】第2の実施の形態による合成画像の形成過程の説明に供する図である。
【図8】第2の実施の形態による合成画像の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10……携帯通信システム、11……携帯電話機、15……送受信用アンテナ、16……カメラ、18……携帯側表示部、20……携帯側操作入力部、22……対外部装置用アンテナ、23……携帯側CPU、24……携帯側データ処理部、25……携帯側記憶部、30……外部表示装置、34……外部装置側表示部、35……外部装置側操作入力部、36……対携帯用アンテナ、37……外部装置側CPU、38……外部装置側データ処理部、39……外部装置側記憶部、BUS1……携帯側バス、BUS2……外部装置側バス、D1……表示画像データ、D2……背景画像データ、D3……装飾画像データ、D4……合成画像データ、D10……静止画像データ、S1……画像変更信号、S2……編集終了信号。
Claims (12)
- 携帯端末装置及び外部表示装置からなる携帯通信システムであって、
上記携帯端末装置は、
予め記憶している基本画像の画像群に含まれる複数の基本画像を組み合わせてなる複合画像を表示する端末表示手段と、
上記端末表示手段によって表示した上記複合画像を構成する複数の基本画像を上記外部表示装置に送信する送信手段と、
上記複合画像を構成する複数の基本画像の何れかを変更する操作が行われた場合、当該変更対象の基本画像を上記画像群に含まれる他の基本画像に置換し、当該置換後の複合画像を上記端末表示手段に表示させると共に、上記他の基本画像を上記外部表示装置に上記送信手段を介して送信する制御手段と
を有し、
上記外部表示装置は、
上記複合画像を構成する複数の基本画像を上記携帯端末装置から受信する通信手段と、
上記通信手段によって受信した上記複合画像を構成する複数の基本画像をそれぞれ同時に表示する外部表示手段と、
上記複合画像を構成する複数の基本画像の何れかを変更する操作が行われた場合、上記他の基本画像を上記通信手段を介して上記携帯端末装置に要求し、上記携帯端末装置から受信した上記他の基本画像により変更対象の基本画像を置換して上記外部表示手段に表示させる制御手段と
を有する携帯通信システム。 - 上記複合画像は、複数の上記基本画像を合成してなる合成画像である
請求項1に記載の携帯通信システム。 - 上記複合画像は、複数の上記基本画像を所定の順序で配列してなる動画である
請求項1に記載の携帯通信システム。 - 上記外部表示装置は、動画である上記複合画像における配列が隣接する上記基本画像同士を離間して表示する
請求項3に記載の携帯通信システム。 - 上記外部表示装置は、上記基本画像の順番を示すために、隣接する当該基本画像同士を一部重ねた状態で表示する
請求項4に記載の携帯通信システム。 - 携帯端末装置において、予め記憶している基本画像の画像群に含まれる複数の上記基本画像を組み合わせてなる複合画像を表示すると共に上記複合画像を構成する複数の基本画像を外部表示装置に送信し、上記外部表示装置において、上記複合画像を構成する複数の基本画像を上記携帯端末装置から受信し、上記複合画像を構成する複数の基本画像をそれぞれ同時に表示する第1のステップと、
上記複合画像を構成する複数の基本画像の何れかを変更する操作が行われた場合、携帯端末装置において、変更対象の基本画像を上記画像群に含まれる他の基本画像に置換し、当該置換後の複合画像を表示すると共に、上記他の基本画像を上記外部表示装置に送信し、上記外部表示装置において、上記携帯端末装置から受信した上記他の基本画像により変更対象の基本画像を置換して表示する第2のステップと
を具える画像編集方法。 - 上記複合画像は、複数の上記基本画像を合成してなる合成画像である
請求項6に記載の画像編集方法。 - 上記複合画像は、複数の上記基本画像を所定の順序で配列してなる動画である
請求項6に記載の画像編集方法。 - 上記外部表示装置は、動画である上記複合画像を構成する基本画像の配列が隣接する上記基本画像同士を離間して表示する
請求項8に記載の画像編集方法。 - 上記外部表示装置は、上記基本画像の順番を示すために、隣接する当該基本画像同士を一部重ねた状態で表示する
請求項9に記載の画像編集方法。 - 外部の携帯端末装置が予め記憶している基本画像の画像群に含まれる複数の基本画像を組み合わせて表示する複合画像を構成する複数の基本画像を上記携帯端末装置から受信する通信手段と、
上記通信手段によって受信した上記複合画像を構成する複数の基本画像をそれぞれ同時に表示する表示手段と、
上記複合画像を構成する複数の基本画像の何れかを変更する操作が行われた場合、上記画像群に含まれる他の基本画像を上記通信手段を介して上記携帯端末装置に要求し、当該要求に応じて変更対象の基本画像を上記画像群に含まれる他の基本画像に置換して複合画像を表示する上記携帯端末装置から上記通信手段を介して受信した上記他の基本画像により変更対象の基本画像を置換して上記表示手段に表示させる制御手段と
を具える外部表示装置。 - 予め記憶している基本画像の画像群に含まれる複数の基本画像を組み合わせてなる複合画像を表示する表示手段と、
上記表示手段によって表示した上記複合画像を構成する複数の基本画像を、上記複合画像を構成する複数の基本画像をそれぞれ同時に表示する外部表示装置に送信する送信手段と、
上記複合画像を構成する複数の基本画像の何れかを変更する操作が行われた場合、当該変更対象の基本画像を上記画像群に含まれる他の基本画像に置換し、当該置換後の複合画像を上記表示手段に表示させると共に、当該置換後の複合画像を構成する上記他の基本画像を上記外部表示装置に上記送信手段を介して送信する制御手段と
を具える携帯端末装置。
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