JPH07155442A - 遊技機械の表示装置 - Google Patents

遊技機械の表示装置

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JPH07155442A
JPH07155442A JP5305174A JP30517493A JPH07155442A JP H07155442 A JPH07155442 A JP H07155442A JP 5305174 A JP5305174 A JP 5305174A JP 30517493 A JP30517493 A JP 30517493A JP H07155442 A JPH07155442 A JP H07155442A
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Japan
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screen
image
display device
liquid crystal
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JP5305174A
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English (en)
Inventor
Koichiro Niimura
浩一郎 新村
Tetsuo Ariga
哲夫 有賀
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Kodak Digital Product Center Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示部分を大面積化することにより遊技者に
快適性を与え、しかも低コストに構成できる遊技機械の
表示装置を提供する。 【構成】 パチンコ台11の正面部の表示盤12の表面を、
パチンコ玉13が流通する間隔を保って内ガラス14および
外ガラス15により覆う。表示装置20は、カラー液晶パネ
ル23でスクリーン21に表示する画像を生成し、画像信号
装置24からの信号に基づいて絵柄などの画像を生成す
る。パチンコ台11の裏側に投影光学系26を配置し、カラ
ー液晶パネル23で生成した画像を、投光装置28からの光
により取り出し、投影レンズ29によってスクリーン21上
に拡大投影する。パチンコ台11の特定入賞領域にパチン
コ玉が入った場合、カラー液晶パネル23は画像信号装置
24からの画像信号に従って表示する。画像を投光装置28
および投影レンズ29からなる投影光学系26により、表示
盤12中のスクリーン21上に拡大投影する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ台やスロット
ルマシンなどの遊技機械に用いられる遊戯機械の表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばパチンコ台では、図19で示す
ように、表示盤1の正面中央に、パチンコ玉が特定入賞
領域に入ったことを、3桁の数字「7」等で表示する表
示装置2が設けられている。
【0003】そして、この表示装置2としては、従来、
複数の回転ドラム状表示盤の周面に、それぞれ複数の絵
柄や数字を印刷したいわゆる回転ドラム式表示機構やリ
ーフ式の表示機構などの機械的表示装置がある。
【0004】また、この機械的表示装置以外に、発光ダ
イオードによるドットマトリックスやネオン管あるいは
液晶表示パネル等を表示素子として使用した電気光学的
表示装置がある。
【0005】ここで、回転ドラム式表示機構やリーフ式
表示機構は、基本的に、異なった絵柄を次々に表示する
ための回転体と、この回転体を回転駆動する駆動機構が
必要である。そして、たとえば特公昭57−8623号
公報に記載の構成では、両端にフランジを有する回転車
を設け、この回転車の外周部に複数の表示板の一側辺部
を一定間隔で回転可能に取り付けており、回転体の回転
動作により複数の表示板のうち、上下一対の表示面が順
次表示装置の正面と対向するように構成している。
【0006】また、各表示板に対して、表示面が表示装
置の正面と対向する状態で表示面を係止する係止機構を
設け、回転体の回転停止時に、回転停止の時点で表示面
が表示装置の表面に向いている表示板を係止する。そし
て、この係止された表示板およびこの表示板と対をなす
表示板の組合わせにより、表示面に描かれた絵柄を表示
している。
【0007】このような機械的表示装置は、前述のよう
に回転車やその駆動装置などの可動部分があるため構造
が複雑となり、装置全体の大型化を招く。特に最近は、
遊技者に快適性を与えるために表示部分を大きくするこ
とが考えられているが、表示部分を大きくすることは、
回転車の大型化および駆動力の増加を招き、遊技機械自
体が大型化してしまう。また、表示される絵柄は、表示
板に描かれたものだけに制限されてしまい、絵柄表示の
多様化に充分対処することができない。
【0008】一方、発光ダイオードによるドットマトリ
ックスやネオン管あるいは液晶表示パネル等を使用した
電気光学的表示装置では、パチンコ台の場合、パチンコ
玉が特定入賞領域に入ったことを所定の検出装置により
検出して、上述の電気光学的表示により当り表示を行な
うように構成されている。この当り表示は、複数の表示
ユニットにより同一絵柄を揃えることによって行なうも
のが多い。
【0009】この電気光学的表示装置は、前述した機械
的表示装置に比べ可動部分が無いため、小型軽量に構成
できる。また、機械的表示装置の表示絵柄が有限であっ
たのに対し、表示絵柄を無限に設定することができるの
で、遊戯者に対する快適性が増大する。
【0010】しかしながら、この電気光学的表示装置に
用いられる各種表示素子は、一般に表示面積あるいは表
示画素数に比例してコストが高くなるため、大型の表示
ユニットを使用すると、大幅なコストアップになってし
まう。また、大面積の表示ユニットを用いた場合、パチ
ンコ玉の流れる場所が制限されてしまう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、回転ドラ
ム式表示機構やリーフ式の表示機構などの機械的表示装
置では表示絵柄が有限で、多様な絵柄表示が困難である
とともに構造が複雑化し、特に表示部分を大型化すると
大きな駆動力が必要となり、遊技機械そのものの大型化
を招いてしまう。
【0012】また、発光ダイオードによるドットマトリ
ックスやネオン管あるいは液晶表示パネルなどを使用し
た電気光学的表示装置は、表示絵柄が無限で、多様な絵
柄表示が可能であるが、大面積の表示ユニットを使用す
ると、大幅なコストアップとなり、さらに、パチンコ台
の場合、パチンコ玉の流れる場所が制限されるという問
題を有している。
【0013】本発明の目的は、表示部分を大面積化する
ことにより遊技者に快適性を与え、しかも低コストに構
成できる遊技機械の表示装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の遊技機械
の表示装置は、遊技機械の正面に配置されたスクリーン
と、このスクリーンに表示される画像を生成する画像発
生装置と、前記遊技機械の裏側に配置され、前記画像発
生装置により生成された画像を前記スクリーン上に裏側
から投影する投影光学系とを具備したものである。
【0015】請求項2記載の遊技機械の表示装置は、請
求項1記載の遊戯機械の表示装置において、投影光学系
は、投影レンズからスクリーンまでの光軸を屈折させる
屈折手段を有するものである。
【0016】請求項3記載の遊技機械の表示装置は、請
求項1または2記載の遊戯機械の表示装置において、ス
クリーンは、遊技機械の正面側に膨出した曲面形状であ
るものである。
【0017】
【作用】請求項1記載の遊技機械の表示装置は、遊技機
械の正面に配置されたスクリーンに対し、遊技機械の裏
側に配置された投影光学系により、画像発生装置による
生成画像を、裏側から投影するので、コストアップを生
じることなく大面積の表示部を得られる。
【0018】請求項2記載の遊技機械の表示装置は、請
求項1記載の遊技機械の表示装置において、遊技機械の
裏側に配置された投影光学系を屈折させたので、遊技機
械の奥行き寸法を小さくできる。
【0019】請求項3記載の遊技機械の表示装置は、請
求項1または2記載の遊技機械の表示装置において、ス
クリーンを、正面側に膨出した曲面形状としたので、立
体的な表示ができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の遊戯機械の表示装置の一実施
例を図面を参照して説明する。
【0021】図2において、11は遊戯機械としてのパチ
ンコ台で、このパチンコ台11の正面部には表示盤12が設
けられ、この表示盤12の表面は、図1で示すようにパチ
ンコ玉13が流通する間隔を保って内ガラス14および外ガ
ラス15により覆われている。そして、この表示盤12に
は、図2で示すように、パチンコ玉13をガイドする円形
のガイド16、釘17、当り穴18および開閉翼付当り穴19な
どが配置されている。
【0022】また、このパチンコ台11の正面部の、表示
盤12の範囲内には特定入賞状態等を表示する表示装置20
が設けられている。
【0023】そして、この表示装置20は、図1に示すよ
うに、表示用のスクリーン21は、表示盤12の中央のやや
上部よりの位置の所定箇所に形成された投影用の開口22
を表面側から覆うように取り付けられている。
【0024】また、23は画像発生装置としての単板のカ
ラー液晶パネルで、このカラー液晶パネル23はスクリー
ン21に表示される画像を生成し、このカラー液晶パネル
23と電気的に接続された画像信号装置24からの信号に基
づいて絵柄や数字などの画像を生成する。
【0025】そして、パチンコ台11の裏側には投影光学
系26が配置され、カラー液晶パネル23により生成された
画像をスクリーン21上に裏側から投影する。この投影光
学系26は、カラー液晶パネル23の右側に配置された投影
用光源のランプ27を有する投光装置28と、カラー液晶パ
ネル23の左側に配置された投影レンズ29とからなり、投
光装置28からカラー液晶パネル23および投影レンズ29を
透過する光軸がスクリーン21上で合焦状態となる位置関
係に配置される。したがって、カラー液晶パネル23で生
成された画像は、投光装置28からの光により取り出さ
れ、投影レンズ29によってスクリーン21上に拡大投影さ
れる。
【0026】そして、パチンコ台11の特定入賞領域にパ
チンコ玉13が入った場合、図示しない検出装置によりパ
チンコ玉13が入ったことを検出し、検出結果によって表
示装置20は、たとえば図2で示すように、3桁の数字
「7」等で当り表示する。この場合、図1で示すカラー
液晶パネル23は画像信号装置24からの画像信号に従って
3桁の数字「7」を表示する。また、この画像は、前述
のように、投光装置28および投影レンズ29からなる投影
光学系26により表示盤12中のスクリーン21上に拡大投影
される。
【0027】ここで、パチンコ台11の表示盤12中におけ
る表示装置20の表示面積、すなわち、スクリーン21の面
積は、前述した拡大投影機能により、従来の機械的表示
装置や電気光学的表示装置の表示面積より格段に大きく
することができる。しかも、表示面積に比例してコスト
が大幅に上昇するカラー液晶パネル23は小型のままでよ
く、投影光学系26を加えても大きなコスト上昇にはなら
ない。
【0028】また、表示盤12には、スクリーン21が設け
られるだけであり、従来の電気光学的表示装置のように
表示盤12上に発光ダイオードによるドットマトリックス
やネオン管あるいは液晶表示パネルなどの表示素子自体
が取り付けられていないので、図3で示すように、表示
部分の表面、すなわちスクリーン21上に釘17を植設する
ことが可能となる。このようにスクリーン21上に釘17を
植設することにより、表示面積を大きくしても、パチン
コ玉13の流れ場所が制限されることはなく、パチンコ玉
13の多様な流れを設定することができる。
【0029】なお、スクリーン21上に釘17を固定するた
めには、図4ないし図7で示すような構成にすればよ
い。
【0030】まず、図4に示す構成は、スクリーン21の
該当箇所に釘17より小径の下孔30を予め穿けておき、こ
の下孔30に釘17を直接打込んだものである。
【0031】また、図5に示す構成は、スクリーン21の
該当箇所に釘17を打込める材質の基材31を、圧入または
インサートにより予め取り付けておき、その基材31に釘
17を打込んだものである。
【0032】さらに、図6に示す構成は、釘17の先端に
雄ねじ32を形成し、この雄ねじ32をスクリーン21の該当
箇所に予め形成した雌ねじ穴33に螺合する。この場合、
釘17はスクリーン21に形成した雌ねじ穴33の底部で締め
止まる。
【0033】またさらに、図7に示す構成は、釘17とし
て先端に雄ねじ32およびこの雄ねじ32の上部に位置する
止め部34を形成し、この釘17の雄ねじ32をスクリーン21
の該当箇所に予め貫通形成した雌ねじ孔35に螺合し、こ
の雌ねじ孔35の上部に形成されたこの雌ねじ孔35よりや
や径大の位置決め孔部36に止め部34で止まるまで締め込
み固定したものである。
【0034】これら図4ないし図7に示すように構成す
れば、スクリーン21上に釘17を植設することができるの
で、従来釘が打てなかったことにより大きく取れなかっ
た表示装置20の表示部分を、たとえば図8で示すよう
に、極めて大きな面積とすることができ、しかもパチン
コ玉13の多彩な流れを阻害することはない。
【0035】なお、図9に示すようにカラー液晶パネル
23としては、投光装置28の光を色分離光学系39a を通し
R(赤),G(緑),B(青)に分離させ、それぞれの
色に対応したモノクロ液晶パネル38R ,38G ,38B を通
過させ、生成されたそれぞれの画像を色合成光学系39b
を通して合成する3板液晶ユニットを用いても同様の効
果を得ることができる。
【0036】次に、図10に示す他の実施例について説
明する。
【0037】この図10に示す実施例では、画像表示用
のスクリーンをパチンコ台11の正面部を構成する内ガラ
ス14の裏側に一体に設けたものである。この場合、表示
盤12に形成した投影用の開口22には同形の透光体41を一
体的に嵌め込んでおく。また、ランプ27および投影レン
ズ29からなる投影光学系26は、カラー液晶パネル23で生
成された画像を、内ガラス14の裏側に設けられたスクリ
ーン21上に合焦状態で拡大投影するように位置設定され
る。
【0038】このように構成してもパチンコ台11の正面
にはカラー液晶パネルで生成された画像が拡大表示さ
れ、大きな表示画像を得ることができる。また、スクリ
ーン21が内ガラス14に設けられているため、このスクリ
ーン21と表示盤12との間を通過するパチンコ玉13が投影
光線を遮ることになる。このため、このパチンコ玉13が
移動する様子が、図11で示すように、スクリーン21上
に表示中の絵柄の上に影13a となって表示されるので、
遊技者は変った印象を受け、飽きることなく遊技を続け
ることができる。
【0039】なお、上記説明では、スクリーン21を内ガ
ラス14の裏側に一体に取り付けているが、外ガラス15の
裏側に一体に取り付けても同等の画像表示状態が得られ
る。
【0040】次に、図12で示すまた他の実施例につい
て説明する。
【0041】前述した各実施例では、パチンコ台11の裏
側に設けられた投影光学系26が、パチンコ台11の正面と
直交する方向に沿って直線状に構成されているため、外
ガラス15からランプ27までの距離が大きくなってしま
い、パチンコ台11の設置状態に制限を受けることがあ
る。そこで、投影光学系26の中間部、すなわち、図示の
ように投影レンズ29からスクリーン21までの間に、光軸
を屈折させる屈折手段37を設け、この屈折手段37により
投影光軸を、たとえば図示のように直角に変向させてい
る。このように、投影光軸を変向させて折曲げることに
より、カラー液晶パネル23および投影光学系26をコンパ
クトに構成することができ、これら全体をパチンコ台11
を構成する筐体内に収めることも可能になる。なお、屈
折手段37として1枚の反射鏡を示したが、1枚の反射鏡
に限定されることなく、複数枚の反射鏡やプリズム等を
組合わせて使用しても同等の効果が得られる。
【0042】次に、図13で示すさらに他の実施例につ
いて説明する。
【0043】図13に示すように、表示盤12に設けられ
るスクリーン21として、パチンコ台11の正面側である内
ガラス14側に膨出した曲面形状のものを用いている。こ
のスクリーン21の曲面形状としては、たとえば図示のよ
うに水平方向に沿った半円筒形状とする。この場合、投
影光学系26の投影レンズ29を、半円筒形状のスクリーン
21に対応させたものとすることにより、図14で示すよ
うに、あたかも円筒形の曲面に配置された絵柄が回転し
ているように見せることができる。
【0044】なお、従来このような回転絵柄の表現を液
晶パネルで直接表示しようとすると、大量のパターンデ
ータが必要であり、かつ、高速演算処理を行なう必要が
生じた。このため、表示情報の処理時間が長くなったり
表示装置のコストアップを招いたりしていた。しかしな
がら、カラー液晶パネル23による単純な表示画像を基に
して、容易かつ低コストに、立体感のある円筒状の回転
絵柄の表現を得ることができる。
【0045】なお、スクリーン21の曲面形状は上述した
円筒形状に限るものではなく、図示していないが、半球
面形状であるいわゆるドーム形状としてもよい。この場
合、投影レンズ29には魚眼レンズを用いてもよい。この
ような構成によっても、表示情報を大量に持ったり、高
速演算処理を行なったりすることなく、立体感のある表
示を行なうことができる。
【0046】次に、図15で示すまたさらに他の実施例
について説明する。
【0047】図15に示すように、投影光学系26の投影
レンズとして、ズーム機能を有するズームレンズ42を用
いている。そして、このズームレンズ42には鏡胴駆動機
構43が設けられ、ズームレンズ42のレンズ鏡胴を表示情
報などに連動して駆動する。この場合、スクリーン21
は、図示のように内ガラス14の裏面に取り付けたり、あ
るいは、表示盤12または外ガラス15のいずれに設けても
よい。もちろん、いずれの位置にスクリーン21を設けて
も、ズームレンズ42から投影された画像がスクリーン21
上で合焦状態となるように、投影光学系26を配置構成す
る。
【0048】このように構成すると、遊技状況や入賞状
態等に応じてスクリーン21上に表示される絵柄の大きさ
を任意に変化させることができる。たとえば当り穴18に
パチンコ玉13が入ったときに表示装置20が3つの絵柄を
合わせるような表示をするように設定した場合、パチン
コ玉13が当り穴18に入っていない通常時はズームレンズ
42が最長焦点距離になるように設定して、図16で示す
ような比較的小さな表示を行ない、2つの絵柄が揃った
場合は、表示情報に連動して鏡胴駆動機構43によりズー
ムレンズ42を短焦点距離側に移動させ、図17で示すよ
うに比較的大きな表示を行なうように設定し、さらに、
3つの絵柄が揃った場合は、ズームレンズ42をより一層
短焦点距離側に移動させ、図18で示すように、最大限
の表示を行なうように設定する。
【0049】このように、入賞状態や遊技状況、あるい
は、表示内容等に連動させて表示絵柄の大きさを任意に
変更することができるので、遊技者に対して多彩な描写
の表示と高い快適性を与えることができる。
【0050】なお、このような表示を、従来装置のよう
に液晶パネルによって直接表示しようとすると、大量の
表示情報パターンデータが必要で、しかも高速演算処理
を要するため、多くの時間と費用が必要になるが、図1
6に示す実施例では、ズームレンズ42とその鏡胴駆動機
構43が必要なだけで、容易に実現することができ、低コ
ストで多彩な描写を得ることができる。
【0051】なお、上記実施例ではパチンコ台について
説明したが、スロットルマシンなどの他の遊技機械に用
いても同様の効果を得ることができる。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の遊技機械の表示装置によ
れば、遊技機械の正面に配置されたスクリーンに対し、
遊技機械の裏側に配置された投影光学系により、画像発
生装置による生成画像を、裏側から投影するので、コス
トアップを生じることなく大面積の表示部を得ることが
できる。
【0053】請求項2記載の遊技機械の表示装置によれ
ば、請求項1記載の遊技機械の表示装置に加え、遊技機
械の裏側に配置された投影光学系を屈折させたので、遊
技機械の奥行き寸法を小さくできる。
【0054】請求項3記載の遊技機械の表示装置によれ
ば、請求項1または2記載の遊技機械の表示装置に加
え、スクリーンを、正面側に膨出した曲面形状としたの
で、立体的な表示ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技機械の表示装置の一実施例の表示
装置部分を示す断面図である。
【図2】同上遊技機械を示す正面図である。
【図3】同上表示装置のスクリーン上に釘を固定した状
態を示す側面図である。
【図4】同上スクリーン上に釘を打込んで固定した状態
を示す断面図である。
【図5】同上スクリーン上に釘を打込んで固定した他の
状態を示す断面図である。
【図6】同上スクリーン上に釘を打込んで固定したまた
他の状態を示す断面図である。
【図7】同上スクリーン上に釘を打込んで固定したさら
に他の状態を示す断面図である。
【図8】同上釘をスクリーン上に固定した場合の表示状
態を示す正面図である。
【図9】同上モノクロ液晶パネルを用いた場合を示す模
式図である。
【図10】同上他の実施例の表示装置部分を示す断面図
である。
【図11】同上スクリーン上に表示された状態を示す正
面図である。
【図12】同上また他の実施例の表示装置部分を示す断
面図である。
【図13】同上さらに他の実施例の表示装置部分を示す
断面図である。
【図14】同上曲面形状のスクリーンに表示された状態
を示す正面図である。
【図15】同上またさらに他の実施例の表示装置部分を
示す断面図である。
【図16】同上ズームレンズを用いた場合の通常の表示
例を示す正面図である。
【図17】同上ズームレンズを用いた場合のやや拡大し
た表示例を示す正面図である。
【図18】同上ズームレンズを用いた場合の拡大した表
示例を示す正面図である。
【図19】従来の遊戯機械を示す正面図である。
【符号の説明】
11 遊技機械としてのパチンコ台 17 釘 21 スクリーン 23 画像発生装置としてのカラー液晶パネル 26 投影光学系 37 屈折手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機械の正面に配置されたスクリーン
    と、 このスクリーンに表示される画像を生成する画像発生装
    置と、 前記遊技機械の裏側に配置され、前記画像発生装置によ
    り生成された画像を前記スクリーン上に裏側から投影す
    る投影光学系とを具備したことを特徴とする遊技機械の
    表示装置。
  2. 【請求項2】 投影光学系は、投影レンズからスクリー
    ンまでの光軸を屈折させる屈折手段を有することを特徴
    とする請求項1記載の遊技機械の表示装置。
  3. 【請求項3】 スクリーンは、遊技機械の正面側に膨出
    した曲面形状であることを特徴とする請求項1または2
    記載の遊技機械の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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