JP2004041579A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技盤に表示される映像中の特定映像と遊技球とが重ならないように当該遊技球の通過経路を規制するのに好適な弾球遊技機を提供する。
【解決手段】遊技盤6を、装飾可動部材6aと、遊技球発射装置から射出された遊技球を誘導するためのレール部61と、釘65及び透光性部材から構成される遊技部73と、を含んだ構成とし、図柄表示装置映像部66の輪郭部の一部に沿った相似形状に形成された成型品62を、図柄表示装置映像部66の上部輪郭部に重なるように配設し、且つ、止着部63において、釘65を成型品62介して遊技部73に打ち込むことによって止着するようにし、更に、第1の釘部64a及び第2の釘部64bに示すように、遊技球が流下してくる可能性のある方向に対して表示映像部の輪郭部に沿って複数の釘65を、遊技球が通過できない間隔で設けた。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、透光性部材によって形成された遊技盤に所定の表示装置によって映像を表示する弾球遊技機に係り、特に、遊技盤に表示される映像中の特定映像部上の遊技球の通過を防止するのに好適な弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ遊技機、ピンボールゲームなど、遊技球が、釘、風車、役物、入賞口等の配設された遊技盤上を移動する形式の弾球遊技機がある。このような弾球遊技機には、遊技に対する遊技者の興趣を向上するために、可変図柄を表示したり、この図柄をCGによって表示部に表示するようにし、CGキャラクタをアニメーションさせるなどの演出によって遊技内容に面白味を付加するものがある。このように表示装置を有する弾球遊技機は、表示部が遊技球の移動を阻害しないように、適度な大きさに設計されている。更に、このような弾球遊技機においては、図柄やCG等による演出は大画面の方が演出効果が高く、且つ、見やすいとして、表示部分をなるべく大きくするように様々な工夫がなされている。例えば、遊技盤を透光性部材によって形成し、遊技盤の裏に大型の表示装置やプロジェクタなどの映像投射型表示装置などを配設して表示部が遊技球の移動を阻害しないようにしたものがある。特に、プロジェクタなどの映像投射型表示装置を用いる弾球遊技機は、遊技盤上の風車、役物、入賞口、ランプ等が全て映像で表現されるものがあり、このような弾球遊技機では盤面のほとんどに表示される映像によって演出を行うことが可能である。
【0003】
また、遊技盤における入賞口への遊技球の入賞率を制御するために、盤面には複数の釘や風車、役物などが配設され、遊技球の流下を制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記映像投射型表示装置を用いた弾球遊技機においては、特に、釘、風車、役物、入賞口、ランプ等を映像で表現するような場合に、例えば、特定の役物(例えば、パチンコ遊技機におけるデジパチ)、ランプ(例えば、パチンコ遊技機におけるサイドランプ)などの特定映像に重なって遊技球が通過するといった、これらが成型品によって形成されている通常の弾球遊技機では発生しない現象が起こるため、遊技者に不自然な印象を与える恐れがあった。
【0005】
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、遊技盤に表示される映像中の特定映像と遊技球とが重ならないように当該遊技球の通過経路を規制するのに好適な弾球遊技機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る請求項1記載の弾球遊技機は、透光性部材を含んで形成された遊技盤と、前記透光性部材に映像を表示可能な表示装置と、を備えた弾球遊技機において、
前記表示装置によって前記透光性部材に表示された映像中の特定映像部と遊技球とが重ならないように当該遊技球の通過経路を規制する通過経路規制手段を備えることを特徴としている。
【0007】
このような構成であれば、通過経路規制手段によって遊技盤における透光性部材に表示された映像中の特定映像部と遊技球が重ならないようにすることが可能である。従って、通常の弾球遊技機においては成型品などが配設されていて遊技球が通過できないようになっている場所の映像部に遊技球が重なるのを防ぎ、遊技者に不自然な印象を与えないようにすることが可能である。
【0008】
また、請求項2に係る発明は、請求項1記載の弾球遊技機において、前記表示装置は、前記透光性部材に、成型品に似せた映像を表示するようになっていることを特徴としている。
つまり、表示装置は、前記透光性部材に成型品に似せた映像を表示することが可能であり、これにより弾球遊技機の遊技盤のほとんどを映像化することが可能となる。ここで、成型品の映像としては、図柄表示装置映像部、特定役物映像部及びランプ映像部などがある。このような成型品の映像は、いずれも通常の弾球遊技機においては物理的に遊技球がその位置を通過できないようになっている。また、具体的に、図柄表示装置映像部には、パチンコ遊技機における普通図柄表示装置及び特別図柄表示装置などがあり、特定役物表示部には、パチンコ遊技機におけるデジパチなどがあり、ランプ部には、パチンコ遊技機におけるサイドランプなどがある。
【0009】
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2記載の弾球遊技機において、前記通過経路規制手段は、所定形状の成型品を前記透光性部材の所定位置に配設し、当該配設した成型品によって前記遊技球が前記特定映像に重ならないように通過経路を規制するものであることを特徴としている。
つまり、通過経路規制手段は、所定形状の成型品を前記遊技盤面上に配設し、当該配設した成型品によって前記遊技球が前記特定映像部と重ならないように通過経路を規制するものであり、成型品によって遊技球をブロックして特定映像部に重なって遊技球が移動するのを規制することが可能となる。
【0010】
また、請求項4に係る発明は、請求項3記載の弾球遊技機において、前記成型品は、透光性部材によって形成されることを特徴としている。
つまり、成型品を透光性部材によって形成することで、成型品が遊技盤上で目立つことなく遊技球が特定映像部に重ならないようにその通過経路を規制することが可能となる。
【0011】
また、請求項5に係る発明は、請求項3又は請求項4記載の弾球遊技機において、前記成型品は、前記透光性部材に表示される映像中の特定映像部の少なくとも一部と同じ形状に形成し、且つ、前記特定映像部の同じ形状部に重なるように配設したことを特徴としている。
つまり、成型品を、遊技盤に表示される映像中の特定映像部の形状の少なくとも一部と同じ形状に形成し、且つ、当該特定映像部の同じ形状部に重ねて配設したので、例えば、特定映像部の映像の一部を成型品として、この成型品部において遊技球をブロックし遊技球が映像部分に重なって移動しないようにその通過経路を規制することが可能となるので、成型品を目立たせずに遊技者に不自然な印象を与えないようにすることが可能となる。
【0012】
また、請求項6に係る発明は、請求項5記載の弾球遊技機において、前記成型品は、前記透光性部材に表示される映像中の特定映像部における輪郭部の少なくとも一部と相似した形状に形成し、且つ、前記特定映像部の相似形状部上、あるいは、当該相似形状部の外側近傍に配設したことを特徴としている。
つまり、成型品を、特定映像部の輪郭部と相似形状に形成し、当該特定映像部の相似形状部の近傍に配設したもので、例えば、特定映像部の上部輪郭部と相似形状(映像より大きめの形状)に成型品を形成し、且つ、その映像部の上部輪郭部の外側近傍(輪郭部より上側)に配設することで、この特定映像に向かって流下してくる遊技球をブロックし、この映像部と遊技球が重ならないようにその通過経路を規制することが可能となる。
【0013】
また、請求項7に係る発明は、請求項3乃至請求項6のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、前記成型品は、釘との係合によって前記遊技盤面上に配設されるようになっていることを特徴としている。
つまり、成型品を遊技盤に接着剤やビス等で止着せずに、例えば、遊技盤に配設される釘によって止着したり、この釘を利用して支持したりするようにしたので、成型品による遊技者の視認性を低下させずに遊技者に不自然な印象を与えないようにすることが可能となる。
【0014】
また、請求項8に係る発明は、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、前記通過経路規制手段は、前記透光性部材に表示される映像に合わせて釘を配設し、当該配設された釘によって前記遊技球が前記特定映像部に重ならないように通過経路を規制するものであることを特徴としている。
つまり、通過経路規制手段は、前記透光性部材に表示される映像に合わせて釘を配設し、当該配設された釘によって前記遊技球が前記特定映像部と重ならないようにその通過経路を規制するものであり、従って、例えば、特定映像部の形状に沿って遊技球が通過しないように釘を配設することによって、遊技者の視認性を低下させることなく遊技球が特定映像部に重なるのを防ぐことが可能となる。
【0015】
また、請求項9に係る発明は、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、前記表示装置は、前記遊技盤の裏面側から映像を投射する映像投射型の表示装置であることを特徴としている。
つまり、表示装置は、プロジェクタなどの遊技盤の裏面側から映像を投射する映像投射型表示装置であるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1乃至図4は、本発明に係る弾球遊技機をパチンコ機に適用した場合の実施の形態を示す図である。
まず、本発明に係るパチンコ遊技機の概略構成を図1及び図2に基づき説明する。図1は、本発明に係るパチンコ遊技機1の概略構成を示す図であり、図2は、図1の縦断面図の主要部を拡大した図である。
【0017】
パチンコ遊技機1は、図示しない遊技球発射装置に供給する遊技球を入れ、且つ、入賞したときの賞球を受けるための上皿部を備えた上皿セット2と、遊技球が上皿部に入りきらないときに、そのあふれ球を入れるための下皿部を備えた下皿セット3と、遊技盤6と、枠ランプ9と、開閉自在な内枠11と、内枠11を支える外枠12と、遊技球を発射するためのハンドル32と、を含んだ構成となっている。
【0018】
遊技盤6は、装飾的な効果で美感を高めたり、ゲーム変化を報知する装飾可動部材6aと、図示しない遊技球発射装置から射出された遊技球を誘導するための外レール61a及び内レール61bから成るレール部61と、釘65及び透光性部材から構成される遊技部73と、を含んだ構成となっている。
更に、図2に示すように、パチンコ遊技機1は、更に、内枠11の開口縁に設けられた金枠にガラスがはめ込まれた構成のガラス扉14と、非透光性部材によって形成される筐体70と、小さな液晶パネルに表示した画像をレンズでスクリーンなどに拡大投射して大画面の表示を行う液晶プロジェクタ71と、当該プロジェクタ71によって投射された映像を、それぞれ別の方向に反射するように配設された第1の反射鏡72a及び第2の反射鏡72bによって構成される反射鏡部72と、を含んだ構成となっている。
【0019】
更に、図3に基づき、パチンコ遊技機1の具体的な動作を説明する。図3は、遊技部73の詳細構成及び当該遊技部73の映像表示結果の一例を示す図である。
まず、パチンコ遊技機1の電源の投入によって、図示しない制御回路や液晶プロジェクタ71等の構成機器に電気が供給される。これにより制御回路は、自己の備えるCPUによってROMに記憶された制御用プログラムを実行し遊技可能な状態に移行する処理を行う。このとき、制御回路における図示しない映像制御部は、CD−ROM、DVD−ROM等の図示しない記憶媒体に記憶された映像データを読み出しこの映像データを液晶プロジェクタ71に入力する。そして、映像制御部から映像投射の命令を受けることによって液晶プロジェクタ71は、入力される映像データを第1の反射鏡72aに向けて投射する。投射された映像は第1の反射鏡72aにおいて鏡面での反射によりその投射方向を変え、第2の反射鏡72bに向かって投射されることになる。更に、第2の反射鏡72bにおいてもその鏡面での反射により反射方向を変え、最終的に、透光性部材を構成要素に含む遊技部73に投射される。従って、遊技部73には、表示装置、サイドランプ、タイトル部などの通常のパチンコ機においては成型品によって構成される部位が、図柄表示装置映像部66、サイドランプ映像部67、タイトル映像部68などの映像として表示されることになる。
【0020】
更に、図3及び図4に基づき、遊技部73の構成をより詳しく説明する。図4(a)は、止着部63の拡大図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図である。遊技部73を構成する透光性部材は、シリカ等の光拡散物質が混入されたアクリル性樹脂材などから成り、背面から投射された投射光を結像して目で見ることのできる実像に変換する。これにより、遊技部73には、上記した実際のパチンコ遊技機における表示装置、サイドランプ、タイトル部などが、液晶プロジェクタ71から投射される上記各映像部として表示されることになる。但し、釘65は、実物が透光性部材上に配設される。従って、ハンドル32の操作によって図示しない遊技球発射装置から射出された遊技球は、透光性部材に表示された上記各映像部を含んで構成される映像上を流下していくことになる。
【0021】
ここで、本実施の形態においては、図3に示すように、遊技部71を構成するものと同様の透光性部材によって形成された成型品62を、図柄表示装置映像部66の上部輪郭部に重なるように配設している。図に示すように、成型品62の形状は、図柄表示装置映像部66の輪郭部の一部に沿った相似形状となっており、且つ、透過性部材によって形成されているのでその部分にも投射された映像が表示されることになる。更に、成型品62は、図4(a)、(b)に示すように、止着部63において釘65によって遊技部73に止着された構成となっている。
【0022】
従って、図柄表示装置映像部66の上部から流下してくる遊技球を成型品62がブロックすることになり、これにより、遊技球が図柄表示装置映像部66と重ならないようしている。また、成型品62を釘65によって止着することで、止着部を目立たせないようにすると共に、この部分における透光性を損なわないようにしている。
【0023】
更に、図3における、第1の釘部64a及び第2の釘部64bにおいては、図に示すように、遊技球が流下してくる可能性のある方向に対して表示映像部の輪郭部に沿って複数の釘65が、遊技球がそこを通過できないような間隔で設けられている。
これは、成型品62と同様に、流下してくる遊技球を釘65によってブロックすることで、遊技球が映像部と重ならないようにするものである。これら釘部は、図3を見ても解るように、第1の釘部64a及び第2の釘部64bだけに限らず、サイドランプ映像部67など他の映像部分に対しても遊技球が流下してくる可能性のある方向に対して表示映像に沿って複数の釘65が設けられている。
【0024】
従って、この釘65によって流下してくる遊技球をブロックし、映像部に遊技球が重ならないようにすることが可能となる。
ここで、図3に示す、成型品62によって遊技球の映像上の通過を防ぐ方法は、請求項1及び請求項3記載の通過経路規制手段に対応し、複数の釘65を映像部の輪郭部に沿って設けることによって遊技球と映像部とが重ならないようにする方法は、請求項8記載の通過経路規制手段に対応する。
【0025】
なお、上記実施の形態においては、止着部63において、図4(b)に示すように成型品62を介して釘65を遊技部73に打ち込むことによって止着するようにしているが、これに限らず、成型品側に釘65との接合部を設け、遊技部73に複数並んで設けられた釘65に対して成型品の接合部をはめ込むことで固定するなど、他の方法によって取り付けるようにして良い。
【0026】
また、上記実施の形態においては、図柄表示装置映像部66やサイドランプ映像部67などの特定映像部上を遊技球が通過しないように成型品62や釘65を設けるようにしているが、これに限らず、表示される映像中に役物映像などの他の特定映像が含まれているときには、それらの映像に対しても遊技球が通過しないように成型品や釘を設けるようにして良い。
【0027】
また、上記実施の形態においては、成型品62は、遊技球の通過経路を規制する対象となる映像部の輪郭部の一部と相似した形状に形成されているが、これに限らず、映像部の形状と同じ形状の成型品にするなど、遊技を阻害せず遊技球の通過経路を規制できるものであれば、どのような形状にしても良い。
また、上記実施の形態においては、成型品62を、相似形状の映像上に重ねて配設しているが、これに限らず、映像の輪郭部やや上側など、遊技球の通過経路を規制可能な範囲でその近傍に設けるようにしても良い。
【0028】
また、上記実施の形態においては、成型品62や釘65などにより、映像部周辺の一部のみを遊技球が通過できないようにその通過経路を規制しているが、これに限らず、映像を表示する範囲を透過性部材によって形成された成型品によって囲んでしまうなど、他の制御手段によって遊技球の通過経路を規制するようにしても良い。
【0029】
また、上記実施の形態においては、液晶プロジェクタ71によって、映像を表示するようにしているが、これに限らず、映像を投射して表示するものであれば、どのようなものを用いても良い。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る請求項1記載の弾球遊技機によれば、通過経路規制手段によって遊技盤における透光性部材に表示された映像中の特定映像部と遊技球が重ならないようにしたので、通常の弾球遊技機においては成型品などが配設されていて遊技球が通過できないようになっている場所の映像部に遊技球が重なるのを防ぎ、遊技者に不自然な印象を与えないようにすることが可能である。
【0031】
また、請求項2記載の弾球遊技機によれば、表示装置は、前記透光性部材に成型品に似せた映像を表示することが可能であり、これにより弾球遊技機の遊技盤のほとんどを映像化することが可能となる。
また、請求項3記載の弾球遊技機によれば、通過経路規制手段は、所定形状の成型品を前記遊技盤面上に配設し、当該配設した成型品によって前記遊技球が前記特定映像部と重ならないように通過経路を規制するようにしたので、成型品によって遊技球をブロックして特定映像部に遊技球が重なるのを規制することが可能となる。
【0032】
また、請求項4記載の弾球遊技機によれば、成型品を透光性部材によって形成したので、成型品が遊技盤上で目立つことなく遊技球が特定映像部と重ならないようにその通過経路を規制することが可能となる。
また、請求項5記載の弾球遊技機によれば、成型品を、遊技盤に表示される映像中の特定映像部の形状の少なくとも一部と同じ形状に形成し、且つ、当該特定映像部の同じ形状部に重ねて配設したので、例えば、特定映像部の映像の一部を成型品として、この成型品部において遊技球をブロックし遊技球が映像部分に重なって移動しないようにその通過経路を規制することが可能となるので、成型品を目立たせずに遊技者に不自然な印象を与えないようにすることが可能となる。
【0033】
また、請求項6記載の弾球遊技機によれば、成型品を、特定映像部の輪郭部と相似形状に形成し、当該特定映像部の相似形状部の近傍に配設したので、例えば、特定映像部の上部輪郭部と相似形状(映像より大きめの形状)に成型品を形成し、且つ、その映像部の上部輪郭部の外側近傍(輪郭部より上側)に配設することで、この特定映像に向かって流下してくる遊技球をブロックし、この映像部と遊技球が重ならないようにその通過経路を規制することが可能となる。
【0034】
また、請求項7記載の弾球遊技機によれば、成型品を遊技盤に接着剤やビス等で止着せずに、例えば、遊技盤に配設される釘によって止着したり、この釘を利用して支持したりするようにしたので、成型品による遊技者の視認性を低下させずに遊技者に不自然な印象を与えないようにすることが可能となる。
また、請求項8記載の弾球遊技機において、通過経路規制手段は、前記透光性部材に表示される映像に合わせて釘を配設し、当該配設された釘によって前記遊技球が前記特定映像部と重ならないようにその通過経路を規制したので、例えば、特定映像部の形状に沿って遊技球が通過しないように釘を配設することによって、遊技者の視認性を低下させることなく遊技球が特定映像部に重なるのを防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ遊技機1の概略構成を示す図である。
【図2】図1の縦断面図の主要部を拡大した図である。
【図3】遊技部73の詳細構成及び当該遊技部73の映像表示結果の一例を示す図である。
【図4】(a)は、止着部63の拡大図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図である。
【符号の説明】
1        パチンコ遊技機
6        遊技盤
62       成型品
63       止着部
64a      第1の釘部
64b      第2の釘部
65       釘
66       図柄表示装置映像部
67       サイドランプ映像部
71       液晶プロジェクタ
73       遊技部

Claims (9)

  1. 透光性部材を含んで形成された遊技盤と、前記透光性部材に映像を表示可能な表示装置と、を備えた弾球遊技機において、
    前記表示装置によって前記透光性部材に表示された映像中の特定映像部と遊技球とが重ならないように当該遊技球の通過経路を規制する通過経路規制手段を備えることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記表示装置は、前記透光性部材に、成型品に似せた映像を表示するようになっていることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記通過経路規制手段は、所定形状の成型品を前記透光性部材の所定位置に配設し、当該配設した成型品によって前記遊技球が前記特定映像に重ならないように通過経路を規制するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の弾球遊技機。
  4. 前記成型品は、透光性部材によって形成されることを特徴とする請求項3記載の弾球遊技機。
  5. 前記成型品は、前記透光性部材に表示される映像中の特定映像部の少なくとも一部と同じ形状に形成し、且つ、前記特定映像部の同じ形状部に重なるように配設したことを特徴とする請求項3又は請求項4記載の弾球遊技機。
  6. 前記成型品は、前記透光性部材に表示される映像中の特定映像部における輪郭部の少なくとも一部と相似した形状に形成し、且つ、前記特定映像部の相似形状部上、あるいは、当該相似形状部の外側近傍に配設したことを特徴とする請求項5記載の弾球遊技機。
  7. 前記成型品は、釘との係合によって前記透光性部材に配設されるようになっていることを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
  8. 前記通過経路規制手段は、前記透光性部材に表示される映像に合わせて釘を配設し、当該配設された釘によって前記遊技球が前記特定映像部に重ならないように通過経路を規制するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
  9. 前記表示装置は、前記遊技盤の裏面側から映像を投射する映像投射型の表示装置であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
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