JP2004129766A - 遊技機の表示装置及び表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示エリアサイズ、表示位置、表示エリア形状等の基本要素を変化させて多様な表現を可能にする遊技機の表示装置を提供すること。
【解決手段】遊技機主制御回路41は、ステータス信号Sd、Sr、Sk、Sm、Sz、Sfの内容や発生タイミングを調節することで、透光性スクリーン50に多様な画像を表示することができる。例えば、遊技の進行状況が「通常」状態である場合、透光性スクリーン50の中央の通常領域に表示領域DAを固定し、「リーチ」や「大当たり」状態である場合、透光性スクリーン50に単にリーチパターンや大当たりパターンを投射するだけでなく、レンズ変位機構31、ズーム調整機構33、フォーカス調整機構35等を利用して、パターンを移動表示させたり、ズーム表示させたり、フォーカス変更表示させたりすることができる。
【選択図】 図2
【解決手段】遊技機主制御回路41は、ステータス信号Sd、Sr、Sk、Sm、Sz、Sfの内容や発生タイミングを調節することで、透光性スクリーン50に多様な画像を表示することができる。例えば、遊技の進行状況が「通常」状態である場合、透光性スクリーン50の中央の通常領域に表示領域DAを固定し、「リーチ」や「大当たり」状態である場合、透光性スクリーン50に単にリーチパターンや大当たりパターンを投射するだけでなく、レンズ変位機構31、ズーム調整機構33、フォーカス調整機構35等を利用して、パターンを移動表示させたり、ズーム表示させたり、フォーカス変更表示させたりすることができる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に用いられる表示装置及び表示方法に関する。
【0002】
【従来技術】
パチンコ遊技機の盤面に組み込まれるディスプレイは、現在液晶デバイス等を用いた直視型のものが主流になっている。このようなディスプレイには、遊技の進行状況に応じて適宜選択された既定の画像データが、主制御基板からの指令信号に基づいて順次表示される。
【0003】
また、パチンコ遊技機の盤面に液晶デバイスの代わりにスクリーンを設けて、このスクリーン上に液晶デバイスと同様の表示を行わせるリアプロジェクション装置も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−59907号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような直視型ディスプレイは、表示エリアサイズ、表示位置、及び表示エリア形状が固定されており、あくまでも、既定の画像データを用いての表示効果しか実現できないという表現上の制約がある。このような事情は、後者のリアプロジェクション装置の場合も同様である。
【0006】
そこで、この発明は、遊技機に組み込まれて、表示エリアサイズ、表示位置、表示エリア形状等の基本要素を変化させて多様な表現を可能にする表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る遊技機の表示装置は、遊技機の盤面の少なくとも一部に形成されるリアプロジェクション型のスクリーンと、スクリーンに画像を投射する投射レンズを備える投射装置と、スクリーンの全領域のうち所定の表示領域に画像を投射させるとともに、遊技進行用の制御装置が発生する所定のステータス情報に基づいて投射レンズを駆動することにより、所定の表示領域を全領域中で変化させる光学系駆動手段とを備える。
【0008】
上記表示装置では、光学系駆動手段が遊技進行用の制御装置が発生する所定のステータス情報に基づいて投射レンズを駆動することにより所定の表示領域を全領域中で変化させるので、投射レンズの駆動という簡単な操作だけで、変化前における元の画像の周囲等がカットされることを回避しつつ、スクリーン上における画像の表示サイズ、表示位置等の基本要素を変化させることができ、多様な表現が可能になる。
【0009】
また、上記表示装置の具体的な態様では、光学系駆動手段が、所定のステータス情報に応じて投射レンズを光軸に略垂直及び/または略平行な方向に変位させる。この場合、所定の表示領域を全領域中で任意の方向に変位させる移動表示が可能になる。
【0010】
また、上記表示装置の別の具体的な態様では、光学系駆動手段が、所定のステータス情報に応じて投射レンズのズーム倍率を変化させる。この場合、所定の表示領域を全領域中で拡大又は縮小するズーム表示が可能になる。
【0011】
また、上記表示装置の別の具体的な態様では、光学系駆動手段が、所定のステータス情報に応じて投射レンズによるフォーカス状態を変化させる。この場合、所定の表示領域に表示される画像をインフォーカス状態と適当なアウトフォーカス状態との間で適宜変化させるフォーカス変更表示が可能になる。
【0012】
また、上記表示装置の別の具体的な態様では、所定のステータス情報に基づいて、投射装置に設けた表示パネルを駆動する画像表示回路をさらに備える。この場合、投射装置用の画像表示回路を利用して表示パネル上の表示画像の状態を簡易に変更することができ、スクリーン上において多様な表現が可能になる。
【0013】
また、上記表示装置の別の具体的な態様では、投射装置に設けた表示素子を駆動する画像表示回路をさらに備え、画像表示回路が、所定のステータス情報に応じて表示素子の表示画像を変形させる。この場合、簡単な処理で表示画像を変形させることができる。
【0014】
また、上記表示装置の別の具体的な態様では、画像表示回路が、キーストーン制御によって表示画像を変形させる。この場合、投射装置用の画像表示回路が通常補正用に備えるキーストーン処理部分を用いることにより、表示画像に対して簡易にひずみを与えたり元に戻すことができる。
【0015】
また、上記表示装置の別の具体的な態様では、画像表示回路が、所定のステータス情報に応じて表示素子の表示画像の解像度を調節する。この場合、投射装置用の画像表示回路が通常備える解像度処理部分を用いることにより、表示画像に対して簡易に解像度の変更を行うことができる。
【0016】
また、本発明に係る別の遊技機の表示装置は、遊技機の盤面の少なくとも一部に形成されるリアプロジェクション型のスクリーンと、スクリーンに画像を投射する投射レンズを備える投射装置と、遊技進行用の制御装置が発生する所定のステータス情報に基づいて投射レンズを駆動することにより、投射レンズによるフォーカス状態を変化させる光学系駆動手段とを備える。
【0017】
上記表示装置では、光学系駆動手段が、遊技進行用の制御装置が発生する所定のステータス情報に基づいて投射レンズを駆動することにより、投射レンズによるフォーカス状態を変化させるので、投射レンズの駆動という簡単な操作だけで、スクリーン上における画像のフォーカス変更表示が可能になる。
【0018】
また、本発明に係る表示方法は、遊技機の盤面の少なくとも一部に形成されるリアプロジェクション型のスクリーンに、投射装置に設けた投射レンズを介して画像を投射する遊技用画像の表示方法であって、スクリーンの全領域のうち所定の表示領域に画像を投射させるとともに、遊技進行用の所定のステータス情報に基づいて投射レンズを駆動することにより、所定の表示領域を全領域中で変化させる。
【0019】
上記表示方法では、遊技進行用の所定のステータス情報に基づいて投射レンズを駆動することにより所定の表示領域を全領域中で変化させるので、投射レンズの駆動という簡単な操作だけで、変化前における元の画像の周囲等がカットされることを回避しつつ、スクリーン上の画像の表示サイズ、表示位置等の基本要素を変化させることができ、多様な表現が可能になる。
【0020】
また、本発明に係る表示方法は、所定のステータス情報に応じて投射レンズを光軸に略垂直及び/または略平行な方向に変位させることによって、所定の表示領域を全領域中で変化させる。この場合、所定の表示領域を全領域中で任意の方向に変位させる移動表示が可能になる。
【0021】
また、本発明に係る表示方法は、所定のステータス情報に応じて投射レンズのズーム倍率を変化させることによって、所定の表示領域を全領域中で変化させる。この場合、所定の表示領域を全領域中で拡大又は縮小するズーム表示が可能になる。
【0022】
また、本発明に係る表示方法は、遊技機の盤面の少なくとも一部に形成されるリアプロジェクション型のスクリーンに、投射装置に設けた投射レンズを介して画像を投射する遊技用画像の表示方法であって、遊技進行用の所定のステータス情報に基づいて投射レンズを駆動することにより、投射レンズによって投射される画像のフォーカス状態を変化させる。この場合、スクリーンに表示される画像をインフォーカス状態と適当なアウトフォーカス状態との間で適宜変化させるフォーカス変更表示が可能になる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る一実施形態の表示装置の構造を説明するブロック図である。この表示装置は、遊技機に組み込まれるもので、光学系として、光源21と、照明光学系23と、表示素子としての、例えば液晶表示素子であるカラー液晶パネル25と、投射レンズ27とを備える。ここで、投射レンズ27には、レンズ変位機構31と、ズーム調整機構33と、フォーカス調整機構35とが設けられている。また、この表示装置は、制御系として、遊技機主制御回路41と、画像処理回路43と、第1〜第3のモータドライブ回路45a〜45cを備える。ここで、画像処理回路43は、表示データ発生回路43aと、解像度変換回路43bと、キーストーン補正回路43cとを有している。
なお、以上において、光源21、照明光学系23、カラー液晶パネル25、及び投射レンズ27は、画像投射用の投射装置を構成する。また、レンズ変位機構31、ズーム調整機構33、フォーカス調整機構35、及びモータドライブ回路45a〜45cは、投射レンズ27による表示状態を変更する光学系駆動手段を構成する。さらに、画像処理回路43は、カラー液晶パネル25の動作を制御する画像表示回路を構成する。
【0024】
光源21は、カラー液晶パネル25を照明するための光を発生する。照明光学系23は、光源21からの光を偏光された均一な照明光としてカラー液晶パネル25に入射させる。カラー液晶パネル25は、画像処理回路43からの制御信号によって動作し、照明光に対して画素単位で透過率が変化する。これにより、カラー液晶パネル25に表示画像が形成されることになる。投射レンズ27は、カラー液晶パネル25に形成された表示画像を、投射光PLとして透光性スクリーン50上に投射する。この際、投射光PLは、通常、透光性スクリーン50の全領域ではなく、そのうち所定の表示領域DAに入射する。
【0025】
図2は、図1に示す表示装置を内蔵する遊技機の構造を模式的に示す側方断面図である。遊技機60中には、光透過性のフロントパネル61の後方に、盤面63が配置されている。この盤面63は、透光性の板材からなり、表面FSの適当な領域には、塗装によって遊技に関連する特有のパターンが形成されている。また、盤面63の表面FS側の適所には、パチンコ玉の経路を決定する釘63aが複数取り付けられており、始動入賞口63cや大勝入賞口63d等も形成されている。なお、大勝入賞口63dは、始動入賞口63cに一定期間中に連続してパチンコ玉が入る等の所定条件を満たす場合に開くようになっている。
【0026】
一方、盤面63の裏面RSの中央部分には、多数のマイクロレンズを形成したレンチキュラスクリーンからなるスクリーンフィルム51が貼り付けられており、隙間を介してフレネルレンズ53が固定されている。ここで、スクリーンフィルム51及びフレネルレンズ53は、リアプロジェクション型の透光性スクリーン50を構成する。盤面63の裏面RSであって、透光性スクリーン50の周囲には、迷光の入射を防止するマスク65が形成されている。透光性スクリーン50には、ミラー57が傾斜した状態で対向して配置されている。このミラー57には、表示装置本体70からの投射光PLが入射して、透光性スクリーン50に対しその裏面側から遊技進行に関係する遊技用画像を形成する。なお、表示装置本体70は、詳細な説明は省略するが、図1に示する表示装置のうち、遊技機主制御回路41や透光性スクリーン50を除いた部分がケーシング中に組み込まれたものである。
【0027】
盤面63の裏面RS側下部には、遊技機60の動作を制御して、パチンコ玉の通過監視、大勝入賞口63dの開閉、入賞状態の管理等を含む遊技進行状態を制御する本体側制御装置80が取り付けられている。本体側制御装置80中には、図1に示す表示装置のうち、遊技機主制御回路41が組み込まれている。
【0028】
図3は、図2に示す遊技機60の概略的な正面図である。この遊技機60の盤面63上には、一部のみ図示された釘63aのほかに、始動入賞口63c、大勝入賞口63dが形成されており、さらに、回転風車63fや通常入賞口63gも適宜形成されている。さらに、盤面63のほぼ中央位置には、矩形の透光性スクリーン50が形成されている。透光性スクリーン50内には、投射レンズ27を介してカラー液晶パネル25の投射像が形成される表示領域DAが存在する。後述するが、この表示領域DAは、透光性スクリーン50内で遊技進行に伴って変化する。これにより、透光性スクリーン50上における画像の表示サイズ、表示位置等の基本要素を動的に変化させることができ、多様な表現が可能になる。なお、表示領域DAの変化は、変化前の元の画像の周囲がカットされることを防止する範囲で行われる。このため、表示領域DAは、通常の表示状態で透光性スクリーン50の中央領域に配置され、表示領域DAの周囲には、余白SPが形成される。
【0029】
図1に戻って、投射レンズ27に設けたレンズ変位機構31は、第1モータM1に駆動されて適当なタイミングで動作可能になっており、投射レンズ27全体を光軸AXに垂直な方向に2次元的に変位させることができる。また、投射レンズ27全体を光軸AXにほぼ平行な方向に変位させることもできる。つまり、レンズ変位機構31により、投射レンズ27をカラー液晶パネル25に対して相対的に2次元的あるいは3次元的に変位させることができる。このような電動制御により、表示領域DAすなわちここに投射された画像を透光性スクリーン50内において上下左右の任意の位置に変位させる移動表示が可能になる。
【0030】
また、投射レンズ27に別に設けたズーム調整機構33は、第2モータM2に駆動されて適当なタイミングで動作可能になっており、投射レンズ27の変倍部分の調節によってズーム倍率を連続的に増減させることができる。このような電動制御により、表示領域DAすなわちここに投射された画像を透光性スクリーン50内において拡大又は縮小するズーム表示が可能になる。
【0031】
フォーカス調整機構35は、第3モータM3に駆動されて適当なタイミングで動作可能になっており、投射レンズ27の合焦部分の調節によって結像状態を変化させることができる。このような電動制御により、表示領域DAすなわちここに投射された画像を、透光性スクリーン50内においてインフォーカス状態と適当なアウトフォーカス状態との間で適宜変化させるフォーカス変更表示が可能になる。
【0032】
画像処理回路43を構成する表示データ発生回路43aは、遊技機主制御回路41から出力されるステータス信号Sdから動作を指示する表示ステータス情報を読み出して、表示ステータス情報に対応する表示データを発生する。この表示データは、解像度変換回路43bやキーストーン補正回路43cで加工された後、カラー液晶パネル25に出力されて、カラー液晶パネル25に表示データに対応する表示画像を形成する。この表示画像は、投射レンズ27を経て透光性スクリーン50上に投射される。
【0033】
なお、ステータス信号Sdに含まれる表示ステータス情報は、通常表示、リーチパターン、大当たりパターン等の遊技の進行状況に対応する情報である。表示データ発生回路43aは、通常表示、リーチパターン、大当たりパターン等の表示ステータス情報の内容に対応して動画等を含む各種表示データを出力するため、これらの表示データを予め保管するメモリ(不図示)を有している。
【0034】
解像度変換回路43bは、表示データ発生回路43aから出力された表示データの解像度を変換することができる。この解像度変換回路43bは、遊技機主制御回路41から出力されるステータス信号Srから関連する表示ステータス情報を読み出して、表示ステータス情報に対応する解像度変換を行う。つまり、表示データ発生回路43aから出力された表示データの解像度を上げたり下げたりすることにより、透光性スクリーン50上に投射される画像のキメが粗くなったり、細かくなったりする。
【0035】
キーストーン補正回路43cは、台形歪を補正するためプロジェクタ装置に通常組み込まれるものであり、表示データ発生回路43aから出力されて解像度変換回路43bを経た表示データについて、水平ライン毎の水平解像度と、垂直ライン毎の垂直解像度とを変更することができる。キーストーン補正回路43cは、遊技機主制御回路41から出力されるステータス信号Skから関連する表示ステータス情報を読み出して、表示ステータス情報に対応する表示枠変更を行う。つまり、表示データ発生回路43aから出力された表示データの解像度を水平ライン及び垂直ライン毎に変換することにより、透光性スクリーン50上に投射された画像の輪郭が所望の比率で台形に歪んだり元の矩形に戻ったりする。
【0036】
第1モータドライブ回路45aは、遊技機主制御回路41から出力されるステータス信号Smから関連する表示ステータス情報を読み出して、投射レンズ27に対して表示ステータス情報に対応する変位を発生させる。具体的には、第1モータM1を介してレンズ変位機構31を駆動し、投射レンズ27を上下左右あるいは前後に変位させることによって、透光性スクリーン50に投射された画像を上下左右に移動させる。つまり、ステータス信号Smの内容に応じて透光性スクリーン50内で表示領域DAを移動させることができる。
【0037】
図4は、第1モータドライブ回路45a及びレンズ変位機構31による移動表示の具体例を説明する図である。この場合、当初透光性スクリーン50中央の通常表示位置にあった表示領域DA0が、上方向や左方向に移動して新たな表示領域DA1、DA2となっている。
【0038】
第2モータドライブ回路45bは、遊技機主制御回路41から出力されるステータス信号Szから関連する表示ステータス情報を読み出して、投射レンズ27に対して表示ステータス情報に対応したズーム倍率の変更を行わせる。つまり、第2モータM2を介してズーム調整機構33や投射レンズ27を駆動することによって、透光性スクリーン50に投射された画像のサイズを拡大したり縮小したりする。つまり、ステータス信号Szの内容に応じて透光性スクリーン50内で表示領域DAを拡大・縮小することができる。
【0039】
図5は、第2モータドライブ回路45b及びズーム調整機構33によるズーム表示の具体例を説明する図である。この場合、当初透光性スクリーン50中央の通常表示位置にあった表示領域DA0が、周囲に拡大して新たな表示領域DA3となっている。
【0040】
第3モータドライブ回路45cは、遊技機主制御回路41から出力されるステータス信号Sfから関連する表示ステータス情報を読み出して、投射レンズ27に対し、表示ステータス情報に対応してフォーカス状態の変更を行わせる。つまり、第3モータM3を介してフォーカス調整機構35や投射レンズ27を駆動することによって、透光性スクリーン50に投射された画像のフォーカス状態が変化し、ぼやけたイメージやはっきりしたイメージが形成される。
【0041】
以下、図1〜図3に示す表示装置の動作について説明する。遊技機主制御回路41からは、遊技機60における遊技の進行状況に応じて、ステータス信号Sd、Sr、Skが画像処理回路43に出力され、ステータス信号Sm、Sz、Sfが第1〜3モータドライブ回路45a〜45cにそれぞれ出力される。
【0042】
画像処理回路43に組み込まれた表示データ発生回路43aでは、ステータス信号Sdに基づいて表示データを発生する。カラー液晶パネル25は、表示データ発生回路43aから出力される表示データに対応する表示画像を形成し、投射レンズ27を介して透光性スクリーン50内の表示領域DAに画像を形成する。この画像は、通常表示、リーチパターン、大当たりパターン等、遊技の進行状況に対応するものとなっており、遊技者の遊興的嗜好に適合するものとなっている。
【0043】
また、解像度変換回路43bでは、ステータス信号Srに基づいて所定のタイミングで表示データの解像度変換を行う。これにより、遊技の進行状況に応じて、透光性スクリーン50上に投射される画像のキメを粗くしたり細かくしたりすることができ、透光性スクリーン50における表示の多様性を高めることができる。さらに、キーストーン補正回路43cでは、ステータス信号Skに基づいて所定のタイミングで表示データの表示枠変更を行う。これにより、遊技の進行状況に応じて、透光性スクリーン50上に投射された画像の輪郭を台形に歪ませたり元の矩形に戻したりすることができ、透光性スクリーン50における表示の多様性を高めることができる。
【0044】
第1モータドライブ回路45aは、ステータス信号Smに基づいて所定のタイミングでレンズ変位機構31を動作させることによって投射レンズ27を2次元的あるいは3次元的に変位させ、透光性スクリーン50に投射された画像を適切なタイミング及びスピードで上下左右に移動させる。また、第2モータドライブ回路45bは、ステータス信号Szに基づいて所定のタイミングでズーム調整機構33を動作させることによって投射レンズ27のズーム倍率を変更させ、透光性スクリーン50に投射された画像を適切なタイミング及びスピードで拡大または縮小させる。さらに、第3モータドライブ回路45cは、ステータス信号Sfに基づいて所定のタイミングでフォーカス調整機構35を動作させることによって投射レンズ27のフォーカス状態を変更させ、透光性スクリーン50に投射された画像を適切なタイミング及びスピードでぼやけた状態とはっきりした状態との間で変化させる。
【0045】
以上の動作において、画像処理回路43中の各回路43a〜43cや、モータドライブ回路45a〜45cの動作は、任意に組み合わせることができる。つまり、遊技機主制御回路41は、ステータス信号Sd、Sr、Sk、Sm、Sz、Sfの内容や発生タイミングを適宜調節することで、透光性スクリーン50に多様な画像を表示することができる。例えば、遊技の進行状況が「通常」状態である場合、図3に示すように透光性スクリーン50の中央の通常領域に表示領域DAを固定し、「リーチ」や「大当たり」状態である場合、透光性スクリーン50に単にリーチパターンや大当たりパターンを投射するだけでなく、これらのパターンを移動表示させたり、ズーム表示させたり、フォーカス変更表示させたりすることができる。さらに、各パターンの表示に際して、解像度を変更したり、表示枠を変更したりすることもできる。
【0046】
以上実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態のような表示装置を組み込む対象は、パチンコ遊技機に限らず、スロットマシン遊技機、アーケードゲーム機その他の各種遊技機とすることができる。
【0047】
また、上記実施形態では、盤面63の一部に透光性スクリーン50を形成しているが、盤面63全体を透光性スクリーンとできることは言うまでもない。
【0048】
また、上記実施形態では、キーストーン補正回路43cによって表示領域を矩形から台形にしたり、その逆にしているが、表示領域は、各種画像処理によって任意の形状にすることができる。
【0049】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る遊技機の表示装置によれば、光学系駆動手段が遊技進行用の制御装置が発生する所定のステータス情報に基づいて投射レンズを駆動することにより所定の表示領域を全領域中で変化させるので、投射レンズの駆動という簡単な操作だけで、変化前における元の画像の周囲等がカットされることを回避しつつ、スクリーン上における画像の表示サイズ、表示位置等の基本要素を変化させることができ、遊技進行に対応した多様な表現が可能になる。
【0050】
また、本発明に係る別の遊技機の表示装置によれば、光学系駆動手段が遊技進行用の制御装置が発生する所定のステータス情報に基づいて投射レンズを駆動することにより、投射レンズによるフォーカス状態を変化させるので、投射レンズの駆動という簡単な操作だけで、スクリーン上における画像のフォーカス変更表示が可能になる。
【0051】
また、本発明に係る表示方法によれば、遊技進行用の所定のステータス情報に基づいて投射レンズを駆動することにより例えば所定の表示領域を全領域中で変化させるので、投射レンズの駆動という簡単な操作だけで、変化前の元の画像の周囲等がカットされることを回避しつつ、スクリーン上の画像の表示サイズ、表示位置等の基本要素を変化させることができ、多様な表現が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る表示装置の構造を説明するブロック図である。
【図2】図1の装置を内蔵する遊技機の構造を示す側方断面図である。
【図3】図2に示す遊技機の概略的な正面図である。
【図4】移動表示における表示領域の変化の具体例を説明する図である。
【図5】ズーム表示で表示領域の変化の具体例を説明する図である。
【符号の説明】
25 カラー液晶パネル、 27 投射レンズ、 31 レンズ変位機構、 33 ズーム調整機構、 35 フォーカス調整機構、 41 遊技機主制御回路、 43 画像処理回路、 43a 表示データ発生回路、 43b 解像度変換回路、 43c キーストーン補正回路、 45a〜45c モータドライブ回路、 50 透光性スクリーン、 60 遊技機、 63 盤面、 70 表示装置本体、 80 本体側制御装置、 DA 表示領域、 PL 投射光、
Sd,Sr,Sk,Sm,Sz,Sf ステータス信号
【技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に用いられる表示装置及び表示方法に関する。
【0002】
【従来技術】
パチンコ遊技機の盤面に組み込まれるディスプレイは、現在液晶デバイス等を用いた直視型のものが主流になっている。このようなディスプレイには、遊技の進行状況に応じて適宜選択された既定の画像データが、主制御基板からの指令信号に基づいて順次表示される。
【0003】
また、パチンコ遊技機の盤面に液晶デバイスの代わりにスクリーンを設けて、このスクリーン上に液晶デバイスと同様の表示を行わせるリアプロジェクション装置も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−59907号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような直視型ディスプレイは、表示エリアサイズ、表示位置、及び表示エリア形状が固定されており、あくまでも、既定の画像データを用いての表示効果しか実現できないという表現上の制約がある。このような事情は、後者のリアプロジェクション装置の場合も同様である。
【0006】
そこで、この発明は、遊技機に組み込まれて、表示エリアサイズ、表示位置、表示エリア形状等の基本要素を変化させて多様な表現を可能にする表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る遊技機の表示装置は、遊技機の盤面の少なくとも一部に形成されるリアプロジェクション型のスクリーンと、スクリーンに画像を投射する投射レンズを備える投射装置と、スクリーンの全領域のうち所定の表示領域に画像を投射させるとともに、遊技進行用の制御装置が発生する所定のステータス情報に基づいて投射レンズを駆動することにより、所定の表示領域を全領域中で変化させる光学系駆動手段とを備える。
【0008】
上記表示装置では、光学系駆動手段が遊技進行用の制御装置が発生する所定のステータス情報に基づいて投射レンズを駆動することにより所定の表示領域を全領域中で変化させるので、投射レンズの駆動という簡単な操作だけで、変化前における元の画像の周囲等がカットされることを回避しつつ、スクリーン上における画像の表示サイズ、表示位置等の基本要素を変化させることができ、多様な表現が可能になる。
【0009】
また、上記表示装置の具体的な態様では、光学系駆動手段が、所定のステータス情報に応じて投射レンズを光軸に略垂直及び/または略平行な方向に変位させる。この場合、所定の表示領域を全領域中で任意の方向に変位させる移動表示が可能になる。
【0010】
また、上記表示装置の別の具体的な態様では、光学系駆動手段が、所定のステータス情報に応じて投射レンズのズーム倍率を変化させる。この場合、所定の表示領域を全領域中で拡大又は縮小するズーム表示が可能になる。
【0011】
また、上記表示装置の別の具体的な態様では、光学系駆動手段が、所定のステータス情報に応じて投射レンズによるフォーカス状態を変化させる。この場合、所定の表示領域に表示される画像をインフォーカス状態と適当なアウトフォーカス状態との間で適宜変化させるフォーカス変更表示が可能になる。
【0012】
また、上記表示装置の別の具体的な態様では、所定のステータス情報に基づいて、投射装置に設けた表示パネルを駆動する画像表示回路をさらに備える。この場合、投射装置用の画像表示回路を利用して表示パネル上の表示画像の状態を簡易に変更することができ、スクリーン上において多様な表現が可能になる。
【0013】
また、上記表示装置の別の具体的な態様では、投射装置に設けた表示素子を駆動する画像表示回路をさらに備え、画像表示回路が、所定のステータス情報に応じて表示素子の表示画像を変形させる。この場合、簡単な処理で表示画像を変形させることができる。
【0014】
また、上記表示装置の別の具体的な態様では、画像表示回路が、キーストーン制御によって表示画像を変形させる。この場合、投射装置用の画像表示回路が通常補正用に備えるキーストーン処理部分を用いることにより、表示画像に対して簡易にひずみを与えたり元に戻すことができる。
【0015】
また、上記表示装置の別の具体的な態様では、画像表示回路が、所定のステータス情報に応じて表示素子の表示画像の解像度を調節する。この場合、投射装置用の画像表示回路が通常備える解像度処理部分を用いることにより、表示画像に対して簡易に解像度の変更を行うことができる。
【0016】
また、本発明に係る別の遊技機の表示装置は、遊技機の盤面の少なくとも一部に形成されるリアプロジェクション型のスクリーンと、スクリーンに画像を投射する投射レンズを備える投射装置と、遊技進行用の制御装置が発生する所定のステータス情報に基づいて投射レンズを駆動することにより、投射レンズによるフォーカス状態を変化させる光学系駆動手段とを備える。
【0017】
上記表示装置では、光学系駆動手段が、遊技進行用の制御装置が発生する所定のステータス情報に基づいて投射レンズを駆動することにより、投射レンズによるフォーカス状態を変化させるので、投射レンズの駆動という簡単な操作だけで、スクリーン上における画像のフォーカス変更表示が可能になる。
【0018】
また、本発明に係る表示方法は、遊技機の盤面の少なくとも一部に形成されるリアプロジェクション型のスクリーンに、投射装置に設けた投射レンズを介して画像を投射する遊技用画像の表示方法であって、スクリーンの全領域のうち所定の表示領域に画像を投射させるとともに、遊技進行用の所定のステータス情報に基づいて投射レンズを駆動することにより、所定の表示領域を全領域中で変化させる。
【0019】
上記表示方法では、遊技進行用の所定のステータス情報に基づいて投射レンズを駆動することにより所定の表示領域を全領域中で変化させるので、投射レンズの駆動という簡単な操作だけで、変化前における元の画像の周囲等がカットされることを回避しつつ、スクリーン上の画像の表示サイズ、表示位置等の基本要素を変化させることができ、多様な表現が可能になる。
【0020】
また、本発明に係る表示方法は、所定のステータス情報に応じて投射レンズを光軸に略垂直及び/または略平行な方向に変位させることによって、所定の表示領域を全領域中で変化させる。この場合、所定の表示領域を全領域中で任意の方向に変位させる移動表示が可能になる。
【0021】
また、本発明に係る表示方法は、所定のステータス情報に応じて投射レンズのズーム倍率を変化させることによって、所定の表示領域を全領域中で変化させる。この場合、所定の表示領域を全領域中で拡大又は縮小するズーム表示が可能になる。
【0022】
また、本発明に係る表示方法は、遊技機の盤面の少なくとも一部に形成されるリアプロジェクション型のスクリーンに、投射装置に設けた投射レンズを介して画像を投射する遊技用画像の表示方法であって、遊技進行用の所定のステータス情報に基づいて投射レンズを駆動することにより、投射レンズによって投射される画像のフォーカス状態を変化させる。この場合、スクリーンに表示される画像をインフォーカス状態と適当なアウトフォーカス状態との間で適宜変化させるフォーカス変更表示が可能になる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る一実施形態の表示装置の構造を説明するブロック図である。この表示装置は、遊技機に組み込まれるもので、光学系として、光源21と、照明光学系23と、表示素子としての、例えば液晶表示素子であるカラー液晶パネル25と、投射レンズ27とを備える。ここで、投射レンズ27には、レンズ変位機構31と、ズーム調整機構33と、フォーカス調整機構35とが設けられている。また、この表示装置は、制御系として、遊技機主制御回路41と、画像処理回路43と、第1〜第3のモータドライブ回路45a〜45cを備える。ここで、画像処理回路43は、表示データ発生回路43aと、解像度変換回路43bと、キーストーン補正回路43cとを有している。
なお、以上において、光源21、照明光学系23、カラー液晶パネル25、及び投射レンズ27は、画像投射用の投射装置を構成する。また、レンズ変位機構31、ズーム調整機構33、フォーカス調整機構35、及びモータドライブ回路45a〜45cは、投射レンズ27による表示状態を変更する光学系駆動手段を構成する。さらに、画像処理回路43は、カラー液晶パネル25の動作を制御する画像表示回路を構成する。
【0024】
光源21は、カラー液晶パネル25を照明するための光を発生する。照明光学系23は、光源21からの光を偏光された均一な照明光としてカラー液晶パネル25に入射させる。カラー液晶パネル25は、画像処理回路43からの制御信号によって動作し、照明光に対して画素単位で透過率が変化する。これにより、カラー液晶パネル25に表示画像が形成されることになる。投射レンズ27は、カラー液晶パネル25に形成された表示画像を、投射光PLとして透光性スクリーン50上に投射する。この際、投射光PLは、通常、透光性スクリーン50の全領域ではなく、そのうち所定の表示領域DAに入射する。
【0025】
図2は、図1に示す表示装置を内蔵する遊技機の構造を模式的に示す側方断面図である。遊技機60中には、光透過性のフロントパネル61の後方に、盤面63が配置されている。この盤面63は、透光性の板材からなり、表面FSの適当な領域には、塗装によって遊技に関連する特有のパターンが形成されている。また、盤面63の表面FS側の適所には、パチンコ玉の経路を決定する釘63aが複数取り付けられており、始動入賞口63cや大勝入賞口63d等も形成されている。なお、大勝入賞口63dは、始動入賞口63cに一定期間中に連続してパチンコ玉が入る等の所定条件を満たす場合に開くようになっている。
【0026】
一方、盤面63の裏面RSの中央部分には、多数のマイクロレンズを形成したレンチキュラスクリーンからなるスクリーンフィルム51が貼り付けられており、隙間を介してフレネルレンズ53が固定されている。ここで、スクリーンフィルム51及びフレネルレンズ53は、リアプロジェクション型の透光性スクリーン50を構成する。盤面63の裏面RSであって、透光性スクリーン50の周囲には、迷光の入射を防止するマスク65が形成されている。透光性スクリーン50には、ミラー57が傾斜した状態で対向して配置されている。このミラー57には、表示装置本体70からの投射光PLが入射して、透光性スクリーン50に対しその裏面側から遊技進行に関係する遊技用画像を形成する。なお、表示装置本体70は、詳細な説明は省略するが、図1に示する表示装置のうち、遊技機主制御回路41や透光性スクリーン50を除いた部分がケーシング中に組み込まれたものである。
【0027】
盤面63の裏面RS側下部には、遊技機60の動作を制御して、パチンコ玉の通過監視、大勝入賞口63dの開閉、入賞状態の管理等を含む遊技進行状態を制御する本体側制御装置80が取り付けられている。本体側制御装置80中には、図1に示す表示装置のうち、遊技機主制御回路41が組み込まれている。
【0028】
図3は、図2に示す遊技機60の概略的な正面図である。この遊技機60の盤面63上には、一部のみ図示された釘63aのほかに、始動入賞口63c、大勝入賞口63dが形成されており、さらに、回転風車63fや通常入賞口63gも適宜形成されている。さらに、盤面63のほぼ中央位置には、矩形の透光性スクリーン50が形成されている。透光性スクリーン50内には、投射レンズ27を介してカラー液晶パネル25の投射像が形成される表示領域DAが存在する。後述するが、この表示領域DAは、透光性スクリーン50内で遊技進行に伴って変化する。これにより、透光性スクリーン50上における画像の表示サイズ、表示位置等の基本要素を動的に変化させることができ、多様な表現が可能になる。なお、表示領域DAの変化は、変化前の元の画像の周囲がカットされることを防止する範囲で行われる。このため、表示領域DAは、通常の表示状態で透光性スクリーン50の中央領域に配置され、表示領域DAの周囲には、余白SPが形成される。
【0029】
図1に戻って、投射レンズ27に設けたレンズ変位機構31は、第1モータM1に駆動されて適当なタイミングで動作可能になっており、投射レンズ27全体を光軸AXに垂直な方向に2次元的に変位させることができる。また、投射レンズ27全体を光軸AXにほぼ平行な方向に変位させることもできる。つまり、レンズ変位機構31により、投射レンズ27をカラー液晶パネル25に対して相対的に2次元的あるいは3次元的に変位させることができる。このような電動制御により、表示領域DAすなわちここに投射された画像を透光性スクリーン50内において上下左右の任意の位置に変位させる移動表示が可能になる。
【0030】
また、投射レンズ27に別に設けたズーム調整機構33は、第2モータM2に駆動されて適当なタイミングで動作可能になっており、投射レンズ27の変倍部分の調節によってズーム倍率を連続的に増減させることができる。このような電動制御により、表示領域DAすなわちここに投射された画像を透光性スクリーン50内において拡大又は縮小するズーム表示が可能になる。
【0031】
フォーカス調整機構35は、第3モータM3に駆動されて適当なタイミングで動作可能になっており、投射レンズ27の合焦部分の調節によって結像状態を変化させることができる。このような電動制御により、表示領域DAすなわちここに投射された画像を、透光性スクリーン50内においてインフォーカス状態と適当なアウトフォーカス状態との間で適宜変化させるフォーカス変更表示が可能になる。
【0032】
画像処理回路43を構成する表示データ発生回路43aは、遊技機主制御回路41から出力されるステータス信号Sdから動作を指示する表示ステータス情報を読み出して、表示ステータス情報に対応する表示データを発生する。この表示データは、解像度変換回路43bやキーストーン補正回路43cで加工された後、カラー液晶パネル25に出力されて、カラー液晶パネル25に表示データに対応する表示画像を形成する。この表示画像は、投射レンズ27を経て透光性スクリーン50上に投射される。
【0033】
なお、ステータス信号Sdに含まれる表示ステータス情報は、通常表示、リーチパターン、大当たりパターン等の遊技の進行状況に対応する情報である。表示データ発生回路43aは、通常表示、リーチパターン、大当たりパターン等の表示ステータス情報の内容に対応して動画等を含む各種表示データを出力するため、これらの表示データを予め保管するメモリ(不図示)を有している。
【0034】
解像度変換回路43bは、表示データ発生回路43aから出力された表示データの解像度を変換することができる。この解像度変換回路43bは、遊技機主制御回路41から出力されるステータス信号Srから関連する表示ステータス情報を読み出して、表示ステータス情報に対応する解像度変換を行う。つまり、表示データ発生回路43aから出力された表示データの解像度を上げたり下げたりすることにより、透光性スクリーン50上に投射される画像のキメが粗くなったり、細かくなったりする。
【0035】
キーストーン補正回路43cは、台形歪を補正するためプロジェクタ装置に通常組み込まれるものであり、表示データ発生回路43aから出力されて解像度変換回路43bを経た表示データについて、水平ライン毎の水平解像度と、垂直ライン毎の垂直解像度とを変更することができる。キーストーン補正回路43cは、遊技機主制御回路41から出力されるステータス信号Skから関連する表示ステータス情報を読み出して、表示ステータス情報に対応する表示枠変更を行う。つまり、表示データ発生回路43aから出力された表示データの解像度を水平ライン及び垂直ライン毎に変換することにより、透光性スクリーン50上に投射された画像の輪郭が所望の比率で台形に歪んだり元の矩形に戻ったりする。
【0036】
第1モータドライブ回路45aは、遊技機主制御回路41から出力されるステータス信号Smから関連する表示ステータス情報を読み出して、投射レンズ27に対して表示ステータス情報に対応する変位を発生させる。具体的には、第1モータM1を介してレンズ変位機構31を駆動し、投射レンズ27を上下左右あるいは前後に変位させることによって、透光性スクリーン50に投射された画像を上下左右に移動させる。つまり、ステータス信号Smの内容に応じて透光性スクリーン50内で表示領域DAを移動させることができる。
【0037】
図4は、第1モータドライブ回路45a及びレンズ変位機構31による移動表示の具体例を説明する図である。この場合、当初透光性スクリーン50中央の通常表示位置にあった表示領域DA0が、上方向や左方向に移動して新たな表示領域DA1、DA2となっている。
【0038】
第2モータドライブ回路45bは、遊技機主制御回路41から出力されるステータス信号Szから関連する表示ステータス情報を読み出して、投射レンズ27に対して表示ステータス情報に対応したズーム倍率の変更を行わせる。つまり、第2モータM2を介してズーム調整機構33や投射レンズ27を駆動することによって、透光性スクリーン50に投射された画像のサイズを拡大したり縮小したりする。つまり、ステータス信号Szの内容に応じて透光性スクリーン50内で表示領域DAを拡大・縮小することができる。
【0039】
図5は、第2モータドライブ回路45b及びズーム調整機構33によるズーム表示の具体例を説明する図である。この場合、当初透光性スクリーン50中央の通常表示位置にあった表示領域DA0が、周囲に拡大して新たな表示領域DA3となっている。
【0040】
第3モータドライブ回路45cは、遊技機主制御回路41から出力されるステータス信号Sfから関連する表示ステータス情報を読み出して、投射レンズ27に対し、表示ステータス情報に対応してフォーカス状態の変更を行わせる。つまり、第3モータM3を介してフォーカス調整機構35や投射レンズ27を駆動することによって、透光性スクリーン50に投射された画像のフォーカス状態が変化し、ぼやけたイメージやはっきりしたイメージが形成される。
【0041】
以下、図1〜図3に示す表示装置の動作について説明する。遊技機主制御回路41からは、遊技機60における遊技の進行状況に応じて、ステータス信号Sd、Sr、Skが画像処理回路43に出力され、ステータス信号Sm、Sz、Sfが第1〜3モータドライブ回路45a〜45cにそれぞれ出力される。
【0042】
画像処理回路43に組み込まれた表示データ発生回路43aでは、ステータス信号Sdに基づいて表示データを発生する。カラー液晶パネル25は、表示データ発生回路43aから出力される表示データに対応する表示画像を形成し、投射レンズ27を介して透光性スクリーン50内の表示領域DAに画像を形成する。この画像は、通常表示、リーチパターン、大当たりパターン等、遊技の進行状況に対応するものとなっており、遊技者の遊興的嗜好に適合するものとなっている。
【0043】
また、解像度変換回路43bでは、ステータス信号Srに基づいて所定のタイミングで表示データの解像度変換を行う。これにより、遊技の進行状況に応じて、透光性スクリーン50上に投射される画像のキメを粗くしたり細かくしたりすることができ、透光性スクリーン50における表示の多様性を高めることができる。さらに、キーストーン補正回路43cでは、ステータス信号Skに基づいて所定のタイミングで表示データの表示枠変更を行う。これにより、遊技の進行状況に応じて、透光性スクリーン50上に投射された画像の輪郭を台形に歪ませたり元の矩形に戻したりすることができ、透光性スクリーン50における表示の多様性を高めることができる。
【0044】
第1モータドライブ回路45aは、ステータス信号Smに基づいて所定のタイミングでレンズ変位機構31を動作させることによって投射レンズ27を2次元的あるいは3次元的に変位させ、透光性スクリーン50に投射された画像を適切なタイミング及びスピードで上下左右に移動させる。また、第2モータドライブ回路45bは、ステータス信号Szに基づいて所定のタイミングでズーム調整機構33を動作させることによって投射レンズ27のズーム倍率を変更させ、透光性スクリーン50に投射された画像を適切なタイミング及びスピードで拡大または縮小させる。さらに、第3モータドライブ回路45cは、ステータス信号Sfに基づいて所定のタイミングでフォーカス調整機構35を動作させることによって投射レンズ27のフォーカス状態を変更させ、透光性スクリーン50に投射された画像を適切なタイミング及びスピードでぼやけた状態とはっきりした状態との間で変化させる。
【0045】
以上の動作において、画像処理回路43中の各回路43a〜43cや、モータドライブ回路45a〜45cの動作は、任意に組み合わせることができる。つまり、遊技機主制御回路41は、ステータス信号Sd、Sr、Sk、Sm、Sz、Sfの内容や発生タイミングを適宜調節することで、透光性スクリーン50に多様な画像を表示することができる。例えば、遊技の進行状況が「通常」状態である場合、図3に示すように透光性スクリーン50の中央の通常領域に表示領域DAを固定し、「リーチ」や「大当たり」状態である場合、透光性スクリーン50に単にリーチパターンや大当たりパターンを投射するだけでなく、これらのパターンを移動表示させたり、ズーム表示させたり、フォーカス変更表示させたりすることができる。さらに、各パターンの表示に際して、解像度を変更したり、表示枠を変更したりすることもできる。
【0046】
以上実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態のような表示装置を組み込む対象は、パチンコ遊技機に限らず、スロットマシン遊技機、アーケードゲーム機その他の各種遊技機とすることができる。
【0047】
また、上記実施形態では、盤面63の一部に透光性スクリーン50を形成しているが、盤面63全体を透光性スクリーンとできることは言うまでもない。
【0048】
また、上記実施形態では、キーストーン補正回路43cによって表示領域を矩形から台形にしたり、その逆にしているが、表示領域は、各種画像処理によって任意の形状にすることができる。
【0049】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る遊技機の表示装置によれば、光学系駆動手段が遊技進行用の制御装置が発生する所定のステータス情報に基づいて投射レンズを駆動することにより所定の表示領域を全領域中で変化させるので、投射レンズの駆動という簡単な操作だけで、変化前における元の画像の周囲等がカットされることを回避しつつ、スクリーン上における画像の表示サイズ、表示位置等の基本要素を変化させることができ、遊技進行に対応した多様な表現が可能になる。
【0050】
また、本発明に係る別の遊技機の表示装置によれば、光学系駆動手段が遊技進行用の制御装置が発生する所定のステータス情報に基づいて投射レンズを駆動することにより、投射レンズによるフォーカス状態を変化させるので、投射レンズの駆動という簡単な操作だけで、スクリーン上における画像のフォーカス変更表示が可能になる。
【0051】
また、本発明に係る表示方法によれば、遊技進行用の所定のステータス情報に基づいて投射レンズを駆動することにより例えば所定の表示領域を全領域中で変化させるので、投射レンズの駆動という簡単な操作だけで、変化前の元の画像の周囲等がカットされることを回避しつつ、スクリーン上の画像の表示サイズ、表示位置等の基本要素を変化させることができ、多様な表現が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る表示装置の構造を説明するブロック図である。
【図2】図1の装置を内蔵する遊技機の構造を示す側方断面図である。
【図3】図2に示す遊技機の概略的な正面図である。
【図4】移動表示における表示領域の変化の具体例を説明する図である。
【図5】ズーム表示で表示領域の変化の具体例を説明する図である。
【符号の説明】
25 カラー液晶パネル、 27 投射レンズ、 31 レンズ変位機構、 33 ズーム調整機構、 35 フォーカス調整機構、 41 遊技機主制御回路、 43 画像処理回路、 43a 表示データ発生回路、 43b 解像度変換回路、 43c キーストーン補正回路、 45a〜45c モータドライブ回路、 50 透光性スクリーン、 60 遊技機、 63 盤面、 70 表示装置本体、 80 本体側制御装置、 DA 表示領域、 PL 投射光、
Sd,Sr,Sk,Sm,Sz,Sf ステータス信号
Claims (12)
- 遊技機の盤面の少なくとも一部に形成されるリアプロジェクション型のスクリーンと、
前記スクリーンに画像を投射する投射レンズを備える投射装置と、
前記スクリーンの全領域のうち所定の表示領域に画像を投射させるとともに、遊技進行用の制御装置が発生する所定のステータス情報に基づいて前記投射レンズを駆動することにより、当該所定の表示領域を前記全領域中で変化させる光学系駆動手段と、
を備える遊技機の表示装置。 - 前記光学系駆動手段は、前記所定のステータス情報に応じて前記投射レンズを光軸に略垂直及び/または略平行な方向に変位させることを特徴とする請求項1記載の遊技機の表示装置。
- 前記光学系駆動手段は、前記所定のステータス情報に応じて前記投射レンズのズーム倍率を変化させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機の表示装置。
- 前記光学系駆動手段は、前記所定のステータス情報に応じて前記投射レンズによるフォーカス状態を変化させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の遊技機の表示装置。
- 前記投射装置に設けた表示素子を駆動する画像表示回路をさらに備え、前記画像表示回路は、前記所定のステータス情報に応じて前記表示素子の表示画像を変形させることを特徴とする請求項1記載の遊技機の表示装置。
- 前記画像表示回路は、キーストーン制御によって表示画像を変形させることを特徴とする請求項5記載の遊技機の表示装置。
- 前記画像表示回路は、前記所定のステータス情報に応じて前記表示素子の表示画像の解像度を調節することを特徴とする請求項5記載の遊技機の表示装置。
- 遊技機の盤面の少なくとも一部に形成されるリアプロジェクション型のスクリーンと、
前記スクリーンに画像を投射する投射レンズを備える投射装置と、
遊技進行用の制御装置が発生する所定のステータス情報に基づいて前記投射レンズを駆動することにより、前記投射レンズによるフォーカス状態を変化させる光学系駆動手段と
を備える遊技機の表示装置。 - 遊技機の盤面の少なくとも一部に形成されるリアプロジェクション型のスクリーンに、投射装置に設けた投射レンズを介して画像を投射する遊技用画像の表示方法であって、
前記スクリーンの全領域のうち所定の表示領域に画像を投射させるとともに、遊技進行用の所定のステータス情報に基づいて前記投射レンズを駆動することにより、当該所定の表示領域を前記全領域中で変化させることを特徴とする表示方法。 - 前記所定のステータス情報に応じて前記投射レンズを光軸に略垂直及び/または略平行な方向に変位させることによって、前記所定の表示領域を前記全領域中で変化させることを特徴とする請求項9記載の表示方法。
- 前記所定のステータス情報に応じて前記投射レンズのズーム倍率を変化させることによって、前記所定の表示領域を前記全領域中で変化させることを特徴とする請求項9または請求項10に記載の表示方法。
- 遊技機の盤面の少なくとも一部に形成されるリアプロジェクション型のスクリーンに、投射装置に設けた投射レンズを介して画像を投射する遊技用画像の表示方法であって、
遊技進行用の所定のステータス情報に基づいて前記投射レンズを駆動することにより、当該投射レンズによって投射される画像のフォーカス状態を変化させることを特徴とする表示方法。
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