JPH0715527Y2 - レーザメスチップ - Google Patents
レーザメスチップInfo
- Publication number
- JPH0715527Y2 JPH0715527Y2 JP1990016551U JP1655190U JPH0715527Y2 JP H0715527 Y2 JPH0715527 Y2 JP H0715527Y2 JP 1990016551 U JP1990016551 U JP 1990016551U JP 1655190 U JP1655190 U JP 1655190U JP H0715527 Y2 JPH0715527 Y2 JP H0715527Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- laser light
- laser knife
- tip
- knife
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Laser Surgery Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、レーザメスチップ、より詳細には、歯科治療
その他において、切開、蒸散、凝固等に使用するレーザ
メスチップに関する。
その他において、切開、蒸散、凝固等に使用するレーザ
メスチップに関する。
従来技術 第2図は、従来のレーザメスの一例を説明するための図
で、図中、1はレーザメスチップ、2はレーザ光線が伝
達されてくる光導体ケーブル、3はハンドピース部であ
る。光導体ケーブル2の図示しない端部は、レーザ光源
に接続され、該レーザ光源からのレーザ光が該光導体ケ
ーブル2を通して伝達されて来て、レーザメスチップ1
に導入される。このレーザメスチップは、例えば、石英
又はサファイアで、前述のようにして該レーザメスチッ
プ1のレーザ光導入端部1aにより該レーザメスチップ1
内に導入されたレーザ光源は、該レーザメスチップ1内
で全反射を繰り返しながら放射端部1bに向って進み、該
放射端部1bより放出され、周知のように、生体組織の切
開、蒸散、凝固等に使用される。而して、従来のレーザ
メスチップは、レーザ光の導入端部1a側の光軸と放射端
部1b側の光軸が一致しており、従って、レーザ光は該レ
ーザメスチップ1内を直進し効率より伝播する。しかし
ながら、直線状のレーザメスチップは口腔内、鼻孔内等
管状組織の側面等を治療する場合に非常に使いにくかっ
た。
で、図中、1はレーザメスチップ、2はレーザ光線が伝
達されてくる光導体ケーブル、3はハンドピース部であ
る。光導体ケーブル2の図示しない端部は、レーザ光源
に接続され、該レーザ光源からのレーザ光が該光導体ケ
ーブル2を通して伝達されて来て、レーザメスチップ1
に導入される。このレーザメスチップは、例えば、石英
又はサファイアで、前述のようにして該レーザメスチッ
プ1のレーザ光導入端部1aにより該レーザメスチップ1
内に導入されたレーザ光源は、該レーザメスチップ1内
で全反射を繰り返しながら放射端部1bに向って進み、該
放射端部1bより放出され、周知のように、生体組織の切
開、蒸散、凝固等に使用される。而して、従来のレーザ
メスチップは、レーザ光の導入端部1a側の光軸と放射端
部1b側の光軸が一致しており、従って、レーザ光は該レ
ーザメスチップ1内を直進し効率より伝播する。しかし
ながら、直線状のレーザメスチップは口腔内、鼻孔内等
管状組織の側面等を治療する場合に非常に使いにくかっ
た。
目的 本考案は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、
特に導入端部側と放射端部側とで光軸の異なるレーザメ
スチップを提供するとともに、該レーザメスチップの途
中でレーザ光が漏洩しないようにしたレーザメスチップ
を提供することを目的としてなされたものである。
特に導入端部側と放射端部側とで光軸の異なるレーザメ
スチップを提供するとともに、該レーザメスチップの途
中でレーザ光が漏洩しないようにしたレーザメスチップ
を提供することを目的としてなされたものである。
構成 第1図は、本考案によるレーザメスチップの一実施例を
説明するための構成図で、図中、第2図に示した従来技
術と同様に作用をする部分には、第2図の場合と同一の
参照番号が付してある。而して、本考案においては、レ
ーザメスチップ1はレーザ光導入端部側の光軸L1と、放
射端部側の光軸L2とが一致しておらず、換言すれば、導
入端部側1aと放射端部側1bとの間に湾曲部(曲り部)1c
を有し、ここで、レーザ光の進行方向を変えて気管;食
道;或いは胃等空腔内の壁面等の治療をしやすいように
している。しかしながら、このようにレーザメスチップ
1を曲げて構成すると、この曲げ部分でレーザ光が外部
へ漏れてしまい、放射端部1bに効率よくレーザ光が伝達
されなくなってしまう。このようなレーザ光の漏洩をな
くすために、図中に1′にて網かけして示したように、
レーザメスチップの曲げ部分の外周面を反射面に構成す
る。この反射面は、好ましくは金蒸着等によるが、必ず
しも、金蒸着に限られるものでなく、適用するレーザ光
に対して最も適した反射面を形成する材料を選択し、被
着の仕方は、その材料に合せて適宜行う。また、放射端
部1b側の表面を粗面に形成したり、最先端部を平面に構
成したりすることも可能であり、その他周知のレーザメ
スチップが備えている機能を付加するのは何らかまわな
い。
説明するための構成図で、図中、第2図に示した従来技
術と同様に作用をする部分には、第2図の場合と同一の
参照番号が付してある。而して、本考案においては、レ
ーザメスチップ1はレーザ光導入端部側の光軸L1と、放
射端部側の光軸L2とが一致しておらず、換言すれば、導
入端部側1aと放射端部側1bとの間に湾曲部(曲り部)1c
を有し、ここで、レーザ光の進行方向を変えて気管;食
道;或いは胃等空腔内の壁面等の治療をしやすいように
している。しかしながら、このようにレーザメスチップ
1を曲げて構成すると、この曲げ部分でレーザ光が外部
へ漏れてしまい、放射端部1bに効率よくレーザ光が伝達
されなくなってしまう。このようなレーザ光の漏洩をな
くすために、図中に1′にて網かけして示したように、
レーザメスチップの曲げ部分の外周面を反射面に構成す
る。この反射面は、好ましくは金蒸着等によるが、必ず
しも、金蒸着に限られるものでなく、適用するレーザ光
に対して最も適した反射面を形成する材料を選択し、被
着の仕方は、その材料に合せて適宜行う。また、放射端
部1b側の表面を粗面に形成したり、最先端部を平面に構
成したりすることも可能であり、その他周知のレーザメ
スチップが備えている機能を付加するのは何らかまわな
い。
効果 以上の説明から明らかなように、本考案によると、レー
ザメスチップのレーザ光導入端部と放射端側とで光軸が
合っていないため、つまり、レーザメスチップが曲って
いるため、レーザメスチップの先端を直線状のレーザメ
スチップでは近づけ難い場所に接近させて施術すること
ができ、しかも、レーザメスチップの曲り部外周部に反
射手段が講じられているので、レーザ光の漏洩も少な
く、従って、目的とする箇所にのみレーザ光を照射する
ことができるので、安全であり、しかも効率よくレーザ
光を伝達することができる。
ザメスチップのレーザ光導入端部と放射端側とで光軸が
合っていないため、つまり、レーザメスチップが曲って
いるため、レーザメスチップの先端を直線状のレーザメ
スチップでは近づけ難い場所に接近させて施術すること
ができ、しかも、レーザメスチップの曲り部外周部に反
射手段が講じられているので、レーザ光の漏洩も少な
く、従って、目的とする箇所にのみレーザ光を照射する
ことができるので、安全であり、しかも効率よくレーザ
光を伝達することができる。
第1図は、本考案によるレーザメスチップの一実施例を
説明するための構成図、第2図は、従来のレーザメスチ
ップの一例を説明するための構成図である。 1……レーザメスチップ、1′……反射コーティング
部、1a……レーザ光導入端、1b……レーザ光放射端、1c
……曲り部、2……光導体ケーブル、3……ハンドピー
ス部。
説明するための構成図、第2図は、従来のレーザメスチ
ップの一例を説明するための構成図である。 1……レーザメスチップ、1′……反射コーティング
部、1a……レーザ光導入端、1b……レーザ光放射端、1c
……曲り部、2……光導体ケーブル、3……ハンドピー
ス部。
Claims (1)
- 【請求項1】レーザ光が伝達されてくる光導体ケーブル
に接続されて使用されるレーザメスであって、該レーザ
メスは、前記レーザ光が導入されるレーザ光導入端部
と、導入されたレーザ光が放出されるレーザ光放射端部
と、該レーザ光導入端部と放射端部との間に設けられた
少なくとも1箇所の湾曲部を有し、該湾曲部外面に反射
部材が施されていることを特徴とするレーザメスチッ
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990016551U JPH0715527Y2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | レーザメスチップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990016551U JPH0715527Y2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | レーザメスチップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03107909U JPH03107909U (ja) | 1991-11-06 |
JPH0715527Y2 true JPH0715527Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=31519812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990016551U Expired - Lifetime JPH0715527Y2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | レーザメスチップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715527Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61280873A (ja) * | 1985-06-06 | 1986-12-11 | 富士電機株式会社 | レ−ザ照射装置 |
JPS62201961U (ja) * | 1986-06-13 | 1987-12-23 | ||
JPH0613782B2 (ja) * | 1986-07-14 | 1994-02-23 | 株式会社川島織物 | 壁面のペンキ塗装工法 |
JPS63197447A (ja) * | 1987-02-13 | 1988-08-16 | 株式会社 モリタ製作所 | レ−ザメスチツプ |
JPS63267348A (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-04 | Olympus Optical Co Ltd | レ−ザプロ−ブ |
-
1990
- 1990-02-21 JP JP1990016551U patent/JPH0715527Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03107909U (ja) | 1991-11-06 |
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