JPH0910227A - 歯科用超音波治療具 - Google Patents
歯科用超音波治療具Info
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- JPH0910227A JPH0910227A JP16528195A JP16528195A JPH0910227A JP H0910227 A JPH0910227 A JP H0910227A JP 16528195 A JP16528195 A JP 16528195A JP 16528195 A JP16528195 A JP 16528195A JP H0910227 A JPH0910227 A JP H0910227A
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- light guide
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- 238000009210 therapy by ultrasound Methods 0.000 claims description 14
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000002560 therapeutic procedure Methods 0.000 claims 1
- 210000000214 mouth Anatomy 0.000 abstract description 4
- 230000001225 therapeutic effect Effects 0.000 description 6
- 208000006558 Dental Calculus Diseases 0.000 description 3
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C17/00—Devices for cleaning, polishing, rinsing or drying teeth, teeth cavities or prostheses; Saliva removers; Dental appliances for receiving spittle
- A61C17/16—Power-driven cleaning or polishing devices
- A61C17/20—Power-driven cleaning or polishing devices using ultrasonics
Abstract
(57)【要約】
【目的】 歯科治療に用いる超音波スケーラ、ルート
プレーニング等において、作業部所はもちろん、その近
辺をも照明するようにし、もって、口腔内全体を明るく
し、作業の安全性及び作業効率の向上を図る。 【構成】 超音波振動子1に連結され該超音波振動子1
により駆動される作業工具5及びハンドピースハウジン
グ4内に配設されたライトガイド3とを有し、該ライト
ガイド3を通して伝送されてくる光を作業工具5の先端
部近傍に照明する。光照射面が作業工具5の軸を囲むよ
うに円環状に配設され、該円環状の面全面から光が照射
され、かつ、照射された光が前記作業工具5の作業点近
傍を照明する。
プレーニング等において、作業部所はもちろん、その近
辺をも照明するようにし、もって、口腔内全体を明るく
し、作業の安全性及び作業効率の向上を図る。 【構成】 超音波振動子1に連結され該超音波振動子1
により駆動される作業工具5及びハンドピースハウジン
グ4内に配設されたライトガイド3とを有し、該ライト
ガイド3を通して伝送されてくる光を作業工具5の先端
部近傍に照明する。光照射面が作業工具5の軸を囲むよ
うに円環状に配設され、該円環状の面全面から光が照射
され、かつ、照射された光が前記作業工具5の作業点近
傍を照明する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯科治療において、歯
石除去、ルートプレーニング等を行なうのに使用する超
音波振動子付きの歯科用超音波治療具に関する。
石除去、ルートプレーニング等を行なうのに使用する超
音波振動子付きの歯科用超音波治療具に関する。
【0002】
【従来の技術】歯科治療においては、歯石の除去、根管
の平面化(Root Plannig)等を行うために、最近では、
一般的には、超音波振動子を用いたハンドピースを使用
している。図7は、超音波振動子を用いたハンドピース
の例としての周知の超音波スケーラ(scaler)の一例を
説明するための要部断面構成図で、図中、1は超音波振
動子、2は接続プラグ部、3はライトガイドで、これら
がハンドピースハウジング4内に収納され、前記超音波
振動子1に作業工具5が着脱自在に装着され、該作業工
具5が超音波振動されて歯石の除去が行なわれる。6は
接続ソケット部、7は光源ランプで、接続プラグ部2と
接続ソケット部6を接続した時に、光源ランプ7からの
光がライトガイド3内に導入され、該ライトガイド3を
通してハンドピース10先端部まで伝達され、該先端部
より放射されて作業工具5の先端部(作業部)を照明す
るようにしている。
の平面化(Root Plannig)等を行うために、最近では、
一般的には、超音波振動子を用いたハンドピースを使用
している。図7は、超音波振動子を用いたハンドピース
の例としての周知の超音波スケーラ(scaler)の一例を
説明するための要部断面構成図で、図中、1は超音波振
動子、2は接続プラグ部、3はライトガイドで、これら
がハンドピースハウジング4内に収納され、前記超音波
振動子1に作業工具5が着脱自在に装着され、該作業工
具5が超音波振動されて歯石の除去が行なわれる。6は
接続ソケット部、7は光源ランプで、接続プラグ部2と
接続ソケット部6を接続した時に、光源ランプ7からの
光がライトガイド3内に導入され、該ライトガイド3を
通してハンドピース10先端部まで伝達され、該先端部
より放射されて作業工具5の先端部(作業部)を照明す
るようにしている。
【0003】上述のように、従来、超音波スケーラやル
ートプレーニングでは、作業部所(具体的には、作業工
具5の先端部近傍)を見やすくするために、ライトガイ
ド3を通して伝送されてきた光で、該作業部所を照明す
るようにしているが、その際、一般的には、ライトガイ
ド3を31,32の2本に分割し、2箇所から作業部所を
照明するようにしている。
ートプレーニングでは、作業部所(具体的には、作業工
具5の先端部近傍)を見やすくするために、ライトガイ
ド3を通して伝送されてきた光で、該作業部所を照明す
るようにしているが、その際、一般的には、ライトガイ
ド3を31,32の2本に分割し、2箇所から作業部所を
照明するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のごとき
従来技術によると、作業部所は比較的明るく照明される
が、そのまわりが暗く、特に、口腔内での作業であるた
め、作業部所近辺の様子がよく分らず、作業がしにく
く、安全性及び作業能率の点で問題があった。本発明
は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、特に、
歯科治療に用いる超音波スケーラ、ルートプレーニング
等において、作業部所はもちろん、その近辺をも照明す
るようにし、もって、作業の安全性及び作業効率の向上
を図ることを目的としてなされたものである。
従来技術によると、作業部所は比較的明るく照明される
が、そのまわりが暗く、特に、口腔内での作業であるた
め、作業部所近辺の様子がよく分らず、作業がしにく
く、安全性及び作業能率の点で問題があった。本発明
は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、特に、
歯科治療に用いる超音波スケーラ、ルートプレーニング
等において、作業部所はもちろん、その近辺をも照明す
るようにし、もって、作業の安全性及び作業効率の向上
を図ることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、超音
波振動子を内蔵したハンドピースハウジングと、前記超
音波振動子に連結され該超音波振動子により駆動される
作業工具と、前記ハンドピースハウジング内に配設され
たライトガイドとを有し、該ライトガイドを通して伝送
されてくる光を前記ハンドピースハウジングの先端部よ
り前記作業工具の先端部近傍に向けて照射するようにし
た歯科用超音波治療具において、前記ライトガイドの光
照射面が前記ハウジングの先端面に前記作業工具の軸を
囲むように円環状に配設され、照射された光が前記作業
工具の作業点近傍を照明するようにしたことを特徴とし
たものである。請求項2の発明は、請求項1の発明にお
いて、前記ライトガイドが複数個に分割されて前記ハン
ドピースハウジングの先端面に円環状に配設されてお
り、分割された各光照射面から照射された光が前記作業
工具の作業点近傍を照明するようにしたことを特徴とし
たものである。請求項3の発明は、請求項2の発明にお
いて、前記分割された各ライトガイドの先端部に、耐
熱,耐水性の光学部材が一体に接続されており、前記ラ
イトガイドを通して伝送されてきた光を該光学部材を通
して放射されるようにしたことを特徴としたものであ
る。請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記
光学部材の光放射面が凸面又は凹面に形成されているこ
とを特徴としたものである。請求項5の発明は、請求項
3の発明において、前記光学部材の光照射面が粗面に形
成されていることを特徴としたものである。請求項6の
発明は、超音波振動子を内蔵したハンドピースハウジン
グと、前記超音波振動子に連結され該超音波振動子によ
り駆動される作業工具と、前記ハンドピースハウジング
内に配設されたライトガイドとを有し、該ライトガイド
を通して伝送されてくる光を前記ハンドピースハウジン
グの先端部より前記作業工具の先端部近傍に向けて照射
するようにした歯科用超音波治療具において、前記ハウ
ジングの先端面に前記作業工具の軸を囲むように配設さ
れた円環状の光学部材を有し、前記ライトガイドを通し
て伝送されてきた光を該光学部材を通して放射するよう
にしたことを特徴としたものである。請求項7の発明
は、請求項6の発明において、前記円環状光学部材の光
放射面が凸面又は凹面に形成されていることを特徴とし
たものである。請求項8の発明は、請求項6の発明にお
いて、前記円環状光学部材の光放射面が粗面に形成され
ていることを特徴としたものである。請求項9の発明
は、請求項1乃至8の発明において、前記ライトガイド
に光を導入する光源が、前記ハンドピースハウジング外
にあり、該光源からの光を前記ライトガイドの端部で受
け、該ライトガイドを通して前記ハンドピースハウジン
グの先端部に導くようにしたことを特徴としたものであ
る。
波振動子を内蔵したハンドピースハウジングと、前記超
音波振動子に連結され該超音波振動子により駆動される
作業工具と、前記ハンドピースハウジング内に配設され
たライトガイドとを有し、該ライトガイドを通して伝送
されてくる光を前記ハンドピースハウジングの先端部よ
り前記作業工具の先端部近傍に向けて照射するようにし
た歯科用超音波治療具において、前記ライトガイドの光
照射面が前記ハウジングの先端面に前記作業工具の軸を
囲むように円環状に配設され、照射された光が前記作業
工具の作業点近傍を照明するようにしたことを特徴とし
たものである。請求項2の発明は、請求項1の発明にお
いて、前記ライトガイドが複数個に分割されて前記ハン
ドピースハウジングの先端面に円環状に配設されてお
り、分割された各光照射面から照射された光が前記作業
工具の作業点近傍を照明するようにしたことを特徴とし
たものである。請求項3の発明は、請求項2の発明にお
いて、前記分割された各ライトガイドの先端部に、耐
熱,耐水性の光学部材が一体に接続されており、前記ラ
イトガイドを通して伝送されてきた光を該光学部材を通
して放射されるようにしたことを特徴としたものであ
る。請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記
光学部材の光放射面が凸面又は凹面に形成されているこ
とを特徴としたものである。請求項5の発明は、請求項
3の発明において、前記光学部材の光照射面が粗面に形
成されていることを特徴としたものである。請求項6の
発明は、超音波振動子を内蔵したハンドピースハウジン
グと、前記超音波振動子に連結され該超音波振動子によ
り駆動される作業工具と、前記ハンドピースハウジング
内に配設されたライトガイドとを有し、該ライトガイド
を通して伝送されてくる光を前記ハンドピースハウジン
グの先端部より前記作業工具の先端部近傍に向けて照射
するようにした歯科用超音波治療具において、前記ハウ
ジングの先端面に前記作業工具の軸を囲むように配設さ
れた円環状の光学部材を有し、前記ライトガイドを通し
て伝送されてきた光を該光学部材を通して放射するよう
にしたことを特徴としたものである。請求項7の発明
は、請求項6の発明において、前記円環状光学部材の光
放射面が凸面又は凹面に形成されていることを特徴とし
たものである。請求項8の発明は、請求項6の発明にお
いて、前記円環状光学部材の光放射面が粗面に形成され
ていることを特徴としたものである。請求項9の発明
は、請求項1乃至8の発明において、前記ライトガイド
に光を導入する光源が、前記ハンドピースハウジング外
にあり、該光源からの光を前記ライトガイドの端部で受
け、該ライトガイドを通して前記ハンドピースハウジン
グの先端部に導くようにしたことを特徴としたものであ
る。
【0006】
【作用】超音波振動子を用いた超音波スケーラ、ルート
プレーニング等において、ハンドピースの先端部に円環
状に光放射部を設け、該円環状の光放射部から放射され
る光によって作業部所及び該作業部所の近辺を照明する
ようにした。
プレーニング等において、ハンドピースの先端部に円環
状に光放射部を設け、該円環状の光放射部から放射され
る光によって作業部所及び該作業部所の近辺を照明する
ようにした。
【0007】
【実施例】図1は、本発明による超音波スケーラの一実
施例を説明するための断面概略構成図で、図中、図7に
示した従来技術と同様の作用をする部分には、図7の場
合と同一の参照番号が付してある。而して、従来の超音
波スケーラにおいては、ライトガイド3はハンドピース
10内の途中で31,32の2本に分れ、該ハンドピース
10の先端部の2箇所から光を放射するようにしていた
が、本発明においては、ハンドピース10の先端部に、
作業工具5の軸を囲むように、ライトガイド3の光放出
端が円環状に配設されており、ライトガイド3を通して
伝送されてきた光を円環状に放射するようにし、或い
は、ライトガイド3を、図1に示すように、3以上の複
数個のバンドル(31,32,…3i…3n)に分割し、こ
れら複数のバンドルに分割されたライトガイド(31〜
3n)の放出端を作業工具5の軸を囲むように円環状に
配設し、もって、前記円環状の光放出端から放射される
光により、作業工具5の作業部所及びその近辺を照明す
るようにしたものである。
施例を説明するための断面概略構成図で、図中、図7に
示した従来技術と同様の作用をする部分には、図7の場
合と同一の参照番号が付してある。而して、従来の超音
波スケーラにおいては、ライトガイド3はハンドピース
10内の途中で31,32の2本に分れ、該ハンドピース
10の先端部の2箇所から光を放射するようにしていた
が、本発明においては、ハンドピース10の先端部に、
作業工具5の軸を囲むように、ライトガイド3の光放出
端が円環状に配設されており、ライトガイド3を通して
伝送されてきた光を円環状に放射するようにし、或い
は、ライトガイド3を、図1に示すように、3以上の複
数個のバンドル(31,32,…3i…3n)に分割し、こ
れら複数のバンドルに分割されたライトガイド(31〜
3n)の放出端を作業工具5の軸を囲むように円環状に
配設し、もって、前記円環状の光放出端から放射される
光により、作業工具5の作業部所及びその近辺を照明す
るようにしたものである。
【0008】図2は、ハンドピース10の先端部を正面
から見た時の概略図で、図2(A)は従来のハンドピー
ス、図2(B)は本発明によるハンドピースの例を示
し、図(A)示すように、従来のハンドピースにおいて
は、前述のように、ライトガイド3はハンドピース10
内にて2分割され、31,32の2箇所から光が放射され
るようになっている。これに対して、本発明では、ライ
トガイド3を3以上の複数のファイバー束(バンドル)
31,32…,3i…3nに分割し、これらの分割された
光放出端をハンドピース10の先端部に円環状に配設
し、これにより、作業部位及びその近辺を円環状に照明
するようにしたり、或いは、図2(C)に示すように、
ハンドピース10の先端部に円環状の光学部材12を設
け、2〜4程度に分割されたライトガイド束を通して伝
送されてきた光を該円環状の光学部材12に導入し、該
光学部材12を通して作業部位及びその近辺を円環状に
照射するようにしたものである。
から見た時の概略図で、図2(A)は従来のハンドピー
ス、図2(B)は本発明によるハンドピースの例を示
し、図(A)示すように、従来のハンドピースにおいて
は、前述のように、ライトガイド3はハンドピース10
内にて2分割され、31,32の2箇所から光が放射され
るようになっている。これに対して、本発明では、ライ
トガイド3を3以上の複数のファイバー束(バンドル)
31,32…,3i…3nに分割し、これらの分割された
光放出端をハンドピース10の先端部に円環状に配設
し、これにより、作業部位及びその近辺を円環状に照明
するようにしたり、或いは、図2(C)に示すように、
ハンドピース10の先端部に円環状の光学部材12を設
け、2〜4程度に分割されたライトガイド束を通して伝
送されてきた光を該円環状の光学部材12に導入し、該
光学部材12を通して作業部位及びその近辺を円環状に
照射するようにしたものである。
【0009】図3は、本発明を超音波スケーラに適用し
た場合の一例を説明するための要部拡大断面図で、図
中、3(31…3i…3n)はライトガイド、4はハンド
ピースハウジング、111…11i…11nはそれぞれ前
述のライトガイド3(31…3i…3n)の先端部に接続
された光学部材で、該光学部材は、耐熱性,耐水性の透
光部材で形成されており、また、ライトガイド3の図示
しない他端部(光導入端部)にも、同様の機能を有する
光学部材が接続されており、これにより、ライトガイド
がバンドルファイバ等により形成されている場合に、バ
ンドル端面のクラッド層等を耐熱,耐水保護し、これに
よって、ハンドピース全体をオートクレーブ可能にして
いる。
た場合の一例を説明するための要部拡大断面図で、図
中、3(31…3i…3n)はライトガイド、4はハンド
ピースハウジング、111…11i…11nはそれぞれ前
述のライトガイド3(31…3i…3n)の先端部に接続
された光学部材で、該光学部材は、耐熱性,耐水性の透
光部材で形成されており、また、ライトガイド3の図示
しない他端部(光導入端部)にも、同様の機能を有する
光学部材が接続されており、これにより、ライトガイド
がバンドルファイバ等により形成されている場合に、バ
ンドル端面のクラッド層等を耐熱,耐水保護し、これに
よって、ハンドピース全体をオートクレーブ可能にして
いる。
【0010】図4は、図3に示したライトガイド3(3
1〜3n)(図には、代表して1本のみを参照番号3にて
示す)の先端部の様子を示す拡大断面図(図4(A))
及び斜視図(図4(B))で、各ライトガイド31〜3n
の先端部には、耐熱,耐水性の光学部材111〜11
n(代表して11にて示す)が取り付けられており、こ
れによって、オートクレーブを可能にしている。而し
て、図4に示した実施例においては、各光学部材11の
光放射面11aは平面に形成されており、図3に示した
実施例と同様、各光放射面中から放出される光の略中心
線上に作業工具5の作業点がくるようになっている。な
お、光学部材11(111〜11n)は、その全数又は一
部の光放射面が粗面になるようにし、口腔内の照明パタ
ーンを所望のパターンにすることができる。
1〜3n)(図には、代表して1本のみを参照番号3にて
示す)の先端部の様子を示す拡大断面図(図4(A))
及び斜視図(図4(B))で、各ライトガイド31〜3n
の先端部には、耐熱,耐水性の光学部材111〜11
n(代表して11にて示す)が取り付けられており、こ
れによって、オートクレーブを可能にしている。而し
て、図4に示した実施例においては、各光学部材11の
光放射面11aは平面に形成されており、図3に示した
実施例と同様、各光放射面中から放出される光の略中心
線上に作業工具5の作業点がくるようになっている。な
お、光学部材11(111〜11n)は、その全数又は一
部の光放射面が粗面になるようにし、口腔内の照明パタ
ーンを所望のパターンにすることができる。
【0011】図5は、ライトガイドの先端部の様子を示
す他の実施例の拡大断面図(図5(A))及び斜視図
(図5(B))で、この実施例においても、各ライトガ
イドの先端部には、耐熱,耐水性の光学部材11が取り
付けられているが、この実施例においては、各光学部材
11の先端11aが凹面又は凸面に形成されており、こ
れにより、各光学部材11から放射される光の放射角度
が広げ、或いは、狭め、作業工具5の先端部近傍をより
広範に、或いは、先端部近傍にしぼって照明することが
できる。
す他の実施例の拡大断面図(図5(A))及び斜視図
(図5(B))で、この実施例においても、各ライトガ
イドの先端部には、耐熱,耐水性の光学部材11が取り
付けられているが、この実施例においては、各光学部材
11の先端11aが凹面又は凸面に形成されており、こ
れにより、各光学部材11から放射される光の放射角度
が広げ、或いは、狭め、作業工具5の先端部近傍をより
広範に、或いは、先端部近傍にしぼって照明することが
できる。
【0012】図6は、本発明の他の実施例を説明するた
めの要部拡大断面図(図6(A))及び要部斜視図で、
この実施例においては、ライトガイドは31,32の2本
(3本でも4本でもよいが、図4及び図5に示した実施
例ほど多くない)であり、その代り、これらライトガイ
ド31,32の先端に、円環状の耐熱,耐水性の光学部材
12が取り付けられており、これにより、ハンドピース
10の先端からは、略円環状に光が放射され、図4及び
図5に示した実施例と同様、作業工具5の作業点及びそ
の近傍を効果的に照明することができる。なお、この実
施例においても、円環状光学部材12の光放出面12a
を粗面にしたり、或いは、凹面,凸面にする等して光の
散乱,拡散,集束等の機能を持たせるようにしてよいこ
とは容易に理解できよう。
めの要部拡大断面図(図6(A))及び要部斜視図で、
この実施例においては、ライトガイドは31,32の2本
(3本でも4本でもよいが、図4及び図5に示した実施
例ほど多くない)であり、その代り、これらライトガイ
ド31,32の先端に、円環状の耐熱,耐水性の光学部材
12が取り付けられており、これにより、ハンドピース
10の先端からは、略円環状に光が放射され、図4及び
図5に示した実施例と同様、作業工具5の作業点及びそ
の近傍を効果的に照明することができる。なお、この実
施例においても、円環状光学部材12の光放出面12a
を粗面にしたり、或いは、凹面,凸面にする等して光の
散乱,拡散,集束等の機能を持たせるようにしてよいこ
とは容易に理解できよう。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、超音波振動子を用いた歯科用ハンドピースに
おいて、作業工具の作業位置及びその近傍を比較的広範
に照明することができ、従って、口腔内全体が明るくな
り、歯科治療作業が非常にし易くなり、しかも、治療作
業を安全に行うことができる。
によると、超音波振動子を用いた歯科用ハンドピースに
おいて、作業工具の作業位置及びその近傍を比較的広範
に照明することができ、従って、口腔内全体が明るくな
り、歯科治療作業が非常にし易くなり、しかも、治療作
業を安全に行うことができる。
【図1】 本発明による歯科用超音波治療具(超音波ス
ケーラ)の一例を説明するための要部断面図である。
ケーラ)の一例を説明するための要部断面図である。
【図2】 従来及び本発明による治療具の光放出端面の
概略正面図である。
概略正面図である。
【図3】 本発明による治療具の要部拡大断面図であ
る。
る。
【図4】 本発明による治療具の一例を示す要部拡大断
面図及び斜視図である。
面図及び斜視図である。
【図5】 本発明による治療具の他の例を示す要部拡大
断面図及び斜視図である。
断面図及び斜視図である。
【図6】 本発明による治療具の更に他の例を示す要部
拡大断面図及び斜視図である。
拡大断面図及び斜視図である。
【図7】 従来の超音波歯科用治療具の一例を説明する
ための断面図である。
ための断面図である。
1…超音波振動子、2…プラグ端子、3(31〜3n)…
ライトガイド、4…ハンドピースハウジング、5…作業
工具、6…ソケット端子、7…光源ランプ、10…ハン
ドピース。
ライトガイド、4…ハンドピースハウジング、5…作業
工具、6…ソケット端子、7…光源ランプ、10…ハン
ドピース。
Claims (9)
- 【請求項1】 超音波振動子を内蔵したハンドピースハ
ウジングと、前記超音波振動子に連結され該超音波振動
子により駆動される作業工具と、前記ハンドピースハウ
ジング内に配設されたライトガイドとを有し、該ライト
ガイドを通して伝送されてくる光を前記ハンドピースハ
ウジングの先端部より前記作業工具の先端部近傍に向け
て照射するようにした歯科用超音波治療具において、前
記ライトガイドの光照射面が前記ハウジングの先端面に
前記作業工具の軸を囲むように円環状に配設され、照射
された光が前記作業工具の作業点近傍を照明するように
したことを特徴とする歯科用超音波治療具。 - 【請求項2】 ライトガイドが複数個に分割されて前記
ハンドピースハウジングの先端面に円環状に配設されて
おり、分割された各光照射面から照射された光が前記作
業工具の作業点近傍を照明するようにしたことを特徴と
する請求項1に記載の歯科用超音波治療具。 - 【請求項3】 前記分割された各ライトガイドの先端部
に、耐熱,耐水性の光学部材が一体に接続されており、
前記ライトガイドを通して伝送されてきた光を該光学部
材を通して放射されるようにしたことを特徴とする請求
項2に記載の歯科用超音波治療具。 - 【請求項4】 前記光学部材の光放射面が凸面又は凹面
に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の歯
科用超音波治療具。 - 【請求項5】 前記光学部材の光照射面が粗面に形成さ
れていることを特徴とする請求項3に記載の歯科用超音
波治療具。 - 【請求項6】 超音波振動子を内蔵したハンドピースハ
ウジングと、前記超音波振動子に連結され該超音波振動
子により駆動される作業工具と、前記ハンドピースハウ
ジング内に配設されたライトガイドとを有し、該ライト
ガイドを通して伝送されてくる光を前記ハンドピースハ
ウジングの先端部より前記作業工具の先端部近傍に向け
て照射するようにした歯科用超音波治療具において、前
記ハウジングの先端面に前記作業工具の軸を囲むように
配設された円環状の光学部材を有し、前記ライトガイド
を通して伝送されてきた光を該光学部材を通して放射す
るようにしたことを特徴とする歯科用超音波治療具。 - 【請求項7】 前記円環状光学部材の光放射面が凸面又
は凹面に形成されていることを特徴とする請求項6に記
載の歯科用超音波治療具。 - 【請求項8】 前記円環状光学部材の光放射面が粗面に
形成されていることを特徴とする請求項6に記載の歯科
用超音波治療具。 - 【請求項9】 前記ライトガイドに光を導入する光源
が、前記ハンドピースハウジング外にあり、該光源から
の光を前記ライトガイドの端部で受け、該ライトガイド
を通して前記ハンドピースハウジングの先端部に導くよ
うにしたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに
記載の歯科用超音波治療具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16528195A JPH0910227A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 歯科用超音波治療具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16528195A JPH0910227A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 歯科用超音波治療具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0910227A true JPH0910227A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15809356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16528195A Pending JPH0910227A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 歯科用超音波治療具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0910227A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005041808A1 (en) * | 2003-11-03 | 2005-05-12 | Pal-Hyung Lee | Dental scaler |
US7131837B2 (en) | 2003-10-31 | 2006-11-07 | Dentsply International Inc. | Vertically and horizontally standing dental scaler system and method |
KR101020708B1 (ko) * | 2010-09-06 | 2011-03-09 | 한국세라믹기술원 | 광 조사 기능을 구비한 초음파 방식 의료 시술용 핸드 피스 |
JP2017501833A (ja) * | 2014-01-09 | 2017-01-19 | ケンウッド リミテッドKenwood Limited | スタンドミキサー装置における改善またはスタンドミキサー装置に関する改善 |
WO2020040311A1 (ja) * | 2018-08-23 | 2020-02-27 | 株式会社ベテル | 口腔内清掃用具、及びそれに用いるヘッド部品 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP16528195A patent/JPH0910227A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112654275A (zh) * | 2018-08-23 | 2021-04-13 | 株式会社伯特利 | 口腔内清洁用具和用于其的头部件 |
JPWO2020040311A1 (ja) * | 2018-08-23 | 2021-08-26 | 株式会社ベテル | 口腔内清掃用具、及びそれに用いるヘッド部品 |
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