JPH0715501U - 環状物品の包装装置 - Google Patents

環状物品の包装装置

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JPH0715501U
JPH0715501U JP4632493U JP4632493U JPH0715501U JP H0715501 U JPH0715501 U JP H0715501U JP 4632493 U JP4632493 U JP 4632493U JP 4632493 U JP4632493 U JP 4632493U JP H0715501 U JPH0715501 U JP H0715501U
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JP
Japan
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article
heat
packaging material
packaging
tire
Prior art date
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Pending
Application number
JP4632493U
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English (en)
Inventor
醇二 瀧
伸行 高垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Seal Inc
Original Assignee
Fuji Seal Inc
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Publication date
Application filed by Fuji Seal Inc filed Critical Fuji Seal Inc
Priority to JP4632493U priority Critical patent/JPH0715501U/ja
Publication of JPH0715501U publication Critical patent/JPH0715501U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、フィルムの両端部の接着強度を増
して仮に物品を放り投げたり等して乱暴に取り扱って
も、包材の接合部分が破断するおそれがないようにす
る。 【構成】 環状の物品1をヒートシール性を有する包材
3で被覆し、該包材3の両端部5a,5bを互いに加熱シー
ルすることにより、該物品1を包装するための環状物品
の包装装置であって、前記包材3の両端部5a,5bの接合
面に熱風を噴出する手段15と、ガイド10及び前記熱風を
噴出する手段15に対して物品1を相対回転させるための
回転手段7,8と、加熱された両端部5a,5bを圧着させ
るための押圧装置19とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばタイヤのような環状の物品を包材で包装する環状物品の包装 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、タイヤのような環状の物品を包装する場合には、図7に示す如く包材 としての筒状の熱収縮フィルム40を物品41の外周に巻付けた状態で加熱収縮させ た後に、左右方向から一対の熱接着用リング体43,43にて該フィルム50の両端部 40a,40bをその内面同士が接触するように全周にわたって加熱接着している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の包装手段は、熱接着用リング体43,43でフィルム50 の両端部40a,40b を両側外方向から押圧する構成であるため、フィルム50の加 熱部分を劣化させ、接着強度が低下してしまい、物品41の運搬等の取扱い時に両 端部40a,40b の接着部分が破断し易くなる欠点があった。
【0004】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、フィルムの両端部の接 着強度を増して仮に物品を放り投げたり等して乱暴に取り扱っても、包材の接合 部分が破断するおそれがないようにすることができる環状物品の包装装置を提供 することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案が上記課題を解決するために講じた技術的手段は、環状の物品1をヒー トシール性を有する包材3で被覆し、該包材3の両端部5a,5bを互いに加熱シー ルすることにより、該物品1を包装するための環状物品の包装装置であって、前 記包材3の両端部5a,5bの接合面に熱風を噴出する手段15と、該記熱風を噴出す る手段15に対して物品1を相対回転させるための回転手段7,8と、加熱された 両端部5a,5bを圧着させるための押圧装置19とを備えてなることにある。
【0006】
【作用】
本考案の環状物品の包装装置において、熱風を噴出する手段15は、包材3の両 端部5a,5bの接合面に熱風を噴出し、また、物品1は回転手段7,8 により周方向 に回転するので、例えば熱風を噴出する手段15で両端部5a,5bの一方の表面と他 方の裏面とを周方向に沿って加熱させることができる。この加熱に際しては、両 端部5a,5bの接合面側を効率良く加熱するので、包材3を必要以上に加熱する必 要はなく、包材3の加熱部分の劣化を好適に防止することができる。
【0007】 更に、重合面側の加熱された両端部5a,5bを押圧装置19で圧着すると、該両端 部5a,5bは互いに重り合った状態でヒートシールされ、接合強度が増す。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例としてタイヤを熱収縮フィルムで包装する場合につい て、図面を参照しながら説明する。
【0009】 図1〜図3において、1は環状を呈する物品としてのタイヤで、その外周面に は、包材としてヒートシール性を有する熱収縮フィルム3が被覆されている。こ の熱収縮フィルム3は、筒状の熱収縮フィルム3をタイヤ1に外嵌し、更に、該 熱収縮フィルム3を加熱収縮させる。次に、熱収縮フィルム3の両端部5a,5bを 内側に折り込んで一方5aの表面と他方5bの裏面とが重合されている。
【0010】 7は前記タイヤ1が載置される下部回転ローラで、8はタイヤ1の側面に当接 する左右一対の側部回転ローラで、少なくとも下部回転ローラ7及び側部回転ロ ーラ8の一方は回転駆動するようになっており、タイヤ1を矢印A方向に回転さ せ且つ所定の位置で停止させることができるようになっている。
【0011】 10は前記熱収縮フィルム3の両端部5a,5b間に介在され両端部5a,5b間に間隙 12を形成するためのガイドで、該ガイド10は下側の一方の端部5aに沿うように湾 曲形成された下片11と上側の他方の端部5bを保持する上部片13とから断面略くの 字状に形成されている。
【0012】 15はヒーター装置16の先端に連結された熱風を噴出するためのノズル15で、該 ノズル15に前記ガイド体10が一体的に取付けられ、ノズル15の噴出口15a は、タ イヤ1の回転方向Aに対して前方向きに設けられている。このノズル15の先端部 分は熱収縮フィルム3の両端部5a,5b間に挿入されることから可及的に薄く形成 するのが好ましい。
【0013】 また、ノズル15及びヒーター装置16は、該ノズル15の先端部分が両端部5a,5b 間に挿入される位置と、両端部5a,5bから離れる位置と移動可能なように、左右 方向に出退自在に設けられている。
【0014】 19は前記ノズル15により噴出された熱風により接着性を有する両端部5a,5bを 上方からタイヤ1の内周面側に押圧するための押圧装置で、前記ノズル15の後方 位置に設けられている。該押圧装置19は両端部5a,5bを上方から圧接する水平の 押圧ローラ20と、該押圧ローラ20を回転自在に保持する保持体21と、押圧ローラ 20に両端部5a,5bへの押圧力を付与すべく保持体21を昇降させるためのシリンダ ー23とを備えている。
【0015】 本実施例の環状物品の包装装置は以上の構成からなり、次にその装置を使用し てタイヤ1を包装する場合について説明する。 先ず、筒状の熱収縮フィルム3をタイヤ1に外嵌し(図4(イ))、更に、タ イヤ1内に心棒26を挿入した状態で、熱収縮フィルム3を加熱収縮させた後に( 同図(ロ))、該熱収縮フィルム3の一方の端部5aの表面と他方の端部5bの裏面 とが重合するように、該両端部5a,5bをタイヤ1の内周面側に折り込む(同図( ハ))。
【0016】 次に、上記の如く熱収縮フィルム3に被覆されたタイヤ1を、上記下部回転ロ ーラ7及び側部回転ローラ8にて保持すると共に、ガイド体10及びノズル15を熱 収縮フィルム3の両端部5a,5bに接近させ、両端部5a,5b間に挿入する。このと き、該両端部5a,5b間には間隙12が形成され、ノズル15が両端部5a,5bに接触す ることはない。
【0017】 次に、上記下部回転ローラ7及び側部回転ローラ8により、タイヤ1を回転さ せると共に、ヒーター装置16を作動させ、ノズル15の噴出口15a から熱風を噴出 させると、両端部5a,5bの互いの重合面が加熱により融着可能となる。更に、加 熱された両端部5a,5bは押圧装置19の所定圧に設定された押圧ローラ20にてタイ ヤ1の内周面側に押圧され、両端部5a,5bのヒートシールを確実なものとする。
【0018】 両端部5a,5b間には、ノズル15等が介在されているため、タイヤ1が所定の位 置、即ち略一周近く回転した際に停止させ、ノズル15及び押圧ロール20を後退さ せる。
【0019】 図5は本考案の他の実施例を示し、上記実施例ではタイヤ1の回転方向Aに対 して前方に向けて熱風を噴出するようにしたが、本実施例では、図に示すように ノズル15の先端をT字状に形成することにより、ノズル15の前方は無論、後方に もタイヤ1が回転可能な程度に補助的に熱風を噴出できるように構成している。
【0020】 従って、ノズル15等を後退させた後に、ノズル15よりも上流側の加熱状態にあ る両端部5a,5bをシールすることができ、熱収縮フィルム3の両端部5a,5bの全 周にわたって接着することが可能となる。
【0021】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、ガイド10の形状 は任意に設定可能であり、断熱材から構成したものであれば、ノズル15に接触す るように直接取り付けることも可能である。
【0022】 また、ノズル15は必ずしも両端部5a,5b間に挿入する必要はなく、該両端部5a ,5b間に熱風を噴出することができるものであれば、両端部5a,5bの外方に位置 していても良い。
【0023】 しかも、熱収縮フィルムの両端部5a,5bの重合部分は、タイヤ1の内周面側に 限らず、タイヤ1の外周面側に位置させる場合においても、同様に接着させるこ とができるのである。
【0024】 また、図6(イ)及び(ロ)に示すように、フィルム3の両端部5a,5bをタイ ヤ1の側周面に位置させると共にその内面同士を接合面とし、両内面にノズル15 から熱風を噴出するようにしても良く、該フィルム3の接着された両端部5a,5b はタイヤ1の内周面に折り返されている。 更に、物品1はタイヤに限定されるものではなく、例えば線材を環状に巻いた ものであっても良く、また、タイヤ1を固定させておいて、ノズル15等を移動さ せる構成であって良く、その他の部材も任意に設計変更自在である。
【0025】
【考案の効果】
本考案は、フィルムの両端部間に熱風を噴出する手段と、該手段に対して物品 を回転させるための回転手段と、加熱された両端部を圧着させるための押圧装置 とを備えているので、該包材の接合面側を加熱することにより、両端部をシール することが可能となり、従来のようにフィルムの両端部を外側から加熱する構成 に比し、フィルムの劣化を防止して接着強度が増し、仮に物品を放り投げたり等 して乱暴に取り扱っても、包材の接合部分が破断するおそれはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】同断面正面図。
【図3】同断面平面図。
【図4】(イ)〜(ハ)は熱収縮フィルムをタイヤに被
覆する工程図。
【図5】本考案の他の実施例を示す断面平面図。
【図6】(イ)及び(ロ)は本考案の他の実施例をそれ
ぞれ示す断面図。
【図7】従来例を示す断面正面図。
【符号の説明】
1…タイヤ(物品)、3…熱収縮フィルム(包材)、5
a,5b…両端部、7…下部回転ローラ、8…側部回転ロ
ーラ、10…ガイド、12…間隙、15…手段(ノズル)、19
…押圧装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状の物品(1)をヒートシール性を有
    する包材(3)で被覆し、該包材(3)の両端部(5
    a),(5b)を互いに加熱シールすることにより、該物
    品(1)を包装するための環状物品の包装装置であっ
    て、前記包材(3)の両端部(5a),(5b)の接合面に
    熱風を噴出する手段(15)と、該熱風を噴出する手段
    (15)に対して物品(1)を相対回転させるための回転
    手段(7),(8)と、加熱された両端部(5a),(5
    b)を圧着させるための押圧装置(19)とを備えてなる
    ことを特徴とする環状物品の包装装置。
JP4632493U 1993-08-25 1993-08-25 環状物品の包装装置 Pending JPH0715501U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4632493U JPH0715501U (ja) 1993-08-25 1993-08-25 環状物品の包装装置

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JP4632493U JPH0715501U (ja) 1993-08-25 1993-08-25 環状物品の包装装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0715501U true JPH0715501U (ja) 1995-03-14

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ID=12743985

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4632493U Pending JPH0715501U (ja) 1993-08-25 1993-08-25 環状物品の包装装置

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JP (1) JPH0715501U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5182469U (ja) * 1974-12-24 1976-07-01
JPS6221117A (ja) * 1985-07-20 1987-01-29 Suraidetsukusu Kk 透明画用卓上透視装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5182469U (ja) * 1974-12-24 1976-07-01
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