JPH07154688A - 映像合成装置 - Google Patents
映像合成装置Info
- Publication number
- JPH07154688A JPH07154688A JP32591793A JP32591793A JPH07154688A JP H07154688 A JPH07154688 A JP H07154688A JP 32591793 A JP32591793 A JP 32591793A JP 32591793 A JP32591793 A JP 32591793A JP H07154688 A JPH07154688 A JP H07154688A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ミックス/キーヤを用いることなく複数の映
像をはめ込み合成し、それらの切替を容易に実現できる
映像合成装置を提供する。 【構成】 複数の映像信号E1〜E4を映像メモリ11
〜14に別々に格納しておく。優先順位判定部16は、
それら映像信号に与えられた所望の優先順位に従って、
映像信号E2〜E4に各々関係したキー信号K1〜K3
のうち最高優先順位に対応するキー信号を画素毎に判定
する。その判定結果に従って、読み出しアドレス発生部
17は読み出しアドレスを生成し、画素毎に判定された
最高優先順位の映像信号のみを映像メモリから順次読み
出すことで合成映像出力Eoを生成する。
像をはめ込み合成し、それらの切替を容易に実現できる
映像合成装置を提供する。 【構成】 複数の映像信号E1〜E4を映像メモリ11
〜14に別々に格納しておく。優先順位判定部16は、
それら映像信号に与えられた所望の優先順位に従って、
映像信号E2〜E4に各々関係したキー信号K1〜K3
のうち最高優先順位に対応するキー信号を画素毎に判定
する。その判定結果に従って、読み出しアドレス発生部
17は読み出しアドレスを生成し、画素毎に判定された
最高優先順位の映像信号のみを映像メモリから順次読み
出すことで合成映像出力Eoを生成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像合成装置に係り、特
に複数の映像をはめ込み合成する映像合成装置に関す
る。
に複数の映像をはめ込み合成する映像合成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン放送において、ベー
スとなる映像に複数の異なる映像をはめ込み、それらを
必要に応じて切り替える場面が多く見られるようになっ
た。また、ワークステーションやパーソナルコンピュー
タにおいても、モニタ画面の中に複数の映像を表示し、
それらを必要に応じて切り替える操作方式が広く採用さ
れている。このように、複数の映像をはめ込み合成する
技術は、現在では必要不可欠なものとなっている。
スとなる映像に複数の異なる映像をはめ込み、それらを
必要に応じて切り替える場面が多く見られるようになっ
た。また、ワークステーションやパーソナルコンピュー
タにおいても、モニタ画面の中に複数の映像を表示し、
それらを必要に応じて切り替える操作方式が広く採用さ
れている。このように、複数の映像をはめ込み合成する
技術は、現在では必要不可欠なものとなっている。
【0003】このような映像合成には、図6に示すよう
なミックス/キーヤ(M/K)を用いた構成が一般に採
用されている。
なミックス/キーヤ(M/K)を用いた構成が一般に採
用されている。
【0004】先ず、第1M/K部601は第1キー信号
K1を用いてベースとなる第1映像信号E1に第2映像
信号E2をはめ込み合成し、その合成映像信号を入力し
て第2M/K部602は第2キー信号K2を用いて第3
映像信号E3を更にはめ込み合成する。以下同様にし
て、第3M/K部603において第4映像信号E4が更
に合成され、ベース映像に3つの映像がはめ込み合成さ
れた出力映像信号Eoが得られる。このようなミックス
/キーヤを用いて複数の映像をはめ込み合成する応用例
は、特開昭58−38076号公報や特開平4−246
979号公報に開示されている。
K1を用いてベースとなる第1映像信号E1に第2映像
信号E2をはめ込み合成し、その合成映像信号を入力し
て第2M/K部602は第2キー信号K2を用いて第3
映像信号E3を更にはめ込み合成する。以下同様にし
て、第3M/K部603において第4映像信号E4が更
に合成され、ベース映像に3つの映像がはめ込み合成さ
れた出力映像信号Eoが得られる。このようなミックス
/キーヤを用いて複数の映像をはめ込み合成する応用例
は、特開昭58−38076号公報や特開平4−246
979号公報に開示されている。
【0005】また、ミックス/キーヤを用いずに映像合
成を行うものとしては、デジタル画像メモリを用いた特
殊画像装置に映像合成用キー信号を発生させる回路を付
加してピクチャーインピクチャー等の映像合成を実現す
る特殊画像装置が提案されている(特開平1−3006
83号公報)。
成を行うものとしては、デジタル画像メモリを用いた特
殊画像装置に映像合成用キー信号を発生させる回路を付
加してピクチャーインピクチャー等の映像合成を実現す
る特殊画像装置が提案されている(特開平1−3006
83号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ミック
ス/キーヤを用いた映像合成技術では、合成する映像の
数nに対して(n−1)個のミックス/キーヤを組み込
むことが必要となり、合成映像数の増加に従ってミック
ス/キーヤを追加しなくてはならない。
ス/キーヤを用いた映像合成技術では、合成する映像の
数nに対して(n−1)個のミックス/キーヤを組み込
むことが必要となり、合成映像数の増加に従ってミック
ス/キーヤを追加しなくてはならない。
【0007】一方、デジタル画像メモリと映像合成用キ
ー信号とを用いた特殊画像装置は、映像合成用のキー信
号が映像情報に基づいて生成されるか、あるいは予めメ
モリに書き込まれたものであるために、複数の映像を階
段状に重ねて合成し、それらの重ね順を自由に切り替え
るという動作をさせることができない。
ー信号とを用いた特殊画像装置は、映像合成用のキー信
号が映像情報に基づいて生成されるか、あるいは予めメ
モリに書き込まれたものであるために、複数の映像を階
段状に重ねて合成し、それらの重ね順を自由に切り替え
るという動作をさせることができない。
【0008】本発明の目的は、ミックス/キーヤを用い
ることなく複数の映像をはめ込み合成し、それらの切替
を容易に実現できる映像合成装置を提供することにあ
る。
ることなく複数の映像をはめ込み合成し、それらの切替
を容易に実現できる映像合成装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による映像合成装
置は、n(2以上の整数)本の映像信号を別々に格納す
るための映像メモリ手段と、前記映像信号に与えられた
所望の優先順位に従って、前記n本の映像信号のうちの
(n−1)本の映像信号に各々関係した(n−1)種類
のキー信号における最高優先順位を画素毎に判定する優
先順位判定手段と、前記画素毎に判定された前記(n−
1)種類キー信号における最高優先順位の映像信号を前
記映像メモリ手段から順次読み出す読み出し手段と、か
らなることを特徴とする。
置は、n(2以上の整数)本の映像信号を別々に格納す
るための映像メモリ手段と、前記映像信号に与えられた
所望の優先順位に従って、前記n本の映像信号のうちの
(n−1)本の映像信号に各々関係した(n−1)種類
のキー信号における最高優先順位を画素毎に判定する優
先順位判定手段と、前記画素毎に判定された前記(n−
1)種類キー信号における最高優先順位の映像信号を前
記映像メモリ手段から順次読み出す読み出し手段と、か
らなることを特徴とする。
【0010】映像メモリ手段は前記n本の映像信号を各
々格納するn個のメモリ領域を有し、読み出し手段は前
記画素毎の最高優先順位の映像信号を格納した前記メモ
リ領域の読み出しアドレスを発生する読み出しアドレス
発生回路から構成されることが望ましい。
々格納するn個のメモリ領域を有し、読み出し手段は前
記画素毎の最高優先順位の映像信号を格納した前記メモ
リ領域の読み出しアドレスを発生する読み出しアドレス
発生回路から構成されることが望ましい。
【0011】
【作用】n個の映像を別々に映像メモリ手段に格納し、
優先順位が与えられた(n−1)種類のキー信号に従っ
て、画素毎にn個の映像の中から最高優先順位の映像信
号のみを順次読み出すことではめ込み合成映像を生成す
る。
優先順位が与えられた(n−1)種類のキー信号に従っ
て、画素毎にn個の映像の中から最高優先順位の映像信
号のみを順次読み出すことではめ込み合成映像を生成す
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0013】図1は本発明による映像合成装置の一実施
例を示すブロック図である。本実施例では、説明の煩雑
化を避けるために、4個(n=4)の映像をはめ込み合
成する場合を例示する。
例を示すブロック図である。本実施例では、説明の煩雑
化を避けるために、4個(n=4)の映像をはめ込み合
成する場合を例示する。
【0014】同図において、第1〜第4映像メモリ部1
1〜14には、書き込みアドレス発生部15からの書込
アドレスに従って4本の映像信号E1〜E4が各々書き
込まれる。また、優先順位判定部16の判定結果に従っ
て読み出しアドレス発生部17から出力される読み出し
アドレスに従って、各映像メモリ部に書き込まれた映像
信号E1〜E4の必要部分が順次読み出され、4つの映
像が合成された映像出力Eoが得られる。
1〜14には、書き込みアドレス発生部15からの書込
アドレスに従って4本の映像信号E1〜E4が各々書き
込まれる。また、優先順位判定部16の判定結果に従っ
て読み出しアドレス発生部17から出力される読み出し
アドレスに従って、各映像メモリ部に書き込まれた映像
信号E1〜E4の必要部分が順次読み出され、4つの映
像が合成された映像出力Eoが得られる。
【0015】第1〜第4映像メモリ部11〜14は、望
ましくは1つの映像メモリを4つのメモリ領域に分けた
ものであり、それぞれが例えばフィールドメモリあるい
はフレームメモリに相当する。各映像信号の書き込み及
び読み出しは、映像メモリ内の入出力制御部(図示せ
ず)により書込アドレスあるいは読出アドレスに従って
実行される。
ましくは1つの映像メモリを4つのメモリ領域に分けた
ものであり、それぞれが例えばフィールドメモリあるい
はフレームメモリに相当する。各映像信号の書き込み及
び読み出しは、映像メモリ内の入出力制御部(図示せ
ず)により書込アドレスあるいは読出アドレスに従って
実行される。
【0016】優先順位判定部16は、映像信号E2〜E
4にそれぞれ関係した3種類のキー信号K1〜K3と映
像信号E1〜E4の優先順位を示す優先順位信号PRと
をそれぞれ入力し、後述するように画素毎にどの映像を
読み出すべきかを判定する(図4で説明する)。
4にそれぞれ関係した3種類のキー信号K1〜K3と映
像信号E1〜E4の優先順位を示す優先順位信号PRと
をそれぞれ入力し、後述するように画素毎にどの映像を
読み出すべきかを判定する(図4で説明する)。
【0017】キー信号K1〜K3は、一例として、図2
(a)〜(c)にそれぞれ示すような切り抜き部分を有
し、第1キー信号K1は第2映像メモリ部12に格納さ
れる第2映像信号E2に関係し、同様に第2キー信号K
2及び第3キー信号K3は映像信号E3及びE4にそれ
ぞれ関係するものとする。即ち、図2(a)に示す第1
キー信号K1の白抜き部分に映像信号E2が切り抜き表
示され、同様に、第2キー信号K2の白抜き部分に映像
信号E3が、第3キー信号K3の白抜き部分に映像信号
E4がそれぞれ切り抜き表示される(図2(b)及び
(c))。
(a)〜(c)にそれぞれ示すような切り抜き部分を有
し、第1キー信号K1は第2映像メモリ部12に格納さ
れる第2映像信号E2に関係し、同様に第2キー信号K
2及び第3キー信号K3は映像信号E3及びE4にそれ
ぞれ関係するものとする。即ち、図2(a)に示す第1
キー信号K1の白抜き部分に映像信号E2が切り抜き表
示され、同様に、第2キー信号K2の白抜き部分に映像
信号E3が、第3キー信号K3の白抜き部分に映像信号
E4がそれぞれ切り抜き表示される(図2(b)及び
(c))。
【0018】優先順位信号PRは、キー信号K1〜K3
を用いて映像信号E1〜E4をはめ込み合成する際の優
先度をコード化したものであり、優先順位の高い方の映
像が画面の表側に表示され、低い方の映像は高い方の映
像の下に隠された状態で表示される。本実施例では、映
像信号E1を最下層表示されるベース映像とし、映像信
号E2、E3、E4の順に優先度が高くなるように優先
順位信号PRが設定されているものとする。なお、優先
順位信号PRは任意に設定され、随時変更されうる。
を用いて映像信号E1〜E4をはめ込み合成する際の優
先度をコード化したものであり、優先順位の高い方の映
像が画面の表側に表示され、低い方の映像は高い方の映
像の下に隠された状態で表示される。本実施例では、映
像信号E1を最下層表示されるベース映像とし、映像信
号E2、E3、E4の順に優先度が高くなるように優先
順位信号PRが設定されているものとする。なお、優先
順位信号PRは任意に設定され、随時変更されうる。
【0019】このような優先順位信号PRによって、結
果的に、図3に示すような合成映像出力Eoが得られ
る。同図において、第1映像信号E1による映像Aがベ
ース映像となり、その上に第1キー信号K1に従った切
り抜き領域21に第2映像信号E2による映像Bがはめ
込み合成される。更に、第2キー信号K2に従った切り
抜き領域22に映像Bより優先順位が高い第3映像信号
E3による映像Cがはめ込み合成される。最後に、第3
キー信号K3に従った切り抜き領域23に最も優先順位
が高い第4映像信号E4による映像Dがはめ込み合成さ
れる。
果的に、図3に示すような合成映像出力Eoが得られ
る。同図において、第1映像信号E1による映像Aがベ
ース映像となり、その上に第1キー信号K1に従った切
り抜き領域21に第2映像信号E2による映像Bがはめ
込み合成される。更に、第2キー信号K2に従った切り
抜き領域22に映像Bより優先順位が高い第3映像信号
E3による映像Cがはめ込み合成される。最後に、第3
キー信号K3に従った切り抜き領域23に最も優先順位
が高い第4映像信号E4による映像Dがはめ込み合成さ
れる。
【0020】次に、優先順位判定部16の詳細な動作の
一例を図4に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。
一例を図4に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0021】同図において、優先順位判定部16は、3
種類のキー信号K1〜K3を入力し(S101)、更に
映像信号の優先順位を示す優先順位信号PRを入力(S
102)した後で、以下に述べる判定処理を全画素に対
し画素毎に実行する(S104)。
種類のキー信号K1〜K3を入力し(S101)、更に
映像信号の優先順位を示す優先順位信号PRを入力(S
102)した後で、以下に述べる判定処理を全画素に対
し画素毎に実行する(S104)。
【0022】先ず、ある画素Pijのアドレスを生成し
て(S105)、その画素Pijがキー信号K1〜K3
のどの切り抜き部分(図2参照)に存するかを検出する
(S106)。続いて、優先順位信号PRによって指定
された優先順位に従って、その画素Pijが存するキー
信号と関係した映像信号のなかで最高優先順位のものを
検出する(S107)。そして、その画素Pijにおけ
る最高優先順位の映像信号が格納された映像メモリを特
定するコードを読み出しアドレス発生部17へ出力する
(S108)。以上の判定処理が全画素に対して実行さ
れる。なお、優先順位判定部16の動作フローは図4に
限られるものではなく、キー信号K1〜K3が画素毎に
同期して入力すれば、キー信号の入力に同期して全画素
に対する処理を行うこともできる。
て(S105)、その画素Pijがキー信号K1〜K3
のどの切り抜き部分(図2参照)に存するかを検出する
(S106)。続いて、優先順位信号PRによって指定
された優先順位に従って、その画素Pijが存するキー
信号と関係した映像信号のなかで最高優先順位のものを
検出する(S107)。そして、その画素Pijにおけ
る最高優先順位の映像信号が格納された映像メモリを特
定するコードを読み出しアドレス発生部17へ出力する
(S108)。以上の判定処理が全画素に対して実行さ
れる。なお、優先順位判定部16の動作フローは図4に
限られるものではなく、キー信号K1〜K3が画素毎に
同期して入力すれば、キー信号の入力に同期して全画素
に対する処理を行うこともできる。
【0023】このような判定処理の具体例を図5を用い
て説明する。同図(a)〜(c)において、画素は、
第1キー信号K1、第2キー信号K2、及び第3キー信
号K3のいずれの切り抜き部分にも属しており、画素
は、第1キー信号K1及び第2キー信号K2だけに属し
ているものとする。
て説明する。同図(a)〜(c)において、画素は、
第1キー信号K1、第2キー信号K2、及び第3キー信
号K3のいずれの切り抜き部分にも属しており、画素
は、第1キー信号K1及び第2キー信号K2だけに属し
ているものとする。
【0024】画素において、最高優先順位の映像信号
は第3キー信号K3により切り抜き表示される映像信号
E4である。従って、優先順位判定部16は、映像信号
E4が格納されている映像メモリ部14を示すコードを
読み出しアドレス発生部17へ出力する。読み出しアド
レス発生部17は、入力したコードが示す映像メモリ部
14を選択して読出アドレスを出力し、映像メモリ部1
4から画素に対応した映像信号E4が出力する。
は第3キー信号K3により切り抜き表示される映像信号
E4である。従って、優先順位判定部16は、映像信号
E4が格納されている映像メモリ部14を示すコードを
読み出しアドレス発生部17へ出力する。読み出しアド
レス発生部17は、入力したコードが示す映像メモリ部
14を選択して読出アドレスを出力し、映像メモリ部1
4から画素に対応した映像信号E4が出力する。
【0025】他方、画素において、最高優先順位の映
像信号は第2キー信号K2により切り抜き表示される映
像信号E3である。従って、優先順位判定部16は、映
像信号E3が格納されている映像メモリ部13を示すコ
ードを読み出しアドレス発生部17へ出力し、その読出
アドレスに従って映像メモリ部13からは画素に対応
した映像信号E3が出力する。
像信号は第2キー信号K2により切り抜き表示される映
像信号E3である。従って、優先順位判定部16は、映
像信号E3が格納されている映像メモリ部13を示すコ
ードを読み出しアドレス発生部17へ出力し、その読出
アドレスに従って映像メモリ部13からは画素に対応
した映像信号E3が出力する。
【0026】こうして、各画素において表示すべき映像
が映像メモリ部11〜14の中から順次読み出され、そ
の結果、図3に示すような映像を表示する合成映像出力
Eoが得られる。
が映像メモリ部11〜14の中から順次読み出され、そ
の結果、図3に示すような映像を表示する合成映像出力
Eoが得られる。
【0027】このようにして複数の映像をはめ込み合成
するために、優先順位信号PRによって優先順位を変更
するだけで、図3に示すような複数の映像の重なりの上
下関係を任意に変化させることができる。例えば、第2
映像信号E2を最も高い優先順位に設定すれば、図3に
おける切り抜き領域21の映像Bが最上層に現れ、その
下に映像C及びDが隠れるという表示状態となる。
するために、優先順位信号PRによって優先順位を変更
するだけで、図3に示すような複数の映像の重なりの上
下関係を任意に変化させることができる。例えば、第2
映像信号E2を最も高い優先順位に設定すれば、図3に
おける切り抜き領域21の映像Bが最上層に現れ、その
下に映像C及びDが隠れるという表示状態となる。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
る映像合成装置は、複数の映像を映像メモリに格納し、
優先順位が与えられた複数種類のキー信号に従って、画
素毎に複数の映像の中から最高優先順位の映像のみを順
次読み出すことで1つの合成映像を生成する。これによ
って、ミックス/キーヤを用いることなく複数の映像を
はめ込み合成し、且つそれらの切替を容易に実現でき
る。
る映像合成装置は、複数の映像を映像メモリに格納し、
優先順位が与えられた複数種類のキー信号に従って、画
素毎に複数の映像の中から最高優先順位の映像のみを順
次読み出すことで1つの合成映像を生成する。これによ
って、ミックス/キーヤを用いることなく複数の映像を
はめ込み合成し、且つそれらの切替を容易に実現でき
る。
【図1】本発明による映像合成装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】(a)〜(c)は、それぞれ本実施例における
キー信号K1〜K3の一画面分を示した模式図である。
キー信号K1〜K3の一画面分を示した模式図である。
【図3】本実施例における合成映像の一例を示した模式
図である。
図である。
【図4】本実施例における優先順位判定部16の動作の
一例を示すフローチャートである。
一例を示すフローチャートである。
【図5】(a)〜(c)は、それぞれ本実施例の動作を
説明するためのキー信号K1〜K3と画素との関係を示
す模式図である。
説明するためのキー信号K1〜K3と画素との関係を示
す模式図である。
【図6】従来の映像合成装置の一例を示すブロック図で
ある。
ある。
11 第1映像メモリ部 12 第2映像メモリ部 13 第3映像メモリ部 14 第4映像メモリ部 15 書き込みアドレス発生部 16 優先順位判定部 17 読み出しアドレス発生部 E1 第1映像信号 E2 第2映像信号 E3 第3映像信号 E4 第4映像信号 Eo 合成映像出力 K1 第1キー信号 K2 第2キー信号 K3 第3キー信号 PR 優先順位信号
Claims (4)
- 【請求項1】 n(2以上の整数)個の映像をはめ込み
合成する映像合成装置において、 前記n本の映像信号を別々に格納するための映像メモリ
手段と、 前記映像信号に与えられた所望の優先順位に従って、前
記n本の映像信号のうちの(n−1)本の映像信号に各
々関係した(n−1)種類のキー信号における最高優先
順位を画素毎に判定する優先順位判定手段と、 前記画素毎に判定された前記(n−1)種類キー信号に
おける最高優先順位の映像信号を前記映像メモリ手段か
ら順次読み出す読み出し手段と、 からなることを特徴とする映像合成装置。 - 【請求項2】 前記映像メモリ手段は前記n本の映像信
号を各々格納するn個のメモリ領域を有し、前記読み出
し手段は前記最高優先順位のキー信号に関係する映像信
号を格納した前記メモリ領域の読み出しアドレスを発生
する読み出しアドレス発生回路からなることを特徴とす
る請求項1記載の映像合成装置。 - 【請求項3】 n(2以上の整数)個の映像をはめ込み
合成する映像合成装置において、 前記n本の映像信号を別々に格納する映像メモリ手段
と、 前記n本の映像信号のうちの(n−1)本の映像信号に
各々関係した(n−1)種類のキー信号に対して所望の
優先順位を与える優先順位判定手段と、 前記優先順位を与えられた前記(n−1)種類のキー信
号に従い、前記優先順位の高い方の映像を順次上に重ね
る仕方で、前記映像メモリ手段から前記n本の映像信号
を読み出す読み出し手段と、 からなることを特徴とする映像合成装置。 - 【請求項4】 n(2以上の整数)個の映像のうち1個
をベース映像とし、他の映像を前記ベース映像にはめ込
み合成する映像合成装置において、 前記n本の映像信号を別々に格納するための映像メモリ
手段と、 前記映像信号に与えられた所望の優先順位に従って、前
記ベース映像信号を除く(n−1)本の映像信号に各々
関係した(n−1)種類のキー信号のうち最高優先順位
に対応するキー信号を画素毎に判定する優先順位判定手
段と、 前記画素毎に判定された最高優先順位のキー信号に関係
する映像信号の画素信号を前記映像メモリ手段から順次
読み出す読み出しアドレス発生手段と、 からなることを特徴とする映像合成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32591793A JPH07154688A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 映像合成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32591793A JPH07154688A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 映像合成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07154688A true JPH07154688A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=18182042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32591793A Pending JPH07154688A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 映像合成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07154688A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007206428A (ja) * | 2006-02-02 | 2007-08-16 | Mitsubishi Electric Corp | 画像表示装置 |
US8913773B2 (en) | 2006-01-12 | 2014-12-16 | Sony Corporation | Earphone device |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0292170A (ja) * | 1988-09-29 | 1990-03-30 | Fujitsu Ltd | デイジタルスーパーインポーズ方式 |
JPH05183813A (ja) * | 1991-12-28 | 1993-07-23 | Nec Corp | 映像合成装置 |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP32591793A patent/JPH07154688A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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