JPH0715395U - プロッタ - Google Patents

プロッタ

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Publication number
JPH0715395U
JPH0715395U JP5047893U JP5047893U JPH0715395U JP H0715395 U JPH0715395 U JP H0715395U JP 5047893 U JP5047893 U JP 5047893U JP 5047893 U JP5047893 U JP 5047893U JP H0715395 U JPH0715395 U JP H0715395U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pen
drawing head
rail
axis
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP5047893U
Other languages
English (en)
Inventor
徹 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
Mutoh Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mutoh Industries Ltd filed Critical Mutoh Industries Ltd
Priority to JP5047893U priority Critical patent/JPH0715395U/ja
Publication of JPH0715395U publication Critical patent/JPH0715395U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画線ヘッドにペン検出センサを設けることな
く、画線ヘッドとペンストッカー間のペン交換のミスを
検出する。 【構成】 画線ヘッド8が、ペンストッカー42の各ペ
ン保持部のうち、所望のペン保持部のペンを取りに行っ
た後、コントローラは、画線ヘッド8を移動制御して、
画線ヘッド8のペン保持体14のペン保持中心点HO
を、X軸原点検出センサ38の直上に移動する。コント
ローラは、この時のX軸原点検出センサ38のペン先検
出信号の有無によって、ペン保持体14が、ペンを保持
しているか否か、或は、ペンストッカー42と画線ヘッ
ド8間のペンの交換動作が正しく行なわれたかどうかを
検出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ペンストッカーと画線ヘッドとの間で相互にペンの交換が可能なプ ロッタに関し、特にペン交換時におけるペンキャッチミスを検出するようにした プロッタに関する。
【0002】
【従来の技術】
画線ヘッド側にペン検出センサを設けて、画線ヘッドのペンキャッチミスを検 出するようにしたプロッタが、実公平2−39835号公報に開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
上記従来のプロッタは、ペンキャッチミスの検出に、特別に物体検出センサを 画線ヘッドに設ける必要があり、画線ヘッドの組み立てが複雑となるとともに、 画線ヘッドの大型化やコスト高を招いてしまうという問題点が存した。 本考案は、上記問題点を解決することを目的とする。
【0004】
【問題点を解決する手段】
上記目的を達成するため、本考案は、機体と、該機体に配設された複数のペン 保持部を有するペンストッカーと、前記機体に固設されたテーブルと、該テーブ ル上をX軸方向に平行移動可能に前記機体に支持されたYレールと、ペン保持体 を有し前記YレールにY軸方向に移動可能に取り付けられた画線ヘッドと、前記 テーブル側に配設されたX軸原点検出センサと、前記Yレール側に配設されたY 軸原点検出センサとを備え、前記ペンストッカーと前記画線ヘッドとの間で相互 にペンの交換を行なうことができ、前記Yレールを前記X軸方向に駆動し、前記 画線ヘッドを前記Yレールに沿って駆動して、テーブル上の用紙に作図を行なう ようにしたプロッタにおいて、前記画線ヘッドが前記ペンストッカーのペン保持 部が保持するペンを取りにゆくペン交換動作後、前記画線ヘッドをXY原点に向 けて移動し、前記画線ヘッドのペン保持体のペン保持中心点を前記X軸原点検出 センサの直上に移動し、該X軸原点検出センサのペン検出信号の有無によって、 ペン交換動作が正しく行なわれたかどうかを検出するようにしたコントローラを 備えたものである。
【0005】
【作用】
画線ヘッドのペン保持体がペンを保持しているか否かを、X軸原点検出センサ によって検出できるので、特別にペンキャッチミス検出用のセンサを設ける必要 がない。 しかも、ペン交換時、画線ヘッドをXY方向に駆動するモータに脱調が生じた時 は、画線ヘッドのペン保持体のペン保持中心点がX軸原点検出センサの直上に移 動できないので、X軸原点検出センサのペン検出信号の有無によってモータの脱 調も検出できる。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を参照して詳細に説明する。 2は、X−Yプロッタの機体であり、テーブル4上にYレール6がX座標軸方 向に沿って平行移動自在に支持され、該Yレール6には画線ヘッド8が固設され たYカーソル10が移動自在に取り付けられている。
【0007】 前記画線ヘッド8には、ムービングコイルなどのペン昇降駆動装置12(図7 参照)が固設され、該駆動装置12の昇降出力部にペン保持体14が連結してい る。 前記ペン保持体14は、ペン16のホルダ部を軸方向にずれないように脱着自在 に保持し得るように構成されている。
【0008】 前記ペン保持体14の昇降運動は、画線ヘッド8に内蔵された高さ検出センサ 18によってペン保持体14の高さ位置に比例した電圧信号に変換され、コント ローラ20にフィードバックされるように構成されている。
【0009】 前記Yレール6は、前記機体2に内蔵されたXモータ22の出力軸に公知のX 軸動力伝達機構(図示省略)を介して連結している。 前記Yレール6のX軸方向の移動運動はXエンコーダ24によってパルス信号に 変換され、プロッタのコントローラ20のCPU26にフィードバックされるよ うに構成されている。
【0010】 前記Yカーソル10は、前記機体2に内蔵されたYモータ26の出力軸に、公 知のY軸動力伝達機構(図示省略)を介して連結し、前記Yモータ27の駆動に よって、Yレール6に沿ってY軸方向に移動するように構成されている。
【0011】 前記Yカーソル10のY軸方向の移動運動は、Yエンコーダ28によってパル ス信号に変換され、コントローラ20のCPU26に、フィードバックされるよ うに構成されている。
【0012】 前記画線ヘッド8に内蔵されたペン昇降駆動装置12と前記XYモータ22, 26は、前記機体2に内蔵されたコントローラ20のCPUにそれぞれドライバ 回路を介して接続し、該コントローラ20によって制御されるように構成されて いる。
【0013】 前記コントローラ20は、I/0インターフェース30を介して、CADの構 成要素であるホストコンピュータ32に接続されている。 34は、光透過型のY軸原点検出センサであり、前記Yレール6の一端部に配設 されている。
【0014】 前記34センサは、Yカーソル10に突設された突起36を検出し、この検出 信号をコントローラ20のCPU26に入力するように構成されている。 38は、X軸原点検出センサであり、前記テーブル4の作画領域のコーナ位置の 近傍に配設されている。
【0015】 前記X軸原点検出センサ38は、光反射型の物体検出センサから構成され、該 センサ38の直上にペン保持体14の固定アームの下部に突設された突起40が 位置すると、この突起40を検出し、該検出信号をコントローラ20のCPU2 6に入力するように構成されている。
【0016】 42は、現在値がカウンタであり、前記画線ヘッド8の、テーブル4上のXY 座標平面上のXY原点に対する位置をカウントする。 42は、機体2に固設されたペンストッカーであり、該ペンストッカー42の各 ペン保持部と前記画線ヘッド8のペン保持体14との間で相互にペン16の交換 を自動的に行なうことが出来るように構成されている。
【0017】 前記コントローラ20のメモリ44には、画線ヘッド8のペンキャチミスを検 出するためのペンキャッチミス検出プログラムが記憶され、前記突起40とペン 保持中心点HOはY軸に平行な軸線Lの同一軸線上に設定されている。 また、前記メモリ44は、ペン保持体14のペン保持中心点HOと前記突起40 とのY軸上の距離ybを記憶している。 次に本実施例の動作について以下に説明する。
【0018】 プロッタの電源スイッチをオンとすると、コントローラ20は、先ず、Yモー タ27を駆動し、画線ヘッド8をYレール6に沿って−Y方向に移動する。 Yカーソル10がYレール6の端部に移動し、突起36がY軸原点検出センサ3 4の検出部に位置し、センサ34が突起検出信号をCPU26に出力すると、C PU26は、Yモータ27の駆動を停止するとともに、現在値カウンタ42のY 値をゼロにリセットする。 これにより、テーブル4上に画線ヘッド8のY軸原点が設定される。
【0019】 次に、CPU26は、Xモータ22を駆動して、Yレール6を−X方向に移動 する。 X軸原点検出センサ38の物体検出点は、この時のペン保持体14の突起40の 移動線上に配置されており、突起40が、図2に示すようにセンサ38の直上に 位置すると突起40を検出して、検出信号をCPU26に出力する。
【0020】 CPU26は、センサ38の検出信号に基づいて、Xモータ22の駆動を停止 するとともに、現在値カウンタ42のX値をゼロにリセットする。 これにより、画線ヘッド8のX軸上の原点が設定される。
【0021】 次に、画線ヘッド8が、ペンストッカー42にペンを取りに行った時、画線ヘ ッド8のペン保持体14がペンを正しく保持したか否かを検出する動作について 説明する。 CPU26は、画線ヘッド8を、ペンストッカー42の各ペン保持部のうち、所 望のペン保持部に移動し、画線ヘッド8のペン保持体14に、ペンストッカー4 2のペン保持部に保持されているペン16を保持させる。
【0022】 次に、CPU26は、XYモータ22,27を駆動して、画線ヘッド8をXY 座標位置(0,+yb)に移動する。 上記ybは、ペン保持体14のペン保持中心点HOと前記突起40の中心点との 間のY軸上の距離(オフセット量)である。 従って、画線ヘッド8を、XY座標位置(0,+yb)に移動すると、画線ヘッ ド8のペン保持体14のペン保持中心点HOが、X軸原点検出センサ38の直上 に移動することになる。
【0023】 この時、CPUは、図6に示すように、X軸原点検出センサ38が検出信号を 出力しているか否か判断する。 ペン保持体14が図4,5のようにペン16を正しく保持し、画線ヘッド8の移 動制御が正確に行なわれている場合には、センサ38の検出点にペン16のペン 先が位置し、センサ38はこのペン先を検出して、検出信号をCPU26に出力 する。 この場合には、CPU26は、次の作図動作に移行する。
【0024】 センサ38がペン16を検出できない時は、ペンストッカー42のペン保持部 に、ペンが装着されていないか、或は、画線ヘッド8とペンストッカー42間の ペンの受け渡しミスにより、画線ヘッド8のペン保持体14が、ペンを保持して いないか、或は、XYモータ22,26の脱調により、ペン保持中心点HOがX Y座標位置(0,+yb)まで正確にこない場合であり、これらの場合には、コ ントローラ20は、プロッタの駆動を停止し、操作パネル46の表示部にエラー 表示を行なう等のエラー処理を行なう。
【0025】
【効果】
本考案は上述の如く、ペンキャッチミスの検出にX軸原点検出センサを用いる ので、センサを増加することなくペンキャッチミスを検出できる。 また、ペン交換時に起こり易いモータの脱調によるペン交換不良を検出できる等 の効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロッタの概略平面図である。
【図2】画線ヘッドの側面図である。
【図3】画線ヘッドのペン保持体の平面図である。
【図4】画線ヘッドの側面図である。
【図5】画線ヘッドのペン保持体の平面図である。
【図6】本考案の動作説明図である。
【図7】プロッタのブロック説明図である。
【符号の説明】
2 機体 4 テーブル 6 Yレール 8 画線ヘッド 10 Yカーソル 12 ペン昇降駆動装置 14 ペン保持体 16 ペン 18 検出センサ 20 コントローラ 22 Xモータ 24 Xエンコーダ 26 Yモータ 28 Yエンコーダ 30 インターフェース 32 ホストコンピュータ 34 Y軸原点検出センサ 36 突起 38 X軸原点検出センサ 40 突起 42 ペンストッカー 44 メモリ 46 操作パネル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体と、該機体に配設された複数のペン
    保持部を有するペンストッカーと、前記機体に固設され
    たテーブルと、該テーブル上をX軸方向に平行移動可能
    に前記機体に支持されたYレールと、ペン保持体を有し
    前記YレールにY軸方向に移動可能に取り付けられた画
    線ヘッドと、前記テーブル側に配設されたX軸原点検出
    センサと、前記Yレール側に配設されたY軸原点検出セ
    ンサとを備え、前記ペンストッカーと前記画線ヘッドと
    の間で相互にペンの交換を行なうことができ、前記Yレ
    ールを前記X軸方向に駆動し、前記画線ヘッドを前記Y
    レールに沿って駆動して、テーブル上の用紙に作図を行
    なうようにしたプロッタにおいて、前記画線ヘッドが前
    記ペンストッカーのペン保持部が保持するペンを取りに
    ゆくペン交換動作後、前記画線ヘッドをXY原点に向け
    て移動し、前記画線ヘッドのペン保持体のペン保持中心
    点を前記X軸原点検出センサの直上に移動し、該X軸原
    点検出センサのペン検出信号の有無によって、ペン交換
    動作が正しく行なわれたかどうかを検出するようにした
    コントローラを備えたことを特徴とするプロッタ。
JP5047893U 1993-08-24 1993-08-24 プロッタ Pending JPH0715395U (ja)

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