JPH05305553A - 工具折損検出方法 - Google Patents

工具折損検出方法

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JPH05305553A
JPH05305553A JP4140073A JP14007392A JPH05305553A JP H05305553 A JPH05305553 A JP H05305553A JP 4140073 A JP4140073 A JP 4140073A JP 14007392 A JP14007392 A JP 14007392A JP H05305553 A JPH05305553 A JP H05305553A
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breakage
spindle
machining
detector
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修吾 柳瀬
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工作機械において主軸が保持した加工工具の
折損を迅速に検出する。 【構成】 折損検出装置100を主軸56の軸方向移動
経路中に設け、その位置において検出子116が軸方向
移動経路と交差する方向に移動されるとき、加工工具の
先端部に接触すれば、その加工工具が折損していないこ
とがわかり、加工工具がどこで折損しても先端部がなく
なることにより、検出子が加工工具の先端部に接触する
か否かにより折損の有無を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加工工具の折損を検出す
る方法に関するものであり、特に、検出の迅速化に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械には、加工工具をその加
工工具の軸線まわりに回転させて被加工物に加工を施す
とともに、加工工具を自動で交換するものがある。この
種の工作機械は、例えば特公昭52−34075号公報
に記載されているように、(a)一端に加工工具を保持
して回転する主軸と、(b)複数種類の加工工具を収容
する工具マガジンと、(c)主軸を定められた移動経路
に沿って工具マガジンとの間で工具交換を行う工具交換
位置まで移動させる移動装置とを含むように構成され
る。
【0003】このような工作機械において加工工具に折
損が生ずる場合があり、折損を検出して加工工具を交換
することが必要である。そのため、上記公報に記載の工
作機械においては折損検出装置が設けられ、加工終了後
に折損を検出するようにされている。
【0004】この公報に記載の工作機械においては、加
工工具を保持した主軸は水平軸線まわりに回転するとと
もに、上下方向に移動させられるようになっている。ま
た、ワークは、主軸の回転軸線に平行な方向と、その方
向と水平面内において直交する方向とに移動させられる
テーブル上に位置決めして固定され、これら主軸および
テーブルの移動によってワークの所定の個所に加工が施
される。折損検出装置はテーブル上の主軸側の端部に設
けられており、テーブルに主軸の回転軸線と平行な軸線
まわりに回動可能に取り付けられた検出アームと、検出
アームの先端に、検出アームの回動軸線と平行な方向に
移動可能に設けられるとともに、スプリングによって加
工工具側に突出する向きに付勢された検出子と、検出子
の後退により作動するリミットスイッチとを備えてい
る。
【0005】検出アームは加工時には水平な退避位置に
あり、検出時には上下方向に延びる検出位置に回動させ
られる。また、検出時には主軸が上昇させられ、加工工
具が検出位置に回動させられた検出アームの検出子と同
心となる位置に位置決めされ、この状態でテーブルの移
動により検出子が加工工具に向かって前進させられる。
テーブルの移動量は加工工具の長さに応じて設定され、
加工工具に折損が生じていなければ検出子が加工工具に
接触して後退させられ、リミットスイッチが作動するこ
とにより折損が生じていないと判定され、加工工具に折
損が生じていれば検出子が後退せず、リミットスイッチ
が作動しないことにより折損が生じたと判定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この折
損検出装置においては、折損を検出するために検出アー
ムを回動させ、加工工具を検出子に対向する位置へ移動
させた上、検出子を加工工具の回転軸線に平行な方向に
移動させることが必要であり、検出に時間がかかる問題
があった。本発明は、加工工具の折損を迅速に検出する
ことができる方法を提供することを課題として為された
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る工具折損検
出方法は、上記の課題を解決するために、加工工具の交
換のために主軸が少なくともその主軸の回転軸線に平行
な軸方向移動経路を含む移動経路に沿って移動させられ
る工作機械に、その軸方向移動経路と交差する方向に移
動可能な検出子を備えた折損検出装置を、軸方向移動経
路に平行な方向の位置が不変の状態で設け、主軸が工具
交換のために軸方向移動経路を移動している途中に、そ
の主軸を、その主軸が保持した加工工具が折損していな
ければその加工工具の先端部が、検出子の移動軌跡と軸
方向移動経路との交点上に位置するはずの位置で停止さ
せ、検出子を軸方向移動経路から離れた位置から主軸が
保持した加工工具が折損していなければ加工工具の先端
部に接触するはずの位置まで移動させ、検出子が先端部
に接触しなければ、その加工工具が折損していると判定
することを要旨とするものである。
【0008】
【作用】このように構成された工具折損検出方法によれ
ば、折損検出は主軸が工具交換位置へ移動する途中に行
われる。折損検出装置は主軸の軸方向移動経路中におい
て不変の位置に設けられており、その位置において検出
子が軸方向移動経路と交差する方向に移動させられると
き、加工工具の先端部に接触すれば、加工工具が折損し
ていないことがわかる。加工工具がどこで折損しても先
端部は必ずなくなるため、検出子が加工工具の先端部に
接触するか否かにより折損の有無を検出することができ
るのである。
【0009】折損検出時の主軸の停止位置が同じであれ
ば、加工工具の長さによって加工工具の先端部の位置が
変わり、折損が生じていなくても検出子が先端部に接し
なかったり、逆に折損が生じていても加工工具の残部に
検出子が接触したりする事態が生じて、折損が確実に検
出されない。そのため、主軸は「主軸が保持した加工工
具が折損していなければ検出子が加工工具の先端部に接
触するはずの位置」に停止させられ、加工工具の長さに
応じて停止位置が変えられるのであり、それにより加工
工具の長さ如何によらず、折損の有無を確実に検出する
ことができる。
【0010】
【発明の効果】このように本発明によれば、加工工具の
折損検出は工具交換時に行われ、主軸が工具交換位置へ
移動するための軸方向の移動を利用して行われるため、
折損検出のために主軸を余分に移動させる必要がなく、
迅速に折損を検出することができる。また、検出子は軸
方向移動経路と交差する方向に移動させられて折損の有
無を検出するようにされているため、検出子と主軸との
干渉を避けるための検出子の移動方向と折損検出のため
の移動方向とが同じでよく、また、折損検出装置は軸方
向移動経路に平行な方向の位置が不変とされているた
め、検出子を移動させるための移動装置が簡単なもので
済む。さらに、前記公報に記載の装置におけるように、
検出子を軸方向移動経路に沿って移動させる必要がない
ため、加工工具がワークから離脱させられれば直ちに折
損検出を行うことも可能であり、折損検出に要するスペ
ースが少なくて済む。
【0011】
【実施例】以下、本発明をNCタッピングマシンにおけ
る加工工具の折損検出に適用した場合の実施例を図面を
基づいて詳細に説明する。図4および図5において10
はベースである。ベース10上に取り付けられたハウジ
ング12内には、図7に示すように主軸ヘッド14およ
び0°/180°回転ワークテーブル装置16(以下、
ワークテーブル装置16と略称する。)が設けられ、主
軸ヘッド14に保持された加工工具がワークテーブル装
置16のワークテーブル18上に位置決めされたワーク
に加工を施すようにされている。
【0012】ベース10上には、図7に示すようにX軸
方向(紙面に直角な方向)に延びる一対のガイドレール
22が設けられ、X軸スライド24を摺動可能に支持し
ている。X軸スライド24にはナット26が固定される
とともにボールねじ28に螺合されており、ボールねじ
28がX軸方向駆動モータ30(図8参照)によって回
転させられることによりX軸スライド24はX軸方向に
移動させられる。X軸スライド24上には、一対のガイ
ドレール32が水平面内においてX軸方向と直交するY
軸方向(図7において左右方向)に設けられ、Y軸スラ
イド34を摺動可能に支持している。Y軸スライド34
は図6に示すようにボールねじ36にナット38におい
て螺合され、ボールねじ36がY軸方向駆動モータ40
(図7参照)によって回転させられることにより、Y軸
方向に移動させられる。
【0013】Y軸スライド34上にはコラム44が立設
されている。コラム44の前面には一対のガイドレール
46(図6参照)がZ軸方向(上下方向)に設けられ、
Z軸スライド48が摺動可能に嵌合されている。Z軸ス
ライド48に固定の図示しないナットはボールねじ50
に螺合されており、ボールねじ50がZ軸方向駆動モー
タ52(図7参照)によって回転させられることにより
昇降させられる。
【0014】前記主軸ヘッド14はZ軸スライド48に
取り付けられている。主軸ヘッド14の本体54はZ軸
スライド48と一体に形成され、主軸56がZ軸方向に
平行な垂直軸線まわりに回転可能に支持されるととも
に、主軸駆動モータ58によって回転させられるように
なっており、Z軸スライド48の移動により回転軸線に
平行な方向に移動させられる。主軸56内には図示しな
いドローバーが設けられ、加工工具60を保持する工具
ホルダ62の後端部に設けられたプルスタッドに係合し
て主軸56内に引き込み、主軸56に固定するようにさ
れている。
【0015】ドローバーによる工具ホルダ62の引込
み,解放は、Z軸スライド48,本体54内に設けられ
た図示しないカムおよびZ軸方向駆動モータ52の外側
に取り付けられたカムフォロワ64とを有するドローバ
ー駆動用カム装置によって為される。主軸56はZ軸ス
ライド48の移動により昇降し、それに伴ってカムフォ
ロワ64がカムに係合,離脱するのであるが、主軸56
の上昇時にドローバーによる工具ホルダ62の把持を解
き、下降時に把持するように構成されているのである。
なお、この構成は特開昭63−267136号公報に記
載の装置と同じである。
【0016】上記コラム44にはまた、図7に示すよう
に、その前面に固定のフレーム66に工具マガジン68
が取り付けられている。工具マガジン68は主軸ヘッド
14より前側に設けられており、フレーム66に主軸5
6の回転軸線と交差する軸線まわりに回転可能に取り付
けられた回転体70を有している。回転体70には、そ
れぞれ工具ホルダ62を保持する10個のグリップアー
ム72が等角度間隔にかつ回動可能に取り付けられてお
り、回転体70がインデックスモータ74を駆動源とす
るバレルカム装置(図示省略)によって間欠回転させら
れることにより、10個のグリップーム72が順次最も
下方の工具交換位置に移動させられる。なお、これら回
転体70およびグリップアーム72は、フレーム66に
固定のカバー76によって覆われている。
【0017】グリップアーム72は、グリップアーム7
2に取り付けられた2個のカムフォロワおよび主軸ヘッ
ド14の本体54に設けられたカムを含む工具交換用カ
ム装置によって回動させられ、主軸56との間で工具の
交換を行う。主軸56の上昇に伴ってグリップアーム7
2は主軸56に保持された工具ホルダ62に係合し、ド
ローバーによる工具ホルダ62の把持が解かれた後、更
に主軸56が上昇することにより工具ホルダ62が主軸
56から抜け出させられる。主軸56が上昇端位置へ移
動した後、回転体70が回転させられて次に主軸56に
保持させる工具ホルダ62を把持したグリップアーム7
2が工具交換位置に位置決めされ、主軸56の下降によ
り、グリップアーム72が工具ホルダ62が主軸56に
嵌合される位置に回動させられた後、主軸56に工具ホ
ルダ62が嵌合され、更にドローバーによって把持され
た後、グリップアーム72が工具ホルダ62から離脱さ
せられるのである。なお、この構成も前記特開昭63−
267136号公報に記載の装置と同じである。
【0018】このように加工工具60の交換は、主軸5
6の昇降、すなわち主軸56の回転軸線に平行な軸方向
移動によって行われるのであり、この軸方向移動経路
中、グリップアーム72が工具ホルダ62を把持するた
めの回動を開始する位置から、工具ホルダ62が主軸5
6から離脱させられるまでの位置が工具交換位置であ
る。また、Z軸スライド48,ボールねじ50およびZ
軸方向駆動モータ52等が移動装置を構成している。
【0019】なお、主軸ヘッド14のZ軸方向における
機械的原点は予め設定されている。この原点は主軸ヘッ
ド14の下降端と上昇端との間に設定され、加工は原点
より下方の領域で行われ、工具の交換は主として原点よ
り上方の領域で行われる。
【0020】前記回転テーブル装置16は、図7に示す
ようにベース10上の主軸ヘッド14の前側の位置に設
けられ、前記テーブル18は軸78により垂直軸線まわ
りに回転可能に取り付けられている。テーブル18は矩
形を成し、長手方向の両端部がワーク取付部80,81
とされている。すなわち、ワーク取付部80,81には
それぞれワークを位置決めできる治具が固定されるか、
あるいはワークを直接位置決め固定できるようになって
おり、テーブル18がテーブル駆動モータ82によって
反転、すなわち180度ずつ回転させられることによ
り、2個のワーク取付部80,81が択一的に主軸ヘッ
ド14の真下の加工位置に位置決めされ、主軸56がX
軸,Y軸およびZ軸のスライド24,34,48により
三次元の空間内を移動させられて、加工工具60がワー
クの所定部位に加工を施す。
【0021】これら主軸ヘッド14,反転テーブル装置
16および工具マガジン68を覆うハウジング12の前
壁86には扉88が設けられており、作業者が扉88を
開いて、工具マガジン68に収容された加工工具60の
交換やテーブル18に直接あるいは治具を介して固定さ
れたワークの交換等の作業を行うことができるようにさ
れている。また、工具マガジン68は扉88との間に開
閉可能に設けられたカバー90によって覆われている。
【0022】本マシンには、図7に示すように加工工具
60の折損を検出する折損検出装置100が設けられて
いる。折損検出装置100は、図1に示すように、前記
コラム44に取り付けられており、Z軸方向には移動し
ないが、主軸ヘッド14と共にX軸方向およびY軸方向
には移動する。
【0023】コラム44のY軸方向に平行な両側面には
それぞれコラムカバー102が固定されるとともに、コ
ラムカバー102にはブラケット104が固定されてい
る。ブラケット104は、コラム44の側方から正面側
へ曲がり込んでL字形を成し、その底壁のコラム正面側
の部分には、図2に示すようにボス部材106が立設さ
れるとともに、軸108が垂直軸線まわりに回転可能に
嵌合されている。軸108の上面にはセンサアーム11
0が軸108から水平に延び出す状態で固定され、その
自由端部に折損検出センサ112が取り付けられてい
る。
【0024】折損検出センサ112は、本体114の先
端から針状の検出子116が延び出させられたものであ
り、本体114においてセンサアーム110の自由端部
に取り付けられたアジャストナット118に螺合されて
おり、この螺合量の調節により検出子116の先端の位
置が調節される。折損検出センサ112は、検出子11
6が検出対象物に接触して回動することによりリミット
スイッチが作動させられてON信号を発するように構成
された接触式のセンサであり、非検出時にはリミットス
イッチが作動せず、信号はOFFのままである。検出子
116は弾性を有するものとされ、対象物に接触した状
態から更にセンサアーム110が旋回させられても、弾
性変形して逃げるようにされている。なお、センサアー
ム110および本体114の前部および下部は、図1に
示すように、センサアーム110に固定のL字形のカバ
ー120によって覆われている。
【0025】センサアーム110の折損検出センサ11
2が取り付けられた側とは反対側の端部には耳片124
が突設され、エアシリンダ126のピストンロッド12
8の先端部にピン130によって垂直軸線まわりに回動
可能に連結されている。エアシリンダ126は、ブラケ
ット104に固定の取付部材132にピン134により
垂直軸線まわりに回動可能に取り付けられている。
【0026】エアシリンダ126は複動式のシリンダで
あり、2個のエア室は、図3に示すように、パイプ13
8,コラム44の上面に取り付けられた電磁方向切換弁
142を介してエア源144(図5参照)に接続されて
いる。これらエア室は電磁方向切換弁142の切換えに
よりエア源144と大気とに択一的に連通させられ、エ
アシリンダ126のブラケット104に取り付けられた
側のエア室がエア源144に連通させられ、他方のエア
室が大気に解放された状態ではピストンロッド128が
伸長させられ、折損検出センサ112は図1に二点鎖線
で示すようにX軸方向(図において左右方向)と平行で
あって、加工を妨げない退避位置に位置させられる。ま
た、エア室とエア源144および大気との連通が逆にさ
れればピストンロッド128が収縮し、折損検出センサ
112はセンサアーム110の旋回により、実線で示す
ように検出子116が主軸56の回転軸線近傍の検出位
置に移動させられる。
【0027】エアシリンダ126には2個の旋回速度調
節器146が取り付けられ、2個のエア室にそれぞれ供
給,排出されるエアの流量を調節し、ピストンロッド1
16の伸縮速度を調節するようにされている。本実施例
においては折損検出センサ112が約1〜1.5秒で検
出位置と退避位置との間を移動する速度に調節されてい
る。また、ピストンロッド128の伸長端はストッパ1
48によって規定され、ストッパ148は、折損検出セ
ンサ112が退避位置においてX軸方向に平行となるよ
うにセットされている。ピストンロッド128が伸長さ
せられてセンサアーム110が旋回させられるとき、エ
アシリンダ126は垂直軸線まわりに回動するが、ブラ
ケット104には2個のリミットスイッチ150が取り
付けられており、ピストンロッド128が伸長端位置お
よび収縮端位置に移動したときのエアシリンダ126を
それぞれ検出するようにされている。
【0028】さらに、ピストンロッド128は収縮端ま
で引っ込むのであるが、シリンダナックル152の調節
により、折損検出センサ112が主軸56の回転軸線を
旋回方向において小距離(本実施例においては10mm)
行き過ぎるようにされている。さらにまた、検出子11
6の先端の位置は前記アジャストナット118により、
主軸56の回転軸線から検出子116の軸方向において
小距離(本実施例においては10mm)突出するように調
節されている。
【0029】本マシンは、図8に示す制御装置160に
よって制御される。制御装置160は、CPU162,
ROM164,RAM166およびそれらを接続するバ
ス168を有するコンピュータを主体とするものであ
り、図5に示すようにハウジング12の背面に設けられ
ている。バス168には入力インタフェース170が接
続され、操作装置171,入力装置172,折損検出セ
ンサ112およびリミットスイッチ150が接続されて
いる。操作装置171は加工工具の長さや加工工具の折
損検出を行うか否か等のデータを入力するものであり、
多数のキーを備えている。また、入力装置172は、N
Cデータ(数値データを含む運転プログラム)を入力す
る装置であり、入力は紙テープに穿孔されたNCデータ
を読み込むことにより行なわれる。折損検出センサ11
2およびリミットスイッチ150はそれぞれ、図3に示
すケーブル174,175によって入力インタフェース
170に接続されている。
【0030】バス168にはまた出力インタフェース1
76が接続され、駆動回路178,180,182,1
84,185,186,188および制御回路190を
介してX軸方向駆動モータ30,Y軸方向駆動モータ4
0,Z軸方向駆動モータ52,主軸駆動モータ58,イ
ンデックスモータ74,テーブル駆動モータ82,電磁
方向切換弁142および表示装置196等が接続されて
いる。
【0031】また、RAM166には、図9に示すよう
に、折損検出位置メモリ200と、工具マガジン68に
収容される10種類の加工工具の各工具番号を工具マガ
ジン68の回転体70の取付位置と対応付けて記憶する
第一〜第十の工具番号メモリ202〜220と、折損検
出センサ112の検出結果を記憶する折損検出結果メモ
リ222が設けられている。
【0032】RAM166には、図示は省略するが、本
マシンにおいて使用され得る全部の加工工具60の工具
番号と、各加工工具60の長さとを対応付けたデータが
格納されている。ここにおいて加工工具の長さとは、主
軸56の先端から加工工具60の先端までの距離であ
り、回転体70のいずれの位置に取り付けられた加工工
具60が使用されているかがわかれば、使用されている
加工工具60の長さがわかる。さらに、ROM164に
は、図10にフローチャートで示す工具折損検出ルーチ
ンおよび図11にフローチャートで示す工具交換ルーチ
ンが格納されている。以下、加工工具60の折損検出に
ついて説明する。
【0033】工具の折損検出は、工具交換時に行われ
る。そのため加工開始に先立って、まず、工具折損検出
時に加工工具60の先端が位置すべき折損検出位置の設
定が作業者によって行われる。設定時には、長さが既知
の加工工具を主軸56に保持させた後、本マシンを手動
モードに切り換える。そして、操作装置171に設けら
れたZ軸方向移動キーを操作して主軸56をZ軸方向に
移動させ、図12に示すように加工工具60の先端が折
損検出センサ112の検出子116より10mm程度下方
に突出する位置に移動させる。このように折損検出位置
を設定すれば、加工工具60に折損が生じていなけれ
ば、折損検出センサ112は主軸56の回転軸線と交差
する位置から行き過ぎて旋回するとき、必ず検出子11
6が加工工具60の先端部に接触することとなり、折損
が生じていないことが確実に検出される。なお、設定時
には、折損検出センサ112は自動であるいは手動で検
出位置に移動させておく。
【0034】また、主軸56をZ軸方向に移動させると
き、表示装置196を主軸56の現在位置をX軸,Y軸
およびZ軸の各方向毎に表示する「現在位置」画面に切
り換え、主軸56のZ軸方向の位置がわかるようにして
おく。Z軸方向の位置はワークテーブル装置16のワー
クテーブル18の上面を0として測定され、主軸56を
移動させた後、作業者は主軸56のZ軸方向の位置から
加工工具60の長さを引いた値を求める。主軸56を移
動させたとき、例えば、主軸56のZ軸方向の位置が4
00mmであり、加工工具60の長さが150mmであると
すれば差250mmが求められ、表示装置196の表示を
「パラメータ設定」画面に切り換えた後、「折損検出位
置」の欄に250.000(mm)を入力する。入力され
た値は折損検出位置を表し、折損検出位置メモリ200
に格納される。
【0035】また、加工工具の折損検出は、予め折損検
出が指示された場合に行われる。この指示は、表示装置
196を「工具の割当て」画面にし、その画面のうち、
補助機能の「切削後」の欄に信号「200」を設定する
ことにより行われる。1つの加工に複数種類の加工工具
60を使用する場合、各加工工具60毎に折損を検出す
るならば、工具毎に信号「200」を設定することが必
要である。
【0036】次に、図10に示す工具折損検出ルーチン
に従って工具折損の検出について説明する。このルーチ
ンは1個の加工工具60による加工の終了毎に実行さ
れ、まず、ステップS1(以下、S1と略記する。他の
ステップについても同じ。)において工具折損検出が指
令されているか否かの判定が行われる。この指令は、加
工の済んだ工具について信号「200」が設定されてい
る場合に出される。工具折損検出が指令されていればS
1の判定結果はYESとなってS2が実行され、加工工
具60の先端を折損検出位置に移動させるための主軸5
6の位置(この位置を折損検出時の主軸の復帰位置と称
する)が求められるとともに、主軸56が復帰位置に移
動させられる。
【0037】復帰位置は、折損検出位置に主軸56に保
持された加工工具60の長さを加えることにより求めら
れる。工具マガジン68に収容されている加工工具60
のうち、いずれの加工工具60が使用されているかはN
Cデータによりわかり、その加工工具60の工具番号に
基づいて加工工具60の長さがRAM166から読み出
されるとともに、折損検出位置がRAM166から読み
出されて復帰位置が算出される。したがって、復帰位置
は加工工具60の長さによって異なるが、加工工具60
はその長さ如何によらず、折損が生じていなければ加工
工具60の先端部が検出位置へ旋回する検出子116と
交差する折損検出位置へ移動させられることとなる。
【0038】主軸56が復帰位置へ上昇し、停止したな
らばS3が実行され、センサアーム110が旋回させら
れて折損検出センサ112が退避位置から検出位置へ軸
方向移動経路に直角な軌跡を描いて移動させられる。折
損検出位置は、前述のように検出子116より小距離下
方に設定されており、また、検出子116はその旋回軌
跡と主軸56の軸方向移動経路との交点を越えて旋回す
るようにされるとともに、検出子116の長さは先端が
軸方向移動経路を少量越える大きさに設定されているた
め、加工工具60に折損が生じていなければ検出子11
6が加工工具60の先端部に接触してON信号が発せら
れ、折損が生じていれば検出子116が加工工具60の
先端部に接触せず、信号はOFFのままである。
【0039】折損検出センサ112の信号がONである
かOFFであるかは折損検出結果メモリ222に格納さ
れ、格納後、折損検出センサ112が退避位置に戻され
てS3の実行が終了する。
【0040】続いてS4において折損が生じているか否
かの判定が行われる。この判定は折損検出センサ112
が信号を発しているか否かにより行われ、折損が生じて
いなければS4の判定結果はNOとなり、S5,S6が
実行されて加工工具の交換が行われる。主軸56が原点
に復帰させられた後、上昇させられて工具の交換が行わ
れる。主軸56を原点に復帰させるのは、主軸56を所
定の回転位置に位置させるオリエンテーション動作を行
うためである。
【0041】また、加工工具に折損が生じていればS4
の判定結果はYESとなり、S7においてエラー処理が
行われる。本NCタッピングマシンの運転が停止させら
れるとともに、折損発生を示すアラームが発せられ、あ
るいはランプが点灯されるのである。
【0042】以上、折損検出が指令された場合について
説明したが、折損検出が指令されなければS1の判定結
果はNOとなり、図11に示す工具交換ルーチンが実行
され、S8において主軸56がまずZ軸方向の原点に復
帰させられた後、S9が実行され、主軸56が上昇させ
られて工具の交換が行われる。
【0043】このように本実施例においては加工工具6
0の折損が検出されるのであるが、主軸56が加工工具
60の交換を行うために軸方向に移動する途中で検出が
行われるため、折損検出のために余分な動きをさせなく
てもよく、迅速に折損検出を行うことができる。
【0044】また、検出子116は旋回によって主軸5
6の軸方向移動経路と直交する位置に移動するようにさ
れているため、制御が容易である利点がある。検出子1
16は本体114から長く延び出させられており、その
先端部において加工工具60に接触するため、万一、旋
回量が過大で検出子116の先端部が加工工具60に接
触した後、さらに本体114が移動させられても検出子
116の基端部における回動角度は少なく、損傷が生ず
ることはない。そのため検出子116を検出位置へ旋回
させるとき、確実に加工工具60に接触するように多め
に旋回させることができ、制御をそれほど精度良く行わ
なくてもよいのである。
【0045】また、検出子116を旋回させて加工工具
60の先端部に接触させる場合、加工工具60と検出子
116の移動平面とが交差するように折損検出位置を設
定すればよく、検出子116が細くても容易に加工工具
60に接触させることができる。検出子116をその長
手方向に移動させて加工工具60の先端部に接触させる
ことも可能なのであるが、その場合には検出子116の
位置を正確に加工工具60と同一平面内に位置するよう
に設定することが必要であり、検出子116が細い場合
には特に設定が容易ではないのである。
【0046】さらに、主軸ヘッド14および折損検出装
置100がいずれもコラム44に設けられており、それ
らのX軸方向およびY軸方向における相対位置は変わら
ず、工具交換および折損検出のためにはZ軸方向におい
てのみ相対移動するようにされているため、折損検出の
ために主軸ヘッド14と折損検出装置100とのX軸方
向およびY軸方向の位置合わせを行う必要がなく、加工
の終了後、直ちに折損を検出することができる。
【0047】なお、上記実施例においては、加工工具の
交換毎に折損検出を行うか否かを指示し、その指示に基
づいて折損検出が行われるようにされていたが、指示し
なくても工具交換が行われる毎に自動的に折損検出が行
われるようにしてもよい。
【0048】また、上記実施例においては主軸ヘッド1
4がX軸,Y軸およびZ軸方向に移動してワークに加工
を施すようにされていたが、ワークを少なくとも1方向
に移動させ、主軸ヘッドを他の方向に移動させて加工を
行うようにしてもよい。
【0049】さらに、上記実施例においては主軸ヘッド
14のZ軸方向の移動によりグリップアーム72を回動
させて工具の交換が行われるようになっていたが、主軸
ヘッド14と工具マガジン68との間に工具交換装置を
設け、主軸ヘッド14を所定の工具交換位置に移動させ
た状態で工具交換装置が主軸ヘッド14と工具マガジン
68との間で加工工具60の交換を行うようにしてもよ
い。
【0050】さらにまた、上記実施例においてNCタッ
ピングマシンは1個のコンピュータを有する制御装置1
60によって制御されるようになっていたが、加工,折
損検出およびワークテーブル装置16の制御と、工具マ
ガジン68の制御とをそれぞれ別々のスレーブコンピュ
ータによって行い、それら2個のスレーブコンピュータ
をマスタコンピュータによって制御する構成としてもよ
い。
【0051】また、上記実施例において工具交換は主軸
56のZ軸方向の移動のみによって行われるようになっ
ていたが、更に、X軸方向,Y軸方向のいずれか、ある
いはX軸方向およびY軸方向へも移動して工具交換が行
われる工作機械にも本発明を適用することができる。
【0052】その他、特許請求の範囲を逸脱することな
く、当業者の知識に基づいて種々の変形,改良を施した
態様で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である工具折損検出方法が実
施されるNCタッピングマシンに設けられた折損検出装
置を示す平面図である。
【図2】上記折損検出装置を示す正面図である。
【図3】上記折損検出装置のエアシリンダへのエア供給
経路および折損検出センサの信号を伝達するケーブルを
示す図である。
【図4】上記NCタッピングマシンの外観を示す正面図
である。
【図5】上記NCタッピングマシンの外観を示す側面図
である。
【図6】上記NCタッピングマシンをハウジングを取り
外して示す正面図である。
【図7】上記NCタッピングマシンをハウジングを取り
外して示す側面図である。
【図8】上記NCタッピングマシンを制御する制御装置
を示すブロック図である。
【図9】上記制御装置の主体を成すコンピュータのRA
Mのうち、本発明に関連の深い部分を取り出して示すブ
ロック図である。
【図10】上記コンピュータのROMに格納された工具
折損検出ルーチンを示すフローチャートである。
【図11】上記コンピュータのROMに格納された工具
交換ルーチンを示すフローチャートである。
【図12】上記折損検出方法により折損を検出する際の
折損検出位置の設定を説明する図である。
【符号の説明】
48 Z軸スライド 50 ボールねじ 52 Z軸方向駆動モータ 56 主軸 60 加工工具 68 工具マガジン 100 折損検出装置 116 検出子 160 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に加工工具を保持して回転する主軸
    と、複数種類の加工工具を収容する工具マガジンと、前
    記主軸を少なくともその主軸の回転軸線に平行な軸方向
    移動経路を含む移動経路に沿って前記工具マガジンとの
    間で工具交換を行う工具交換位置まで移動させる移動装
    置とを含む工作機械において前記主軸が保持した加工工
    具の折損を検出する方法であって、 前記軸方向移動経路と交差する方向に移動可能な検出子
    を備えた折損検出装置を、前記軸方向移動経路に平行な
    方向の位置が不変の状態で設け、前記主軸が工具交換の
    ために前記軸方向移動経路を移動している途中に、その
    主軸を、その主軸が保持した加工工具が折損していなけ
    ればその加工工具の先端部が、前記検出子の移動軌跡と
    前記軸方向移動経路との交点上に位置するはずの位置で
    停止させ、前記検出子を前記軸方向移動経路から離れた
    位置から前記主軸が保持した加工工具が折損していなけ
    れば前記先端部に接触するはずの位置まで移動させ、検
    出子が先端部に接触しなければ、その加工工具が折損し
    ていると判定する工具折損検出方法。
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