JPH07153517A - プラグ - Google Patents

プラグ

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Publication number
JPH07153517A
JPH07153517A JP5300699A JP30069993A JPH07153517A JP H07153517 A JPH07153517 A JP H07153517A JP 5300699 A JP5300699 A JP 5300699A JP 30069993 A JP30069993 A JP 30069993A JP H07153517 A JPH07153517 A JP H07153517A
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JP
Japan
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plug
force
hole
spring
tip
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5300699A
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English (en)
Inventor
Manabu Yano
学 矢野
Yasuhiro Sumino
安弘 住野
Hiromichi Inoue
浩道 井上
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 挿入力を大きくせずにプラグ受けの穴部に大
きな押圧力で内接させる。 【構成】 プラグ受けの長手方向に奥行きを持つ穴部に
先端から軸方向に挿入される棒状の挿入部材11と、一
端部11aが挿入部材11の先端に固着され、他端部1
1bが挿入部材11の先端よりも基端側の部分に対峙又
は接触するよう挿入方向と逆方向に延設され、中央部1
1cがプラグ受けの穴部に挿入方向と直交する方向の弾
性力でもって内側から押圧し得るばね部材12と、を備
えたプラグにおいて、前記挿入部材11は、前記ばね部
材12の他端部12aを挿入方向と直交する方向へ押し
広げる押し広げ部材15を軸方向に移動可能なよう挿通
されてなる構成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラグ受けの穴部に挿
入されるプラグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプラグ1として、図8及
び図9に示す構成のものが存在する。このものは、プラ
グ受け2に略円筒状の穴部21に先端から軸方向に挿入
される棒状の挿入部材11と、一端部12aが挿入部材
11の先端に固着され、他端部12bが挿入部材11の
先端よりも基端側の部分に対峙するよう挿入方向と逆方
向に延設され、絶縁部材13を設けられた保持部材14
により挿入部材11に保持され、中央部12cがプラグ
受け2の穴部21に挿入方向と直交する方向の弾性力f
2でもって内側から押圧するばね部材12と、を備えて
構成されている。
【0003】このプラグ1をプラグ受け2の穴部21に
挿入して接続する過程を図9(a)乃至(d)に基づい
て以下に述べる。但し、図9(a)乃至(d)では、プ
ラグ1の保持部材14及び絶縁部材13は省略してい
る。このプラグ受け2は、その穴部21の内寸L1 がプ
ラグ1の外寸L2 よりも小さく、同図(b)に示すよう
に、プラグ1を矢示する挿入力f1 でもって挿入部材1
1を挿入していくと、ばね部材12は、その一端部12
aが挿入部材11の先端に固着されているので、挿入部
材11とともにプラグ受け2の穴部21に挿入されて圧
縮し、プラグ受け2の穴部21の内側をばね付勢して押
圧する押圧力に対抗する矢示する抗力f2を受けて、挿
入方向と逆方向の矢示する摩擦力f3 を受けるようにな
り、同図(c)に示すように、その中央がプラグ受け2
の穴部21の内側から抗力f2 を受けるまで挿入される
と摩擦力f3 が最大になり、この摩擦力f3 を受けてさ
らに距離S1 を挿入されると、同図(d)に示すよう
に、穴部21の突き当たりに当接して、プラグ1はプラ
グ受け2に接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のプラグ
1にあっては、そのばね部材12が挿入方向と逆方向の
摩擦力f3 を受けながら、プラグ受けの穴部21の突き
当たりに当接するまで挿入しなければならず、しかも、
その中央が穴部21の内側から抗力f2 を受けるまで挿
入されると、そのときから最大の摩擦力f3 を受けなが
ら距離S1 を挿入しなければならない。
【0005】従って、プラグ1に大電流を流せるよう、
プラグ1のばね部材12がプラグ受け2の穴部21の内
側をばね付勢して押圧する押圧力を大きくすると、その
押圧力に対抗する抗力f2 及びその抗力f2 による摩擦
力f3 も大きくなるので、挿入力f1 を大きくしなけれ
ばならなくなる。
【0006】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、プラグ受けの穴部へ挿入
する挿入力を大きくすることなく、プラグ受けの穴部の
内側をばね付勢して押圧する押圧力が大きいプラグを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、プラグ受けにおける長
手方向に奥行きを持つ穴部に先端から軸方向に挿入され
る棒状の挿入部材と、一端部が挿入部材の先端に固着さ
れ、他端部が挿入部材の先端よりも基端側の部分に対峙
又は接触するよう挿入方向と逆方向に延設され、中央部
がプラグ受けの穴部に挿入方向と直交する方向の弾性力
でもって内側から押圧し得るばね部材と、を備えたプラ
グにおいて、前記挿入部材は、前記ばね部材の他端部を
挿入方向と直交する方向へ押し広げる押し広げ部材を軸
方向に移動可能なよう挿通されてなる構成としている。
【0008】また、請求項2記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記押し広げ部材は、軸方向に移動
すると、前記ばね部材の他端部に当接する当接部が設け
られてなる構成としている。
【0009】また、請求項3記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記押し広げ部材は、軸方向に移動
すると、前記ばね部材の他端部に係合される係合部が設
けられてなる構成としている。
【0010】
【作用】請求項1記載のものによれば、棒状の挿入部材
をプラグ受けの穴部に先端から軸方向に挿入した後、押
し広げ部材を挿入部材の軸方向に移動させると、一端部
が挿入部材の先端に固着されたばね部材は、挿入部材の
先端よりも基端側の部分に対峙又は接触するよう挿入方
向と逆方向に延設された他端部が挿入方向と直交する方
向へ押し広げられ、その結果、その一端部を支点とする
他端部の押し広げ力のモーメントと、一端部と他端部と
の間でプラグ受けの穴部の内側をばね付勢して押圧する
押圧力に対抗する抗力のモーメントとが釣り合うことと
なり、支点からの軸方向の距離が長い押し広げ力は、支
点からの軸方向の距離が短い抗力よりも小さくてもよく
なる。
【0011】請求項2記載のものによれば、押し広げ部
材は、その当接部がばね部材の他端部に当接するまで軸
方向に移動すると、その軸方向の先端から当接部までの
部分がばね部材を押し広げることになる。
【0012】請求項3記載のものによれば、押し広げ部
材は、軸方向へ移動すると、その係合部がばね部材の他
端部に係合して移動が規制される。
【0013】
【実施例】本発明の第1実施例を図1乃至図3に基づい
て以下に説明する。なお、従来例と実質的に同一の機能
を有する部材には同一の符号を付してある。このプラグ
1は、挿入部材11、ばね部材12、絶縁部材13、押
し広げ部材15、で構成される。
【0014】挿入部材11は、導電性金属材料により円
柱状に形成され、電線がその先端にはんだ等で接続され
る。
【0015】ばね部材12は、導電性金属材料の2枚の
板ばね材よりなり、一方の板ばね材の一方面の中央は挿
入部材11の電線が接続されていない方の先端に溶接等
により固着され、その一方の板ばね材の長手方向の両端
付近が挿入部材11の略中央の部分に対峙するよう弓な
りに湾曲され、さらに両端が挿入部材11から少し離れ
るよう逆方向に折曲されており、他方の板ばね材は、一
方の板ばね材と十字に交差するよう、その一方面の中央
を一方のばね材の他方面の中央に重合させ、一方のばね
材と同様に湾曲及び折曲されている。こうすることによ
り、ばね部材12の挿入部材11に固着されている部分
を一端部12aとすると、その他端部12bが挿入部材
11に対峙するよう延設された状態となり、その中央部
12cが弾性力をもって押圧し得る弓なりの形状となっ
ている。
【0016】絶縁部材13は、挿入部材11の電線が接
続されている方の先端付近を密着して包囲するようプラ
スッチック等の成形材料により筒状に形成されている。
【0017】押し広げ部材15は、プラスッチック等の
成形材料に一方の先端の角部にテーパーが設けられた筒
状に形成され、テーパーが設けられた方の先端をばね部
材12の一端部12a側にして軸方向に移動可能なよう
挿入部材11に挿通されている。
【0018】次に、プラグ1の押し広げ部材11が挿入
部材11の軸方向に移動したときのばね部材12の状態
変化について説明する。ばね部材12は、その長手方向
と直交する方向の外寸が図2(a)に示すL2 である
が、押し広げ部材15が挿入部材11の軸方向に移動し
て同図(b)の状態になると、挿入方向と直交する方向
に押し広げられて、その長手方向と直交する方向の外寸
がL3 となる。
【0019】次に、プラグ1をプラグ受け2に挿入して
接続する手順について説明する。ばね部材12は、その
長手方向に直交する外寸が図3(a)に示すL2 で、プ
ラグ1を挿入されるプラグ受け2の穴部21の内径L1
よりも僅かに大きく、挿入部材11をプラグ受け2の穴
部21に矢示する挿入力f1 でもって挿入すると、その
一端部12aが挿入部材11の挿入方向の先端に固着さ
れているので挿入部材11とともにプラグ受け2の穴部
21に、同図(b)に示すように挿入され、そのとき内
側をほとんど押圧しないのでその押圧力に対抗する抗力
2 もほとんどない。続いて挿入部材11に挿通された
押し広げ部材15を、同図(c)に示すように、挿入部
材11の軸方向に移動すると、ばね部材12は、挿入部
材11に対峙するよう延設された他端部12aが挿入方
向と直交する方向へ押し広げられることによって、その
中央部12cが穴部21の内側をばね付勢して押圧する
押圧力に対抗する抗力f2 を受けて押圧することとな
り、さらに押し広げ部材15を少し移動させると、抗力
2 による摩擦で、同図(d)に示すように、移動が規
制されて挿入が終了する。
【0020】上記した押し込み部材15の移動が終了し
た状態では、ばね部材12の一端部を支点とする他端部
12bの押し広げ力のモーメントと、ばね部材12の中
央部12cが受ける抗力f2 のモーメントとが釣り合う
こととなり、支点からの軸方向の距離が中央部12cに
比べ約2倍の位置にある他端部12bの押し広げ力は、
抗力f2 の約1/2でよい。
【0021】かかるプラグ1にあっては、上記したよう
に、押し広げ力は、抗力f2 の約1/2に小さくなるの
で、押し広げ部材15は、移動するときの押し広げ力に
対抗する摩擦力f3 も小さくなって容易に移動すること
ができ、また、その移動距離S2 も短い。従って、プラ
グ1は挿入力f1 を大きくすることなく、プラグ受け2
の穴部21にばね付勢して押圧する押圧力が大きくでき
る。
【0022】なお、本実施例では、ばね部材12の他端
は、挿入部材11から離れるよう屈曲形成されている
が、押し広げ部材15が容易にばね部材12を押し広げ
るよう設計されているときは屈曲形成されていなくても
よく、そのときは、ばね部材の加工が容易になる。
【0023】次に、本発明の第2実施例を図4及び図5
に基づいて以下に説明する。なお、第1実施例と実質的
に同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、第1
実施例と異なるところのみ記す。
【0024】第1実施例では、押し広げ部材15は、挿
入部材11の軸方向に直交する方向の寸法が移動方向の
先端を除いて一定となっているのに対し、本実施例で
は、その移動方向の基端部から挿入部材11の軸方向に
直交する方向に延設された当接部15aが設けられてい
る構成となっている。
【0025】かかるプラグ1にあっては、押し広げ部材
15は、その当接部15aがばね部材12の他端部12
aに当接するまで挿入部材11の軸方向に移動すると、
軸方向の先端から当接部15aまでの部分がばね部材1
2を押し広げることになるので、ばね部材12は、その
移動量が一定になり、第1実施例の効果を再現性よく得
ることができ、また、当接部15aを掴んで容易に移動
させることができる。
【0026】次に、本発明の第3実施例を図6及び図7
に基づいて以下に説明する。なお、第2実施例と実質的
に同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、第2
実施例と異なるところのみ記す。
【0027】第2実施例では、押し広げ部材15の移動
方向の先端及び当接部15aの間には凹凸がないのに対
し、本実施例では、移動方向に直交する溝状の係合部1
5bが設けられた構成になっている。
【0028】かかるプラグ1にあっては、第1実施例の
効果に加えて、押し広げ部材15は、軸方向に移動する
と、その係合部15bがばね部材12の他端部12bに
係合して移動が規制されるので、ばね部材12が抜ける
の防止することができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載のものは、棒状の挿入部材
をプラグ受けの穴部に先端から軸方向に挿入した後、押
し広げ部材を挿入部材の軸方向に移動させると、一端部
が挿入部材の先端に固着されたばね部材は、挿入部材の
先端よりも基端側の部分に対峙又は接触するよう挿入方
向と逆方向に延設された他端部が挿入方向と直交する方
向へ押し広げられ、その結果、その一端部を支点とする
他端部の押し広げ力のモーメントと、一端部と他端部と
の間でプラグ受けの穴部の内側をばね付勢して押圧する
押圧力に対抗する抗力のモーメントとが釣り合うことと
なり、支点からの軸方向の距離が長い押し広げ力は、支
点からの軸方向の距離が短い抗力よりも小さくてもよく
なるので、押し広げ部材は、移動するときの押し広げ力
に対抗する抗力による摩擦力も小さくなって容易に移動
することができ、プラグは、挿入力を大きくすることな
くプラグ受けの穴部に大きな押圧力でもって内接でき
る。
【0030】請求項2記載のものは、押し広げ部材は、
その当接部がばね部材の他端部に当接するまで軸方向に
移動すると、その軸方向の先端から当接部までの部分が
ばね部材を押し広げることになるので、ばね部材は、そ
の移動量が一定になり、請求項1記載のものの効果を再
現性よく得ることができる。
【0031】請求項3記載のものは、請求項1記載のも
のの効果に加えて、押し広げ部材は、軸方向に移動する
と、その係合部がばね部材の他端部に係合して移動が規
制されるので、ばね部材が抜けるの防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の斜視図である。
【図2】同上の押し広げ部材の移動を示す断面図であ
る。
【図3】同上をプラグ受けに接続する過程を示す断面図
である。
【図4】本発明の第2実施例の押し広げ部材の斜視図で
ある。
【図5】同上がプラグ受けに接続した状態の断面図であ
る。
【図6】本発明の第3実施例の押し広げ部材の斜視図で
ある。
【図7】同上がプラグ受けに接続した状態の断面図であ
る。
【図8】従来例の斜視図である。
【図9】同上をプラグ受けに接続する過程を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 プラグ 11 挿入部材 12 ばね部材 12a 一端部 12b 他端部 12c 中央部 15 押し広げ部材 15a 当接部 15b 係合部 2 プラグ受け 21 穴部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプラグ1として、図8及
び図9に示す構成のものが存在する。このものは、プラ
グ受け2に略円筒状の穴部21に先端から軸方向に挿入
される棒状の挿入部材11と、一端部12aが挿入部材
11の先端に固着され、他端部12bが挿入部材11の
先端よりも基端側の部分に対峙するよう挿入方向と逆方
向に延設され、絶縁部材13を設けられた保持部材14
により挿入部材11に保持され、中央部12cがプラグ
受け2の穴部21に挿入方向と直交する方向の弾性力で
もって内側から押圧してその弾性力の反作用として抗力
2 を受けるばね部材12と、を備えて構成されてい
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】このプラグ1をプラグ受け2の穴部21に
挿入して接続する過程を図9(a)乃至(d)に基づい
て以下に述べる。但し、図9(a)乃至(d)では、プ
ラグ1の保持部材14及び絶縁部材13は省略してい
る。このプラグ受け2は、その穴部21の内寸L1 がプ
ラグ1の外寸L2 よりも小さく、同図(b)に示すよう
に、プラグ1を矢示する挿入力f1 でもって挿入部材1
1を挿入していくと、ばね部材12は、その一端部12
aが挿入部材11の先端に固着されているので、挿入部
材11とともにプラグ受け2の穴部21に挿入されて圧
縮し、プラグ受け2の穴部21の内側をばね付勢して押
圧する押圧力に対抗する矢示する抗力f2を受けて、挿
入方向と逆方向の矢示する摩擦力f3 を受けるようにな
り、同図(c)に示すように、その中央がプラグ受け2
の穴部21の内側から最大の抗力f 2 を受けるまで挿入
されると摩擦力f3 最大になり、この摩擦力f3 を受
けてさらに距離S1 を挿入されると、同図(d)に示す
ように、穴部21の突き当たりに当接して、プラグ1は
プラグ受け2に接続される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】ばね部材12は、導電性金属材料の2枚の
板ばね材よりなり、一方の板ばね材の一方面の中央は挿
入部材11の電線が接続されていない方の先端に溶接等
により固着され、その一方の板ばね材の長手方向の両端
付近が挿入部材11の略中央の部分に対峙するよう弓な
りに湾曲され、さらに両端が挿入部材11から少し離れ
るよう逆方向に折曲されており、他方の板ばね材は、一
方の板ばね材と十字に交差するよう、その一方面の中央
を一方のばね材の他方面の中央に重合させ、一方のばね
材と同様に湾曲及び折曲されている。こうすることによ
り、ばね部材12の挿入部材11に固着されている部分
を一端部12aとすると、その他端部12bが挿入部材
11に対峙するよう延設された状態となり、その中央部
12cが弾性力をもって押圧し得る弓なりの形状となっ
ている。なお、ばね部材12を構成する板ばね材は2枚
に限るものではなく、1枚でも3枚以上でもよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】次に、プラグ1の押し広げ部材15が挿入
部材11の軸方向に移動したときのばね部材12の状態
変化について説明する。ばね部材12は、その長手方向
と直交する方向の外寸が図2(a)に示すL2 である
が、押し広げ部材15が挿入部材11の軸方向に移動し
て同図(b)の状態になると、挿入方向と直交する方向
に押し広げられて、その長手方向と直交する方向の外寸
がL3 となる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】次に、プラグ1をプラグ受け2に挿入して
接続する手順について説明する。ばね部材12は、その
長手方向に直交する外寸が図3(a)に示すL2 で、プ
ラグ1を挿入されるプラグ受け2の穴部21の内径L1
よりも僅かに大きく、挿入部材11をプラグ受け2の穴
部21に矢示する挿入力f1 でもって挿入すると、その
一端部12aが挿入部材11の挿入方向の先端に固着さ
れているので挿入部材11とともにプラグ受け2の穴部
21に、同図(b)に示すように挿入され、そのとき内
側をほとんど押圧しないのでその押圧力に対抗する抗力
2 もほとんどない。続いて挿入部材11に挿通された
押し広げ部材15を、同図(c)に示すように、挿入部
材11の軸方向に移動すると、ばね部材12は、挿入部
材11に対峙するよう延設された他端部12bが挿入方
向と直交する方向へ押し広げられることによって、その
中央部12cが穴部21の内側をばね付勢して押圧する
押圧力に対抗する抗力f2 を受けて押圧することとな
り、さらに押し広げ部材15を少し移動させると、抗力
2 による摩擦で、同図(d)に示すように、移動が規
制されて挿入が終了する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】かかるプラグ1にあっては、押し広げ部材
15は、その当接部15aがばね部材12の他端部12
に当接するまで挿入部材11の軸方向に移動すると、
軸方向の先端から当接部15aまでの部分がばね部材1
2を押し広げることになるので、ばね部材12は、その
移動量が一定になり、第1実施例の効果を再現性よく得
ることができ、また、当接部15aを掴んで容易に移動
させることができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグ受けの長手方向に奥行きを持つ穴
    部に先端から軸方向に挿入される棒状の挿入部材と、一
    端部が挿入部材の先端に固着され、他端部が挿入部材の
    先端よりも基端側の部分に対峙又は接触するよう挿入方
    向と逆方向に延設され、中央部がプラグ受けの穴部に挿
    入方向と直交する方向の弾性力でもって内側から押圧し
    得るばね部材と、を備えたプラグにおいて、 前記挿入部材は、前記ばね部材の他端部を挿入方向と直
    交する方向へ押し広げる押し広げ部材を軸方向に移動可
    能なよう挿通されてなることを特徴とするプラグ。
  2. 【請求項2】 前記押し広げ部材は、軸方向に移動する
    と、前記ばね部材の他端部に当接する当接部が設けられ
    てなることを特徴とする請求項1記載のプラグ。
  3. 【請求項3】 前記押し広げ部材は、軸方向に移動する
    と、前記ばね部材の他端部に係合される係合部が設けら
    れてなることを特徴とする請求項1記載のプラグ。
JP5300699A 1993-11-30 1993-11-30 プラグ Withdrawn JPH07153517A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000188321A (ja) * 1998-12-14 2000-07-04 Applied Materials Inc 静電チャックコネクタとそのコンビネ―ション
JP2018505526A (ja) * 2015-01-22 2018-02-22 ユニド カンパニーリミテッドUnid Co., Ltd. 着脱型電気接続構造とこれを具備する電子機器

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