JPH07153340A - 封止接点装置 - Google Patents
封止接点装置Info
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- JPH07153340A JPH07153340A JP30070193A JP30070193A JPH07153340A JP H07153340 A JPH07153340 A JP H07153340A JP 30070193 A JP30070193 A JP 30070193A JP 30070193 A JP30070193 A JP 30070193A JP H07153340 A JPH07153340 A JP H07153340A
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- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/02—Bases; Casings; Covers
- H01H50/023—Details concerning sealing, e.g. sealing casing with resin
- H01H2050/025—Details concerning sealing, e.g. sealing casing with resin containing inert or dielectric gasses, e.g. SF6, for arc prevention or arc extinction
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Abstract
る。 【構成】 ベローズと気密空間を形成し電気絶縁性ガス
が封入された封止容器と、固定接点のある固定接触子
と、固定接点に接離する可動接点のある可動接触子と、
接点当接方向に可動接触子を付勢する接圧ばねと、接点
開離方向に可動接触子を付勢する復帰ばねと、可動接触
子及びベローズに連設された可動軸12と、を有した封
止接点部AAと、可動部20でもって可動軸12を駆動
して接点を接離させる駆動部材BBと、接点開離方向へ
の可動部20の位置規制部24d及びその位置規制部2
4dに対し接点当接方向に位置する対向部24bを有し
て駆動部材BBを収容するハウジング24と、を備えて
なる封止接点装置において、前記駆動部材BBを前記ハ
ウジング24の対向部24bの方向に向かって付勢する
付勢部材CCが、前記駆動部材BBと前記ハウジング2
4の位置規制部24dとの間に設けた構成にしてある。
Description
や電磁開閉器等に好適な封止接点装置に関する。
13及び図14に示す構成のものが存在する。このもの
は、接点を収納するためにベローズBと共に気密空間を
形成し電気絶縁性ガスGが封入された封止容器Aと、固
定接点C1,C1を設けた固定接触子C,Cと、固定接
点C1,C1に接離する可動接点D1,D1を設けた可
動接触子Dと、接点が当接する方向に可動接触子Dを付
勢するコイル状の接圧ばねEと、接点が開離する方向に
可動接触子Dを付勢する復帰ばねFと、一端I1が封止
容器Aから突出して可動接触子D及びベローズBに連設
された可動軸Iと、を有した封止接点部AAと、可動軸
Iの一端I1を駆動して接点を接離させる駆動部材BB
と、接点開離方向への可動部Kの位置規制部H1及びそ
の位置規制部H1に対し接点当接方向に対して位置する
対向部H2を有して駆動部材BBを収容するハウジング
Hと、を備えてなっている。
である電磁石装置であって、接点開離方向への可動部K
の位置規制部H1であるハウジングHの底部に設けられ
た突起H11とその位置規制部H1と接点当接方向に対
して一定の位置にある対向部H2との間に支持された状
態でハウジングHに収容されコイルJの励磁により可動
鉄芯(可動部)Kが可動すると、可動鉄芯Kに固定され
た駆動ピンK1が一端を回動自在に軸支された中間可動
部材Lを介して可動軸Iの一端I1を駆動して接点が当
接し、また、コイルJの励磁を切ると、封止接点部AA
は復帰ばねFの付勢力でもって可動接触子Dが復帰して
接点が開離するとともに、可動鉄芯Kも接点開離方向へ
の可動鉄芯Kの位置規制部H1に衝突規制されるまで所
定の距離だけ復帰し、元の状態に戻る。
点装置にあっては、駆動部材BBは、接点開離方向への
可動部Kの位置規制部H1に設けられた突起H11に載
せてから、ハウジングHのカバーH3をハウジング本体
H4に押しつけるようにして被嵌できると、接点開離方
向への可動部Kの位置規制部H1に対し接点当接方向に
位置する対向部H2でもって押さえつけられることにな
って、ハウジングHの突起H11を押し潰すようにして
対向部H2と突起H11との間に支持され、位置規制部
H1と対向部H2との間が一定となって、可動部Kの接
点接離方向の移動量が一定となる。
は、突起H11の寸法精度のばらつきによって、突起H
11が所定の高さよりも高いときは、突起H11が十分
に押し潰されず、ハウジングHのカバーH3をハウジン
グ本体H4に被嵌することができなくなって、位置規制
部H1と対向部H2との間が一定とならず、可動部Kの
接点接離方向の移動量がばらつくこととなる。また、突
起H11が所定の高さよりも低いときは、位置規制部H
1と対向部H2との間が一定となるが、駆動部材BBと
対向部H2との間に隙間ができることとなり、可動部K
の接点接離方向の移動量がばらつくこととなる。
あって、その目的とするところは、可動部の接点接離方
向の移動量を一定にできる封止接点装置を提供すること
にある。
ために、請求項1記載のものは、接点を収納するために
ベローズと共に気密空間を形成し電気絶縁性ガスが封入
された封止容器と、固定接点を設けた固定接触子と、固
定接点に接離する可動接点を設けた可動接触子と、接点
が当接する方向に可動接触子を付勢する接圧ばねと、接
点が開離する方向に可動接触子を付勢する復帰ばねと、
一端が封止容器から突出して可動接触子及びベローズに
連設された可動軸と、を有した封止接点部と、可動部で
もって可動軸の一端を駆動して接点を接離させる駆動部
材と、接点開離方向への可動部の位置規制部及びその位
置規制部に対し接点当接方向に位置する対向部を有して
駆動部材を収容するハウジングと、を備えてなる封止接
点装置において、前記駆動部材を前記ハウジングの対向
部の方向に向かって付勢する付勢部材が、前記駆動部材
と前記ハウジングの位置規制部との間に設けられた構成
にしてある。
載のものにおいて、前記付勢部材は、前記可動部が接点
開離方向へ変位すると当接する当接面を設けられてなる
構成にしてある。
載のものにおいて、前記付勢部材は、前記当接面に弾性
部材を配設してなる構成にしてある。
載のものにおいて、前記付勢部材は、接点開離方向へ変
位するにつれて、前記ハウジングを押圧する力が大きく
なるよう形成されてなる構成にしてある。
載のものにおいて、前記付勢部材が接点開離方向へ変位
すると、当接することによって前記ハウジングへの押圧
する力を大きくする当接部が設けられてなる構成にして
ある。
載のものにおいて、前記付勢部材は、接点開離方向へ変
位すると、接点接離方向にばね性を有し前記ハウジング
に当接する当接片を設けられてなる構成にしてある。
勢部材によりハウジングの対向部の方向に向かって付勢
されると、接点開離方向への可動部の位置規制部と接点
当接方向に位置する対向部との間が一定となり、可動部
の接点接離方向の移動量が一定となる。
載のものの作用に加えて、復帰ばねの付勢力でもって可
動接触子が復帰して接点が開離した際、可動接触子に連
設された可動軸を駆動していた駆動部材の可動部も接点
開離方向へ変位動作して付勢部材の当接面に当接する
と、その当接の衝撃がハウジングの対向部の方向に向か
う付勢部材の付勢力で緩和される。
可動部は、当接面に配設された弾性材を介して付勢部材
の当接面に当接するので、弾性部材の弾性力が当接の衝
撃を緩和する力として加わり、請求項2記載ののものよ
りも当接の衝撃がさらに緩和される。
は、駆動部材の可動部がその当接部に当接したときの衝
撃で接点開離方向へ変位するにつれてハウジングを押圧
する力が大きくなると、その付勢力が徐々に大きくなっ
て変位する速度が遅くなる。
は、接点開離方向へ変位すると、当接部材に当接するこ
とによってハウジングを押圧する力が大きくなると、そ
の付勢力が急激に大きくなって変位する速度が遅くな
る。
は、接点開離方向へ変位すると、その当接片がハウジン
グに当接し、その当接片のばね性でもって付勢力が大き
くなって変位する速度が遅くなる。
て以下に説明する。この封止接点装置は封止接点部A
A、駆動部材BB、付勢部材CCからなり、まず封止接
点部AAは以下のように構成されている。
性材料により一面を開口して箱状に形成された容器本体
2と、薄肉の金属円筒に波形のひだを付けて蛇腹状に形
成されたベローズ3と、42アロイ等からなり中央に貫
通孔4a及び適宜箇所に通気孔4bを有する上蓋4と、
軸受5を設けたベローズ押さえ6等により気密空間とし
て構成されるとともに、その内部には通気孔4bから水
素ガス等の電気絶縁性ガスが例えば2気圧程度でもって
封入され、その後通気孔4bは封止される。また、上蓋
4の内側にはセラミックのような耐熱性材料からなる平
板状の絶縁板7が嵌め入まれて上蓋4をアークから保護
する。
り、端子部8b,8bと、その端子部8b,8bから直
角に折曲連設して固定接点8a,8aを固着した接点固
着部8c,8cと、その接点固着部8c,8cからさら
に約45°に折曲連設されるホーン部8d,8dとを有し
ている。
耐熱性材料により、中央孔9aと接触子挿通孔9b,9
bを有して、上面が固定接触子8の接点固着部8cを受
け止めるよう板状に形成されている。固定接触子8,8
は、その端子部8b,8bを接触子挿通孔9b,9bと
固着孔2a,2aとに挿通し、42アロイ等からなる底
板10,10を介して容器本体2に気密ろう付けされ
る。
固定接点8a,8aに接離し得る間隔で可動接点11
a,11aを固着した両端部に、さらに約45°で折曲連
設したホーン部11b,11bを有して略平板状に形成
されている。
を、他端部の近傍に長手方向途中の外周に凹部12bを
それぞれ設けて丸棒状に形成されている。13は接圧ば
ねで、後述する接圧ばね枠14の外径よりも若干大きな
内径を有してコイル状に形成されている。14は接圧ば
ね枠で、開口端に鍔14aを、底部に挿通孔をそれぞれ
有して有底円筒状に形成され、この接圧ばね枠14はベ
ローズ保護を兼ねている。15は接圧ばね受けで、接圧
ばね13のコイル状端面全体を受け得る平坦面を有して
略平板状に形成されている。16は可動接触子ホルダー
で、挿通孔を有する中央片の両側に両脚片を有して二股
状に形成されている。
部及び可動接触子ホルダー16の中央片に設けた挿通孔
に最下部を挿通固定されるとともに、可動接触子ホルダ
ー16の両脚片間に可動接触子11の中央部を嵌め入れ
られている。このとき接圧ばね13は可動接触子11と
接圧ばね枠14の鍔14a間に圧縮懸架され、つまり可
動接点11aが固定接点8aに当接する方向に可動接触
子11を付勢している。
に、開口部に設けた鍔にベローズ3の一端を気密接合さ
れた長い略有底筒状のキャップ3aを被嵌された後、可
動軸12の長手方向途中の外周に設けた凹部12bにて
キャップ3aをかしめ止めすることによって位置決め固
定され、つまりキャップ3aは可動軸12の一端を含ん
でそれを外囲し、開口部の鍔がベローズ3の一端に固着
されており、またベローズ3の他端は上蓋4とベローズ
押さえ6の間で気密接合されている。
可動接点11aが固定接点8aから開離する方向に可動
接触子11を付勢するよう、接触子支持台9の中央孔9
aに配設されている。
絶縁性材料により、有底円筒状に形成され、復帰ばね1
7を外囲するよう被嵌して接点近傍である接触子支持台
9の中央孔9aに配設される。そして、前述のようにし
て可動軸12に一体化された可動接触子11が、復帰ば
ね枠18の底部に設けた位置決め孔18aに可動接触子
ホルダー16の先端部16cを挿着して、容器本体2に
装着される。
れを挟むヨークからなり、ヨークが固定接点8a及び可
動接点11aを挟むようにして容器本体2の外面に付設
される。従って磁気手段は、両接点8a,11aが存在
する空間に可動接点11aの動作方向と直交する方向の
磁場を与える。
動軸12、詳しくはキャップ3aの一端が封止容器1か
ら突出して構成され、後述する駆動部材BBにより駆動
されて以下のように動作する。
端が駆動部材BBにより押圧駆動されると、可動接触子
11は接圧ばね枠14の鍔14aに当接する接圧ばね1
3を介して駆動され、可動接点11a,11aが固定接
点8a,8aに当接する。その後さらに可動軸12が押
圧駆動されると、可動接触子11は動けないのに対し、
可動軸12に固定されている接圧ばね枠14が可動して
接圧ばね13を圧縮し、その力が接点圧力となる。そし
て、可動軸12が押圧駆動されなくなると、封止容器1
に封入された電気絶縁性ガスの圧力や復帰ばね17の付
勢力により可動軸12が押し戻されて、元の状態に復帰
する。そして、復帰時に接点間に発生するアークは、図
外磁気手段の磁場によりホーン部8d及び11bの方向
に十分に引き伸ばされて消弧される。
は電磁石装置であって、コイル19の励磁により可動す
る可動鉄芯(可動部)20を有して構成されている。
巻回され、そのコイル枠19aの挿通孔の一端部に、固
定鉄芯21がコイル19を外囲する継鉄22に固着され
ている。可動鉄芯20は、略円柱状に形成され、その一
端部側には駆動ピン20aが固定され、他端部側には断
面円状の座ぐり穴20bが設けられている。駆動部材B
Bは、座ぐり穴20bに圧縮コイルばね23を嵌挿して
ハウジング本体24aに装着され、可動鉄芯20は圧縮
コイルばね23により一端部側に付勢され、他端部側へ
の動きを制動される。このとき、圧縮コイルばね23は
座ぐり穴20bの最奥部にて可動鉄芯20に当接する巻
き径のみが座ぐり穴20bの内径に合わせてあって、伸
縮する際に他の巻き径部分が座ぐり穴20bの内側壁面
に触れて摩擦が増大しないようにしてある。
は板ばね材により皿状の当接部26a及び4つの脚部2
6bを設けて平面視で略H字状に折曲形成された付勢部
材本体26と、その当接面26aに接着されたゴム等か
らなる直方体の弾性部材27からなり、ハウジング本体
24aの底面上に配設されて、駆動部材BBを後述する
対向部24bに向かって付勢している。
材BBとの間には、対向片と中間片により断面略H字状
に形成された中間支持部材28が、その対向片の先端を
ハウジング本体24aの係止部24cに係止されて位置
決めされていて、その中間支持部材は、その対向片の内
側に一端25aを回動自在に軸支された平板状の中間可
動部材25が配設され、その中間片に封止接点部AAの
可動軸12の通過孔及び通気孔が穿孔されている。前述
したように、付勢部材CCがそのばね性でもって駆動部
材BBを付勢すると駆動部材BBの継鉄22が中間支持
部材28に押圧され、その中間支持部材28の押圧され
る部分が対向部24bとなっている。
コイル19の励磁により可動鉄芯20が固定鉄芯21に
吸引されて可動すると、駆動ピン20aが中間可動部材
25を介して可動軸12の一端を駆動して前述のように
封止接点部AAの接点が当接し、また、コイル19の励
磁を切ると、復帰ばね17や封止容器1内の電気絶縁性
ガスの封入圧力でもって復帰して接点が開離するととも
に、駆動部材BB詳しくは可動鉄芯20は、接点開離方
向へ変位するにつれて、圧縮コイルばね23による制動
力が増して復帰動作速度を遅くしながら、ハウジング2
4における接点開離方向への可動鉄心20の位置を規制
する位置規制部24d、詳しくは付勢部材本体26の当
接面26aに衝突規制されるまで所定の距離だけ復帰
し、元の状態に戻る。
BBは、付勢部材本体26の当接面26a上に接着され
た弾性部材27に載せてから、ハウジング24のカバー
24eをハウジング本体24に押しつけるようにして被
嵌すると、接点開離方向への可動鉄心20の位置規制部
24dと接点当接方向に位置する対向部24bでもって
押しつけると、付勢部材CCによりハウジング24の対
向部24bの方向に向かって付勢されて、位置規制部2
4dと対向部24bとの間が一定となり、可動部20の
接点接離方向の移動量が一定となる。
際、駆動部材BB詳しくは可動鉄芯20の接点開離方向
へ変位して、付勢部材本体26の当接面26aに弾性部
材27を介して当接すると、その当接の衝撃がハウジン
グ24の対向部24bの方向に向かう付勢部材CCの付
勢力、つまり付勢部材本体26の脚部26bのばね力及
び弾性部材27の弾性力で緩和されるので、そのときの
衝突の衝撃も緩和され、従って、可動鉄芯20に固定さ
れた駆動ピン20aが中間可動部材25を介して駆動す
る可動軸12に連設されているベローズ3に伝わる衝撃
力も弱くなり、よってベローズ3が損傷することもなく
なって開閉寿命も長くなる。
に基づいて以下に説明する。なお、第1実施例と実質的
に同一な機能を有する部材には同一の符号を付し、第1
実施例と異なるところのみ記す。但し、図6では、圧縮
コイルばね23及び弾性部材27は省略している。
の4つの脚部26bが長方形状に形成されているのに対
し、本実施例では台形状に形成された構成となってい
る。
本体26は、駆動部材BBの可動鉄心20が図6(a)
の状態から接点開離方向に変位して、同図(b)に示す
ように、弾性部材27を介してその当接面26aに当接
すると、その当接の衝撃で撓むことによりハウジング2
4の底部を押圧する部分が脚部26bの先端部から基端
よりの部分に移動することになるが、その脚部26bが
台形状に形成されているので、脚部26bの先端部より
も基端よりの方がばね定数が大きくなり、図7に示すよ
うに、徐々にハウジング24を押圧する板ばねの力が強
くなることになる。従って、付勢部材CCの変位する速
度が遅くなって、第1実施例の衝撃を緩和する効果がよ
り大きくなる。
に基づいて以下に説明する。なお、第1実施例と実質的
に同一な機能を有する部材には同一の符号を付し、第1
実施例と異なるところのみ記す。但し、図8では、圧縮
コイルばね23及び弾性部材27は省略している。
平坦であるのに対し、本実施例では断面凸状の当接部2
4fが設けられた構成となっている。
本体26は、駆動部材BBの可動鉄心20が図8(a)
の状態から接点開離方向に変位して、同図(b)に示す
ように、弾性部材27を介してその当接面26aに当接
すると、その当接の衝撃で撓むことにより脚部26bが
当接部24fに当接して、押圧する部分が脚部26bの
先端部から当接部24fに当接した部分に移動すること
になるが、そうすると脚部26bの変位し得る部分の基
端からの長さが短くなるから、図7に示すように、急激
にハウジング24を押圧する板ばねの力が強くなること
になる。従って、付勢部材CCの変位する速度が遅くな
って、第1実施例の衝撃を緩和する効果がより大きくな
る。
12に基づいて以下に説明する。なお、第1実施例と実
質的に同一な機能を有する部材には同一の符号を付し、
第1実施例と異なるところのみ記す。但し、図11で
は、圧縮コイルばね23及び弾性部材27は省略してい
る。
面26aは、その側面の幅は一定であり、ハウジング2
4の底部の付勢部材CCが配置されている箇所には凹凸
がないのに対し、本実施例では、付勢部材本体26の当
接面26aは、当接面26aから幅方向に当接片26c
が延設されて部分的に幅が大きくなっており、ハウジン
グ24の底部の当接片26cと対峙している箇所には凸
部分が設けられた構成となっている。
本体26は、駆動部材BBの可動鉄心20が図11
(a)の状態から接点開離方向に変位して、同図(b)
に示すように、弾性部材27を介してその当接面26a
に当接すると、その当接の衝撃で撓むことにより当接片
26cがハウジング24の凸部分に当接することになる
が、そうすると、図7に示すように、当接片26cのば
ね力の分だけ急激にハウジング24を押圧する力が強く
なることになる。従って、付勢部材CCの変位する速度
が遅くなって、第1実施例の衝撃を緩和する効果がより
大きくなる。
本体26に当接面26a及び弾性部材27を設けている
が、当接の衝撃が十分緩和できるよう設計されていると
きは設けなくてもよく、そのときは、付勢部材CCの加
工が容易になる。
は、付勢部材によりハウジングの対向部の方向に向かっ
て付勢されると、接点開離方向への可動部の位置規制部
と接点当接方向に位置する対向部との間が一定となり、
可動部の接点接離方向の移動量が一定となるので、可動
部の接点接離方向の移動量が一定となる。
果に加えて、復帰ばねの付勢力でもって可動接触子が復
帰して接点が開離した際、可動接触子に連設された可動
軸を駆動していた駆動部材の可動部も接点開離方向へ変
位動作して付勢部材の当接面に当接すると、その当接の
衝撃がハウジングの対向部の方向に向かう付勢部材の付
勢力で緩和されるので、可動軸に連設されているベロー
ズに伝わる衝撃力も弱くなり、よってベローズが損傷す
ることもなくなって開閉寿命も長くなる。
は、当接面に配設された弾性材を介して付勢部材の当接
面に当接するので、弾性部材の弾性力が当接の衝撃を緩
和する力として加わり、請求項2記載ののもの効果をさ
らに高めることができる。
は、駆動部材の可動部がその当接部に当接したときの衝
撃で接点開離方向へ変位するにつれてハウジングを押圧
する力が大きくなると、その付勢力が急激に大きくなっ
て変位する速度が遅くなるので、請求項2記載ののもの
効果をさらに高めることができる。
は、接点開離方向へ変位すると、当接部材に当接するこ
とによってハウジングを押圧する力が大きくなると、そ
の付勢力が徐々に大きくなって変位する速度が遅くなる
ので、請求項2記載ののもの効果をさらに高めることが
できる。
は、接点開離方向へ変位すると、その当接片がハウジン
グに当接し、その当接片のばね性でもって付勢力が大き
くなって変位する速度が遅くなるので、請求項2記載の
のもの効果をさらに高めることができる。
ある。
ある。
のグラフである。
す正面断面図である。
のグラフである。
である。
である。
係のグラフである。
固定接点8a,8aに接離し得る間隔で可動接点11
a,11aを固着した両端部に、さらに約45°で折曲連
設したホーン部11b,11bを有して略平板状に形成
されている。なお、ホーン部11b,11bの折曲角度
は約45°に限るものではない。
Claims (6)
- 【請求項1】 接点を収納するためにベローズと共に気
密空間を形成し電気絶縁性ガスが封入された封止容器
と、固定接点を設けた固定接触子と、固定接点に接離す
る可動接点を設けた可動接触子と、接点が当接する方向
に可動接触子を付勢する接圧ばねと、接点が開離する方
向に可動接触子を付勢する復帰ばねと、一端が封止容器
から突出して可動接触子及びベローズに連設された可動
軸と、を有した封止接点部と、可動部でもって可動軸の
一端を駆動して接点を接離させる駆動部材と、接点開離
方向への可動部の位置規制部及びその位置規制部に対し
接点当接方向に位置する対向部を有して駆動部材を収容
するハウジングと、を備えてなる封止接点装置におい
て、 前記駆動部材を前記ハウジングの対向部の方向に向かっ
て付勢する付勢部材が、前記駆動部材と前記ハウジング
の位置規制部との間に設けられたことを特徴とする封止
接点装置。 - 【請求項2】前記付勢部材は、前記可動部が接点開離方
向へ変位すると当接する当接面を設けられてなることを
特徴とする請求項1記載の封止接点装置。 - 【請求項3】前記付勢部材は、前記当接面に弾性部材を
配設してなることを特徴とする請求項2記載の封止接点
装置。 - 【請求項4】前記付勢部材は、接点開離方向へ変位する
につれて、前記ハウジングを押圧する力が大きくなるよ
う形成されてなることを特徴とする請求項2記載の封止
接点装置。 - 【請求項5】前記付勢部材が接点開離方向へ変位する
と、当接することによって前記ハウジングへの押圧する
力を大きくする当接部が設けられてなることを特徴とす
る請求項2記載の封止接点装置。 - 【請求項6】前記付勢部材は、接点開離方向へ変位する
と、接点接離方向にばね性を有し前記ハウジングに当接
する当接片を設けられてなることを特徴とする請求項2
記載の封止接点装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30070193A JP3031149B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 封止接点装置 |
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JP30070193A JP3031149B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 封止接点装置 |
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JPH07153340A true JPH07153340A (ja) | 1995-06-16 |
JP3031149B2 JP3031149B2 (ja) | 2000-04-10 |
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---|---|---|---|
JP30070193A Expired - Fee Related JP3031149B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 封止接点装置 |
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JP (1) | JP3031149B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002260511A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-13 | Togami Electric Mfg Co Ltd | 電磁接触器装置及び電磁接触器用外箱 |
CN100350538C (zh) * | 2003-12-22 | 2007-11-21 | 欧姆龙株式会社 | 电磁继电器 |
JP2013229117A (ja) * | 2012-04-24 | 2013-11-07 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁接触器 |
JP2014157806A (ja) * | 2013-02-18 | 2014-08-28 | Lsis Co Ltd | 電磁開閉装置 |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP30070193A patent/JP3031149B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN100350538C (zh) * | 2003-12-22 | 2007-11-21 | 欧姆龙株式会社 | 电磁继电器 |
JP2013229117A (ja) * | 2012-04-24 | 2013-11-07 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁接触器 |
JP2014157806A (ja) * | 2013-02-18 | 2014-08-28 | Lsis Co Ltd | 電磁開閉装置 |
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JP3031149B2 (ja) | 2000-04-10 |
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