JP4470843B2 - 接点装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パワー負荷用のリレーや電磁開閉器等に好適な接点装置に関するものである。
図12は従来の接点装置の一例である封止接点装置を示す側面断面図である(例えば、特許文献1参照)。この封止接点装置は、封止接点部Aと駆動部Bとを備えて構成されている。
まず、封止接点部Aについて説明する。セラミックのような耐熱性材料により一面が開口する箱状の封止容器1が形成され、その底部の2箇所に貫通孔1aが設けられている。これらの貫通孔1a,1aに一部が挿通される固定端子2,2は、例えば銅系材料等により略多段有底円筒状に形成され、底側の一端部には固定接点2aが固着され、開口部側の他端部には鍔部2bが設けられている。また固定端子2は、その他端部が封止容器1から突出した状態で、鍔部2b付近が封止容器1にロウ付け等により気密接合される。さらに、固定端子2の開口部側から内方へ向かってねじ溝(図示せず)が形成されている。
可動接触子3は、例えば銅系材料等により平板状に形成され、固定接点2aと接離する間隔を有して両端部に可動接点3aが固着されている。可動接触子3の中央部には挿通孔3bが設けてあり、この挿通孔3bに絶縁材料により略丸棒状に形成された可動軸4の一端4aが挿通され且つかしめられることで可動軸4に可動接触子3が結合されている。なお、可動接触子3は後述する接圧ばね6によって可動接点3aが固定接点2aに接触する向き(図中上向き)に弾性付勢されている。また、可動軸4の他端4bには雄ねじ4cが切られている。
固定鉄心7は、一端部7aが細い略円柱状に形成されるとともに、可動軸4を挿通する挿通孔7bが軸方向に設けられている。この固定鉄心7は、後述する固定板11の挿通孔11aに挿通して一端部7aが固着され、他端部には挿通孔7bの内径よりも大きい内径を有した凹部7cが設けられている。略円柱状に形成された可動鉄心8は、可動軸4が挿通される挿通孔8aが軸方向に設けられている。この挿通孔8aには、可動軸4の雄ねじ4cと螺合して可動軸4と可動鉄心8との連結位置を可動軸4の軸方向に沿って可変とするための雌ねじ(図示せず)が切られている。この可動鉄心8は、その軸方向の一端側に固定鉄心7との対向面8bを有しており、その他端部に雌ねじの内径よりも大きい内径を有した凹部8cが設けられている。また、この可動鉄心8は、その外方面が後述するキャップ10の内周面に摺動する摺動面となっている。
復帰ばね9は、固定接点2aと可動接点3aの開離方向へ可動鉄心8を弾性付勢するものであって、固定鉄心7の挿通孔7bの内径よりも若干大きい内径を有した圧縮コイルばねからなり、固定鉄心7の挿通孔7bに挿通された可動軸4に外挿されて、その一端部が固定鉄心7の凹部7cに嵌まり込んで位置規制される。キャップ10は、非磁性材料により有底円筒状に形成され、その底部側に可動鉄心8を収納するとともに、その可動鉄心8の対向面8bに対向する固定鉄心7を開口部側に収納する。
固定板11は、鉄等の磁性金属材料により矩形状に形成され、後述する継鉄15に連結されて固定鉄心7及び可動鉄心8と共に磁気回路を形成する。この固定板11は、前述したように、固定鉄心7の一端部7aを固着する前に挿通する挿通孔11aが中央に設けられ、挿通孔11a付近がキャップ10に気密接合される。接合部材12は、金属材料により両端部に開口穴12aを有して筒状に形成され、一端部側の開口穴12aの内周縁が封止容器1の内方面よりも内側に位置するようになっている。接合部材12は、その一端部側で封止容器1の開口端部に気密接合されるとともに他端部側で固定板11に気密接合される。また、接合部材12は筒部途中が全周に渡って屈曲されており、開口穴12aの開口断面が一端部側よりも他端部側の方が大きく形成されている。そして、この接合部材12は、前述した封止容器1及び固定板11に気密接合されることによって固定接点2a及び可動接点3a並びに固定鉄心7及び可動鉄心8を収容するための気密空間を形成し、この気密空間が水素を主体とするガスが例えば2気圧程度でもって気密封止される。なお、圧縮コイルばねからなる接圧ばね6が、可動軸4に外挿された状態で固定板11と可動接触子3との間に介挿されて可動接触子3を弾性付勢している。
次に、駆動部Bについてを説明する。この駆動部Bは、固定鉄心7及び可動鉄心8並びに固定板11と共に電磁石装置を構成するものである。コイルボビン14にコイル巻線が巻回されることでコイル13が形成されている。継鉄15はコイル13を外囲するよう中央片及び両対向片でU字状に形成され、その中央片に貫通孔15aが設けられてなり、固定鉄心7及び可動鉄心8並びに固定板11と共に磁気回路をなす。そして、継鉄15が配設された状態では、前述したキャップ10の胴部が継鉄15と可動鉄心8との間に位置している。
上述のように構成される従来の封止接点装置は、以下のように動作する。コイル13の励磁前は可動接点3aが固定接点2aと所定の距離(接点ギャップ)を有して対向している。コイル13を励磁すると、可動鉄心8が固定鉄心7に吸引されて移動することにより、その可動鉄心8にねじ止めされて後に接着剤により固定された可動軸4が駆動されて、可動接点3aは、接点ギャップを徐々に小さくしてゆき、やがて固定接点2aに当接する。その後、ばね負荷は、接圧ばね6のばね負荷分だけ急に大きくなり、更に可動軸4が駆動されると、可動鉄心8は、オーバートラベル量だけ移動して、ばね負荷が更に大きくなる。この接点ギャップ及びオーバートラベル量の合計は、可動鉄心8のストロークとなっている。
また、コイル13の励磁が切られると、可動接触子3は、主として復帰ばね9の付勢力でもって復帰して逆に変位し、可動接点3aが固定接点2aから開離するとともに、可動鉄心8も所定の距離だけ復帰して元の状態に戻る。なお、復帰時に接点間に発生するアークは、図示しない磁気手段の磁場により可動接触子3の両端方向へ十分に引き伸ばされて消弧される。
特開平11−232986号公報
ところで上記従来例においては、コイル13の励磁によって移動した可動鉄心8が固定鉄心7と当たることで振動(衝撃)が発生し、その振動が固定板11や継鉄15などの部材へ伝搬されて可聴域の音波(以下、「動作音」と呼ぶ。)として空気中へ放射される場合があった。このような動作音は聴感上好ましくない音であるから、できるだけ低減することが望ましい。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、可動鉄心の移動時に発生する振動を抑制することで動作音が低減できる接点装置を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、固定接点を設けた固定端子と、固定接点に接離する可動接点を設けた可動接触子と、可動接触子が一端側に固定される棒状の可動軸と、可動軸の他端側に固定された可動鉄心と、可動軸に外挿されて可動接触子並びに可動鉄心と対向する固定鉄心と、コイル巻線が巻回されることでコイルを形成するとともに可動鉄心及び固定鉄心を収容するコイルボビンと、コイルを外囲する継鉄と、継鉄に連結されるとともに固定鉄心の一端部が固着される固定板と、固定鉄心と可動鉄心との間に磁気吸引力を発生させて可動鉄心を固定鉄心に当たる向きに移動させる電磁石装置と、可動鉄心と固定鉄心の間に介挿されて可動鉄心を固定鉄心から離れる向きに弾性付勢する復帰ばねと、可動接触子に対向する固定鉄心の端部に当接して可動鉄心が固定鉄心に当たる際の衝撃を吸収する衝撃吸収体と、固定板に設けられて衝撃吸収体を挟んで固定鉄心の端部と対向し衝撃吸収体の移動を規制するストッパとを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、固定鉄心及び可動鉄心の一方の端面であって互いに対向し且つ当接する端面が可動鉄心の移動方向に対して略直交する平面からなることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、固定鉄心及び可動鉄心の一方の端面であって互いに対向し且つ当接する端面が可動鉄心の移動方向に対して傾斜した傾斜面からなることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れかの発明において、固定鉄心に対向する衝撃吸収体の表面から1乃至複数の突起を突出させ、該突起の先端部で衝撃吸収体が固定鉄心の端部に当接することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜3の何れかの発明において、衝撃吸収体に対向する固定鉄心の端部に1乃至複数の突起を突設し、該突起の先端部に衝撃吸収体が当接することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜3の何れかの発明において、衝撃吸収体に対向するストッパの表面に1乃至複数の突起を突設し、該突起の先端部に衝撃吸収体が当接することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1〜3の何れかの発明において、ストッパに対向する衝撃吸収体の表面から1乃至複数の突起を突出させ、該突起の先端部にストッパが当接することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1〜7の何れかの発明において、可動鉄心の移動方向に沿って電磁石装置と対向する固定鉄心の部位に1乃至複数の突起を突設し、該突起の先端部に電磁石装置を当接することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1〜7の何れかの発明において、可動鉄心の移動方向に沿って固定鉄心と対向する電磁石装置の部位に1乃至複数の突起を突設し、該突起の先端部に固定鉄心を当接することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1〜7の何れかの発明において、可動鉄心の移動方向に沿って対向する固定鉄心と電磁石装置との間にレシジュアルプレートを介装したことを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1〜7の何れかの発明において、電磁石装置と近接する固定鉄心の周面に非磁性材料からなる環状のレシジュアルリングを配設したことを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項11の発明において、非磁性材料からなり、可動鉄心の移動方向に沿って対向する固定鉄心と電磁石装置との間に介装されるレシジュアルプレートをレシジュアルリングと一体に形成したことを特徴とする。
本発明によれば、可動接触子に対向する固定鉄心の端部に当接する衝撃吸収体によって可動鉄心が固定鉄心に当たる際の衝撃を吸収するので、可動鉄心の移動時に発生する振動を抑制することで動作音が低減できるという効果がある。
以下、本発明を実施形態により詳細に説明する。但し、本発明の実施形態の基本構成は従来例と共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
(実施形態1)
図1は本実施形態を示す側面断面図である。固定鉄心7の一方の端部に外鍔部7dが設けられ、この外鍔部7dを固定板11の外表面(図1における上面)に当接するようにして他方の端部が固定板11の挿通孔11aを通してキャップ10内に挿入され、固定板11に対して固定鉄心7が可動鉄心8の移動方向(図1における上下方向)に沿って移動可能となっている。また固定板11の外表面には固定鉄心7の外鍔部7dを覆うストッパ16が設けられ、このストッパ16により固定鉄心7が固定板11の挿通孔11aから脱落しないように抜け止めされている。ストッパ16は、板状の金属部材を加工することで扁平な有底円筒形に形成されており、底板の中央に設けられた貫通孔16aに可動軸4が挿通された状態で、開口端縁に設けられたフランジ部16bにおいて固定板11の外表面に接合されている。
固定鉄心7の外鍔部7dとストッパ16の底板との間には衝撃吸収体17が配設されている。この衝撃吸収体17はシリコンゴムのような弾性材料によって円板状に形成され、中央に貫通した孔17aに可動軸4が挿通され且つ外鍔部7dの端面(図1における上面)とストッパ16の底面とに当接した状態で外鍔部7dとストッパ16の底板との間に狭持される。
上述のように構成された本実施形態では、コイル13の励磁によって移動した可動鉄心8が固定鉄心7と当たることで発生する振動(衝撃)が衝撃吸収体17に吸収されるため、固定板11や継鉄15などの部材への振動の伝搬を抑制することで動作音が低減できる。また、衝撃吸収体17による磁気ギャップを必要としないため、磁気吸引力の低下が起こらない。
ところで、本実施形態では可動鉄心8の対向面8b及びこの対向面8bに当接する固定鉄心7の対向面7eを何れも可動鉄心8の移動方向(図1における上下方向)に対して直交する平面としているが、図2に示すように可動鉄心8の移動方向に対して傾斜した傾斜面7f,8dを各対向面7e,8bに形成してもよい。すなわち、対向面7e,8bが平面の場合には対向面7e,8bのどの位置でも対向面7eと8bとのギャップがほぼ均一となるが、傾斜面7f,8dを形成した場合には、対向面7e,8bとのギャップより傾斜面7f,8dとのギャップの方が小さくなることにより、可動鉄心8と固定鉄心7との間にはたらく磁気吸引力が増す。しかし、対向面7e,8bのギャップが小さくなると、トータルの磁束は対向面7e,8bが平面の場合と比較して同じであるが、対向面積が増えるために磁束密度が低下し、磁気吸引力が小さくなる。よって固定鉄心7に当接する直前の可動鉄心8の移動速度を低下させることができるから、可動鉄心8が固定鉄心7に当接したときに発生する振動を抑えることができるという利点がある。
なお、本実施形態では、接点装置の一例として、固定接点並びに可動接点を収納して封止される封止容器を備えるような封止接点装置を例に挙げて説明したが、本実施形態の接点装置は、上記の封止接点装置に限られるものではなく、固定接点並びに可動接点が気密に封止されてないものであってもよい。この点は、後述する実施形態2,3においても同様である。
(実施形態2)
本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して図示並びに説明を省略し、本実施形態の特徴となる構成についてのみ説明する。
本実施形態は、図3に示すように固定鉄心7の外鍔部7dに対向する衝撃吸収体17の表面(図3における下面)から複数の突起17bを突出させ、これら複数の突起17bの先端部で衝撃吸収体17が固定鉄心7の端部(外鍔部7d)に当接する点に特徴がある。
すなわち、実施形態1では衝撃吸収体17と固定鉄心7の端部(外鍔部7d)とを全面で当接させているため、衝撃吸収体17と固定鉄心7の外鍔部7dとの相対的な位置関係がずれた場合に衝撃吸収体17による衝撃吸収効果が低下する可能性があるが、上述のように複数の突起17bの先端部のみで当接させることにより、衝撃吸収体17と固定鉄心7の外鍔部7dとの相対的な位置関係がずれた場合でも衝撃吸収体17による衝撃吸収効果が低下することがなく、動作音を安定して低減できるという利点がある。なお、図4に示すように衝撃吸収体17に対向する固定鉄心7の端部(外鍔部7d)に複数の突起7gを突設し、これら複数の突起7gの先端部に衝撃吸収体17を当接させたり、図5に示すように衝撃吸収体17に対向するストッパ16の底面に複数の突起16cを突設し、これら複数の突起16cの先端部に衝撃吸収体17を当接させたり、あるいは図6に示すようにストッパ16の底面に対向する衝撃吸収体17の表面(図6における上面)から複数の突起17bを突出させ、これら複数の突起17bの先端部にストッパ16の底面を当接させても同様の作用効果を奏し得るものである。
(実施形態3)
本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して図示並びに説明を省略し、本実施形態の特徴となる構成についてのみ説明する。
本実施形態は、図7に示すように可動鉄心8の移動方向に沿って電磁石装置(固定板11)と対向する固定鉄心7の部位(外鍔部7d)に複数の突起7hを突設し、これら複数の突起7hの先端部で固定板11に当接させた点に特徴がある。
すなわち、コイル13を励磁したときに固定鉄心7の外鍔部7dと固定板11との間にも磁路が形成され、固定鉄心7に衝撃吸収体17から遠ざかる向き(図7における下向き)の磁気吸引力が作用するために衝撃吸収体17による衝撃吸収効果が低減されてしまう可能性があるが、上述のように複数の突起7hの先端部のみで固定鉄心7の外鍔部7dと固定板11とを当接させることにより、両者間の磁気抵抗を増大させて磁気吸引力を低下させることができ、その結果、衝撃吸収体17による衝撃吸収効果を向上することができるという利点がある。なお、図8に示すように固定板11に複数の突起11bを突設し、これらの複数の突起11bの先端部で固定鉄心7の外鍔部7dに当接させたり、あるいは図9に示すように固定鉄心7の外鍔部7dと固定板11との間に非磁性材料からなるレシジュアルプレート18を介装しても同様の作用効果を奏し得るものである。また、図10に示すように非磁性材料によって環状に形成されたレシジュアルリング19を固定鉄心7に外挿し、このレシジュアルリング19を固定板11の挿通孔11a内に配置すれば、挿通孔11aの内周面と固定鉄心7との間の磁気抵抗を増大させ、固定板11と固定鉄心7の間にはたらく磁気吸引力を低下させることができ、その結果、衝撃吸収体17による衝撃吸収効果を向上することができる。さらに、図11に示すようにレシジュアルプレート18とレシジュアルリング19を一体に形成してなる部材(レシジュアルキャップ)20を固定板11と固定鉄心7との間に配設すれば、磁気吸引力をさらに低下させて衝撃吸収効果の一層の向上が図れる。
本発明の実施形態1を示す側面断面図である。 同上における固定鉄心及び可動鉄心の他の構成を示す側面断面図である。 本発明の実施形態2における可動軸、固定鉄心、ストッパ、衝撃吸収体を示す側面断面図である。 同上における可動軸、固定鉄心、ストッパ、衝撃吸収体の他の構成を示す側面断面図である。 同上における可動軸、固定鉄心、ストッパ、衝撃吸収体のさらに他の構成を示す側面断面図である。 同上における可動軸、固定鉄心、ストッパ、衝撃吸収体のさらにまた他の構成を示す側面断面図である。 本発明の実施形態3における可動軸、固定鉄心、固定板、ストッパ、衝撃吸収体を示す側面断面図である。 同上における可動軸、固定鉄心、固定板、ストッパ、衝撃吸収体の他の構成を示す側面断面図である。 同上における可動軸、固定鉄心、固定板、ストッパ、衝撃吸収体、レシジュアルプレートを示す側面断面図である。 同上における可動軸、固定鉄心、固定板、ストッパ、衝撃吸収体、レシジュアルリングを示す側面断面図である。 同上における可動軸、固定鉄心、固定板、ストッパ、衝撃吸収体、レシジュアルキャップを示す側面断面図である。 従来例を示す側面断面図である。
符号の説明
1 封止容器
2a 固定接点
3 可動接触子
3a 可動接点
4 可動軸
6 接圧ばね
7 固定鉄心
7d 外鍔部
8 可動鉄心
9 復帰ばね
13 コイル
15 継鉄
16 ストッパ
17 衝撃吸収体

Claims (12)

  1. 固定接点を設けた固定端子と、固定接点に接離する可動接点を設けた可動接触子と、可動接触子が一端側に固定される棒状の可動軸と、可動軸の他端側に固定された可動鉄心と、可動軸に外挿されて可動接触子並びに可動鉄心と対向する固定鉄心と、コイル巻線が巻回されることでコイルを形成するとともに可動鉄心及び固定鉄心を収容するコイルボビンと、コイルを外囲する継鉄と、継鉄に連結されるとともに固定鉄心の一端部が固着される固定板と、固定鉄心と可動鉄心との間に磁気吸引力を発生させて可動鉄心を固定鉄心に当たる向きに移動させる電磁石装置と、可動鉄心と固定鉄心の間に介挿されて可動鉄心を固定鉄心から離れる向きに弾性付勢する復帰ばねと、可動接触子に対向する固定鉄心の端部に当接して可動鉄心が固定鉄心に当たる際の衝撃を吸収する衝撃吸収体と、固定板に設けられて衝撃吸収体を挟んで固定鉄心の端部と対向し衝撃吸収体の移動を規制するストッパとを備えたことを特徴とする接点装置。
  2. 固定鉄心及び可動鉄心の一方の端面であって互いに対向し且つ当接する端面が可動鉄心の移動方向に対して略直交する平面からなることを特徴とする請求項1記載の接点装置。
  3. 固定鉄心及び可動鉄心の一方の端面であって互いに対向し且つ当接する端面が可動鉄心の移動方向に対して傾斜した傾斜面からなることを特徴とする請求項1記載の接点装置。
  4. 固定鉄心に対向する衝撃吸収体の表面から1乃至複数の突起を突出させ、該突起の先端部で衝撃吸収体が固定鉄心の端部に当接することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の接点装置。
  5. 衝撃吸収体に対向する固定鉄心の端部に1乃至複数の突起を突設し、該突起の先端部に衝撃吸収体が当接することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の接点装置。
  6. 衝撃吸収体に対向するストッパの表面に1乃至複数の突起を突設し、該突起の先端部に衝撃吸収体が当接することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の接点装置。
  7. ストッパに対向する衝撃吸収体の表面から1乃至複数の突起を突出させ、該突起の先端部にストッパが当接することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の接点装置。
  8. 可動鉄心の移動方向に沿って電磁石装置と対向する固定鉄心の部位に1乃至複数の突起を突設し、該突起の先端部に電磁石装置を当接することを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の接点装置。
  9. 可動鉄心の移動方向に沿って固定鉄心と対向する電磁石装置の部位に1乃至複数の突起を突設し、該突起の先端部に固定鉄心を当接することを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の接点装置。
  10. 可動鉄心の移動方向に沿って対向する固定鉄心と電磁石装置との間に非磁性材料からなるレシジュアルプレートを介装したことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の接点装置。
  11. 電磁石装置と近接する固定鉄心の周面に非磁性材料からなる環状のレシジュアルリングを配設したことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の接点装置。
  12. 非磁性材料からなり、可動鉄心の移動方向に沿って対向する固定鉄心と電磁石装置との間に介装されるレシジュアルプレートをレシジュアルリングと一体に形成したことを特徴とする請求項11記載の接点装置。
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