JPH07153041A - ヘッドドラム装置 - Google Patents
ヘッドドラム装置Info
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- JPH07153041A JPH07153041A JP6243084A JP24308494A JPH07153041A JP H07153041 A JPH07153041 A JP H07153041A JP 6243084 A JP6243084 A JP 6243084A JP 24308494 A JP24308494 A JP 24308494A JP H07153041 A JPH07153041 A JP H07153041A
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/52—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with simultaneous movement of head and record carrier, e.g. rotation of head
- G11B5/53—Disposition or mounting of heads on rotating support
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/61—Guiding record carrier on drum, e.g. drum containing rotating heads
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はヘッドドラム装置の組立精密度と回
転軸の押込精密度を向上させ得るようにしたヘッドドラ
ム装置を提供することである。 【構成】 基板上に固定される下部ドラムと、上下部ベ
アリングを介して回転可能に前記下部ドラムの中央部に
貫通設置される回転軸と、前記回転軸の上端部に回転可
能に固定され、底面に互いに同一高さに形成されるヘッ
ド締結面、トランス接触面及びベアリング安着面を備え
る上部ドラムと、前記回転軸の下端部に設置されるモー
ター部とから構成される。
転軸の押込精密度を向上させ得るようにしたヘッドドラ
ム装置を提供することである。 【構成】 基板上に固定される下部ドラムと、上下部ベ
アリングを介して回転可能に前記下部ドラムの中央部に
貫通設置される回転軸と、前記回転軸の上端部に回転可
能に固定され、底面に互いに同一高さに形成されるヘッ
ド締結面、トランス接触面及びベアリング安着面を備え
る上部ドラムと、前記回転軸の下端部に設置されるモー
ター部とから構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生器に使用さ
れるヘッドドラム装置に関するもので、詳しくはベアリ
ング安着面、ヘッド締結面及び回転子トランス接着面を
互いに同じ高さの平面上に位置するように加工すること
によりヘッドドラム装置の組立精密度を向上させ、又、
回転軸押込部を押込案内面と押込面とに二段加工して回
転軸の押込精密度を向上させるようにしたヘッドドラム
装置に関するものである。
れるヘッドドラム装置に関するもので、詳しくはベアリ
ング安着面、ヘッド締結面及び回転子トランス接着面を
互いに同じ高さの平面上に位置するように加工すること
によりヘッドドラム装置の組立精密度を向上させ、又、
回転軸押込部を押込案内面と押込面とに二段加工して回
転軸の押込精密度を向上させるようにしたヘッドドラム
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般的なヘッドドラム装置を図５に基づ
いて説明すると次のようである。基板５０に下部ドラム
５が固定され、回転軸１が上下部ベアリング３，４を介
して回転可能に下部ドラム５の中央部に貫通設置され
る。回転軸１の上端部、つまり下部ドラム５の上部側に
は上部ドラム２が回転軸１により回転可能になってお
り、回転軸１の下端部、つまり下部ドラム５の下部側に
はモーター部６が設置されている。前記モーター部６は
下部ドラム５の下側に固定される固定子１３と、前記回
転軸１の下端部に回転可能に固定されている回転子１１
とから構成されている。又、前記回転子１１の一側には
リングカラー１２がセットスクリュー１２′で回転軸１
に固定されている。
いて説明すると次のようである。基板５０に下部ドラム
５が固定され、回転軸１が上下部ベアリング３，４を介
して回転可能に下部ドラム５の中央部に貫通設置され
る。回転軸１の上端部、つまり下部ドラム５の上部側に
は上部ドラム２が回転軸１により回転可能になってお
り、回転軸１の下端部、つまり下部ドラム５の下部側に
はモーター部６が設置されている。前記モーター部６は
下部ドラム５の下側に固定される固定子１３と、前記回
転軸１の下端部に回転可能に固定されている回転子１１
とから構成されている。又、前記回転子１１の一側には
リングカラー１２がセットスクリュー１２′で回転軸１
に固定されている。
【０００３】前記上部ドラム２′の下部と下部ドラム５
の上面とは所定のギャップを維持し互いに対向して設置
され、前記上部ドラム２の下面と前記下部ドラム５の上
面間には複数のヘッド組立体７が固定ネジ８で前記上部
ドラム２の下面の所定部位に固定されている。前記ヘッ
ド組立体７の内側には上面が上部ドラム２の下面の所定
部位に接着される回転子トランス９が設置されている。
そして、前記下部ドラム５の上面には前記回転子トラン
ス９と一定間隔を維持し互いに対向するように固定子ト
ランス１０が下部ドラム５の上面の所定部位に接着され
ている。ここで、符号１４は固定ネジを示すもので、回
転子１１の外部ハウジング（図示せず）を本体に固定す
るためのものである。
の上面とは所定のギャップを維持し互いに対向して設置
され、前記上部ドラム２の下面と前記下部ドラム５の上
面間には複数のヘッド組立体７が固定ネジ８で前記上部
ドラム２の下面の所定部位に固定されている。前記ヘッ
ド組立体７の内側には上面が上部ドラム２の下面の所定
部位に接着される回転子トランス９が設置されている。
そして、前記下部ドラム５の上面には前記回転子トラン
ス９と一定間隔を維持し互いに対向するように固定子ト
ランス１０が下部ドラム５の上面の所定部位に接着され
ている。ここで、符号１４は固定ネジを示すもので、回
転子１１の外部ハウジング（図示せず）を本体に固定す
るためのものである。
【０００４】このような構成を有する一般のヘッドドラ
ム装置において、電源が印加されると、回転子１１と固
定子１３の電磁気的作用によりモーター部６の回転子１
１に回転力が発生し、その回転力はリングカラー１２を
介して回転軸１に伝達される。回転軸１に伝達された回
転力は回転軸１に押込固定された上部ドラム２を回転さ
せることになる。
ム装置において、電源が印加されると、回転子１１と固
定子１３の電磁気的作用によりモーター部６の回転子１
１に回転力が発生し、その回転力はリングカラー１２を
介して回転軸１に伝達される。回転軸１に伝達された回
転力は回転軸１に押込固定された上部ドラム２を回転さ
せることになる。
【０００５】このような上部ドラム２の回転によりヘッ
ド組立体７が回転しながら上部ドラム２及び下部ドラム
５の外周面にラッピング（ｗｒａｐｐｉｎｇ）された磁
気記録媒体（テープ）をスキャンニングすることにな
る。前記ヘッド組立体７により読み取られた電気的信号
はヘッド組立体７の印刷回路基板（図示せず）に形成さ
れた回路に沿って回転子トランス９に伝達される。回転
子トランス９に伝達された前記信号は非接触伝送方式で
固定子トランス１０に伝達され、その信号は再び増幅さ
れて回路部（図示せず）に伝送される。
ド組立体７が回転しながら上部ドラム２及び下部ドラム
５の外周面にラッピング（ｗｒａｐｐｉｎｇ）された磁
気記録媒体（テープ）をスキャンニングすることにな
る。前記ヘッド組立体７により読み取られた電気的信号
はヘッド組立体７の印刷回路基板（図示せず）に形成さ
れた回路に沿って回転子トランス９に伝達される。回転
子トランス９に伝達された前記信号は非接触伝送方式で
固定子トランス１０に伝達され、その信号は再び増幅さ
れて回路部（図示せず）に伝送される。
【０００６】ここで、前記上部ドラム２の構造をより詳
細に説明すると次のようである。図６に示すように、上
部ドラム２の上面にはストッパー面２１と、チャッキン
グ面２２が段差となるように形成されている。そして、
その下面にはヘッド組立体７の上面が接着されるヘッド
締結面２３と、回転子トランス９の上面が接着される回
転子トランス接触面２４とが互いに同じ高さの平面上に
位置するように旋削加工されており、その内側には上部
ベアリング３の上面が安着されるベアリング安着面２６
が形成されている。ここで、Ａ部はベアリング安着面２
６を示すものである。
細に説明すると次のようである。図６に示すように、上
部ドラム２の上面にはストッパー面２１と、チャッキン
グ面２２が段差となるように形成されている。そして、
その下面にはヘッド組立体７の上面が接着されるヘッド
締結面２３と、回転子トランス９の上面が接着される回
転子トランス接触面２４とが互いに同じ高さの平面上に
位置するように旋削加工されており、その内側には上部
ベアリング３の上面が安着されるベアリング安着面２６
が形成されている。ここで、Ａ部はベアリング安着面２
６を示すものである。
【０００７】又、図７に示すように、上部ベアリング３
の上面との所定間隙を維持するベアリング安着面２６が
傾斜面２８により段差となるように形成されている。こ
こで、符号２７は回転軸１の外部円周面と上部ドラム２
が接着される押込面を示すものである。
の上面との所定間隙を維持するベアリング安着面２６が
傾斜面２８により段差となるように形成されている。こ
こで、符号２７は回転軸１の外部円周面と上部ドラム２
が接着される押込面を示すものである。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような一般のヘッドドラム装置においては、ヘッド締
結面２３と回転子トランス接触面２４の高さとベアリン
グ安着面２６の高さとが互いに異なる二段に形成されて
いるので加工精密度の維持が容易でなく、よってヘッド
ドラム装置の性能維持のための重要な要素中の一つであ
る回転子トランス９と固定子１０間のエアギャップ維持
が難しくなる。又、これによりヘッド締結面２３の場合
も前述したような同一原因により下部ドラム５の基準面
でのヘッド組立体７の位置精密度の維持が容易でなくな
る。
たような一般のヘッドドラム装置においては、ヘッド締
結面２３と回転子トランス接触面２４の高さとベアリン
グ安着面２６の高さとが互いに異なる二段に形成されて
いるので加工精密度の維持が容易でなく、よってヘッド
ドラム装置の性能維持のための重要な要素中の一つであ
る回転子トランス９と固定子１０間のエアギャップ維持
が難しくなる。又、これによりヘッド締結面２３の場合
も前述したような同一原因により下部ドラム５の基準面
でのヘッド組立体７の位置精密度の維持が容易でなくな
る。
【０００９】さらに、上部ドラム２に回転軸１を押込す
る回転軸押込工程においては、上部ドラム２の回転軸押
込面２７と回転軸１との中心設定が容易でなく、上部ド
ラム２を基準として回転軸１を直角状態に押込固定する
作業が容易でない等の問題点があった。
る回転軸押込工程においては、上部ドラム２の回転軸押
込面２７と回転軸１との中心設定が容易でなく、上部ド
ラム２を基準として回転軸１を直角状態に押込固定する
作業が容易でない等の問題点があった。
【００１０】従って、本発明の目的はヘッドドラム装置
の組立精密度を向上させ得るようにしたヘッドドラム装
置を提供することにある。本発明の他の目的は回転軸の
押込精密度を向上させ得るようにしたヘッドドラム装置
を提供することである。
の組立精密度を向上させ得るようにしたヘッドドラム装
置を提供することにある。本発明の他の目的は回転軸の
押込精密度を向上させ得るようにしたヘッドドラム装置
を提供することである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るための本発明のヘッドドラム装置は、基板上に固定さ
れる下部ドラムと、上下部ベアリングを介して回転可能
に前記下部ドラムの中央部に貫通設置される回転軸と、
前記回転軸の上端部に回転可能に固定され、底面に互い
に同一高さに形成されるヘッド締結面、トランス接触面
及びベアリング安着面を備える上部ドラムと、前記回転
軸の下端部に設置されるモーター部とから構成される。
るための本発明のヘッドドラム装置は、基板上に固定さ
れる下部ドラムと、上下部ベアリングを介して回転可能
に前記下部ドラムの中央部に貫通設置される回転軸と、
前記回転軸の上端部に回転可能に固定され、底面に互い
に同一高さに形成されるヘッド締結面、トランス接触面
及びベアリング安着面を備える上部ドラムと、前記回転
軸の下端部に設置されるモーター部とから構成される。
【００１２】又、本発明の目的を達成するための他のヘ
ッドドラム装置は、上部ドラムが上下部に傾斜面を有す
る回転軸押込案内面を備える。
ッドドラム装置は、上部ドラムが上下部に傾斜面を有す
る回転軸押込案内面を備える。
【００１３】
【実施例】以下、本発明によるヘッドドラム装置を添付
図面に示す実施例に基づいて説明すると次のようであ
る。図１は本発明によるヘッドドラム装置の構成を示す
断面図、図２は本発明によるヘッドドラム装置の上部ド
ラムを示す半断面図、図３は図２のＢ部の拡大図であ
る。
図面に示す実施例に基づいて説明すると次のようであ
る。図１は本発明によるヘッドドラム装置の構成を示す
断面図、図２は本発明によるヘッドドラム装置の上部ド
ラムを示す半断面図、図３は図２のＢ部の拡大図であ
る。
【００１４】これらの図面に示すように、本発明による
ヘッドドラム装置は次のように構成される。基板５０に
下部ドラム５が固定され、回転軸１が上下部ベアリング
３，４を介して回転可能に下部ドラム５に貫通設置され
る。その回転軸１の上端部、つまり下部ドラム５の上部
側には上部ドラム２が回転軸１により回転可能に固定さ
れ、回転軸１の下端部、つまり下部ドラム５の下部側に
はモーター部６が設置されている。前記モーター部６は
下部ドラム５の下側に固定される固定子１３と前記回転
軸１の下端部に回転可能に固定されている回転子１１と
から構成される。又、前記回転子１１の一側部にはリン
グカラー１２がセットスクリュー１２′により回転軸１
に固定されている。
ヘッドドラム装置は次のように構成される。基板５０に
下部ドラム５が固定され、回転軸１が上下部ベアリング
３，４を介して回転可能に下部ドラム５に貫通設置され
る。その回転軸１の上端部、つまり下部ドラム５の上部
側には上部ドラム２が回転軸１により回転可能に固定さ
れ、回転軸１の下端部、つまり下部ドラム５の下部側に
はモーター部６が設置されている。前記モーター部６は
下部ドラム５の下側に固定される固定子１３と前記回転
軸１の下端部に回転可能に固定されている回転子１１と
から構成される。又、前記回転子１１の一側部にはリン
グカラー１２がセットスクリュー１２′により回転軸１
に固定されている。
【００１５】前記上部ドラム２′の下部と下部ドラム５
の上面は所定のギャップを維持し対向している。前記上
部ドラム２′の下面と前記下部ドラム５の上面との間に
は複数のヘッド組立体７が固定ネジ８で前記上部ドラム
２′の下面の所定部位に固定されている。前記ヘッド組
立体７の内側には上面が上部ドラム２′の下面の所定部
位に接着される回転子トランス９が設置されている。そ
して、前記下部ドラム５の上面には前記回転子トランス
９と一定間隔を維持し互いに対向するように固定子トラ
ンス１０が下部ドラム５の上面の所定部位に接着されて
いる。ここで、符号１４は固定ネジを示すもので、回転
子１１の外部ハウジング（図示せず）を本体に固定する
ためのものである。
の上面は所定のギャップを維持し対向している。前記上
部ドラム２′の下面と前記下部ドラム５の上面との間に
は複数のヘッド組立体７が固定ネジ８で前記上部ドラム
２′の下面の所定部位に固定されている。前記ヘッド組
立体７の内側には上面が上部ドラム２′の下面の所定部
位に接着される回転子トランス９が設置されている。そ
して、前記下部ドラム５の上面には前記回転子トランス
９と一定間隔を維持し互いに対向するように固定子トラ
ンス１０が下部ドラム５の上面の所定部位に接着されて
いる。ここで、符号１４は固定ネジを示すもので、回転
子１１の外部ハウジング（図示せず）を本体に固定する
ためのものである。
【００１６】そして、本発明によるヘッドドラム装置の
上部ドラム２′の上面にはストッパー面２１′、チャッ
キング面２２′が段差となるように形成されている。
又、その下面にはヘッド組立体７の上面が接着されるヘ
ッド締結面２３′と、回転子トランス９の上面が接着さ
れる回転子トランス接触面２４′と、上部ベアリング３
の上部と所定間隙を維持するベアリング安着面２６′と
が互いに同一高さの平面上に位置するように旋削加工に
より形成されている。そして、前記上部ドラム２′の底
面中央部の回転軸１の外部円周面と接する部位には回転
軸１の挿入精密度の維持に有利であるように回転軸押込
面２７′が傾斜面３０により段差となるように形成され
ている。前記傾斜面３０により段差となった回転軸押込
案内面２９は所定長さ“Ｌ”だけ延長されている。前記
回転軸押込案内面２９の一端は傾斜面２８′により段差
となるように形成され、その段差部にはベアリング安着
面２６′が形成されている。
上部ドラム２′の上面にはストッパー面２１′、チャッ
キング面２２′が段差となるように形成されている。
又、その下面にはヘッド組立体７の上面が接着されるヘ
ッド締結面２３′と、回転子トランス９の上面が接着さ
れる回転子トランス接触面２４′と、上部ベアリング３
の上部と所定間隙を維持するベアリング安着面２６′と
が互いに同一高さの平面上に位置するように旋削加工に
より形成されている。そして、前記上部ドラム２′の底
面中央部の回転軸１の外部円周面と接する部位には回転
軸１の挿入精密度の維持に有利であるように回転軸押込
面２７′が傾斜面３０により段差となるように形成され
ている。前記傾斜面３０により段差となった回転軸押込
案内面２９は所定長さ“Ｌ”だけ延長されている。前記
回転軸押込案内面２９の一端は傾斜面２８′により段差
となるように形成され、その段差部にはベアリング安着
面２６′が形成されている。
【００１７】このような構成を有する本発明によるヘッ
ドドラム装置の作用を説明すると次のようである。電源
が印加されると、回転子１１と固定子１３の電磁気的作
用によりモーター部６の回転子１１に回転力が発生し、
その回転力はリングカラー１２を介して回転軸１に伝達
される。回転軸１に伝達された回転力は回転軸１に押込
固定された上部ドラム２を回転させることになる。
ドドラム装置の作用を説明すると次のようである。電源
が印加されると、回転子１１と固定子１３の電磁気的作
用によりモーター部６の回転子１１に回転力が発生し、
その回転力はリングカラー１２を介して回転軸１に伝達
される。回転軸１に伝達された回転力は回転軸１に押込
固定された上部ドラム２を回転させることになる。
【００１８】このような上部ドラム２の回転によりヘッ
ド組立体７が回転しながら上部ドラム２及び下部ドラム
５の外周面にラッピング（ｗｒａｐｐｉｎｇ）された磁
気記録媒体（テープ）をスキャンニングすることにな
る。前記ヘッド組立体７により読み取られた電気的信号
はヘッド組立体７の印刷回路基板（図示せず）に半田付
けで連結された信号線（図示せず）を通じて回転子トラ
ンス９に伝達される。回転子トランス９に伝達された前
記信号は非接触伝送方式で固定子トランス１０に伝達さ
れ、その信号は再び増幅されて回路部（図示せず）に伝
送される。
ド組立体７が回転しながら上部ドラム２及び下部ドラム
５の外周面にラッピング（ｗｒａｐｐｉｎｇ）された磁
気記録媒体（テープ）をスキャンニングすることにな
る。前記ヘッド組立体７により読み取られた電気的信号
はヘッド組立体７の印刷回路基板（図示せず）に半田付
けで連結された信号線（図示せず）を通じて回転子トラ
ンス９に伝達される。回転子トランス９に伝達された前
記信号は非接触伝送方式で固定子トランス１０に伝達さ
れ、その信号は再び増幅されて回路部（図示せず）に伝
送される。
【００１９】図４は本発明によるヘッドドラム装置の他
の実施例を示す半断面図である。この実施例は前記実施
例の目的と同様にヘッド締結面２３′とトランス接触面
２４′をベアリング安着面２６′と同一高さの平面上に
形成させるためのもので、その構成を説明すると次のよ
うである。
の実施例を示す半断面図である。この実施例は前記実施
例の目的と同様にヘッド締結面２３′とトランス接触面
２４′をベアリング安着面２６′と同一高さの平面上に
形成させるためのもので、その構成を説明すると次のよ
うである。
【００２０】上部ドラム２′の上部ドラム本体３１の下
面内側部に所定の深さと幅を有する凹部３５′を形成す
る。段差が形成されなかった上部ドラム２′の下面はヘ
ッド締結面２３′を形成する。前記凹部３５′は段差面
３４′と段差底面３６′とからなっている。前記段差面
３４′は前記ヘッド締結面２３′に対して直角を成し、
前記段差底面３６′は前記段差面３４′に対して直角を
成している。そして、下面にトランス接触面２４′とベ
アリング安着面２６′が備えられたフランジ３２が前記
凹部３５′に結合される。ここで、前記段差面３４′に
対向するフランジ３２の一側面は所定距離を隔てて設置
される。前記上部ドラム２′の上面内側部位には前記フ
ランジ３２の上面とネジ結合するための固定ネジ３３が
提供される。
面内側部に所定の深さと幅を有する凹部３５′を形成す
る。段差が形成されなかった上部ドラム２′の下面はヘ
ッド締結面２３′を形成する。前記凹部３５′は段差面
３４′と段差底面３６′とからなっている。前記段差面
３４′は前記ヘッド締結面２３′に対して直角を成し、
前記段差底面３６′は前記段差面３４′に対して直角を
成している。そして、下面にトランス接触面２４′とベ
アリング安着面２６′が備えられたフランジ３２が前記
凹部３５′に結合される。ここで、前記段差面３４′に
対向するフランジ３２の一側面は所定距離を隔てて設置
される。前記上部ドラム２′の上面内側部位には前記フ
ランジ３２の上面とネジ結合するための固定ネジ３３が
提供される。
【００２１】ここで、前記上部ドラム本体３１の下面に
構成されたヘッド締結面２３とトランス接触面２４′と
ベアリング安着面２６′とは同一高さの平面上に形成さ
れている。
構成されたヘッド締結面２３とトランス接触面２４′と
ベアリング安着面２６′とは同一高さの平面上に形成さ
れている。
【００２２】
【発明の効果】前述したような本発明によるヘッドドラ
ム装置の効果を説明すると次のようである。上部ドラム
の下面に形成されたヘッド締結面及び回転子トランス接
着面をベアリング安着面と同じ高さの平面上に位置する
ように加工することにより加工精密度を向上させ、回転
子トランスと固定子トランスとの間に所定のギャップを
維持し、ヘッド組立体を組立するにあってその高さの精
密度を向上させる利点がある。
ム装置の効果を説明すると次のようである。上部ドラム
の下面に形成されたヘッド締結面及び回転子トランス接
着面をベアリング安着面と同じ高さの平面上に位置する
ように加工することにより加工精密度を向上させ、回転
子トランスと固定子トランスとの間に所定のギャップを
維持し、ヘッド組立体を組立するにあってその高さの精
密度を向上させる利点がある。
【００２３】又、回転軸押込部を押込案内面と押込面と
に二段加工することにより、上部ドラムを回転軸に押込
固定するための押込力を加える前に上部ドラムの押込部
と回転軸の中心設定が容易になり、上部ドラムを基準と
して回転軸の直角状態の位置設定が容易になって、回転
軸の押込精密度を向上させる等の効果がある。
に二段加工することにより、上部ドラムを回転軸に押込
固定するための押込力を加える前に上部ドラムの押込部
と回転軸の中心設定が容易になり、上部ドラムを基準と
して回転軸の直角状態の位置設定が容易になって、回転
軸の押込精密度を向上させる等の効果がある。
【００２４】又、本発明によるヘッドドラム装置の他の
実施例においては、より容易にヘッド締結面２３とトラ
ンス接触面２４′とベアリング安着面２６′を構成する
ことにより加工精密度を向上させ、回転子トランスと固
定子トランス間の所定ギャップを維持し、ヘッド組立体
を組立するにあって高さの精密度を向上させる利点があ
る。
実施例においては、より容易にヘッド締結面２３とトラ
ンス接触面２４′とベアリング安着面２６′を構成する
ことにより加工精密度を向上させ、回転子トランスと固
定子トランス間の所定ギャップを維持し、ヘッド組立体
を組立するにあって高さの精密度を向上させる利点があ
る。
【図１】本発明によるヘッドドラム装置の実施例の構成
を示す半断面図である。
を示す半断面図である。
【図２】本発明によるヘッドドラム装置の実施例の上部
ドラムを示す半断面図である。
ドラムを示す半断面図である。
【図３】図２のＢ部の拡大図である。
【図４】本発明によるヘッドドラム装置の他の実施例を
示す半断面図である。
示す半断面図である。
【図５】一般のヘッドドラム装置の構成を示す半断面図
である。
である。
【図６】一般のヘッドドラム装置の上部ドラムを示す半
断面図である。
断面図である。
【図７】図６のＡ部の拡大図である。
１…回転軸 ２，２′…上部ドラム ３，４…上下部ベアリング ５…下部ドラム ６…モーター部 ７…ヘッド組立体 ８，１４…固定ネジ ９…回転子トランス １０…固定子トランス １１…回転子 １２…リングカラー １２′…セットスクリュー １３…固定子 ２１…ストッパー面 ２２…チャッキング面 ２３，２３′…ヘッド締結面 ２４，２４′…回転子トランス接触面 ２６，２６′…ベアリング安着面 ２７，２７′…回転軸押込面 ２８′，３０…傾斜面 ２９…回転軸押込案内面 ３１…上部ドラム本体 ３２…フランジ ３４′…段差面 ３５′…凹部 ３６′…段差底面
Claims (4)
- 【請求項１】 基板上に固定される下部ドラム（５）
と、 上下部ベアリング（３），（４）を介して回転可能に前
記下部ドラム（５）の中央部に貫通設置される回転軸
（１）と、 前記回転軸の上端部に回転可能に固定され、底面に互い
に同一高さに形成されるヘッド締結面（２３′）、トラ
ンス接触面（２４′）及びベアリング安着面（２６′）
を備える上部ドラム（２′）と、 前記回転軸（１）の下端部に設置されるモーター部
（６）とから構成されることを特徴とするヘッドドラム
装置。 - 【請求項２】 前記上部ドラム（２′）は上下部に傾斜
面を有する回転軸押込案内面（２９）を備えることを特
徴とする請求項１記載のヘッドドラム装置。 - 【請求項３】 前記上部ドラム（２′）は前面に凹部
（３５′）が形成され、前記凹部（３５′）には底面に
トランス接触面（２４′）及びベアリング安着面（２
６′）が形成されたフランジ（３２）が固定されること
を特徴とする請求項１記載のヘッドドラム装置。 - 【請求項４】 前記上部ドラム（２′）のヘッド締結面
（２３′）と前記フランジ（３２）のトランス接触面
（２４′）及びベアリング安着面（２６′）とは同一平
面上に位置することを特徴とする請求項３記載のヘッド
ドラム装置。
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