JPH02206006A - 回転磁気ヘッド装置 - Google Patents
回転磁気ヘッド装置Info
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- JPH02206006A JPH02206006A JP2605489A JP2605489A JPH02206006A JP H02206006 A JPH02206006 A JP H02206006A JP 2605489 A JP2605489 A JP 2605489A JP 2605489 A JP2605489 A JP 2605489A JP H02206006 A JPH02206006 A JP H02206006A
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- magnetic head
- rotor
- stator
- rotary transformer
- drum
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 3
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 8
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 4
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ビデオテープレコーダ(VTR)等に使用さ
れる回転磁気ヘッド装置に関するものである。
れる回転磁気ヘッド装置に関するものである。
回転磁気ヘッド装置には、上ドラムと下ドラムとが共に
固定でヘッドバーが回転する形態の第1のタイプ、上ド
ラムと下ドラムとが共に固定でヘッドドラムが回転する
形態の第2のタイプ、下ドラムが固定である一方、磁気
ヘッドが組み込まれてなる上ドラムが回転する形態の第
3のタイプ等が知られている。
固定でヘッドバーが回転する形態の第1のタイプ、上ド
ラムと下ドラムとが共に固定でヘッドドラムが回転する
形態の第2のタイプ、下ドラムが固定である一方、磁気
ヘッドが組み込まれてなる上ドラムが回転する形態の第
3のタイプ等が知られている。
このうち、第3のタイプの回転磁気ヘッド装置において
、第2回に示すように、下ドラム26の中心部に形成さ
れた貫通孔には上下一対の玉軸受け28・28が嵌装さ
れており、この玉軸受け28・28にてシャフト27が
回転自在に支持されている。シャフト27の下端側には
振動やジッタを除去して精密な回転速度を維持するため
に下側玉軸受け28に対しスラスト方向に予圧をかける
予圧カラー29が嵌着されている。また、この予圧カラ
ー29の外周側には当該予圧カラー29と共にシャフト
27を回転させるためのモータ35が配設されている。
、第2回に示すように、下ドラム26の中心部に形成さ
れた貫通孔には上下一対の玉軸受け28・28が嵌装さ
れており、この玉軸受け28・28にてシャフト27が
回転自在に支持されている。シャフト27の下端側には
振動やジッタを除去して精密な回転速度を維持するため
に下側玉軸受け28に対しスラスト方向に予圧をかける
予圧カラー29が嵌着されている。また、この予圧カラ
ー29の外周側には当該予圧カラー29と共にシャフト
27を回転させるためのモータ35が配設されている。
シャフト27の上端側にはこのシャフト27と同体回転
するようにディスク23が設けられており、このディス
ク23の上端面にはこのディスク23と同体回転するよ
うに上ドラム22が装着されている。上ドラム22の下
端面外周側には磁気ヘッド21が取り付けられており、
この磁気ヘッド21は中継ビン33→中継基板32→中
継端子30を介してロータリートランスロータ24に電
気的に接続されている。ロータリートランスロータ24
は前記のディスク23の下面に装着されてこのディスク
23と同体回転すると共に、下ドラム26に固着された
ロータリートランスステータ25に対し一定の空隙(A
ir Gap)を形成するように設定されている。
するようにディスク23が設けられており、このディス
ク23の上端面にはこのディスク23と同体回転するよ
うに上ドラム22が装着されている。上ドラム22の下
端面外周側には磁気ヘッド21が取り付けられており、
この磁気ヘッド21は中継ビン33→中継基板32→中
継端子30を介してロータリートランスロータ24に電
気的に接続されている。ロータリートランスロータ24
は前記のディスク23の下面に装着されてこのディスク
23と同体回転すると共に、下ドラム26に固着された
ロータリートランスステータ25に対し一定の空隙(A
ir Gap)を形成するように設定されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記の上ドラム22をディスク23に対し取
り外し可能とするために、前述のように磁気ヘッド21
を中継ビン33→中継基板32→中継端子30を介して
ロータリートランスロータ24に電気的に接続している
が、このために、中継ピン33と中継基板32、中継基
板32と中継端子30とをそれぞれ半田34にて接続す
る必要があり、さらに、磁気ヘッド21と中継ピン33
、ロータリートランスロータ24と中継端子3゜とをそ
れぞれ図示しない半田にて接続する必要がある。それゆ
え、半田付は箇所が増え、組み立てに長時間を要するこ
とになるばかりが、磁気ヘッド摩耗時における上ドラム
22の交換に際し、前記の半田付けを外すのに多くの手
間がががるという問題点を有していた。
り外し可能とするために、前述のように磁気ヘッド21
を中継ビン33→中継基板32→中継端子30を介して
ロータリートランスロータ24に電気的に接続している
が、このために、中継ピン33と中継基板32、中継基
板32と中継端子30とをそれぞれ半田34にて接続す
る必要があり、さらに、磁気ヘッド21と中継ピン33
、ロータリートランスロータ24と中継端子3゜とをそ
れぞれ図示しない半田にて接続する必要がある。それゆ
え、半田付は箇所が増え、組み立てに長時間を要するこ
とになるばかりが、磁気ヘッド摩耗時における上ドラム
22の交換に際し、前記の半田付けを外すのに多くの手
間がががるという問題点を有していた。
なお、このような問題に対処するために、接点部同士の
間に導電性のばね部材を介設してこのばね部材の圧接力
にて電気的接続を図ったものがあるが、これでは単なる
圧接であり半田付は接合に比し振動等に対して接触不良
を生じ易いなど信頼性に欠けるといった欠点を有してい
る。
間に導電性のばね部材を介設してこのばね部材の圧接力
にて電気的接続を図ったものがあるが、これでは単なる
圧接であり半田付は接合に比し振動等に対して接触不良
を生じ易いなど信頼性に欠けるといった欠点を有してい
る。
また、上ドラムとロータリートランスロータ24とを一
体的に構成して半田付は等の簡略化を図ることが考えら
れるが、かかる一体構成は組み付は精度確保の観点から
困難を伴う。即ち、従来の構成では、前述のように、ロ
ータリートランスロータ24と同ステータ25との空隙
を一定に保ち、かつ磁気ヘッドの高さを一定にする必要
上、ロータリートランスロータ24を一旦ディスク23
に取り付け、下ドラム26に予め取り付けられているロ
ータリートランスステータ25との空隙が一定となるよ
うにディスク23の位置をスペーサー等で高さ調整した
後、上ドラム22と当接するディスク23上面が一定高
さになるように当該組み立て状態で切削するといった工
程が必要であり、上ドラム22とロータリートランスロ
ータ24とを一体的に構成することは困難であった。
体的に構成して半田付は等の簡略化を図ることが考えら
れるが、かかる一体構成は組み付は精度確保の観点から
困難を伴う。即ち、従来の構成では、前述のように、ロ
ータリートランスロータ24と同ステータ25との空隙
を一定に保ち、かつ磁気ヘッドの高さを一定にする必要
上、ロータリートランスロータ24を一旦ディスク23
に取り付け、下ドラム26に予め取り付けられているロ
ータリートランスステータ25との空隙が一定となるよ
うにディスク23の位置をスペーサー等で高さ調整した
後、上ドラム22と当接するディスク23上面が一定高
さになるように当該組み立て状態で切削するといった工
程が必要であり、上ドラム22とロータリートランスロ
ータ24とを一体的に構成することは困難であった。
本発明に係る回転磁気ヘッド装置は、上記の課題を解決
するために、磁気テープに記録再生を行うための磁気ヘ
ッドと、回転自在に設けられ且つ上記磁気ヘッドを所定
位置に有すると共に前記の磁気テープが外周面に所定角
度巻付けられる上ドラムと、上記の磁気ヘッドと外部回
路との間で信号伝達を行うためのロータリーi・ランス
と、固定状態に設けられ且つ前記上ドラムと同体回転す
るシャフトを回転自在に支持すると共に前記の磁気テー
プが外周面に所定角度巻付けられる下ドラムとを備えて
なる回転磁気ヘッド装置において、前記のロータリート
ランスのロータおよびステータの各々を円筒形状に形成
して上記ステータにロータが外嵌された状態で相対回転
するように、上記のステータを前記の下ドラムに配設す
る一方、上記のロータを前記の上ドラムに直接的に取り
付けていることを特徴としている。
するために、磁気テープに記録再生を行うための磁気ヘ
ッドと、回転自在に設けられ且つ上記磁気ヘッドを所定
位置に有すると共に前記の磁気テープが外周面に所定角
度巻付けられる上ドラムと、上記の磁気ヘッドと外部回
路との間で信号伝達を行うためのロータリーi・ランス
と、固定状態に設けられ且つ前記上ドラムと同体回転す
るシャフトを回転自在に支持すると共に前記の磁気テー
プが外周面に所定角度巻付けられる下ドラムとを備えて
なる回転磁気ヘッド装置において、前記のロータリート
ランスのロータおよびステータの各々を円筒形状に形成
して上記ステータにロータが外嵌された状態で相対回転
するように、上記のステータを前記の下ドラムに配設す
る一方、上記のロータを前記の上ドラムに直接的に取り
付けていることを特徴としている。
〔作 用〕
上記の構成によれば、ロータリートランスロータとロー
タリートランスステータとの間に形成される空隙の精度
は、各々の内径外径の精度に依存するため、従来のよう
に、空隙が一定となるようにディスクの位置をスペーサ
ー等で高さ調整するといった手間が不要となり、単に、
上ドラムと当接するディスク上面が一定高さになるよう
にこのディスク上面を切削するだけでよいことになる。
タリートランスステータとの間に形成される空隙の精度
は、各々の内径外径の精度に依存するため、従来のよう
に、空隙が一定となるようにディスクの位置をスペーサ
ー等で高さ調整するといった手間が不要となり、単に、
上ドラムと当接するディスク上面が一定高さになるよう
にこのディスク上面を切削するだけでよいことになる。
また、ロータリートランスロータが上ドラムに直接的に
取り付けられていることにより、ロータリートランスと
磁気ヘッドとの結線構造の簡素化が可能となり、半田付
は箇所の数を減らして製造工程数の削減やメンテナンス
の容易化を回ることができる。
取り付けられていることにより、ロータリートランスと
磁気ヘッドとの結線構造の簡素化が可能となり、半田付
は箇所の数を減らして製造工程数の削減やメンテナンス
の容易化を回ることができる。
〔実施例]
本発明の一実施例を第1図に基づいて説明すれば、以下
の通りである。
の通りである。
本発明に係る回転磁気ヘッド装置において、第1図に示
すように、下ドラム7は固定状態に設けられていて、そ
の外周面には、所定角度だけ巻付けられる磁気テープ(
図示せず)の走行状態を一定に保持し案内するためのテ
ープガイド7cが形成されている。また、下ドラム7の
中心部には上下方向に貫通する貫通孔7aが形成されて
いる。
すように、下ドラム7は固定状態に設けられていて、そ
の外周面には、所定角度だけ巻付けられる磁気テープ(
図示せず)の走行状態を一定に保持し案内するためのテ
ープガイド7cが形成されている。また、下ドラム7の
中心部には上下方向に貫通する貫通孔7aが形成されて
いる。
この貫通孔7aには上下一対の玉軸受け8・8が嵌装さ
れており、この玉軸受け8・8にてシャフト5が回転自
在に支持されている。シャフト5の下端側には振動やシ
ックを除去して精密な回転速度を維持するために下側玉
軸受け8に対しスラスト方向に予圧をかける予圧カラー
9が嵌着されている。また、この予圧カラー9の外周側
には当該予圧カラー9と共にシャフト5を回転させるた
めのモータ10が配設されている。
れており、この玉軸受け8・8にてシャフト5が回転自
在に支持されている。シャフト5の下端側には振動やシ
ックを除去して精密な回転速度を維持するために下側玉
軸受け8に対しスラスト方向に予圧をかける予圧カラー
9が嵌着されている。また、この予圧カラー9の外周側
には当該予圧カラー9と共にシャフト5を回転させるた
めのモータ10が配設されている。
シャフト5の上端側にはこのシャフト5と同体回転する
ようにディスク6が設けられており、このディスク6に
はこのディスク6上端面に当接しこれと同体回転するよ
うに螺子12にて上ドラム2が装着されている。上ドラ
ム2における前記下ドラムと対向する側の中央部には凹
部2aが形成されていてその内径は上記のディスク6の
外径よりも大きくなっており、このディスク6との間で
後述のロータリートランス3を収容し得る空間を形成し
ている。また、上ドラム2の下端面外周部近傍には磁気
ヘッドト・・が取り付けられている。
ようにディスク6が設けられており、このディスク6に
はこのディスク6上端面に当接しこれと同体回転するよ
うに螺子12にて上ドラム2が装着されている。上ドラ
ム2における前記下ドラムと対向する側の中央部には凹
部2aが形成されていてその内径は上記のディスク6の
外径よりも大きくなっており、このディスク6との間で
後述のロータリートランス3を収容し得る空間を形成し
ている。また、上ドラム2の下端面外周部近傍には磁気
ヘッドト・・が取り付けられている。
各磁気ヘッド1は磁気ヘッド中継基板1aを介して中継
ホルダー4における端子の一端側4aに半田付けされて
おり、この中継ホルダー4における端子の他端側4bは
ロータリートランスロータ3aに半田付けされている。
ホルダー4における端子の一端側4aに半田付けされて
おり、この中継ホルダー4における端子の他端側4bは
ロータリートランスロータ3aに半田付けされている。
ロータリートランスロータ3aは円筒形状をなしており
、その外壁側で上記凹部2aの周壁に固着されると共に
、同じくその外壁側で上記の中継ホルダー4を支持して
いる。ロータリートランスロータ3aの内部には、円筒
形状を有するロータリートランスステータ3bが上記ロ
ータ3aの内壁との間に所定の空隙を有して固定されて
いる。上記ロータ3aはステータ3bに対し相対回転可
能である。これらロータ3aとステータ3bとにより、
前記の回転する磁気ヘッド1と固定状態の図示しない外
部回路との間で信号伝達を行うロータ、リートランス3
が構成される。ロータリートランスステータ3bは下ド
ラム7の中央部に形成されて前記の玉軸受け8を支持し
ている円筒部7bの外側に嵌合固着されている。そして
、上記ロータリートランスステータ3bの下端部からは
、図示しない外部回路との間で信号の中継を行う中継基
板11が延設されている。
、その外壁側で上記凹部2aの周壁に固着されると共に
、同じくその外壁側で上記の中継ホルダー4を支持して
いる。ロータリートランスロータ3aの内部には、円筒
形状を有するロータリートランスステータ3bが上記ロ
ータ3aの内壁との間に所定の空隙を有して固定されて
いる。上記ロータ3aはステータ3bに対し相対回転可
能である。これらロータ3aとステータ3bとにより、
前記の回転する磁気ヘッド1と固定状態の図示しない外
部回路との間で信号伝達を行うロータ、リートランス3
が構成される。ロータリートランスステータ3bは下ド
ラム7の中央部に形成されて前記の玉軸受け8を支持し
ている円筒部7bの外側に嵌合固着されている。そして
、上記ロータリートランスステータ3bの下端部からは
、図示しない外部回路との間で信号の中継を行う中継基
板11が延設されている。
上記モータ10の駆動によりシャフト5が回転されると
、この回転に伴ってディスク6、上ドラム2、磁気ヘッ
ド1、およびロータリートランスロータ3aが同体的に
回転することになる。上ドラム2および下ドラム7の外
周側には図示しない磁気テープが所定角度で巻付けられ
た状態で走行しており、この磁気テープ上を前記の磁気
ヘッド1が走査して信号の記録再生を行うことになる。
、この回転に伴ってディスク6、上ドラム2、磁気ヘッ
ド1、およびロータリートランスロータ3aが同体的に
回転することになる。上ドラム2および下ドラム7の外
周側には図示しない磁気テープが所定角度で巻付けられ
た状態で走行しており、この磁気テープ上を前記の磁気
ヘッド1が走査して信号の記録再生を行うことになる。
例えば、信号の再生においては、磁気ヘッド1にて検出
された信号は磁気ヘッド中継基板1a→中継ホルダー4
を介してロータリートランスロータ3aに供給された後
、このロータリートランスロータ3aと密結合している
ロータリートランスステータ3bにて受は取られ、前記
の中継基板11を経て図示しない外部回路に供給されて
信号の再生が行われる。信号の記録は、これとほぼ逆の
過程で行われることになる。
された信号は磁気ヘッド中継基板1a→中継ホルダー4
を介してロータリートランスロータ3aに供給された後
、このロータリートランスロータ3aと密結合している
ロータリートランスステータ3bにて受は取られ、前記
の中継基板11を経て図示しない外部回路に供給されて
信号の再生が行われる。信号の記録は、これとほぼ逆の
過程で行われることになる。
上記の構成において、ロータリートランスロータ3aと
ロータリートランスステータ3bとの間に形成される空
隙の精度は、各々の内径外径の精度に依存するため、従
来のように、空隙が一定となるようにディスク6の位置
をスペーサー等で高さ調整するといった手間が不要とな
り、単に、上ドラム2と当接するディスク6上面が一定
高さになるように切削するだけでよいことになる。また
、ロータリートランスロータ3aが上ドラム2に直接的
に取り付けられていることにより、ロータリートランス
ロータ3aと磁気ヘッド1との結線構造の簡素化が可能
となり、半田付は箇所の数を減らして工程数の削減やメ
ンテナンスの容易化を図ることができる。また、同じく
ロータリートランスロータ3aが上ドラム2に直接的に
取り付けられていることにより、本実施例では上ドラム
2の中央部にある凹部2aの奥行きを活用してロータリ
ートランス3の長さを長くするとともに、ロータリート
ランス3における巻線数を増やすなどして伝送できる信
号の量を増大させることも可能となる。
ロータリートランスステータ3bとの間に形成される空
隙の精度は、各々の内径外径の精度に依存するため、従
来のように、空隙が一定となるようにディスク6の位置
をスペーサー等で高さ調整するといった手間が不要とな
り、単に、上ドラム2と当接するディスク6上面が一定
高さになるように切削するだけでよいことになる。また
、ロータリートランスロータ3aが上ドラム2に直接的
に取り付けられていることにより、ロータリートランス
ロータ3aと磁気ヘッド1との結線構造の簡素化が可能
となり、半田付は箇所の数を減らして工程数の削減やメ
ンテナンスの容易化を図ることができる。また、同じく
ロータリートランスロータ3aが上ドラム2に直接的に
取り付けられていることにより、本実施例では上ドラム
2の中央部にある凹部2aの奥行きを活用してロータリ
ートランス3の長さを長くするとともに、ロータリート
ランス3における巻線数を増やすなどして伝送できる信
号の量を増大させることも可能となる。
本発明に係る回転磁気ヘッド装置は、以上のように、磁
気テープに記録再生を行うための磁気ヘッドと、回転自
在に設けられ且つ上記磁気ヘッドを所定位置に有すると
共に前記の磁気テープが外周面に所定角度巻付けられる
上ドラムと、上記の磁気ヘッドと外部回路との間で信号
伝達を行うだめのロータリートランスと、固定状態に設
けられ且つ前記上ドラムと同体回転するシャフトを回転
自在に支持すると共に前記の磁気テープが外周面に所定
角度巻付けられる下ドラムとを備えてなる回転磁気ヘッ
ド装置において、前記のロータリートランスのロータお
よびステークの各々を円筒形状に形成して上記ステータ
にロータが外嵌された状態で相対回転するように、上記
のステータを前記の下ドラムに配設する一方、上記のロ
ータを前記の上ドラムに直接的に取り付けている構成で
ある。
気テープに記録再生を行うための磁気ヘッドと、回転自
在に設けられ且つ上記磁気ヘッドを所定位置に有すると
共に前記の磁気テープが外周面に所定角度巻付けられる
上ドラムと、上記の磁気ヘッドと外部回路との間で信号
伝達を行うだめのロータリートランスと、固定状態に設
けられ且つ前記上ドラムと同体回転するシャフトを回転
自在に支持すると共に前記の磁気テープが外周面に所定
角度巻付けられる下ドラムとを備えてなる回転磁気ヘッ
ド装置において、前記のロータリートランスのロータお
よびステークの各々を円筒形状に形成して上記ステータ
にロータが外嵌された状態で相対回転するように、上記
のステータを前記の下ドラムに配設する一方、上記のロ
ータを前記の上ドラムに直接的に取り付けている構成で
ある。
これにより、従来のように、空隙が一定となるようにデ
ィスクの位置をスペーサー等で高さ調整するといった手
間が不要となり、単に、上ドラムと当接するディスク上
面が一定高さになるようにこのディスク上面を切削する
だけでよいことになる。また、ロータリートランスロー
タが上ドラムに直接的に取り付けられていることにより
、ロータリートランスと磁気ヘッドとの結線構造の簡素
化が可能となり、半田付は箇所の数を減らして製造工程
数の削減やメンテナンスの容易化を図ることができると
いう効果も併せて奏する。
ィスクの位置をスペーサー等で高さ調整するといった手
間が不要となり、単に、上ドラムと当接するディスク上
面が一定高さになるようにこのディスク上面を切削する
だけでよいことになる。また、ロータリートランスロー
タが上ドラムに直接的に取り付けられていることにより
、ロータリートランスと磁気ヘッドとの結線構造の簡素
化が可能となり、半田付は箇所の数を減らして製造工程
数の削減やメンテナンスの容易化を図ることができると
いう効果も併せて奏する。
第1図は本発明の一実施例を示すものであって、回転磁
気ヘッド装置の縦断面図、第2図は従来例を示すもので
あって、回転磁気ヘッド装置の縦断面図である。 1は磁気ヘッド、2は上ドラム、3はロータリートラン
ス、3aはロータリートランスロータ、3bはロータリ
ートランスステータ、4は中継ホルダー、5はシャフト
、6はディスク、7は下ドラム、7cはテープガイド、
8は玉軸受け、IOはモータである。
気ヘッド装置の縦断面図、第2図は従来例を示すもので
あって、回転磁気ヘッド装置の縦断面図である。 1は磁気ヘッド、2は上ドラム、3はロータリートラン
ス、3aはロータリートランスロータ、3bはロータリ
ートランスステータ、4は中継ホルダー、5はシャフト
、6はディスク、7は下ドラム、7cはテープガイド、
8は玉軸受け、IOはモータである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、磁気テープに記録再生を行うための磁気ヘッドと、
回転自在に設けられ且つ上記磁気ヘッドを所定位置に有
すると共に前記の磁気テープが外周面に所定角度巻付け
られる上ドラムと、上記の磁気ヘッドと外部回路との間
で信号伝達を行うためのロータリートランスと、固定状
態に設けられ且つ前記上ドラムと同体回転するシャフト
を回転自在に支持すると共に前記の磁気テープが外周面
に所定角度巻付けられる下ドラムとを備えてなる回転磁
気ヘッド装置において、 前記のロータリートランスのロータおよびステータの各
々を円筒形状に形成して上記ステータにロータが外嵌さ
れた状態で相対回転するように、上記のステータを前記
の下ドラムに配設する一方、上記のロータを前記の上ド
ラムに直接的に取り付けていることを特徴とする回転磁
気ヘッド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2605489A JPH02206006A (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 回転磁気ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2605489A JPH02206006A (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 回転磁気ヘッド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02206006A true JPH02206006A (ja) | 1990-08-15 |
Family
ID=12182974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2605489A Pending JPH02206006A (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 回転磁気ヘッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02206006A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5604650A (en) * | 1993-10-06 | 1997-02-18 | Goldstar Co., Ltd. | Rotary head drum having head-affixing, transformer-affixing, and bearing-engaging surfaces lying in the same plane |
US5781382A (en) * | 1995-10-31 | 1998-07-14 | Daewoo Electronics Co., Ltd. | Rotary head drum for a VCR having an improved connection structure between a VCR head and a rotary transformer |
Citations (3)
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