JPH071529B2 - トラッキング制御装置 - Google Patents

トラッキング制御装置

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JPH071529B2
JPH071529B2 JP21640689A JP21640689A JPH071529B2 JP H071529 B2 JPH071529 B2 JP H071529B2 JP 21640689 A JP21640689 A JP 21640689A JP 21640689 A JP21640689 A JP 21640689A JP H071529 B2 JPH071529 B2 JP H071529B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気記録再生装置におけるトラッキング制御
装置に関するものである。
従来の技術 磁気記録再生装置(以下、単にVTRと称す。)におい
て、記録トラック上に記録されている情報信号を再生す
るときは、再生ヘッドが記録トラック上をオントラック
するように走査させるためのトラッキング制御が必要に
なる。
トラッキング制御の方法として実用化されているものに
は、テープの長手方向に専用のコントロールトラックを
設け、フレーム周期もしくはその整数倍の周期でコント
ロール信号を記録し、再生時にはこのコントロール信号
を利用してトラッキング制御を行う周知の方法がある。
しかしこの方法では、専用のコントロールトラックを必
要とすること、記録トラックの全域にわたってトラッキ
ングエラー信号を得ることができないことなどの欠点が
ある。実用化されている他の方法としては、記録トラッ
クに映像信号に重畳してトラッキング制御用のパイロッ
ト信号を記録し、再生時には、ヘッドが再生走査する主
トラックの両隣接トラックから再生される各パイロット
信号の再生レベルを比較して、トラッキングエラー信号
を得る方法がある。この方法は記録トラックの全域にわ
たってトラッキングエラー信号を得ることができるた
め、再生ヘッドを圧電素子などで構成した電気−機械変
換素子上に搭載し、前記トラッキングエラー信号を用い
てヘッドの機械位置を変化させれば、トラック曲がりに
追従可能な制御系を構成することができる。
以下に、上記パイロット信号を用いた従来のトラッキン
グ制御装置について説明する。
第8図は、磁気テープ上の記録パターンを示す。矢印80
2の方向に磁気テープ803が移送され、磁気テープ上には
記録トラック801が形成される。記録トラック801にはパ
イロット信号f1〜f4が映像信号に重畳されて記録され
る。例えば、f1〜f4の周波数は下記の値にされ、 f1=6.5fH f2=7.5fH f3=10.5fH f4=9.5fH ここで、fHは水平周期信号の周波数(15.75KHz)であ
る。
第9図には、トラッキングエラー検出回路のブロック図
を示す。第8図に示すように、再生ヘッド804が記録ト
ラックB1を走査している場合を例にトラッキングエラー
検出回路の動作を説明する。端子901からは、再生ヘッ
ド804から出力され、増幅器で増幅された再生信号が入
力される。再生信号の高周波帯域には再生映像信号が含
まれ、低周波帯域には再生パイロット信号が含まれてお
り、低域通過フィルタ902を通過した再生パイロット信
号が平衡変調回路903に入力される。平衡変調回路903に
は端子910から基準のパイロット信号としてf2が入力さ
れ、平衡変調回路903からは|f1−f2|、|f3−f2|の周波
数の信号が出力される。同調アンプ904および検波整流
回路906により|f1−f2|(すなわちfH)の信号成分の波
高値に比例した直流電圧が得られ、、同様に同調回路90
5および検波整流回路907により|f3−f2|(すなわち3
fH)の信号成分の波高値に比例した直流電圧が得られ
る。これらの電圧を比較回路908で比較することによ
り、これらの電圧の差の電圧が端子909から出力され
る。すなわち、端子909に出力される電圧により再生ヘ
ッドのトラックずれを検出することができる。また、実
際にはトラック曲がり追従制御をデジタル処理で行うた
めに、トラックずれを検出する電圧はA/D変換器により
デジタルのデータに変換される場合が一般的である。
第7図は、電気−機械変換素子を用いて磁気ヘッドをオ
ントラック走査させるためのトラッキング制御系のブロ
ック図を示す。
第7図において、再生ヘッド101は電気−機械変換素子
であるピエゾ圧電素子102上に搭載されている。103は再
生増幅器である。再生増幅器103の出力信号の高周波成
分には再生映像信号が含まれ、再生信号処理回路104で
は再生増幅器103の出力信号の高周波成分である映像信
号を高域通過フィルタを通して再生映像信号出力として
端子105から出力する。
一方、再生パイロット信号はトラッキングエラー検出回
路106に入力され、トラッキングエラー検出回路106では
第9図を用いて説明したように、再生パイロット信号を
処理して再生ヘッドのトラックずれ量に対応したトラッ
キングエラーデータを出力する。ピエゾ駆動データ演算
回路707ではトラッキングエラーデータをもとにピエゾ
圧電素子102を駆動するためのデータを演算し、ピエゾ
駆動信号をピエゾ駆動回路108に出力する。ピエゾ駆動
回路108では、ピエゾ駆動信号に応じた直流電圧をピエ
ゾ圧電素子102に印加する。
第10図は、ピエゾ駆動データ演算回路707の詳細なブロ
ック図である。
第10図において、端子1001からはトラッキングエラーデ
ータが入力される。比較演算回路1002はトラッキングエ
ラーデータとピエゾ駆動データ1006との差を演算し、演
算結果を関数発生回路1003に入力する。関数発生回路10
03では比較演算回路1002の出力値に応じて電気−機械変
換素子の位置を微小修正するためのデータ(+1、0も
しくは−1)を発生し、加算回路1004でピエゾ駆動デー
タ1006にこの修正データが加算され、新たなピエゾ駆動
データが作成される。新たに作成されたピエゾ駆動デー
タは遅延回路1005で1フレーム遅延され、端子1007を経
て電気−機械変換素子の駆動回路108に出力されると共
に加算回路1004及び比較演算回路1002にフィードバック
される。
第11図は、第10図に示す従来のピエゾ駆動データ演算回
路707を含むトラッキング制御装置により、トラック曲
がり追従制御を行ったときの曲がり追従の様子を示した
ものであり、同図のように記録トラックに曲がりがあ
り、再生ヘッドが走査軌跡のようにトラックを走査し
た場合、同図D1点では再生ヘッドはオントラック状態か
らずれ、トラッキングエラーデータは前のデータ(この
図の場合は初期値)と比較して大きく(または小さく)
なるため、D1点でのピエゾ駆動データには演算処理結果
Eが施されてD2点に変換され、再生ヘッドは走査軌跡
のように走査する。走査軌跡を走査した再生ヘッドか
ら再びトラッキングエラーデータを得、前のデータ(走
査軌跡で得られたトラッキングエラーデータ)との比
較を行い、その比較結果をもとに再び演算処理結果Eが
施され、この走査を繰り返すことにより再生ヘッドをオ
ントラックさせる。この操作を順次繰り返し、トラッキ
ング制御を行うのが従来の方法であった。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の方法では、 (1)1フレーム前のピエゾ駆動データを比較演算回路
1002にフィードバックすることにより比較演算回路1002
の基準値が変化するため、再生ヘッドのトラッキング引
き込み位置がオントラック位置からわずかにずれる。
(2)さらに、トラッキングエラーデータと1フレーム
前のピエゾ駆動データとの差をその都度演算処理をする
ことが必要になり、演算回数が多くなり演算時間が大で
ある。
(3)さらに、トラッキングの基準値の数は再生ヘッド
の1トラック走査中のサンプリングの数に比例して増加
するため、トラック曲がり追従の精度を向上させる目的
でサンプリング数を増やした場合、基準値をストアして
おくメモリが多く必要になる。という問題点を有してい
た。
本発明は上記の従来の問題点を解決するために、比較演
算回路は、トラッキングエラー検出回路の出力であるト
ラッキングエラーデータと固定のトラッキング基準値と
の差を演算するようにし、演算回数を減少させることが
でき、よって演算時間を短縮することが可能なトラッキ
ング制御装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明のトラッキング制御装
置は、電気−機械変換素子上に搭載された磁気ヘッドの
トラックずれを検出するトラッキングエラー検出手段
と、そのトラッキングエラー検出手段の出力であるトラ
ッキングエラーデータを用いて前記電気−機械変換素子
を駆動するためのデータを演算する駆動データ演算手段
と、その駆動データ演算手段の出力に応じて前記電気−
機械変換素子を駆動する電気−機械変換素子駆動手段と
を有し、前記駆動データ演算手段は、前記トラッキング
エラーデータとトラッキング基準値との差を演算する比
較演算手段と、その比較演算手段の出力値に応じて設定
値を出力する関数発生手段と、その関数発生手段の出力
データを前記駆動データ演算手段の出力に加算する加算
手段を有してなる。
作用 本発明は上記の構成により、入力されるトラッキングエ
ラーデータをオントラック時のトラッキングエラーデー
タであるトラッキング基準値と比較することにより、再
生ヘッドの走査位置をオントラック位置に引き込ませる
ことができ、比較演算手段の基準値を変化させる処理を
行なわない分、処理時間を短縮することができる。
実施例 第1図は、本発明の第1の実施例におけるトラッキング
制御装置のブロック図を示すものである。
第1図において、再生ヘッド101は電気−機械変換素子
であるピエゾ圧電素子102上に搭載されている。103は再
生増幅器である。再生増幅器103の出力信号の高周波成
分には再生映像信号が含まれ、再生信号処理回路104で
は再生増幅器103の出力信号の高周波成分である映像信
号を高域通過フィルタを通して再生映像信号出力として
端子105から出力する。一方、再生パイロット信号はト
ラッキングエラー検出回路106に入力され、トラッキン
グエラー検出回路106では再生パイロット信号を処理し
て再生ヘッドのトラックずれ量に対応したトラッキング
エラーデータを出力する。ピエゾ駆動データ演算回路10
7ではトラッキングエラーデータをもとにピエゾ圧電素
子102を駆動するためのデータを演算し、ピエゾ駆動信
号をピエゾ駆動回路108に出力する。ピエゾ駆動回路108
では、ピエゾ駆動信号に応じた直流電圧をピエゾ圧電素
子102に印加する。
ピエゾ駆動データ演算回路107において、端子109からは
トラッキングエラー検出回路より得られるトラッキング
エラーデータが入力され、かつ端子110にはトラッキン
グの基準値が入力される。比較演算回路111はトラッキ
ングエラーデータとトラッキングの基準値との差を演算
し、その演算結果を関数発生回路112に入力する。関数
発生回路112では比較演算回路111の出力値に応じてピエ
ゾ圧電素子の位置を微小修正するためのデータ(+1、
0もしくは−1)を発生し、加算回路113でピエゾ駆動
データ115にこの修正データが加算され、新たなピエゾ
駆動データが作成される。新たに作成されたピエゾ駆動
データは遅延回路114で1フレーム遅延され、端子116を
経て電気−機械変換素子の駆動回路に出力されるととも
に加算回路113にフィードバックされる。
以上のように構成された本実施例のトラッキング制御装
置について、そのトラッキングの動作を説明する。
まず、端子109に入力されたトラッキングエラーデータ
は端子110のトラッキングの基準値Aと共に比較演算回
路111に入力される。ここで、端子110から入力されるト
ラッキングの基準値Aは、オントラック時のトラッキン
グエラーデータである。比較演算回路111ではトラッキ
ングの基準値Aからトラッキングエラーデータを減算す
る処理を行い、演算処理結果Eを出力する。その演算処
理結果Eは、関数発生回路112に入力され、関数発生回
路112では演算処理結果EがE>0であれば+1のデー
タを出力し、E<0であれば−1のデータを出力し、E
=0であれば0のデータを出力し、加算回路113に入力
する。加算回路113では関数発生回路112で得られたデー
タと1フレーム前のピエゾ駆動データ115との加算を行
う。加算回路113の結果は遅延回路114により遅延され、
遅延されたピエゾ駆動データは端子116を介して電気−
機械変換素子の駆動回路108に入力されると共に1フレ
ーム遅延されたピエゾ駆動データ115は加算回路113にフ
ィードバックされる。
第2図は記録トラック201上を再生ヘッド202が走査しト
ラック曲がりに追従することを示す図であり、第3図は
第2図における各走査軌跡上の4つの点のトラッキング
エラーデータとピエゾ駆動データを示し、得られたトラ
ッキングエラーデータをもとに設定される各点の修正デ
ータを示す図である。
第2図において、ピエゾ駆動データが+1されると再生
ヘッド202は図面右方向にずれ、ピエゾ駆動データが−
1されると再生ヘッド202は図面左方向にずれるものと
する。同図において、サンプリング数を4(個/トラッ
ク)、トラッキングの基準値はオントラック時のトラッ
キングエラーの値であり、エンベ最大値が得られるとき
のトラッキングエラーデータをトラッキングの基準値と
して、そのトラッキングの基準値をX′7D′(これは16
進数の7Dを表す。)としてピエゾ駆動データを第3図の
(a)に示すように設定したとき、再生ヘッド202の走
査軌跡は第2図の実線で示すようになり、そのときの
トラッキングエラーデータは第3図の(a)のようにな
る。なお、X′80′は4つの点におけるピエゾ駆動デー
タの初期値である。このとき4つのトラッキングエラー
データはX′7A′,X′70′,X′72′,X′7C′でありトラ
ッキングの基準値X′7D′よりも小さいため、各ピエゾ
駆動データに修正データを+1し、X′81′とする。こ
こで、比較演算回路111の出力と関数発生回路112の出力
より第3図の(b)に示す新たなピエゾ駆動データが得
られ、再生ヘッド202の走査軌跡は第2図の実線のよ
うになる。このときのトラッキングエラーデータは第3
図の(b)のようにX′7D′,X′73′,X′75′,X′7F′
となる。さらに、トラッキングエラーデータはトラッキ
ングの基準値X′7D′と比較され、トラッキングエラー
データが基準値X′7D′より小さいときは+1、等しい
ときは0、大きいときは−1の修正データをピエゾ駆動
データに加算する。第3図の(b)の場合は修正データ
を0,+1,+1,−1とし、第3図の(c)のピエゾ駆動デ
ータとしてX′81′,X′82′,X′82,X′80′を得る。こ
れにより再生ヘッド202は第2図の走査軌跡を走査す
る。この操作を順次繰り返し行うことで再生ヘッドはオ
ントラック位置を操作し、トラック曲がりに追従するト
ラッキング制御が実現できる。
以上のように本実施例によれば、トラッキングの基準値
Aを設けることにより、比較データを書き換える必要が
ないため処理時間の短縮ができる。さらに、サンプリン
グ数が4個の場合、従来なら4個のメモリが必要である
のが1個でよいため、メモリを少なくすることができ
る。さらに、トラッキングの基準値に変化がないため再
生ヘッドのオントラック位置を一定(引き込み点がオン
トラック位置)にすることができる。
第4図は、本発明の第2の実施例を示すピエゾ駆動デー
タ演算回路の詳細なブロック図である。
第4図において、端子109からはトラッキングエラー検
出回路106より得られるトラッキングエラーデータが入
力され、かつ、端子110にはトラッキングの基準値が入
力される。比較演算回路111はトラッキングエラーデー
タとトラッキングの基準値との差を演算し、その演算結
果を関数発生回路401に入力する。関数発生回路401では
比較演算回路111の出力値に応じて電気−機械変換素子
の位置を微小修正するためのデータ(+1、0もしくは
−1)を発生し、加算回路113でピエゾ駆動データ115に
この修正データが加算され、新たなピエゾ駆動データが
作成される。新たに作成されたピエゾ駆動データは遅延
回路114で1フレーム遅延され、端子116を経て電気−機
械変換素子の駆動回路に出力されると共に加算回路113
にフィードバックされる。以上は本発明の第1の実施例
の構成と同じである。本発明の第1の実施例と異なるの
は関数発生回路401に比較演算回路111の出力Eに対して
0を出力する範囲(以下、単に不感帯と称す。)を設け
た点である。
上記のように構成された本実施例のトラッキング制御装
置について、以下その動作を説明する。
関数発生回路401では、比較演算回路111の比較結果Eが
E>βであれば+1のデータを出力し、E<−βであれ
ば−1のデータを出力し、E≦βかつE≧−βであれば
0のデータを出力し、そのまま加算回路113に入力され
る。
第5図は、本発明の第2の実施例を示すトラッキング制
御装置の関数発生回路の特性を示す図である。
第5図において、関数発生回路401の特性は、比較演算
回路111の出力データEが−β≦E≦βの時に0を出力
する範囲を設けることにより、加算回路113で加算処理
を行わない場合を設けることができる。
以上のように本実施例によれば、再生ヘッドがほぼオン
トラック位置になるとピエゾ駆動データを微小修正する
演算処理を行わない時間分、処理時間を短縮することが
できる。
第6図は、トラックピッチ、オントラック位置及び前記
βの関係を具体的に示す図である。
第6図において、601は記録トラック、602は不感帯部
分、603はオントラック位置を示す。記録トラックの幅
をTpとすると、再生ヘッドの走査位置がオントラック位
置からTp/10程度ずれてもエンベ出力の減少が少ないの
で、前記βをTp/10のトラックずれに相当するトラッキ
ングエラーデータ量に設定することにより演算回数を減
少させることができ、演算時間を短縮することができ
る。
以上のように本実施例によれば、ヘッド走査のオントラ
ック位置からのずれが約1/10トラック以内であればピエ
ゾ駆動データを微小修正する演算処理を行わない時間だ
け処理時間を短縮できる。これは幅広の再生ヘッドを用
いる場合特に有効である。
発明の効果 以上のように本発明は、トラッキングの基準値Aとトラ
ッキングエラーデータとの大小比較によりピエゾ駆動デ
ータの補正を行うことで、再生ヘッドのオントラック位
置を一定(引き込み点がオントラック位置)にすること
ができ、さらに不感帯を設けることにより演算回数・演
算時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけるトラッキング制
御装置のブロック図、第2図は同実施例のトラッキング
追従原理を説明したパターン図、第3図は同実施例の追
従原理をトラッキングエラーデータ及びピエゾ駆動デー
タにより説明するデータ流れ図、第4図は本発明の第2
の実施例におけるピエゾ駆動データ演算回路のブロック
図、第5図は同実施例の関数発生回路の入出力関係を示
す特性図、第6図は同実施例の説明に供する記録トラッ
ク図、第7図は従来のトラッキング制御装置のブロック
図、第8図は同従来例の説明に供する記録トラック図、
第9図は従来のトラッキングエラー検出回路のブロック
図、第10図は従来のピエゾ駆動データ演算回路のブロッ
ク図、第11図はトラッキング制御の追従原理を示すパタ
ーン図である。 101……再生ヘッド、102……ピエゾ圧電素子、106……
トラッキングエラー検出回路、107……ピエゾ駆動デー
タ演算回路、108……ピエゾ駆動回路、111……比較演算
回路、112……関数発生回路、113……加算回路、114…
…遅延回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ上の記録トラックに対し、電気−機
    械変換素子上に搭載された磁気ヘッドのトラックずれを
    検出するトラッキングエラー検出手段と、 そのトラッキングエラー検出手段の出力であるトラッキ
    ングエラーデータを用いて前記電気−機械変換素子を駆
    動するためのデータを演算する駆動データ演算手段と、 その駆動データ演算手段の出力に応じて前記電気−機械
    変換素子を駆動する駆動手段とを有し、 前記駆動データ演算手段は、前記トラッキングエラーデ
    ータとトラッキング基準値との差を演算する比較演算手
    段と、 その比較演算手段の出力値に応じて設定値を出力する関
    数発生手段と、 その関数発生手段の出力データと1フレーム前のピエゾ
    駆動データとを加算する加算手段と、 その加算手段より得られるピエゾ駆動データを遅延する
    遅延手段とから成り、前記トラッキング基準値はオント
    ラック時のトラッキングエラー値であることを特徴とす
    るトラッキング制御装置。
  2. 【請求項2】前記関数発生手段は、前記比較演算手段の
    出力Eが設定値βに対してβ≧E≧−βの関係にあると
    きはゼロを出力することを特徴とする請求項1記載のト
    ラッキング制御装置。
  3. 【請求項3】前記βの値はトラックピッチTpの略1/10に
    設定することを特徴とする請求項2記載のトラッキング
    制御装置。
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