JPS6174128A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPS6174128A JPS6174128A JP59197106A JP19710684A JPS6174128A JP S6174128 A JPS6174128 A JP S6174128A JP 59197106 A JP59197106 A JP 59197106A JP 19710684 A JP19710684 A JP 19710684A JP S6174128 A JPS6174128 A JP S6174128A
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- JP
- Japan
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- signal
- circuit
- head
- value
- track
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Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、磁気記録再生装置、特にVTRのトラッキン
グ制御に関するものであり、4種類のトラッキング制御
用のパイロット信号と、ヘッドを可動させる電気−機械
変換素子を用いたVTRにおいて、任意の再生テープ速
度における可変速再生を実現するものである。
グ制御に関するものであり、4種類のトラッキング制御
用のパイロット信号と、ヘッドを可動させる電気−機械
変換素子を用いたVTRにおいて、任意の再生テープ速
度における可変速再生を実現するものである。
従来例の構成とその問題点
トラッキング制御用のパイロット信号(以下、単にパイ
ロット信号と称す)を用いるVTRにおいて、圧電素子
等の電気−機械変換素子上に磁気ヘッドを搭載し、任意
のテープ速度でノイズレス再生を行なうには、目的のテ
ープ速度に応じた、プリセント波形(一種のノコギリ波
形)を発生し、その波形に応じて磁気ヘッドを変位させ
ると共にテープ速度に応じて、パイロット信号の種類を
順次切換えていく。このときヘッドよシ得られる信号を
処理して得られたトラ・ソキング誤差信号により、テー
プ移送を制御してやればよい。これにより、テープ移送
速度は、目的の速度になり、テープとヘッドの位相が合
い、ノイズレス再生をも実現することができるものであ
る。
ロット信号と称す)を用いるVTRにおいて、圧電素子
等の電気−機械変換素子上に磁気ヘッドを搭載し、任意
のテープ速度でノイズレス再生を行なうには、目的のテ
ープ速度に応じた、プリセント波形(一種のノコギリ波
形)を発生し、その波形に応じて磁気ヘッドを変位させ
ると共にテープ速度に応じて、パイロット信号の種類を
順次切換えていく。このときヘッドよシ得られる信号を
処理して得られたトラ・ソキング誤差信号により、テー
プ移送を制御してやればよい。これにより、テープ移送
速度は、目的の速度になり、テープとヘッドの位相が合
い、ノイズレス再生をも実現することができるものであ
る。
以下、この原理についてもう少し詳しく説明する。
まず、4周波パイロント方式の概要を述べる。
第1図にはパイロット信号の記録磁化軌跡を示しである
。同図において、A1.B1.A2.・・・・・・はそ
れぞれAヘッド及びBヘッドで記録された磁化軌跡であ
り、各記録トラックには1フイ一ルド分図に示すように
、フィールド毎に順序よく記録さ・れている。
。同図において、A1.B1.A2.・・・・・・はそ
れぞれAヘッド及びBヘッドで記録された磁化軌跡であ
り、各記録トラックには1フイ一ルド分図に示すように
、フィールド毎に順序よく記録さ・れている。
パイロット信号の周波数を表1に示す。
表1
なお、表1に示すfHは水平同期信号周波数である。
第1図に示すように、各隣接トラック間のノ(イロヮト
信号の周波数差はfHと3 f Hである。従って、こ
の各周波数差を取り出してレベル比較を行なえば、トラ
ックずれに応じたトラ・ソキングエラー信号を得ること
ができる。
信号の周波数差はfHと3 f Hである。従って、こ
の各周波数差を取り出してレベル比較を行なえば、トラ
ックずれに応じたトラ・ソキングエラー信号を得ること
ができる。
第2図はトラッキングエラー信号を得るための回路ブロ
ック図である。同図において、端子1からは再生RF信
号が供給され、ローパスフィルタ2によりパイロット信
号だけが取シ出される。回路3は平衡変調回路(以下B
M回路と称す)であり、入力されるバイo、 、7 ト
信号と、端子4から供給される参照信号誤の差信号を出
力する。例えば、ヘッドが第1図に示すトラックA2を
再生走査する時に再生されるパイロット信号は、主走査
トラツクから再生されるf3と、クロストーク信号とし
て再生されるf2及びf4の合成信号である。
ック図である。同図において、端子1からは再生RF信
号が供給され、ローパスフィルタ2によりパイロット信
号だけが取シ出される。回路3は平衡変調回路(以下B
M回路と称す)であり、入力されるバイo、 、7 ト
信号と、端子4から供給される参照信号誤の差信号を出
力する。例えば、ヘッドが第1図に示すトラックA2を
再生走査する時に再生されるパイロット信号は、主走査
トラツクから再生されるf3と、クロストーク信号とし
て再生されるf2及びf4の合成信号である。
そしてこの時の参照信号は、主走査トラック上に記録さ
れているパイロット信号f3である。BM回路3のこの
時の出力は、f2.f3.f4の各信号とf3との周波
数差をもつ信号であり、fH及び3fHひ信号を含む。
れているパイロット信号f3である。BM回路3のこの
時の出力は、f2.f3.f4の各信号とf3との周波
数差をもつ信号であり、fH及び3fHひ信号を含む。
これらの差信号は、fHを抜き取る同調回路5と3fH
を抜き取る同調回路らとによってそれぞれ取り出され、
検波整流回路7゜8を経て比較回路9に供給される。回
路10はアナログの反転回路であり、回路11はアナロ
グ電子スイッチである。端子12からはヘッドスイッチ
ング信号が入力され、比較回路9の出力と該出力を反転
した出力とがフィールド毎に交互に端子13に取り出さ
れる。反転する理由は、AヘッドとBヘッドとでは取り
出されるトラッキングエラー信号の極性が逆になるため
である。従って、端子13には再生ヘッドに極性が左右
されることのないトラッキングエラー信号を取り出すこ
とができる。
を抜き取る同調回路らとによってそれぞれ取り出され、
検波整流回路7゜8を経て比較回路9に供給される。回
路10はアナログの反転回路であり、回路11はアナロ
グ電子スイッチである。端子12からはヘッドスイッチ
ング信号が入力され、比較回路9の出力と該出力を反転
した出力とがフィールド毎に交互に端子13に取り出さ
れる。反転する理由は、AヘッドとBヘッドとでは取り
出されるトラッキングエラー信号の極性が逆になるため
である。従って、端子13には再生ヘッドに極性が左右
されることのないトラッキングエラー信号を取り出すこ
とができる。
次に可変速再生について説明する。
第3図は磁気テープ上の記録磁化軌跡を示し、f、〜f
4はパイロット信号を示しである。ヘッドは矢印14方
向に走査し、テープは矢印16方向に移送される。A1
.B1.A2.B2.・・団・はAヘッド及びBヘッド
で記録された磁化軌跡である。16及び17は、記録時
のテープ速度の3倍の速度でテープを移送した時のヘッ
ドの走査軌跡、すなわち、3倍速再生モードでのヘッド
の走査軌跡を示しである。18及び19は逆方向の3倍
速再生モードでのヘッドの走査軌跡である。正、逆いず
れの場合でも、記録トラックに対するヘッドの走査順序
は、番号の少ない方から順に走査する。
4はパイロット信号を示しである。ヘッドは矢印14方
向に走査し、テープは矢印16方向に移送される。A1
.B1.A2.B2.・・団・はAヘッド及びBヘッド
で記録された磁化軌跡である。16及び17は、記録時
のテープ速度の3倍の速度でテープを移送した時のヘッ
ドの走査軌跡、すなわち、3倍速再生モードでのヘッド
の走査軌跡を示しである。18及び19は逆方向の3倍
速再生モードでのヘッドの走査軌跡である。正、逆いず
れの場合でも、記録トラックに対するヘッドの走査順序
は、番号の少ない方から順に走査する。
ノイズの出ない可変速再生を行なうためには、いずれか
1つのトラック上をヘッドが走査するようにしなければ
ならない。このためには、ヘッドを記録トラックの幅方
向に変位させる必要があシ、通常、圧電素子等の電気機
械変換素子上にヘッドを搭載することによシ、この変位
を実現させている。
1つのトラック上をヘッドが走査するようにしなければ
ならない。このためには、ヘッドを記録トラックの幅方
向に変位させる必要があシ、通常、圧電素子等の電気機
械変換素子上にヘッドを搭載することによシ、この変位
を実現させている。
第4図は正方向の3倍速再生時に必要な、電気機械変換
素子に供給する電圧波形を示す。同図(a)はヘッドス
イッチング信号(以下H,SW信号と書く)であり、f
1 + f 4 + f 3 、f 2は各フィール
ドで必要な参照信号である。同図(b)の鋸歯状波は電
気機械変換素子に印加する電圧波形であり、縦軸にはト
ラックピンチ(Tpの記号で示す)単位で印加電圧を表
わしている。なお、印加電圧の極性は矢印15(第3図
)で示すテープの移送方向と同じ方向を正極性で、逆の
方向の変位を負の極性で示しである。第4図(b)の電
圧を電気機械変換素子に供給すれば、最初のフィールド
でのヘッド走査は、第3図に示すトランクA5上を、次
のフィールドでの走査はトラックB6上をオントラック
して再生走査することになる。
素子に供給する電圧波形を示す。同図(a)はヘッドス
イッチング信号(以下H,SW信号と書く)であり、f
1 + f 4 + f 3 、f 2は各フィール
ドで必要な参照信号である。同図(b)の鋸歯状波は電
気機械変換素子に印加する電圧波形であり、縦軸にはト
ラックピンチ(Tpの記号で示す)単位で印加電圧を表
わしている。なお、印加電圧の極性は矢印15(第3図
)で示すテープの移送方向と同じ方向を正極性で、逆の
方向の変位を負の極性で示しである。第4図(b)の電
圧を電気機械変換素子に供給すれば、最初のフィールド
でのヘッド走査は、第3図に示すトランクA5上を、次
のフィールドでの走査はトラックB6上をオントラック
して再生走査することになる。
第5図には、逆方向の3倍速モード時に必要な参照信号
と、電気機械変換素子への印加電圧波形を示しである。
と、電気機械変換素子への印加電圧波形を示しである。
以上の印加波形及び、参照信号を用いて、得られるトラ
ッキング誤差により、テープ移送制御を行なえば、テー
プとヘッドの位相が合い、ノイズレス再生が実現するも
のである。
ッキング誤差により、テープ移送制御を行なえば、テー
プとヘッドの位相が合い、ノイズレス再生が実現するも
のである。
次に、この原理を一般化して説明する。
まず、現在走査しているトラックにおける印加波形、参
照信号がわかっているものとする。まず記録時のテープ
速度をTSt、ヘッドを1トラックピッチ変位させるの
に必要な電圧をVtとし、印加波形の傾斜部の中心値を
vn1参照パイロット信号の種類をREnとし、現在の
テープ速度をTSnとし、次のヘッド走査に必要な印加
電圧波形の傾斜部の中心値をvn+1、印加電圧波形の
傾斜量をSLn+1、参照パイロット信号の種類をRE
n+、とすると、次の関係がある。
照信号がわかっているものとする。まず記録時のテープ
速度をTSt、ヘッドを1トラックピッチ変位させるの
に必要な電圧をVtとし、印加波形の傾斜部の中心値を
vn1参照パイロット信号の種類をREnとし、現在の
テープ速度をTSnとし、次のヘッド走査に必要な印加
電圧波形の傾斜部の中心値をvn+1、印加電圧波形の
傾斜量をSLn+1、参照パイロット信号の種類をRE
n+、とすると、次の関係がある。
REn+1=REn−に−4m ・・・・・・・・
・・旧・・・・・・・・(3)ここでK及びmは整数で
あり、次の条件を満たすものである。
・・旧・・・・・・・・(3)ここでK及びmは整数で
あり、次の条件を満たすものである。
mは 1≦REn+1≦4になる整数。
したがってこのようにして、■n+1.SLn+1゜R
En+1を各走査ごとに求めて、印加電圧発生及び、参
照信号を切換えていけば、どのようなテープ速度であっ
ても、ヘッドはトラック上を走査することができ、いわ
ゆるノイズレス再生が可能になるものである。このテー
プ速度は記録時の速度に対して整数倍である必要もなく
、自由に設定することができる。
En+1を各走査ごとに求めて、印加電圧発生及び、参
照信号を切換えていけば、どのようなテープ速度であっ
ても、ヘッドはトラック上を走査することができ、いわ
ゆるノイズレス再生が可能になるものである。このテー
プ速度は記録時の速度に対して整数倍である必要もなく
、自由に設定することができる。
また、テープ速度を変える場合は、次のようにする。例
えば1倍速から2倍速に速度を変える場合の一例を第6
図に示す。テープ移送速度を瞬間的に変化させることは
、テープ移送制御系の時定数により、困難である。この
ため、各ヘッド走査毎に速度を徐々に変化させる方法を
とる。第6図では、0.1倍速ステップで変化させた例
を示している。すなわち、変化に要する時間は10ヘッ
ド走査期間である。これは例えばzfTsc方式のVT
Rでは、約7秒となり、充分に短い期間と考えられる。
えば1倍速から2倍速に速度を変える場合の一例を第6
図に示す。テープ移送速度を瞬間的に変化させることは
、テープ移送制御系の時定数により、困難である。この
ため、各ヘッド走査毎に速度を徐々に変化させる方法を
とる。第6図では、0.1倍速ステップで変化させた例
を示している。すなわち、変化に要する時間は10ヘッ
ド走査期間である。これは例えばzfTsc方式のVT
Rでは、約7秒となり、充分に短い期間と考えられる。
さて、このような計算式を用いて、印加電圧波形を決め
る場合、ノイズレス再生は可能であるが、次の問題があ
る。
る場合、ノイズレス再生は可能であるが、次の問題があ
る。
すなわち、前述の式(1)において、印加電圧波形の傾
斜部の中心値の値vn+1 がゼロになるとは限らない
。例えば、1倍速であってもvn がゼロでなければ、
■n+1はゼロにすることはできない。
斜部の中心値の値vn+1 がゼロになるとは限らない
。例えば、1倍速であってもvn がゼロでなければ、
■n+1はゼロにすることはできない。
これは、第7図に示すよって、ヘッドH4(i=1゜2
.3・・・・・・)の位置が、電圧を印加していない場
合、トラック(A1.El、A2.B2・・・・・・)
の中心にない場合である。これはvn なる値で、トラ
ックのセンタを走査するよう変位させていることになる
。すなわち、電気−機械変換素子に対して直流成分を印
加していることになる。
.3・・・・・・)の位置が、電圧を印加していない場
合、トラック(A1.El、A2.B2・・・・・・)
の中心にない場合である。これはvn なる値で、トラ
ックのセンタを走査するよう変位させていることになる
。すなわち、電気−機械変換素子に対して直流成分を印
加していることになる。
一般に圧電素子やボイスコイルなどの電気−機械変換素
子において、長時間直流成分を印加することは、素子の
寿命、性能に悪影響を及ぼすのみでなく、駆動部を含め
てエネルギー的にも効率が低下する場合が多い。したが
って、このような直流成分の印加は避けなければならな
い。
子において、長時間直流成分を印加することは、素子の
寿命、性能に悪影響を及ぼすのみでなく、駆動部を含め
てエネルギー的にも効率が低下する場合が多い。したが
って、このような直流成分の印加は避けなければならな
い。
発明の目的
本発明は、簡単な方法で電気−機械変換素子に長時間直
流成分が加わることを防止することのできる磁気記録再
生装置を提供するものである。
流成分が加わることを防止することのできる磁気記録再
生装置を提供するものである。
発明の構成
本発明は、電気−機械変換素子上て搭載された回転磁気
ヘッドを備えたシリンダ上に磁気テープを斜めに巻き付
け、情報信号を不連続な記録トラック群として磁気テー
プ上に記録再生し、かつ、記録時にはトラッキング制御
用の4種類のパイロット信号を記録すべき情報信号に重
畳させて順次サイクリックに記録し、再生時には、再生
すべき記録トラ・ンクに対して前後に隣接する記録トラ
ックから再生される各パイロット信号のクロストーク信
号のレベル差に応じたトラッキングエラー信号を得るよ
うに構成し、記録時の磁気テープ移送速度iTs、、前
記電気−機械変換素子を1トラックピッチだけ変位さぞ
るために必要な電圧をvtとし、現在のテープ速度をT
Sn、@記電気−機械変換素子に印加するプリセット電
圧波形の傾斜量をSLn、側波形の傾斜部の中心値をV
n、参照パイロット信号の種類をREnとし、次のヘッ
ド走査に必要なプリーセット電圧波形の傾斜量をSLn
+1、刻傾斜部の中心値をvn+1、参照パイロット信
号の種類をREn+1とし、K及びmを整数とし、RE
n+1= REn+に一4m 但し 1≦REn+1
≦4の条件を満たす演算処理をすることによって算出し
た、vn+1.SLn+1.REn+1 の値を用い
て電気−機械変換素子を駆動するとともに、j(j≧1
)回ヘッド走査毎に、前記vn+、の値を調べ、■n+
1の値がゼロでなければ、δなる微小値を用いてvn+
1 =vn+、+δの値をも・てvn+、の値に置き換
えることによシ、電気−機械変換素子に直流成分が長時
間印加されることを防止するものである。
ヘッドを備えたシリンダ上に磁気テープを斜めに巻き付
け、情報信号を不連続な記録トラック群として磁気テー
プ上に記録再生し、かつ、記録時にはトラッキング制御
用の4種類のパイロット信号を記録すべき情報信号に重
畳させて順次サイクリックに記録し、再生時には、再生
すべき記録トラ・ンクに対して前後に隣接する記録トラ
ックから再生される各パイロット信号のクロストーク信
号のレベル差に応じたトラッキングエラー信号を得るよ
うに構成し、記録時の磁気テープ移送速度iTs、、前
記電気−機械変換素子を1トラックピッチだけ変位さぞ
るために必要な電圧をvtとし、現在のテープ速度をT
Sn、@記電気−機械変換素子に印加するプリセット電
圧波形の傾斜量をSLn、側波形の傾斜部の中心値をV
n、参照パイロット信号の種類をREnとし、次のヘッ
ド走査に必要なプリーセット電圧波形の傾斜量をSLn
+1、刻傾斜部の中心値をvn+1、参照パイロット信
号の種類をREn+1とし、K及びmを整数とし、RE
n+1= REn+に一4m 但し 1≦REn+1
≦4の条件を満たす演算処理をすることによって算出し
た、vn+1.SLn+1.REn+1 の値を用い
て電気−機械変換素子を駆動するとともに、j(j≧1
)回ヘッド走査毎に、前記vn+、の値を調べ、■n+
1の値がゼロでなければ、δなる微小値を用いてvn+
1 =vn+、+δの値をも・てvn+、の値に置き換
えることによシ、電気−機械変換素子に直流成分が長時
間印加されることを防止するものである。
実施例の説明
次に本発明の具体実施例について説明する。
第8図は本発明の一実施例を示す回路構成例である。同
図において、20で示す素子は電気機械変換素子であり
、例えば圧電素子を貼り合わせて構成している。21は
電気機械変換素子上に搭載した再生ヘッドであり、図示
していないが、回転。
図において、20で示す素子は電気機械変換素子であり
、例えば圧電素子を貼り合わせて構成している。21は
電気機械変換素子上に搭載した再生ヘッドであり、図示
していないが、回転。
シリンダと共に回転する。ヘッド21によって再生され
た信号は、再生増幅回路22で増幅され、ビデオ信号処
理回路23に供給される。回路23の出力は通常のテレ
ビ受像機に入力可能な映像信号になるように処理されて
いる。一方、再生増幅回路22の出力はローパスフィル
タ24を経て、BM回路25に供給される。BM回路2
5には参照信号発生回路37から出力される参照信号も
入力される。回路26はトラッキングエラー信号を取り
出す回路である。回路25と26を含む破線で囲んだ回
路27は、既に第2図で説明した内容の信号処理を行な
う。回路26の出力であるトラッキングエラー信号をキ
ャプスタン制御回路28に供給することにより、テープ
の送り位相を制御することができる。
た信号は、再生増幅回路22で増幅され、ビデオ信号処
理回路23に供給される。回路23の出力は通常のテレ
ビ受像機に入力可能な映像信号になるように処理されて
いる。一方、再生増幅回路22の出力はローパスフィル
タ24を経て、BM回路25に供給される。BM回路2
5には参照信号発生回路37から出力される参照信号も
入力される。回路26はトラッキングエラー信号を取り
出す回路である。回路25と26を含む破線で囲んだ回
路27は、既に第2図で説明した内容の信号処理を行な
う。回路26の出力であるトラッキングエラー信号をキ
ャプスタン制御回路28に供給することにより、テープ
の送り位相を制御することができる。
トラッキングエラー信号は比較回路29に入力され、一
端子に帰還される1フレーム前のエラー信号と比較され
る。回路29の出力は、ピエゾ用エラー信号処理回路3
1に入力される。回路29及び回路31の詳細は後述す
るが、回路31から出力される信号は、トラックずれの
直流成分やトラック曲シに対応したトラッキングエラー
信号カ出力される。回路32はプリセット電圧発生回路
であり、例えば第4図で示した鋸歯状波を出力する。プ
リセット電圧は再生速度に応じて変化するが、その詳細
については後述する。ピエゾ用のトラッキングエラー信
号とプリセット信号とは加算され、D/A 変換器、電
気機械変換素子の駆動回路36を経て、ヘッド21が主
走査トランク上をオントラックして再生するように、電
気機械変換素子2Qを駆動する。
端子に帰還される1フレーム前のエラー信号と比較され
る。回路29の出力は、ピエゾ用エラー信号処理回路3
1に入力される。回路29及び回路31の詳細は後述す
るが、回路31から出力される信号は、トラックずれの
直流成分やトラック曲シに対応したトラッキングエラー
信号カ出力される。回路32はプリセット電圧発生回路
であり、例えば第4図で示した鋸歯状波を出力する。プ
リセット電圧は再生速度に応じて変化するが、その詳細
については後述する。ピエゾ用のトラッキングエラー信
号とプリセット信号とは加算され、D/A 変換器、電
気機械変換素子の駆動回路36を経て、ヘッド21が主
走査トランク上をオントラックして再生するように、電
気機械変換素子2Qを駆動する。
次に回路31の具体構成例について説明する。
第9図は回路31関連のブロック図を示したものであり
、破線で囲んだ回路ブロック38が回路31に相当する
。、回路4oはレベル比較回路でちゃ、第6図に示す比
較回路29と同じ回路であム端子39から入力されるト
ラッキングエラー信号は1フレーム前のトラッキングエ
ラー信号とのレベルが比較される。回路41は回路4o
の出力に応じて、1フレーム前のトラッキングエラー信
号の内容を+1もしくは−1して微小修正するための回
路である。修正されたエラー信号は遅延回路42と43
にて1フレームの時間遅延された後、微小修正回路41
にそのデータが帰還される。回路43は(1フレームの
時間)−(dT)の遅延後の信号を回路42から出力し
た後、トラッキングエラー信号として端子39に信号が
得られるまでに要する、制御回路の遅延時間を補正する
だめの遅延回路である。回路43の出力はD/A変換器
44を経て、比較回路40に供給される。回路42の出
力はプリセット波形発生回路46の出力と加算され、D
/A変換器46を経て端子47に出力される。
、破線で囲んだ回路ブロック38が回路31に相当する
。、回路4oはレベル比較回路でちゃ、第6図に示す比
較回路29と同じ回路であム端子39から入力されるト
ラッキングエラー信号は1フレーム前のトラッキングエ
ラー信号とのレベルが比較される。回路41は回路4o
の出力に応じて、1フレーム前のトラッキングエラー信
号の内容を+1もしくは−1して微小修正するための回
路である。修正されたエラー信号は遅延回路42と43
にて1フレームの時間遅延された後、微小修正回路41
にそのデータが帰還される。回路43は(1フレームの
時間)−(dT)の遅延後の信号を回路42から出力し
た後、トラッキングエラー信号として端子39に信号が
得られるまでに要する、制御回路の遅延時間を補正する
だめの遅延回路である。回路43の出力はD/A変換器
44を経て、比較回路40に供給される。回路42の出
力はプリセット波形発生回路46の出力と加算され、D
/A変換器46を経て端子47に出力される。
以上が、ピエゾ用エラー信号処理回路31の具体構成例
である。
である。
次に、可変速再生時の処理について説明する。
第8図において、回路33は速度指令回路である。回路
33は、例えばキー操作38から入力される信号を処理
して速度指令信号を出力する。この指令信号はキャプス
タン制御回路28に供給され、テープの送り速度を決定
する。
33は、例えばキー操作38から入力される信号を処理
して速度指令信号を出力する。この指令信号はキャプス
タン制御回路28に供給され、テープの送り速度を決定
する。
演算処理回路34に入力される信号は、速度指令信号と
プリセット電圧のセンタ\値、及び演算処理回路内に記
憶している現在の参照信号である。
プリセット電圧のセンタ\値、及び演算処理回路内に記
憶している現在の参照信号である。
これらの入力信号を処理した結果出力される信号は、プ
リセット波形の傾斜量とセンタ゛へ値、及び次の走査に
必要な参照信号を決める指令信号である。この指令信号
は参照信号発生回路37に2bitの信号で供給し、f
1〜f4のいずれの信号を発生するかを指令する。
リセット波形の傾斜量とセンタ゛へ値、及び次の走査に
必要な参照信号を決める指令信号である。この指令信号
は参照信号発生回路37に2bitの信号で供給し、f
1〜f4のいずれの信号を発生するかを指令する。
次に演算処理回路34の処理内容について説明する。な
お以降の説明では参照信号の種類を単に参照信号と言う
言葉で書き、説明している。
お以降の説明では参照信号の種類を単に参照信号と言う
言葉で書き、説明している。
第10図から第12図は処理手順を示しだフローチャー
トである。第10図は、第n番目のフィールドにおける
プリセット波形がわかっているものとし、次のフィール
ド(n+1番目)の値を求めるものの手順を示すもので
ある。今、nフィールドはBヘッドで走企しているもの
とする。このとき、プリセット波形の中心値BVn、参
照信号BREn がわかっているものとする。したがっ
て次のフィールドの値Avn+1.AREn+1を求め
る。
トである。第10図は、第n番目のフィールドにおける
プリセット波形がわかっているものとし、次のフィール
ド(n+1番目)の値を求めるものの手順を示すもので
ある。今、nフィールドはBヘッドで走企しているもの
とする。このとき、プリセット波形の中心値BVn、参
照信号BREn がわかっているものとする。したがっ
て次のフィールドの値Avn+1.AREn+1を求め
る。
まず、ブロック48にて現在のテープ速度TSnを読む
。これは、例えば速度指令回路33から読む。
。これは、例えば速度指令回路33から読む。
次にプリセット波形の傾斜SLn+1はブロック49に
示すように、SLn、 =TSn−1で計算できる。
示すように、SLn、 =TSn−1で計算できる。
なお、ここでの単位はトラックピッチ相当電圧を用いて
いる。例えば、通常再生時は、TSn=1(トラックピ
ッチ)であるだめに、傾斜SLn+1はゼロであり、3
倍速再生時の傾斜SLn+1 は2となり、逆3倍速
再生では−4となる。もちろん、テープ速度TSnは整
数に限ることはなく、任意の実数でよい。1フイールド
後、すなわち、(n+1)番目のフィールドでのプリセ
ット波形のセンター電圧Avn+1は、nフィールドの
センタ電圧BVnにテープ速度TSni加えたものが考
えられる。すなわち、(n−)−1’)フィールドはA
ヘッドで走査することになるので、ブロック5oを介し
て、ブロック50によシ、仮の値v=Bvn+TSnが
得られる。また、同時に仮の参照信号RE=BREnも
設定する。さて、この値をその!ま用いた場合、フィー
ルドを何回も繰返すと、■は徐々に大きな値になるため
、ブロック52の処理により、■が±0.6トラノクビ
ノチ以内になるように、参照信号を変える処理を行なう
。これが、「仮」とした理由である。このように処理さ
れた値VtREにより次のフィールド(n千1番目)の
センタ値Avn+1 +参照信号の種類AREn+1を
得る。そして傾斜5L11に+1を(n−1−1)フィ
ールドの傾斜ASLn+1とする。これがブロク63の
処理である。以上が、n番目フィールド(Bヘッド走査
とする)におけるセンタ値BVn、参照信号BREnか
ら、(n+1)番目フィールド(Aヘッド走査となる)
におけるセンタ値Avn+1、参照信号AREn+。を
求める手順である。次にn番目フィールドがAヘッド走
査であった場合を説明する。
いる。例えば、通常再生時は、TSn=1(トラックピ
ッチ)であるだめに、傾斜SLn+1はゼロであり、3
倍速再生時の傾斜SLn+1 は2となり、逆3倍速
再生では−4となる。もちろん、テープ速度TSnは整
数に限ることはなく、任意の実数でよい。1フイールド
後、すなわち、(n+1)番目のフィールドでのプリセ
ット波形のセンター電圧Avn+1は、nフィールドの
センタ電圧BVnにテープ速度TSni加えたものが考
えられる。すなわち、(n−)−1’)フィールドはA
ヘッドで走査することになるので、ブロック5oを介し
て、ブロック50によシ、仮の値v=Bvn+TSnが
得られる。また、同時に仮の参照信号RE=BREnも
設定する。さて、この値をその!ま用いた場合、フィー
ルドを何回も繰返すと、■は徐々に大きな値になるため
、ブロック52の処理により、■が±0.6トラノクビ
ノチ以内になるように、参照信号を変える処理を行なう
。これが、「仮」とした理由である。このように処理さ
れた値VtREにより次のフィールド(n千1番目)の
センタ値Avn+1 +参照信号の種類AREn+1を
得る。そして傾斜5L11に+1を(n−1−1)フィ
ールドの傾斜ASLn+1とする。これがブロク63の
処理である。以上が、n番目フィールド(Bヘッド走査
とする)におけるセンタ値BVn、参照信号BREnか
ら、(n+1)番目フィールド(Aヘッド走査となる)
におけるセンタ値Avn+1、参照信号AREn+。を
求める手順である。次にn番目フィールドがAヘッド走
査であった場合を説明する。
この場合は、ブロック50により(n+1)番目フィー
ルドはBヘッド走査であることから、ブロック54によ
り、仮のセンタ値Vには(AVn+TSn)が入り、仮
の参照信号REにはAREnが入り、ブロック55の処
理(52と全く同一処理)によシ、■が±0.6トラツ
クピノチ以内となるように、参照信号を変える。このよ
うに処理された値VtREによシ、次のフィールド((
n+1)番目のフィールド、Bヘッド走査)のセンタ値
Bvn+1、参照信号BREn+1を得る。なお、Aヘ
ッド走査かBヘッド走査かの判断は、ヘントスイツチン
グ信号の値を見ることにより可能であるが、nの僅が奇
数か偶数かを知ることにより判別することもできる(ど
ちらがAかは、一番最初に決めておく。)。
ルドはBヘッド走査であることから、ブロック54によ
り、仮のセンタ値Vには(AVn+TSn)が入り、仮
の参照信号REにはAREnが入り、ブロック55の処
理(52と全く同一処理)によシ、■が±0.6トラツ
クピノチ以内となるように、参照信号を変える。このよ
うに処理された値VtREによシ、次のフィールド((
n+1)番目のフィールド、Bヘッド走査)のセンタ値
Bvn+1、参照信号BREn+1を得る。なお、Aヘ
ッド走査かBヘッド走査かの判断は、ヘントスイツチン
グ信号の値を見ることにより可能であるが、nの僅が奇
数か偶数かを知ることにより判別することもできる(ど
ちらがAかは、一番最初に決めておく。)。
以上が、n番目フィールドの値から(n+1)番目フィ
ールドの値(センタ値、傾斜、参照信号)を求める手順
である。この手順を各フィールド毎に実行すればよい。
ールドの値(センタ値、傾斜、参照信号)を求める手順
である。この手順を各フィールド毎に実行すればよい。
次にブロック52及び56で示す処理「トラック変更」
について説明する。第11図はサブルーチンの処理内容
を示したものである。同図において、ブロック57はテ
ープスピードの正、逆を判別するブロックでちゃ、正方
向再生及び逆方向再生によって処理内容を分岐する。ブ
ロック68と59はプリセットのセンター電圧がQ、6
トラノクビノチを越さないように補正するブロックであ
る。
について説明する。第11図はサブルーチンの処理内容
を示したものである。同図において、ブロック57はテ
ープスピードの正、逆を判別するブロックでちゃ、正方
向再生及び逆方向再生によって処理内容を分岐する。ブ
ロック68と59はプリセットのセンター電圧がQ、6
トラノクビノチを越さないように補正するブロックであ
る。
■が0.5以上であれば0.6以下になるまでVから1
を減算する。またその都度参照信号を+1する。
を減算する。またその都度参照信号を+1する。
ブロック6oと61は参照信号が5を越えないように処
理するブロックである。参照信号f1〜f4はREの1
〜4に対応させているため、REO値が5以上であれば
4を減算することにより、1〜4の値におさまるように
処理される。逆方向再生の処理も同様の考え方で処理さ
れ、VtREが得られる。
理するブロックである。参照信号f1〜f4はREの1
〜4に対応させているため、REO値が5以上であれば
4を減算することにより、1〜4の値におさまるように
処理される。逆方向再生の処理も同様の考え方で処理さ
れ、VtREが得られる。
以上が第8図に示す演算処理回路34の説明である。第
8図において、破線で囲んだ回路ブロック3Qはすべて
ディジタル信号処理が可能であり、マイクロプロセッサ
−を用いて信号処理ができもなお、これまでの説明では
2ヘツド形ヘリ力ルスキヤン方式のVTRを例にとり説
明したが、4種類のパイロット信号を用いたVTR1例
えば1ヘツド形のVTRや小径シリンダの4ヘツド形V
TRにも、本発明は適用可能である。
8図において、破線で囲んだ回路ブロック3Qはすべて
ディジタル信号処理が可能であり、マイクロプロセッサ
−を用いて信号処理ができもなお、これまでの説明では
2ヘツド形ヘリ力ルスキヤン方式のVTRを例にとり説
明したが、4種類のパイロット信号を用いたVTR1例
えば1ヘツド形のVTRや小径シリンダの4ヘツド形V
TRにも、本発明は適用可能である。
さて、このようにして得られたvn+1 には、丁トラ
ックピッチ以下の直流成分が残る可能性があるため、第
10図67の処理、「直流分減少コを追加する。この処
理内容は第12図に示しである。
ックピッチ以下の直流成分が残る可能性があるため、第
10図67の処理、「直流分減少コを追加する。この処
理内容は第12図に示しである。
すなわち、第12図で、ブロック7oにおいて、j回毎
かどうかチェックする。すなわちi回目毎であればブロ
ック71の処理へ移り、それ以外ならばブロック74へ
移シ処理を終えてしまう。なお、jは1以上の整数であ
る。次にブロック71では、第10図において、求めた
Avn+1又はBvn+1の値(ここでばvn+1 で
代表しである。)がゼロかどうかをチェックする。■n
+1の値がゼロであればブロック74へ移り、処理を終
了する。
かどうかチェックする。すなわちi回目毎であればブロ
ック71の処理へ移り、それ以外ならばブロック74へ
移シ処理を終えてしまう。なお、jは1以上の整数であ
る。次にブロック71では、第10図において、求めた
Avn+1又はBvn+1の値(ここでばvn+1 で
代表しである。)がゼロかどうかをチェックする。■n
+1の値がゼロであればブロック74へ移り、処理を終
了する。
■n+1の値がゼロでなければ、ブロック73へ移る。
ブロック73では第1o図の処理で得られたvn+1に
微小値δを加えて、再び■n+1 とする。
微小値δを加えて、再び■n+1 とする。
すなわちvn+1の代わりにvn+1+δとするもので
ある。これにより処理を終了する。
ある。これにより処理を終了する。
第12図に示す処理を追加することにより、有限の時間
でvn+1 の値はゼロとなる。また、この処理は、結
果としてテープ移送の変調を行ない、ヘッドとテープ移
送の位相を合わせてAることになる。すなわち、第13
図において、ヘッドHnがトラックnを走査するとする
。このときヘッドの中心とトラックの中心とはVnに相
当する分だけずれている。このため、電圧vn を印加
し、■r1に相当する分だけヘッドを変位させている。
でvn+1 の値はゼロとなる。また、この処理は、結
果としてテープ移送の変調を行ない、ヘッドとテープ移
送の位相を合わせてAることになる。すなわち、第13
図において、ヘッドHnがトラックnを走査するとする
。このときヘッドの中心とトラックの中心とはVnに相
当する分だけずれている。このため、電圧vn を印加
し、■r1に相当する分だけヘッドを変位させている。
次にトラックn−1−1とヘッドHn+1 の場合も同
様である。vn+1かヘッドH1+1 の変位量に対応
している。第12図の処理はこのとき、■n+1のかわ
シにvn+1+δ なるヘッド変位量に切換えたことに
相当する。このとき電圧を印加した後のヘッド位置は、
鳩、1で示すように、トラック中心からδだけずれたこ
とになる。したがって、このとき得られるトラッキング
エラー信号は、δに相当する分だけずれている。トラッ
キングエラー信号は、第8図で示すようにキャプスタン
制御回路に送られ、テープ送り制御を行なうため、この
δに相当する分、テープ送り速度が変化し、最終的には
、ヘッド走査中心とトラック中心が一致するように制御
される。また、δは微小であるため、テープ送り制御系
が応答するまでの間、δに相当するトラックずれがあっ
ても、信号のレベルは殆んど低下することなく、何ら問
題を生ずるものではない。
様である。vn+1かヘッドH1+1 の変位量に対応
している。第12図の処理はこのとき、■n+1のかわ
シにvn+1+δ なるヘッド変位量に切換えたことに
相当する。このとき電圧を印加した後のヘッド位置は、
鳩、1で示すように、トラック中心からδだけずれたこ
とになる。したがって、このとき得られるトラッキング
エラー信号は、δに相当する分だけずれている。トラッ
キングエラー信号は、第8図で示すようにキャプスタン
制御回路に送られ、テープ送り制御を行なうため、この
δに相当する分、テープ送り速度が変化し、最終的には
、ヘッド走査中心とトラック中心が一致するように制御
される。また、δは微小であるため、テープ送り制御系
が応答するまでの間、δに相当するトラックずれがあっ
ても、信号のレベルは殆んど低下することなく、何ら問
題を生ずるものではない。
またδの極性は、vn+1の値に対して、変更後ゼロに
近づくように選んでもかまわない。この時には極性を固
定した場合に比べて、ゼロに近づく時間の最大値を半分
にすることができる。
近づくように選んでもかまわない。この時には極性を固
定した場合に比べて、ゼロに近づく時間の最大値を半分
にすることができる。
発明の効果
本発明は、簡単な処理で、連続可変速ノイズレス再生に
おける、電気−機械変換素子に印加する電気量における
直流成分を除去することができ。
おける、電気−機械変換素子に印加する電気量における
直流成分を除去することができ。
素子の寿命、信頼性向上をはかることができ、かつ、素
子駆動の効率の最適化をはかることができ、その効果は
大きい。
子駆動の効率の最適化をはかることができ、その効果は
大きい。
第1図はパイロット信号の記録された磁化軌跡を示す図
、第2図はトラッキングエラー信号を得るための再生回
路を示す回路図、第3図は正方向及び逆方向の3倍速再
生時のヘッド走査軌跡を示す図、第4図は正方向3倍速
再生時のプリセット電圧波形と参照信号を示す波形図、
第6図は逆方向3倍速再生時のプリセット電圧波形と参
照信号を示す波形図、第6図は1倍速から2倍速へ変化
する方法を示す図、第7図は直流成分が残るヘッド走査
を示す図、第8図は本発明の一実施例を示すブロック図
、第9図は同実施例におけるピエゾ用エラー信号処理回
路の具体構成を示す回路図、第10図は演算処理回路の
処理内容のフローチャート、第11図は第10図のサブ
ルーチンブロックの処理内容を示すフローチャート、第
12図は第10図の直流分減少部の処理内容を示すフロ
ーチャート、第13図は直流成分の減少を示す図である
。 A1.B1・・・・・・記録磁化軌跡、fH・・・・・
・水平同期信号周波数、f1〜f4・・・・・・トラッ
キング制御用パイロット信号、3・・・・・平衡変調回
路、5,6・・・・・・fH及び3fHの同調回路、7
,8・・・・・・検波回路、10・・・・・・アナログ
反転回路、14・・・・・・ヘッド走査方向、15・・
・・・・テープ移送方向、16,17・・・・・・3倍
速再生時のヘッド走査軌跡、Tp・・・・・・トラック
ピッチ、20・・・・・・電気−機械変換素子、21・
・・・・・回転ビデオヘッド、41・・・・・・微小修
正回路、Hl。 H2,)In・・・・・・ヘッド。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 At βr A2 B2 A3BjA4第2図 粥 4 図 弔5図 第6図 第7図 Hz/h/イ’H4HjH1 第9図 3I 第10図 第12図 z丁S 1 3 図 Hち?!
、第2図はトラッキングエラー信号を得るための再生回
路を示す回路図、第3図は正方向及び逆方向の3倍速再
生時のヘッド走査軌跡を示す図、第4図は正方向3倍速
再生時のプリセット電圧波形と参照信号を示す波形図、
第6図は逆方向3倍速再生時のプリセット電圧波形と参
照信号を示す波形図、第6図は1倍速から2倍速へ変化
する方法を示す図、第7図は直流成分が残るヘッド走査
を示す図、第8図は本発明の一実施例を示すブロック図
、第9図は同実施例におけるピエゾ用エラー信号処理回
路の具体構成を示す回路図、第10図は演算処理回路の
処理内容のフローチャート、第11図は第10図のサブ
ルーチンブロックの処理内容を示すフローチャート、第
12図は第10図の直流分減少部の処理内容を示すフロ
ーチャート、第13図は直流成分の減少を示す図である
。 A1.B1・・・・・・記録磁化軌跡、fH・・・・・
・水平同期信号周波数、f1〜f4・・・・・・トラッ
キング制御用パイロット信号、3・・・・・平衡変調回
路、5,6・・・・・・fH及び3fHの同調回路、7
,8・・・・・・検波回路、10・・・・・・アナログ
反転回路、14・・・・・・ヘッド走査方向、15・・
・・・・テープ移送方向、16,17・・・・・・3倍
速再生時のヘッド走査軌跡、Tp・・・・・・トラック
ピッチ、20・・・・・・電気−機械変換素子、21・
・・・・・回転ビデオヘッド、41・・・・・・微小修
正回路、Hl。 H2,)In・・・・・・ヘッド。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 At βr A2 B2 A3BjA4第2図 粥 4 図 弔5図 第6図 第7図 Hz/h/イ’H4HjH1 第9図 3I 第10図 第12図 z丁S 1 3 図 Hち?!
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 電気−機械変換素子上に搭載された回転磁気ヘッドを備
えたシリンダ上に磁気テープを斜めに巻き付け、情報信
号を不連続な記録トラック群として磁気テープ上に記録
再生し、かつ、記録時にはトラッキング制御用の4種類
のパイロット信号を記録すべき情報信号に重畳させて順
次サイクリックに記録し、再生時には、再生すべき記録
トラックに対して前後に隣接する記録トラックから再生
される各パイロット信号のクロストーク信号のレベル差
に応じたトラッキングエラー信号を得るように構成し、
記録時の磁気テープの移送速度をTS_t、前記電気−
機械変換素子を1トラックピッチだけ変位させるために
必要な電圧をV_tとし、現在の磁気テープの移送速度
をTS_n、プリセット電圧波形の傾斜部の中心値をV
_n、参照パイロット信号の種類をRE_nとし、次の
ヘッド走査に必要なプリセット電圧波形の傾斜部の中心
値をV_n_+_1、プリセット電圧波形の傾斜量をS
L_n_+_1、参照パイロット信号の種類をRE_n
_+_1とし、に及びmを整数とし、 V_n_+_1/V_t=(V_n/V_t)+(TS
_n/TS_t)−K但し|V_n_+_1/V_t|
≦1/2SL_n_+_1/V_t=(TS_n/TS
_n)−1RE_n_+_1=RE_n+K−4m 但
し1≦RE_n_+_1≦4の条件を満たす演算処理を
することによって算出した前記V_n_+_1、SL_
n_+_1、RE_n_+_1の値を用いて前記電気−
機械変換素子を駆動するとともに、j回ヘッド走査毎に
(j≧1)前記V_n_+_1の値を調べ、V_n_+
_1の値がゼロでなければ、δなる微小値を用いて、V
′_n_+_1=V_n_+_1+δの値をもってV_
n_+_1の値に置き換えることを特徴とする磁気記録
再生装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59197106A JPS6174128A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 磁気記録再生装置 |
KR1019860700015A KR900000127B1 (ko) | 1984-05-11 | 1985-05-09 | 자기기록 재생장치 |
DE8585902162T DE3581372D1 (de) | 1984-05-11 | 1985-05-09 | Magnetische speicher-/wiedergabevorrichtung. |
EP85902162A EP0181942B1 (en) | 1984-05-11 | 1985-05-09 | Magnetic recording/reproducing apparatus |
PCT/JP1985/000259 WO1985005522A1 (en) | 1984-05-11 | 1985-05-09 | Magnetic recording/reproducing apparatus |
US06/817,860 US4791507A (en) | 1984-05-11 | 1985-05-09 | Apparatus for reproducing information at variable speeds from a magnetic tape |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59197106A JPS6174128A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6174128A true JPS6174128A (ja) | 1986-04-16 |
JPH0377571B2 JPH0377571B2 (ja) | 1991-12-11 |
Family
ID=16368827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59197106A Granted JPS6174128A (ja) | 1984-05-11 | 1984-09-20 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6174128A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4764819A (en) * | 1985-07-18 | 1988-08-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method and apparatus for helical scan type magnetic recording and reproducing with a rotary magnetic head |
JP2008234484A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Fujitsu Ltd | リセット回路及びシステム |
-
1984
- 1984-09-20 JP JP59197106A patent/JPS6174128A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4764819A (en) * | 1985-07-18 | 1988-08-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method and apparatus for helical scan type magnetic recording and reproducing with a rotary magnetic head |
JP2008234484A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Fujitsu Ltd | リセット回路及びシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0377571B2 (ja) | 1991-12-11 |
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