JPH07151346A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

Info

Publication number
JPH07151346A
JPH07151346A JP5299924A JP29992493A JPH07151346A JP H07151346 A JPH07151346 A JP H07151346A JP 5299924 A JP5299924 A JP 5299924A JP 29992493 A JP29992493 A JP 29992493A JP H07151346 A JPH07151346 A JP H07151346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain pan
opening
air conditioner
insulating material
closing door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5299924A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Isshiki
正男 一色
Tetsuro Ozawa
哲朗 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5299924A priority Critical patent/JPH07151346A/ja
Publication of JPH07151346A publication Critical patent/JPH07151346A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドレンパンからの断熱材の剥がれをなくし、
しかも、組立て工数を大幅に低減する。 【構成】 本発明の空気調和機においては、室内熱交換
器4の下方位置にドレンパン9が設けられている。この
ドレンパン9は、その上面が略皿状に形成されて熱交換
器4からのドレンを受ける水受け部10とされ、下面は
吹出口流路8壁の一部をなす流路形成部11とされてい
る。また、ドレンパン9の前面には、前方に開口した収
容室13が区画形成されており、この収容室13内に
は、前方の開口部を通じて断熱材12が挿入されてい
る。断熱材12は、収容室13の開口部に設けた開閉扉
14により押えつけられて固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機に係り、特に
室内壁に室内機を取付けるようになした壁掛け型の空気
調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に、従来の壁掛け型空気調和機の構
成例を示す。この空気調和機は、室内の壁に取付けられ
るハウジング2内に、フィルタ3、室内熱交換器4およ
び横流ファン5等を収容してなり、吸込口6から吸込ま
れた室内空気を、フィルタ3を通過させて室内熱交換器
4で熱交換し、横流ファン5および吹出口流路8を通じ
て吹出口7から吹出すようになっている。
【0003】ところで、このような空気調和機におい
て、吸込口6から吸込まれた室内空気を熱交換器4で冷
却する際には、熱交換器4上にドレンを生じる。このた
め、熱交換器4の下方位置には、これより滴下してくる
ドレンを受けるようにドレンパン9が設けられている。
そして、このドレンパン9の下部には、ドレン温度が低
いことによる結露を防止するため、断熱材12が接着に
より固定され、この断熱材12の下方位置には、さらに
吹出口流路8を区画するための流路形成用モールド部材
20が設けられている。なお、流路形成用モールド部材
20は、吹出口7を通じて室内から断熱材12が見えな
いようにする遮蔽板も兼ねている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した空気調和機に
あっては、ドレンパン9の下部に断熱材12を接着する
と共に、断熱材12の下方を流路形成用モールド部材2
0で覆っているため、以下のような問題があった。
【0005】(1) 接着剤の劣化等のため、時間がたつと
断熱材12が剥がれることがあった。断熱材12が剥が
れると、ドレンパン9の下面に結露を生じてしまうばか
りか、ドレンパン9と断熱材12とが擦れ合って音を発
してしまう。さらに、断熱材12が剥がれることによっ
て、ドレンパン9の熱による伸縮量が大となり、ドレン
パン9が取り付けられているハウジング2との接触箇所
で擦れ合って異音を発することもあった。
【0006】(2) 流路形成用モールド部材20は別体構
造であるため、部品点数が多く、製造コストも高い。
【0007】(3) 組立時には、ドレンパン9、断熱材1
2および流路形成用モールド部材20を、互いにずれを
生じないように組立てなければならず、組立て作業が煩
雑で、工数もかかる。しかも、一旦、組立て誤差 (ず
れ) が生じると、組み直す必要があり、組立て工数が飛
躍的に増大してしまう。
【0008】本発明の目的は、ドレンパンからの断熱材
の剥がれをなくし、しかも、部品点数、組立て工数を大
幅に削減できる空気調和機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、熱交換器の下方位置に設けられ、下部に
断熱材層を有するドレンパンを備えた空気調和機におい
て、上記ドレンパンの下部に上記断熱材を収容するため
の略中空の収容室を形成すると共に、この収容室に上記
断熱材を挿入するための収容室に通じる開口部を形成
し、かつ、この収容室の開口部に開閉扉を設けたもので
ある。
【0010】また、本発明は、熱交換器の下方位置に設
けられると共に下部に断熱材層を有するドレンパンを備
え、熱交換後の空気を上記ドレンパン下方の吹出口流路
を通して吹出すようにした空気調和機において、上記ド
レンパンの上面を、略皿状に形成してドレンを受ける水
受け部とし、ドレンパンの下面を、上記吹出口流路壁の
一部をなす流路形成部とし、かつ、ドレンパンの前面
に、上記断熱材を収容するための前方に開口する収容室
を形成し、この収容室の開口部に開閉扉を設けたもので
ある。
【0011】ここで、上記開閉扉の下端部には、当該開
閉扉を開閉自在とするためのヒンジが設けられ、上端部
には、開閉扉を閉状態に維持するための係止手段が設け
られていると共に、開閉扉の前面には、フィルタの挿抜
時に当該フィルタを案内するためのスライドガイドが設
けられていることが好ましい。また、上記開閉扉は、上
記開口部の長手方向に沿って複数に分割されていること
も好ましい。
【0012】また、本発明は、前面パネルおよび後板パ
ネルからなるハウジング内に、熱交換器、ドレンパン等
を設けた空気調和機において、上記ドレンパンを、上記
前面パネル等よりも摩擦係数の低い材料により成型した
ものである。ここで、上記ドレンパンの長手方向中央部
が上記前面パネル等に移動不能に支持され、ドレンパン
の両端部は移動自在に支持されているのがよい。
【0013】
【作用】上述した発明によれば、ドレンパンの下部に断
熱材を収容するための略中空の収容室を形成すると共
に、この収容室に断熱材を挿入するための収容室に通じ
る開口部を形成し、この収容室の開口部に開閉扉を設け
ているので、断熱材を開口部を通じて収容室に挿入した
後、開閉扉を閉じるだけで、断熱材を取付けることがで
きる。しかも、組立時の接着工程がなくなるため、長期
間の使用に対してもドレンパンから断熱材が剥がれるこ
ともない。
【0014】また、上述した別の発明によれば、ドレン
パンの上面を略皿状に形成してドレンを受ける水受け
部、下面を吹出口流路壁の一部をなす流路形成部とし、
かつ、ドレンパンの前面に、断熱材を収容するための前
方に開口する収容室を形成して、この収容室の開口部に
開閉扉を設けるようにしているので、上記発明の効果に
加えて、更に、ドレンパンを組込むだけで、吹出口流路
を区画形成できるようになる。このため、従来のように
ドレンパン、断熱材およびモールド部材を互いに位置決
めして組立てる必要がなくなり、組立て作業が極めて簡
単となる。しかも、従来のモールド部材が不要となるの
で、部品点数の削減も図れる。
【0015】ここで、上記開閉扉の下端部にヒンジを設
け、上端部に係止手段を設ければ、吹出口を通じて室内
から見える領域に係止手段が存在せず、見た目がよくな
る。加えて、開閉扉の前面に、フィルタ用のスライドガ
イドを設けておけば、フィルタを係止手段に当てること
なくスムーズに挿抜でき、フィルタの挿抜性が良くな
る。また、上記開閉扉を、開口部の長手方向に沿って複
数に分割しておけば、ヒンジが短くてすみ、ヒンジの製
造性・信頼性を向上できる。
【0016】また、上述した更に別の発明によれば、ド
レンパンを前面パネル等よりも摩擦係数の低い材料によ
り成型しているので、これらの接触箇所から発せられる
擦れ音を低減できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0018】図1乃至図3には、本実施例にかかる空気
調和機の概略構成が示してある。図1において、1は壁
掛け型空気調和機の室内機であり、室内の側壁に取り付
けられるハウジング2と、ハウジング2内に収容された
フィルタ3、室内熱交換器4、横流ファン5等とから構
成されている。
【0019】ハウジング2は、室内壁に取り付けられる
後板パネル2aと、後板パネル2aに着脱自在に取付け
られる正面パネル2bとからなる。正面パネル2bの前
面および上面にはそれぞれ吸込口6が形成され、下面に
は吹出口7が形成されている。室内熱交換器4は、上記
両吸込口6,6にフィルタ3を挟んで対向して設けら
れ、吸込口6,6から吸込まれてきた室内空気を加熱あ
るいは冷却できるようになっている。
【0020】室内熱交換器4の下方には、ドレンパン9
が設けられている。このドレンパン9は、主に、上記横
流ファン5の後流側および吹出口7の前端部との間に斜
めに延出させて設けた第1の板材9aと、この第1の板
材9aの途中から斜め上方に延出させた略く字状の第2
の板材9bとから互いに一体に形成されてなり、これに
より本例のドレンパン9は、その上面がドレンを受けと
るための水受け部10として働き、下面は吹出口流路8
壁の一部を区画形成する流路形成部11として働くよう
になっている。また、ドレンパン9には、上記第1の板
材9aおよび第2の板材9bとにより前方 (前面パネル
2b側) に開口する収容室13が区画形成されている。
収容室13内には、前方の開口を通じて断熱材12が挿
入されており、この断熱材12は、収容室13の開口部
に設けた開閉扉14によって第1及び第2の板材9a及
び9bに押えつけられている。
【0021】図2は、上記ドレンパン9の前面部の構成
例を示した図である。上記収容室13の開口部には、そ
の長手方向に沿って4枚の開閉扉14,14…が互いに
所定の間隔を隔てて設けられている。各開閉扉14の下
端部は、上記第1の板材9aの前端部にヒンジ15,1
5により連結されて開閉自在とされている。また、各開
閉扉14の上端部は、上記第2の板材9bの前端部に係
止手段16を介して係止可能に取付けられている。係止
手段16は、開閉扉14の開閉端に突設された係止爪1
6aと、上記第2の板材9bの前端に水平に突設された
係止板16bとからなり、係止爪16aを係止板16b
の穴に挿通することにより、開閉扉14の閉状態が維持
されるようになっている。
【0022】なお、図2中、17は開閉扉14の前面に
突設されたスライドガイドである。このスライドガイド
17は、上記フィルタ3の挿抜時にこれを滑らかにスラ
イドさせるためのもので、各開閉扉14の両側部に上下
方向に延出させて設けられている。また、18は隣り合
う一対の開閉扉14,14の間に形成された収容溝であ
る。この収容溝18は、上記フィルタ3の挿入時にその
把手部3a (図1参照) を収容するためのもので、上記
両板材9a,9bの前端部に上下方向に沿って形成した
溝と、相対向する開閉扉14,14の側面とにより区画
形成されている。
【0023】次に、上記構成のドレンパン9をハウジン
グ2内へ組込む際の作業手順について説明する。
【0024】図3に示すように、まず、ドレンパン9の
前面側に設けた開閉扉14,14…を全て開き、収容室
13を開放する。この状態で、収容室13内にこれと同
形状の断熱材12を挿入する。収容室13内に断熱材1
2を挿入したならば、次に、開閉扉14,14…を閉じ
る。このとき、各開閉扉14の上端部と第2の板材9b
の前端との間には、係止爪16aと係止板16bとから
なる係止手段16が設けられており、各開閉扉14を閉
じると係止爪16aが係止板16bと係合して、各開閉
扉14は閉状態に維持される。これにより、断熱材12
は、開閉扉14,14…により押圧されて変形し、第2
の板材9bの下面に密接した状態で収容室13内にしっ
かりと固定される。こうして、ドレンパン9に断熱材1
2が装着されると、その状態のままハウジング2内に組
み込む。
【0025】このように、本実施例によれば、開閉扉1
4,14…の開閉だけで、ドレンパン9に断熱材12を
取付けることができるので、従来のような接着作業は全
く必要なくなり、接着に起因した断熱材12の剥がれも
なくなる。このため、長期間使用しても、ドレンパン9
に結露を生じたり、ドレンパン9と断熱材12とが擦れ
て音を発することもない。しかも、本例のドレンパン9
によれば、上面を水受け部10、下面を流路形成部11
としているので、このドレンパン9をハウジング2に組
込むだけで、吹出口流路8を形成することができる。こ
のため、従来のようにドレンパン、断熱材およびモール
ド部材を互いに位置合わせして組立てる必要がなくな
り、極めて簡単に組立て作業を行うことができる。
【0026】また、ドレンパン9の一体成型により、従
来のような別体構造のモールド部材が必要なくなるた
め、部品点数の低減、ひいては製造コストの低減を図る
こともできる。
【0027】また、本実施例によれば、開閉扉14の下
端部にヒンジ15を設け、上端部に係止手段16を設け
るようにしたので、吹出口7から見える部分に係止手段
16が存在せず、見た目がよい。加えて、開閉扉14の
前面に、フィルタ3用のスライドガイド17を形成して
いるため、フィルタ3を係止手段16に接触させること
なくスムーズに挿抜できる。
【0028】さらに、収容室13の開口部に、複数の開
閉部14,14…を設けるようにしたので、ヒンジ15
は短くてすみ、ヒンジ15の製造性・信頼性を向上でき
る。しかも、開閉扉14,14を離間して複数設けたこ
とによって、相隣接する開閉扉14,14間にフィルタ
把手部3a用の収容溝18を形成でき、この点でも、フ
ィルタ3の操作性を向上できる。
【0029】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
【0030】上記実施例では、ドレンパン9とハウジン
グ2とが同一の材料で形成されるため、これらの接触に
より擦れ音が発生する。即ち、ドレンパン9とハウジン
グ2との温度差から、これらが互いに異なる伸び量で伸
縮し、擦れ合って異音を発するのである。このような異
音を防ぐには、ドレンパン9とハウジング2との間にテ
ープ等を介在させればよいが、全ての接触箇所に貼らな
ければならなず、手間がかかる。このような観点から、
本実施例では、極めて簡単にドレンパン9とハウジング
2との擦れによる異音を防ぐようにした。
【0031】図4は、この実施例にかかる空気調和機の
概略構成を示した図である。図示するように、ハウジン
グ2をなす後板パネル2aの内底部上には、その長手方
向に沿って所定の間隔を隔てて3本のピン21a〜21
cが立設されている。後板パネル2a内底部上には、ま
た、上記実施例で述べたのと同様の構成のドレンパン9
が支持脚22a〜22cを介して載置されている。これ
ら支持脚22a〜22cのうち、中央部の支持脚22b
にはピン21bが挿通される孔23が形成されている。
また、両端部の支持脚22a,22cには、それぞれピ
ン21a,21cが挿通される長孔24a,24bが形
成されている。これにより、ドレンパン9は、その長手
方向中央部が移動不能に支持され、両端部が長手方向に
沿って移動可能に支持された構造となっている。さて、
この実施例において特徴的なことは、上記ドレンパン9
を、後板パネル2a等よりも摩擦係数の低い樹脂材料に
よって形成したことにある。具体的には、後板パネル2
aは、従来同様のAS樹脂により形成されているのに対
し、ドレンパン9は、摩擦係数がAS樹脂の約半分であ
るPP (ポリプロピレン) により形成されている。
【0032】また、このようにドレンパン9の樹脂材料
をハウジング2である後板パネル2aの樹脂材料である
AS樹脂よりも軟質なPP(ポリプロピレン)としたこ
とによって、前述の発明の開閉扉14のヒンジ15が形
成しやすくなり、その可動も容易になる。
【0033】図5は、本実施例の空気調和機における異
音発生回数と摩擦係数比との関係を示すグラフである。
ここで、異音発生回数とは、ドレンパン9とハウジング
2とが異なる伸び量で伸びたときのスティック (突掛か
り) &スリップ (滑り) の繰返しにより発生した異音の
回数である。また、摩擦係数比とは、ハウジング2の摩
擦係数値に対するドレンパン9の摩擦係数値の割合であ
り、摩擦係数比が大きくなるに伴って異音回数が指数関
数的に増加していることがわかる。グラフより明らかな
ように、摩擦係数比を 0.5位 (ドレンパン9の摩擦係数
をハウジング2の摩擦係数の約半分) にまで下げれば、
スティック&スリップによる異音回数が10回から2回
程度にまで大幅に低減できることがわかる。
【0034】したがって、本実施例によれば、ドレンパ
ン9とハウジング2とが、互いに異なる伸び量で伸縮し
ても、これらの擦れによる異音を低減できる。
【0035】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のごと
く優れた効果を発揮する。
【0036】請求項1によれば、開閉扉の開閉により断
熱材を固定できるので、組立て時の接着工程はなくな
り、組立て工程を簡略化できる。しかも、断熱材が剥が
れるおそれもないため、長期間の使用に際し、ドレンパ
ンに結露を生じたり、断熱材との間やハウジングとの間
で擦れ音等の異常音が発生することもない。
【0037】請求項2によれば、請求項1の効果に加え
て、更に、ドレンパンを組込むだけで吹出口流路を区画
形成できるようになるので、組立て作業の簡略化、組立
て工数の低減を図ることができる。しかも、従来の別体
構造の流路形成用モールド部材がなくなるため、部品点
数低減、製造コストの低減も図れる。
【0038】請求項3によれば、開閉扉の下端部にヒン
ジを、上端部に係止手段を設けたので、係止手段が吹出
口を通じて見えず、見た目がよい。しかも、開閉扉の前
面に、スライドガイドを設けたので、フィルタをスムー
ズに挿抜できる。
【0039】請求項4によれば、開閉扉を複数に分割し
たので、ヒンジの製造性・信頼性を向上できる。
【0040】請求項5および6によれば、ドレンパンを
正面パネル等よりも摩擦係数の低い材料で形成したの
で、組立て工数を増加させることなく、ドレンパンと正
面パネル等との擦れ音を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機の一実施例を示す断面図で
ある。
【図2】本発明の空気調和機に適用されるドレンパンの
要部構造を示す部分斜視図である。
【図3】図2のA−A矢視相当拡大断面図である。
【図4】本発明の空気調和機の他の実施例を示す部分分
解斜視図である。
【図5】摩擦係数比と異音回数との関係を示すグラフで
ある。
【図6】従来における空気調和機の一例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
2 ハウジング 3 フィルタ 4 室内熱交換器 8 吹出口流路 9 ドレンパン 10 水受け部 11 流路形成部 12 断熱材 13 収容室 14 開閉扉 15 ヒンジ 16 係止手段 17 スライドガイド 18 収容溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器の下方位置に設けられ、下部に
    断熱材層を有するドレンパンを備えた空気調和機におい
    て、上記ドレンパンの下部に上記断熱材を収容するため
    の略中空の収容室を形成すると共に、この収容室に上記
    断熱材を挿入するための収容室に通じる開口部を形成
    し、かつ、この収容室の開口部に開閉扉を設けた空気調
    和機。
  2. 【請求項2】 熱交換器の下方位置に設けられると共に
    下部に断熱材層を有するドレンパンを備え、熱交換後の
    空気を上記ドレンパン下方の吹出口流路を通して吹出す
    ようにした空気調和機において、上記ドレンパンの上面
    を、略皿状に形成してドレンを受ける水受け部とし、ド
    レンパンの下面を、上記吹出口流路壁の一部をなす流路
    形成部とし、かつ、ドレンパンの前面に、上記断熱材を
    収容するための前方に開口する収容室を形成し、この収
    容室の開口部に開閉扉を設けた空気調和機。
  3. 【請求項3】 上記開閉扉の下端部には、当該開閉扉を
    開閉自在とするためのヒンジが設けられ、上端部には、
    開閉扉を閉状態に維持するための係止手段が設けられて
    いると共に、開閉扉の前面には、フィルタの挿抜時に当
    該フィルタを案内するためのスライドガイドが設けられ
    ている請求項2記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 上記開閉扉は、上記開口部の長手方向に
    沿って複数に分割されている請求項2記載の空気調和
    機。
  5. 【請求項5】 前面パネルおよび後板パネルからなるハ
    ウジング内に、熱交換器、ドレンパン等を設けた空気調
    和機において、上記ドレンパンを、上記前面パネル等よ
    りも摩擦係数の低い材料により成型した空気調和機。
  6. 【請求項6】 上記ドレンパンの長手方向中央部が上記
    前面パネル等に移動不能に支持され、ドレンパンの両端
    部は移動自在に支持されている請求項5記載の空気調和
    機。
JP5299924A 1993-11-30 1993-11-30 空気調和機 Pending JPH07151346A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5299924A JPH07151346A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5299924A JPH07151346A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07151346A true JPH07151346A (ja) 1995-06-13

Family

ID=17878579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5299924A Pending JPH07151346A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07151346A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139231A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機の室内機
JP2009210202A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Corona Corp 空気調和機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139231A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機の室内機
JP4592175B2 (ja) * 2000-11-02 2010-12-01 三洋電機株式会社 空気調和機の室内機
JP2009210202A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Corona Corp 空気調和機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI392841B (zh) refrigerator
US6266970B1 (en) Vertical partition cover assembly of side-by-side type refrigerator
KR100336049B1 (ko) 냉각 저장고
JP6695151B2 (ja) ショーケース用扉
JPH07151346A (ja) 空気調和機
KR100814026B1 (ko) 공기조화기
JPH0719704A (ja) 低温貯蔵庫
JP3396590B2 (ja) 冷蔵庫
KR100345004B1 (ko) 창문형 에어컨의 그릴 개폐장치
JPH04244579A (ja) 観音開き式扉装置
KR0139558B1 (ko) 저장고
JP6532364B2 (ja) ショーケース用扉
JP2567401Y2 (ja) ドアの換気装置
JPH03279774A (ja) 冷蔵庫等の扉体
KR100903146B1 (ko) 벽면 매립형 냉장고의 골격
JP3167587B2 (ja) 断熱パネル
JPH03261408A (ja) 冷蔵庫収納家具
JP3510118B2 (ja) 温冷蔵装置の仕切壁構造
JP3896225B2 (ja) 温冷蔵装置
JPH0447585Y2 (ja)
JPH10246564A (ja) 貯蔵庫
JP3634760B2 (ja) ドア枠
JPH02242069A (ja) 冷蔵庫
JP3032525B1 (ja) 自動販売機の断熱扉
JP3615381B2 (ja) ショーケースの温度計取付装置