JPH07151205A - 直線運動装置 - Google Patents

直線運動装置

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JPH07151205A
JPH07151205A JP30161693A JP30161693A JPH07151205A JP H07151205 A JPH07151205 A JP H07151205A JP 30161693 A JP30161693 A JP 30161693A JP 30161693 A JP30161693 A JP 30161693A JP H07151205 A JPH07151205 A JP H07151205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
ball screw
linear motion
motor
motion device
Prior art date
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Pending
Application number
JP30161693A
Other languages
English (en)
Inventor
Kumao Ninomiya
熊男 二宮
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP30161693A priority Critical patent/JPH07151205A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品の破損を防止して動作品質が格段に向上
された直線運動装置を提供する。 【構成】 直線運動装置21は、ブロック22の側部に
モータ23が固定され、モータ23の出力軸24にカッ
プリング25を介して、ボールねじ26の軸27が固定
される。この軸27は、ブロック22内の軸受28で回
転可能に支持される。ボールねじ26の先端の軸29
は、ボールねじ26の先端付近に配置された端板30に
設けられた他の軸受31で回転可能に支持される。ボー
ルねじ26には、スライダ32が設けられる。ボールね
じ26のモータ23側の端部には、前記スライダ29の
該端部に於けるストッパ、及びスライダ29が該端部に
到達して停止される際のクッションとして、例として硬
質ゴムなどの弾性を有する材料からなる円板状の緩衝材
35が固定される。スライダ29は、前記基台22に固
定されたガイド33、34によって支持され、前記直線
運動を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例として、直線運動を
行う産業用ロボットなどに利用される直線運動装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来技術の直線運動装置1の斜視
図であり、図8は、直線運動装置1の断面図である。直
線運動装置1は、ブロック2の側部にモータ3が固定さ
れ、モータ3の出力軸4にカップリング5を介して、ボ
ールねじ6の軸7が固定される。この軸7は、ブロック
2内の軸受8で回転可能に支持される。ボールねじ6の
先端の軸9は、ボールねじ6の先端付近に配置された端
板10に設けられた他の軸受11で回転可能に支持され
る。ボールねじ6には、スライダ12が設けられ、スラ
イダ12は、ボールねじ6のモータ3による双方向の回
転に伴って矢符A1方向あるいは矢符A2方向に直線運
動する。スライダ12は、前記ブロック2に固定された
ガイド13、14によって支持され、前記直線運動を行
う。前記ブロック2のスライダ12側の側面には、一対
の円筒状の緩衝材15が設けられる。前記スライダ12
に、産業用ロボットのハンドなどの各種駆動装置が取付
けられ、産業用ロボットとして用いられる。
【0003】本従来技術の直線運動装置1に於いて、モ
ータ3の回転を制御する制御回路に不具合を生じたと
き、スライダ12が暴走する場合がある。スライダ12
が矢符A1方向に暴走したとき、スライダ12はブロッ
ク2或いは端板10に激しく衝突する。前記緩衝材15
が設けられていても、スライダ12とブロック2或いは
端板10とに大きな力が作用し、これらの部材の変形或
いは破損を生じることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術の直線運
動装置1に於いて、緩衝材15を設けていても、スライ
ダ12とブロック2或いは端板10と衝突し、ブロック
2或いは端板10が破損することがある。また、この衝
突によってスライダ12が急速に停止したとき、慣性を
有して回転しているボールねじ6、カップリング5、及
びモータ3に過大な力が作用し、これらが破損する場合
がある。
【0005】本発明の目的は、上述の技術的課題を解決
し、部品の破損を防止して動作品質が格段に向上された
直線運動装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、モータと、該
モータの出力軸に連結され、回転駆動されるボールねじ
と、該ボールねじの少なくとも一端に設けられ、該ボー
ルねじを回転可能に支持する支持部材と、該ボールねじ
に装着され、該ボールねじの回転に伴って、往復方向に
直線運動するスライダと、該ボールねじの該支持部材側
端部に装着されてボールねじと共に回転し、比較的硬質
であって弾性を有する弾性体とを備え、該スライダが該
ボールねじの該支持部材側端部に到達すると、該スライ
ダの該支持部材への衝突が該弾性体によって緩衝され、
かつ該弾性体がスライダと支持部材とによって挟まれて
該弾性体の回転が停止されることにより、該弾性体によ
って該ボールねじの回転が停止される直線運動装置であ
る。
【0007】
【作用】本発明に従えば、直線運動装置のボールねじ
は、モータによって回転駆動されて、スライダが往復方
向に直線運動する。ここで、スライダがボールねじの支
持部材側端部に到達したとき、スライダの支持部材への
衝突が該弾性体によって緩衝される。これにより、支持
部材への衝撃が緩衝され、支持部材及びスライダの破損
が防止される。また、このとき、該弾性体がスライダと
支持部材とによって挟まれ、該弾性体の回転が停止され
る。これにより、弾性体によってボールねじの回転が停
止され、慣性を有して回転しているボールねじの回転が
強制的に停止され、該ボールねじ、ボールねじを支持す
る支持部材などに、該ボールねじの慣性による回転によ
って過度の力が作用する事態が防止され、該ボールねじ
及びそれに連結されている部品の破損を防止することが
できる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例の直線運動装置21
の正面図であり、図2は直線運動装置21の側面図であ
る。直線運動装置21は、ブロック22の側部にモータ
23が固定され、モータ23の出力軸24にカップリン
グ25を介して、ボールねじ26の軸27が固定され
る。この軸27は、ブロック22内の軸受28で回転可
能に支持される。ボールねじ26の先端の軸29は、ボ
ールねじ26の先端付近に配置された端板30に設けら
れた他の軸受31で回転可能に支持される。ボールねじ
26には、スライダ32が設けられ、スライダ32は、
ボールねじ26のモータ23による双方向の回転に伴っ
て矢符A1方向あるいは矢符A2方向に直線運動する。
スライダ32は、前記ブロック22に固定されたガイド
33、34によって支持され、前記直線運動を行う。ボ
ールねじ26のモータ23側の端部には、前記スライダ
29の該端部に於けるストッパ、及びスライダ29が該
端部に到達して停止される際のクッションとして、例と
して硬質ゴムなどの弾性を有する材料からなる円板状の
緩衝材35が固定される。スライダ29は、前記基台2
2に固定されたガイド33、34によって支持され、前
記直線運動を行う。前記スライダ29に、産業用ロボッ
トのハンドなどの各種駆動装置が取付けられ、本実施例
の直線運動装置21は、産業用ロボットとして用いられ
る。
【0009】図3は、ボールねじ26の正面図であり、
図4は、図3の切断面線X4ーX4から見た断面図であ
り、図5は、緩衝材35の正面図であり、図6は緩衝材
35の側面図である。ボールねじ26は、円筒状であっ
てねじが刻まれたねじ部36と、ねじ部36のモータ2
3側の端部に於いて、ねじ部36の直径を対角線とし、
一辺が長さaの四角柱状の角柱部37と、前記カップリ
ング25と連結される連結部38とを備える。
【0010】一方、緩衝材35は、円板状であって、中
心にボールねじ26の角柱部37とほぼ同寸法の挿入孔
39が形成される。緩衝材35は、ボールねじ26の角
柱部37に装着される。これにより、緩衝材35は、ボ
ールねじ26と軸方向に移動可能であるが、周方向には
相互に固定されている。従って、緩衝材35は、ボール
ねじ26が回転されているとき、ボールねじ26と共に
回転する。
【0011】このような構成の直線運動装置21に於い
て、モータ23の回転を制御する制御回路に不具合を生
じたとき、スライダ32が暴走する場合がある。本実施
例に於いて、スライダ32が矢符A1方向に暴走したと
き、スライダ32がブロック2に衝突する直前に、緩衝
材35がスライダ32とブロック22とにに挟まれる。
これにより、スライダ32がブロック22に直接衝突す
る事態が防止され、ブロック22及びスライダ32の変
形或いは破損を生じる事態が防止される。
【0012】また、スライダ32が矢符A1方向に暴走
したとき、スライダ32がブロック2に衝突する直前
に、緩衝材35がスライダ32とブロック22とにに挟
まれることによって、緩衝材35の回転が停止される。
前述したように、緩衝材35は、ボールねじ26と周方
向に固定されている。従って、緩衝材35がスライダ3
2とブロック22とにに挟まれることによって、緩衝材
35の回転が停止されると、緩衝材35によってボール
ねじ26の回転が停止される。これにより、スライダ3
2が急速に停止したとき、慣性を有して回転しているボ
ールねじ26が強制的に停止されるので、カップリング
25、及びモータ23に過大な力が作用する事態が防止
され、これらが破損する事態が防止される。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明に従えば、スライダ
がボールねじの支持部材側端部に到達したとき、スライ
ダの支持部材への衝突が該弾性体によって緩衝される。
これにより、支持部材への衝撃が緩衝され、支持部材及
びスライダの破損が防止される。また、このとき、該弾
性体がスライダと支持部材とによって挟まれ、該弾性体
の回転が停止される。これにより、弾性体によってボー
ルねじの回転が停止され、慣性を有して回転しているボ
ールねじの回転が強制的に停止され、該ボールねじ、ボ
ールねじを支持する支持部材などに、該ボールねじの慣
性による回転によって過度の力が作用する事態が防止さ
れ、該ボールねじ及びそれに連結されている部品の破損
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の直線運動装置21の正面図
である。
【図2】直線運動装置21の側面図である。
【図3】ボールねじ26の正面図である。
【図4】図3の切断面線X4−X4から見た断面図であ
る。
【図5】緩衝材35の正面図である。
【図6】緩衝材35の側面図である。
【図7】従来技術の直線運動装置1の斜視図である。
【図8】直線運動装置1の断面図である。
【符号の説明】
21 直線運動装置 23 モータ 26 ボールねじ 28 軸受 29 スライダ 30 弾性体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータと、 該モータの出力軸に連結され、回転駆動されるボールね
    じと、 該ボールねじの少なくとも一端に設けられ、該ボールね
    じを回転可能に支持する支持部材と、 該ボールねじに装着され、該ボールねじの回転に伴っ
    て、往復方向に直線運動するスライダと、 該ボールねじの該支持部材側端部に装着されてボールね
    じと共に回転し、比較的硬質であって弾性を有する弾性
    体とを備え、 該スライダが該ボールねじの該支持部材側端部に到達す
    ると、該スライダの該支持部材への衝突が該弾性体によ
    って緩衝され、かつ該弾性体が該スライダと該支持部材
    とによって挟まれて該弾性体の回転が停止されることに
    より、該弾性体によって該ボールねじの回転が停止され
    る直線運動装置。
JP30161693A 1993-12-01 1993-12-01 直線運動装置 Pending JPH07151205A (ja)

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JP30161693A JPH07151205A (ja) 1993-12-01 1993-12-01 直線運動装置

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JP30161693A Pending JPH07151205A (ja) 1993-12-01 1993-12-01 直線運動装置

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100415257B1 (ko) * 2000-12-13 2004-01-14 주식회사 만도 나사이송장치
JP2008049425A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Murata Mach Ltd ツール刃先位置検出装置
CN102380868A (zh) * 2011-11-09 2012-03-21 广东工业大学 具有两维平动和一维转动的三自由度机械手
KR101416979B1 (ko) * 2014-03-12 2014-07-09 주식회사 엠티에스이 클린타입 직선로봇
KR101712929B1 (ko) * 2016-04-05 2017-03-08 이종기 리드 볼 스크류의 직선유지장치 및 이를 포함하는 직선운동장치
CN110181494A (zh) * 2019-06-27 2019-08-30 上海大学 一种适用于倒挂机械臂的双向桁架机构
CN112253712A (zh) * 2020-10-30 2021-01-22 西华大学 一种线性传动装置

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