JPH07139606A - 直線運動機構 - Google Patents
直線運動機構Info
- Publication number
- JPH07139606A JPH07139606A JP29048693A JP29048693A JPH07139606A JP H07139606 A JPH07139606 A JP H07139606A JP 29048693 A JP29048693 A JP 29048693A JP 29048693 A JP29048693 A JP 29048693A JP H07139606 A JPH07139606 A JP H07139606A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball screw
- slider
- linear motion
- motor
- motion mechanism
- Prior art date
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- Pending
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- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数を格段に削減することができる直線
運動機構を提供する。 【構成】 直線運動機構21は、基台22の上にモ−タ
23が固定され、ボールねじ26の軸27は、軸受28
で回転可能に支持される。ボールねじ26には、スライ
ダ29が設けられ、スライダ29は、ボールねじ26の
モ−タ23による双方向の回転に伴って矢符B1方向あ
るいは矢符B2方向に直線運動する。ボールねじ26の
先端には、弾性体30が固定される。スライダ29は、
前記基台2に固定されたガイド31、32によって支持
され、前記直線運動を行う。該ボールねじ26の軸受2
8と先端の弾性体30との間の長さL、該ボールねじ2
6の径d、及び該スライダ29の該直線運動方向に沿う
長さAは、L−A≦20〜25dの範囲に定められる
運動機構を提供する。 【構成】 直線運動機構21は、基台22の上にモ−タ
23が固定され、ボールねじ26の軸27は、軸受28
で回転可能に支持される。ボールねじ26には、スライ
ダ29が設けられ、スライダ29は、ボールねじ26の
モ−タ23による双方向の回転に伴って矢符B1方向あ
るいは矢符B2方向に直線運動する。ボールねじ26の
先端には、弾性体30が固定される。スライダ29は、
前記基台2に固定されたガイド31、32によって支持
され、前記直線運動を行う。該ボールねじ26の軸受2
8と先端の弾性体30との間の長さL、該ボールねじ2
6の径d、及び該スライダ29の該直線運動方向に沿う
長さAは、L−A≦20〜25dの範囲に定められる
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例として、直線運動を
行う産業用ロボットなどに利用される直線運動機構に関
する。
行う産業用ロボットなどに利用される直線運動機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来技術の直線運動機構1の正面
図であり、図4は直線運動機構1の側面図である。直線
運動機構1は、基台2の上にモ−タ3が固定され、モ−
タ3の出力軸4にカップリング5を介して、ボールねじ
6の軸7が固定される。この軸7は、軸受8で回転可能
に支持され、ボールねじ6の先端の軸9が、他の軸受1
0で回転可能に支持される。ボールねじ6には、スライ
ダ11が設けられ、スライダ11は、ボールねじ6のモ
−タ3による双方向の回転に伴って矢符A1方向あるい
は矢符A2方向に直線運動する。スライダ11は、前記
基台2に固定されたガイド12、13によって支持さ
れ、前記直線運動を行う。前記スライダ11に、産業用
ロボットのハンドなどの各種駆動機構が取付けられ、産
業用ロボットとして用いられる。
図であり、図4は直線運動機構1の側面図である。直線
運動機構1は、基台2の上にモ−タ3が固定され、モ−
タ3の出力軸4にカップリング5を介して、ボールねじ
6の軸7が固定される。この軸7は、軸受8で回転可能
に支持され、ボールねじ6の先端の軸9が、他の軸受1
0で回転可能に支持される。ボールねじ6には、スライ
ダ11が設けられ、スライダ11は、ボールねじ6のモ
−タ3による双方向の回転に伴って矢符A1方向あるい
は矢符A2方向に直線運動する。スライダ11は、前記
基台2に固定されたガイド12、13によって支持さ
れ、前記直線運動を行う。前記スライダ11に、産業用
ロボットのハンドなどの各種駆動機構が取付けられ、産
業用ロボットとして用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術の直線運
動機構1は、軸受8、10によってボールねじ6を支持
しているため、部品点数が多く、コストが増大するとい
う問題点がある。
動機構1は、軸受8、10によってボールねじ6を支持
しているため、部品点数が多く、コストが増大するとい
う問題点がある。
【0004】本発明の目的は、上述の技術的課題を解決
し、部品点数を格段に削減することができる直線運動機
構を提供することである。
し、部品点数を格段に削減することができる直線運動機
構を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、モ−タと、該
モ−タの出力軸に連結され、回転駆動されるボールねじ
と、該ボールねじの該モ−タ側に設けられ、該ボールね
じを回転可能に片持ちで支持する軸受と、該ボールねじ
に装着され、該ボールねじの回転に伴って、往復方向に
直線運動するスライダとを備え、該ボールねじの軸受と
先端との長さL、該ボールねじの径d、及び該スライダ
の該直線運動方向に沿う長さAとが、L−A≦20〜2
5dに定められる直線運動機構である。
モ−タの出力軸に連結され、回転駆動されるボールねじ
と、該ボールねじの該モ−タ側に設けられ、該ボールね
じを回転可能に片持ちで支持する軸受と、該ボールねじ
に装着され、該ボールねじの回転に伴って、往復方向に
直線運動するスライダとを備え、該ボールねじの軸受と
先端との長さL、該ボールねじの径d、及び該スライダ
の該直線運動方向に沿う長さAとが、L−A≦20〜2
5dに定められる直線運動機構である。
【0006】
【作用】本発明に従えば、直線運動機構は、モ−タと、
該モ−タによって回転駆動されるボールねじと、該ボー
ルねじを片持ちで支持する軸受と、該ボールねじに装着
されているスライダとを備えて構成される。これによ
り、ボールねじが一つの軸受によって片持ちで支持され
るので、軸受の数を削減することができ、直線運動機構
の部品点数を削減することができる。また、該ボールね
じを片持ちで支持することによって想定されるボールね
じの振動などの危険状態は、該ボールねじの軸受と先端
との長さL、該ボールねじの径d、及び該スライダの該
直線運動方向に沿う長さAを、L−A≦20〜25dの
範囲に定めることにより、解消することができる。
該モ−タによって回転駆動されるボールねじと、該ボー
ルねじを片持ちで支持する軸受と、該ボールねじに装着
されているスライダとを備えて構成される。これによ
り、ボールねじが一つの軸受によって片持ちで支持され
るので、軸受の数を削減することができ、直線運動機構
の部品点数を削減することができる。また、該ボールね
じを片持ちで支持することによって想定されるボールね
じの振動などの危険状態は、該ボールねじの軸受と先端
との長さL、該ボールねじの径d、及び該スライダの該
直線運動方向に沿う長さAを、L−A≦20〜25dの
範囲に定めることにより、解消することができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の直線運動機構21
の正面図であり、図2は直線運動機構21の側面図であ
る。直線運動機構21は、基台22の上にモ−タ23が
固定され、モ−タ23の出力軸24にカップリング25
を介して、ボールねじ26の軸27が固定される。この
軸27は、軸受28で回転可能に支持される。ポ−ルね
じ26には、スライダ29が設けられ、スライダ29
は、ボールねじ26のモ−タ23による双方向の回転に
伴って矢符B1方向あるいは矢符B2方向に直線運動す
る。ボールねじ26の先端には、前記スライダ29の該
先端に於けるストッパ及びスライダ29が該先端に到達
して停止される際のクッションとして、例としてゴムな
どの材料からなる弾性体30が固定される。スライダ2
9は、前記基台2に固定されたガイド31、32によっ
て支持され、前記直線運動を行う。前記スライダ29
に、産業用ロボットのハンドなどの各種駆動機構が取付
けられ、本実施例の直線運動機構21は、産業用ロボッ
トとして用いられる。
の正面図であり、図2は直線運動機構21の側面図であ
る。直線運動機構21は、基台22の上にモ−タ23が
固定され、モ−タ23の出力軸24にカップリング25
を介して、ボールねじ26の軸27が固定される。この
軸27は、軸受28で回転可能に支持される。ポ−ルね
じ26には、スライダ29が設けられ、スライダ29
は、ボールねじ26のモ−タ23による双方向の回転に
伴って矢符B1方向あるいは矢符B2方向に直線運動す
る。ボールねじ26の先端には、前記スライダ29の該
先端に於けるストッパ及びスライダ29が該先端に到達
して停止される際のクッションとして、例としてゴムな
どの材料からなる弾性体30が固定される。スライダ2
9は、前記基台2に固定されたガイド31、32によっ
て支持され、前記直線運動を行う。前記スライダ29
に、産業用ロボットのハンドなどの各種駆動機構が取付
けられ、本実施例の直線運動機構21は、産業用ロボッ
トとして用いられる。
【0008】本実施例の直線運動機構21は、ボールね
じ26が一つの軸受28によって片持ちで支持されるの
で、従来技術の直線運動機構1に比較して、軸受の数を
削減することができ、直線運動機構21の部品点数を削
減することができる。これにより、従来よりもコストダ
ウンを図ることができる。
じ26が一つの軸受28によって片持ちで支持されるの
で、従来技術の直線運動機構1に比較して、軸受の数を
削減することができ、直線運動機構21の部品点数を削
減することができる。これにより、従来よりもコストダ
ウンを図ることができる。
【0009】また、該ボールねじ26を一つの軸受28
で、片持ちで支持することによってボールねじ26が危
険速度を超えて振動などを生じることが想定される。こ
の振動などの危険状態は、該ボールねじ26の軸受28
と先端の弾性体30との間の長さL、該ボールねじ26
の径d、及び該スライダ29の該直線運動方向に沿う長
さAを、 L−A≦20〜25d の範囲に定めることにより、解消できることが確認され
た。
で、片持ちで支持することによってボールねじ26が危
険速度を超えて振動などを生じることが想定される。こ
の振動などの危険状態は、該ボールねじ26の軸受28
と先端の弾性体30との間の長さL、該ボールねじ26
の径d、及び該スライダ29の該直線運動方向に沿う長
さAを、 L−A≦20〜25d の範囲に定めることにより、解消できることが確認され
た。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明に従えば、ボールね
じが一つの軸受によって片持ちで支持されるので、軸受
の数を削減することができ、直線運動機構の部品点数を
削減することができる。また、該ボールねじを片持ちで
支持することによって想定されるボールねじの振動など
の危険状態は、該ボールねじの軸受と先端との長さL、
該ボールねじの径d、及び該スライダの該直線運動方向
に沿う長さAを、L−A≦20〜25dの範囲に定める
ことにより、解消することができる。
じが一つの軸受によって片持ちで支持されるので、軸受
の数を削減することができ、直線運動機構の部品点数を
削減することができる。また、該ボールねじを片持ちで
支持することによって想定されるボールねじの振動など
の危険状態は、該ボールねじの軸受と先端との長さL、
該ボールねじの径d、及び該スライダの該直線運動方向
に沿う長さAを、L−A≦20〜25dの範囲に定める
ことにより、解消することができる。
【図1】本発明の一実施例の直線運動機構21の正面図
である。
である。
【図2】直線運動機構21の側面図である。
【図3】従来技術の直線運動機構1の正面図である。
【図4】直線運動機構1の側面図である。
21 直線運動機構 23 モ−タ 26 ボールねじ 28 軸受 29 スライダ 30 弾性体
Claims (1)
- 【請求項1】モ−タと、 該モ−タの出力軸に連結され、回転駆動されるポ−ルね
じと、 該ボ−ルねじの該モ−タ側に設けられ、該ポ−ルねじを
回転可能に片持ちで支持する軸受と、 該ボールねじに装着され、該ボールねじの回転に伴っ
て、往復方向に直線運動するスライダとを備え、 該ボールねじの軸受と先端との長さL、該ボールねじの
径d、及び該スライダの該直線運動方向に沿う長さAと
が、L−A≦20〜25dに定められる直線運動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29048693A JPH07139606A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 直線運動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29048693A JPH07139606A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 直線運動機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07139606A true JPH07139606A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17756649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29048693A Pending JPH07139606A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 直線運動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07139606A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102873676A (zh) * | 2012-09-13 | 2013-01-16 | 上海大学 | 新型变胞机构 |
CN113997265A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-02-01 | 中国矿业大学 | 一种基于机器视觉的重介浅槽疏通装置及操控方法 |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP29048693A patent/JPH07139606A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102873676A (zh) * | 2012-09-13 | 2013-01-16 | 上海大学 | 新型变胞机构 |
CN113997265A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-02-01 | 中国矿业大学 | 一种基于机器视觉的重介浅槽疏通装置及操控方法 |
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