JP4725171B2 - 回転位置決め装置 - Google Patents

回転位置決め装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4725171B2
JP4725171B2 JP2005116783A JP2005116783A JP4725171B2 JP 4725171 B2 JP4725171 B2 JP 4725171B2 JP 2005116783 A JP2005116783 A JP 2005116783A JP 2005116783 A JP2005116783 A JP 2005116783A JP 4725171 B2 JP4725171 B2 JP 4725171B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary table
rotation
positioning device
rotary
moving element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005116783A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006289587A (ja
Inventor
俊徳 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2005116783A priority Critical patent/JP4725171B2/ja
Publication of JP2006289587A publication Critical patent/JP2006289587A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4725171B2 publication Critical patent/JP4725171B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)

Description

本発明は、回転テーブルを所定角度回転させる回転位置決め装置に関する。
回転位置決め装置は、回転テーブルを所定角度回転させて、回転テーブル上に搭載した物体の回転角度を高精度で位置決めする装置であり、各種ロボット,半導体製造装置,精密機械,工作機械等の各種機械装置に使用される。
従来、回転テーブルの回転角度の制御は、回転テーブルを回転駆動するダイレクトドライブモータに装備されたロータリーエンコーダ(回転角度検出器)で行う場合が多かった。また、特許文献1のように、モータとボールねじとを用いて回転テーブルを回転させ、回転角度を位置決めする回転位置決め装置もあった。すなわち、回転テーブルから突出するアームがボールねじのナットに連結されていて、モータによりボールねじのねじ軸を回転駆動し、ねじ軸に螺着するナットを直線移動させることにより、回転テーブルを回転させていた。
特開2002−340176号公報
しかしながら、ロータリーエンコーダの分解能が十分ではなく、高精度での回転角度の制御が困難な場合があった。また、ロータリーエンコーダを回転テーブルの回転軸に連結する際に、両者を軸方向に並べて連結する必要があるため、回転位置決め装置の厚さ(軸方向の長さ)が大きくなる傾向があった。
また、特許文献1に記載の回転位置決め装置の場合は、ボールねじのガタが影響して、高精度での回転角度の制御が困難であった。また、ボールねじがあるため、回転位置決め装置のサイズが大きくなる傾向があった。
そこで、本発明は上記のような従来技術が有する問題点を解決し、高精度での回転角度の制御が可能であり、しかもサイズの小さな回転位置決め装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は次のような構成からなる。すなわち、本発明に係る請求項1の回転位置決め装置は、回転テーブルと、前記回転テーブルを回転駆動する回転駆動部と、前記回転テーブルの回転を制御する回転制御部と、を備え、前記回転テーブルを所定角度回転させる回転位置決め装置において、前記回転制御部は、前記回転テーブルが回転した角度に応じて直線的に移動する移動子と、前記移動子の移動距離を検出する検出部と、を備え、検出された移動距離に基づいて前記回転テーブルの回転角度を制御するようになっているとともに、前記回転テーブルと前記移動子とが連結部材を介して連結されており、この連結部材は、前記回転テーブルの回転に伴う前記移動子の径方向内方への移動を吸収して、前記移動子を前記回転の接線方向のみに移動させるようになっていることを特徴とする。
また、本発明に係る請求項2の回転位置決め装置は、請求項1に記載の回転位置決め装置において、前記連結部材が弾性部材であり、前記移動子の径方向内方への移動が前記連結部材の弾性変形によって吸収されるようになっていることを特徴とする。
さらに、本発明に係る請求項の回転位置決め装置は、請求項に記載の回転位置決め装置において、前記弾性部材が板バネであることを特徴とする。
さらに、本発明に係る請求項の回転位置決め装置は、請求項に記載の回転位置決め装置において、前記板バネは、前記回転テーブルとの固定部と前記移動子との固定部との間にくびれ部を有することを特徴とする。
さらに、本発明に係る請求項の回転位置決め装置は、請求項1〜のいずれか一項に記載の回転位置決め装置において、前記回転駆動部が超音波モータであることを特徴とする。
本発明の回転位置決め装置は、高精度での回転角度の制御が可能である。
本発明に係る回転位置決め装置の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本実施形態の回転位置決め装置の平面図であり、図2は縦断面図である。
この回転位置決め装置は、平板状の基台1と、基台1上に垂直に設けられた回転軸2に転がり軸受3を介して回転自在に支持された略円盤状の回転テーブル4と、回転テーブル4を回転駆動する超音波モータ5(本発明の構成要件である回転駆動部に相当する)と、回転テーブル4の回転を制御する回転制御部6と、を備えている。
回転テーブル4の外周部には駆動リング7が取り付けられており、超音波モータ5はこの駆動リング7に接触するように配置されている。この駆動リング7は、超音波モータ5により摩擦駆動されやすい材質及び表面状態となっているので、超音波モータ5を作動させると、回転テーブル4が効率良く回転駆動される。なお、超音波モータ5の個数は、回転位置決め装置の用途に合った回転駆動力が得られるような個数とすればよい。本実施形態においては、2個の超音波モータを設けた例を示してある。
次に、回転制御部6について説明する。基台1上に、案内レール10A及びスライダ10Bからなる直線案内軸受10が設置されている。そして、このスライダ10Bには、リニアエンコーダのリニアスケール12(本発明の構成要件である移動子に相当する)が固定されており、リニアスケール12が案内レール10Aに沿って直線的に移動できるようになっている。リニアスケール12の近傍には、リニアエンコーダの読み取りヘッド13(本発明の構成要件である検出部に相当する)が設置されており、リニアスケール12の移動距離が検出できるようになっている。
回転テーブル4の外周面に、図3に示すような板バネ20(本発明の構成要件である連結部材に相当する)の一端が固定されており、板バネ20の他端がリニアスケール12に固定されている。このように、回転テーブル4とリニアスケール12とが板バネ20で連結されていて、回転テーブル4が回転すると、その回転力が板バネ20によってリニアスケール12に伝達されるようになっている。
この時、板バネ20は回転テーブル4とともに回転変位をするが、板バネ20の弾性変形(ねじれ)により前記回転力のうち径方向内方へ向かう力が吸収されるので、板バネ20の上端部(回転テーブル4との固定部)のみが回転変位をして、板バネ20の下端部(リニアスケール12との固定部)及びリニアスケール12は案内レール10Aに沿いつつ回転テーブル4の回転の接線方向に直線的に移動することとなる。そして、図3に示すように、板バネ20の形状を、上端部(回転テーブル4との固定部)と下端部(リニアスケール12との固定部)との間に幅の狭いくびれ部20aを有する形状としてあるので、弾性変形(ねじれ)が生じやすくなっている。なお、板バネ20により回転テーブル4の回転は規制されるから、回転テーブル4の回転角度は微小であり、本実施形態の場合は最大2.5°程度である。
このように、回転テーブル4が回転した角度の大きさに応じてリニアスケール12が直線的に移動し、その移動距離が読み取りヘッド13により高精度に検出されるので、検出された移動距離とリニアスケール12の取付位置(リニアスケール12と回転テーブル4の回転中心との間の距離t)とにより回転角度が算出され、これに基づいて回転テーブル4の回転角度が制御される。回転変位を直線変位に変換し、直線変位をリニアエンコーダにより検出して回転テーブル4の回転角度を制御しているので、ロータリーエンコーダ等により回転変位を直接的に検出する場合と比較して、回転角度の制御をより高精度で行うことが可能である。よって、回転テーブル4を所望の角度回転させることができる。
また、ロータリーエンコーダを回転テーブルの回転軸に連結する際には、両者を軸方向に並べて連結する必要があるため、回転位置決め装置の厚さ(軸方向の長さ)が大きくなるが、本実施形態のようなリニアエンコーダを用いれば、回転位置決め装置の厚さを薄くすることができる。
さらに、本実施形態においては、回転変位の検出にボールねじ等を用いていないので、ボールねじのガタ等の影響がなく、回転角度の高精度での制御が可能である。また、ボールねじを用いていないので、回転位置決め装置のサイズが小さい。
さらに、本実施形態の回転位置決め装置においては、リニアエンコーダの分解能とリニアスケール12の取付位置(リニアスケール12と回転テーブル4の回転中心との間の距離t)とにより、回転角度の制御の精度が決定する。リニアスケール12の取付位置を回転テーブル4の回転中心から離すほど(tを大きくするほど)、回転角度の制御の精度が向上するので、さほど高分解能のリニアエンコーダを使用しなくても、回転テーブル4の回転角度を高精度で制御することができる。
このような本実施形態の回転位置決め装置は、各種ロボット,半導体製造装置,精密機械,工作機械等の各種機械装置に好適に使用可能である。
なお、本実施形態は本発明の一例を示したものであって、本発明は本実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態においては、超音波モータで回転テーブル4を回転駆動したが、ダイレクトドライブモータ等の超音波モータ以外の駆動装置で回転テーブル4を回転駆動してもよい。ただし、超音波モータは、一般的なモータとは異なり磁性を有しておらず、またゴミ等の異物の発生も少ないので、本実施形態の回転位置決め装置は、高真空,非磁性等の特殊環境下においても好適に使用可能である。
また、本実施形態においては、回転テーブル4とリニアスケール12とを連結する連結部材として板バネを用いたが、連結部材は板バネに限定されるものではなく、直線案内軸受と転がり軸受とを組合せたもので回転テーブル4とリニアスケール12とを連結してもよい。
さらに、リニアスケール12の直線移動の案内は、直線案内軸受に限定されるものではない。さらに、回転テーブル4を支持する転がり軸受3の種類は特に限定されるものではなく、玉軸受でもころ軸受でもよい。また、図2においては転がり軸受3の個数は2個であるが、転がり軸受3の個数は特に限定されるものではない。
本実施形態の回転位置決め装置の構造を説明する平面図である。 本実施形態の回転位置決め装置の構造を説明する縦断面図である。 板バネをA矢視方向から見た拡大図である。
符号の説明
4 回転テーブル
5 超音波モータ
6 回転制御部
12 リニアスケール
13 読み取りヘッド
20 板バネ
20a くびれ部

Claims (5)

  1. 回転テーブルと、前記回転テーブルを回転駆動する回転駆動部と、前記回転テーブルの回転を制御する回転制御部と、を備え、前記回転テーブルを所定角度回転させる回転位置決め装置において、
    前記回転制御部は、前記回転テーブルが回転した角度に応じて直線的に移動する移動子と、前記移動子の移動距離を検出する検出部と、を備え、検出された移動距離に基づいて前記回転テーブルの回転角度を制御するようになっているとともに、
    前記回転テーブルと前記移動子とが連結部材を介して連結されており、この連結部材は、前記回転テーブルの回転に伴う前記移動子の径方向内方への移動を吸収して、前記移動子を前記回転の接線方向のみに移動させるようになっていることを特徴とする回転位置決め装置。
  2. 前記連結部材が弾性部材であり、前記移動子の径方向内方への移動が前記連結部材の弾性変形によって吸収されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の回転位置決め装置。
  3. 前記弾性部材が板バネであることを特徴とする請求項2に記載の回転位置決め装置。
  4. 前記板バネは、前記回転テーブルとの固定部と前記移動子との固定部との間にくびれ部を有することを特徴とする請求項3に記載の回転位置決め装置。
  5. 前記回転駆動部が超音波モータであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転位置決め装置。
JP2005116783A 2005-04-14 2005-04-14 回転位置決め装置 Expired - Fee Related JP4725171B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005116783A JP4725171B2 (ja) 2005-04-14 2005-04-14 回転位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005116783A JP4725171B2 (ja) 2005-04-14 2005-04-14 回転位置決め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006289587A JP2006289587A (ja) 2006-10-26
JP4725171B2 true JP4725171B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=37410722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005116783A Expired - Fee Related JP4725171B2 (ja) 2005-04-14 2005-04-14 回転位置決め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4725171B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6718255B2 (ja) * 2016-02-26 2020-07-08 富士フイルム株式会社 内視鏡

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0340046U (ja) * 1989-08-25 1991-04-17

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0340046A (ja) * 1989-07-06 1991-02-20 Hitachi Ltd キャッシュメモリ制御方式および情報処理装置
JP2648518B2 (ja) * 1989-08-30 1997-09-03 三田工業株式会社 給紙装置
JPH04339207A (ja) * 1991-05-16 1992-11-26 Nippondenso Co Ltd 回転角度センサ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0340046U (ja) * 1989-08-25 1991-04-17

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006289587A (ja) 2006-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4560235B2 (ja) 角度調整テーブル装置
JP6182535B2 (ja) 改善された摩擦測定を使用する基板研磨終点検出のためのシステムおよび方法
EP3086331B1 (en) Non contact linear potentiometer
JP2013540981A (ja) 計測装置
JP5331645B2 (ja) 検出器、及び測定機
JP4697658B2 (ja) 位置決めテーブル装置
JP5705092B2 (ja) 真円度測定装置
JP4725171B2 (ja) 回転位置決め装置
JP2003042152A (ja) 調芯機構付ボールねじ及び軸受ユニット
JP2017067512A (ja) 外径測定器およびそれを用いた研削装置
JP4392617B2 (ja) 免震構造物の水平変位計測装置
JP4992182B2 (ja) 回転機構付軸方向微動装置
JP6130641B2 (ja) 回転機構
JP2017075701A (ja) 回転機構
JP6019933B2 (ja) 直動テーブル装置
JP4535814B2 (ja) 静圧気体軸受スピンドルおよびその制御装置
JP6672129B2 (ja) 回転機構
JP2002311199A (ja) X線回折装置用ゴニオメータ
JP5886084B2 (ja) ステージ装置
JP2005221044A (ja) 角度調整装置
JP5273270B2 (ja) 回転機構付軸方向微動機構およびそれを用いた位置決め装置
JP2642415B2 (ja) 回転テーブル装置
JP2006334711A (ja) 位置決めテーブル装置
JP5965592B2 (ja) アライメントステージ装置
JP3308041B2 (ja) ステージ装置のストロークエンド検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees