JPH07151137A - 片持支持可能ローラ - Google Patents

片持支持可能ローラ

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JPH07151137A
JPH07151137A JP6198355A JP19835594A JPH07151137A JP H07151137 A JPH07151137 A JP H07151137A JP 6198355 A JP6198355 A JP 6198355A JP 19835594 A JP19835594 A JP 19835594A JP H07151137 A JPH07151137 A JP H07151137A
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JP
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roller
bearing block
cantilever
extension member
rotating
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Pending
Application number
JP6198355A
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English (en)
Inventor
Christian Schiel
クリステイアン、シール
Joachim Grabscheid
ヨアヒム、グラブシヤイト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JM Voith GmbH
Original Assignee
JM Voith GmbH
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F3/00Press section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F3/02Wet presses
    • D21F3/0209Wet presses with extended press nip
    • D21F3/0218Shoe presses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/007Means for maintaining the press table, the press platen or the press ram against tilting or deflection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B3/00Presses characterised by the use of rotary pressing members, e.g. rollers, rings, discs
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F7/00Other details of machines for making continuous webs of paper
    • D21F7/001Wire-changing arrangements
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C13/00Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor
    • F16C13/02Bearings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 抄紙機のプレスローラを片持支持するときに
機械のハウジングにかかる力をできるだけ小さくするこ
とを目的とする。 【構成】 ローラ(3)は非回転ローラ本体(4,
4′,4a)を有し,前記ローラ本体(4,4′,4
a)上に回転ローラシェル(3a)が当接している。各
ローラ端部においてローラ本体は同様に非回転のジャー
ナル(4,4′)により軸受ブロック(6,6′)内に
支持されている。駆動側ローラ端部において軸受ブロッ
ク(6′)に非回転でかつローラ本体とは独立の延長部
材(21)が固定され,前記延長部材(21)は引張棒
(22)により固定構造部分(たとえば架台15)に結
合可能でありかつローラ重量を補償する反力偶力をロー
ラ本体に導入するように働いている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はとくに抄紙機に使用され
る片持支持可能ローラに関するものである。このような
ローラは,たとえばローラ軸受により軸受ブロック内に
支持されている回転ローラ本体,または同様に軸受ブロ
ック内に支持されかつ回転ローラシェルが設けられてい
る非回転ローラ本体のいずれかを有している。ローラシ
ェルはたとえば金属ローラ管として形成されかつ非回転
ローラ本体上に油圧支持装置により支持されていてもよ
い。この場合たわみ調節ローラが使用される。他方で回
転ローラシェルはホース形状にすなわち比較的薄くかつ
たわみやすい材料で形成してもよく,この材料はプレス
シューの上を走行し,プレスシューは非回転ローラ本体
に対し半径方向に移動可能である。この場合隙間の長い
プレスローラが使用される。
【0002】
【従来の技術】回転ローラ本体を有する片持支持可能ロ
ーラは米国特許第1700301号から既知である。非
回転ローラ本体を有する片持支持可能ローラがドイツ実
用新案登録第9207995号から既知である。両方の
既知の装置において,駆動側ローラ端部にローラ重量を
補償する反力偶力をローラ本体に導入するための装置が
設けられている。これによりローラを「片持支持する」
ことができる。これは,とくに機械が静止中にローラの
案内側端部をそこに存在する架台,基礎などから取り外
すことができること,ローラ重量全体が駆動側ローラ端
部のみを介して架台,基礎などにより支持されることを
意味する。これにより,たとえばエンドレスの抄紙機長
網またはエンドレスフェルトをローラ軸に平行な方向に
機械内に挿入することが可能となる。この場合,ローラ
は運転中,長網リングないしはフェルトリングの内部を
貫通して伸長していることが前提となる。非回転ローラ
本体を有するローラを片持支持することにより,案内側
端部において支持本体を支持することなくローラシェル
を同様にローラの縦軸の方向に組立および/または分解
することが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は既知の構造を
さらに改良することを課題とする。とくに,片持支持す
る際に機械のハウジングにかかる力ができるだけ小さく
なるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】この課題は請求
項1に記載の特徴により解決される。本発明の最も簡単
な実施態様は非回転ローラ本体の場合に関するものであ
る。この場合,非回転でかつローラ本体とは独立の延長
部材を,たとえばフランジ結合または差込結合により直
接ローラ本体と結合することが可能である。非回転でか
つローラ本体とは独立の延長部材を駆動側の軸受ブロッ
クと結合する他の方法もまた存在する。これらのすべて
の場合に,延長部材の長さを,ハウジング内に導入され
る反力を比較的小さく保持することができるように選ぶ
ことが可能であり,これによりコストのかかるハウジン
グの補強を行わなくてもすむことになる。また,ローラ
本体自身をそれに応じて駆動側軸受ブロックを超えて延
長することが不要となる。このような延長を行わない場
合でもローラ本体の長さは既にかなりの寸法を有してい
るので,このような延長が行われるとさらに困難な問題
に当面することになろう。すなわち最新の抄紙機におい
ては,案内側軸受ブロックから駆動側軸受ブロックまで
の距離は10mの大きさを有することがある。
【0005】延長部材からローラ本体への反力偶力の導
入を容易にするために,ローラ本体の駆動側端部を,比
較的小さい量だけ軸受ブロックを超えてさらに突出させ
かつそこに係合点を設ければよく,この係合点において
延長部材は少なくとも1つの反力をローラ本体に導入す
ることができる。ローラ本体が回転可能でないときは,
延長部材は常に係合点と接触することが可能である。一
方ローラ本体が回転可能であるときは,正常運転の間に
常に駆動側ローラ端部と延長部材との間にある間隔が存
在するであろう。この間隔は,片持支持するために,た
とえばスペーサによりブリッジされることができる。片
持支持された状態において,延長部材は駆動側軸受ブロ
ックと共に,一種の差込管のようにローラ本体に係合す
る装置を形成し,これによりローラ本体を宙に浮いたか
たちに保持することができる。
【0006】本発明をさらに展開させた重要な考え方が
請求項5に記載されている。これによれば,駆動側軸受
ブロックを超えてさらに伸長する少なくとも1つの縦ば
りを有する架台が設けられている。この架台は両方の軸
受ブロックの範囲において案内側基礎および駆動側基礎
に固定されていることがわかる。このような架台が存在
することにより,前記延長部材は(たとえば垂直に伸長
する引張棒により)基礎の代わりに架台に結合すること
が可能である。したがって片持支持に対し基礎にとくに
大きな反力が導入されることはない。
【0007】本発明は単一のローラのみでなくたとえば
2つのローラを含むローラ対においても利用可能であ
る。この場合,たとえば片持支持可能なローラがエンド
レスフェルトリングを貫通して伸長しているときに,両
方のローラのうちの1つのみを本発明による片持支持可
能ローラとして形成してもよい。しかしながら,両方の
ローラを片持支持可能ローラとして形成してもよい。
【0008】
【実施例】他の従属項の対象物および本発明の2,3の
実施態様を以下に図面により詳細に説明する。図1乃至
3に示すローラプレスは上方に位置する片持支持可能ロ
ーラ3および下方に位置する非片持支持可能対向ローラ
1を有している。これらのローラの軸1A,3Aはプレ
ス平面E内に位置し;このプレス平面Eは図1とは異な
り垂直面に対し傾斜していてもよい。下方に位置する対
向ローラ1は回転ローラ本体1aを有し,それにジャー
ナル2,2′が固定され,前記ジャーナル2,2′はそ
れぞれ転がり軸受2aにより案内側軸受ブロック5およ
び駆動側軸受ブロック5′内に支持されている。軸受ブ
ロック5,5′は架台即ち固定構造部分15上に直立
し,前記架台15は両方の軸受ブロックの領域において
基礎19上に支持されている。
【0009】上部片持支持可能ローラ3はいわゆる長い
ニッププレスローラである。その回転ローラシェル3a
はホース形状のたわみ性を有するプレスシェルであり,
前記プレスシェルは回転可能な2つのシェル支持ディス
ク3bに固定されている。各シェル支持ディスクは非回
転ローラ本体4aの固定ジャーナル4,4′上に支持さ
れ,前記非回転ローラ本体4aはローラシェル3aの内
部を貫通して伸長している。ローラ本体4aは対向ロー
ラ1に対向して凹部4bを有しかつその中に油圧で作動
するピストン状のプレスシュー4cを有している。プレ
スシュー4cはその凹滑り面によりローラシェル3aを
対向ローラ1に圧着させ,これにより(走行方向に)伸
長するプレスニップを形成している。これにより脱水す
べき紙ウェブは少なくとも1つのエンドレスフェルトバ
ンドFと共に走行する。片持支持可能ローラ3は両端に
おいてそれぞれ非回転ジャーナル4,4′により同様に
軸受ブロック6,6′内に支持されている。2つの軸受
ブロック5および6,5′および6′のそれぞれの間に
直方体形状の案内部材9,9′が設けられている。ロー
ラプレスが無荷重の状態にあるとき(すなわち凹部4b
に圧力がかかっていないとき),ローラ3の軸受ブロッ
ク6,6′はこれらの案内部材9,9′上に支持されて
いる。しかしながら図面には荷重状態が示されており,
この状態においてプレスシュー4cは対向ローラ1に対
しプレス力を加えている。この結果得られる反力は,た
わみやすい引張棒7および8により上部軸受ブロック
6,6′から下部軸受ブロック5,5′に伝達される。
上部軸受ブロック6,6′はこの状態において距離pだ
け案内部材9,9′から持ち上げられている。
【0010】図1に示すように,プレス平面Eの両側に
それぞれたわみやすい引張棒7,8が設けられている。
これらの引張棒ならびにU形状スペーサ10,11が横
から軸受ブロック5,6の凹部内に挿入されている。下
部軸受ブロック5はアーム5cおよび5dを有し,この
中にT溝が設けられている。たわみやすい引張棒7,8
の各々はそれぞれの端部にハンマヘッド20を有しまた
とくに板ばねの形に形成され,前記板ばねの「板平面」
はプレス平面Eに対し直角に位置している。これにより
引張棒7,8は,ローラ3のローラ本体4,4a,4′
が(たとえば熱的条件による)長さ変化を受けたときお
よび/またはプレス力を受けてたわむときに変形可能で
ある。したがって上部軸受ブロック6,6′は剛固にす
なわち傾斜しないようにジャーナル4,4′と結合され
ていてもよく;従来の構造において必要とされるこれら
の両方の構造部分の間の軸方向の滑り面および球面状の
スリーブはなくすことができる。前記案内部材9,9′
のために,図1に示すように下部軸受ブロック5,5′
内にそれぞれ凹部が設けられ,前記凹部はプレス平面E
に平行な側面を有している。同様に上部軸受ブロック
6,6′内にも凹部が設けられ,前記凹部もまた同様に
プレス平面Eに平行な側面を有している。
【0011】上方に位置する長いニップを有するローラ
3のローラシェル3aを交換可能にするためにおよび/
または新しいエンドレスフェルトFを挿入するために,
ローラ3は片持支持可能に形成されている。このため
に,その駆動側の軸受ブロック6′の外側に(たとえば
ねじ18により)延長部材21が固定されている。この
延長部材21は実質的にローラ本体4a,4′の軸にほ
ぼ平行に伸長し,したがってローラ本体の延長部を形成
している。延長部材21はジャーナル4′の両側に存在
する2つの縦ブリッジ23を含み,前記縦ブリッジ23
はその外側端部において横ばり27により相互に結合さ
れている。ジャーナル4′それ自身は同様に軸受ブロッ
ク6′を超えて延長されているが,軸受ブロック6′の
幅(すなわち軸方向長さ)の約1.5ないし4倍だけ延
長されているにすぎない。ジャーナル4′の外側端部に
おいて上からこれに横ばり24が係合し,前記横ばりは
両方の縦ブリッジ23に結合されている。
【0012】架台15は1つまたはとくに2つの縦ばり
151と軸受ブロック5,5′の領域にあるそれぞれ1
つの横ばり152,153とを含み,前記横ばり15
2,153は通常のように基礎スライドレール上に固定
されている。縦ばり151は駆動側横ばり153を超え
て横ばり154の領域まで延長されている。縦ばり15
1はそこで横ばり154と接続されている。最後に1つ
または2つの垂直引張棒22が存在し,前記引張棒22
は両方の横ばり27および154を相互に結合してい
る。この結合は,ローラ3がローラ1の軸受ブロック
5,5′上に支持されているかぎり,または図2に示す
運転状態にあるかぎりそもそも緩い状態になっている。
【0013】上方に位置するローラ3を片持支持するた
めに,次のような方法がとられる:引張棒7,8が取り
外された後に架台部分15Aに取付けられた引張シリン
ダ16及び引張アイ12を介してローラ3が持ち上げら
れる(図3の矢印Z,図1参照)次に,延長部材21
と,対向ローラ1の軸受ブロック5′の外側付近で架台
15上に直立するように配置されている追加スタンド2
6との間にスペーサが挿入される。ここで引張シリンダ
16の力を抜いて結合を切り離すことができる。この結
果ローラ3はローラ1の上方で自由に浮上し,延長部材
21と引張荷重を受ける引張棒22と追加スタンド26
とのみにより保持される。必要な場合,ここで(スペー
サ9′を取り外した後)対向ローラ1を分解することが
できる。基本的に対向ローラ1を分解および再組立する
方法をとる必要がない場合,上部ローラ3を片持支持す
るために,図3とは異なり軸受ブロック5′および6′
の間に追加のスペーサまたはより大きなスペーサを挿入
してもよい。追加スタンド26はこの場合必要はない。
図3から,延長部材21は軸受ブロック6′と共に「差
込管」の機能原理により,ローラ3の案内側を支持する
ことなくローラ3を宙吊り状態に保持する位置にあるこ
とがわかる。
【0014】図1乃至3に示すローラプレスがエンドレ
スの下側フェルトを有する場合,下側フェルトを挿入す
るために既知のように次のような方法がとられる。即
ち、架台15が案内側軸受ブロック5の領域において取
外し可能スペーサ29上に支持され;縦ばり151が横
ばり152を超えて横ばり155まで延長され,前記横
ばり155に下側から油圧シリンダ30が係合するよう
になっている。まず下側フェルトが縦ばり151に沿っ
て横ばり152まで引き込まれ,次に圧力シリンダ30
により架台15が僅かに持ち上げられてスペーサ29を
取り外すことができ(図9);ここで下側フェルトは完
全にローラプレス内に引き込まれかつ架台15を再びス
ペーサ29上に降ろすことができる。
【0015】図4乃至6に示すように,この場合ニップ
の長いローラ3は下側に位置するローラである。このロ
ーラは図2および3に示したものと同様に原理的に片持
支持可能である。このために必要な要素は図4および5
において図2および3と同様な符号がつけられている。
ただ案内側の軸受ブロック6と架台15との間に取外し
可能なスペーサ31が追加されている。追加スタンド2
6(図2)は設けられていない。上方に位置するローラ
1もまた片持支持可能であるので,引張棒22′は架台
15内に固定されており;さらに引張棒22′はローラ
3の延長部材21の横ばり27の上側に横ばり27から
ある距離離してそれぞれフランジ22Aを有している。
ローラ3を片持支持するためにここでスペーサ32が差
し込まれ,この場合両方のローラ1および3の案内側端
部が持ち上げられかつスペーサ31が取り外される。そ
の後対向ローラ1が持ち上げられたままとされてスペー
サ9が取り除かれる。これにより図5に示すように,新
しいプレスシェル3aを装着することができる。
【0016】上方に位置する対向ローラ1を片持支持す
るために対向ローラ1は,延長部材21Bが引張棒2
2′の上部ストッパ22Bに接触するまで持ち上げられ
る。次に駆動側軸受ブロック5′および6′の間に存在
するスペーサ9′がより大きなスペーサ34に取り替え
られる。さらに他のスペーサ35が(運転中回転してい
る)駆動側のジャーナル2′と延長部材21Bの横ばり
24Bとの間に挿入される。
【0017】図7は図4および5に示した配置の他の実
施態様を示している。引張棒22Cは架台15内に固定
されさらに下方に位置するローラ3の延長部材21Cに
より(たとえば垂直方向に)正確に保持されている。球
面座軸受ブッシュ36は,ローラ3のローラ本体4aが
運転中にたわむことを考慮しており,この場合ジャーナ
ル4′は軸受ブロック6′および延長部材21Cと共に
僅かに傾くことができる。ここで引張棒22Cはその上
方領域においてさらに対向ローラ1の駆動側軸受ブロッ
ク5′の位置を固定するように働き,ここで延長部材2
1Dは少なくとも1つの引張棒22Cにより2つまたは
4つの位置において案内されている。
【0018】最後に図8および9は,対向ローラ1およ
び/またはニップの長いローラ3の本発明による片持支
持が,これらが運転中(図8)に上方に位置する架台部
分15Aに吊下げられているときにおいても可能である
ことを示し,この場合ローラ3は(図示されていない引
張棒7,8,7′,8′(図1および6)により)ロー
ラ1の軸受ブロック5および5′に吊下げられている。
対向ローラ1を片持支持するためにローラ3は架台15
上に降ろされ,この場合軸受ブロック6,6′はスペー
サ31,31′上に支持される。次に吊上装置を用いて
ローラ1の案内側端部を僅かに降ろしてスペーサ37を
取り外し;その後再び持ち上げてスペーサ35を挿入す
る。したがって,図5と同様にローラ3の片持支持を行
うことが可能である。
【0019】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、延長部
材の長さをハウジング内に導入される圧力を比較的小さ
く保持できるように選ぶことができ、これによりコスト
のかかるハウジングの補強を行わなくても済むという利
点がある。又、本発明によれば、ローラ本体を駆動側軸
受ブロックを超えて延長させる必要がないから、かかる
延長により生じる困難な問題を回避することができる。
更に、本発明によれば、片持支持において基礎部分に特
に大きな反力を導入させることがなく、ローラ本体を安
全に片持支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つのローラからなるプレスの案内側から見た
正面図である。
【図2】図1の線IIによる縮小縦断面図である。
【図3】上部ローラが片持支持された状態を示す図2に
対応の縦断面図である。
【図4】両方のローラが片持支持可能であるところの図
2に類似の縦断面図である。
【図5】両方のローラが片持支持可能であるところの図
3に類似の縦断面図である。
【図6】図4のローラプレスの駆動側から見た正面図で
ある。
【図7】図4の変更態様である。
【図8】図4に示した実施態様の他の可能な変更態様で
ある。
【図9】図5に示した実施態様の他の可能な変更態様で
ある。
【符号の説明】
1 対向ローラ 1a 回転ローラ本体 2,2′ 回転ジャーナル 3 片持支持可能ローラ 3a 回転ローラシェル 4,4′ 非回転ジャーナル 4a 非回転ローラ本体 5,5′;6,6′ 軸受ブロック 15,15A 固定構造部分(架台部分) 21,21B,21C,21D 延長部材 22,22′,22C 結合要素 23 縦ブリッジ 24,24B 横ばり 25 インサート(例えば調整ばね) 26 追加スタンド 151 縦ばり
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨアヒム、グラブシヤイト ドイツ連邦共和国、89547 ホイヒリンゲ ン、フルユゲルシユトラーセ 6

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラが,回転ローラ本体(1a),ま
    たは回転ローラシェル(3a)が設けられている非回転
    ローラ本体(4a)のいずれかを有しており;各ローラ
    端部において,ローラ本体(1a;4a)がとくに回転
    または非回転ジャーナル(2,2′;4,4′)により
    軸受ブロック(5,5′;6,6′)内に支持されてお
    り;両方のローラ端部の片側とくに駆動側ローラ端部
    に,ローラ重量を補償する反力偶力をローラ本体(1
    a,4a)に導入するための装置(21,22)が設け
    られている;とくに抄紙機用片持支持可能ローラにおい
    て:非回転でかつローラ本体とは独立の延長部材(2
    1)が,回転ローラ本体(1a)の場合には軸受ブロッ
    ク(5′)と結合され,一方非回転ローラ本体(4′,
    4a)の場合には非回転ローラ(4′,4a)と直接結
    合されるかまたは軸受ブロック(6′)と結合されてお
    り;延長部材(21)は,それが前記反力偶力を固定構
    造部分(15)からローラ本体(2′,1a;4′,4
    a)に伝達可能なように前記固定構造部分に結合可能で
    あること;を特徴とする片持支持可能ローラ。
  2. 【請求項2】 ローラ本体(4′,4a)が前記ローラ
    端部において軸受ブロック(6′)を超えて突出しかつ
    そこに反力用係合点を有していることを特徴とする請求
    項1に記載の片持支持可能ローラ。
  3. 【請求項3】 延長部材(21)を固定構造部分(1
    5)に結合するために結合要素(22)が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の片持支持
    可能ローラ。
  4. 【請求項4】 結合要素(22)が駆動側軸受ブロック
    (6′)から前記係合点よりもはるかに遠くに離れてい
    ることを特徴とする請求項3に記載の片持支持可能ロー
    ラ。
  5. 【請求項5】 軸受ブロック(6,6′)が架台(1
    5)上に支持され,前記架台(15)が機械を貫通して
    横方向に伸長する少なくとも1つの縦ばり(151)を
    有し;前記縦ばりが駆動側軸受ブロック(6′)を超え
    て延長して前記固定構造部分を形成し,前記固定構造部
    分に延長部材(21)を結合可能であること;を特徴と
    する請求項1乃至4のいずれかに記載の片持支持可能ロ
    ーラ。
  6. 【請求項6】 延長部材(21)が,ローラ本体
    (4′,4a)の両側で軸受ブロック(6′)に接続さ
    れた2つの縦ブリッジ(23)を有していることを特徴
    とする請求項1ないし5のいずれかに記載の片持支持可
    能ローラ。
  7. 【請求項7】 延長部材(21)が横ばり(24)を有
    し,前記横ばり(24)は前記係合点に存在しているこ
    とを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載の片
    持支持可能ローラ。
  8. 【請求項8】 横ばり(24)が両方の縦ブリッジ(2
    3)を相互に結合していることを特徴とする請求項7に
    記載の片持支持可能ローラ。
  9. 【請求項9】 延長部材(21)と軸受ブロック
    (6′)との間で横力を伝達する働きを有する少なくと
    も1つのインサートたとえば調整ばね(25)が配置さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに
    記載の片持支持可能ローラ。
  10. 【請求項10】 片持支持可能ローラが対向ローラ
    (1)と協働してローラプレスを形成し,前記対向ロー
    ラが,同様に回転ローラ本体(1a),または回転ロー
    ラシェルが設けられている非回転ローラ本体を有し,ま
    た前記ローラ本体が各ローラ端部において軸受ブロック
    (5,5′)内に支持されていることを特徴とする請求
    項1乃至9のいずれかに記載の片持支持可能ローラ。
  11. 【請求項11】 片持支持可能ローラが対向ローラ
    (1)の上方に垂直にまたは傾斜して配置され,かつ片
    持支持可能ローラの軸受ブロック(6,6′)が正常運
    転時においては対向ローラの軸受ブロック(5,5′)
    に結合されていることを特徴とする請求項10に記載の
    片持支持可能ローラ。
  12. 【請求項12】 対向ローラ(1)がその軸受ブロック
    (5,5′)と共に軸に平行な方向に組立および分解が
    可能であり;延長部材(21)が,対向ローラの駆動側
    軸受ブロック(5′)の付近でしかもこれとは独立に追
    加スタンド(26)上に支持され得るようになっている
    こと;を特徴とする請求項11の片持支持可能ローラ。
  13. 【請求項13】 追加スタンド(26)が開口を有し,
    前記開口内を貫通して対向ローラ(1)の駆動ジャーナ
    ル(2′)が伸長していることを特徴とする請求項12
    に記載の片持支持可能ローラ。
  14. 【請求項14】 追加スタンド(26)が架台(15)
    上に直立していることを特徴とする請求項5および12
    または13のいずれかに記載の片持支持可能ローラ。
  15. 【請求項15】 対向ローラ(1)もまた片持支持可能
    ローラとして形成されていることを特徴とする請求項1
    0に記載の片持支持可能ローラ。
  16. 【請求項16】 両方のローラ(1,3)に対し共通の
    結合要素(22′)が設けられていることを特徴とする
    請求項15に記載の片持支持可能ローラ。
  17. 【請求項17】 正常運転において,両方のローラが基
    礎または架台(15)上に支持されていることを特徴と
    する請求項15または16に記載の片持支持可能ロー
    ラ。
  18. 【請求項18】 正常運転において,上部ローラ(1)
    がその軸受ブロックにより上方に存在する架台部分(1
    5A),支持部材などに固定され,また下部ローラ
    (3)がその軸受ブロックにより上部ローラの軸受ブロ
    ックから吊下げられていることを特徴とする請求項15
    または16に記載の片持支持可能ローラ。
  19. 【請求項19】 結合要素(22C)が固定構造部分
    (15)内に剛固に張架されていることを特徴とする請
    求項3に記載の片持支持可能ローラ。
  20. 【請求項20】 結合要素(22C)が延長部材(21
    D)内を2つの位置において貫通し,前記2つの位置が
    垂直方向に相互に間隔を置いて配置されていることを特
    徴とする請求項19に記載の片持支持可能ローラ。
JP6198355A 1993-08-25 1994-08-23 片持支持可能ローラ Pending JPH07151137A (ja)

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