JPH0715077Y2 - 地絡検出開放機能を有する開閉装置 - Google Patents

地絡検出開放機能を有する開閉装置

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JPH0715077Y2
JPH0715077Y2 JP1987048587U JP4858787U JPH0715077Y2 JP H0715077 Y2 JPH0715077 Y2 JP H0715077Y2 JP 1987048587 U JP1987048587 U JP 1987048587U JP 4858787 U JP4858787 U JP 4858787U JP H0715077 Y2 JPH0715077 Y2 JP H0715077Y2
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JP
Japan
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ground fault
cable
switchgear
line switch
power supply
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JP1987048587U
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JPS63155239U (ja
Inventor
義正 赤塚
博 遠藤
奉昭 堀田
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Chubu Electric Power Co Inc
Energy Support Corp
Original Assignee
Chubu Electric Power Co Inc
Energy Support Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は地絡検出に基づいて分岐線開閉器を開放する制
御手段用電源用変圧器と電源引出部を着脱可能なケーブ
ルによって接続することによって電源用変圧器の取り付
けを容易にした地絡検出開放機能を有する開閉装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来の地絡検出開放機能を有する開閉装置として、2つ
の幹線開閉器(2つとは2回路を意味し、1回路は3個
の開閉器を有し、π連係を構成している)と、幹線開閉
器に直結型ストレスコーンを介して接続されている引込
み用幹線ケーブル及び引下げ用幹線ケーブルと、開閉器
の上部に位置してその開閉を行う機構部と、幹線開閉器
とモールド母線を介して接続される分岐線開閉器と、分
岐線開閉器に直結型ストレスコーンを介して接続された
分岐ケーブルと、地絡事故等を検出して、例えば、分岐
線開閉器を開放する制御手段とから構成されているもの
がある。
この地絡検出開放機能を有する開閉装置にあっては、2
つの幹線開閉器及び分岐線開閉器を投入あるいは開放す
ることによって負荷の分布に応じた電力の融通、あるい
は事故区間を切り離して復旧作業等を行うことができ
る。ここで、分岐線開閉器を開放する制御手段の電源は
分岐ケーブルのケーブルヘッド下部の近傍から取り出さ
れ、地絡事故を検出したとき分岐線開閉器を開放して事
故の波及を防ぐようにしている。尚、短絡事故について
は、変電所で遮断器を開放してから所定の時間経過した
後開放させる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の地絡検出開放機能を有する開閉装
置にあっては、分岐ケーブルのケーブルヘッドの下部近
傍から制御手段の電源を取るため、現地における、特
に、シールド層の処理が面倒であり、これが適切でない
と、トラッキング等を起こして絶縁破壊に発展する恐れ
があり、電源用変圧器との接続においても同じようなこ
とが懸念される。また、電源用変圧器との接続におい
て、接続作業用スペースを必要とするため、電源用変圧
器の取付位置に制限が生じるという不都合がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、電源取出部
におけるトラッキング等の問題をなくするとともに電源
用変圧器の取付位置の制限をなくしながら取り付けの容
易化を図る分岐線開閉器の負荷側に設けられ、分岐回路
で生じた地絡事故を検出する検出手段と、地絡事故を検
出したとき分岐線開閉器を開放する制御手段と、キャビ
ネットの冠水レベルより上方に配置され、制御手段に操
作電源を供給する電源用変圧器と、モールド母線と電源
用変圧器とを着脱可能に接続する電源ケーブルとを備
え、電源ケーブルは、モールド母線の電源引出部,及び
電源用変圧器に接続されるケーブルヘッドを両端に有
し、且つ、一端が2つの幹線開閉器,及び少なくとも1
つの分岐線開閉器の配置レベルより少なくとも上方にお
いてモールド母線に接続された地絡検出開放機能を有す
る開閉装置を提供するものである。
〔実施例〕
以下本考案による地絡検出開放機能を有する開閉装置の
一実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
第1図(イ)、(ロ)は本考案による地絡検出開放機能
を有する開閉装置の一実施例を示し、前面に開放する扉
を有する手動式のキャビネット型開閉装置を示す。第1
図(イ)は正面から見たもので、第1図(ロ)は側面か
ら見たものである。キャビネット1内には引込み用幹線
ケーブル2がストレスコーン10を介して幹線開閉器(図
示せず)に接続され、幹線開閉器はその上部に位置して
いる機構部11(操作ハンドル11aを有する)によってそ
の開閉を制御される。幹線開閉器はモールド母線(図示
せず)を介して第2の幹線開閉器(図示せず)と接続さ
れている。この第2の幹線開閉器の開閉の制御もその上
部に設けられている機構部12(操作ハンドル12aを有す
る)で行われる。即ち、操作ハンドル11a及び操作ハン
ドル12aを上下動させることにより機構部11及び12の操
作によって開閉蓋(図示せず)を上下動させる。幹線開
閉器にはストレスコーン13を介して引下げ用幹線ケーブ
ル6が接続されている。
一方、分岐ケーブル7はストレスコーン14を介して分岐
線開閉器(図示せず)に接続され、分岐線開閉器はその
上部い設けられた機構部15(操作ハンドル15aを有す
る)によって開閉される。更に、分岐線開閉器に隣接し
て自動的にその開放動作を行うためのSOG(Storage Ove
r−current Ground relay)制御装置21が設けられてい
る。SOG制御装置21は地絡電流検出のための変流器22
と、SOG制御装置21の電源をON・OFFする制御電源スイッ
チ23と、モールド母線から取り出した電源電圧を降圧す
るための変圧器24に接続されている。変圧器24に接続さ
れているケーブル40a,40bはモールド母線の3相中の2
線に接続されている。ここで、25a,25b,25cは引込み用
幹線ケーブル2、引下げ用幹線ケーブル6、分岐ケーブ
ル7を支持固定する支持部材であり、また、26は開放中
の電極に使用される開路蓋であり、27はSOG制御装置21
と変圧器24を接続するケーブルであり、28はSOG制御装
置21と開放用駆動部を接続するケーブルであり、29は変
流器22とSOG制御装置21を接続するケーブルである。
第2図は以上述べた開閉装置の単結線回路図であり、第
1図(イ)、(ロ)と共通する部分は共通する引用数字
で示したので重複する説明は省略するが、3,5は幹線開
閉器、9は分岐線開閉器、20はモールド母線である。
第3図(イ)は電源引出部を示し、モールド母線20に接
続された引出導体51と、引出導体51をモールドするエポ
キシ絶縁体52(嵌合部52aを有する)と、エポキシ絶縁
体52の基部に設けられたシールド層58aを有する。
第3図(ロ)はこの電源引出部を挿入して固定される電
源用ケーブル40を示し、モールド母線20から延びている
引出導体51に嵌合接続しているチューリップコンタクト
53(バネで圧縮されている)と、ケーブル導体54aに接
続されているプラグ54と、チューリップコンタクト53上
に設けられているホルダー55と、ホルダー55を固定する
ストッパー56と、内周に導電層57aを成型された絶縁補
強部57と、絶縁補強部57の外周を被うシールド層58(ケ
ーブルシールド層59と接続されている)と、シールド層
58の端部を補強する粘着性ポリエチレンテープ60を有す
る。また、61は検電カバー、62は検電カバークリップ、
61aは検電層である。ここでモールド母線20から延びて
いる引出導体51との接続を行うときは、絶縁補強部57の
先端にエポキシ絶縁体52を嵌合させると、引出導体51と
プラグ54がチューリップコンタクト53を介して接続さ
れ、シールド層58がシールド層58aと電気的にコンタク
トし、その外周より締付バンド63で締付ける。ケーブル
40の他端も同じ構造になっており、変圧器24との接続も
同じようにして行われる。この場合、変圧器24との接続
を予め工場で行っておくと、作業性が更に向上する。
以上の構成において、変流器22が地絡電流を検出する
と、SOG制御装置21が分岐開閉器9を開放して事故が他
回路に波及するのを防止する。
〔考案の効果〕
以上説明した通り、本考案による地絡検出開放機能を有
する開閉装置によれば、分岐線開閉器の負荷側に設けら
れ、分岐回路で生じた地絡事故を検出する検出手段と、
地絡事故を検出したとき分岐線開閉器を開放する制御手
段と、キャビネットの冠水レベルより上方に配置され、
制御手段に操作電源を供給する電源用変圧器と、モール
ド母線と電源用変圧器とを着脱可能に接続する電源ケー
ブルとを備え、電源ケーブルは、モールド母線の電源引
出部,及び電源用変圧器に接続されるケーブルヘッドを
両端に有し、且つ、一端が2つの幹線開閉器,及び少な
くとも1つの分岐線開閉器の配置レベルより少なくとも
上方においてモールド母線に接続されているため、電源
引出部におけるトラッキング等の心配がなく、高い信頼
性を有し、電源用変圧器の取付位置の制限をなくしなが
ら取付けの容易化を図ることができる。
特に、工場において予め変圧器にケーブルを接続してお
くと、現地においてケーブルの片端の接続作業を行うだ
けで良いので作業性が改善され、同時に、小型化を図る
ことができる。
また、変圧器の取付位置の制限が緩和されるため変圧器
および制御装置を冠水レベル以上の位置に設置すること
ができる。
更に、ケーブルの両端の着脱構造を同一にすると、作業
時の接続端部の選択が不要になるため、作業性が更に改
善される。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)、(ロ)は本考案による地絡検出開放機能
を有する開閉装置の構造を示す説明図であり、第2図は
第1図の単線結線図であり、第3図(イ)(ロ)は本考
案の一実施例を示す説明図である。 符号の説明 2……引込み用幹線ケーブル 3,5……幹線開閉器 6……引下げ用幹線ケーブル 7……分岐ケーブル 9……分岐線開閉器 20……モールド母線 21……SOG制御装置 22……変流器 40……ケーブル 51……引出導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 赤塚 義正 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番地 の1 中部電力株式会社総合技術研究所内 (72)考案者 遠藤 博 東京都品川区荏原5丁目2番1号 株式会 社三英社製作所内 (72)考案者 堀田 奉昭 愛知県犬山市字上小針1番地 株式会社高 松電気製作所内 (56)参考文献 実開 昭61−194924(JP,U) 実開 昭50−48132(JP,U) 実開 昭63−77237(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの幹線開閉器3,5と少なくとも1つの
    分岐線開閉器9がモールド母線20で接続され、これらを
    キャビネット1の内部に収容した開閉装置において、 前記分岐線開閉器9の負荷側に設けられ、分岐回路で生
    じた地絡事故を検出する検出手段22と、 前記地絡事故を検出したとき前記分岐線開閉器9を開放
    する制御手段21と、 前記キャビネット1の冠水レベルより上方に配置され、
    前記制御手段21に操作電源を供給する電源用変圧器24
    と、 前記モールド母線20と前記電源用変圧器24とを着脱可能
    に接続する電源ケーブル40とを備え、 前記電源ケーブル40は、前記モールド母線20の電源引出
    部,及び前記電源用変圧器24に接続されるケーブルヘッ
    ドを両端に有し、且つ、一端が2つの幹線開閉器3,5,及
    び少なくとも1つの分岐線開閉器9の配置レベルより少
    なくとも上方においてモールド母線20に接続されている
    ことを特徴とする地絡検出開放機能を有する開閉装置。
JP1987048587U 1987-03-31 1987-03-31 地絡検出開放機能を有する開閉装置 Expired - Lifetime JPH0715077Y2 (ja)

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JPS63155239U JPS63155239U (ja) 1988-10-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5048132U (ja) * 1973-08-31 1975-05-13
JPS61194924U (ja) * 1985-05-29 1986-12-04

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