JP2591206Y2 - 増設用開閉装置 - Google Patents

増設用開閉装置

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JP2591206Y2
JP2591206Y2 JP1991088521U JP8852191U JP2591206Y2 JP 2591206 Y2 JP2591206 Y2 JP 2591206Y2 JP 1991088521 U JP1991088521 U JP 1991088521U JP 8852191 U JP8852191 U JP 8852191U JP 2591206 Y2 JP2591206 Y2 JP 2591206Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、モールドジスコンを備
えた既設のキャビネット内に開閉装置を増設する際に用
いることができる増設用開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高圧配電線路から需要家側へ電力を供給
するため、線路中に開閉器が設置されている。図2はそ
の一例を示すもので、キャビネット1内には、モールド
母線2と地中用高圧ケーブル3とが配設されている。こ
の両者は、図3に示すようにモールドジスコン6を介し
て接続され、可動カバー8を往復動させて線路を閉じる
ことにより、電力側4から需要家側5への給電がおこな
われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、これら既設
のキャビネット1において、モールドジスコン6の容量
が不足になったり、または開閉器を自動化する等の原因
で、需要家側機器(SOG)9等と交換しなければなら
ないことがある。その場合、新たに設置する機器9の電
源側と負荷側のブッシングの距離が、通常はモールドジ
スコン6のそれよりも大きいため、主回路ケーブルであ
るモールド母線2や、地中用高圧ケーブル3を切り詰
め、再度、絶縁処理を施す必要がある。
【0004】つまり、モールドジスコン6は、図4〜6
に示すように、モールドジスコン本体7と抜き差し自在
な可動カバー8とから構成されており、可動カバー8の
固定ピッチP1に基づき、モールドジスコン本体7の上
端7aから、下端のブッシング7bの奥端までの寸法P
2が決められている。そのため、可動カバー8を取り外
して新たな機器9(図示せず)を、モールドジスコン本
体7に直に接続しようとしても、一般的には新たな機器
9の端子間ピッチは、可動カバー8の固定ピッチP1よ
りも大きくなることから、新たな機器9のためにモール
ドジスコン本体7側の寸法P2を変更する必要が生じ
る。
【0005】それには、モールドジスコン本体7を上下
に分離して、取り付けられる機器9の端子間ピッチに応
じた位置まで引き離すとともに、モールドジスコン本体
7に接続されるケーブルの切り詰めの作業を必要とす
る。しかもこの切り詰めの作業には特殊の技能を必要と
し、所要時間も長くなって工事のコストが高騰してしま
うという問題がある。本考案は上記問題点を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、簡単な
施工で短時間にモールドジスコンと接続できる増設用開
閉装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、電源側端子及び負荷側端子を備えた開閉
装置本体と、前記電源側端子及び負荷側端子に各一端が
接続され、各他端がキャビネット内に既設のモールドジ
スコン本体の電源側電極及び負荷側電極にそれぞれ接続
される電源側接続ケーブル及び負荷側接続ケーブルと、
を備え、前記電源側接続ケーブル及び負荷側接続ケーブ
ルは、前記開閉装置本体の電源側端子及び負荷側端子と
前記モールドジスコン本体の電源側電極及び負荷側電極
との配置関係に応じて予め成形された構造体であること
を特徴とする。
【0007】
【作用】本考案においては、開閉装置本体の電源側端子
及び負荷側端子に各一端が接続され、各他端が既設のモ
ールドジスコン本体の電源側電極及び負荷側電極にそれ
ぞれ接続される電源側接続ケーブル及び負荷側接続ケー
ブルを、前記開閉装置本体の電源側端子及び負荷側端子
と前記モールドジスコン本体の電源側電極及び負荷側電
極との配置関係に応じ予め構造体として成形しておくた
め、容量の増加や自動化等の必要に応じて開閉装置本体
を増設する場合でも、モールドジスコン本体の分離やケ
ーブルの切り詰め作業を行うことなく、上記電源側接続
ケーブル及び負荷側接続ケーブルを用いて簡単に増設・
接続作業を行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、図に沿って本考案の実施例を説明す
る。図1は本考案に係る増設用開閉装置の設置後のキャ
ビネット内を示す断面図である。図において、既設のキ
ャビネット1の内側上部には、電力側であるモールド母
線2が配設され、モールド母線2の下方に位置するキャ
ビネット1の床面には、需要家側である地中用高圧ケー
ブル3が立設されている。モールド母線2と地中用高圧
ケーブル3の間にはモールドジスコン本体7が接続され
ている。これらモールド母線2、モールドジスコン本体
7、地中用高圧ケーブル3は既設のものである。また、
モールドジスコン本体7に嵌着されていた可動カバー8
は取り外され、その代わりに電源側接続ケーブル11、
負荷側接続ケーブル12が接続されている。
【0009】また、キャビネット1の床面には、増設用
開閉装置であるところのSOG13が新たに設置されて
いる。このSOG13は、キャビネット1内に収納可能
な外形寸法からなり、キャビネット1内の空きスペース
に据え付けられる。SOG13の内部は、機構部16、
接触子部17、電源変圧器18等により構成されてい
る。さらにSOG13の上面には、電源側端子14およ
び負荷側端子15が設けられている。この電源側端子1
4とモールドジスコン本体7の電源側電極21との間に
電源側接続ケーブル11が嵌着・固定され、同様に負荷
側端子15とモールドジスコン本体7の負荷側電極22
との間に負荷側接続ケーブル12が嵌着・固定されるこ
とにより、モールド母線2と地中用高圧ケーブル3の間
がSOG13により開閉可能となる。
【0010】なお、増設用開閉装置としては、SOG1
3以外にも、各種の開閉器の設置が可能である。このよ
うに、実施例では、増設用のSOG13を、キャビネッ
ト1内に収めるとともに、既設のモールドジスコン本体
7との間を、予め各端子・電極間の空間配置に合わせて
成形しておいた接続ケーブル11,12で接続すること
により、モールド母線2および地中用高圧ケーブル3に
ついての切り詰め作業が不要になる。それにより、SO
G13を増設または交換する作業が、既設のキャビネッ
ト1内から可動カバー8を取り外し、SOG13を据え
付けて、後は接続ケーブル11,12を取付けるだけで
完了するため、所要時間が従来に比べて大幅に短縮され
る。
【0011】また、SOG13についても、接続ケーブ
ル11,12を介してモールドジスコン本体7と接続さ
れるため、その上方に設けられた端子14,15の取付
けピッチに制限を受けることがなくなる。それにより、
キャビネット1内に収納できる大きさであれば、各種開
閉器の設置が可能となり汎用性が増す。特に、本考案に
よれば、一度に多数の既設キュービクルを改造するよう
な改修工事であっても、開閉装置の交換が短時間ででき
るため全体の工事の進行を効率的に進めることができ
る。なお、図1では、1相の系統のみを図示している
が、他の相についても同様に構成されている。
【0012】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、開閉
装置本体を既設のキャビネット内に収納可能な外形寸法
にするとともに、接続ケーブルの先端を既設のモールド
ジスコンの端子位置に位置させることで、既設のキャビ
ネット内での開閉装置の増設または交換時におけるモー
ルド母線や地中用高圧ケーブル等の切り詰め作業が不要
になり作業性が改善される。また、そのため交換時間が
短縮され、工事費を低減することが可能になる。
【0013】また、この種の改修工事では、限られた期
間内に多数のキュービクルを改造しなければならない等
の施工条件の厳しい工事がよくあるが、その場合も本考
案を用いると短期間に効率よく工事を進めることが可能
になり、工期、労力等も従来工法に比べ少なくすること
ができる。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の設置状態を示す断面図であ
る。
【図2】本考案が適用されるキャビネットの一例を示す
分解斜視図である。
【図3】図2の要部を示す斜視図である。
【図4】本考案が適用されるモールドジスコンの一例を
示す正面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図4の一部を除去および破断して示した説明図
である。
【符号の説明】
1 既設のキャビネット 2 モールド母線 3 地中用高圧ケーブル 6 モールドジスコン 7 モールドジスコン本体 11 電源側接続ケーブル 12 負荷側接続ケーブル 13 開閉装置 14 電源側端子 15 負荷側端子 21 電源側電極 22 負荷側電極

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源側端子及び負荷側端子を備えた開閉
    装置本体と、 前記電源側端子及び負荷側端子に各一端が接続され、各
    他端がキャビネット内に既設のモールドジスコン本体の
    電源側電極及び負荷側電極にそれぞれ接続される電源側
    接続ケーブル及び負荷側接続ケーブルと、を備え、 前記電源側接続ケーブル及び負荷側接続ケーブルは、前
    記開閉装置本体の電源側端子及び負荷側端子と前記モー
    ルドジスコン本体の電源側電極及び負荷側電極との配置
    関係に応じて予め成形された構造体である ことを特徴と
    する増設用開閉装置。
JP1991088521U 1991-10-02 1991-10-02 増設用開閉装置 Expired - Fee Related JP2591206Y2 (ja)

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JPH0531070U JPH0531070U (ja) 1993-04-23
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