JPH07150426A - 撚糸を製造する方法並びに装置 - Google Patents

撚糸を製造する方法並びに装置

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JPH07150426A
JPH07150426A JP6223324A JP22332494A JPH07150426A JP H07150426 A JPH07150426 A JP H07150426A JP 6223324 A JP6223324 A JP 6223324A JP 22332494 A JP22332494 A JP 22332494A JP H07150426 A JPH07150426 A JP H07150426A
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JP
Japan
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yarn
balloon
spinning
spinning devices
fiber material
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JP6223324A
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English (en)
Inventor
Ulrich Ballhausen
バルハウゼン ウルリッヒ
Gustav Frenzen
フランツェン グスタフ
Rainer Lorenz
ロレンツ ライナー
Ulrich Lossa
ロサ ウルリッヒ
Guido Spix
シュピックス グイド
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Palitex Project Co GmbH
Original Assignee
Palitex Project Co GmbH
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/04Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques imparting twist by contact of fibres with a running surface
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H1/00Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H7/00Spinning or twisting arrangements
    • D01H7/02Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
    • D01H7/90Arrangements with two or more spinning or twisting devices of different types in combination

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は撚糸の製造方法及び装置に関し、紡
糸装置を一体に組み込むことを可能とすることを目的と
する。 【構成】 互いに隣接して配置された少なくとも二つの
紡糸装置R1, R2が設けられる。各紡糸装置R1, R2からの
各紡績糸F1, F2は中空スピンドル軸の入口開口において
組み合わせられて一本の糸を形成する。糸は二重撚糸作
用を受け、先ず前記中空スピンドル軸11内を第1糸供給
方向に走行し、次に出口開口から半径方向に導かれ、そ
して前記第1糸供給方向と反対向きの第2糸供給方向に
ガイドされて、少なくとも二つの前記紡糸装置R1, R2の
周囲を回転する糸バルーンを形成する。前記中空スピン
ドル軸11に沿って延在する軸上に、該中空スピンドル軸
11の入口開口から離れて中心エレメント37が配置されて
いる。糸は、該中心エレメント37を経て糸バルーンから
巻取り装置に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撚糸の製造方法及び装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】撚糸を製造する最も普通の方法は、先
ず、例えば回転紡糸装置、摩擦紡糸装置、環状紡糸装置
等の適宜な紡糸装置によって、解繊された繊維材料から
紡績糸を製造する。次の段階では、この紡績糸を例えば
二重撚糸機等の加撚装置で加撚して撚糸にする。撚糸を
製造するには、このように独立した個々の紡糸装置を設
けると共に、別に撚糸機を設けるのが普通である。装置
的な要求と作業的な手順に関して、この従来の構成は非
常に複雑なものであった。
【0003】本発明は、紡糸装置を実質的に二重撚糸法
によって作動する撚糸装置に一体的に組み込む新たなア
プローチに関し、連続作業によって、紡糸装置で作られ
た複数の紡績糸をその直後に組み合わせて一本の糸とな
し、次いで二重撚糸作用を行って撚糸にするものであ
る。二重撚糸法の重要な要素は、糸バルーンであり、こ
れは糸が加撚スピンドルの静止しているスプールポット
の周囲を回転して外被を形成するものであるが、従来は
これを貫通してバルーンによって形成された空間内に繊
維材料等の材料の流れを導入することはできないものと
考えられていた。
【0004】糸バルーンによって形成された空間内に材
料の流れを導入するこの問題を解決するための最初の試
みが、ドイツ特許第37 21 364 号に開示されている。こ
の公知の方法では、流れ媒体が、糸バルーンで区切られ
た空間内にバルーンによる何の妨害もなしに導入される
ように構成され、そのためにスピンドルロータはスポー
ク状に配置された多数のガイド翼を具え、糸ガイドチャ
ンネルがこれらのガイド翼の一つを貫通して延在してい
る。二重撚糸スピンドルの場合には、糸バルーンによっ
て形成された空間内に導入されるべき流れ媒体は、調整
された空気や糸に特別な効果を与える液滴を空気中に含
んだ二相媒体等である。この文献には、この方法によっ
て繊維材料を糸バルーンで形成された空間内に導入可能
なことも開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、解繊
された繊維材料が加撚スピンドルに導入され、出来上が
った撚糸が加撚スピンドルから取り出されるように構成
されている少なくとも2本の糸要素から1本の撚糸を製
造する方法を提供することにある。1972年に発行さ
れたドイツ特許公開公報1 785 366 号には、当時「エレ
メント紡糸」と称されていた紡糸方法が開示されてお
り、繊維材料は繊維帯状に配列され、回転して回転バル
ーンを形成する。バルーンの各回転に対して少なくとも
2回の撚が繊維帯に与えられ、出来上がった糸はスピン
ドルから取り出される。この公知の紡糸工程を行う装置
は、スピンドル上に設けられた紡糸チャンバを具えてい
る。繊維材料はスピンドル軸と同軸に配置された繊維入
口チューブを経てこの紡糸チャンバ内に導入され、スピ
ンドルロータを貫通して延在するチャンネルを通って半
径方向に案内される。紡糸チャンバ内には繊維材料のた
めのコレクタリングが設けられ、繊維材料はロービング
に変えられる。延伸された繊維帯は次にスピンドル軸内
に設けられたチャンネルを通って案内され、そこで最初
の撚が与えられる。繊維帯は半径方向に排出されて糸バ
ルーンに入り、紡糸チャンバの周囲を回転する。糸バル
ーンの中で第2の撚が繊維帯に与えられる。
【0006】この原理はドイツ公報4023397 号(199
2年)にも述べられており、繊維の紡糸方法とこの方法
を実行する装置とが開示されている。繊維材料は紡糸ロ
ータに導入され、取り出し開口から排出される糸は紡糸
ロータの周囲にこれと同軸に回転方向と反対向きに円弧
状に案内される。この公知の紡糸方法を実施するための
装置においては、紡糸ロータは二重撚糸用ロータに支持
され、後者自体は静止のハウジングに回転可能に支持さ
れている。紡糸ロータから取り出された糸は二重撚糸ス
ピンドル内に配置されて紡糸ロータの周囲に円弧状に延
在する取り出しチャンネルを通って、紡糸ロータと二重
撚糸用ロータとの共通軸まで導かれ、二重撚糸用ロータ
の駆動装置を貫通して上方に導かれる。この経路に沿っ
て、糸は第2の撚を与えられる。繊維材料は二重撚糸用
ロータ内に設けられた供給チャンネルによって紡糸ロー
タに供給され、このために、二重撚糸用ロータの軸に対
して、該供給チャンネルの入口開口は対称的であり、供
給チャンネルの出口開口は偏心している。
【0007】解繊された繊維材料を加撚スピンドルに供
給し、出来上がった撚糸を該スピンドルから取り出すよ
うに構成された、少なくとも2本の糸要素によって一本
の撚糸を製造する方法は従来技術では知られていない。
【0008】
【課題を解決するための手段】繊維材料から糸を製造す
る本発明の方法は、次のようなステップを含んでいるこ
とを特徴とする。互いに隣接して配置された少なくとも
二つの紡糸装置を設け、繊維材料を解繊し、解繊された
該繊維材料を前記紡糸装置に供給し、各紡糸装置によっ
てそれぞれ紡績糸を製造し、中空スピンドル軸の入口開
口においてこれらの紡績糸を組み合わせて1本の糸とな
し、該糸を前記中空スピンドル軸を通って第1糸供給方
向に通過させて前記中空スピンドル軸の出口開口まで到
達させ、次いで該糸を前記中空スピンドル軸の出口開口
から実質的に半径方向に導き、次に糸を前記第1糸供給
方向と反対向きの第2糸供給方向に導いて該糸が少なく
とも二つの前記紡糸装置の周囲を回転する糸バルーンを
形成するようになすことによって、糸を加撚し、前記中
空スピンドル軸に沿って延在する軸上に、該中空スピン
ドル軸の入口開口から離間するように心出しエレメント
を配置し、該中心エレメントを介して糸バルーンから糸
を巻取り装置に供給する。
【0009】少なくとも二つの紡糸装置が回転紡糸装置
であり、前記方法が更に該回転紡糸装置を同じ回転方向
に回転させるステップを含んでいることが望ましい。前
記方法が、回転紡糸装置を糸バルーンの回転方向と反対
向きに回転させるステップを含んでいることが望まし
い。本発明の別の実施例においては、前記方法が更に、
前記回転紡糸装置を糸バルーンの回転方向に回転させる
ステップを含んでいる。
【0010】本発明の更に別の実施例においては、少な
くとも二つの前記紡糸装置が回転紡糸装置であり、前記
方法が、更に該回転紡糸装置を互いに反対方向に回転さ
せるステップを含んでいる。解繊された繊維材料を供給
するステップが、解繊された該繊維材料を横方向及び/
又は半径方向に少なくとも二つの前記紡糸装置に供給す
るステップを含んでいることが望ましい。
【0011】前記方法は、更に少なくとも二つの前記紡
糸装置に対して糸バルーンを通して繊維材料を供給する
領域に、該糸バルーンと共に回転可能な糸ガイドを設
け、糸を該糸ガイドを経て導くステップを含んでいるこ
とが好ましい。本発明の好適実施例においては、前記方
法が、更に、糸バルーンと共に回転するバルーン制限器
によって糸バルーン内に糸を支持するステップを含んで
いる。
【0012】前記方法が、更に、中空スピンドル軸と共
に回転する糸ガイドチューブを通じて糸を糸バルーンの
領域内に走行させるステップを含んでいることが望まし
い。解繊された繊維材料を供給するステップが、供給方
向に勾配を有する負圧を適用するステップを含んでいる
ことが望ましい。解繊された繊維材料を供給するステッ
プが、中空スピンドル軸の領域に延在する中空シャフト
状の吸引チューブを設け、吸引チューブによって少なく
とも二つの前記紡糸装置内に真空を発生させるステップ
を含んでいることが望ましい。
【0013】本発明は、更に前記方法を実施するための
装置に関する。本発明によれば、該装置は主として次の
特徴を有する。スピンドルレール上に回転可能に支持さ
れた少なくとも一つの駆動可能なスピンドルロータ、入
口開口と出口開口とを具えた中空スピンドル軸、中空ス
ピンドル軸の出口開口から出てくる糸を半径方向に外向
きに導いて糸バルーンを形成させるために、実質的に半
径方向に外向きに延在するように前記出口開口に接続さ
れた糸ガイドチャンネル、中空スピンドル軸に沿って延
在する軸上に、中空スピンドル軸の入口開口から離間す
るように配置された中心エレメント、該中心エレメント
の下流側に位置する巻取り装置であって、糸は糸バルー
ンから前記中心エレメントを経て該巻取り装置に導かれ
るように構成されており、解繊された繊維材料を糸バル
ーンによって形成された領域内に供給する手段、糸バル
ーンによって形成された空間内に位置する少なくとも二
つの紡糸装置、少なくとも二つの前記紡糸装置のそれぞ
れは、解繊された繊維材料を受け入れるための受入れ開
口を具えた入口チューブを有している、前記供給手段
が、少なくとも二つの前記紡糸装置のそれぞれのための
供給口を具えた供給チューブを有し、該供給チューブ
が、前記供給口が前記入口チューブの受入れ開口に対面
して位置するように糸バルーンで区切られた空間の外側
に位置している、少なくとも二つの前記紡糸装置のそれ
ぞれが、少なくとも二つの前記紡糸装置によって生成さ
れた紡績糸が中心に導かれて前記中空スピンドル軸内に
入るように配置された紡績糸取り出しチューブを具えて
いる、前記糸ガイドチャンネルから出てくる糸を導くた
めの、スピンドルロータに固定された糸ガイド部材。
【0014】前記糸ガイド部材は、供給チューブの供給
口と入口チューブの受入れ開口との間に形成された間隙
内に延在する糸ガイドを具えていることが望ましい。本
発明の好適実施例においては、スピンドルロータは、第
1及び第2端部を有する中空シャフトを具え、該第1端
部は真空ラインに接続され、前記装置は更に、前記中空
シャフト上に支持されて回転しないように固定されてい
る実質的に閉じられたチャンバを具え、少なくとも二つ
の前記紡糸装置は共通の駆動機構を有し、前記チャンバ
は少なくとも二つの前記紡糸装置とその駆動機構を包含
し、該チャンバは壁部分を有し、それを貫通して前記入
口チューブが導かれ、更に該チャンバはチャンバ内に位
置する前記中空シャフトの第2端部に接続された真空チ
ャンネルを具え、該チャンネルは真空ラインを介して入
口チューブ内に解繊された繊維材料の供給方向の負圧勾
配が形成され、該解繊された繊維材料の供給が行われる
ように構成されている。
【0015】前記チャンバは取り外し可能な蓋を具えて
いることが好ましい。前記装置は、更に前記チャンバを
被包する静止した実質的に閉鎖されたハウジングを具え
ていることが好ましく、該ハウジングの頂部側には前記
中心エレメントが設けられ、これは前記中空スピンドル
軸に対して同心的に配置された開口の形をなし、前記ハ
ウジングは側壁を有し、前記供給チューブの供給口は該
側壁に配置されている。前記ハウジングは取り外し可能
なカバーを有することが望ましい。
【0016】本発明は次の特徴に基づいている。回転す
る糸バルーンを通して撚糸スピンドル内に導入される繊
維材料が、少なくとも2本の紡績糸からなる撚糸の製造
に直接使用される。繊維材料は、糸バルーンを妨害しな
いように導かれる。そして糸バルーンによって形成され
た空間内に複数の紡糸装置が配置され、それに対して繊
維材料が別々の気流に乗って供給され、該紡糸装置から
取り出された紡績糸は中空スピンドル軸を通って共に糸
バルーン内に導かれるのに充分な空間が設けられてい
る。従来の二重撚糸機に比べて、通常は所望の供給スプ
ールによって占められる空間が、本発明によれば紡糸装
置とその駆動機構によって使用可能である。
【0017】本発明のオープンエンド紡糸/撚糸方法の
紡糸/撚糸作用は次の通りである。解繊された繊維材料
は糸バルーンを通して糸バルーンと共に回転している糸
ガイド部材即ちバルーン制限器又は糸ガイドチューブの
好ましくは僅かに上方又は上部領域のスピンドルの内部
に導かれる。繊維流が糸バルーンを貫通する箇所では、
糸ガイドエレメントと共に回転している糸ガイドによっ
て糸がガイドされることが望ましい。紡糸ロータ等の各
紡糸装置には別々の繊維流が供給される。該紡糸ロータ
は、二重撚糸スピンドルのスピンドルロータの回転方向
と反対向きに電気モータによって駆動される。各紡糸ロ
ータから紡績糸が上向きに取り出され、スピンドルの中
心に導かれ、二重撚糸機の中空スピンドル軸内に導入さ
れる。2本の紡績糸が組み合わされる地点では、合糸が
形成される。このき箇所の下流に二重撚糸スピンドルの
第1加撚ゾーンが設けられている。糸は続いて通常の糸
ガイドチャンネルを経て半径方向に外向きに導かれ、ス
ピンドルロータと共に回転する糸ガイド部材(例えばバ
ルーン制限器)によって上方に向きを変えられ、中空ス
ピンドル軸の延長部を形成する軸上に設けられた中心エ
レメントを通過する前に、回転する糸ガイドを経て繊維
材料の入口領域内にガイド、即ち導入される。この中心
エレメントは、例えば糸ガイドアイの形をしている。
【0018】この糸ガイドアイの上方には、積極駆動さ
れる静止している取り出し装置が設けられ、その下流側
には従来型の糸巻取り装置が設置されている。この取り
出し装置と巻取り装置の間には、一定の糸貯留機能を有
する従来型の糸長補償装置が設けられている。紡糸装置
に対する解繊された繊維材料の供給/導入は、その外側
端部が真空源に接続されているスピンドル軸の領域内に
設けられた吸引チューブによって紡糸装置の領域に生じ
ている真空によって行われることが好ましい。前記吸引
チューブの内側端部は真空チャンネルに接続され、該チ
ャンネルは紡糸装置の繊維入口チャンネル内に繊維供給
の方向に作用する負圧勾配を生じさせて繊維材料の導入
を真空によって行わせるように構成されている。
【0019】紡糸ロータと二重撚糸スピンドルとを別々
に駆動することによって、紡糸回転と撚糸回転との間に
任意の所望の比率を設定することが可能となる。
【0020】
【実施例】本発明の目的と利点とは、添付の図面を参照
して以下の説明から更に明らかになろう。図1〜3を参
照して幾つかの実施例の助けを借りて本発明を詳細に説
明する。図1に概略的に示されているように、二つの隣
接して設けられた紡糸装置R1とR2が共通のモータM
によって駆動されている。これらの紡糸装置R1,R2
には、矢印f1とf2の方向に繊維材料供給チューブ
3,4を通じて解繊された繊維材料が供給されている。
この繊維材料は、紡糸ロータ1,2内に開口している前
記チューブの受入れ開口5,6に直接導かれる。通常の
オープンエンド紡糸法によって紡糸ロータ1,2内で形
成された紡績糸F1,F2は、上が開いている前記紡糸
ロータ1,2から上方に取り出されて点Pまで導かれ、
そこで組み合わされて一本の糸となる。点Pは二重撚糸
法による撚糸F3を形成するスタート地点であり、バル
ーン制限器7によって模式的に表された二重撚糸スピン
ドルを通じて紡績糸は通常のやり方でスピンドル軸に沿
って軸方向に案内され、半径方向に延在する糸ガイドチ
ャンネルから出た後に、糸バルーンを形成しながら中心
エレメントまで導かれる。該中心エレメントは中空スピ
ンドル軸の延長である軸上に位置する二つのローラa,
bで形成され、糸はそこから通常のやり方で糸巻取り装
置まで導かれる。紡糸ロータ1,2は、図1の矢印f3
とf4で示されているように同方向に回転し、二重撚糸
スピンドルのスピンドルロータは、これら両紡糸ロータ
の回転方向と反対向きの矢印f5の方向に回転してい
る。
【0021】繊維材料は回転している糸バルーンを貫通
して供給されなければならないので、加撚された糸即ち
糸F3は、外部供給チューブ3,4と紡糸ロータ内に開
口している繊維材料入口チューブ5,6との間の間隙内
に延在しているバルーン制限器7の上端に位置している
糸ガイド8を経て導かれる。ロータ紡糸装置R1,R2
の二つの紡糸ロータ1,2は、駆動ベルト9付きのモー
タMによって駆動される。
【0022】図2は、バルーン制限器7、中空スピンド
ル軸11の上部入口開口11a及び模式的に矢印f6,
f7,f8で表された糸通路によって基本的に表現され
た二重撚糸スピンドルを被包する外側ハウジング10を
示す。バルーン制限器7で区切られた空間内には、チャ
ンバ12が配置され、その中に図1に示されている二つ
のロータ紡糸装置の一方(R2)が位置している。繊維
材料入口チューブ6が紡糸ロータ2内に開口しており、
前記チャンバ12の蓋12.3には繊維材料受入れ開口
が設けられている。この受入れ開口に対面し、これと所
定の距離を隔てて、外側ハウジング10を貫通して導か
れた繊維材料供給チューブ4の供給口が設けられてい
る。供給チューブ4は繊維材料解繊装置14の一部であ
り、該解繊装置にはケンス20からスライバFBが導か
れる。図2には表されていないロータ紡糸装置R1も同
じ繊維材料解繊装置15を具えている。ケンス20と解
繊装置14,15は、解繊された繊維材料を供給する手
段を構成している。
【0023】紡糸ロータ1,2から上向きに取り出され
た2本の紡績糸は、中空スピンドル軸11の上部入口開
口11aの領域で組み合わされ、次いで中空スピンドル
軸を通って矢印f6の方向に下方に向かい、矢印f7の
方向に半径方向に外向きに取り出され、更にバルーン制
限器7の内面に沿って上方(矢印f8)に走行する。引
き続いて、紡績糸は外側ハウジング10の頂部に設けら
れた中空スピンドル軸と同軸に延在する糸出口開口を経
て搬送装置16,17まで導かれる。該搬送装置16,
17の下流で、出来上がった撚糸は、糸長補償のために
少なくとも一方がスプリングの力に抗して揺動可能な二
つのガイドプーリ18,19を介して、通常のトラバー
ス式糸巻取り装置Bに導かれる。
【0024】図3は、中空シャフト23が軸受ブロック
22によって回転自在に支持されているスピンドルレー
ル21によって模式的に表されている機台フレームを示
す。前記中空シャフト23の下端は、図示されていない
真空源に接続されている。スピンドルロータの一部を構
成するこの中空シャフト23は、半径方向に延在する糸
ガイドチャンネル27を有する半径方向を向いたスピン
ドルロータディスク26を支持している。この中空シャ
フト23はワーブ24とタンジェンシャル駆動ベルト2
5とを介して駆動される。このスピンドルロータディス
ク26の外周にはバルーン制限器7が接続され、糸F3
のための糸ガイド部材として機能している。バルーン制
限器7の上端には糸ガイド28が設けられている。糸ガ
イドチューブ29がガイドチャンネル27の内側端部に
開口して、中空スピンドル軸の一部を形成している。糸
ガイドチューブ29の下端11bは湾曲し、該中空シャ
フトと糸ガイドチューブ29との間に真空チャンネル3
0が残されるように中空シャフトト23内に挿入されて
いる。このように、スピンドルロータは、中空シャフト
23、スピンドルロータディスク26、バルーン制限器
7、糸ガイド28及び糸ガイドチューブ29の各エレメ
ントによって基本的に構成されている。
【0025】中空シャフト23の上端には、適宜な軸受
を介してチャンバ12が支持されている。該チャンバ1
2は、回転しないように固定された実質的に閉鎖された
チャンバである。該チャンバ12は円筒状をしているこ
とが好ましく、底部12.1,側壁12.2,取り外し
可能な蓋12.3を有する。このチャンバ12内には、
二つのロータ紡糸装置R1,R2が収容されている。そ
の紡糸ロータ1,2は、図3には示されていないモータ
Mによって駆動ベルト9を介して駆動される。繊維材料
入口チューブ5,6は蓋12.3を通じて延在し、紡糸
ロータ1,2内に開口している。紡績糸取り出しチュー
ブ31,32も前記蓋12.3を貫通して紡糸ロータの
軸の上方に同軸状に延在する。紡糸ロータ1,2によっ
て製造された紡績糸F1,F2は、これらの糸取り出し
チューブ31,32を経て取り出され、下向きに延在す
る中空スピンドル軸11の上部入口開口11aを通じて
導入される。該軸11は糸ガイドチューブ29の上端に
開口している。隙間シール33が前記軸11とチューブ
29の自由端同士の間に設置されている。
【0026】中空シャフト23の内側端部は、紡糸ロー
タ1,2の領域でチャンバ12の内部に開口している真
空チャンネル39,40と接続されている。中空シャフ
ト23の外側端部は、図示されていないやり方で真空源
に接続され、中空シャフト23と真空チャンネル39,
40を介してチャンバ12の内部に真空が生じるように
構成されている。真空は繊維材料入口チューブ5,6に
作用し、紡糸ロータ1,2への繊維の供給を行う。
【0027】図3に関して述べた紡糸/加撚装置は、外
側ハウジング34に被包されている。該ハウジングは、
例えばチャンバ12の蓋12.3に設けられた対抗磁石
Sと連携する固定磁石Mを有する取り外し可能なカバー
35を具え、これによってチャンバ12並びにロータ紡
糸装置R1,R2がスピンドル軸を中心に回転しないよ
うに非接触方式で固定される。前記カバー35によって
閉鎖されたハウジング34の上側には、糸出口開口37
の形状の中心エレメントが設けられ、中空スピンドルシ
ャフト11と同軸上に位置している。該中心エレメント
37の下流には、撚糸F3のための搬送装置16,17
(図2)が設けられている。モータMには、スリップリ
ング接点系41,42,43,44(図3に概略図示)
及びこれらに対応する電気接点を介してスピンドルロー
タディスク26を貫通して電力が供給される。必要な電
気エネルギを発生させ供給するために、ダイナモメータ
式エネルギ変換を用いることも可能である。
【0028】図3に示した本発明の紡糸/加撚装置の作
用は、図1,2に関して述べた説明から実質的に導かれ
るものであり、従ってこれ以上の説明は不要であろう。
図2,3においてはバルーン制限器7の形状で示されて
いる糸ガイド部材は、糸ガイドチャンネル27に接続さ
れて上部中心エレメント、即ち糸出口開口37まで延在
している糸ガイドチューブの形のものでもよく、従って
図3に示された糸ガイド28はこの糸ガイド部材の一部
を表している。しかし、この糸ガイドチューブは、糸ガ
イド28の位置で終わってもよく、従って該糸ガイドチ
ューブの上端は、さもなければ別に設けられる糸ガイド
28の機能を代行する。
【0029】勿論、本発明はこの明細書と図面に開示さ
れた内容に限定されるものではなく、特許請求の範囲に
含まれるすべての変形を包含する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は二重撚糸機の糸バルーンによって形成さ
れた空間内での本発明のオープンエンド紡糸/加撚方法
の作動手順の模式的図示を示す。
【図2】図2は上流側に繊維解繊装置、下流側に糸巻取
り装置を配置した二重撚糸機の一部破断斜視図である。
【図3】図3は紡糸ロータの形状の紡糸装置を一体的に
組み込んだ二重撚糸スピンドルの断面図である。
【符号の説明】
R1,R2…紡糸装置 M…モータ F1,F2…紡績糸 F3…撚糸 1,2…紡糸ロータ 3,4…繊維材料供給チューブ 5,6…受入れ開口 7…バルーン制限器 8…糸ガイド 10…外側ハウジング 11…中空スピンドルシャフト 12…チャンバ 14,15…繊維解繊装置 16,17…搬送装置(供給装置) 21…スピンドルレール 23…中空シャフト 26…スピンドルロータディスク 27…糸ガイドチャンネル 28…糸ガイド 29…糸ガイドチューブ 37…糸出口開口 39,40…真空チャンネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライナー ロレンツ ドイツ連邦共和国,41334 ネッテタル, シュマクスブルフ 35ベ (72)発明者 ウルリッヒ ロサ ドイツ連邦共和国,47803 クレフェルト, ビンネルツベーク 13 (72)発明者 グイド シュピックス ドイツ連邦共和国,41564 カースト,ツ ァイシクベーク 3

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維材料から糸を製造する方法であっ
    て、 互いに隣接して配置された少なくとも二つの紡糸装置を
    設け、 繊維材料を解繊し、解繊された該繊維材料を前記紡糸装
    置に供給し、 各紡糸装置によってそれぞれ紡績糸を製造し、 中空スピンドル軸の入口開口においてこれらの紡績糸を
    組み合わせて1本の糸となし、 該糸を前記中空スピンドル軸を通って第1糸供給方向に
    通過させて前記中空スピンドル軸の出口開口まで到達さ
    せ、次いで該糸を前記中空スピンドル軸の出口開口から
    実質的に半径方向に導き、次に糸を前記第1糸供給方向
    と反対向きの第2糸供給方向に導いて該糸が少なくとも
    二つの前記紡糸装置の周囲を回転する糸バルーンを形成
    するようになすことによって、糸を加撚し、 前記中空スピンドル軸に沿って延在する軸上に、該中空
    スピンドル軸の入口開口から離間するように中心エレメ
    ントを配置し、 該中心エレメントを介して糸バルーンから糸を巻取り装
    置に供給する各ステップを含む方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも二つの前記紡糸装置が回転紡
    糸装置であり、前記方法が更に該回転紡糸装置を同じ回
    転方向に回転させるステップを含んでいる請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 更に、回転紡糸装置を糸バルーンの回転
    方向と反対向きに回転させるステップを含んでいる請求
    項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 更に、前記回転紡糸装置を糸バルーンの
    回転方向に回転させるステップを含んでいる請求項2に
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも二つの前記紡糸装置が回転紡
    糸装置であり、前記方法が、更に該回転紡糸装置を互い
    に反対方向に回転させるステップを含んでいる請求項1
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 解繊された繊維材料を供給する前記ステ
    ップが、解繊された該繊維材料を横方向方向に少なくと
    も二つの前記紡糸装置に供給するステップを含んでいる
    請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 解繊された繊維材料を供給する前記ステ
    ップが、解繊された該繊維材料を半径向方向に少なくと
    も二つの前記紡糸装置に供給するステップを含んでいる
    請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 更に、少なくとも二つの前記紡糸装置に
    対して糸バルーンを通して繊維材料を供給する領域に、
    該糸バルーンと共に回転可能な糸ガイドを設け、 糸を該糸ガイドを経て導くステップを含んでいる請求項
    1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 更に、糸バルーンと共に回転するバルー
    ン制限器によって糸バルーン内に糸を支持するステップ
    を含んでいる請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 更に、中空スピンドル軸と共に回転す
    る糸ガイドチューブを通じて糸を糸バルーンの領域内に
    走行させるステップを含んでいる請求項1に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 解繊された繊維材料を供給する前記ス
    テップが、供給方向の負圧勾配を適用するステップを含
    んでいる請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 解繊された繊維材料を供給する前記ス
    テップが、中空スピンドル軸の領域に延在する中空シャ
    フト状の吸引チューブを設け、吸引チューブによって少
    なくとも二つの前記紡糸装置内に真空を発生させるステ
    ップを含んでいる請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 請求項1の方法を実施するための装置
    であって、 スピンドルレール上に回転可能に支持された少なくとも
    一つの駆動可能なスピンドルロータと、 入口開口と出口開口とを具えた中空スピンドル軸と、 中空スピンドル軸の出口開口から出てくる糸を半径方向
    に外向きに導いて糸バルーンを形成させるために、実質
    的に半径方向に外向きに延在するように前記出口開口に
    接続された糸ガイドチャンネルと、 中空スピンドル軸に沿って延在する軸上に、中空スピン
    ドル軸の入口開口から離間するように配置された中心エ
    レメントと、 該中心エレメントの下流側に位置する巻取り装置であっ
    て、糸が糸バルーンから前記中心エレメントを経て該巻
    取り装置に導かれるように構成されているものと、 解繊された繊維材料を糸バルーンによって形成された領
    域内に供給する手段と、 糸バルーンによって形成された空間内に位置する少なく
    とも二つの紡糸装置とを具え、 少なくとも二つの前記紡糸装置のそれぞれは、解繊され
    た繊維材料を受け入れるための受入れ開口を具えた入口
    チューブを有し、 前記供給手段は、少なくとも二つの前記紡糸装置のそれ
    ぞれのための供給口を具えた供給チューブを有し、該供
    給チューブは、前記供給口が前記入口チューブの受入れ
    開口に対面して位置するように糸バルーンで区切られた
    空間の外側に位置しており、 少なくとも二つの前記紡糸装置のそれぞれが、少なくと
    も二つの前記紡糸装置によって生成された紡績糸が中心
    に導かれて前記中空スピンドル軸内に入るように配置さ
    れた紡績糸取り出しチューブを具えており、 前記糸ガイドチャンネルから出てくる糸を導くための、
    スピンドルロータに固定された糸ガイド部材を具えてい
    る装置。
  14. 【請求項14】 前記糸ガイド部材が、供給チューブの
    供給口と入口チューブの受入れ開口との間に形成された
    間隙内に延在する糸ガイドを具えている請求項13に記
    載の装置。
  15. 【請求項15】 前記スピンドルロータは、第1及び第
    2端部を有する中空シャフトを具え、該第1端部は真空
    ラインに接続され、前記装置は更に、前記中空シャフト
    上に支持されて回転しないように固定されている実質的
    に閉じられたチャンバを具え、少なくとも二つの前記紡
    糸装置は共通の駆動機構を有し、前記チャンバは少なく
    とも二つの前記紡糸装置とその駆動機構を包含し、該チ
    ャンバは壁部分を有し、それを貫通して前記入口チュー
    ブが導かれ、更に該チャンバはチャンバ内に位置する前
    記中空シャフトの第2端部に接続された真空チャンネル
    を具え、該チャンネルは真空ラインを介して入口チュー
    ブ内に解繊された繊維材料の供給方向の負圧勾配が形成
    され、該解繊された繊維材料の供給が行われるように構
    成されている請求項13に記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記チャンバは取り外し可能な蓋を具
    えている請求項14に記載の装置。
  17. 【請求項17】 更に、前記チャンバを被包する静止し
    た実質的に閉鎖されたハウジングを具え、該ハウジング
    の頂部側には前記中心エレメントが設けられ、これは前
    記中空スピンドル軸に対して同心的に配置された開口の
    形をなし、前記ハウジングは側壁を有し、前記供給チュ
    ーブの供給口は該側壁に配置されている請求項15に記
    載の装置。
  18. 【請求項18】 前記ハウジングが取り外し可能なカバ
    ーを有する請求項16に記載の装置。
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