JPH0714977U - 食器セット - Google Patents

食器セット

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JPH0714977U
JPH0714977U JP5114193U JP5114193U JPH0714977U JP H0714977 U JPH0714977 U JP H0714977U JP 5114193 U JP5114193 U JP 5114193U JP 5114193 U JP5114193 U JP 5114193U JP H0714977 U JPH0714977 U JP H0714977U
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JP
Japan
Prior art keywords
tableware
tray
protrusion
insertion recess
serving tray
Prior art date
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Pending
Application number
JP5114193U
Other languages
English (en)
Inventor
秋夫 中島
Original Assignee
ミサワセラミックス株式会社
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Filing date
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Application filed by ミサワセラミックス株式会社 filed Critical ミサワセラミックス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 食器の転倒を防止するだけでなく、外観は通
常の食器類と同じであって高齢者などが差別感を感じる
ことなく一般の人々と食事を楽しむことのできる食器セ
ットを提供する。 【構成】 底部に差込み凹部12を設けた食器11と、
トレー表面に前記食器の差込み凹部と嵌合する突部17
を設けた配膳用トレー15とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は食器セットに関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、高齢者や幼児あるいは手の機能に障害を有する人は、物を掴む力が 弱く碗などの食器などを持つことが困難な場合がある。その場合、食器をテーブ ル上に置いて食事をすることになるが、力の加減や手指のコントロールが不充分 な上に、飯茶碗などにあってはその形状が不安定なものであるため、スプーンや フォークで食べ物をすくう際に食器を引っくり返したり、他の皿を取る際に別の 食器を倒してしまうこともある。
【0003】 そのため、介護人や家族に手間や迷惑をかけることもあり、楽しいはずの食事 時間が後始末などのために慌ただしいものとなるばかりか、かかる高齢者などの 自尊心が傷つけられることもある。
【0004】 このような人々の食事の際の問題を解決するための食器としては、食べ物をす くいやすい形状にしたものが知られているが、転倒を防止した食器セットの開発 についても切望されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、このような問題点に鑑み提案されたものであって、食器の転倒を 防止するだけでなく、外観は通常の食器類と同じであって前記した高齢者などが 差別感を感じることなく一般の人々と食事を楽しむことのできる食器セットを提 供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この考案は、底部に差込み凹部を設けた食器と、トレー表面に前記 食器の差込み凹部と嵌合する突部を設けた配膳用トレーとからなることを特徴と する食器セットに係る。
【0007】
【実施例】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の食器セットの一例を示す斜視図、図2はその要部を示す断面 図、図3はこの考案の他の例を示す断面図、図4は同じく他の例を示す断面図で ある。
【0008】 図1に示されるように、この考案の食器セット10は適宜数の食器11と配膳 用トレー15とから構成されている。 食器11は、メラミン樹脂など食器類に広く用いられているプラスチックより なり、飯茶碗や皿、小鉢など適宜の食器形状に形成される。前記食器11には、 色、模様などを適宜に設けることにより、和風、洋風、中華風などあらゆる食事 パターンに対応させることができる。 この食器11の底部には差込み凹部12が設けられている。図2から理解され るように、この実施例において、前記差込み凹部12は、食器底部側が狭くトレ ー15表面と接する側に向かって広がるテーパ形状に形成されている。
【0009】 配膳用トレー15は、プラスチックまたは金属よりなり、おおよそ一人の一回 分の食器11,11,11…が並べられる大きさに形成されている。符号16は 持ち手である。
【0010】 配膳用トレー15の表面には、複数の突部17,17,17…が設けられてい る。前記突部17は、前記食器11底部の差込み凹部12と嵌合させて配膳用ト レー15上に食器11を固定するためのもので、当該配膳用トレー15上の適宜 の位置に設けることができる。このようにして食器11をトレー15上に固定す るとにより、食器11が横方向の力に対して容易に転倒することがなく安定性に 優れている。
【0011】 この突部17は、前記差込み凹部12に対応して、トレー表面側が広く、突部 17先端側が細い略円錐台形状に形成されている。そのため、前記差込み凹部1 2を突部17に簡単に嵌合することができ、また外すのも容易である。 また、各種食器11の差込み凹部12と突部17とを同じ大きさにすることに より、前記配膳用トレー15上の並べ替えや食器11どうしの組み合わせも任意 に行うことができる。
【0012】 また、図2に示されるように、この実施例では前記突部17の側面に当該突部 17の立設方向に向けて切欠18が設けられている。この切欠18は、食器11 を配膳用トレー15に嵌合した際に、前記差込み凹部12内に空気を流通させる ためのもので、食器11内に盛った食品の熱によって差込み凹部12内の空気が 膨張して食器11が外れやすくなったり、逆に冷めて空気が収縮し外れにくくな るなどの問題を解決する。この切欠18は、前記突部17に少なくとも一か所設 けられている。
【0013】 この構造によれば、食器11の差込み凹部12を配膳用トレー15の突部17 に嵌合させて固定するので、簡単な構造で食器11の転倒を防止することができ る。また、この食器セット10はプラスチックよりなるため、軽くて配膳や洗浄 および収納が簡単容易に行え、割れる心配もない。また、外観は一般の食器と何 ら変わりないため、使用する人が差別感を感じることなく、他の人々と同じよう に食事を楽しむことができる。
【0014】 図3はこの考案の他の例を示したものである。この食器セット20は、食器2 1の差込み凹部22内において、その側面円周方向に環状溝23が設けられ、配 膳用トレー25の突部27には、前記環状溝23と対応する環状凸部28が設け られたものである。この構造によれば、食器21と配膳用トレー25とがさらに 確実に嵌合する。
【0015】 図4は、図3で示した例とは逆に、食器41の差込み凹部42に環状凸部43 を設け、配膳用トレー45の突部47に環状溝48を設けた例である。
【0016】 図5に示された食器セット50は、食器51の差込み用凹部52の側面に、外 部に貫通する空気抜き孔53が設けられたもので、前記したように、差込み用凹 部52内の空気を外部と流通させて食器の嵌め外しを容易にする。符号54は配 膳用トレー、55は突部である。
【0017】 さらに、図6は前記空気抜きの孔を配膳用トレー側に設けた例である。この例 では、配膳用トレー61の突部62に当該突部62を貫通する空気抜き孔63が 設けられている。
【0018】 また、図7は配膳用トレー71の一部を表側へ突出変形させて、突部72を形 成した例である。符号73は空気抜き孔である。
【0019】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案の食器セットによれば、簡単な構造で食 器の転倒を防止することができる。 また、外観は通常の食器類と同じなので、洗浄や収納などを通常の食器と同じ ように行うことができる。そのため、介護者や家族など世話をする人にとって極 めて便利であるだけでなく、かかる食器を使用する人の自尊心を傷つけることな く、楽しく食事を共にすることができる。 さらに、割れたり欠けたりすることが少ないので安全であり、病人や幼児など のための配膳用食器としても、幅広く有効に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の食器セットの一例を示す斜視図であ
る。
【図2】その要部を示す断面図である。
【図3】この考案の他の例を示す断面図である。
【図4】同じく他の例を示す断面図である。
【図5】さらに他の例を示す断面図である。
【図6】配膳用トレーの他の例を示す断面図である。
【図7】同じく他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 食器セット 11 食器 12 差込み凹部 15 配膳トレー 17 突部 18 切欠

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に差込み凹部を設けた食器と、トレ
    ー表面に前記食器の差込み凹部と嵌合する突部を設けた
    配膳用トレーとからなることを特徴とする食器セット。
JP5114193U 1993-08-25 1993-08-25 食器セット Pending JPH0714977U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5114193U JPH0714977U (ja) 1993-08-25 1993-08-25 食器セット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5114193U JPH0714977U (ja) 1993-08-25 1993-08-25 食器セット

Publications (1)

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JPH0714977U true JPH0714977U (ja) 1995-03-14

Family

ID=12878550

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JP5114193U Pending JPH0714977U (ja) 1993-08-25 1993-08-25 食器セット

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005000570A (ja) * 2003-06-16 2005-01-06 Sekizaka Shitsuki:Kk 嵌合ガイドを備えた容器,この容器を用いた容器セット及びフードコート等における容器搬送システム
JP2006102369A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Yagikuma:Kk 配膳用トレイ

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005000570A (ja) * 2003-06-16 2005-01-06 Sekizaka Shitsuki:Kk 嵌合ガイドを備えた容器,この容器を用いた容器セット及びフードコート等における容器搬送システム
JP4551632B2 (ja) * 2003-06-16 2010-09-29 株式会社関坂漆器 嵌合ガイドを備えた容器,この容器を用いた容器セット及びフードコート等における容器搬送システム
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