JP3221436U - 凹凸付皿 - Google Patents

凹凸付皿 Download PDF

Info

Publication number
JP3221436U
JP3221436U JP2019000769U JP2019000769U JP3221436U JP 3221436 U JP3221436 U JP 3221436U JP 2019000769 U JP2019000769 U JP 2019000769U JP 2019000769 U JP2019000769 U JP 2019000769U JP 3221436 U JP3221436 U JP 3221436U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food
spoon
dish
plate
spacer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019000769U
Other languages
English (en)
Inventor
孝 近藤
孝 近藤
Original Assignee
株式会社コンヨ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社コンヨ filed Critical 株式会社コンヨ
Priority to JP2019000769U priority Critical patent/JP3221436U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3221436U publication Critical patent/JP3221436U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Table Equipment (AREA)
  • Table Devices Or Equipment (AREA)

Abstract

【課題】高齢者などの手が不自由な人が食事をするときに、食物をスプーンですくうことが困難なことにより、食物を口に運ぶのに手間取ることを防止または抑制することができ、食物をスプーンですくうことができず、スプーンで押して滑らせ皿の外に食物を押し出すことでテーブルや衣服を汚してしまうことを防止または抑抑することができる凹凸付皿を提供する。【解決手段】凹凸付皿100は、半円状の突起10bを有しており、スペーサー10aの高さH1が、半円状の突起10bの高さH2よりも高く形成されていることにより、スプーンが側部20に当接することを防止または抑制することができる。凹凸付皿100は、半円状の突起10bにより皿の上のスプーンの滑りが抑制され食物をすくうことが容易になり、またスペーサー10aにスプーンが当接することにより食物を押し出すことが防止または抑制される。【選択図】図1

Description

本考案は、凹凸付皿に関する。
高齢者、幼児、障害者などの手が不自由な人が食事をするときに容易に使用できる皿が開示されている。
特開2006−271921
高齢者、幼児、障害者などの手が不自由な人が、スプーンなどで食事をするときに、例えば、食物をスプーンですくうことが難しく、食物を口に運ぶのに手間取ることがあり、皿の上の食物をスプーンでうまくすくうことができず食物をスプーンで押して滑らせて皿の外に食物を押し出すことにより、テーブル、衣服などを汚してしまうという問題があった。また、普通の大人が食物をスプーンですくう場合でも、皿の食物が少なくなると、スプーンの上に載らずにスプーンで押されて滑り、皿の底部から皿の緩斜面の外周部を通過して外にこぼれ落ち、テーブルなどを汚すこともあり、皿に盛った食べ物をスプーンですくうのは容易でないという問題があった。
本考案は、こうした点に鑑みてなされたものであり、特に、高齢者、幼児、障害者などの手が不自由な人が食事をするときに、食物をスプーンですくうことが困難なことにより、食物を口に運ぶのに手間取ることを防止または抑制することができ、また、皿の上の食物をスプーンでうまくすくうことができず、食物をスプーンで押して滑らせてしまい皿の外に食物を押し出してしまい、テーブルや衣服を汚してしまうことを防止または抑制することができる凹凸付皿を提供することである。また、普通の大人においても、皿上の食べ物をスプーンですくう場合に、皿上の食べ物が少なくなると、皿上の食べ物は、スプーンの上に載らずに、スプーンで押されて滑り、皿の底部上から皿の緩斜面の外周部上を通過して、皿の外にこぼれ落ちテーブルを汚してしまうことがあり、このようなことを防止または抑制することができる凹凸付皿を提供することである。
上記課題を解決するために、本考案に係る凹凸付皿は、底部と側部を有し、前記底部と前記側部の境界線を介して一体的に形成されている凹凸付皿であって、前記底部の上面には、前記境界線の一部または全部から予め定められた長さの領域に、予め定められた高さを有するスペーサーが設けられており、前記スペーサーの内側の前記底部の上面に、予め定められた高さの凹凸が形成されており、前記スペーサーの予め定められた高さが、前記凹凸の予め定められた高さより、大きくなるように形成されていることを特徴とする。
本考案に係る凹凸付皿の態様について、前記凹凸は、複数の半円状の突起であり、前記スペーサーの予め定められた高さが、前記複数の半円状の突起のそれぞれの高さより、大きくなるように形成されていることが好ましい。
本考案に係る凹凸付皿の態様について、前記底部は、長方形状、矩形状、楕円状または円状となるように形成されていることが好ましく、また、合成樹脂、陶器、磁器、漆器、ガラス製、金属製、木製で形成されていることが好ましい。
本考案によれば、高齢者、幼児、障害者などの手が不自由な人が、フォークやスプーンで食事をするときに、食物をスプーンですくうことが難しく、食物を口に運ぶのに手間取ること、及び皿とスプーンで食事をするときに、皿の上の食物をスプーンでうまくすくうことができず食物をスプーンで押して滑らせてしまい皿の外に食物を押し出してしまい、テーブルや衣服を汚してしまうことを防止または抑制することができる凹凸付皿を提供することができる。また、本考案の凹凸付皿は、裏側に凹凸が付いているスプーンと共に使用することで、例えば、堅い食物を凹凸付皿の凹凸とスプーンの凹凸を用いて簡易に砕き軟らかくすることができる。本考案は、高齢者のみならず子供や成人においても、食事をスムーズに行うことができるという優れた効果を有している。
実施形態の凹凸付皿の一例を示す模式図である。 凹凸付皿の他の実施形態を説明する参考図である。
以下、本考案の凹凸付皿の実施形態を、図1及び図2を用いて説明する。図1(a)は、凹凸付皿100を上面から見た模式図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A断面図であり、高さH1及び高さH2の部分の拡大を示している。図2(a)は、凹凸付皿100の一例としての正方形状の一例を示している参考図であり、図2(b)は、凹凸付皿100の一例としての円形状の一例を示している参考図であり、図2(c)は、凹凸付皿100の一例としての楕円形状の一例を示している参考図である。なお、実施形態の凹凸付皿100は、合成樹脂、陶器、磁器、漆器、ガラス製、金属製、木製などで形成されているが、これらに限定されず適宜最適な部材を選択すればよい。
凹凸付皿100は、底部10と側部20を有し、底部10と側部20との間、つまり接線である境界線30を介して一体的に形成されている。底部10の上面には、境界線30の一部または全部から予め定められた長さLの領域に、予め定められた高さH1を有するスペーサー10aが設けられている。
凹凸付皿100は、例えば角皿であり、底部10が長方形となっており、対向する短辺の境界線30からスペーサー10aが設けられている。この例においてスペーサー10aの長さLは、略10mmであり、高さH1は、略0.5mmであるが、これらは一例であり限定されず適宜最適な長さ及び高さにすればよい。なお、凹凸付皿100の底部10の形状は、長方形状に限定されず、矩形状、楕円状、円状など適宜最適な形状であってもよく、また、スペーサー10aについても適宜最適な形状及び領域に設ければよい。
スペーサー10aの内側部分の底部10の上面に、予め定められた高さH2の凹凸が設けられており、この例においてこの凹凸は、半円状の突起10bである。この半円状の突起10bの高さH2は、略0.25mmであるが、これは一例であり適宜最適な高さにすればよい。なお、この例において凹凸は、半円状の突起10bであるがこれに限定されず適宜最適な形状にすればよい。
上記のスペーサー10aの予め定められた高さH1と、凹凸の予め定められた高さである半円状の突起10bの予め定められた高さH2において、本考案の特徴として、スペーサー10a高さH1が、半円状の突起10bの高さH2より、大きくなるように形成されている。
凹凸付皿100は、半円状の突起10bを有していることにより、例えば、堅い食物を凹凸付皿の凹凸とスプーン簡易に砕き軟らかくすることができる。また、裏側に凹凸が付いているスプーンと共に使用することで、堅い食物を凹凸付皿の凹凸とスプーンの凹凸を用いることにより、より効果的に硬い食物を簡易に砕き軟らかくすることができる。
また、上記のとおり高さH1が高さH2よりも高く形成されていることにより、例えば、スプーンで底部10に盛られている食物をすくい食する場合に、スプーンが、半円状の突起10bの高さH2より高くなるように形成されている高さH1のスペーサー10aに当接することにより、スプーンが側部20に当接することを防止または抑制することができ、食物が皿の外にこぼれ落ちテーブルを汚してしまうことを防止または抑制することができる。
このような特徴を有する構成により凹凸付皿100は、上記のとおり、皿の上の食物をスプーンでうまくすくうことができず食物をスプーンで押して滑らせ、皿の外に食物を押し出しテーブルや衣服を汚してしまうことを防止または抑制することができる。すなわち、凹凸付皿100は、凹凸の一例である半円状の突起10bがあることにより、皿の上のスプーンの滑りが抑制され、そしてスペーサー10aにスプーンが当接することにより食物が押し出されることが防止または抑制される。このような本考案の凹凸付皿100は、高齢者など、例えば手の不自由な方にとって、安心して食事をすることができる優れたものである。
以上、本考案の有する特徴及び優れた点を上記実施形態に記載したが、本考案は、本願の実用新案登録請求の範囲で使用されている言葉を広く一般的な意味に拡張して実施することができる。
また、本考案の凹凸付皿は、大きさや形状、素材の種類、厚さ、重さなどについては多様な実施形態が可能であり、それらについて本実施形態と異なる形態による実施は、本考案の技術的範囲に含まれる。
100 凹凸付皿
10 底部
10a スペーサー
10b 半円状の突起
20 側部
30 境界線
L 境界線からの長さ
H1 スペーサーの高さ
H2 半円状の突起の高さ

Claims (4)

  1. 底部と側部を有し、前記底部と前記側部の境界線を介して一体的に形成されている凹凸付皿であって、
    前記底部の上面には、前記境界線の一部または全部から予め定められた長さの領域に、予め定められた高さを有するスペーサーが設けられており、
    前記スペーサーの内側の前記底部の上面に、予め定められた高さの凹凸が形成されており、
    前記スペーサーの予め定められた高さが、前記凹凸の予め定められた高さより、大きくなるように形成されていることを特徴とする凹凸付皿。
  2. 前記凹凸は、複数の半円状の突起であり、
    前記スペーサーの予め定められた高さが、前記複数の半円状の突起のそれぞれの高さより、大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の凹凸付皿。
  3. 前記底部は、長方形状、矩形状、楕円状または円状となるように形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の凹凸付皿。
  4. 合成樹脂、陶器、磁器、漆器、ガラス製、金属製、木製で形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の凹凸付皿。
JP2019000769U 2019-03-05 2019-03-05 凹凸付皿 Active JP3221436U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019000769U JP3221436U (ja) 2019-03-05 2019-03-05 凹凸付皿

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019000769U JP3221436U (ja) 2019-03-05 2019-03-05 凹凸付皿

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3221436U true JP3221436U (ja) 2019-05-30

Family

ID=66655527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019000769U Active JP3221436U (ja) 2019-03-05 2019-03-05 凹凸付皿

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3221436U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20150090726A1 (en) Assisted eating aid
JP3221436U (ja) 凹凸付皿
JP3226254U (ja) 木製食器
JP5408594B1 (ja) 表裏に梃子支点を有する両面衛生洋食具
JP3178009U (ja) 匙部の周辺に曲面のカール縁を設けた縁カールスプーン
JPS63230108A (ja) 食器皿
JP3247291U (ja) 要介護者向け食器
KR20100099966A (ko) 접시
JP2022173012A (ja) 把手付き食器
JP3094030U (ja) 食べ物皿の補助具
JPH0714977U (ja) 食器セット
KR102212761B1 (ko) 위생 숟가락
JP3226324U (ja) 蓋つき丼
JP2014117494A (ja) 汁物をすくい取る食器具
JP4348598B2 (ja) 食器セット
JP3068594U (ja) 陶磁器製食器
JP7551062B2 (ja) 木製食器
JP3061219U (ja) 食 器
KR200446150Y1 (ko) 개량 위생 수저받침대
KR20180000188U (ko) 숟가락
KR200181207Y1 (ko) 위생수저
KR200334779Y1 (ko) 수저 받침접시
KR20230159187A (ko) 식기용품 손잡이의 구조
JP2023087613A (ja) 窪み付き便座
KR200220846Y1 (ko) 음식물 뜨는부분이 식탁에 닿지 않는 식탁용구

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3221436

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250