JPH0714745B2 - Pcタンク施工方法およびパネル材 - Google Patents
Pcタンク施工方法およびパネル材Info
- Publication number
- JPH0714745B2 JPH0714745B2 JP2116287A JP11628790A JPH0714745B2 JP H0714745 B2 JPH0714745 B2 JP H0714745B2 JP 2116287 A JP2116287 A JP 2116287A JP 11628790 A JP11628790 A JP 11628790A JP H0714745 B2 JPH0714745 B2 JP H0714745B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- precast panel
- panel material
- concrete
- precast
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims description 73
- 238000010276 construction Methods 0.000 title claims description 10
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 32
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 17
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 17
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 239000011505 plaster Substances 0.000 claims description 8
- 239000011513 prestressed concrete Substances 0.000 claims description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 14
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 9
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 4
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 3
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 3
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000007688 edging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007429 general method Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000011065 in-situ storage Methods 0.000 description 1
- 238000003908 quality control method Methods 0.000 description 1
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 239000008399 tap water Substances 0.000 description 1
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は,上水等を貯留する大容量の容器として使用さ
れるプレストレストコンクリートタンク(以下PCタンク
という)に関するものである。
れるプレストレストコンクリートタンク(以下PCタンク
という)に関するものである。
〈従来の技術〉 従来,タンクは鋼製や鉄筋コンクリート製のタンクが採
用されていたが,年々タンクの需要の増加や大型化によ
り,耐久性や経済性等に優れたPCタンクが多く採用され
ている。
用されていたが,年々タンクの需要の増加や大型化によ
り,耐久性や経済性等に優れたPCタンクが多く採用され
ている。
一般的なPCタンクの築造方法は,底版コンクリートを打
設して,底版上に型枠を組み立て,現場にてコンクリー
トを打設して側壁を構築し,その側壁の円周方向にPC鋼
材を配置してプレストレスを導入する方法が多く用いら
れている。
設して,底版上に型枠を組み立て,現場にてコンクリー
トを打設して側壁を構築し,その側壁の円周方向にPC鋼
材を配置してプレストレスを導入する方法が多く用いら
れている。
また,最近,特開昭64-83729号のように側壁部をプレキ
ャストパネル化して製作し,現場にてプレキャストパネ
ルを組み立てて側壁を形成する方法が採用されている。
ャストパネル化して製作し,現場にてプレキャストパネ
ルを組み立てて側壁を形成する方法が採用されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 従来技術である現場打ちコンクリート方法は,側壁コン
クリートの打設に際して多くの型枠材や型枠支保工材を
必要とし,その型枠等の組み立てや施工条件の悪い所で
の鉄筋,PC鋼材の配置に相当の施工期間を要し,工期の
遅延を招来している。また,打設されるコンクリートも
内外の型枠内への落とし込みによる方法となり,コンク
リートの分離等が発生し品質の管理が困難となる。
クリートの打設に際して多くの型枠材や型枠支保工材を
必要とし,その型枠等の組み立てや施工条件の悪い所で
の鉄筋,PC鋼材の配置に相当の施工期間を要し,工期の
遅延を招来している。また,打設されるコンクリートも
内外の型枠内への落とし込みによる方法となり,コンク
リートの分離等が発生し品質の管理が困難となる。
このため前記問題点を解決するために,特開昭64-83729
号のような発明が開発された。この工法は側壁部を複数
の版状の長尺部材として製作し,型枠材や型枠支保工材
の減少や施工期間の短縮を可能とした。各プレキャスト
パネル間の継手目地部の構造は,内面側にシーリング材
で閉塞し,切欠部に膨張モルタルを打設してモルタルの
膨張作用によりプレキャストパネル材との水密性を期待
する構造である。通常時は側壁の円周方向に圧縮力だけ
が作用し,各プレキャストパネル間の継手目地部も圧縮
力が作用して水密性を保持しているが,継手目地部は,
各パネル間を連結する円周方向の継手鉄筋が配置されて
なく,また,継手面が凹凸形状となっており,プレキャ
ストパネル本体に対して剪断力に弱い構造となってい。
このため地震時等により発生する剪断力により,継手目
地部にズレが生じ,水密性を損い,内容物である水等の
漏水を招来し,地震の頻繁に発生する地域においては重
要な問題となる。
号のような発明が開発された。この工法は側壁部を複数
の版状の長尺部材として製作し,型枠材や型枠支保工材
の減少や施工期間の短縮を可能とした。各プレキャスト
パネル間の継手目地部の構造は,内面側にシーリング材
で閉塞し,切欠部に膨張モルタルを打設してモルタルの
膨張作用によりプレキャストパネル材との水密性を期待
する構造である。通常時は側壁の円周方向に圧縮力だけ
が作用し,各プレキャストパネル間の継手目地部も圧縮
力が作用して水密性を保持しているが,継手目地部は,
各パネル間を連結する円周方向の継手鉄筋が配置されて
なく,また,継手面が凹凸形状となっており,プレキャ
ストパネル本体に対して剪断力に弱い構造となってい。
このため地震時等により発生する剪断力により,継手目
地部にズレが生じ,水密性を損い,内容物である水等の
漏水を招来し,地震の頻繁に発生する地域においては重
要な問題となる。
〈問題点を解決するための手段〉 前述のプレキャストパネルPCタンクの問題点を解決する
ために本発明の概要を説明すると,本発明のPCタンクは
底版,側壁とで構成される円筒状のプレストレストコン
クリートタンクであり,側壁は外面および内面が所定の
曲率を有するスタイダードパネル材,ピラスター付パネ
ル材と間詰コンクリートから成り,底版上に所定の間隔
をおいてピラスター付プレキャストパネル材を直立して
配置し,ピラスター付プレキャストパネル材の間に複数
のスタンダードプレキャストパネル材を各パネル間に梯
形の隙間を形勢するように直立して配列する。各プレキ
ャストパネル材および間詰部の円周方向にはPC鋼材を配
置し,各プレキャストパネル材間に形成した隙間に間詰
めコンクリートを打設して円筒を形成し,その後,前期
PC鋼材を緊張してプレキャストパネル材および間詰めコ
ンクリートにプレストレスを導入することを特徴とす
る。
ために本発明の概要を説明すると,本発明のPCタンクは
底版,側壁とで構成される円筒状のプレストレストコン
クリートタンクであり,側壁は外面および内面が所定の
曲率を有するスタイダードパネル材,ピラスター付パネ
ル材と間詰コンクリートから成り,底版上に所定の間隔
をおいてピラスター付プレキャストパネル材を直立して
配置し,ピラスター付プレキャストパネル材の間に複数
のスタンダードプレキャストパネル材を各パネル間に梯
形の隙間を形勢するように直立して配列する。各プレキ
ャストパネル材および間詰部の円周方向にはPC鋼材を配
置し,各プレキャストパネル材間に形成した隙間に間詰
めコンクリートを打設して円筒を形成し,その後,前期
PC鋼材を緊張してプレキャストパネル材および間詰めコ
ンクリートにプレストレスを導入することを特徴とす
る。
スタンダードプレキャストパネル材およびピラスター付
プレキャストパネル材は,各パネル間の間詰部に梯形の
隙間を形成するように外側および内側のパネル幅を等し
くし,また,両側面部に定着長を持つ複数の継手鉄筋を
有していることを特徴とする。
プレキャストパネル材は,各パネル間の間詰部に梯形の
隙間を形成するように外側および内側のパネル幅を等し
くし,また,両側面部に定着長を持つ複数の継手鉄筋を
有していることを特徴とする。
〈作用〉 底版上に,円筒状に配列されたピラスター付プレキャス
トパネル材およびスタンダードプレキャストパネル材
は,各間詰部分で隣接する複数の継手鉄筋を必要な定着
長だけ重ね合わせて緊結し,そしてプレキャストパネル
材本体と同様の鉛直方向鉄筋のピツチで,間詰部分にも
鉛直方向鉄筋を配筋し,梯形の間詰部分にコンクリート
を打設して円筒を形成する。その後,側壁の円周方向に
配置したPC鋼材を順次緊張して側壁にプレストレスを与
えることにより,側壁は円周方向に圧縮力を受けて半径
方向に僅かに縮径する。間詰部分は,梯形断面に形成さ
れており,圧縮力の縮径に対して両側のプレキャストパ
ネル材側面に食い込むように全断面で接触して密着し,
完全な一定化した側壁となる。
トパネル材およびスタンダードプレキャストパネル材
は,各間詰部分で隣接する複数の継手鉄筋を必要な定着
長だけ重ね合わせて緊結し,そしてプレキャストパネル
材本体と同様の鉛直方向鉄筋のピツチで,間詰部分にも
鉛直方向鉄筋を配筋し,梯形の間詰部分にコンクリート
を打設して円筒を形成する。その後,側壁の円周方向に
配置したPC鋼材を順次緊張して側壁にプレストレスを与
えることにより,側壁は円周方向に圧縮力を受けて半径
方向に僅かに縮径する。間詰部分は,梯形断面に形成さ
れており,圧縮力の縮径に対して両側のプレキャストパ
ネル材側面に食い込むように全断面で接触して密着し,
完全な一定化した側壁となる。
さらに間詰部分は,プレキャストパネル材と同様の強度
を有するコンクリートを円周方向および鉛直方向に同ピ
ッチで鉄筋が配置されており,より一体化した側壁を構
築することが可能となり,地震時等に発生する剪断力に
対しても弱点となることはなく,耐久性,水密性に優れ
たPCタンクとなる。
を有するコンクリートを円周方向および鉛直方向に同ピ
ッチで鉄筋が配置されており,より一体化した側壁を構
築することが可能となり,地震時等に発生する剪断力に
対しても弱点となることはなく,耐久性,水密性に優れ
たPCタンクとなる。
〈実施例〉 本発明による一実施例を第1図,第2図,第3図,第4
図,第5図,第6図および第7図に示し,PCタンクの構
築方向を詳細に説明する。
図,第5図,第6図および第7図に示し,PCタンクの構
築方向を詳細に説明する。
本発明によるPCタンクは,底板,側壁,屋根より構成さ
れる。底版13は,基礎工事および配管工事等が完了後,
均しコンクリートを打設し,その上に鉄筋を配筋し,現
場打ちにより底版13コンクリートが打設される。
れる。底版13は,基礎工事および配管工事等が完了後,
均しコンクリートを打設し,その上に鉄筋を配筋し,現
場打ちにより底版13コンクリートが打設される。
側壁は,ピラスター付プレキャストパネル材1,スタンダ
ードプレキャストパネル材2および間詰コンクリート3
より構成され,各ピラスター付プレキャストパネル材1,
スタンダードプレキャストパネル材2は,底版上の側壁
建て込み位置に支障のない中央部分で製作される。ピラ
スター付プレキャストパネル材1の製作は,第6図に示
すように,パネル1の製作に先立って,頂部が側壁内径
と同じ曲率を有する製作台9を仮設し,製作台9上に縁
切材10を敷き,側枠11を組み立てて,円周方向鉄筋4,鉛
直方向鉄筋7,シース5等を配置してコンクリートを打設
する。出来上がった該パネル1上に縁切材10を敷き,ピ
ラスター付プレキャストパネル1の製作が繰り返され
る。ピラスター付プレキャストパネル1の製作と並行し
て,スタンダードプレキャストパネル2の製作も行わ
れ,第7図に示すように,プラスター付プレキャストパ
ネル1と同様に製作台9が仮設され,その上に縁切材10
を敷き,側枠12を組み立てて,円周方向鉄筋4,鉛直方向
鉄筋7,シース5等を配置してコンクリートを打設する。
該パネル2が出来上がると,前述のプラスター付プレキ
ャストパネル1同様に,該パネル2上に縁切材10を敷
き,スタンダードプレキャストパネル2の製作が繰り返
される。ピラスター付パネル1やスタンダードパネル2
の形状は,間詰コンクリート3部を内側に幅の狭い梯形
断面とするために,第2図と第3図に示すように,内側
幅と外側幅を同じ長さLにすればよく,側面の両側枠1
1,12は直立した板で製作でき,側枠の製作加工も容易で
ある。また,製作台9や製作段数は,製作ヤードや経済
性等を考慮して決定される。
ードプレキャストパネル材2および間詰コンクリート3
より構成され,各ピラスター付プレキャストパネル材1,
スタンダードプレキャストパネル材2は,底版上の側壁
建て込み位置に支障のない中央部分で製作される。ピラ
スター付プレキャストパネル材1の製作は,第6図に示
すように,パネル1の製作に先立って,頂部が側壁内径
と同じ曲率を有する製作台9を仮設し,製作台9上に縁
切材10を敷き,側枠11を組み立てて,円周方向鉄筋4,鉛
直方向鉄筋7,シース5等を配置してコンクリートを打設
する。出来上がった該パネル1上に縁切材10を敷き,ピ
ラスター付プレキャストパネル1の製作が繰り返され
る。ピラスター付プレキャストパネル1の製作と並行し
て,スタンダードプレキャストパネル2の製作も行わ
れ,第7図に示すように,プラスター付プレキャストパ
ネル1と同様に製作台9が仮設され,その上に縁切材10
を敷き,側枠12を組み立てて,円周方向鉄筋4,鉛直方向
鉄筋7,シース5等を配置してコンクリートを打設する。
該パネル2が出来上がると,前述のプラスター付プレキ
ャストパネル1同様に,該パネル2上に縁切材10を敷
き,スタンダードプレキャストパネル2の製作が繰り返
される。ピラスター付パネル1やスタンダードパネル2
の形状は,間詰コンクリート3部を内側に幅の狭い梯形
断面とするために,第2図と第3図に示すように,内側
幅と外側幅を同じ長さLにすればよく,側面の両側枠1
1,12は直立した板で製作でき,側枠の製作加工も容易で
ある。また,製作台9や製作段数は,製作ヤードや経済
性等を考慮して決定される。
各プレキャストパネル材1,2の製作が完了すると,ピラ
スター付プレキャストパネル材1を底版13の所定の位置
に等間隔で直立させて配置する。本実施例においては,
第1図に示すように円周方向に90°間隔で4ヶ所配置さ
れている。ピラスター付プレキャストパネル材1間に
は,スタンダードプレキャストパネル材2を各プレキャ
ストパネル材間に梯形の隙間を形成するように直立して
配列する。本実施例においては2枚のスタンダードプレ
キャストパネル2が配列されている。各プレキャストパ
ネル材の隙間である間詰コンクリート3部には,第4図
に示すように各プレキャストパネル材1,2の両側面部に
必要な定着長を有した継手鉄筋4を重ね合わせて緊結
し,そしてプレキャストパネル1,2本体と同様の延長方
向鉄筋7のピッチで,間詰コンクリート3部分にも鉛直
方向鉄筋7を継手鉄筋4に緊結して配筋する。さらに各
ピラスター付プレキャストパネル1やスタンダードプレ
キャストパネル2および間詰コンクリート3部分の壁内
にPC鋼材6を挿入し,配置する。ピラスター付プレキャ
ストパネル1数およびスタンダードプレキャストパネル
2数は,PCタンクの容量や内径等によって施工が容易な
枚数に変化させることが出来る。
スター付プレキャストパネル材1を底版13の所定の位置
に等間隔で直立させて配置する。本実施例においては,
第1図に示すように円周方向に90°間隔で4ヶ所配置さ
れている。ピラスター付プレキャストパネル材1間に
は,スタンダードプレキャストパネル材2を各プレキャ
ストパネル材間に梯形の隙間を形成するように直立して
配列する。本実施例においては2枚のスタンダードプレ
キャストパネル2が配列されている。各プレキャストパ
ネル材の隙間である間詰コンクリート3部には,第4図
に示すように各プレキャストパネル材1,2の両側面部に
必要な定着長を有した継手鉄筋4を重ね合わせて緊結
し,そしてプレキャストパネル1,2本体と同様の延長方
向鉄筋7のピッチで,間詰コンクリート3部分にも鉛直
方向鉄筋7を継手鉄筋4に緊結して配筋する。さらに各
ピラスター付プレキャストパネル1やスタンダードプレ
キャストパネル2および間詰コンクリート3部分の壁内
にPC鋼材6を挿入し,配置する。ピラスター付プレキャ
ストパネル1数およびスタンダードプレキャストパネル
2数は,PCタンクの容量や内径等によって施工が容易な
枚数に変化させることが出来る。
各種鉄筋,PC鋼材6等の緊結,配置が完了すると,間詰
コンクリート3部分の内側および外側に型枠を組み立
て,間詰コンクリート3が打設され,円筒の側壁を形成
する。その後,間詰コンクリート3の強度を確認後,側
壁の円周方向に配置したPC鋼材6を順次緊張して側壁に
プレストレスを与えることにより,側壁は円周方向に圧
縮力を受けて半径方向に僅かに縮径する。梯形断面の間
詰コンクリート3部分は,圧縮力による縮径に対して両
側のプレキャストパネル材側面に食い込むように全側面
で接触して密着し,完全に一体化した側壁を形成する。
また,間詰コンクリート3部分はプレキャストパネル材
と同様の強度を有するコンクリートと円周方向および鉛
直方向に同じピツチで鉄筋が配置されており,剪断力等
に対しても間詰コンクリート3部が弱点となることはな
い。
コンクリート3部分の内側および外側に型枠を組み立
て,間詰コンクリート3が打設され,円筒の側壁を形成
する。その後,間詰コンクリート3の強度を確認後,側
壁の円周方向に配置したPC鋼材6を順次緊張して側壁に
プレストレスを与えることにより,側壁は円周方向に圧
縮力を受けて半径方向に僅かに縮径する。梯形断面の間
詰コンクリート3部分は,圧縮力による縮径に対して両
側のプレキャストパネル材側面に食い込むように全側面
で接触して密着し,完全に一体化した側壁を形成する。
また,間詰コンクリート3部分はプレキャストパネル材
と同様の強度を有するコンクリートと円周方向および鉛
直方向に同じピツチで鉄筋が配置されており,剪断力等
に対しても間詰コンクリート3部が弱点となることはな
い。
緊張するPC鋼材6は,本実施例では第5図に示すよう
に,1/2円周分づつの長さで,ピラスター付プレキャス
トパネル材1の定着部8に定着され,定着部8を高さ方
向に交互にずらして配置し緊張する。PC鋼材6の長さ
は,一般的にPCタンク内径の大小により1/2円周か1/3円
周分づつの長さが採用され,定着部8は,高さ方向に交
互にずらして定着される。
に,1/2円周分づつの長さで,ピラスター付プレキャス
トパネル材1の定着部8に定着され,定着部8を高さ方
向に交互にずらして配置し緊張する。PC鋼材6の長さ
は,一般的にPCタンク内径の大小により1/2円周か1/3円
周分づつの長さが採用され,定着部8は,高さ方向に交
互にずらして定着される。
屋根は,本発明に付随するものであり,一般的にドーム
形状やフラット形状(図示省略)のもが採用され,構築
方法としては屋根下面に支保工や型枠を組み立てて,コ
ンクリートを打設する方法やプレキャストパネル材を製
作して支保工上に配置して一体化する従来技術により施
工される。
形状やフラット形状(図示省略)のもが採用され,構築
方法としては屋根下面に支保工や型枠を組み立てて,コ
ンクリートを打設する方法やプレキャストパネル材を製
作して支保工上に配置して一体化する従来技術により施
工される。
〈発明の効果〉 本発明により,プレキャストパネル間の継手部分である
間詰部が,PC鋼材のプレストレスにより,パネル側面全
面に食い込むように接触面を大きくして密着させること
が出来,水密性に優れた構造物を提供する。
間詰部が,PC鋼材のプレストレスにより,パネル側面全
面に食い込むように接触面を大きくして密着させること
が出来,水密性に優れた構造物を提供する。
また,間詰部は各プレキャストパネル材と連結されて,
一体化した側壁を形成するため,地震時等に発生する剪
断力等に対しても,間詰部でズレ等を生じることがな
い。
一体化した側壁を形成するため,地震時等に発生する剪
断力等に対しても,間詰部でズレ等を生じることがな
い。
プレキャストパネルは重ね打ちして製作が行え,広い製
作ヤードを必要とせず,並行作業も可能となり,工期の
短縮が出来る。型枠も板状の側枠だけとなり,製作も容
易で転用も出来,経済的となった。
作ヤードを必要とせず,並行作業も可能となり,工期の
短縮が出来る。型枠も板状の側枠だけとなり,製作も容
易で転用も出来,経済的となった。
第1図は,本発明によるPCタンク施工方法を示す平面
図。第2図は,本発明のピラスター付プレキャストパネ
ル材を示す横断面図。第3図は,スタンダードプレキャ
ストパネル材を示す横断面図。第4図は,ピラスター付
プレキャストパネル材とスタンダードプレキャストパネ
ル材との接続状態を示す説明図。第5図は,PC鋼材の緊
張方法を示す説明図。第6図は,ピラスター付プレキャ
ストパネル材の製作方法を示す説明図。第7図は,スタ
ンダードプレキャストパネル材の製作方法を示す説明図
である。 なお,図中1はピラスター付プレキャストパネル材。2
はスタンダードプレキャストパネル材。3は間詰コンク
リート。4は継手鉄筋。5はシース。6はPC鋼材。7は
鉛直方向鉄筋。8はPC鋼材定着部を示す。
図。第2図は,本発明のピラスター付プレキャストパネ
ル材を示す横断面図。第3図は,スタンダードプレキャ
ストパネル材を示す横断面図。第4図は,ピラスター付
プレキャストパネル材とスタンダードプレキャストパネ
ル材との接続状態を示す説明図。第5図は,PC鋼材の緊
張方法を示す説明図。第6図は,ピラスター付プレキャ
ストパネル材の製作方法を示す説明図。第7図は,スタ
ンダードプレキャストパネル材の製作方法を示す説明図
である。 なお,図中1はピラスター付プレキャストパネル材。2
はスタンダードプレキャストパネル材。3は間詰コンク
リート。4は継手鉄筋。5はシース。6はPC鋼材。7は
鉛直方向鉄筋。8はPC鋼材定着部を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】底版,側壁とで構成される円筒状のプレス
トレストコンクリートタンクの築造方法において,側壁
は外面および内面が所定の曲率を有するスタンダードプ
レキャストパネル材,ピラスター付プレキャストパネル
材と間詰コンクリートから成り,底版上に所定の間隔を
おいてピラスター付プレキャストパネル材を直立して配
置し,ピラスター付プレキャストパネル材の間に複数の
スタンダードプレキャストパネル材を各パネル材間に梯
形の隙間を形成するように直立して配列し,各プレキャ
ストパネル材の円周方向にPC鋼材を配置し,パネル間の
隙間に間詰コンクリートを打設して円筒を形成し,前記
PC鋼材を緊張してプレキャストパネル材および間詰めコ
ンクリートにプレストレスを導入することを特徴とする
PCタンク施工方法。 - 【請求項2】スタンダードプレキャストパネル材,ピラ
スター付プレキャストパネル材は外側および内側のパネ
ル幅が等しく側面部に複数の継手鉄筋を有する特許請求
の範囲第1項記載のパネル材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2116287A JPH0714745B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | Pcタンク施工方法およびパネル材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2116287A JPH0714745B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | Pcタンク施工方法およびパネル材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0418289A JPH0418289A (ja) | 1992-01-22 |
| JPH0714745B2 true JPH0714745B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=14683322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2116287A Expired - Fee Related JPH0714745B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | Pcタンク施工方法およびパネル材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714745B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4512899B2 (ja) * | 2005-04-12 | 2010-07-28 | 株式会社ピーエス三菱 | 液化天然ガス地上式貯蔵タンク用大型筒状コンクリート構造物の構築方法。 |
| JP6470908B2 (ja) * | 2014-04-03 | 2019-02-13 | 鹿島建設株式会社 | 継手構造、防液堤 |
| JP6564564B2 (ja) * | 2014-10-29 | 2019-08-21 | 鹿島建設株式会社 | プレキャスト部材の製造方法及びプレキャスト部材 |
-
1990
- 1990-05-02 JP JP2116287A patent/JPH0714745B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0418289A (ja) | 1992-01-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2543667B2 (ja) | 雨水貯溜槽 | |
| KR100949785B1 (ko) | 피씨 보 제작용 몰드 | |
| CN210288465U (zh) | 装配式挡土墙后浇带封堵构件 | |
| CN214364434U (zh) | 一种适用于框架结构预制墙板的装配式构造柱 | |
| JPH0714745B2 (ja) | Pcタンク施工方法およびパネル材 | |
| JPH04334405A (ja) | プレキャストコンクリート梁の製造方法 | |
| JPH04261934A (ja) | プレキャストコンクリート製型枠部材を使用した躯体構築方法 | |
| JP7344427B1 (ja) | 建物の立ち上がり基礎のパネル式捨て型枠 | |
| JP2001032428A (ja) | 床版の構築方法 | |
| JPH08144425A (ja) | 混合構造物のプレハブ部材及び混合構造物の構築方法 | |
| JPH0480444A (ja) | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接続ユニット | |
| JP2025044627A (ja) | ブロック組立体の施工方法、及びシート材 | |
| JP2023167917A (ja) | 建築物におけるベタ基礎構造の施工方法 | |
| JP2959325B2 (ja) | 鉄骨鉄筋コンクリート造躯体の構築方法 | |
| JP2556772B2 (ja) | プレキャストコンクリート板及びプレキャストコンクリート板を使用した壁構造の構築工法 | |
| JP3852161B2 (ja) | 既存建物への耐震壁増設工法、既存建物に増設される耐震壁 | |
| JPH084196A (ja) | 建物用パネル | |
| CN111424698A (zh) | 预制模板和预制承台胎膜及其施工方法 | |
| JP2643641B2 (ja) | Pc製部材を使用した躯体構築方法 | |
| JPH09256515A (ja) | プレキャスト壁版及びこれを用いた建物の構築方法 | |
| JPH0444550A (ja) | 半プレキャストrc造建築物の柱または梁と壁の接合部 | |
| JPH07247610A (ja) | Pc壁を用いた建築物に用いられる梁 | |
| JPH04144B2 (ja) | ||
| JPS6029292Y2 (ja) | 地中ケ−ブル管用セミプレハブ管路 | |
| JPH0432904B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080222 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090222 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100222 Year of fee payment: 15 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |