JPH07147098A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH07147098A
JPH07147098A JP5318988A JP31898893A JPH07147098A JP H07147098 A JPH07147098 A JP H07147098A JP 5318988 A JP5318988 A JP 5318988A JP 31898893 A JP31898893 A JP 31898893A JP H07147098 A JPH07147098 A JP H07147098A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
memory cell
voltage
supplied
potential
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5318988A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Shiba
和佳 志波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5318988A priority Critical patent/JPH07147098A/ja
Publication of JPH07147098A publication Critical patent/JPH07147098A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 浮遊ゲート型メモリセルを基本に構成される
EPROM及びフラッシュメモリ等の書き込み時及び読
み出し時におけるリーク電流による誤動作を防止し、そ
の信頼性を高める。 【構成】 EPROM及びフラッシュメモリ等のメモリ
アレイMARYを、例えば2本のワード線に結合される
2×(n+1)個のメモリセルMCを単位として複数の
メモリブロックMB0〜MBpに分割し、各メモリブロ
ックを構成するメモリセルのソースを対応するソース線
S0〜Spに共通結合するとともに、選択メモリセルを
含むメモリブロックMB0のソース線S0に例えば接地
電位VSSを供給し、選択メモリセルを含まないメモリ
ブロックMB1等のソース線S1等に、選択メモリセル
のドレイン電圧と同電位又はこれより低い電位の電圧を
供給する。これにより、非選択メモリセルが消去状態に
ありそのしきい値電圧が低い場合でも、そのしきい値電
圧を高くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体記憶装置に関
し、例えば、EPROM又はフラッシュメモリに利用し
て特に有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】FAMOS(Floating gat
e Avalanche injection Met
al Oxide Semiconductor)等の
浮遊ゲート型メモリセルが格子状に配置されてなるメモ
リアレイをその基本構成要素とし、記憶データを紫外線
によって消去し電気的に書き込み可能なEPROM(U
V Erasable and Programmab
le Read Only Memory)がある。ま
た、MNOS(Metal Nitride Oxid
e Semiconductor)が格子状に配置され
てなるメモリアレイをその基本構成要素とし、記憶デー
タを電気的に消去しかつ書き込み可能なEEPROM
(Electrically Erasable an
d Programmable Read Only
Memory)がある。さらに、EPROMと同様浮遊
ゲート型メモリセルが格子状に配置されてなるメモリア
レイをその基本構成要素とし、記憶データを電気的にし
かも一括して又は所定のブロックごとに消去しかつ書き
込み可能ないわゆるフラッシュメモリがある。
【0003】EPROMについては、例えば、1991
年9月、株式会社日立製作所発行の『日立ICメモリデ
ータブック1』に記載されている。また、記憶データを
一括消去可能なフラッシュメモリについては、例えば特
開平2−289997号公報に記載されており、所定の
ブロックごとに消去可能なフラッシュメモリについて
は、例えば米国特許第5065365号に記載されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記に記載されるよう
な従来のEPROMにおいて、メモリアレイを構成する
メモリセルのソースはすべて共通結合され、例えば接地
電位VSSが共通に供給される。また、ブロックごとに
消去可能な従来のフラッシュメモリの場合、メモリアレ
イは、図12に示されるように、例えば2本のビット線
を単位として言わばビット線方向にブロック分割され、
メモリブロックMB0〜MBqを構成する2×(m+
1)個のメモリセルMCのソースは、対応するソース線
S0〜Sqにそれぞれ共通結合される。これらのソース
線には、図13及び図14に示されるように、書き込み
時及び読み出し時には例えば接地電位VSSが供給さ
れ、消去時には、対応するメモリブロックが消去対象と
されるとき例えば所定の消去電圧が、消去対象とされな
いとき接地電位VSSが供給される。EPROM及びフ
ラッシュメモリを構成するメモリセルは、それが消去状
態にあるとき比較的低いしきい値電圧を持つものとさ
れ、例えば論理“1”のデータを保持するものとされ
る。また、それが書き込み状態にあるとき比較的高いし
きい値電圧を持つものとされ、例えば論理“0”のデー
タを保持するものとされる。
【0005】EPROM及びブロック消去型フラッシュ
メモリの書き込み時、選択状態とすべきメモリセルつま
り選択メモリセルが結合されるワード線W0には、図1
3に示されるように、例えば+10Vのように比較的絶
対値の大きな高電圧VPPが供給され、選択状態とされ
ないメモリセルつまり非選択メモリセルが結合されるワ
ード線W1〜Wmには、接地電位VSSが供給される。
このとき、選択メモリセルのドレインが結合されるビッ
ト線B0には上記高電圧VPPが供給され、その他のビ
ット線B1等は開放状態OPENとされる。これによ
り、ワード線W0及びビット線B0の交点に配置された
選択メモリセルには、比較的大きな書き込み電流Iwc
が流され、論理“0”データの書き込みが行われる。
【0006】一方、EPROM及びブロック消去型フラ
ッシュメモリの読み出し時、選択メモリセルが結合され
るワード線W0には、図14に示されるように、例えば
+3Vのような電源電圧VCCが供給され、非選択メモ
リセルが結合されるワード線W1〜Wmには、接地電位
VSSが供給される。このとき、選択メモリセルのドレ
インが結合されるビット線B0には、+1Vのように比
較的小さな絶対値とされる読み出し電圧VDRが供給さ
れ、その他のビット線B1等は開放状態OPENとされ
る。これにより、ビット線B0には、ワード線W0との
交点に配置された選択メモリセルが消去状態にあり論理
“1”のデータを保持するとき比較的大きな読み出し電
流Irが流され、選択メモリセルが書き込み状態にあり
論理“0”のデータを保持するとき比較的小さな読み出
し電流Irが流される。これらの読み出し電流Irは、
センスアンプSAによってセンスされ、これをもとに選
択メモリセルの保持データの論理レベルが判定される。
【0007】ところが、その微細化・高集積化が進み電
源電圧の低電圧化が進むにしたがって、上記のような従
来のEPROM及びフラッシュメモリには次のような問
題点が生ずることが本願発明者等によって明らかとなっ
た。すなわち、低電圧化によってその電源電圧を例えば
1V程度とした場合、EPROM及びフラッシュメモリ
のメモリアレイを構成するメモリセルは、消去状態で0
Vに近いかなり低いしきい値電圧を持つことが必須条件
となる。このため、図13の書き込みモードの場合、非
選択メモリセルには、対応するワード線W1〜Wmが接
地電位VSSのような非選択レベルとされるにもかかわ
らず、そのドレインつまり対応するビット線B0に+1
0Vのような高電圧VPPが印加されドレイン・浮遊ゲ
ート間容量を介して浮遊ゲートの電位が押し上げられる
ことで、図に点線で示されるようなリーク電流が流され
る。これらのリーク電流は、特に書き込み電流Iwの供
給源となる書き込み回路の電流供給能力が制限されると
き、選択メモリセルに流される書き込み電流Iwcの値
を相応して小さくする。この結果、選択メモリセルの浮
遊ゲートに対するホットエレクトロンの注入量が少なく
なり、書き込みが不充分となって、EPROM及びフラ
ッシュメモリの誤動作を招く。
【0008】一方、図14の読み出しモードの場合、非
選択メモリセルには、対応するワード線W1〜Wmが接
地電位VSSとされるにもかかわらず、そのドレインつ
まり対応するビット線B0に+1Vの読み出し電圧VD
Rが印加されドレイン・浮遊ゲート間容量を介して浮遊
ゲートの電位が押し上げられることで、図に点線で示さ
れるような比較的小さなリーク電流が流される。これら
のリーク電流は、特に選択メモリセルが書き込み状態に
ありそのしきい値電圧が比較的高くされることで論理
“0”のデータを保持する場合でも、対応するビット線
B0を介してセンスアンプSAに与えられる読み出し電
流Irの値を相応して大きくする。この結果、センスア
ンプSAが選択メモリセルの保持データを論理“1”と
誤認し、EPROM及びフラッシュメモリの誤動作を招
くものとなる。
【0009】この発明の目的は、浮遊ゲート型メモリセ
ルを基本に構成されるEPROM及びフラッシュメモリ
等の書き込み時及び読み出し時におけるリーク電流によ
る誤動作を防止し、その信頼性を高めることにある。
【0010】この発明の前記ならびにその他の目的と新
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、浮遊ゲート型メモリセルを基
本に構成されるEPROM及びフラッシュメモリ等のメ
モリアレイを、所定数のワード線に結合される所定数の
メモリセルを単位として複数のメモリブロックに分割
し、各メモリブロックを構成するメモリセルのソースを
対応するソース線にそれぞれ共通結合するとともに、選
択メモリセルを含むメモリブロックのソース線に例えば
回路の接地電位を供給し、選択メモリセルを含まないメ
モリブロックのソース線に、選択メモリセルのドレイン
電圧と同電位又はこれより低い電位の電圧を供給する。
【0012】
【作用】上記した手段によれば、そのコントロールゲー
トつまり対応するワード線に例えば回路の接地電位を受
ける非選択メモリセルが消去状態にありそのしきい値電
圧が比較的低くされる場合でも、ソースをバイアスする
ことでしきい値電圧が高くなり、書き込み時及び読み出
し時におけるリーク電流の発生を抑制することができ
る。この結果、EPROM及びフラッシュメモリ等のリ
ーク電流による誤動作を防止し、その信頼性を高めるこ
とができる。
【0013】
【実施例】図1には、この発明が適用されたEPROM
の一実施例のブロック図が示されている。また、図2に
は、図1のEPROMに含まれるメモリアレイMARY
の一実施例の回路図が示され、図3には、図2のメモリ
アレイMARYに含まれるメモリセルの一実施例の断面
構造図が示されている。これらの図をもとに、まずこの
実施例のEPROMの構成及び動作の概要を説明する。
なお、図2の各回路素子ならびに図1の各ブロックを構
成する回路素子は、公知のMOSFET(金属酸化物半
導体型電界効果トランジスタ。この明細書では、MOS
FETをして絶縁ゲート型電界効果トランジスタの総称
とする。以下同様)集積回路の製造技術により、単結晶
シリコンのような1個の半導体基板上に形成される。
【0014】図1において、この実施例のEPROM
は、半導体基板面の大半を占めて配置されるメモリアレ
イMARYをその基本構成要素とする。メモリアレイM
ARYは、図2に示されるように、図の水平方向に配置
されるm+1本のワード線W0〜Wmと、垂直方向に配
置されるn+1本のビット線B0〜Bnならびにこれら
のワード線及びビット線の交点に格子状に配置される
(m+1)×(n+1)個の不揮発性の浮遊ゲート型メ
モリセルMCとを含む。
【0015】ここで、メモリアレイMARYを構成する
メモリセルMCは、図3に示されるように、P型半導体
基板PSUBに形成された一対のN型拡散層ND1及び
ND2をそのソースS及びドレインDとする。これらの
拡散層の間つまりチャンネル領域の上層には、所定の絶
縁膜をはさんで浮遊ゲートFGが形成され、その上層に
は、さらに所定の絶縁膜をはさんでコントロールゲート
CGが形成される。メモリセルMCは、それが書き込み
状態とされるとき、ソースS及びドレインD間に形成さ
れたチャンネルから浮遊ゲートFGにホットエレクトロ
ンが注入されることで、そのしきい値電圧が比較的高く
され、論理“0”のデータを保持するものとされる。ま
た、それが消去状態とされるとき、浮遊ゲートFGに蓄
積された電子がソースSに引き抜かれることで、そのし
きい値電圧が比較的低くされ、論理“1”のデータを保
持するものとされる。浮遊ゲート型メモリセルの具体的
な書き込み動作及び読み出し動作については、後で詳細
に説明する。
【0016】この実施例において、メモリアレイMAR
Yを構成するメモリセルは、所定数つまり2本のワード
線に結合される所定数つまり2×(n+1)個を単位と
してp+1個のメモリブロックMB0〜MBpに分割さ
れる。メモリアレイMARYの同一の行に配置されるn
+1個のメモリセルMCのコントロールゲートは、対応
するワード線W0〜Wmにそれぞれ共通結合される。ま
た、同一の列に配置されるm+1個のメモリセルMCの
ドレインは、対応するビット線B0〜Bnにそれぞれ共
通結合される。さらに、メモリブロックMB0〜MBp
を構成する2×(n+1)個のメモリセルMCのソース
は、対応するソース線S0〜Spにそれぞれ共通結合さ
れる。なお、ソース線S0〜Spの数p+1が、 p+1=(m+1)/2 なる関係にあることは言うまでもない。
【0017】メモリアレイMARYを構成するワード線
W0〜Wmは、その左方でXアドレスデコーダXDに結
合され、選択的に所定の選択又は非選択レベルとされ
る。また、ソース線S0〜Spは、その右方でソースス
イッチSSに結合され、選択的に所定の選択又は非選択
レベルとされる。XアドレスデコーダXDには、Xアド
レスバッファXBからi+1ビットの内部アドレス信号
X0〜Xiが供給され、タイミング発生回路TGから内
部制御信号CS及びWMが供給される。また、外部端子
VPPを介して高電圧VPPが供給され、読み出し電圧
発生回路VDRGから読み出し電圧VDRが供給され
る。同様に、ソーススイッチSSには、Xアドレスバッ
ファXBから内部アドレス信号X0〜Xiが供給され、
タイミング発生回路TGから内部制御信号CS及びWM
が供給される。また、外部端子VCCを介して電源電圧
VCCが供給され、読み出し電圧発生回路VDRGから
読み出し電圧VDRが供給される。Xアドレスバッファ
XBには、アドレス入力端子AX0〜AXiを介してX
アドレス信号AX0〜AXiが供給される。
【0018】ここで、高電圧VPPは、+10Vのよう
な比較的絶対値の大きな正電位とされ、読み出し電圧V
DRは、+1Vのような比較的絶対値の小さな正電位と
される。一方、内部制御信号CSは、EPROMがチッ
プイネーブル信号CEB(ここで、それが有効とされる
とき選択的にロウレベルとされるいわゆる反転信号等に
ついては、その名称の末尾にBを付して表す。以下同
様)のロウレベルを受けて選択状態とされるとき、所定
のタイミングで選択的にハイレベルとされる。また、内
部制御信号WMは、EPROMがチップイネーブル信号
CEB及びライトイネーブル信号WEBのロウレベルを
受けて書き込みモードで選択状態とされるとき、所定の
タイミングで選択的にハイレベルとされる。
【0019】XアドレスバッファXBは、アドレス入力
端子AX0〜AXiを介して供給されるXアドレス信号
AX0〜AXiを取り込み・保持するとともに、これら
のXアドレス信号をもとに内部アドレス信号X0〜Xi
を形成して、XアドレスデコーダXD及びソーススイッ
チSSに供給する。
【0020】XアドレスデコーダXDは、内部制御信号
CSのハイレベルを受けて選択的に動作状態とされ、X
アドレスバッファXBから供給される内部アドレス信号
X0〜Xiをデコードして、メモリアレイMARYの対
応するワード線W0〜Wmを選択的に所定の選択又は非
選択レベルとする。この実施例において、ワード線W0
〜Wmの非選択レベルは、動作モードに関係なく0Vつ
まり接地電位VSSとされる。また、その選択レベル
は、EPROMが書き込みモードとされ内部制御信号W
Mがハイレベルとされるとき高電圧VPPとされ、EP
ROMが読み出しモードとされ内部制御信号WMがロウ
レベルとされるとき電源電圧VCCとされる。なお、こ
の実施例のEPROMでは動作電源の低電圧化が図ら
れ、電源電圧VCCは+3Vのような比較的絶対値の小
さな正電位とされる。
【0021】一方、ソーススイッチSSは、内部制御信
号CSのハイレベルを受けて選択的に動作状態とされ、
XアドレスバッファXBから供給される内部アドレス信
号X0〜Xiをデコードして、対応するソース線S0〜
Spを選択的に所定の選択又は非選択レベルとする。こ
の実施例において、ソース線S0〜Spの選択レベルの
電圧は、0Vつまり接地電位VSSとされる。また、そ
の非選択レベルとなる第1の電圧は、EPROMが書き
込みモードとされ内部制御信号WMがハイレベルとされ
るとき+3Vつまり電源電圧VCC(第1の電位)とさ
れ、EPROMが読み出しモードとされ内部制御信号W
Mがロウレベルとされるとき+1Vつまり読み出し電圧
VDR(第2の電位)とされる。
【0022】次に、メモリアレイMARYを構成するn
+1本のビット線は、YスイッチYSに結合され、さら
にその指定される8本がYスイッチYSを介して選択的
に共通データ線CD0〜CD7に接続状態とされる。Y
スイッチYSには、YアドレスデコーダYDから所定数
のビット線選択信号が供給される。また、Yアドレスデ
コーダYDには、YアドレスバッファYBからj+1ビ
ットの内部アドレス信号Y0〜Yjが供給され、タイミ
ング発生回路TGから内部制御信号CSが供給される。
さらに、YアドレスバッファYBには、アドレス入力端
子AY0〜AYjを介してYアドレス信号AY0〜AY
jが供給される。
【0023】YアドレスバッファYBは、アドレス入力
端子AY0〜AYjを介して供給されるYアドレス信号
AY0〜AYjを取り込み・保持するとともに、これら
のYアドレス信号をもとに内部アドレス信号Y0〜Yj
を形成して、YアドレスデコーダYDに供給する。ま
た、YアドレスデコーダYDは、内部制御信号CSのハ
イレベルを受けて選択的に動作状態とされ、内部アドレ
ス信号Y0〜Yjをデコードして、対応するビット線選
択信号を択一的にハイレベルとする。
【0024】一方、YスイッチYSは、メモリアレイM
ARYのビット線B0〜Bnに対応して設けられるn+
1個のスイッチMOSFETを含む。これらのスイッチ
MOSFETの一方は、メモリアレイMARYの対応す
るビット線B0〜Bnに結合され、その他方は、順次8
個おきに共通データ線CD0〜CD7に共通結合され
る。また、そのゲートは、8個ずつ順次共通結合され、
YアドレスデコーダYDから対応するビット線選択信号
が供給される。これにより、各スイッチMOSFET
は、対応するビット線選択信号が択一的にハイレベルと
されることで8個ずつ選択的にオン状態となり、メモリ
アレイMARYの対応する8本のビット線と共通データ
線CD0〜CD7との間を選択的に接続状態とする。
【0025】共通データ線CD0〜CD7は、書き込み
回路WCの出力端子に結合されるとともに、センスアン
プSAの入力端子に結合される。書き込み回路WCの入
力端子は、データ入力バッファIBの出力端子に結合さ
れ、センスアンプSAの出力端子は、データ出力バッフ
ァOBの入力端子に結合される。
【0026】ここで、書き込み回路WC及びセンスアン
プSAならびにデータ入力バッファIB及びデータ出力
バッファOBは、共通データ線CD0〜CD7に対応し
て設けられる8個の単位回路をそれぞれ含む。このう
ち、書き込み回路WCの各単位回路の出力端子ならびに
センスアンプSAの各単位回路の入力端子は、対応する
共通データ線CD0〜CD7に結合される。また、デー
タ入力バッファIBの各単位回路の入力端子は、対応す
るデータ入出力端子D0〜D7に結合され、その出力端
子は書き込み回路WCの対応する単位回路の入力端子に
結合される。さらに、センスアンプSAの各単位回路の
出力端子はデータ出力バッファOBの対応する単位回路
の入力端子に結合され、データ出力バッファOBの各単
位回路の出力端子は対応するデータ入出力端子D0〜D
7に結合される。書き込み回路WCの各単位回路には、
内部制御信号WM及び高電圧VPPが共通に供給され
る。また、センスアンプSAの各単位回路には、電源電
圧VCC又は読み出し電圧VDRが供給され、データ出
力バッファOBの各単位回路には内部制御信号OCが共
通に供給される。なお、内部制御信号OCは、EPRO
Mが読み出しモードで選択状態とされるとき、所定のタ
イミングで選択的にハイレベルとされる。
【0027】データ入力バッファIBの各単位回路は、
EPROMが書き込みモードで選択状態とされるとき、
データ入出力端子D0〜D7を介して入力される書き込
みデータを取り込み、書き込み回路WCの対応する単位
回路に伝達する。このとき、書き込み回路WCの各単位
回路は、内部制御信号WMのハイレベルを受けて選択的
に動作状態とされ、データ入力バッファIBの対応する
単位回路から伝達される書き込みデータを所定の書き込
み信号に変換する。この実施例において、書き込み回路
WCの各単位回路から出力される書き込み信号のレベル
は、書き込みデータの対応するビットが論理“0”とさ
れるとき、選択的に高電圧VPPのようなハイレベルと
される。これらの書き込み信号は、共通データ線CD0
〜CD7からYスイッチYSを介してメモリアレイMA
RYの選択された8個のメモリセルに伝達され、選択的
に論理“0”データの書き込みが行われる。
【0028】一方、センスアンプSAの各単位回路は、
EPROMが読み出しモードで選択状態とされるとき、
メモリアレイMARYの選択された8本のビット線つま
りは選択された8個のメモリセルのドレインに読み出し
電圧VDRを供給するとともに、これらのメモリセルか
ら共通データ線CD0〜CD7を介して出力される読み
出し電流を電圧信号に変換した後、増幅する。このと
き、データ出力バッファOBの各単位回路は、内部制御
信号OCのハイレベルを受けて選択的に動作状態とさ
れ、センスアンプSAの対応する単位回路から出力され
る読み出しデータをデータ入出力端子D0〜D7からE
PROMの外部に送出する。
【0029】タイミング発生回路TGは、起動制御信号
として供給されるチップイネーブル信号CEB,ライト
イネーブル信号WEB及び出力イネーブル信号OEBを
もとに、上記内部制御信号を選択的に形成し、EPRO
Mの各部に供給する。
【0030】EPROMは、さらに読み出し電圧発生回
路VDRGを備える。読み出し電圧発生回路VDRG
は、外部端子VCCを介して供給される+3Vの電源電
圧VCCを降圧して+1Vの読み出し電圧VDRを形成
し、XアドレスデコーダXD,ソーススイッチSS及び
センスアンプSAに供給する。
【0031】図4には、図2のメモリアレイMARYの
書き込み時における一実施例の接続図が示され、図5及
び図6には、図4のメモリアレイMARYに含まれる選
択メモリセル及び非選択メモリセルの一実施例の接続図
がそれぞれ示されている。また、図7には、図2のメモ
リアレイMARYの読み出し時における一実施例の接続
図が示され、図8及び図9には、図7のメモリアレイM
ARYに含まれる選択メモリセル及び非選択メモリセル
の一実施例の接続図がそれぞれ示されている。これらの
図をもとに、この実施例のEPROMの書き込み時及び
読み出し時における具体的動作ならびにその特徴につい
て説明する。なお、以下の実施例では、ワード線W0及
びビット線B0の交点に配置される1個のメモリセルM
Cが選択メモリセルとされ、その他のメモリセルは非選
択メモリセルとされる。また、これらの非選択メモリセ
ルは、すべて消去状態にあって論理“1”のデータを保
持するものとされ、比較的低いしきい値電圧を有するも
のとされる。
【0032】まず、図4の書き込みモードにおいて、メ
モリアレイMARYの選択メモリセルのコントロールゲ
ートが結合されるワード線W0は、Xアドレスデコーダ
XDによって高電圧VPPつまり+10Vのような選択
レベルとされ、その他のワード線W1〜Wmは、接地電
位VSSつまり0Vのような非選択レベルとされる。ま
た、選択メモリセルのドレインが結合されるビット線B
0には、書き込み回路WCの対応する単位回路から高電
圧VPPつまり+10Vが供給され、その他のビット線
B1〜Bnは開放状態OPENとされる。このとき、選
択メモリセルが含まれるメモリブロックMB0のソース
線S0は、ソーススイッチSSによって接地電位VSS
のような選択レベルとされ、その他のメモリブロックM
B0〜MBpのソース線S1〜Spには、上記選択メモ
リセルのドレインつまりビット線B0より低い電位の第
1の電圧つまり電源電圧VCCが供給される。
【0033】これにより、ワード線W0及びビット線B
0の交点に配置された選択メモリセルでは、図5に示さ
れるように、そのソースSとなるN型拡散層ND1とド
レインDとなるN型拡散層ND2との間にチャンネルC
Hが形成され、このチャンネルCHに発生したホットエ
レクトロンがコントロールゲートCGの高電圧VPPに
ひかれて浮遊ゲートFGに注入される。この結果、選択
メモリセルは、そのしきい値電圧が高くなり、論理
“0”のデータを保持するものとなる。
【0034】一方、ワード線W1〜Wmならびにビット
線B0の交点に配置された非選択メモリセルでは、図6
に示されるように、コントロールゲートCGが接地電位
VSSのような非選択レベルとはされるものの、そのド
レインDに+10Vの高電圧VPPが印加されるため、
ドレイン・浮遊ゲート間の容量を介して浮遊ゲートFG
の電位が上昇し、比較的低いしきい値電圧を有する非選
択メモリセルはなオン状態になろうとする。しかし、こ
の実施例では、前述のように、非選択メモリセルのソー
スにドレイン電圧より低い電位の電源電圧VCCが印加
されるため、これらの非選択メモリセルはしきい値電圧
が高くなり、そのソースSとなるN型拡散層ND1とド
レインDとなるN型拡散層ND2との間にはリーク経路
となるチャンネルが形成されない。したがって、非選択
メモリセルのリーク電流が阻止され、書き込み回路WC
からビット線B0を介して与えられる書き込み電流Iw
はそのほとんどが選択メモリセルに対する書き込み電流
Iwcとなる。この結果、選択メモリセルに対する書き
込みが充分なものとなり、これによってEPROMの書
き込み時における誤動作を防止することができる。
【0035】次に、図7の読み出しモードにおいて、メ
モリアレイMARYの選択メモリセルのコントロールゲ
ートが結合されるワード線W0は、Xアドレスデコーダ
XDによって電源電圧VCCつまり+3Vのような選択
レベルとされ、その他のワード線W1〜Wmは、接地電
位VSSつまり0Vのような非選択レベルとされる。ま
た、選択メモリセルのドレインが結合されるビット線B
0には、センスアンプSAの対応する単位回路から読み
出し電圧VDRつまり+1Vが供給され、その他のビッ
ト線B1〜Bnは開放状態OPENとされる。このと
き、選択メモリセルが含まれるメモリブロックMB0の
ソース線S0は、ソーススイッチSSによって接地電位
VSSのような選択レベルとされ、その他のメモリブロ
ックMB0〜MBpのソース線S1〜Spには、選択メ
モリセルのドレインつまりビット線B0と同電位の第1
の電圧つまり読み出し電圧VDRが供給される。
【0036】これにより、ワード線W0及びビット線B
0の交点に配置された選択メモリセルでは、図8に示さ
れるように、それが消去状態にあることを条件に、その
ソースSとなるN型拡散層ND1とドレインDとなるN
型拡散層ND2との間にチャンネルCHが選択的に形成
され、このチャンネルCHを介して所定の読み出し電流
Ircが流される。この読み出し電流Ircは、ビット
線B0に対する読み出し電流Irとなってセンスアンプ
SAに伝達され、電圧信号に変換された後、増幅され
る。なお、選択メモリセルが書き込み状態にある場合、
しきい値電圧が高いためにチャンネルは形成されず、読
み出し電流Irも得られない。
【0037】一方、ワード線W1〜Wmならびにビット
線B0の交点に配置された非選択メモリセルでは、図9
に示されるように、そのコントロールゲートCGが接地
電位VSSのような非選択レベルとはされるものの、そ
のドレインDに+1Vの読み出し電圧VDRが印加され
るため、ドレイン・浮遊ゲート間の容量を介して浮遊ゲ
ートFGの電位が上昇し、比較的低いしきい値電圧を有
する非選択メモリセルはオン状態になろうとする。しか
し、この実施例では、前述のように、非選択メモリセル
のソースにドレイン電圧と同電位の読み出し電圧VDR
が印加されるため、これらの非選択メモリセルのしきい
値電圧が高くなって、そのソースSとなるN型拡散層N
D1とドレインDとなるN型拡散層ND2との間にはリ
ーク経路となるチャンネルが形成されない。したがっ
て、非選択メモリセルのリーク電流が阻止され、ビット
線B0を介してセンスアンプSAの対応する単位回路に
与えられる読み出し電流Irは、選択メモリセルの読み
出し電流Ircそのものとなる。この結果、センスアン
プSAによる読み出しデータの誤認を防止し、EPRO
Mの読み出し時における誤動作を防止することができ
る。
【0038】ところで、フラッシュメモリの場合、メモ
リアレイMARYを構成するメモリセルは、図10に示
されるように、浮遊ゲートFG及びチャンネル領域間に
設けられる絶縁膜がトンネル酸化膜TOからなるが、上
記EPROMのように非選択メモリセルが含まれるメモ
リブロックのソース線に電源電圧VCC又は読み出し電
圧VDRを印加することで、同様な効果を得ることがで
きる。この場合、メモリセルの消去は、図11に示され
るように、消去対象となるメモリセルのソースSに高電
圧VPPを印加し、そのドレインDを開放状態とし、そ
のコントロールゲートCGに接地電位VSSを印加し
て、浮遊ゲートFGに蓄積された電子をいわゆるFN
(Fowler・Nordheim:ファウラー・ノル
トハイム)トンネル現象によりソースSに引き抜くこと
によって実現される。
【0039】以上の本実施例に示されるように、この発
明をEPROM等の半導体記憶装置に適用することで、
次のような作用効果が得られる。すなわち、 (1)浮遊ゲート型メモリセルを基本に構成されるEP
ROM又はフラッシュメモリ等のメモリアレイを、所定
数のワード線に結合される所定数のメモリセルを単位と
して複数のメモリブロックに分割し、各メモリブロック
を構成するメモリセルのソースを対応するソース線にそ
れぞれ共通結合するとともに、選択メモリセルを含むメ
モリブロックのソース線に例えば回路の接地電位を供給
し、その他のメモリブロックのソース線に、選択メモリ
セルのドレイン電圧と同電位又はこれより低い電位の電
圧を供給することで、そのコントロールゲートつまり対
応するワード線に回路の接地電位を受ける非選択メモリ
セルが消去状態にありそのしきい値電圧が比較的低くさ
れる場合でも、そのしきい値電圧を高くし、ソース及び
ドレイン間にリーク経路となるチャンネルが形成される
のを防止することができるという効果が得られる。
【0040】(2)上記(1)項により、書き込み時及
び読み出し時における非選択メモリセルのリーク電流を
阻止することができるという効果が得られる。 (3)上記(1)項及び(2)項により、EPROM等
のリーク電流による誤動作を防止し、その信頼性を高め
ることができるという効果が得られる。
【0041】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、EPROMは、例えば×16ビット
又は×32ビット等、任意のビット構成を採ることがで
きる。また、メモリアレイMARYは、例えば同時に入
出力される記憶データの各ビットに対応して複数のサブ
メモリアレイに分割できるし、直接周辺回路を含めたマ
ット構成も任意である。EPROMは、任意のブロック
構成を採りうるし、電源電圧VCC,高電圧VPP及び
読み出し電圧VDR等の極性及び絶対値ならびに起動制
御信号の組み合わせ等は、種々の実施形態を採りうる。
【0042】図2において、EPROMのメモリアレイ
MARYは、任意数のワード線に結合される任意数のメ
モリセルを単位として任意数のメモリブロックに分割す
ることができる。また、図3において、メモリセルは任
意の断面構造を採りうるし、図4及び図7において、選
択メモリセルを含まないメモリブロックのソース線に供
給される第1の電圧は、選択メモリセルのドレイン電圧
に近接する電位とすることができる。さらに、図4ない
し図11に示されるメモリアレイ及びメモリセルの具体
的な接続形態は、これらの実施例による制約を受けな
い。
【0043】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるEP
ROMに適用した場合について説明したが、それに限定
されるものではなく、例えば、前述したフラッシュメモ
リ等の各種メモリ集積回路装置やこのようなメモリ集積
回路装置を搭載するマイクロコンピュータ等の論理集積
回路装置にも適用できる。この発明は、少なくとも浮遊
ゲート型メモリセルが格子状に配置されてなるメモリア
レイを備える半導体記憶装置ならびにこのような半導体
記憶装置を内蔵する装置・システム等に広く適用でき
る。
【0044】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、浮遊ゲート型メモリセルを
基本に構成されるEPROM及びフラッシュメモリ等の
メモリアレイを、所定数のワード線に結合される所定数
のメモリセルを単位として複数のメモリブロックに分割
し、各メモリブロックを構成するメモリセルのソースを
対応するソース線にそれぞれ共通結合するとともに、選
択メモリセルを含むメモリブロックのソース線に例えば
回路の接地電位を供給し、選択メモリセルを含まないメ
モリブロックのソース線に、選択メモリセルのドレイン
電圧と同電位又はこれより低い電位の電圧を供給するこ
とで、そのコントロールゲートつまり対応するワード線
に例えば回路の接地電位を受ける非選択メモリセルが消
去状態にありそのしきい値電圧が比較的低くされる場合
でも、そのしきい値電圧を高くし、ソース及びドレイン
間にリーク経路となるチャンネルが形成されるのを防止
することができるため、書き込み時及び読み出し時にお
けるリーク電流の発生を抑制することができる。この結
果、EPROM及びフラッシュメモリ等のリーク電流に
よる誤動作を防止し、その信頼性を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたEPROMの一実施例を
示すブロック図である。
【図2】図1のEPROMに含まれるメモリアレイの一
実施例を示す回路図である。
【図3】図2のメモリアレイに含まれる浮遊ゲート型メ
モリセルの一実施例を示す断面構造図である。
【図4】図2のメモリアレイの書き込み時の一実施例を
示す接続図である。
【図5】図4のメモリアレイに含まれる選択メモリセル
の接続図である。
【図6】図4のメモリアレイに含まれる非選択メモリセ
ルの接続図である。
【図7】図2のメモリアレイの読み出し時の一実施例を
示す接続図である。
【図8】図7のメモリアレイに含まれる選択メモリセル
の接続図である。
【図9】図7のメモリアレイに含まれる非選択メモリセ
ルの接続図である。
【図10】この発明が適用されたフラッシュメモリのメ
モリアレイに含まれる浮遊ゲート型メモリセルの一実施
例を示す断面構造図である。
【図11】図11のフラッシュメモリの消去時における
選択メモリセルの一実施例を示す接続図である。
【図12】従来のフラッシュメモリに含まれるメモリア
レイの一例を示す回路図である。
【図13】図12のメモリアレイの書き込み時の一例を
示す接続図である。
【図14】図12のメモリアレイの読み出し時の一例を
示す接続図である。
【符号の説明】
MARY・・・メモリアレイ、XD・・・Xアドレスデ
コーダ、SS・・・ソーススイッチ、XB・・・Xアド
レスバッファ、YS・・・Yスイッチ、YD・・・Yア
ドレスデコーダ、YB・・・Yアドレスバッファ、CD
0〜CD7・・・共通データ線、WC・・・書き込み回
路、SA・・・センスアンプ、IB・・・データ入力バ
ッファ、OB・・・データ出力バッファ、TG・・・タ
イミング発生回路、VDRG・・・読み出し電圧発生回
路。MB0〜MBp・・・メモリブロック、MC・・・
メモリセル、W0〜Wm・・・ワード線、B0〜Bn・
・・ビット線、S0〜Sp・・・ソース線。PSUB・
・・P型半導体基板、ND1〜ND2・・・N型拡散
層、FG・・・浮遊ゲート、CG・・・コントロールゲ
ート、S・・・ソース、D・・・ドレイン、CH・・・
チャンネル、TO・・・トンネル酸化膜。MB0〜MB
q・・・メモリブロック、S0〜Sq・・・ソース線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/788 29/792 7210−4M H01L 27/10 434 29/78 371

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定数のワード線に結合される所定数を
    単位として複数のメモリブロックに分割されかつそのソ
    ースがメモリブロックごとに対応するソース線に共通結
    合される不揮発性のメモリセルを含むメモリアレイを具
    備し、かつ、選択状態とされるメモリセルを含まないメ
    モリブロックのソース線に、選択状態とされるメモリセ
    ルのドレイン電圧と同電位又はこれより低い電位とされ
    る第1の電圧が供給されることを特徴とする半導体記憶
    装置。
  2. 【請求項2】 上記選択状態とされるメモリセルのドレ
    イン電圧は、書き込み時において比較的絶対値の大きな
    第1の電位とされ、読み出し時において比較的絶対値の
    小さな第2の電位とされるものであって、上記第1の電
    圧は、書き込み時において上記第1の電位と同電位又は
    これより低い電位とされ、読み出し時において上記第2
    の電位と同電位又はこれより低い電位とされるものであ
    ることを特徴とする請求項1の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記半導体記憶装置は、EPROM又は
    フラッシュメモリであり、上記メモリセルは、浮遊ゲー
    ト型メモリセルであって、選択状態とされるメモリセル
    を含むメモリブロックのソース線には、回路の接地電位
    が供給されるものであることを特徴とする請求項1又は
    請求項2の半導体記憶装置。
JP5318988A 1993-11-24 1993-11-24 半導体記憶装置 Pending JPH07147098A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5318988A JPH07147098A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5318988A JPH07147098A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07147098A true JPH07147098A (ja) 1995-06-06

Family

ID=18105243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5318988A Pending JPH07147098A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07147098A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003022679A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Sanyo Electric Co Ltd 半導体記憶装置
JP2012014770A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Toppan Printing Co Ltd 半導体記憶装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003022679A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Sanyo Electric Co Ltd 半導体記憶装置
JP2012014770A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Toppan Printing Co Ltd 半導体記憶装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6055188A (en) Nonvolatile semiconductor memory device having a data circuit for erasing and writing operations
US5511022A (en) Depletion mode NAND string electrically erasable programmable semiconductor memory device and method for erasing and programming thereof
US5337281A (en) Non-volatile semiconductor memory device in which data can be erased on a block basis and method of erasing data on a block basis in non-volatile semiconductor memory device
JP2685825B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ
US20120014181A1 (en) Nonvolatile Semiconductor Memory
US5847994A (en) Non-volatile semiconductor memory device having a back ground operation mode
JPH06215591A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US5295105A (en) Semiconductor memory device
US5182725A (en) Nonvolatile semiconductor memory device with reduced variation in source potential of floating gate type memory transistor and operating method therefor
KR950008674B1 (ko) 불휘발성 반도체 기억장치 및 그의 데이타소거방법
US5105386A (en) Nonvolatile semiconductor memory device with reduced variation in source potential of floating gate type memory transistors and operating method therefor
JP4828520B2 (ja) 半導体装置およびその制御方法
JPH10302488A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP3342878B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH07147098A (ja) 半導体記憶装置
JPH06314495A (ja) 半導体記憶装置
JP2006048784A (ja) 不揮発性メモリ
JPH07312093A (ja) 半導体記憶装置
JPH0528778A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH0832035A (ja) 半導体記憶装置
JPH0752593B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2006351112A (ja) 半導体装置
JPH0863985A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2001023385A (ja) 半導体デバイス・メモリ・セルおよびその選択的消去方法
JPH07169288A (ja) 一括消去型不揮発性記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term