JPH07146344A - 論理回路およびその試験方法 - Google Patents

論理回路およびその試験方法

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JPH07146344A
JPH07146344A JP5294981A JP29498193A JPH07146344A JP H07146344 A JPH07146344 A JP H07146344A JP 5294981 A JP5294981 A JP 5294981A JP 29498193 A JP29498193 A JP 29498193A JP H07146344 A JPH07146344 A JP H07146344A
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test
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Naoki Kobayashi
小林  直樹
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テスト信号51に所定のパターンが送出され
たことを検知してテストモードへの切換を行うことによ
り、テストモードへの切換を行うための端子を不要にす
る。 【構成】 論理回路1は、モード切換部2と、論理部3
とを有する。モード切換部2は、テスト信号51にテス
トモード設定パタン61が送出されたこと検出するとモ
ード指示信号54を”1”に設定し、テストモード解除
パタン63が送出されたことを検出すると、モード指示
信号54を”0”に設定する。テスタ4は、テストモー
ド設定パタン61、テストパタン62およびテストモー
ド解除パタン63とで構成されるテスト信号51を論理
回路1に送出することにより、論理回路1の試験を実行
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は論理回路に関し、特にテ
ストモードを持つ論理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の論理回路では、論理回路
にテストモードを指定するための端子が設けられてい
た。このような従来技術は特開平2−6774号に記載
されている。この従来技術は、多様なテストモードを有
するLSIの試験方法に関し、多様なテストモードを少
数の端子で指定することを目的としている。このため、
この従来技術では、テスト用データTDATAを1つの
端子から直列に入力し、この直列のテスト用データTD
ATAを一旦シフトレジスタに格納し、テスト用データ
TDATAの入力が終了した後にシフトレジスタに保持
された値を複数のテスト回路21〜2mに並列に出力す
ることにより、前述の目的を達成するとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術でも、テスト用データTDATAの入力端子を
設けなくてはならず、テストモードを指定するための端
子を完全に廃することはできなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題に鑑み、本発
明の論理回路は、指示されたモードで動作を行う論理部
と、テスト信号を入力しこのテスト信号にテストモード
設定パタンが送出されたことを検知したときに前記論理
部にテストモードを指示するとともに前記テスト信号に
テストモード解除パタンが送出されたことを検知したと
きに前記論理部に通常モードを指示するモード切換部と
を含む。
【0005】
【実施例】
〔第1の実施例〕次に、本発明の第1の実施例につい
て、図面を参照して説明する。
【0006】図1を参照すると、論理回路1の試験時に
おいて、論理回路1はテスタ4と接続される。テスタ4
は、論理回路1にテスト信号51を送出する。論理回路
1は、テスト信号51を入力して出力信号52を出力す
る。テスタ4は、出力信号52を入力する。テスタ4
は、入力した出力信号52を解析して論理回路1が、予
定通りの機能を果たしうるか否かを判定する。
【0007】図2を参照すると、テスタ4が送出するテ
スト信号51は、テスト信号511〜51nの、n個の
1ビット信号で構成されている。論理回路1には、テス
トモードを設定するための特別の端子は設けられていな
い。したがって、テスト信号511〜51nは、論理回
路1の一般の端子に対して送出される。
【0008】一方、論理回路1は、モード切換部2と論
理部3とを含む。
【0009】モード切換部2は、モード切換信号53を
入力して、モード指示信号54を出力する。モード切換
信号53とは、テスト信号511〜51nから選択され
た信号である。ここでは、モード切換信号53として、
テスト信号511、テスト信号512、テスト信号51
4およびテスト信号51nが、モード切換部2に入力さ
れている。したがって、モード切換信号531、モード
切換信号532、モード切換信号533およびモード切
換信号534は、テスト信号511、テスト信号51
2、テスト信号514およびテスト信号51nと、それ
ぞれ同一な信号である。
【0010】論理部3は、モード指示信号54とテスト
信号51とを入力して、出力信号52を出力する。論理
部3は、モード指示信号54が通常モードを指示してい
るときには、通常動作を行う。一方、モード指示信号5
4がテストモードを指示しているときには、テスト動作
を実行する。モード指示信号54は、”0”に設定され
ているときに通常モードを指示し、”1”に設定されて
いるときにテストモードを指示する。
【0011】図3を参照すると、モード切換部2は、デ
コーダ21とデコーダ22とRSフリップフロップ23
とを含む。
【0012】デコーダ21は、モード切換信号53を入
力して、モード切換信号53が”1010”であるとき
に、テストモード設定信号55を”1”に設定する。テ
ストモード設定信号55は、RSフリップフロップ23
のセット端子に入力される。
【0013】図4を参照すると、デコーダ21は、イン
バータ211とインバータ212とアンド回路213と
から構成される。
【0014】再び図3を参照すると、デコーダ22は、
モード切換信号53を入力して、これが”1101”に
一致するとき、テストモード解除信号56を”1”に設
定する。テストモード解除信号56は、RSフリップフ
ロップ23のリセット端子に入力される。デコーダ22
は、デコーダ21と同様の構成で実現できる。
【0015】RSフリップフロップ23は、通常のリセ
ットセットフリップフロップである。したがってRSフ
リップフロップ23は、テストモード設定信号55が”
1”に設定されるとモード指示信号54”1”を1に設
定し、テストモード解除信号56が”1”に設定される
とモード指示信号54を”0”に設定する。
【0016】次に本実施例の動作について、図を参照し
て説明する。
【0017】図5(a)を参照すると、テスタ4から送
出されるテスト信号51は、先頭に送出されるテストモ
ード設定パタン61と、テストモード設定パタン61に
引き続いて送出されるテストパタン62と、テストパタ
ン62が終了した後に送出されるテストモード解除パタ
ン63とで構成されている。テストモード設定パタン6
1およびテストモード解除パタン63は、論理回路1の
通常動作中およびテストパタン62では、用いられない
ものが選択される。
【0018】図5(b)を参照すると、テスト信号51
としてテストモード設定パタン61が入力された場合、
モード切換信号53は”1010”となる。また、テス
ト信号51としてテストモード解除パタン63が入力さ
れたとき、モード切換信号53は”1101”になる。
【0019】図6を参照すると、時刻T1において、テ
スタ4は、テスト信号51にテストモード設定パタン6
1を送出する。これによって、モード切換信号53が”
1010”に設定される。図6および図3を参照する
と、デコーダ21は、モード切換信号53が”101
0”であることを検出して、テストモード設定信号55
を”1”に設定する。図6および図3を参照すると、テ
ストモード設定信号55が”1”に設定されたことによ
り、RSフリップフロップ23は、モード指示信号54
に”1”を設定する。図2を参照すると、モード指示信
号54が”1”に設定されたことにより、論理部3はテ
ストモードの動作を実行する。
【0020】図6を参照すると、時刻T2〜Tn−1に
おいて、テスタ4は、テスト信号51に、テストパタン
62を送出する。テスタ4は、論理部3が出力する出力
信号52を入力する。
【0021】時刻Tnにおいて、テスタ4は、テストモ
ード解除パタン63を送出する。これによって、モード
切換信号53が”1101”に設定される。図6および
図3を参照すると、デコーダ22は、モード切換信号5
3が”1101”であることを検出して、テストモード
解除信号56を”1”に設定する。テストモード解除信
号56が”1”に設定されたことにより、RSフリップ
フロップ23は、モード指示信号54を”0”に設定す
る。モード指示信号54が”0”に設定されたことによ
り、論理部3は通常動作に復帰する。
【0022】以上のように、本実施例では、テスト信号
51の一部の信号からモード切換信号53を構成し、こ
のモード切換信号53に所定のパターンが入力されたこ
とを検知して、モード指示信号54を送出するようにし
た。このため、モード切換のための特別の端子は不要と
なる。 〔第2の実施例〕次に、本発明の第2の実施例について
説明する。第1の実施例では、テストモード設定パタン
61およびテストモード解除パタン63として、通常の
動作では使用しない信号パタンを選択しなくてはならな
い。しかし、このような信号パタンを確保するのが困難
な場合がある。本発明は、このような場合でも、モード
設定用の端子を設けることなく、モードの切換を行うこ
とを目的とする。このため、本実施例では、モード切換
信号53の時系列的な変化を検出して、モード指示信号
54を送出するようにしている。
【0023】図7を参照すると、本実施例では、テスタ
4から論理回路1にクロック信号CKが送出されてい
る。クロック信号CKは、テスタ4以外の外部から供給
しても構わない。論理回路1内部において、クロック信
号CKは、モード切換部2と論理部3に入力されてい
る。クロック信号CKは、第1の実施例では単に図示し
なかったものであり、第1の実施例でも設けられていた
ものである。したがって、クロック信号CKはモード設
定のために、特別に設けられたものではない。
【0024】図8を参照すると、モード切換部2は、設
定パタン検出部24と解除パタン検出部25とRSフリ
ップフロップ23とを含む。
【0025】設定パタン検出部24は、モード切換信号
53を入力し、テストモード設定信号55を出力する。
設定パタン検出部24は、モード切換信号53が”10
10”、”1011”、”1100”の順に変化したと
きにテストモード設定信号55を”1”に設定する。
【0026】図9を参照すると、設定パタン検出部24
は、デコーダ241とデコーダ242とデコーダ243
とシフトレジスタ244とシフトレジスタ245とアン
ド回路246とから構成される。シフトレジスタ244
およびシフトレジスタ245は、それぞれ、2段および
1段のシフトレジスタである。シフトレジスタの詳細な
構成は、例えば、オーム社発行「電子情報通信ハンドブ
ック」第289頁〜第290頁に記載されている。
【0027】デコーダ241は、モード切換信号53
が”1010”に設定されたときに、信号551を”
1”に設定する。
【0028】デコーダ242は、モード切換信号53
が”1011”に設定されたときに、信号552を”
1”に設定する。
【0029】デコーダ243は、モード切換信号53
が”1100”に設定されたときに、信号553を”
1”に設定する。
【0030】シフトレジスタ244は、信号551を2
サイクル遅らせて、モード指示信号544に出力する。
【0031】シフトレジスタ245は、信号552を1
サイクル遅らせて、モード指示信号545に出力する。
【0032】アンド回路246は、信号554、信号5
55および信号553を入力して、これらが全て”1”
であるときにテストモード設定信号55を”1”に設定
する。
【0033】解除パタン検出部25は、モード切換信号
53を入力し、テストモード解除信号56を出力する。
解除パタン検出部25は、モード切換信号53が”10
10”、”1011”、”1100”の順に変化したと
きにテストモード設定信号55を”1”に設定する。解
除パタン検出部25は、設定パタン検出部24と同様に
構成で実現できる。
【0034】次に本実施例の動作について、図面を参照
して説明する。
【0035】図10(a)を参照すると、テスタ4が送
出するテスト信号51は、最初に送出されるテストモー
ド設定パタン61と、テストモード設定パタン61に引
き続いて送出されるテストパタン62と、テストパタン
62の送出が完了した後に送出されるテストモード解除
パタン63とから構成される。
【0036】テストモード設定パタン61は、連続する
3つの信号によって構成される。テストモード設定パタ
ン61は、論理回路1の通常の動作では用いられない時
系列パタンである。図10(b)を参照すると、テスト
モード設定パタン61が送出されると、モード切換信号
53には、”1010”、”1011”および”110
0”が順に設定される。
【0037】テストモード解除パタン63は、連続する
3つの信号によって構成される。テストモード解除パタ
ン63は、論理回路1の通常の動作では用いられない時
系列パタンである。図10(b)を参照すると、テスト
モード解除パタン63が送出されると、モード切換信号
53には、”1101”、”1110”および”111
1”が順に設定される。
【0038】次に、論理部3をテストモードに設定する
ための動作を説明する。
【0039】図11(a)を参照すると、時刻T1にお
いて、モード切換信号53に”1010”が設定され
る。図9および図11(a)を参照すると、モード切換
信号53が”1010”に設定されたことにより、信号
551に”1”が設定される。信号551は、シフトレ
ジスタ244に入力される。
【0040】図11(a)を参照すると、時刻T2にお
いて、モード切換信号53に”1011”が設定され
る。図9および図11(a)を参照すると、モード切換
信号53が”1011”に設定されたことにより、信号
552が”1”に設定される。信号552は、シフトレ
ジスタ245に入力される。
【0041】図11(a)を参照すると、時刻T3にお
いて、モード切換信号53に”1100”が設定され
る。また、信号551が”1”に設定されてから2サイ
クル経過しているので、シフトレジスタ244が信号5
54を”1”に設定する。さらに、信号552が”1”
に設定されてから1サイクルが経過しているので、シフ
トレジスタ245が信号555を”1”に設定する。そ
して、信号554、信号555および信号553が全
て”1”に設定されたことから、アンド回路246はテ
ストモード設定信号55を”1”に設定する。テストモ
ード設定信号55が”1”に設定されたことにより、R
Sフリップフロップ23はモード指示信号54を”1”
に設定する。これによって、論理部3はテストモードの
動作を開始する。
【0042】次に、論理部3を通常モードに復帰させる
ための動作について説明する。以下の説明中、記号25
m(mは整数)は、解除パタン検出部25中の構成要素
(図示せず)であって、設定パタン検出部24の構成要
素の24mに対応するものを示す。また、記号56m
(mは整数)は、解除パタン検出部25中の信号(図示
せず)であって、設定パタン検出部24中の信号55m
に対応するものを示す。
【0043】図11(b)を参照すると、時刻T1にお
いて、モード切換信号53に”1101”が設定され
る。図9および図11(b)を参照すると、モード切換
信号53が”1101”に設定されたことにより、信号
561に”1”が設定される。信号561は、シフトレ
ジスタ254に入力される。
【0044】図11(b)を参照すると、時刻T2にお
いて、モード切換信号53に”1110”が設定され
る。図9および図11(b)を参照すると、モード切換
信号53が”1110”に設定されたことにより、信号
562が”1”に設定される。信号562は、シフトレ
ジスタ255に入力される。
【0045】図11(b)を参照すると、時刻T3にお
いて、モード切換信号53に”1111”が設定され
る。また、信号561が”1”に設定されてから2サイ
クル経過しているので、シフトレジスタ254が信号5
64を”1”に設定する。さらに、信号562が”1”
に設定されてから1サイクルが経過しているので、シフ
トレジスタ255が信号565を”1”に設定する。そ
して、信号564、信号565および信号563が全
て”1”に設定されたことから、アンド回路256はテ
ストモード解除信号56を”1”に設定する。テストモ
ード解除信号56が”1”に設定されたことにより、R
Sフリップフロップ23はモード指示信号54を”0”
に設定する。これによって、論理部3はテストモードを
終了し、通常モードに復帰する。
【0046】上述の説明では、テストモード設定パタン
61およびテストモード解除パタン63は、3つの連続
したパタンで構成されるとしたが、本実施例の適用範囲
はこれに限定されるものではない。例えば、テストモー
ド設定パタン61およびテストモード解除パタン63を
構成するパタンの数に制限はない。また、パタンが連続
している必要もない。例えば、ダミーのパタンが途中に
挿入されても良い。これらに本実施例の変形は、設定パ
タン検出部24および解除パタン検出部25の構成を変
えることによって、容易に実現できる。
【0047】以上のように、本実施例では、本実施例で
は、モード切換信号53の時系列的な変化を検出して、
モード指示信号54を送出するようにしている。このた
め、モード切換専用の信号パタンが確保できない場合で
も、モード切換専用の信号パタンの系列を確保できれ
ば、モード切換用の端子を設けることなく、論理部3の
モード切換を実行することができる。 〔第3の実施例〕次に本発明の第3の実施例について、
図面を参照して説明する。
【0048】本実施例の目的は、第2の実施例におい
て、更に複数のテストモードを設定可能とすることにあ
る。
【0049】図12を参照すると、本実施例のモード切
換部2は、モード指示信号54として、モード指示信号
541〜544の4つの1ビット信号を送信する。モー
ド指示信号54を複数ビットで構成したことにより、複
数のテストモードを指定することができる。
【0050】図13を参照すると、本実施例のモード切
換部2は、パタン検出部26と保持部27とから構成さ
れる。
【0051】パタン検出部26は、モード切換信号53
を入力して、パタン検出信号57を送出する。パタン検
出部26は、モード切換信号53が、”1010”、”
1011”、”1100”、”****”の順で変化し
たときに、パタン検出信号57を”1”に設定する。こ
こで、”****”は、どのような信号パタンでも良い
ことを示す。つまり、パタン検出部26は、モード切換
信号53が、”1010”、”1011”、”110
0”の順で変化したことを検知してから1サイクル後
に、パタン検出信号57を”1”に設定する。
【0052】図14を参照すると、パタン検出部26
は、デコーダ261と、デコーダ262と、デコーダ2
63と、シフトレジスタ264と、シフトレジスタ26
5と、シフトレジスタ266と、アンド回路267とを
含む。
【0053】シフトレジスタ264、シフトレジスタ2
65およびシフトレジスタ266は、それぞれ3段、2
段、1段のシフトレジスタである。
【0054】デコーダ261は、モード切換信号53
が”1010”に設定されたとき、信号571を”1”
に設定する。信号571は、シフトレジスタ264に入
力され、3サイクル遅れて信号574として出力され
る。
【0055】デコーダ262は、モード切換信号53
が”1011”に設定されたとき、信号572を”1”
に設定する。信号572は、シフトレジスタ265に入
力され、2サイクル遅れて信号575として出力され
る。
【0056】デコーダ263は、モード切換信号53
が”1100”に設定されたとき、信号573を”1”
に設定する。信号573は、シフトレジスタ266に入
力され、1サイクル遅れて信号574に出力される。
【0057】アンド回路267は、信号574、信号5
75および信号576が全て”1”に設定されたとき、
パタン検出信号57を”1”に設定する。
【0058】図15を参照すると、保持部27は、JK
フリップフロップ271〜274と、インバータ275
〜278とで構成されている。JKフリップフロップ2
71は、パタン検出信号57が”1”に立ち上がった時
点で、モード切換信号53の状態を保持し、モード指示
信号541〜544として出力する。この出力は、パタ
ン検出信号57が”0”になっても変化せず、パタン検
出信号57が、再度”1”に立ち上がる時点で更新され
る。
【0059】次に本実施例の動作について、図面を参照
して説明する。
【0060】図16(a)を参照すると、テスタ4が送
出するテスト信号51は、最初に送出されるモード設定
パタン64と、モード設定パタン64に引き続いて送出
されるモード番号指定パタン65と、モード番号指定パ
タン65に引き続いて送出されるテストパタン62とで
構成される。ここで、モード設定パタン64は、第2の
実施例のテストモード設定パタン61と同様に、モード
切換信号53を”1010”、”1011”、”110
0”と変化させる信号パタンである。
【0061】モード番号66は、モード番号指定パタン
65が送出された場合の、モード切換信号53の信号パ
タンである。モード切換信号53が4ビットであるた
め、モード番号66も4ビットで表現される。したがっ
て、モード番号66は、0から15までの、16個のモ
ードを示すことができる。図17を参照すると、モード
番号66が”0000”のとき通常モードを示す。ま
た、”0000”以外の時は、テストモード1〜15の
15通りのテストモードの1つを示す。
【0062】次に、論理部3のモードをテストモードに
設定するための動作について説明する。
【0063】図18を参照すると、時刻T1〜T3にお
いて、モード切換信号53に”1010”、”101
1”、”1100”が順に設定される。
【0064】時刻T4において、モード切換信号53に
モード番号66である”0001”が設定される。ま
た、時刻T4は、”1010”、”1011”、”11
00”の送出から1サイクル後である。したがって、パ
タン検出部26は、パタン検出信号57を”1”に設定
する。この立ち上がりの時点で、保持部27は、モード
切換信号53である”0001”を保持する。保持され
た”0001”は、モード指示信号54に送出される。
モード指示信号54を受信した論理部3は、テストモー
ド1の動作を開始する。
【0065】テストモードに設定された論理部3を、通
常モードに復帰させるためには、上述の同様の操作によ
って、モード番号66を”0000”に設定すすればよ
い。
【0066】
【発明の効果】上述のように、本発明では、テスト信号
51に所定のパターンが入力されたことを検知して、論
理部3のモードを切り替えるようにした。このため、論
理部3のモードを切り替えるための特別の端子を廃止す
ることができる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の第1の実施例を示すブロック図。
【図3】本発明の第1の実施例のモード切換部2の構造
を示すブロック図。
【図4】本発明の第1の実施例のデコーダ21の構造を
示すブロック図。
【図5】本発明の第1の実施例のテスト信号51の構造
を示す図。
【図6】本発明の第1の実施例の動作を示すタイムチャ
ート。
【図7】本発明の第2の実施例を示すブロック図。
【図8】本発明の第2の実施例のモード切換部2の構造
を示すブロック図。
【図9】本発明の第2の実施例の設定パタン検出部24
の構造を示すブロック図。
【図10】本発明の第2の実施例のテスト信号51の構
造を示す図。
【図11】本発明の第2の実施例の動作を示すタイムチ
ャート。
【図12】本発明の第3の実施例を示すブロック図。
【図13】本発明の第3の実施例のモード切換部2の構
造を示すブロック図。
【図14】本発明の第3の実施例のパタン検出部26の
構造を示すブロック図。
【図15】本発明の第3の実施例の保持部27の構造を
示すブロック図。
【図16】本発明の第3の実施例のテスト信号51の構
造を示す図。
【図17】本発明の第3の実施例のモード番号66を示
す図。
【図18】本発明の第3の実施例の動作を示すタイムチ
ャート。
【符号の説明】
1 論理回路 2 モード切換部 21 デコーダ 211〜212 インバータ 213 アンド回路 22 デコーダ 23 RSフリップフロップ 24 設定パタン検出部 241〜243 デコーダ 244〜245 シフトレジスタ 246 アンド回路 25 解除パタン検出部 26 パタン検出部 261〜263 デコーダ 264〜266 シフトレジスタ 267 アンド回路 27 保持部 271〜274 JKフリップフロップ 275〜278 インバータ 3 論理部 4 テスタ 51 テスト信号 511〜51n テスト信号 52 出力信号 53 モード切換信号 531〜534 モード切換信号 54 モード指示信号 541〜544 モード指示信号 55 テストモード設定信号 551〜555 信号 56 テストモード解除信号 57 パタン検出信号 571〜576 信号 61 テストモード設定パタン 62 テストパタン 63 テストモード解除パタン 64 モード設定パタン 65 モード番号指定パタン 66 モード番号 ck クロック信号

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指示されたモードで動作を行う論理部と、 テスト信号を入力しこのテスト信号にテストモード設定
    パタンが送出されたことを検知したときに前記論理部に
    テストモードを指示するとともに前記テスト信号にテス
    トモード解除パタンが送出されたことを検知したときに
    前記論理部に通常モードを指示するモード切換部とを含
    むことを特徴とする論理回路。
  2. 【請求項2】前記モード切換部が、 セットされているときに前記論理部にテストモードを指
    示しリセットされているときに前記論理部に通常モード
    を指示するフリップフロップと、 テスト信号から選択された信号で構成されるモード切換
    信号を入力しこのモード切換信号が第1のパタンと一致
    したときに前記フリップフロップを設定する第1のデコ
    ーダと、 前記モード設定信号を入力しこのモード切換信号が前記
    第1のパタンとは異なる第2のパタンと一致したときに
    前記フリップフロップをリセットする第2のデコーダと
    を含むことを特徴とする請求項1記載の論理回路。
  3. 【請求項3】前記テスト信号にテストモード設定パタン
    を送出する第1の工程と、 前記テスト信号にテストパタンを順次送出する第2の工
    程と、 前記テスト信号にテストモード解除パタンを送出する第
    3の工程とを含むことを特徴とする請求項1記載の論理
    回路の試験方法。
  4. 【請求項4】指示されたモードで動作を行う論理部と、 テスト信号を入力しこのテスト信号に第1の複数のパタ
    ンが所定の順序で送出されたときに前記論理部にテスト
    モードを指示するとともに前記テスト信号に第2の複数
    のパタンが所定の順序で送出されたときに前記論理部に
    通常モードを指示するモード切換部とを含むことを特徴
    とする論理回路。
  5. 【請求項5】前記モード切換部が、 セットされているときに前記論理部にテストモードを指
    示しリセットされているときに前記論理部に通常モード
    を指示するフリップフロップと、 前記テスト信号の所定から選択された信号で構成される
    モード切換信号を入力しこのモード切換信号に第3の複
    数のパタンが所定の順序で送出されたことを検知して前
    記フリップフロップをセットする設定パタン検出部と、 前記モード切換信号に第4の複数のパタンが所定の順序
    で送出されたことを検知して前記フリップフロップをリ
    セットする解除パタン検出部とを含むことを特徴とする
    請求項4記載の論理回路。
  6. 【請求項6】前記テスト信号に前記第1の複数のパタン
    を送出する第1の工程と、 前記テスト信号にテストパタンを送出する第2の工程
    と、 前記テスト信号に前記第2の複数のパタンを送出する第
    3の工程とを含むことを特徴とする請求項4記載の論理
    回路の試験方法。
  7. 【請求項7】指示されたモードで動作を行う論理部と、 テスト信号を入力しこのテスト信号にモード設定パタン
    とモード番号指定パタンとが送出されたことを検知して
    前記モード指定パタンが指定するモードを前記論理部に
    指示するモード切換部とを含むことを特徴とする論理回
    路。
  8. 【請求項8】前記論理部のモードがモード指示信号で指
    示され、 前記モード切換部が、 前記テスト信号の所定から選択された信号で構成される
    モード切換信号を入力し前記モード切換信号に第1のパ
    タンが送出されたことを検出しこの検出から1サイクル
    後にパタン検出信号を送出するパタン検出部と、 前記パタン検出信号を入力し前記パタン検出信号が送出
    されたときに前記モード切換信号の値を保持してモード
    指示信号として出力する保持部とを含むことを特徴とす
    る論理回路。
  9. 【請求項9】前記テスト信号に前記第1のパタンを送出
    する第1の工程と、 前記テスト信号に前記モード番号指定パタンを送出する
    第2の工程と、 前記テスト信号にテストパタンを送出する第3の工程と
    を含むことを特徴とする請求項7記載の論理回路の試験
    方法。
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