JP2001021619A - Lsiリセット回路およびこれを用いた電子機器 - Google Patents

Lsiリセット回路およびこれを用いた電子機器

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JP2001021619A
JP2001021619A JP11191996A JP19199699A JP2001021619A JP 2001021619 A JP2001021619 A JP 2001021619A JP 11191996 A JP11191996 A JP 11191996A JP 19199699 A JP19199699 A JP 19199699A JP 2001021619 A JP2001021619 A JP 2001021619A
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Japan
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scan
input pin
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lsi
signal
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JP11191996A
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Kazuaki Furusawa
一昭 古澤
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NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】LSIテストのために既に存在するスキャンパ
スを利用し、各レジスタにハードウェアを追加すること
なく、レジスタのリセット手段を提供する。 【解決手段】出力する信号の論理を1または0に切り替
えることにより、LSIテストモードか非テストモード
かを指定するLSIテストモード20と、電源ONから
一定時間経過後に、出力する信号の論理を切り替えるリ
セット23とを有し、LSIテストモード20の指定が
非テストモード時であった場合に、リセット23の論理
を新たなスキャンモード信号としてセレクタ11〜1n
に出力し、セレクタは、クロック24から供給されるク
ロック毎にスキャンパスの先頭のレジスタから順次0デ
ータを入力することにより、レジスタ1〜nのリセット
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSIリセット回
路およびこれを用いた電子機器に関し、特にスキャンパ
スを有するLSIのLSIリセット回路およびこれを用
いた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI等の論理回路の高集積化に伴って
論理回路のテストは益々困難になっている。これに対
し、入出力ピン数やハードウェア量を極力増加させずに
回路構造を変更し、テストの困難さを軽減した例として
スキャンパス方式が実用化されている。そして、このス
キャンパス方式を用いた例としては、例えば、特開平0
7−287052号公報(特許第2624169号公
報)で開示されているスキャンパスを有する論理集積回
路がある。
【0003】この公報の論理集積回路においては、外部
からリセット信号を入力されたときに、まず初期化信号
をスキャンパスに接続されている全てのフリップフロッ
プのリセット端子に出力し、全てのフリップフロップを
リセットしている。この初期化信号のパルス幅は、全て
のフリップフロップをリセットするために必要な時間に
設定されており、リセット信号のパルス幅より充分短く
なっている。これにより、リセット信号を入力されたと
き、最初に初期化信号により全てのフリップフロップを
リセットした後、リセット信号の入力がなくなるまでの
間にスキャンパステストを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいては、スキャンパスに接続されたレジスタ(フリッ
プフロップ)をリセットする場合、スキャンパスとは別
に各レジスタにリセット端子によるリセット制御論理を
設けており、そのためハードウェア量が増えてしまうと
いう問題があった。
【0005】本発明の目的は、LSIテストのために既
に存在するスキャンパスを利用し、リセットのためのハ
ードウェアをレジスタに追加することなく、スキャンパ
スに接続されたレジスタのリセット手段を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のLSIリ
セット回路は、LSIのスキャンパスに接続された複数
のレジスタと、スキャンデータを入力するためのスキャ
ン入力ピンと、スキャンデータを出力するためのスキャ
ン出力ピンと、前記レジスタにクロックを供給するクロ
ック入力ピンと、スキャンモード信号を入力するための
スキャンモード入力ピンと、前記スキャンデータと実論
理で使用するための論理とを前記スキャンモード信号に
より各レジスタの入力部分で切り替えるセレクタとを備
えたLSIにおけるLSIリセット回路であって、出力
する信号の論理を1または0に切り替えることにより、
LSIテストモードか非テストモードかを指定するテス
トモード入力ピンと、電源ONから一定時間経過後に、
出力する信号の論理を切り替える電源ON入力ピンとを
有し、前記テストモード入力ピンの指定が非テストモー
ドであった場合に、前記電源ON入力ピンの論理を前記
スキャンモード信号に代わる新たなスキャンモード信号
として前記セレクタに出力するとともに、前記スキャン
データの代わりに0データをスキャンパスの先頭のセレ
クタに供給し、各セレクタは、前記クロック入力ピンか
ら供給されるクロック毎にスキャンパスの先頭のレジス
タから順次0データを入力することにより、前記複数の
レジスタのリセットを行うことを特徴とする。
【0007】本発明の第2のLSIリセット回路は、L
SIのスキャンパスに接続された複数のレジスタと、ス
キャンデータを入力するためのスキャン入力ピンと、ス
キャンデータを出力するためのスキャン出力ピンと、前
記レジスタにクロックを供給するクロック入力ピンと、
スキャンモード信号を入力するためのスキャンモード入
力ピンと、前記スキャンデータと実論理で使用するため
の論理とを前記スキャンモード信号により各レジスタの
入力部分で切り替えるセレクタとを備えたLSIにおけ
るLSIリセット回路であって、出力する信号の論理を
1または0に切り替えることにより、LSIテストモー
ドか非テストモードかを指定するテストモード入力ピン
と、電源ONから一定時間経過後に、出力する信号の論
理を切り替える電源ON入力ピンと、前記テストモード
入力ピンの論理により、前記スキャン入力ピンからのス
キャンデータまたは0データのいずれかを選択し、スキ
ャンパスの先頭のセレクタに前記選択したデータを供給
する第1の選択手段と、前記テストモード入力ピンの論
理により、前記スキャンモード入力ピンの論理または前
記電源ON入力ピンの論理のいずれかを選択し、この選
択した出力を、前記スキャンモード信号に代わる新たな
スキャンモード信号として前記セレクタに出力する第2
の選択手段とを有することを特徴とする。
【0008】本発明の第3のLSIリセット回路は、L
SIのスキャンパスに接続された複数のレジスタと、ス
キャンデータを入力するためのスキャン入力ピンと、ス
キャンデータを出力するためのスキャン出力ピンと、前
記レジスタにクロックを供給するクロック入力ピンと、
スキャンモード信号を入力するためのスキャンモード入
力ピンと、前記スキャンデータと実論理で使用するため
の論理とを前記スキャンモード信号により各レジスタの
入力部分で切り替えるセレクタとを備えたLSIにおけ
るLSIリセット回路であって、出力する信号の論理を
1または0に切り替えることにより、LSIテストモー
ドか非テストモードかを指定するテストモード入力ピン
と、外部から一定時間ONのリセット信号を入力され、
前記テストモード入力ピンによる指定が非テストモード
であった場合に、前記リセット信号を出力するリセット
入力ピンとを有し、前記テストモード入力ピンの指定が
非テストモードであった場合に、前記リセット入力ピン
の論理を前記スキャンモード信号に代わる新たなスキャ
ンモード信号として前記セレクタに出力するとともに、
前記スキャンデータの代わりに0データをスキャンパス
の先頭のセレクタに供給し、各セレクタは、前記クロッ
ク入力ピンから供給されるクロック毎にスキャンパスの
先頭のレジスタから順次0データを入力することによ
り、前記複数のレジスタのリセットを行うことを特徴と
する。
【0009】本発明の第4のLSIリセット回路は、L
SIのスキャンパスに接続された複数のレジスタと、ス
キャンデータを入力するためのスキャン入力ピンと、ス
キャンデータを出力するためのスキャン出力ピンと、前
記レジスタにクロックを供給するクロック入力ピンと、
スキャンモード信号を入力するためのスキャンモード入
力ピンと、前記スキャンデータと実論理で使用するため
の論理とを前記スキャンモード信号により各レジスタの
入力部分で切り替えるセレクタとを備えたLSIにおけ
るLSIリセット回路であって、出力する信号の論理を
1または0に切り替えることにより、LSIテストモー
ドか非テストモードかを指定するテストモード入力ピン
と、外部から一定時間ONのリセット信号を入力され、
前記テストモード入力ピンによる指定が非テストモード
であった場合に、前記リセット信号を第2の選択手段に
出力するリセット入力ピンと、前記テストモード入力ピ
ンの論理により、前記スキャン入力ピンからのスキャン
データまたは0データのいずれかを選択し、スキャンパ
スの先頭のセレクタに前記選択したデータを供給する第
1の選択手段と、前記テストモード入力ピンの論理によ
り、前記スキャンモード入力ピンの論理または前記リセ
ット入力ピンの論理のいずれかを選択し、この選択した
出力を、前記スキャンモード信号に代わる新たなスキャ
ンモード信号として前記セレクタに出力する第2の選択
手段とを有することを特徴とする。
【0010】本発明の第5のLSIリセット回路は、本
発明の第1〜第4のLSIリセット回路において、前記
一定時間の計時手段は、遅延回路であることを特徴とす
る。本発明の第6のLSIリセット回路は、本発明の第
1〜第4のLSIリセット回路において、前記一定時間
の計時手段は、カウンタまたはタイマであることを特徴
とする。
【0011】本発明の第7のLSIリセット回路は、本
発明の第1〜第4のLSIリセット回路において、前記
一定時間の計時手段は、ソフトウェアによるレジスタ手
段であることを特徴とする。
【0012】本発明の電子機器は、本発明の第1〜第7
のLSIリセット回路の少なくともいずれかを用いたこ
とを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図1は、本発明のLSIリセット
回路の一例を示す構成図である。
【0014】セレクタ100は、LSIテストモード2
0により、スキャンイン21からの信号か、論理「0」
かを選択し、その出力は、セレクタ11への入力とな
る。セレクタ101は、スキャンモード22とリセット
23の出力信号を反転回路26で反転させた信号とのい
ずれかを、LSIテストモード20で選択しスキャンモ
ード信号Sとして出力する。
【0015】そして、このセレクタ101の出力信号で
あるスキャンモード信号Sにより、セレクタ100の出
力と実論理値31のいずれかをセレクタ11が選択し、
セレクタ11の選択した出力がレジスタ1の入力とな
る。このレジスタ1に入力された値は、クロック24か
らクロックが印加されるとレジスタ1に保持される。
【0016】なお、レジスタおよびセレクタは、スキャ
ンパスにそれぞれ1〜n,11〜1nのn個ずつ接続さ
れているものとして説明する。
【0017】レジスタ2には、レジスタ1の出力と実論
理値32とをセレクタ101の出力により選択するセレ
クタ12の出力が入力となっており、クロック24から
クロックが印加されるとレジスタ2には、セレクタ12
により選択された値が保持される。
【0018】以下同様に、各レジスタは、セレクタ10
1の出力により、スキャンパスの一つ前のレジスタ値
か、実論理値かを選択するセレクタの出力を入力とした
構成に数珠繋ぎ状態になっており、最後のレジスタnの
出力は、スキャンアウト25で検出する。
【0019】次に、本発明の一実施の形態の動作につい
て図1および図2を参照して詳細に説明する。図2は、
本発明のLSIリセット回路の動作を説明するためのタ
イムチャートである。
【0020】最初に、LSIテスト実施時の動作につい
て図1を参照して説明する。
【0021】LSIテストを実施する時は、まず、LS
Iテストモード20を論理「1」に固定する。この状態
をLSIテストモードと称する。これにより、図1に示
すように、セレクタ100においては、スキャンイン2
1からのデータが選択され、セレクタ101において
は、スキャンモード22からの入力信号がスキャンモー
ド信号Sとして選択される。
【0022】この状態で、スキャンモード22を論理
「1」にすると、セレクタ11では、セレクタ100で
選択された出力、すなわちスキャンイン21からのデー
タが選択され、クロック24からクロックを供給する
と、スキャンイン21からのデータはレジスタ1に保持
される。
【0023】セレクタ12では、レジスタ1のデータが
選択される。そして、クロック24から次のクロックを
供給すると、レジスタ2には、1クロック前にレジスタ
1に保持されていたデータが保持され、レジスタ1に
は、新たにスキャンイン21のデータが保持される。
【0024】さらに、クロック24からクロックを印加
し続けると、各レジスタをデータが毎クロックスキャン
して、スキャンパスのレジスタ数(n個)のクロックを
印加した時点で、レジスタnには、初めに、スキャンイ
ン21から与えたデータが保持され、スキャンアウト2
5で、それが観測できる。
【0025】次に、スキャンモード22を論理「0」と
すると、セレクタ11〜セレクタ1nは、スキャンパス
側でない、実論理側のデータが選択され、クロック24
からクロックが印加されると、実論理値31,実論理値
32〜実論理値3nがそれぞれレジスタ1,レジスタ2
〜レジスタnに保持される。
【0026】以上説明した動作を利用し、スキャンモー
ド22とクロック24から印加するクロックとを制御し
ながら、スキャンイン21から与えるデータとスキャン
アウト25で検出するデータを参照することで、LSI
の論理テストが可能となる。
【0027】次に、本発明の特徴である、非LSIテス
トモード時の、スキャンパスに接続されたレジスタのリ
セット動作について説明する。
【0028】まず、非LSIテスト時は、LSIテスト
モード20を論理「0」に固定する。この状態で、電源
ONすると、セレクタ100は、論理「0」を選択し、
セレクタ101は、リセット23からの入力信号を反転
回路26で反転した論理をスキャンモード信号Sとして
選択する。
【0029】ここで、リセット23からの入力信号につ
いて図2のタイムチャートを用いて説明する。
【0030】LSIの電源がONすると、図示していな
い遅延回路等により、論理「0」の信号がリセット23
に入力される。この論理「0」は反転回路26により論
理「1」に反転され、この論理「1」がスキャンモード
信号Sとして各セレクタ11〜1nに出力される。この
論理「1」のスキャンモード信号Sは、一定の遅延時間
後にリセット23への入力信号が論理「1」に変わるま
で、各セレクタ11〜1nに出力され続ける。この遅延
時間は、スキャンパスに接続されているn個のレジスタ
が全てリセットされるのを保証する時間、すなわち、n
以上のクロックが印加される時間以上に設定されてい
る。
【0031】以上、図2を用いて説明したように、電源
ON直後の一定時間、リセット23からの入力信号は論
理「0」としているため、セレクタ101は、スキャン
モード信号Sとして論理「1」を出力する。これによ
り、セレクタ11は、セレクタ100の出力、すなわ
ち、論理「0」を選択するので、クロック24からクロ
ックが印加されると、レジスタ1は論理「0」を保持す
る。さらに、クロックが印加されると、セレクタ12の
出力も論理「0」なので、レジスタ2にも論理「0」が
保持される。このまま、クロックが印加され続けると、
いずれは、レジスタ1〜レジスタnまでのスキャンパス
に接続されているレジスタは、全て、論理「0」とな
り、リセットされる。
【0032】その後、リセット23からの入力信号が論
理「1」に変化すると、セレクタ101は、論理「0」
を出力するので、セレクタ11は、スキャンパス側でな
い、実論理31側のデータを選択し、次のクロックで
は、レジスタ1に実論理値31が保持されることにな
る。同様に、レジスタ2〜nにも実論理値32〜3nが
それぞれ保持される。よって、スキャンパスで接続され
ていたレジスタ1〜nのリセットは、解除される。
【0033】次に、本発明の他の実施の形態について図
3を参照して説明する。
【0034】本実施の形態は、図1に示される本発明の
一実施の形態に対して、リセット信号回路27を追加し
た点が異なる。上述した本発明の一実施の形態において
は、電源ON直後の一定時間、外部に設けられた遅延回
路からリセット23に論理「0」の信号を入力していた
が、本実施の形態は、遅延回路に相当する部分をリセッ
ト信号回路27に備えている。さらに、リセット信号回
路27から論理「0」を出力する条件として、LSIテ
ストモード20が非LSIテストモード状態に設定され
ていることを確認するため、LSIテストモード20か
らの信号がリセット信号回路27に入力されている。
【0035】そして、LSIの電源がONすると、電源
ON信号がリセット23からリセット信号回路27に送
られる。一方、LSIテストモード20からも、非LS
Iテストモードであることを示す論理「0」がリセット
信号回路27に送られる。リセット信号回路27は、こ
れらの両信号を受信したことにより内部の遅延回路をO
Nし、この遅延回路による遅延が設定された遅延時間に
なるまでの間は、論理「0」を出力する。この論理
「0」は反転回路26により論理「1」に反転され、こ
の論理「1」がスキャンモード信号Sとして各セレクタ
に出力される。
【0036】上述した本発明の他の実施の形態において
は、LSIテストモード20が非LSIテストモード状
態に設定されていることを確認して、セレクタ101に
リセットのための信号を出力できるという効果がある。
【0037】なお、以上説明した本発明の一実施の形態
または他の実施の形態においては、遅延時間の生成を遅
延回路によって行ったが、電源ON直後の一定時間をカ
ウントする手段であれば、遅延回路の他に、例えば、カ
ウンタ,タイマや、ソフトウェアによるレジスタ手段等
であってもかまわない。
【0038】さらに、本発明の一実施の形態または他の
実施の形態においては、電源ONによる信号を外部から
入力していたが、電源ONによる信号の代わりに、一定
時間だけ論理「1」の信号を外部からリセット23に入
力するようにしてもよい。この場合は、図1における反
転回路26、または、図3におけるリセット信号回路2
7および反転回路26が削除できる。
【0039】また、本発明が以上の実施の形態の説明に
限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実
施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。
【0040】
【発明の効果】上述したように、本発明は、LSIテス
トのために既に存在するスキャンパスを基本構成として
利用し、電源ON直後の一定時間の間、リセット23か
らの入力信号を各レジスタのスキャンモード信号として
用ることにより、各レジスタに論理「0」を入力してリ
セットするようにしたため、各レジスタにリセットのた
めのハードウェアを追加することなく、各レジスタのリ
セットを行うことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のLSIリセット回路の一例を示す構成
図である。
【図2】本発明のLSIリセット回路の動作を説明する
ためのタイムチャートである
【図3】本発明のLSIリセット回路の他の例を示す構
成図である。
【符号の説明】
1 レジスタ 2 レジスタ n レジスタ 11 セレクタ 12 セレクタ 1n セレクタ 20 LSIテストモード 21 スキャンイン 22 スキャンモード 23 リセット 24 クロック 25 スキャンアウト 26 反転回路 27 リセット信号回路 31 実論理値 32 実論理値 3n 実論理値 100 セレクタ 101 セレクタ S スキャンモード信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LSIのスキャンパスに接続された複数
    のレジスタと、スキャンデータを入力するためのスキャ
    ン入力ピンと、スキャンデータを出力するためのスキャ
    ン出力ピンと、前記レジスタにクロックを供給するクロ
    ック入力ピンと、スキャンモード信号を入力するための
    スキャンモード入力ピンと、前記スキャンデータと実論
    理で使用するための論理とを前記スキャンモード信号に
    より各レジスタの入力部分で切り替えるセレクタとを備
    えたLSIにおけるLSIリセット回路であって、 出力する信号の論理を1または0に切り替えることによ
    り、LSIテストモードか非テストモードかを指定する
    テストモード入力ピンと、電源ONから一定時間経過後
    に、出力する信号の論理を切り替える電源ON入力ピン
    とを有し、 前記テストモード入力ピンの指定が非テストモードであ
    った場合に、前記電源ON入力ピンの論理を前記スキャ
    ンモード信号に代わる新たなスキャンモード信号として
    前記セレクタに出力するとともに、前記スキャンデータ
    の代わりに0データをスキャンパスの先頭のセレクタに
    供給し、各セレクタは、前記クロック入力ピンから供給
    されるクロック毎にスキャンパスの先頭のレジスタから
    順次0データを入力することにより、前記複数のレジス
    タのリセットを行うことを特徴とするLSIリセット回
    路。
  2. 【請求項2】 LSIのスキャンパスに接続された複数
    のレジスタと、スキャンデータを入力するためのスキャ
    ン入力ピンと、スキャンデータを出力するためのスキャ
    ン出力ピンと、前記レジスタにクロックを供給するクロ
    ック入力ピンと、スキャンモード信号を入力するための
    スキャンモード入力ピンと、前記スキャンデータと実論
    理で使用するための論理とを前記スキャンモード信号に
    より各レジスタの入力部分で切り替えるセレクタとを備
    えたLSIにおけるLSIリセット回路であって、 出力する信号の論理を1または0に切り替えることによ
    り、LSIテストモードか非テストモードかを指定する
    テストモード入力ピンと、 電源ONから一定時間経過後に、出力する信号の論理を
    切り替える電源ON入力ピンと、 前記テストモード入力ピンの論理により、前記スキャン
    入力ピンからのスキャンデータまたは0データのいずれ
    かを選択し、スキャンパスの先頭のセレクタに前記選択
    したデータを供給する第1の選択手段と、 前記テストモード入力ピンの論理により、前記スキャン
    モード入力ピンの論理または前記電源ON入力ピンの論
    理のいずれかを選択し、この選択した出力を、前記スキ
    ャンモード信号に代わる新たなスキャンモード信号とし
    て前記セレクタに出力する第2の選択手段とを有するこ
    とを特徴とするLSIリセット回路。
  3. 【請求項3】 LSIのスキャンパスに接続された複数
    のレジスタと、スキャンデータを入力するためのスキャ
    ン入力ピンと、スキャンデータを出力するためのスキャ
    ン出力ピンと、前記レジスタにクロックを供給するクロ
    ック入力ピンと、スキャンモード信号を入力するための
    スキャンモード入力ピンと、前記スキャンデータと実論
    理で使用するための論理とを前記スキャンモード信号に
    より各レジスタの入力部分で切り替えるセレクタとを備
    えたLSIにおけるLSIリセット回路であって、 出力する信号の論理を1または0に切り替えることによ
    り、LSIテストモードか非テストモードかを指定する
    テストモード入力ピンと、外部から一定時間ONのリセ
    ット信号を入力され、前記テストモード入力ピンによる
    指定が非テストモードであった場合に、前記リセット信
    号を出力するリセット入力ピンとを有し、 前記テストモード入力ピンの指定が非テストモードであ
    った場合に、前記リセット入力ピンの論理を前記スキャ
    ンモード信号に代わる新たなスキャンモード信号として
    前記セレクタに出力するとともに、前記スキャンデータ
    の代わりに0データをスキャンパスの先頭のセレクタに
    供給し、各セレクタは、前記クロック入力ピンから供給
    されるクロック毎にスキャンパスの先頭のレジスタから
    順次0データを入力することにより、前記複数のレジス
    タのリセットを行うことを特徴とするLSIリセット回
    路。
  4. 【請求項4】 LSIのスキャンパスに接続された複数
    のレジスタと、スキャンデータを入力するためのスキャ
    ン入力ピンと、スキャンデータを出力するためのスキャ
    ン出力ピンと、前記レジスタにクロックを供給するクロ
    ック入力ピンと、スキャンモード信号を入力するための
    スキャンモード入力ピンと、前記スキャンデータと実論
    理で使用するための論理とを前記スキャンモード信号に
    より各レジスタの入力部分で切り替えるセレクタとを備
    えたLSIにおけるLSIリセット回路であって、 出力する信号の論理を1または0に切り替えることによ
    り、LSIテストモードか非テストモードかを指定する
    テストモード入力ピンと、 外部から一定時間ONのリセット信号を入力され、前記
    テストモード入力ピンによる指定が非テストモードであ
    った場合に、前記リセット信号を第2の選択手段に出力
    するリセット入力ピンと、 前記テストモード入力ピンの論理により、前記スキャン
    入力ピンからのスキャンデータまたは0データのいずれ
    かを選択し、スキャンパスの先頭のセレクタに前記選択
    したデータを供給する第1の選択手段と、 前記テストモード入力ピンの論理により、前記スキャン
    モード入力ピンの論理または前記リセット入力ピンの論
    理のいずれかを選択し、この選択した出力を、前記スキ
    ャンモード信号に代わる新たなスキャンモード信号とし
    て前記セレクタに出力する第2の選択手段とを有するこ
    とを特徴とするLSIリセット回路。
  5. 【請求項5】 前記一定時間の計時手段は、遅延回路で
    あることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載
    のLSIリセット回路。
  6. 【請求項6】 前記一定時間の計時手段は、カウンタま
    たはタイマであることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れか1項記載のLSIリセット回路。
  7. 【請求項7】 前記一定時間の計時手段は、ソフトウェ
    アによるレジスタ手段であることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか1項記載のLSIリセット回路。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の少なくともいずれか1項
    記載のLSIリセット回路を用いたことを特徴とする電
    子機器。
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