JPH07146252A - 麺外観検査方法 - Google Patents

麺外観検査方法

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JPH07146252A
JPH07146252A JP31735793A JP31735793A JPH07146252A JP H07146252 A JPH07146252 A JP H07146252A JP 31735793 A JP31735793 A JP 31735793A JP 31735793 A JP31735793 A JP 31735793A JP H07146252 A JPH07146252 A JP H07146252A
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JP
Japan
Prior art keywords
noodles
noodle
signal
brightness
foreign matter
Prior art date
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Pending
Application number
JP31735793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Totsuka
宏幸 戸塚
Tadahiro Kawakami
匡啓 川上
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Omron Kirin Techno System Co Ltd
Original Assignee
Kirin Techno System Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kirin Techno System Co Ltd filed Critical Kirin Techno System Co Ltd
Priority to JP31735793A priority Critical patent/JPH07146252A/ja
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 絡み合って塊状に集合した麺に付着した異物
の有無を検出する麺外観検査方法を提供する。 【構成】 麺が絡み合って塊状に集合したものの外観を
撮像により検査する方法であって、前記麺に撮像側に向
けて透過照明を且つ撮像側から反射照明をして麺と麺と
の間の部分および麺表面部を明るい映像として捉える第
1ステップ(5)と、前記第1ステップで得られた映像
の明るさ信号を定められた閾値と比較して、前記閾値以
上の明るさ信号は前記閾値の明るさ信号とする第2ステ
ップ(11)と、前記第2ステップで得られた明るさ信
号を微分する第3ステップ(12)と、前記第3ステッ
プで得られた信号の近接する二点間の差分が定められた
値以上のときは、不良と判定する第4ステップ(13)
とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばインスタントラ
ーメンのような絡み合って塊状に集合した麺の自動外観
検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばインスタントラーメンの製造工程
で黒色異物等が付着することがあり、異物等が付着した
製品を検査によりラインから取除く必要がある。前述の
検査は従来は目視により行われているが、多くの人手を
要すること、又、みのがしが多いことから検査の自動化
が要望され、撮像による方法が試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、麺が塊
状に集合したものには隙間があり、又、麺の絡み合いに
よる凹凸が多いので撮像による映像信号の明るさ比較の
みでは、画像から異物のみを識別することが困難である
という問題がある。
【0004】本発明は、照明方法および撮像による明る
さ信号の処理方法を工夫することにより、前述の問題を
解消する検査方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の麺外観検査方法
は、麺が絡み合って塊状に集合したものの外観を撮像に
より検査する方法であって、前記麺に撮像側に向けて透
過照明を且つ撮像側から反射照明をして麺と麺との間の
部分および麺表面部を明るい映像として捉える第1ステ
ップと、前記第1ステップで得られた映像の明るさ信号
を定められた閾値と比較して、前記閾値以上の明るさ信
号は前記閾値の明るさ信号とする第2ステップと、前記
第2ステップで得られた明るさ信号を微分する第3ステ
ップと、前記第3ステップで得られた信号の近接する二
点間の差分が定められた値以上のときは、不良と判定す
る第4ステップと、からなることを特徴とする。
【0006】
【作用】塊状の麺を透過照明だけで撮像すると、麺と麺
との間の隙間の部分は極めて明るく麺の表面は極めて暗
く映るので、麺表面に付着した異物は識別できない。ま
た反射照明だけで撮像すると、麺の表面は明るく映るが
前述の麺と麺との間の隙間の部分は照明光を反射しない
ので暗く映るため、異物等による暗い点と識別できな
い。
【0007】そこで透過照明および反射照明により撮像
すると、前述の麺と麺との間の隙間の部分は極めて明る
く、麺表面は明るく、麺表面の異物ならびに麺の絡み合
いによる凹凸は暗く映ることになる。以上が第1ステッ
プである。
【0008】次に、撮像により得られた明るさ信号の処
理を行う。第2ステップにおいて、麺表面の明るさより
も極めて明るい部分である麺と麺との間の隙間の部分の
明るさを麺表面の明るさとする。これにより極めて明る
い部分と明るい部分との差により異物が存在したとみな
すことがなくなる。即ち、明るい部分と暗い部分との差
をみるのみとなる。
【0009】第3ステップにおいて、前述の第2ステッ
プで得られた明るさ信号を微分する。塊状の麺には麺の
絡み合いによる凹凸があるため、異物として急に暗く映
る点の他に、凹凸によりゆるやかに暗く映る部分があ
る。急に暗く映る異物は微分することにより変化の大き
な信号として捉えられ、ゆるやかに暗く映る凹凸は変化
の小さい信号として捉えられることになる。
【0010】第4ステップにおいて、前述の第3ステッ
プて得られた信号の近接する二点間の差分が定められた
大きさ以上のときは、異物と判定できることになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について添付図面を
参照しながら説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例の麺外観検査装
置の断面構成を示す。ベルトコンベア1A,1Bによっ
て検査対象のインスタントラーメン等の麺2が撮像装置
5の直下の所定の検査位置8に搬送される。コンベア1
Aには幅寄せガイド3を備え、搬送される麺2の位置を
調整する。コンベア1Aと1B間の隙間において、CC
Dカメラ等の撮像装置5は麺2を撮像する。麺2は撮像
側に向けてライン照明装置7から透過照明が為される。
また、麺2の上面には、リング照明装置6により撮像側
から反射照明が為される。撮像装置5の映像信号は図示
しない画像処理装置に送られ、画素毎の明るさの変化か
ら異物の有無が演算処理により判定される。撮像位置8
を通過した麺2は、コンベア1Bにより更に搬送され、
図示しない画像処理装置により異物有りと判定された麺
は不良としてエア排出ノズル4によりコンベア1Bから
排除される。異物無しと判定された麺2はそのままコン
ベア1Bより次工程に送られる。
【0013】図2は、本発明の一実施例の画像処理の手
順を示すブロック図である。撮像装置5により捉えられ
た麺2の上面の映像は一走査ライン毎に画像処理装置1
0の明るさ上限カット回路11に送られる。明るさ上限
カット回路11では、映像の明るさ信号を定められた閾
値と比較して、ある閾値以上の明るさ信号はその閾値の
明るさ信号とする。
【0014】次に、明るさ上限カットされた映像信号は
微分回路12に送られる。微分回路12では送られた映
像信号を微分処理する。即ち、明るさがゆるやかに変化
する場合には、小さな値の映像信号が出力される。逆
に、明るさの変化が大きい場合には、大きな値の映像信
号が出力される。
【0015】次に、微分処理された映像信号は比較回路
13に送られる。比較回路13では、映像信号の近接す
る2点間の差分を求める。2点間の差分がある定められ
た値以上の時は異物有りとして不良信号を発生する。不
良信号は図1に示すエア排出ノズル4により麺2を不良
品としてコンベアから排除する。タイミング回路14
は、撮像位置に達した麺をセンサ15で検出し、画像処
理の一連のタイミングを制御する。
【0016】次に図3乃至図4を参照しながらこの麺外
観検査装置の動作について説明する。図3は、撮像位置
8における撮像装置側からみた上面図である。図中点線
で示す範囲17が撮像装置により取り込まれる検査範囲
である。点a及び点bはそれぞれ麺2の外縁である。麺
2の点Xに黒い異物が付着していたとする。
【0017】図4は、各種映像信号の説明図である。
尚、画像処理装置10内の映像信号はデジタル信号に変
換されデジタルで演算処理されるが、説明の便宜上本図
においてはアナログで表示する。(A)は、検査エリア
内の明るさを照明方式により比較したものである。透
過光方式は、麺に撮像側に向けてライン照明装置7によ
り透過照明のみを行った場合である。麺が絡み合って塊
状に集合した、上面を撮像装置5により撮像すると、点
a及び点bの外側は、透過照明を受けて極めて明るくな
る。又絡み合った麺と麺との間の隙間部分も透過照明を
受けて極めて明るくなる。これに対して、麺と麺とが重
なりあって全く光を透過させない部分は極めて暗くな
る。黒い異物が付着していると、その部分は大きな明る
さの変化の中に埋もれてしまい、麺表面に付着した異物
は識別できない。又、反射光方式では麺の表面は明る
く映るが、麺と麺との間の隙間部分にはリング照明装置
6の照明光が入らないため、暗く映る。従って、この方
式でも明暗差が大きいため、黒い異物を識別することが
できない。本実施例の透過光と反射光を重ねた方式に
よれば、麺と麺との間の部分及び麺表面部を明るい映像
として捉えることができる。
【0018】しかしながら、この状態では映像信号にお
ける明暗差が大きいため、どの部分が異物の信号である
かを判定することができない。そこで、明るさ上限カッ
ト回路11を通すことにより図中の閾値以上の信号を閾
値の信号に変換する。すると、麺と麺との間の隙間部分
等の透過光が直接撮像された部分等の極めて明るい信号
が除去される。この状態を図4(B)に明るさ上限カッ
ト後の信号として示す。しかしながら、この状態におい
ても、麺と麺との間の隙間が深くかつ透過照明が透過し
ない部分は暗い部分として残る。この部分を異物と区別
するために、微分回路12を通す。微分処理を行うこと
により、麺と麺との間の暗い部分は信号の変化がゆるや
かであるので、微分処理を行うことにより、明暗差を小
さくすることができる。これに対して、異物が付着して
いる場合は、麺と異物との境界は、ステップ状であるの
で、急な変化の信号として捉えられる。このため、異物
の部分は微分処理により大きな信号として出力される。
この状態が図4(C)に微分処理後の信号として示され
る。
【0019】従って、図4(C)に示す映像信号は、異
物による信号のみが残っていることになる。この信号を
近接する2点間の差分が定められた値以上であるかどう
かの比較回路13を通すことにより異物ありと判定する
ことができる。
【0020】尚、以上の実施例は麺が絡み合って塊状に
集合したものとしてインスタントラーメンの例について
説明したが、そば、うどん、中華そば、スパゲッテイ等
の生麺あるいは乾麺等にも適用できることはもちろんの
ことである。このように、本発明の趣旨を逸脱すること
なく各種の変形実施例が可能である。尚、各図中同一符
号は同一あるいは相当部分を示す。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
インスタントラーメン等の塊状の麺に付着した異物を検
出する実用的な自動検査装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の麺外観検査装置の説明図。
【図2】本発明の一実施例の麺外観検査装置における映
像信号処理のブロック図。
【図3】撮像位置における麺の上面図。
【図4】各種映像信号の説明図。
【符号の説明】
1A,1B ベルトコンベア 2 麺 5 撮像装置 6 リング照明装置 7 ライン照明装置 8 撮像位置 10 画像処理装置 11 明るさ上限カット回路 12 微分回路 13 比較回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 麺が絡み合って塊状に集合したものの外
    観を撮像により検査する方法であって、 前記麺に撮像側に向けて透過照明を且つ撮像側から反射
    照明をして麺と麺との間の部分および麺表面部を明るい
    映像として捉える第1ステップと、 前記第1ステップで得られた映像の明るさ信号を定めら
    れた閾値と比較して、前記閾値以上の明るさ信号は前記
    閾値の明るさ信号とする第2ステップと、 前記第2ステップで得られた明るさ信号を微分する第3
    ステップと、 前記第3ステップで得られた信号の近接する二点間の差
    分が定められた値以上のときは、不良と判定する第4ス
    テップと、 からなることを特徴とする麺外観検査方法。
JP31735793A 1993-11-24 1993-11-24 麺外観検査方法 Pending JPH07146252A (ja)

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JP31735793A JPH07146252A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 麺外観検査方法

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JPH07146252A true JPH07146252A (ja) 1995-06-06

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JP31735793A Pending JPH07146252A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 麺外観検査方法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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