JPH0714623U - ケース付き高圧用トランス - Google Patents

ケース付き高圧用トランス

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JPH0714623U
JPH0714623U JP5017693U JP5017693U JPH0714623U JP H0714623 U JPH0714623 U JP H0714623U JP 5017693 U JP5017693 U JP 5017693U JP 5017693 U JP5017693 U JP 5017693U JP H0714623 U JPH0714623 U JP H0714623U
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JP
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voltage transformer
case
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high voltage
outside
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JP5017693U
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孝一 牛久保
利博 羽左間
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中央無線株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高圧用トランスからの不要放射ノイズや外部
ノイズによる影響を防ぐと共に変換効率の向上を目的と
する。 【構成】 棒状の高圧用トランスの巻線部全体に
意の厚さの磁性材で形成した筒状のリングコア4を内側
と外側とに任意の厚さの外側絶縁部5及び内側絶縁部6
との間に嵌め込んだケース3を被せたことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、液晶表示装置等に用いる蛍光灯用電源の高圧用トランスに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、液晶パネルを使った表示装置があらゆる分野で使用されつゝあるが、既 知のように前記液晶パネルには背面から照射する光源が必要であり、主として蛍 光灯が使われている。前記蛍光灯を点灯させるには高電圧発生装置が必要であり 、小型・軽量化するために第3図のような棒状の高圧用トランスボビン7が使わ れつゝある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記棒状の高圧用トランスは開放磁束型(若しくは漏洩磁束型 と呼称される。)であり、周辺回路部品点数の削減及び小型・軽量化は一応実現 されたが、その構造及び作動原理からトランス本体から外部に放射される不要放 射ノイズや外部からのノイズ等の影響がEI型トランスに代表される閉磁束型( 若しくは閉磁路型と呼称される。)の高圧用トランスよりも大きい。加えてパー マロイ等に代表されるノイズ対策用のシールド材料ではノイズや磁束等は吸収し 得るが、それらは熱となってしまうために密閉した筐体内への実装には問題が生 ずる等の不具合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の不具合を解決するために薄い磁性材の両面に絶縁物質をサン ドイッチ状にしたケースを高圧用トランスの巻線部全体に被せたことを特徴とす る。
【0005】
【実施例】
図1は本考案になる高圧用トランスの一実施例の縦断面図、図2はケースの一 実施例の斜視図、図3は図2のケースの分解斜視図である。以下、図に従って説 明する。棒状の高圧用トランス1の巻線部2全体に図2に示すケース3を被せる 。ケース3は第3図に示すように任意の厚さの磁性材(マンガン系のフェライト 材等)で形成した筒状のリングコア4の内側と外側とに任意の厚さの絶縁筒5及 び絶縁筒6とを嵌め込む構成となっている。
【0006】 第4図及び第5図は高圧用トランスの外形状(楕円筒形状や角筒形状等)の違 いによるケースの他の実施例の斜視図を示している。又図示されてはいないがフ レキシブルな絶縁材の表面に磁性材の粉末を塗布又は蒸着して磁性層を形成して ケースとすることも可能であり、本考案の権利範疇に入るのは自明である。
【0007】
【考案の効果】
以上、説明した如く本考案によるケース付き高圧用トランスは、開放磁束型ト ランスと閉磁束型トランスの両方の長所を持っている。即ち、高耐圧のコンデン サーが不要、外部への漏洩磁束ノイズの低減、外部からのノイズの低減、絶縁性 能の向上、耐衝撃性の向上、変換効率の向上等数々のメリットがある。
【提出日】平成5年9月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、液晶表示装置等に用いる蛍光灯用電源の高圧用トランスに関する のである。
【0002】
【従来の技術】
最近、液晶パネルを使った表示装置があらゆる分野で使用されつゝあるが、既 知のように前記液晶パネルには背面から照射する光源が必要であり、主として蛍 光灯が使われている。前記蛍光灯を点灯させるには、高電圧発生装置が必要であ り、小型・軽量化するために図4のような棒状の高圧用トランスボビン7が使わ れつゝある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記棒状の高圧用トランスは開放磁束型(若しくは漏洩磁束型 と呼称される。)であり,周辺回路部品点数の削減及び小型・軽量化は一応実現 されたが、その構造及び作動原理からトランス本体から外部に放射される不用放 射ノイズや外部からのノイズ等の影響がEIトランスに代表される閉磁束型(若 しくは閉磁路型と呼称される。)の高圧用トランスよりも大きい。加えてパーマ ロイ等に代表されるノイズ対策用のシールド材料ではノイズや磁束等は吸収し得 るが、それらは熱となってしまうために密閉した筐体内への実装には問題が生ず る等の不具合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の不具合を解決するために棒状の高圧用トランス1において、 一端を封止部11とし外側絶縁部5と内側絶縁部6との二重の絶縁部で筒状に構 成した絶縁筒部内に磁性材 10を封入又は注入して磁性層を形成したケース3と し、該 ケースを高圧用トランスの巻線部全体に被せたことを特徴とする。
【0005】
【実施例】
図1は本考案になる高圧用トランスの一実施例の縦断面図、図2はケースの一 実施例の斜視図、図3は図2のケースの分解斜視図である。
【0006】 以下、図に従って説明する。棒状の高圧用トランス1の巻線部2全体に図2に 示すケース3を被せる。ケース3は図3に示すように任意の厚さの磁性材で形成 した筒状のリングコア4を内側と外側とに任意の厚さの外側絶縁部5及び内側絶 縁部6との間に 嵌め込む構成となっている。磁性材のリングコア4はマンガン系のフェライト材等で構成するものである。
【0007】 図5は高圧用トランスの外形を楕円筒形状とし、図6は角筒形状としたケース の他の実施例の斜視図を示している。又図示されてはいないがフレキシブルな絶 縁材の表面に磁性材の粉末を塗布又は蒸着して磁性層を形成してケースとするこ とも可能であり、本考案の権利範疇に入るのは自明である。
【0008】
【考案の効果】
以上、説明した如く本考案によるケース付き高圧用トランスは、開放磁束型ト ランスと閉磁束型トランスの両方の長所を持っている。即ち、高耐圧のコンデン サーが不要となり、外部への漏洩磁束ノイズが低減され、外部からのノイズの低 減や、絶縁性能が向上し、耐衝撃性も向上し、変換効率も向上する等数々のメリ ットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のケース付き高圧用トランスの一実施例
の縦断面図である。
【図2】本考案の高圧用トランスのケースの斜視図であ
る。
【図3】本考案の高圧用トランスのケースの分解斜視図
である。
【図4】従来の高圧用トランスボビンの斜視図である。
【図5】楕円筒型形状の高圧用トランスのケースの斜視
図である。
【図6】角型形状の高圧用トランスのケースの斜視図で
ある
【符号の説明】
1 高圧用トランス 2 巻線部 3 ケース 4 リングコア 5 絶縁筒 6 絶縁筒 7 高圧用トランスボビン 8 ケース 9 ケース
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 ケース付き高圧用トランス
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のケース付き高圧用トランスの一実施例
の縦断面図である。
【図2】本考案のケース付き高圧用トランスのケースの
斜視図である。
【図3】本考案のケース付き高圧用トランスのケースの
分解斜視図である。
【図4】従来使用されている高圧用トランスボビンの斜
視図である。
【図5】楕円筒型形状の高圧用トランスのケースの斜視
図である。
【図6】角型形状の高圧用トランスのケースの斜視図で
ある。
【符号の説明】 1 高圧用トランス 2 巻線部 3 ケース 4 リングコア 5 外側絶縁部内側絶縁部 7 高圧用トランスボビン 8 ケース 9 ケース10 磁性材 11 封止部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状の高圧用トランスにおいて、前記高
    圧用トランスの巻線部全体に薄い磁性材の両面を絶縁物
    質でサンドイッチ状にしたケースを被せたことを特徴と
    するケース付き高圧用トランス。
JP1993050176U 1993-08-06 1993-08-06 ケース付き高圧用トランス Expired - Lifetime JP2588628Y2 (ja)

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JP1993050176U JP2588628Y2 (ja) 1993-08-06 1993-08-06 ケース付き高圧用トランス

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Publication Number Publication Date
JPH0714623U true JPH0714623U (ja) 1995-03-10
JP2588628Y2 JP2588628Y2 (ja) 1999-01-13

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ID=12851895

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Cited By (3)

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JPH04107817U (ja) * 1991-02-27 1992-09-17 松下電器産業株式会社 トランス
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JP2588628Y2 (ja) 1999-01-13

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