JPH07144624A - 制動装置制御装置 - Google Patents

制動装置制御装置

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JPH07144624A
JPH07144624A JP29675393A JP29675393A JPH07144624A JP H07144624 A JPH07144624 A JP H07144624A JP 29675393 A JP29675393 A JP 29675393A JP 29675393 A JP29675393 A JP 29675393A JP H07144624 A JPH07144624 A JP H07144624A
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braking force
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の発進を良好にし得る制動装置制御装置
を得る。 【構成】 車両が登坂路において停止状態にあることが
検出されると(時間Tp)、リアホイールシリンダ46の
液圧が一定値まで増圧される。その後、発進検出手段に
よって運転者の車両発進意図があることが検出されると
(時間Tq)、制動力減少速度制御が開始される。3位置
電磁弁58が保持位置と減圧位置とに交互に切り換えら
れるが、保持時間がエンジン出力軸回転数の上昇速度に
応じて決められるため、制動力減少速度が上昇速度が大
きい場合には小さい場合より小さくなる。その結果、エ
ンジン出力軸の回転数の上昇速度が大きい場合には、過
大なスリップが発生することが回避され、上昇速度が小
さい場合には、発進性能が無駄に抑圧されることが回避
されて、車両が良好に発進する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の制動装置を制御
する制動装置制御装置に関するものであり、特に車両の
発進制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平1─311936号公報に、車両
の停止時に制動装置に制動力を発生させ、車両の発進を
検出する発進検出手段によって車両の発進が検出された
場合に、その制動装置の制動力を減少させる制動装置制
御装置が開示されている。この制動装置制御装置によれ
ば、発進時に過大なスリップが発生することを良好に回
避することができ、車両を良好に発進させることができ
る。過大なスリップの発生は発進性能および走行安定性
の低下につながり、好ましくないのである。一方、発進
時等の加速時に過大なスリップが発生した場合に、制動
装置に制動力を発生させたり、スロットルバルブの開度
を制御したりすることによってスリップを抑制するトラ
クション制御装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に記
載された従来の制動装置制御装置においては、車両を良
好に発進させることができない場合があるという問題が
あった。従来の制動装置制御装置においては、発進検出
手段によって車両の発進が検出されると、制動装置の制
動力が常に一定速度で減少させられるようにされてい
た。しかし、車両の駆動源の駆動力は常に一定の速度で
増大させられるとは限らないため、駆動力の増大速度と
制動力の減少速度とが適合せず、駆動力が過大に減殺さ
れて発進性能が悪くなったり、駆動力の減殺が不足して
過大なスリップが発生したりすることがあったのであ
る。
【0004】また、トラクション制御装置においては、
発進時に生じたスリップを良好に抑制することができな
い場合があるという問題があった。トラクション制御
は、スリップが過大になったことが検出されてから開始
され、制動力が発生させられたり、スロットルバルブが
絞られたりする。そのため、制御遅れが生じ、駆動力の
増大速度が特に大きい場合等には、一時的に過大なスリ
ップが生じることがあるのである。また、発進時には車
輪速度が小さいため、車輪速センサによって車輪速度が
正確に検出されず、スリップ量の検出精度が不十分とな
って、トラクション制御の精度も悪くなり勝ちなのであ
る。
【0005】以上の事情を背景として、本発明は、車両
の発進を良好に、すなわち発進性能が悪くなることもス
リップが過大になることもなく行わせることができる制
動装置制御装置を得ることを課題として為されたもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明の要
旨とするところは、車両の停止時に制動装置に制動力を
発生させ、車両の発進を検出する発進検出手段によって
車両の発進が検出された場合に、その制動装置の制動力
を減少させる制動装置制御装置において、車両の駆動源
の駆動トルクに関連する駆動トルク関連量の増大速度を
取得する駆動トルク関連量増大速度取得手段と、その駆
動トルク関連量増大速度取得手段によって取得された駆
動トルク関連量の増大速度が大きい場合には、小さい場
合より前記制動力の減少速度を小さくする制動力減少速
度制御手段とを設けることにある。
【0007】発進検出手段は、実際の車両の移動(発
進)を検出する手段であっても、運転者の車両を発進さ
せようとする意図を検出するものであってもよい。前者
には、例えば加速度センサや車速センサ等があり、後者
には、例えばアクセルスイッチやブレーキスイッチ等が
ある。アクセルペダルが踏み込まれたことやブレーキペ
ダルの踏込みが解除されたことを検出すれば、運転者の
車両を発進させようとする意図を検出することができ
る。
【0008】駆動トルク関連量としては、エンジンの出
力軸のトルク自体が代表的なものであるが、エンジンの
出力軸の回転数の増加率,スロットルバルブの開度,燃
焼室に供給される空気量,キャブレタの吸気管内の圧力
等であってもよい。一般に、これらの量が大きいほど駆
動トルクが大きいため、予め、これらの量と駆動トルク
との間の関係を表す対応マップを作成しておけば、これ
らの量から駆動トルクを推定することができる。また、
これらの量自体に基づいて制動力減少速度制御手段を作
動させることも可能である。
【0009】なお、制動力の減少速度は、駆動トルク関
連量の増大速度が大きい場合には小さい場合より小さく
されればよく、減少速度が駆動トルク関連量の増大速度
に対して連続的に小さくされても、段階的に小さくされ
てもよい。
【0010】
【作用】本発明の制動装置制御装置においては、車両が
停止状態にある場合に制動装置によって制動力が発生さ
せられ、発進検出手段によって発進が検出されると制動
装置の制動力が減少させられるが、その制動力の減少速
度が、駆動トルク関連量の増大速度が大きい場合には小
さい場合より小さくされる。駆動トルク関連量増大速度
は、駆動トルク関連量増大速度取得手段によって取得さ
れ、制動力の減少速度は制動力減少速度制御手段によっ
て制御される。
【0011】発進時に過大なスリップが発生し易いの
は、駆動トルク関連量の増大速度が大きい場合である
が、本発明の制動装置制御装置においては、増大速度が
大きい場合には小さい場合より制動力の減少速度が小さ
くされるため、発進時に制動力が長く保持され、過大な
スリップが発生することが回避される。また、駆動トル
ク関連量増大速度が小さい場合には、制動力減少速度が
大きくされるため、制動力が早く消滅させられ、発進性
能の低下が回避される。
【0012】本発明の制動装置制御装置による制動力制
御は、発進時に過大なスリップが発生ずる可能性に基づ
いた制御であると考えることができる。それに対してト
ラクション制御装置においては、前述のように、実際に
過大なスリップが発生したことが検出されてから制御が
開始される。そのため、スリップの抑制遅れが生じるの
である。つまり、本発明の制動装置制御装置において
は、車両が停止状態にある状態、すなわち、過大なスリ
ップが発生する以前に制動力が発生させられ、その制動
力の減少速度が過大なスリップの発生の可能性に基づい
て制御されるため、発進時に過大なスリップが発生する
頻度が小さくなるのである。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明の制動装置制御装
置によれば、車両の発進性能の無駄な抑圧を回避しつつ
過大なスリップの発生を回避することができるため、車
両の発進を良好に行うことが可能となる。また、本発明
の制動装置制御装置とトラクション制御装置との両方を
備えた制御装置においては、トラクション制御装置の作
動頻度を減少させることができるとともに制御遅れを小
さくすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例である制動装置制御
装置をトラクション制御機能付きの液圧ブレーキ装置に
適用した場合について詳細に説明する。図2,3におい
て、10はブレーキペダルであり、12は液圧源であ
り、14〜20はそれぞれ左右前後輪である。液圧源1
2は、ブースタを備えたマスタシリンダ22と、動力式
液圧源24とを備えている。ブレーキペダル10が踏み
込まれると、マスタシリンダ22の図示しない各液圧室
には、踏力に応じた液圧が発生させられる。一方の液圧
室に発生した液圧はプロポーショニング/バイパスバル
ブ30,液通路32,34を経て左右前輪14,16の
フロントホイールシリンダ36,38に供給される。同
様に、他方の液圧室に発生した液圧は、プロポーショニ
ング/バイパスバルブ30,液通路40,液通路42,
44を経て左右後輪18,20のリアホイールシリンダ
46,48に供給される。
【0015】各液通路32,34の途中には、制動力制
御アクチュエータとしての3位置電磁弁50,52が設
けられ、上述のフロントホイールシリンダ36,38を
液圧源12としてのマスタシリンダ22の液圧室に連通
させる増圧位置と、マスタシリンダ22から遮断し、リ
ザーバ54に連通させる減圧位置と、マスタシリンダ2
2からもリザーバ54からも遮断する保持位置とに切換
可能とされている。また、液通路32,34には、3位
置電磁弁50,52をバイパスするバイパス通路が設け
られ、そのバイバス通路には、それぞれ逆止弁が設けら
れており、ブレーキペダル10の踏込みが解除された場
合に、ホイールシリンダ36,38の作動液が速やかに
戻り得るようにされている。
【0016】液通路40の途中には、2位置電磁弁56
が設けられるとともに、液通路42,44の途中には制
動力制御アクチュエータとしての3位置電磁弁58,6
0が設けられている。2位置電磁弁56は、常には、3
位置電磁弁58,60をマスタシリンダ22の液圧室に
連通させる開位置にあるが、ソレノイドの励磁により切
り換えられると、3位置電磁弁58,60をマスタシリ
ンダ22から遮断する閉位置となる。3位置電磁弁5
8,60は、上述の3位置電磁弁50,52と同様な構
造のものであり、リアホイールシリンダ46,48を液
圧源12に連通させる増圧位置と、リザーバ62に連通
させる減圧位置と、液圧源12からもリザーバ62から
も遮断する保持位置とに切換可能とされている。
【0017】液圧源12のうちの動力式液圧源24は、
モータ70を備えたポンプ72,逆止弁74,アキュム
レータ76,リリーフ弁78等を備えている。これら
は、直列に、液通路80に設けられ、液通路80はマス
タシリンダ22に隣接して設けられたリザーバ82に接
続されている。モータ70によってポンプ72が作動さ
せられ、リザーバ82内の作動液が加圧させられてアキ
ュムレータ76に蓄えられる。リリーフ弁78は、動力
式液圧源24内の圧力が設定値以上になると開かれ、作
動液をリザーバ82に戻す。
【0018】動力式液圧源24には、また、アキュムレ
ータ76の液圧を検出する圧力センサ84が設けられ、
駆動回路85を介して前記モータ70に接続されてい
る。モータ70は、圧力センサ84の出力値が下限液圧
より低くなった場合に起動され、圧力センサ84の出力
値が上限液圧より高くなった場合に停止させられる。ア
キュムレータ76には設定圧以上に液圧が蓄えられるよ
うになっている。下限液圧はトラクション制御のために
必要な液圧(例えば、7〜14MPa)に設定される。
【0019】アキュムレータ76と前述の3位置電磁弁
58,60とを接続する液通路88の途中には、2位置
電磁弁90が設けられている。2位置電磁弁90は、常
には、アキュムレータ76と3位置電磁弁58,60と
を遮断する閉位置にあるが、ソレノイドが励磁される
と、これらを連通させる開位置に切り換わる。また、リ
ザーバ82と3位置電磁弁58,60とを接続する液通
路92の途中には、2位置電磁弁94が設けられてい
る。2位置電磁弁94は、常には、リザーバ82と3位
置電磁弁58,60とを遮断する閉位置にあるが、ソレ
ノイドが励磁されると、これらを連通させる開位置に切
り換わる。
【0020】さらに、前述の3位置電磁弁50,52に
接続されたリザーバ54とマスタシリンダ22とを接続
する液通路96の途中には、逆止弁98,99,図示し
ないモータを備えたポンプ100が設けられており、リ
ザーバ54に蓄えられた作動液がマスタシリンダ22に
戻されるようになっている。同様に、3位置電磁弁5
8,60に接続されたリザーバ62とマスタシリンダ2
2とを接続する液通路102の途中には、逆止弁10
4,105,ポンプ106が設けられている。アンチス
キッド制御時に減圧制御が行われる場合には、ホイール
シリンダ36,38,46,48の作動液がポンプ10
0,106によってマスタシリンダ22に戻される。
【0021】一方、図示しないエンジンの出力軸がトル
クコンバータ,トランスミッションを介して、図3に示
すプロペラシャフト107に接続され、プロペラシャフ
ト107が後輪差動装置108に接続されている。した
がって,エンジンの駆動トルクはシャフト110,11
2を介して駆動輪としての後輪18,20に伝達され
る。すなわち、本実施例の液圧ブレーキ装置が搭載され
た車両は後輪駆動車である。発進時におけるエンジンの
駆動トルクが大きい場合には、エンジンの出力軸の回転
数の増加率が大きくなるため、出力軸の回転数の増加率
を検出すれば駆動トルクの大きさを推定することができ
る。
【0022】本実施例の液圧ブレーキ装置に設けられた
制御装置86はトラクション制御コンピュータ,アンチ
スキッド制御コンピュータ,車体速度等演算コンピュー
タ等複数個のコンピュータを備えたものであり、各コン
ピュータは図示しない入力部,出力部,CPU,RO
M,RAM等を備えている。
【0023】車体速度等演算コンピュータおよびアンチ
スキッド制御コンピュータの詳細な説明は省略するが、
車体速度等演算コンピュータの入力部には車輪速センサ
128〜131等が接続されるとともに、出力部には,
トラクション制御コンピュータ,アンチスキッド制御コ
ンピュータ等が接続されている。また、ROMには、車
輪速センサ128〜131の出力値に基づいて車輪速
度,車輪加速度,車体速度等を検出するプログラム等が
格納されている。車輪速センサ128〜131は、電磁
ピックアップ式のもので、各車輪14〜20の回転速度
を検出するものである。また、アンチスキッド制御コン
ピュータのROMには、アンチキッド制御プログラムが
格納されており、車体速度等演算コンピュータからの情
報に基づいて3位置電磁弁50,52,58,60や、
ポンプ100,106を駆動するモータがそれぞれ駆動
回路を介して制御される。
【0024】トラクション制御コンピュータの入力部に
は、ブレーキスイッチ120,シフトレバーポジション
センサ122,坂路センサ124,エンジン出力軸回転
数センサ126等が接続されるとともに、出力部には、
3位置電磁弁50,52,58,60,2位置電磁弁5
6,90,94等が図示しない駆動回路を介して接続さ
れている。また、ROMには、図4のフローチャートで
表される後輪液圧制御プログラム,駆動輪のスリップが
過大になった場合に後輪18,20の液圧を制御するト
ラクション制御プログラム等が格納されている。
【0025】ブレーキスイッチ120は、ブレーキペダ
ル10が踏み込まれるとON信号を出力するものであ
り、シフトレバーポジションセンサ122は、図示しな
いシフトレバーの位置を検出するものである。坂路セン
サ124は、登坂路か否かを検出するもので、本実施例
においては加速度センサが使用されている。車両が停止
している場合に加速度センサの出力値が正(加速度を表
している)の設定値以上である場合に登坂路と判定され
るのである。エンジン出力軸回転数センサ126はエン
ジンの出力軸の回転数を検出するものである。
【0026】トラクション制御コンピュータは駆動輪で
ある左右後輪18,20各リアホイールシリンダ46,
48の液圧をそれぞれ独立に制御するが、以下、左後輪
18のリアホイールシリンダ46の液圧が制御される場
合について代表的に説明する。
【0027】制御の状況を図1に概念的に示す。時間t
p において、車両が登坂路において停止状態にあること
が検出され、時間T1 の間、リアホイールシリンダ46
の液圧が増圧される。その後、時間tq において、運転
者の車両を発進させようとする意図が検出されれば、リ
アホイールシリンダ46の液圧の減少速度制御が開始さ
れる。図の実線と一点鎖線とがそれぞれ示すように、エ
ンジン出力軸の回転数の増大速度が大きい場合には小さ
い場合より、保持時間TH が長くされ、リアホイールシ
リンダ46の液圧の減少速度が小さくされる。また、時
間tr において車体速度Vが設定値akm/hより大きくな
れば、時間tr から時間T2 の間減圧が行われて減圧不
足が解消された後、制動力減少速度制御が終了させられ
る。
【0028】この制動力減少速度制御は図4,5のフロ
ーチャートで表される制御プログラムの実行により、以
下のように行われる。ステップ1(以下、単にS1と略
称する。他のステップについても同様)において、車体
速度V,ブレーキスイッチ120の出力信号,坂路セン
サ124の出力値,エンジン出力軸回転数センサ126
の出力値Ne が読み込まれ、S2〜S5において、これ
ら読み込まれた各出力値等に基づいて、車両が登坂路で
一時停止状態にあるか否かが判定される。加速度センサ
の出力値が正の設定値以上であるか否か(登坂路である
か否か)、車体速度Vが0であるか否か、ブレーキペダ
ル10が踏み込まれているか否か、エンジンの出力軸の
回転数Ne が設定値Ni以下か否かが判定されるのであ
る。設定値Ni はエンジンのアイドリング時の回転数で
ある。
【0029】これら各判定結果がすべてYESである場
合には、車両が登坂路で一時停止状態にあると判定さ
れ、S6において、予め決められた時間T1(sec)の間リ
アホイールシリンダ46の液圧が増大させられる。2位
置電磁弁56が閉位置に切り換えられるともに、2位置
電磁弁90が開位置に切り換えられ、アキュムレータ7
6に蓄圧された作動液が時間T1 の間リアホイールシリ
ンダ46に供給されるのである。時間T1 経過後、3位
置電磁弁58が保持位置に切り換えられる。また、2位
置電磁弁94も開位置に切り換えられる。
【0030】上記時間T1 は、リアホイールシリンダ4
6の液圧が0であっても動力式液圧源24の上限液圧
(7〜14MPa)まで増大させるに十分な長さに設定さ
れている。したがって、リアホイールシリンダ46の液
圧は常に、動力式液圧源の下限液圧とリリーフ弁78の
設定圧との間の液圧(以下、動力式液圧源液圧と略称す
る)まで上昇させられる。増圧指令が発せられる時点に
おいてはブレーキペダル10が踏み込まれており、リア
ホイールシリンダ46にはある程度の液圧が生じている
ため、動力式液圧源24から供給される作動液の量は、
既に生じている液圧を動力式液圧源液圧まで増大させる
ための量となる。作動液がリアホイールシリンダ46に
供給されればアキュムレータ76内の液圧が低下する
が、その結果、下限液圧より低くなれば、ポンプ72に
より作動液が補給されるため、リアホイールシリンダ4
6の液圧は少なくとも下限液圧以上となることが保証さ
れる。また、2位置電磁弁90が開かれた際にもしリア
ホイールシリンダ46の液圧が動力式液圧源液圧より高
ければ、作動液が逆流してアキュムレータ76に収容さ
れる。アキュムレータ76に収容し切れず、かつ、リリ
ーフ弁78の設定圧より高ければ、リリーフ弁78が開
いて作動液がリザーバ82に戻される。したがって、リ
アホイールシリンダ46の液圧は必ず動力式液圧源24
の下限液圧とリリーフ弁78の設定圧との間の液圧まで
上昇させられることとなるのである。
【0031】次に、S7において、シフトレバーポジシ
ョンセンサ122の出力値,ブレーキスイッチ120の
出力信号,エンジン出力軸回転数センサ126の出力値
が読み込まれ、S8〜S10において、運転者に車両を
発進させる意図があるか否かが判定される。シフトレバ
ーがP(パーキング),N(ニュートラル)以外の位置
にあるか否か、ブレーキペダル10の踏み込みが解除さ
れているか否か、エンジン出力軸の回転数Ne が設定値
Ns 以上であるか否かが判定されるのである。すべての
ステップにおいてYESと判定されれば、発進させる意
図があるとされ、S11において、総減圧時間TDTが0
に初期化され、S12以降において、リアホイールシリ
ンダ46の液圧が減圧される。設定値Ns は、アイドル
回転数Ni より大きく、駆動スリップが殆ど生じない程
度の回転数である。エンジン回転数が設定値Ns 以上に
なった場合に、減圧制御が開始されるのは、トルクがあ
る程度大きくなってから制動力を減少させることが望ま
しいからである。
【0032】S12の駆動輪の制動力減少速度制御ルー
チンについて、図5のフローチャートに基づいて説明す
る。S51において、エンジン出力軸回転数センサ12
6の出力値が読み込まれ、回転数Ne1とされる。S5
2,S53において、予め決められた時間ΔTが経過す
るまで待たれる。設定時間ΔTは本実施例においては5
0msecで、後述する減圧パルスの1周期TC と同じ時間
である。時間ΔT経過後、S54において、エンジン出
力軸回転数センサ126の出力値が再度読み込まれ、回
転数Ne2とされる。
【0033】S55において、出力軸の回転数の増大速
度ΔNe /ΔTが演算され、S56において、回転数の
増大速度ΔNe /ΔTに定数Kを乗じることによって保
持時間TH が決定される。このように、保持時間T
H は、回転数の増大速度ΔNe /ΔTに比例した値とな
り、増大速度が大きい場合には、小さい場合より長くな
る。S57において、減圧時間TD が決定される。減圧
時間TD は、予め決められている減圧パルスの1周期T
C から保持時間TH を引いた値である。
【0034】S58において、減圧時間TD が0より長
いか否かが判定される。減圧時間T D が0より長く、Y
ESと判定された場合には、S60において、S56,
57で求められた保持時間TH ,減圧時間TD に基づい
た減圧が行われる。図6に示すように、3位置電磁弁5
8が時間TH の間保持位置に保たれた後、時間TD の間
減圧位置に切り換えられ、リアホイールシリンダ46の
作動液が,液通路92,2位置電磁弁94を経てリザー
バ82に戻される。上述のように、保持時間が、エンジ
ンの出力軸の回転数の増大速度に応じて決められ、か
つ、減圧パルスの1周期TC が決められているため、減
圧速度は、回転数の増大速度が大きいほど小さくなる。
また、減圧時間TD が0以下でありNOと判定された場
合には、S59において、減圧時間TD が0とされると
ともに保持時間TH が時間TC とされる。その後、S6
1において、総減圧時間TDTが求められ、メインルーチ
ンに戻される。
【0035】S13において、総減圧時間TDTが時間T
2 以下か否かが判定される。時間T 2 以下であり、YE
Sと判定されれば、S14において、車体速度Vが読み
込まれ、設定値akm/h以上であるか否かが判定される。
制動力減少速度制御が開始された直後には、車体速度は
設定値akm/hより小さいためNOと判定され、制動力減
少速度制御が続けられる。設定時間T2 (sec)は、S6
における増圧指令に基づいて増圧されたリアホイールシ
リンダ46の液圧を大気圧に戻すのに必要な時間であ
り、設定値akm/hは、車輪速センサ128〜131によ
って正確に検出し得る大きさに設定される。
【0036】S12〜S14が繰り返し実行されるうち
に、S13において、総減圧時間T DTが設定時間T2
り長くなった場合には、S15において、終了処理が行
われる。2位置電磁弁56が開位置に切り換えられると
ともに、2位置電磁弁90,94が閉位置に切り換えら
れ、3位置電磁弁58が増圧位置に切り換えられるので
ある。
【0037】一方、総減圧時間TDTが設定時間T2 より
短くても、車体速度Vが設定値akm/hより大きくなれ
ば、S16において、リアホイールシリンダ46の液圧
を大気圧に戻すため、時間T2 の間3位置電磁弁58が
減圧位置に切り換えられた後、増圧位置に戻され、か
つ、2位置電磁弁56,90,94が原位置に戻され
て、駆動輪液圧減圧ルーチンの実行が終了させられる。
なお、車体速度Vが設定値akm/h以上になった後に過大
なスリップが発生すれば、トラクション制御が開始さ
れ、スリップが抑制される。
【0038】以上のように、本実施例の液圧ブレーキ装
置において、液圧源12,ホイールシリンダ36,3
8,46,48,2位置電磁弁56,90,94,3位
置電磁弁50,52,58,60等が制動装置であり、
制御装置86,ブレーキスイッチ120,車輪速センサ
128〜131,シフトレバーポジションセンサ12
2,坂路センサ124,エンジン出力軸回転数センサ1
26,車体速度等演算コンピュータ等が制動装置制御装
置である。また、ブレーキスイッチ120,シフトレバ
ーポジションセンサ122,エンジン出力軸回転数セン
サ126,車輪速センサ128〜131,車体速度等演
算コンピュータ等が発進検出手段で、エンジン出力軸回
転数センサ126および制御装置86のS55を実行す
る部分が駆動トルク関連量取得手段であり、制御装置8
6のS12を実行する部分が制動力減少速度制御手段で
ある。
【0039】以上のように、本実施例の液圧ブレーキ装
置によれば、エンジン出力軸の回転数の増大速度が大き
い場合には小さい場合より減少速度が小さくされている
ため、発進性能の無駄な抑圧を回避しつつ過大なスリッ
プの発生を回避することができ、車両を良好に発進させ
ることができる。
【0040】また、本実施例の液圧ブレーキ装置におい
ては、制動力減少速度制御がトラクション制御と合わせ
て行われるようにされているため、制動力減少速度制御
の終了後に、過大なスリップが発生することも防止され
る。
【0041】さらに、制動力減少速度制御手段による制
御によって発進当初に過大なスリップが発生することが
良好に回避されるため、トラクション制御が行われる頻
度が小さくなる。つまり、本実施例の制動力減少速度制
御は、発進時に過大なスリップが生じる可能性に基づい
てリアホイールシリンダ46の液圧の減少速度を制御す
るものであり、可能性が高い場合には液圧の減少速度を
小さくし、発進時に過大なスリップが生じ難くするので
ある。トラクション制御のように、過大なスリップが生
じた後にスリップの低減制御を行うのではなく、過大な
スリップが生じる頻度を少なくする制御である。
【0042】また、本実施例においては、制動力減少速
度制御がトラクション制御コンピュータを利用して行わ
れるため、専用のコンピュータが不要となり、その分コ
ストダウンを図ることができる。
【0043】さらに、登坂路の路面が氷雪路である等す
べり易い状態であっても、本実施例の制動装置制御装置
によれば、車両の発進当初に車輪が空転することが良好
に回避されるため、発進当初にタイヤがすべり、タイヤ
と路面との間の摩擦係数が低下することを良好に回避す
ることができる。
【0044】なお、上記実施例においては、保持時間T
H がエンジン出力軸回転数の増大速度に応じて連続的に
増加するように決められていたが、段階的に増加するよ
うにしてもよい。
【0045】また、上記実施例においては、トラクショ
ン制御が、リアホイールシリンダ46の液圧が大気圧に
戻された後に開始されるようにされていたが、大気圧に
戻される以前に開始されるようにしてもよい。図7にお
いて、車体速度Vが設定値a以上となり、車輪速センサ
128〜131により正確に検出し得る大きさとなれ
ば、S94においてYESと判定され、S95におい
て、リアホイールシリンダ46の液圧の減圧指令が発せ
られ、減圧が開始される。その後、S96において、ト
ラクション制御開始条件が満たされたか否かが判定され
る。開始条件が満たされれば、S98においてトラクシ
ョン制御が行われ、そうでない場合には、S97におい
て、減圧処理が継続される。減圧処理は、上記実施例に
おける場合と同様に、T2 時間行われるが、減圧処理途
中に開始条件が満たされれば、S98のトラクション制
御に移行する。トラクション制御開始条件は、例えば、
アクセルペダルが踏み込まれた状態にあり、かつ、加速
スリップが過大になった場合に満たされる。ただし、通
常、この時点においてはアクセルペダルが踏み込まれて
いるため、S96においては、加速スリップが過大であ
るか否かの判定が行われるのみであってもよい。
【0046】以上のように、本実施例においては、リア
ホイールシリンダ46の液圧を大気圧まで戻す以前、す
なわち、リアホイールシリンダ46の液圧がある程度高
い状態でトラクション制御が開始されるか否かの判定が
行われるようになっているため、トラクション制御の遅
れを少なくすることができる。
【0047】さらに付言すれば、以上の実施例において
は、制動力減少速度制御が登坂路の発進時にのみ行われ
るようにされていたが、平坦低μ路においても行われる
ようにしてもよい。低μ路であるか否かは、走行中に予
め検出するようにする。例えば、路面に向かって光等の
電磁波や超音波等の波を放射し、路面からの乱反射量に
より路面反射率を検出して路面摩擦係数を推定し、ある
いは、前回のアンチスキッド制御やトラクション制御の
開始時における車体減速度,加速度の大きさから路面摩
擦係数を推定したりするのである。
【0048】また、平坦高μ路において、制動力減少速
度制御を行っても、効果を得ることができる。平坦高μ
路においても、停止時に制動力を発生させることは意味
のあることであり、発進時に過大なスリップが生じるこ
とを回避することができる。平坦高μ路における停止時
においても、制動力が不足すれば、車両が移動したり、
発進時にアクセルペダルの踏込み過ぎ等が原因でスリッ
プが生じる場合があるが、これらを良好に回避すること
ができるのである。さらに、停止時における制動力を大
きくすれば、衝突された場合の安全性を向上させること
もできる。
【0049】また、上記各実施例においては、駆動トル
ク関連量がエンジンの出力軸の回転数の増大速度とされ
ていたが、燃焼室に接続された吸気管内の圧力や吸気
量,あるいはそれらの変化率、スロットルバルブ開度あ
るいはその変化率としてもよく、駆動トルクを直接検出
してもよい。
【0050】さらに、上記実施例においては、保持時間
H ,すなわち、制動力減少速度が、エンジンの出力軸
の回転数の増加速度(つまりエンジンの駆動トルク)の
みに基づいて決められるようにされていたが、登坂路の
傾斜角や路面μも考慮して決められるようにしてもよ
い。また、シフトレバーのポジションも考慮して決めら
れるようにしてもよい。特に、マニュアル車において
は、発進時にシフトレバーの位置が高速段にある場合に
保持時間を短くすれば、発進性能の低下を良好に回避す
ることができる。
【0051】さらに、上記実施例においては、動力式液
圧源24がトラクション制御専用とされていたため、動
力式液圧源液圧が比較的小さな値に設定されていたが、
動力式液圧源24をアンチスキッド制御や液圧ブースタ
としても使用する場合には、動力式動力源液圧が上記実
施例の動力式液圧源24のそれより大きな値に設定され
ることになる。その場合には、リアホイールシリンダ4
6の液圧を検出する圧力センサを設け、リアホイールシ
リンダ46の液圧が設定液圧(上記実施例における動力
式液圧源液圧に相当する大きさ)になるように制御され
ることになる。
【0052】また、上記各実施例において、停止状態が
検出された後、設定時間以上車両の発進が検出されない
場合には、本ルーチンを終了させるようにしてもよい。
そのようにすれば、各電磁弁のソレノイドの通電時間を
短縮することができる。
【0053】また、上記各実施例においては、制動装置
制御装置が、後輪駆動車に搭載されていたが、四輪駆動
車に搭載されるようにしてもよく、その場合には、前輪
14,16のフロントホイールシリンダ36,38の液
圧も上記実施例の制動力減少速度制御ルーチンに従って
制御されるようにすることもできる。
【0054】さらに、上記各実施例においては、制動力
制御アクチュエータが3位置電磁弁であったが、2位置
電磁弁の組み合わせであっても、容積増減室およびその
容積を増減するモータ等であってもよい。
【0055】また、上記各実施例における各設定値等は
他の値であってもよい等いちいち例示することはしない
が、特許請求の範囲を逸脱することなく当業者の知識に
基づいて種々の変形,改良を施した態様で本発明を実施
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるトラクション制御装置
を備えた液圧ブレーキ装置における液圧制御例を示す図
である。
【図2】上記液圧ブレーキ装置の全体の回路図である。
【図3】上記液圧ブレーキ装置の全体の系統図である。
【図4】上記液圧ブレーキ装置のトラクション制御コン
ピュータのROMに格納されたプログラムを表すフロー
チャートである。
【図5】上記プログラムの一部の詳細を表すフローチャ
ートである。
【図6】上記液圧ブレーキ装置の制動力減少速度制御手
段による減圧を説明するための図である。
【図7】本発明の別の実施例でにおけるトラクション制
御コンピュータのROMに格納されたプログラムを表す
フローチャートである。
【符号の説明】
50,52,58,60 3位置電磁弁 56,90,94 2位置電磁弁 86 制御装置 120 ブレーキスイッチ 122 シフトレバーポジションセンサ 124 坂路センサ 126 エンジン出力軸回転数センサ 128〜131 車輪速センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の停止時に制動装置に制動力を発生
    させ、車両の発進を検出する発進検出手段によって車両
    の発進が検出された場合に、その制動装置の制動力を減
    少させる制動装置制御装置において、 車両の駆動源の駆動トルクに関連する駆動トルク関連量
    の増大速度を取得する駆動トルク関連量増大速度取得手
    段と、 その駆動トルク関連量増大速度取得手段によって取得さ
    れた駆動トルク関連量の増大速度が大きい場合には、小
    さい場合より前記制動力の減少速度を小さくする制動力
    減少速度制御手段とを設けたことを特徴とする制動装置
    制御装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002104147A (ja) * 2000-08-23 2002-04-10 Robert Bosch Gmbh 車両車輪ブレーキの制御方法および装置
JP2005247193A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Nissan Motor Co Ltd 電動パーキングブレーキ装置
JP2012116475A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Land Rover 自動車コントロール法及び装置
JP2014108703A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Daimler Ag 車両制御装置
JP2016032997A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 日立オートモティブシステムズ株式会社 駐車ブレーキシステム
JP2021098449A (ja) * 2019-12-23 2021-07-01 株式会社アドヴィックス 車両の制動制御装置

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