JPH07144084A - 洗濯方法 - Google Patents
洗濯方法Info
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- JPH07144084A JPH07144084A JP6174650A JP17465094A JPH07144084A JP H07144084 A JPH07144084 A JP H07144084A JP 6174650 A JP6174650 A JP 6174650A JP 17465094 A JP17465094 A JP 17465094A JP H07144084 A JPH07144084 A JP H07144084A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- area
- laundry
- drum
- washing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
- D06F31/00—Washing installations comprising an assembly of several washing machines or washing units, e.g. continuous flow assemblies
- D06F31/005—Washing installations comprising an assembly of several washing machines or washing units, e.g. continuous flow assemblies consisting of one or more rotating drums through which the laundry passes in a continuous flow
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置的に単純な構造を備え、使用する連続
流洗濯機に必要な水の量を低減し、連続流洗濯機の作業
効率を改善する。 【構成】 複数のチャンバに分割されたドラムと、各
チャンバに区分する有孔仕切りとを有し、処理領域１，
２，３が単数または複数のチャンバによって構成されて
いるて、洗濯物を一つのチャンバから次のチャンバへと
送るようになっている向流式連続流洗濯機で洗濯物を洗
濯する。一つの処理領域２から次の処理領域３への移行
領域で、洗濯物と共に運ばれる石鹸水の一部を排出させ
る。
流洗濯機に必要な水の量を低減し、連続流洗濯機の作業
効率を改善する。 【構成】 複数のチャンバに分割されたドラムと、各
チャンバに区分する有孔仕切りとを有し、処理領域１，
２，３が単数または複数のチャンバによって構成されて
いるて、洗濯物を一つのチャンバから次のチャンバへと
送るようになっている向流式連続流洗濯機で洗濯物を洗
濯する。一つの処理領域２から次の処理領域３への移行
領域で、洗濯物と共に運ばれる石鹸水の一部を排出させ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は洗濯方法に関し、詳しく
は、向流式連続流洗濯機を使用した洗濯方法に関する。
は、向流式連続流洗濯機を使用した洗濯方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】向流式連続流洗濯機は、通常、一塊の洗
濯物を洗濯するためのタンデム式に接続された複数のチ
ャンバを有する。そして、洗濯物は石鹸水の移動に伴っ
て処理され、その後、次のチャンバへと搬送される。こ
のような装置において、ドラムはその長手方向に沿って
複数の処理領域に分割されている。即ち、通常、一つあ
るいは二つの前洗い領域と、一つの本洗い領域と、一つ
のすすぎ洗い領域とに分割され、これら各領域が単数又
は複数のチャンバを有する。
濯物を洗濯するためのタンデム式に接続された複数のチ
ャンバを有する。そして、洗濯物は石鹸水の移動に伴っ
て処理され、その後、次のチャンバへと搬送される。こ
のような装置において、ドラムはその長手方向に沿って
複数の処理領域に分割されている。即ち、通常、一つあ
るいは二つの前洗い領域と、一つの本洗い領域と、一つ
のすすぎ洗い領域とに分割され、これら各領域が単数又
は複数のチャンバを有する。
【０００３】一つのチャンバから次のチャンバへの搬送
は、一般に、螺旋形状のスクリュコンベアによって行わ
れる。このスクリュコンベアは同時に、隣接するチャン
バ間を仕切る手段としても作用する。そして、このスク
リュコンベアの一回転が一搬送ステップとなる。このよ
うな搬送作業中において、その中に洗濯物が浸された石
鹸水の大部分は次のチャンバへと運ばれる。一つの処理
領域内において、このように石鹸水が移動することはあ
まり問題ではない。というのは、向流式処理の原理によ
って石鹸水は、いずれにせよ一つのチャンバから他のチ
ャンバへ、具体的には、洗濯物の移動方向と逆の方向に
移動するからである。従って、洗濯物に捕捉された石鹸
水は、結局、次の処理中に前のチャンバへと逆流するこ
とになる。
は、一般に、螺旋形状のスクリュコンベアによって行わ
れる。このスクリュコンベアは同時に、隣接するチャン
バ間を仕切る手段としても作用する。そして、このスク
リュコンベアの一回転が一搬送ステップとなる。このよ
うな搬送作業中において、その中に洗濯物が浸された石
鹸水の大部分は次のチャンバへと運ばれる。一つの処理
領域内において、このように石鹸水が移動することはあ
まり問題ではない。というのは、向流式処理の原理によ
って石鹸水は、いずれにせよ一つのチャンバから他のチ
ャンバへ、具体的には、洗濯物の移動方向と逆の方向に
移動するからである。従って、洗濯物に捕捉された石鹸
水は、結局、次の処理中に前のチャンバへと逆流するこ
とになる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
本洗い領域からすすぎ洗い領域へといった、一つの処理
領域から次の処理領域への移行中に、洗濯物に捕捉され
た石鹸水が移動することは、捕捉される石鹸水の量が多
ければ多いほど、必要なすすぎ洗いも多くならざるを得
ないという問題がある。つまり、この関係は単純な比例
関係ではなく、すすぎ洗いに必要な水量は補足される石
鹸水の量に対して飛躍的に多くならざるを得ないのであ
る。そこで、従来の洗濯機においては、次のチャンバへ
搬送する前に洗濯物を脱水装置によって処理して、この
脱水装置が洗濯水の一部を本洗い領域の最後のチャンバ
に送るように構成し、その結果、すすぎ洗いに必要な水
の量を減らすようにしていた。しかし、このような従来
の洗濯機においては、確実な運転の為には非常に大きな
径のドラムが必要であり、しかも、洗濯物の搬送専用の
パドルと脱水装置とが必要であることから、構造的に複
雑であるという問題があった。
本洗い領域からすすぎ洗い領域へといった、一つの処理
領域から次の処理領域への移行中に、洗濯物に捕捉され
た石鹸水が移動することは、捕捉される石鹸水の量が多
ければ多いほど、必要なすすぎ洗いも多くならざるを得
ないという問題がある。つまり、この関係は単純な比例
関係ではなく、すすぎ洗いに必要な水量は補足される石
鹸水の量に対して飛躍的に多くならざるを得ないのであ
る。そこで、従来の洗濯機においては、次のチャンバへ
搬送する前に洗濯物を脱水装置によって処理して、この
脱水装置が洗濯水の一部を本洗い領域の最後のチャンバ
に送るように構成し、その結果、すすぎ洗いに必要な水
の量を減らすようにしていた。しかし、このような従来
の洗濯機においては、確実な運転の為には非常に大きな
径のドラムが必要であり、しかも、洗濯物の搬送専用の
パドルと脱水装置とが必要であることから、構造的に複
雑であるという問題があった。
【０００５】従って、本発明の目的は、装置的に単純な
構造を備え、使用する連続流洗濯機に必要な水の量を低
減し、連続流洗濯機の作業効率を改善することにある。
構造を備え、使用する連続流洗濯機に必要な水の量を低
減し、連続流洗濯機の作業効率を改善することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる洗濯方法の特徴構成は、複数のチャ
ンバに分割されたドラムと、各チャンバに区分する有孔
仕切りとを有し、処理領域が単数または複数のチャンバ
によって夫々構成されていて、洗濯物を一つのチャンバ
から次のチャンバへと送るようになっている向流式連続
流洗濯機で洗濯物を洗濯する方法であって、一つの処理
領域から次の処理領域への移行領域で、前記洗濯物と共
に運ばれる石鹸水の一部を排出させる点にある。ここ
に、洗濯物とは洗濯の対象となる物である。
に、本発明にかかる洗濯方法の特徴構成は、複数のチャ
ンバに分割されたドラムと、各チャンバに区分する有孔
仕切りとを有し、処理領域が単数または複数のチャンバ
によって夫々構成されていて、洗濯物を一つのチャンバ
から次のチャンバへと送るようになっている向流式連続
流洗濯機で洗濯物を洗濯する方法であって、一つの処理
領域から次の処理領域への移行領域で、前記洗濯物と共
に運ばれる石鹸水の一部を排出させる点にある。ここ
に、洗濯物とは洗濯の対象となる物である。
【０００７】
【作用】このようになっていると、洗濯物に捕捉された
石鹸水は一つの処理領域（例えば、本洗い領域）から次
の処理領域（例えば、すすぎ洗い領域）の最初のチャン
バへ移動するが、すすぎ洗い処理の前に石鹸水の一部が
排出され、必要に応じて適当な量の新たな水を追加する
ことによって、全部の石鹸水をすすぎ落とす必要がなく
なる。その分、使用する連続流洗濯機に必要な水の量を
低減できる。尚、すべての石鹸水を排出することは出来
ない。というのは、洗濯物が塊状にかたまってしまい次
のチャンバへの移行の妨げになる不都合を防ぐために、
ある程度の量の水が必要とされるからである。
石鹸水は一つの処理領域（例えば、本洗い領域）から次
の処理領域（例えば、すすぎ洗い領域）の最初のチャン
バへ移動するが、すすぎ洗い処理の前に石鹸水の一部が
排出され、必要に応じて適当な量の新たな水を追加する
ことによって、全部の石鹸水をすすぎ落とす必要がなく
なる。その分、使用する連続流洗濯機に必要な水の量を
低減できる。尚、すべての石鹸水を排出することは出来
ない。というのは、洗濯物が塊状にかたまってしまい次
のチャンバへの移行の妨げになる不都合を防ぐために、
ある程度の量の水が必要とされるからである。
【０００８】前記一つの処理領域が本洗い領域であり次
の処理領域がすすぎ洗い領域であって、前記石鹸水の排
出を、前記本洗い領域の最後のチャンバ及び／又は、こ
の本洗い領域の前記最後のチャンバから前記洗濯物が運
ばれた前記すすぎ洗い領域の最初のチャンバにおいて行
うようにすることが好ましい。このようにすることが、
直接的にすすぎ洗い領域における水量を少なくできる。
の処理領域がすすぎ洗い領域であって、前記石鹸水の排
出を、前記本洗い領域の最後のチャンバ及び／又は、こ
の本洗い領域の前記最後のチャンバから前記洗濯物が運
ばれた前記すすぎ洗い領域の最初のチャンバにおいて行
うようにすることが好ましい。このようにすることが、
直接的にすすぎ洗い領域における水量を少なくできる。
【０００９】前記次の処理領域の最初のチャンバにおけ
る洗濯物の処理後と、次のチャンバへの洗濯物の移動後
とにおいて、石鹸水の排出を再度行うようにしてもよ
い。このようにすると一層すすぎ水の量を減らすことが
できる。
る洗濯物の処理後と、次のチャンバへの洗濯物の移動後
とにおいて、石鹸水の排出を再度行うようにしてもよ
い。このようにすると一層すすぎ水の量を減らすことが
できる。
【００１０】前記向流式連続流洗濯機が閉鎖式ケースを
備えた単一壁ドラムを有していて、前記次の処理領域の
前記チャンバへ前記洗濯物を移した後、前記チャンバの
外壁に設けられたバルブがその最下位置にある位置にお
いて、前記ドラムを動きを停止し、前記チャンバへ洗濯
物に捕捉されて流入した石鹸水の一部を、前記バルブを
介して排出し、その後、次の処理を行うようにしてもよ
い。このようになっていると、洗濯物に捕捉された石鹸
水は一つの処理領域から次の処理領域のチャンバへ移動
するが、すすぎ洗い処理の前に石鹸水の一部が容易に排
出される。しかも、チャンバ内には、洗濯物の塊をほぐ
れた状態に維持するのに必要な量だけの石鹸水が残るこ
とになる。
備えた単一壁ドラムを有していて、前記次の処理領域の
前記チャンバへ前記洗濯物を移した後、前記チャンバの
外壁に設けられたバルブがその最下位置にある位置にお
いて、前記ドラムを動きを停止し、前記チャンバへ洗濯
物に捕捉されて流入した石鹸水の一部を、前記バルブを
介して排出し、その後、次の処理を行うようにしてもよ
い。このようになっていると、洗濯物に捕捉された石鹸
水は一つの処理領域から次の処理領域のチャンバへ移動
するが、すすぎ洗い処理の前に石鹸水の一部が容易に排
出される。しかも、チャンバ内には、洗濯物の塊をほぐ
れた状態に維持するのに必要な量だけの石鹸水が残るこ
とになる。
【００１１】前記向流式連続流洗濯機が、有孔式内ドラ
ムと閉鎖固定式外ドラムとを備えた二重ドラムを有する
と共に、洗濯物が次の処理領域の前記チャンバへと移動
した後に、処理を中断することなく、前記石鹸水の排出
を、前記外ドラムに設けられたバルブを通じて行うよう
にしてもよい。このように構成しても、すすぎ洗い作業
に必要な水の消費量をより減らすことが出来る。
ムと閉鎖固定式外ドラムとを備えた二重ドラムを有する
と共に、洗濯物が次の処理領域の前記チャンバへと移動
した後に、処理を中断することなく、前記石鹸水の排出
を、前記外ドラムに設けられたバルブを通じて行うよう
にしてもよい。このように構成しても、すすぎ洗い作業
に必要な水の消費量をより減らすことが出来る。
【００１２】排出された石鹸水は、この石鹸水が捕捉さ
れた処理領域に戻してもよいし、あるいは、別の容器に
排出してなんらかの方法で利用するかあるいは処分され
る。
れた処理領域に戻してもよいし、あるいは、別の容器に
排出してなんらかの方法で利用するかあるいは処分され
る。
【００１３】本発明の更に別の特徴構成によれば、すす
ぎ洗い処理済みの洗濯物を次のチャンバに移動させる直
前に、すすぎ洗い工程によって薄められた石鹸水の一部
を排出するようにしてもよい。この構成によれば、最終
すすぎ洗い処理に必要な水の量を一層減らすことができ
て好ましい。
ぎ洗い処理済みの洗濯物を次のチャンバに移動させる直
前に、すすぎ洗い工程によって薄められた石鹸水の一部
を排出するようにしてもよい。この構成によれば、最終
すすぎ洗い処理に必要な水の量を一層減らすことができ
て好ましい。
【００１４】前記石鹸水の排出作業は、すすぎ洗い領域
の最初のチャンバにおいてではなく、洗濯領域の最後の
チャンバにおいて行われることが好ましい。あるいは、
前者のみならず後者においても追加的に行い、ここでも
すすぎ洗い領域に流入する洗濯水の量が少なくなるよう
にすることが好ましい。
の最初のチャンバにおいてではなく、洗濯領域の最後の
チャンバにおいて行われることが好ましい。あるいは、
前者のみならず後者においても追加的に行い、ここでも
すすぎ洗い領域に流入する洗濯水の量が少なくなるよう
にすることが好ましい。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、装置的に複雑な構造を
備えることなく比較的簡素に構成でき、しかも使用する
連続流洗濯機に必要な水の量を低減して、連続流洗濯機
の作業効率を大きく改善できる洗濯方法を提供できた。
備えることなく比較的簡素に構成でき、しかも使用する
連続流洗濯機に必要な水の量を低減して、連続流洗濯機
の作業効率を大きく改善できる洗濯方法を提供できた。
【００１６】
【実施例】図１〜４に示す向流式連続流洗濯機のドラム
は、複数のチャンバに分割されている。これらのチャン
バが異なった処理領域、具体的には、前洗い領域１、本
洗い領域２、すすぎ洗い領域３を構成している。洗濯物
の夫々の集合体が、洗濯ドラムの１／２〜１回転によっ
て前後に動かされ、各チャンバ内に残った洗濯物が石鹸
水に浸される。そして、一定時間を置いた後、ドラムが
もう一回、往復回転することによって、洗濯物の集合体
は、図面において左側から右側へと移動される。
は、複数のチャンバに分割されている。これらのチャン
バが異なった処理領域、具体的には、前洗い領域１、本
洗い領域２、すすぎ洗い領域３を構成している。洗濯物
の夫々の集合体が、洗濯ドラムの１／２〜１回転によっ
て前後に動かされ、各チャンバ内に残った洗濯物が石鹸
水に浸される。そして、一定時間を置いた後、ドラムが
もう一回、往復回転することによって、洗濯物の集合体
は、図面において左側から右側へと移動される。
【００１７】少なくとも本洗い領域２とすすぎ洗い領域
３とにおいて、夫々石鹸水が向流として、即ち、図面に
おいて右側から左側への方向に移動する。すすぎ水は、
位置４でチャンバｃに供給され、チャンバｂのオバーフ
ロー５を介して排出される。石鹸水は、位置６で本洗い
領域の最後のチャンバａに供給され、その排出はオバー
フロー７を介して行われる。
３とにおいて、夫々石鹸水が向流として、即ち、図面に
おいて右側から左側への方向に移動する。すすぎ水は、
位置４でチャンバｃに供給され、チャンバｂのオバーフ
ロー５を介して排出される。石鹸水は、位置６で本洗い
領域の最後のチャンバａに供給され、その排出はオバー
フロー７を介して行われる。
【００１８】上記において、本発明の方法を、本洗い領
域２の最後のチャンバａからすすぎ洗い領域３の最初の
チャンバｂへの移行中に行うものとして説明したが、こ
の方法は、前洗い領域から本洗い領域への移行中におい
ても同様に行うことができる。
域２の最後のチャンバａからすすぎ洗い領域３の最初の
チャンバｂへの移行中に行うものとして説明したが、こ
の方法は、前洗い領域から本洗い領域への移行中におい
ても同様に行うことができる。
【００１９】図１において、洗浄ドラムは閉鎖式ケース
を備えた、単一壁で構成された単一壁ドラムとして構成
されている。すすぎ洗い領域３の最初のチャンバｂにお
いて、前記洗浄ドラムのケースはバルブ８を有する。通
常、ドラムの完全な一回転によって、洗濯物の集合体が
本洗い領域２のチャンバａからすすぎ洗い領域３のチャ
ンバｂへと移動した後、このドラムは、前記バルブ８が
その最下位置にくる位置で停止され、チャンバｂへと取
り込まれた石鹸水の大部分がバルブ８を介して排出され
る。これにより、チャンバｂ内には、洗濯物の塊をほぐ
れた状態に維持するのに必要な量だけの石鹸水が残るこ
とになる。その後、公知の方法によりオーバーフロー５
を介してチャンバｂ，ｃに供給されるすすぎ洗い水によ
って残りの石鹸水が洗い流される。
を備えた、単一壁で構成された単一壁ドラムとして構成
されている。すすぎ洗い領域３の最初のチャンバｂにお
いて、前記洗浄ドラムのケースはバルブ８を有する。通
常、ドラムの完全な一回転によって、洗濯物の集合体が
本洗い領域２のチャンバａからすすぎ洗い領域３のチャ
ンバｂへと移動した後、このドラムは、前記バルブ８が
その最下位置にくる位置で停止され、チャンバｂへと取
り込まれた石鹸水の大部分がバルブ８を介して排出され
る。これにより、チャンバｂ内には、洗濯物の塊をほぐ
れた状態に維持するのに必要な量だけの石鹸水が残るこ
とになる。その後、公知の方法によりオーバーフロー５
を介してチャンバｂ，ｃに供給されるすすぎ洗い水によ
って残りの石鹸水が洗い流される。
【００２０】図２に示す洗浄ドラム２は、図１に示した
単一壁ドラムと異なり、二重壁ケーシングを備えた二重
ドラムである。つまり、本洗い領域２とすすぎ洗い領域
３の夫々の最初のチャンバ用として固定された外ドラム
又はケースを有する。この位置において、内ドラムは、
有孔ケース９，１０を備える。一方、各外ドラム１１，
１２は、その最下位置に、バルブ１３，１４を夫々備え
た閉鎖外壁を有している。この図２に示す構成例におい
ては、本洗い領域２からチャンバｂの内ドラム１０へと
洗濯物が移動した後、外ドラム１２へ流入する捕捉され
た石鹸水は、バルブ１４を介して排出され、向流によっ
てすすぎ洗い作業が開始される。これは、洗濯機を作動
させながら行うことができる。
単一壁ドラムと異なり、二重壁ケーシングを備えた二重
ドラムである。つまり、本洗い領域２とすすぎ洗い領域
３の夫々の最初のチャンバ用として固定された外ドラム
又はケースを有する。この位置において、内ドラムは、
有孔ケース９，１０を備える。一方、各外ドラム１１，
１２は、その最下位置に、バルブ１３，１４を夫々備え
た閉鎖外壁を有している。この図２に示す構成例におい
ては、本洗い領域２からチャンバｂの内ドラム１０へと
洗濯物が移動した後、外ドラム１２へ流入する捕捉され
た石鹸水は、バルブ１４を介して排出され、向流によっ
てすすぎ洗い作業が開始される。これは、洗濯機を作動
させながら行うことができる。
【００２１】図３に示す洗浄ドラムは、本洗い領域から
すすぎ洗い領域に沿って延出する二重壁ケーシングを備
えた連続式二重ドラムとして構成されている。これらの
固定外ケースには、バイパスダクト１５が設けられてい
て、これらダクト１５を介して、石鹸水が、チャンバか
らチャンバへと移動する洗濯物の移動方向に対向する向
流として移動する。本洗い領域２の最初のチャンバとす
すぎ洗い領域３の最初のチャンバとにおいては、バイパ
スダクトの代わりにバルブ１３，１４が夫々設けられて
おり、これらのバルブ１３，１４を介して石鹸水の排出
が行われる。
すすぎ洗い領域に沿って延出する二重壁ケーシングを備
えた連続式二重ドラムとして構成されている。これらの
固定外ケースには、バイパスダクト１５が設けられてい
て、これらダクト１５を介して、石鹸水が、チャンバか
らチャンバへと移動する洗濯物の移動方向に対向する向
流として移動する。本洗い領域２の最初のチャンバとす
すぎ洗い領域３の最初のチャンバとにおいては、バイパ
スダクトの代わりにバルブ１３，１４が夫々設けられて
おり、これらのバルブ１３，１４を介して石鹸水の排出
が行われる。
【００２２】本発明の方法は、石鹸水の排出を、洗濯物
が各次の処理領域へと移動した後のみならず、更に、そ
の処理工程を行った後にも追加的に行うようにしてもよ
い。このような構成によれば、例えば、すすぎ洗い作業
に必要な水の消費量を更に減らすことが出来る。
が各次の処理領域へと移動した後のみならず、更に、そ
の処理工程を行った後にも追加的に行うようにしてもよ
い。このような構成によれば、例えば、すすぎ洗い作業
に必要な水の消費量を更に減らすことが出来る。
【００２３】更に、チャンバｂから排出された石鹸水を
前の処理領域に戻すのではなく、別に設けた容器に送
り、ここからこの石鹸水を適当なタイミングと適当な位
置で再生するように構成することも可能である。
前の処理領域に戻すのではなく、別に設けた容器に送
り、ここからこの石鹸水を適当なタイミングと適当な位
置で再生するように構成することも可能である。
【００２４】〔別実施例〕図４は、本発明の方法を行う
ための装置の別実施例を示す。この装置においては、多
数のチャンバが各処理工程に設けられていると共に、本
洗い領域２の最終チャンバａに排出バルブ２１が設けら
れている。そして、この排出バルブ２１を開放すること
によって、チャンバａ内に存在する石鹸水の少なくとも
一部を排出することが出来るようになっている。二重ド
ラムは、本洗い領域２からすすぎ洗い領域３の最初のチ
ャンバｂまで連続式に構成されている。本洗い領域２の
各チャンバは、最終のチャンバａとその前のチャンバと
はダクト１５で連通されているが、これ以外の隔壁は全
て孔が空いていて石鹸水が流通できるようになってい
る。このダクト１５は閉鎖することが可能であり、閉鎖
されると最終のチャンバａのみの石鹸水の排出が可能と
なる。尚、すすぎ洗い領域３の最初のチャンバｂのオー
バーフロー５から溢出した水は、再生されるために再生
タンク２２に溜められて浄化処理されるようになってい
て、ポンプＰにより一部または全部の再生処理水が本洗
い領域２の最終チャンバａに戻されるように構成されて
いる。その後の工程においては、前述した実施例と同じ
く、洗濯物はすすぎ洗い領域３へと移され、このすすぎ
洗い領域の最初のチャンバｂにてすすぎ洗いされる。こ
こで、洗濯物に残った石鹸水によって汚れたすすぎ洗い
水を排出するために、オーバーフロー５と、更に、別の
第２排出バルブ（図示せず）を設けることも可能であ
る。この最後の実施例の構成によれば、洗濯物がすすぎ
洗い領域の最初のチャンバへと移動する時にも、非常に
僅かな石鹸水しか含んでいないことから、すすぎ洗いに
必要な水の量を大幅に減少させることが可能である。
ための装置の別実施例を示す。この装置においては、多
数のチャンバが各処理工程に設けられていると共に、本
洗い領域２の最終チャンバａに排出バルブ２１が設けら
れている。そして、この排出バルブ２１を開放すること
によって、チャンバａ内に存在する石鹸水の少なくとも
一部を排出することが出来るようになっている。二重ド
ラムは、本洗い領域２からすすぎ洗い領域３の最初のチ
ャンバｂまで連続式に構成されている。本洗い領域２の
各チャンバは、最終のチャンバａとその前のチャンバと
はダクト１５で連通されているが、これ以外の隔壁は全
て孔が空いていて石鹸水が流通できるようになってい
る。このダクト１５は閉鎖することが可能であり、閉鎖
されると最終のチャンバａのみの石鹸水の排出が可能と
なる。尚、すすぎ洗い領域３の最初のチャンバｂのオー
バーフロー５から溢出した水は、再生されるために再生
タンク２２に溜められて浄化処理されるようになってい
て、ポンプＰにより一部または全部の再生処理水が本洗
い領域２の最終チャンバａに戻されるように構成されて
いる。その後の工程においては、前述した実施例と同じ
く、洗濯物はすすぎ洗い領域３へと移され、このすすぎ
洗い領域の最初のチャンバｂにてすすぎ洗いされる。こ
こで、洗濯物に残った石鹸水によって汚れたすすぎ洗い
水を排出するために、オーバーフロー５と、更に、別の
第２排出バルブ（図示せず）を設けることも可能であ
る。この最後の実施例の構成によれば、洗濯物がすすぎ
洗い領域の最初のチャンバへと移動する時にも、非常に
僅かな石鹸水しか含んでいないことから、すすぎ洗いに
必要な水の量を大幅に減少させることが可能である。
【００２５】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図１】単一壁ドラムを備えた向流式連続流洗濯機とす
すぎ洗い領域の最初のチャンバに設けられた排水バルブ
を示す概略図
すぎ洗い領域の最初のチャンバに設けられた排水バルブ
を示す概略図
【図２】本洗い領域とすすぎ洗い領域の最初のチャンバ
に二重ドラムを備えた向流式連続流洗濯機の概略図
に二重ドラムを備えた向流式連続流洗濯機の概略図
【図３】本洗い領域とすすぎ洗い領域の最初のチャンバ
に連続式二重ドラムを備えた向流式連続流洗濯機の概略
図
に連続式二重ドラムを備えた向流式連続流洗濯機の概略
図
【図４】本発明方法の別実施例を示す概略図
１，２，３ 処理領域 ８，１３，１４ バルブ ａ，ｂ チャンバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス・シュタインオルト ドイツ連邦共和国 デー‐31141 ヒルデ スハイム ザンクト‐ゲオルク‐シュトラ ーセ 26
Claims (7)
- 【請求項１】 複数のチャンバに分割されたドラムと、
各チャンバに区分する有孔仕切りとを有し、処理領域
（１，２，３）が単数または複数のチャンバによって構
成されていて、洗濯物を一つのチャンバから次のチャン
バへと送るようになっている向流式連続流洗濯機で洗濯
物を洗濯する方法であって、 一つの処理領域（２）から次の処理領域（３）への移行
領域で、前記洗濯物と共に運ばれる石鹸水の一部を排出
させる洗濯方法。 - 【請求項２】 前記一つの処理領域（２）が本洗い領域
であり次の処理領域（３）がすすぎ洗い領域であって、
前記石鹸水の排出を、前記本洗い領域（２）の最後のチ
ャンバ（ａ）及び／又は、この本洗い領域（２）の前記
最後のチャンバ（ａ）から前記洗濯物が運ばれた前記す
すぎ洗い領域（３）の最初のチャンバ（ｂ）において行
う請求項１に記載の洗濯方法。 - 【請求項３】 前記次の処理領域（３）の最初のチャン
バ（ｂ）における洗濯物の処理後と、次のチャンバ
（ｃ）への洗濯物の移動後とにおいて、洗濯物の排出を
再度行う請求項１又は２に記載の洗濯方法。 - 【請求項４】 前記向流式連続流洗濯機が閉鎖式ケース
を備えた単一壁ドラムを有していて、前記次の処理領域
（３）の前記チャンバ（ｂ）へ前記洗濯物を移した後、
前記チャンバ（ｂ）の外壁に設けられたバルブ（８）が
その最下位置にある位置において、前記ドラムを停止
し、前記チャンバ（ｂ）へ洗濯物に捕捉されて流入した
石鹸水の一部を、前記バルブ（８）を介して排出し、そ
の後、次の処理を行う請求項１〜３のいずれか１項に記
載の洗濯方法。 - 【請求項５】 前記向流式連続流洗濯機が、有孔式内ド
ラムと閉鎖固定式外ドラムとを備えた二重ドラムを有す
ると共に、洗濯物が次の処理領域（３）の前記チャンバ
（ｂ）へと移動した後に、処理を中断することなく、前
記石鹸水の排出を、前記外ドラムに設けられたバルブ
（１３，１４）を通じて行う請求項１〜３のいずれか１
項に記載の洗濯方法。 - 【請求項６】 排出された前記石鹸水を、その前の処理
領域に戻すようになっている請求項１〜５のいずれか１
項に記載の洗濯方法。 - 【請求項７】 前記石鹸水を別に設けた容器中に排出す
る請求項１〜６のいずれか１項に記載の洗濯方法。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4325333 | 1993-07-28 | ||
| DE4325333:4 | 1993-09-17 | ||
| DE4331704:9 | 1993-09-17 | ||
| DE4331704A DE4331704C2 (de) | 1993-07-28 | 1993-09-17 | Verfahren zum Waschen von Wäsche in einer Gegenstrom-Durchlaufwaschmaschine |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07144084A true JPH07144084A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=25928123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6174650A Pending JPH07144084A (ja) | 1993-07-28 | 1994-07-27 | 洗濯方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0636731A1 (ja) |
| JP (1) | JPH07144084A (ja) |
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| EP1614793A1 (de) * | 1999-08-11 | 2006-01-11 | Pharmagg Systemtechnik GmbH | Verfahren und Vorrichtung zur Nassbehandlung von Wäschestücken |
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-
1994
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- 1994-07-27 JP JP6174650A patent/JPH07144084A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0636731A1 (de) | 1995-02-01 |
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