JPH07143052A - コードレス電話装置 - Google Patents
コードレス電話装置Info
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- JPH07143052A JPH07143052A JP29171893A JP29171893A JPH07143052A JP H07143052 A JPH07143052 A JP H07143052A JP 29171893 A JP29171893 A JP 29171893A JP 29171893 A JP29171893 A JP 29171893A JP H07143052 A JPH07143052 A JP H07143052A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 充電完了後に放電終止電圧よりも低い電圧を
印加する制御を行って、リチウムイオン電池を用いる際
の過充電による特性劣化を阻止して、移動電話機でのク
イック通話を長期間にわたって確実に行う。 【構成】 子機１のプラス充電端子８からの所定の充電
電圧及び電流が逆流防止用ダイオードＤ１の順方向を通
じてリチウムイオン二次電池５に供給されてリチウムイ
オン二次電池５への充電が行われる。リチウムイオン二
次電池５への充電完了後は逆流防止用ダイオードＤ２、
電流制限抵抗器Ｒ１を通じて電源部１６からリチウムイ
オン二次電池５の放電終止電圧よりも低い電圧が印加さ
れる。この二つの電圧を子機１内の制御部４が判断し
て、子機１が充電台１０に載せ置かれている状態を認識
し、また、子機１を充電台１０から取り上げた場合は、
プラス充電端子８に印加される電圧の停止を子機１内の
制御部４が判断して、発呼開始又は着信に応答するクイ
ック通話の制御を行う。
印加する制御を行って、リチウムイオン電池を用いる際
の過充電による特性劣化を阻止して、移動電話機でのク
イック通話を長期間にわたって確実に行う。 【構成】 子機１のプラス充電端子８からの所定の充電
電圧及び電流が逆流防止用ダイオードＤ１の順方向を通
じてリチウムイオン二次電池５に供給されてリチウムイ
オン二次電池５への充電が行われる。リチウムイオン二
次電池５への充電完了後は逆流防止用ダイオードＤ２、
電流制限抵抗器Ｒ１を通じて電源部１６からリチウムイ
オン二次電池５の放電終止電圧よりも低い電圧が印加さ
れる。この二つの電圧を子機１内の制御部４が判断し
て、子機１が充電台１０に載せ置かれている状態を認識
し、また、子機１を充電台１０から取り上げた場合は、
プラス充電端子８に印加される電圧の停止を子機１内の
制御部４が判断して、発呼開始又は着信に応答するクイ
ック通話の制御を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログコードレス電
話装置、デジタルコードレス電話装置及び携帯電話無線
装置などにあって、子機又は携帯無線電話機に内蔵する
二次電池への充電を制御し、かつ、充電台から取り上げ
た際に発呼開始又は着信応答のクイック通話を行うコー
ドレス電話装置に関する。
話装置、デジタルコードレス電話装置及び携帯電話無線
装置などにあって、子機又は携帯無線電話機に内蔵する
二次電池への充電を制御し、かつ、充電台から取り上げ
た際に発呼開始又は着信応答のクイック通話を行うコー
ドレス電話装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の子機を充電台や親機の充
電部に載せ置いて充電を行う移動電話装置では、例え
ば、特開平１−１７７７４８号公報に示されるようにク
イック通話が出来るようになっている。すなわち、子機
を親機の充電部又は充電台から取り上げた場合の充電端
子の電圧変化を検出して、子機でのフックボタンの押下
操作を行わずに、発呼開始又は着信応答を行う。
電部に載せ置いて充電を行う移動電話装置では、例え
ば、特開平１−１７７７４８号公報に示されるようにク
イック通話が出来るようになっている。すなわち、子機
を親機の充電部又は充電台から取り上げた場合の充電端
子の電圧変化を検出して、子機でのフックボタンの押下
操作を行わずに、発呼開始又は着信応答を行う。
【０００３】このようなコードレス電話装置の子機に
は、電源としてのニッケルカドミウム二次電池又はニッ
ケル水素二次電池（蓄電池）を内蔵しており、この子機
を親機の充電部又は充電台に載せ置いて、ニッケルカド
ミウム二次電池又はニッケル水素二次電池に充電を行っ
ている。リチウムイオン二次電池は、従来のニッケルカ
ドミウム二次電池に対して重量が約半分であり、また、
体積も３０〜５０％と小さいため、近時小型化が望まれ
るのコードレス電話装置に多用されている。また、この
電池は非水素系電解液が用いられ、電気化学的な分解電
圧が高く、３Ｖ〜４Ｖ程度の高い起電力を得ることが出
来る。例えば、コードレス電話装置の子機に６Ｖ電池パ
ックを装備する場合は、従来のニッケルカドミウム二次
電池では、単電池の起電圧が約１．５Ｖであるため、５
本の単電池を直列接続して用いているのに対して、リチ
ウムイオン二次電池では、単電池の起電圧が約３Ｖ〜４
Ｖであるため、二本の単電池を直列接続して用いれば良
く、装置の小型化を促進できる利点がある。
は、電源としてのニッケルカドミウム二次電池又はニッ
ケル水素二次電池（蓄電池）を内蔵しており、この子機
を親機の充電部又は充電台に載せ置いて、ニッケルカド
ミウム二次電池又はニッケル水素二次電池に充電を行っ
ている。リチウムイオン二次電池は、従来のニッケルカ
ドミウム二次電池に対して重量が約半分であり、また、
体積も３０〜５０％と小さいため、近時小型化が望まれ
るのコードレス電話装置に多用されている。また、この
電池は非水素系電解液が用いられ、電気化学的な分解電
圧が高く、３Ｖ〜４Ｖ程度の高い起電力を得ることが出
来る。例えば、コードレス電話装置の子機に６Ｖ電池パ
ックを装備する場合は、従来のニッケルカドミウム二次
電池では、単電池の起電圧が約１．５Ｖであるため、５
本の単電池を直列接続して用いているのに対して、リチ
ウムイオン二次電池では、単電池の起電圧が約３Ｖ〜４
Ｖであるため、二本の単電池を直列接続して用いれば良
く、装置の小型化を促進できる利点がある。
【０００４】図２はニッケルカドミウム二次電池の充電
特性を示す図である。図２において、充電電流特性は、
充電完了（図２中のＡ点）前まで急速充電を行い、それ
以降はトリクル充電が出来る。すなわち、トリクル電流
（微小電流）ｉで充電が出来るため、過充電とならない
低い充電電流（電圧）を継続的に印加できることにな
る。図３は、リチウムイオン二次電池の充電特性を示す
図である。図３おいて、充電完了（図３中のＢ点）前は
定電流充電特性を、完了後は定電圧充電特性を示してい
る。
特性を示す図である。図２において、充電電流特性は、
充電完了（図２中のＡ点）前まで急速充電を行い、それ
以降はトリクル充電が出来る。すなわち、トリクル電流
（微小電流）ｉで充電が出来るため、過充電とならない
低い充電電流（電圧）を継続的に印加できることにな
る。図３は、リチウムイオン二次電池の充電特性を示す
図である。図３おいて、充電完了（図３中のＢ点）前は
定電流充電特性を、完了後は定電圧充電特性を示してい
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リチウ
ムイオン二次電池を用いたコードレス電話装置の子機、
携帯無線電話機では、リチウムイオン二次電池の充電完
了（図３中のＢ点）は、ニッケルカドミウム二次電池の
ように、過充電とならない低い充電電流（電圧）で充電
するトリクル充電に設定できない。換言すれば、いつま
でも充電が行われてしまうため、過充電による特性劣化
が生じ易く、正常な充電が出来なくなることがある。こ
の特性劣化による電圧低下などでリチウムイオン二次電
池を内蔵したコードレス電話装置では、フックボタンの
押下操作を行わずに、発呼開始又は着信応答を行うクイ
ック通話の動作制御が出来なくなるという問題があっ
た。
ムイオン二次電池を用いたコードレス電話装置の子機、
携帯無線電話機では、リチウムイオン二次電池の充電完
了（図３中のＢ点）は、ニッケルカドミウム二次電池の
ように、過充電とならない低い充電電流（電圧）で充電
するトリクル充電に設定できない。換言すれば、いつま
でも充電が行われてしまうため、過充電による特性劣化
が生じ易く、正常な充電が出来なくなることがある。こ
の特性劣化による電圧低下などでリチウムイオン二次電
池を内蔵したコードレス電話装置では、フックボタンの
押下操作を行わずに、発呼開始又は着信応答を行うクイ
ック通話の動作制御が出来なくなるという問題があっ
た。
【０００６】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、二次電池への充電完了後に放電終止電圧
よりも低い電圧を印加する制御が行われて、特にリチウ
ムイオン電池を用いる際の過充電による特性劣化が発生
し難くなり、移動電話機でのクイック通話が長期間にわ
たって確実にでき優れたコードレス電話装置の提供を目
的とする。
るものであり、二次電池への充電完了後に放電終止電圧
よりも低い電圧を印加する制御が行われて、特にリチウ
ムイオン電池を用いる際の過充電による特性劣化が発生
し難くなり、移動電話機でのクイック通話が長期間にわ
たって確実にでき優れたコードレス電話装置の提供を目
的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項１記載のコードレス電話装置は、電源用の二
次電池を内蔵する移動電話機と、この移動機を装着して
二次電池に充電電圧を供給する充電台とを有し、移動電
話機に、充電台からの充電電圧の印加又は停止を検出す
る充電電圧検出手段と、二次電池から充電電圧検出手段
への逆流電圧を防止するための逆流防止手段と、充電電
圧検出手段が充電台からの充電電圧の印加又は印加停止
の検出に基づいて発呼を開始し又は着信の応答を制御す
るクイック通話制御手段とを備える構成としている。
に、請求項１記載のコードレス電話装置は、電源用の二
次電池を内蔵する移動電話機と、この移動機を装着して
二次電池に充電電圧を供給する充電台とを有し、移動電
話機に、充電台からの充電電圧の印加又は停止を検出す
る充電電圧検出手段と、二次電池から充電電圧検出手段
への逆流電圧を防止するための逆流防止手段と、充電電
圧検出手段が充電台からの充電電圧の印加又は印加停止
の検出に基づいて発呼を開始し又は着信の応答を制御す
るクイック通話制御手段とを備える構成としている。
【０００８】また、請求項２記載のコードレス電話装置
は、充電台は、移動電話機内の二次電池での充電完了後
に、二次電池へ放電終止電圧よりも低い電圧を印加する
制御を行う電圧供給制御手段を備える構成としている。
は、充電台は、移動電話機内の二次電池での充電完了後
に、二次電池へ放電終止電圧よりも低い電圧を印加する
制御を行う電圧供給制御手段を備える構成としている。
【０００９】
【作用】このような構成により、請求項１記載のコード
レス電話装置は、移動電話機をを充電台に載せ置き又は
取り外した際に、充電電圧検出手段が充電台からの充電
電圧の印加又は印加停止が検出され、かつ、逆流防止手
段、例えばダイオードによって、充電完了後の供給電圧
が、二次電池の起電圧より低下しても、この二次電池か
らの充電台への逆流が阻止される。したがって、移動電
話機を充電台から取り外した際に発呼を開始し、又は着
信に応答する、いわゆる、クイック通話が確実に出来る
ようになる。
レス電話装置は、移動電話機をを充電台に載せ置き又は
取り外した際に、充電電圧検出手段が充電台からの充電
電圧の印加又は印加停止が検出され、かつ、逆流防止手
段、例えばダイオードによって、充電完了後の供給電圧
が、二次電池の起電圧より低下しても、この二次電池か
らの充電台への逆流が阻止される。したがって、移動電
話機を充電台から取り外した際に発呼を開始し、又は着
信に応答する、いわゆる、クイック通話が確実に出来る
ようになる。
【００１０】請求項２記載のコードレス電話装置は、充
電台は二次電池での充電完了後に、二次電池へ放電終止
電圧よりも低い電圧、例えば放電終止電圧より低い電圧
を印加する。したがって、二次電池、例えばリチウムイ
オン電池を用いる際に、充電電圧及び充電時間の管理が
可能になり、過充電による特性劣化が発生し難くなり、
移動電話機でのクイック通話が長期間にわたって確実に
出来るようになる。
電台は二次電池での充電完了後に、二次電池へ放電終止
電圧よりも低い電圧、例えば放電終止電圧より低い電圧
を印加する。したがって、二次電池、例えばリチウムイ
オン電池を用いる際に、充電電圧及び充電時間の管理が
可能になり、過充電による特性劣化が発生し難くなり、
移動電話機でのクイック通話が長期間にわたって確実に
出来るようになる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明のコードレス電話装置の実施例
を図面を参照して詳細に説明する。図１は本発明のコー
ドレス電話装置の実施例の構成を示すブロック図であ
る。図１において、このコードレス電話装置は、図示し
ない親機などと無線回線で通話を行う子機１と、この子
機１を載せ置いて充電を行うための充電台１０とを有し
ている。
を図面を参照して詳細に説明する。図１は本発明のコー
ドレス電話装置の実施例の構成を示すブロック図であ
る。図１において、このコードレス電話装置は、図示し
ない親機などと無線回線で通話を行う子機１と、この子
機１を載せ置いて充電を行うための充電台１０とを有し
ている。
【００１２】子機１には、送受信兼用のホイップアンテ
ナ２と、このホイップアンテナ２を通じて無線の送受信
処理を行う無線送受信部３とが設けられている。この無
線送受信部３には、会話を行うためのマイクロホン及び
スピーカからなる送受話器、電話番号等を入力するダイ
ヤルボタン、表示器等で構成されている。さらに、子機
１には、各回路を制御するマイクロプロセッサなどを用
いた制御部４が設けられ、電話番号の入力制御、無線送
受信制御、リチウムイオン二次電池の電圧監視処理、充
電端子の電圧検出、発呼開始又は着信応答（クイック通
話）等を処理している。また子機１には、電源としての
リチウムイオン二次電池５が電池パック６として設けら
れている。さらに、子機１の図示される下部には、リチ
ウムイオン二次電池５のマイナス端及び制御部４、無線
送受信部３のマイナス端に接続されるマイナス（−）充
電端子７と、リチウムイオン二次電池５のプラス端及び
制御部４、無線送受信部３のプラス端に接続されるプラ
ス（＋）充電端子８とが設けられている。さらに、プラ
ス（＋）充電端子８とリチウムイオン二次電池５のプラ
ス端との間に逆流防止用ダイオードＤ１が設けられてい
る。
ナ２と、このホイップアンテナ２を通じて無線の送受信
処理を行う無線送受信部３とが設けられている。この無
線送受信部３には、会話を行うためのマイクロホン及び
スピーカからなる送受話器、電話番号等を入力するダイ
ヤルボタン、表示器等で構成されている。さらに、子機
１には、各回路を制御するマイクロプロセッサなどを用
いた制御部４が設けられ、電話番号の入力制御、無線送
受信制御、リチウムイオン二次電池の電圧監視処理、充
電端子の電圧検出、発呼開始又は着信応答（クイック通
話）等を処理している。また子機１には、電源としての
リチウムイオン二次電池５が電池パック６として設けら
れている。さらに、子機１の図示される下部には、リチ
ウムイオン二次電池５のマイナス端及び制御部４、無線
送受信部３のマイナス端に接続されるマイナス（−）充
電端子７と、リチウムイオン二次電池５のプラス端及び
制御部４、無線送受信部３のプラス端に接続されるプラ
ス（＋）充電端子８とが設けられている。さらに、プラ
ス（＋）充電端子８とリチウムイオン二次電池５のプラ
ス端との間に逆流防止用ダイオードＤ１が設けられてい
る。
【００１３】充電台１０には、子機１を載せ置いた際に
プラス（＋）充電端子８がコイルスプリングの弾性をも
って接触してリチウムイオン二次電池５に充電電圧を供
給するプラス（＋）充電端子１１と、充電電圧の監視制
御、充電電流の監視制御及び充電時間の制御等の充電制
御を行う充電制御部１２とが設けられている。さらに、
子機１を載せ置いた際にマイナス（−）充電端子７がコ
イルスプリングの弾性をもって接触するマイナス（−）
充電端子１３と、充電制御部１２でベースのバイアス電
圧を制御して、プラス（＋）充電端子１１を通じてリチ
ウムイオン二次電池５への充電電圧、充電電流の制御を
行う制御用トランジスタＱ１とが設けられている。
プラス（＋）充電端子８がコイルスプリングの弾性をも
って接触してリチウムイオン二次電池５に充電電圧を供
給するプラス（＋）充電端子１１と、充電電圧の監視制
御、充電電流の監視制御及び充電時間の制御等の充電制
御を行う充電制御部１２とが設けられている。さらに、
子機１を載せ置いた際にマイナス（−）充電端子７がコ
イルスプリングの弾性をもって接触するマイナス（−）
充電端子１３と、充電制御部１２でベースのバイアス電
圧を制御して、プラス（＋）充電端子１１を通じてリチ
ウムイオン二次電池５への充電電圧、充電電流の制御を
行う制御用トランジスタＱ１とが設けられている。
【００１４】また、この充電台１０には、ＡＣ電源入力
プラグコード１５を通じて供給されたＡＣからＤＣ電圧
を生成し、制御用トランジスタＱ１のコレクタ、エミッ
タを通じてプラス（＋）充電端子１１に出力する電源部
１６と、電源部１６への電流を防止する逆流防止用ダイ
オードＤ２と、この逆流防止用ダイオードＤ２のカソー
ドとプラス（＋）充電端子１１との間に設けられた充電
電流を制限するための電流制限抵抗器Ｒ１とが設けられ
ている。
プラグコード１５を通じて供給されたＡＣからＤＣ電圧
を生成し、制御用トランジスタＱ１のコレクタ、エミッ
タを通じてプラス（＋）充電端子１１に出力する電源部
１６と、電源部１６への電流を防止する逆流防止用ダイ
オードＤ２と、この逆流防止用ダイオードＤ２のカソー
ドとプラス（＋）充電端子１１との間に設けられた充電
電流を制限するための電流制限抵抗器Ｒ１とが設けられ
ている。
【００１５】次に、この実施例の動作について説明す
る。図１において、子機１を充電台１０に載せ置くと、
子機１側のプラス（＋）充電端子８、マイナス（−）充
電端子７は、それぞれ対応して充電台１０のプラス
（＋）充電端子１１、マイナス（−）充電端子１３と接
触する。
る。図１において、子機１を充電台１０に載せ置くと、
子機１側のプラス（＋）充電端子８、マイナス（−）充
電端子７は、それぞれ対応して充電台１０のプラス
（＋）充電端子１１、マイナス（−）充電端子１３と接
触する。
【００１６】この接触を通じて、子機１のプラス（＋）
充電端子８からの所定の充電電圧及び電流が逆流防止用
ダイオードＤ１の順方向を通じてリチウムイオン二次電
池５に供給されて、リチウムイオン二次電池５への充電
が行われる。このリチウムイオン二次電池５での充電
は、従前の図３に示した充電特性を示すものである。こ
のリチウムイオン二次電池５への充電完了後は逆流防止
用ダイオードＤ２、電流制限抵抗器Ｒ１を通じて電源部
１６からリチウムイオン二次電池５の放電終止電圧より
も低い電圧が印加される。すなわち、子機１を連続通話
した場合などにあって、この通話が出来なくなる残量電
圧が印加される。
充電端子８からの所定の充電電圧及び電流が逆流防止用
ダイオードＤ１の順方向を通じてリチウムイオン二次電
池５に供給されて、リチウムイオン二次電池５への充電
が行われる。このリチウムイオン二次電池５での充電
は、従前の図３に示した充電特性を示すものである。こ
のリチウムイオン二次電池５への充電完了後は逆流防止
用ダイオードＤ２、電流制限抵抗器Ｒ１を通じて電源部
１６からリチウムイオン二次電池５の放電終止電圧より
も低い電圧が印加される。すなわち、子機１を連続通話
した場合などにあって、この通話が出来なくなる残量電
圧が印加される。
【００１７】このように充電が行われる場合、すなわ
ち、子機１が充電台１０に載せ置かれて、プラス（＋）
充電端子８には、充電開始時に高い電圧が印加されて、
その電圧がリチウムイオン二次電池５に供給される。ま
た、充電完了後は、リチウムイオン二次電池５の放電終
止電圧よりも低い電圧が印加される。この二つの電圧を
子機１内の制御部４が判断して、子機１が充電台１０に
載せ置かれている状態を認識できる。すなわち、子機１
を充電台１０から取り上げた際の、プラス（＋）充電端
子８への電圧印加停止を併せて識別することによって、
発呼開始又は着信応答のクイック通話を制御できるよう
になる。さらに、逆流防止用ダイオードＤ１によってリ
チウムイオン二次電池５からの逆流電圧を阻止できるの
で、制御部４は正確なプラス（＋）充電端子８の電圧を
検出でき、子機１を充電台１０から取り外した際に、発
呼を開始し、又は着信に応答する、いわゆる、クイック
通話が確実に出来るようになる。
ち、子機１が充電台１０に載せ置かれて、プラス（＋）
充電端子８には、充電開始時に高い電圧が印加されて、
その電圧がリチウムイオン二次電池５に供給される。ま
た、充電完了後は、リチウムイオン二次電池５の放電終
止電圧よりも低い電圧が印加される。この二つの電圧を
子機１内の制御部４が判断して、子機１が充電台１０に
載せ置かれている状態を認識できる。すなわち、子機１
を充電台１０から取り上げた際の、プラス（＋）充電端
子８への電圧印加停止を併せて識別することによって、
発呼開始又は着信応答のクイック通話を制御できるよう
になる。さらに、逆流防止用ダイオードＤ１によってリ
チウムイオン二次電池５からの逆流電圧を阻止できるの
で、制御部４は正確なプラス（＋）充電端子８の電圧を
検出でき、子機１を充電台１０から取り外した際に、発
呼を開始し、又は着信に応答する、いわゆる、クイック
通話が確実に出来るようになる。
【００１８】そして、充電完了後は、リチウムイオン二
次電池５の放電終止電圧よりも低い電圧をプラス（＋）
充電端子１１へ供給できるため、リチウムイオン二次電
池５の過充電を防止することができ、過充電による特性
劣化が発生し難くなる。
次電池５の放電終止電圧よりも低い電圧をプラス（＋）
充電端子１１へ供給できるため、リチウムイオン二次電
池５の過充電を防止することができ、過充電による特性
劣化が発生し難くなる。
【００１９】なお、この実施例では、電源部１６からリ
チウムイオン二次電池５への電圧供給を、逆流防止用ダ
イオードＤ２、電流制限抵抗器Ｒ１を通じて行っている
が、充電制御部１２で制御用トランジスタＱ１のベース
を制御し、この制御用トランジスタＱ１を通じて供給す
るようしても同様の作用効果が得られる。
チウムイオン二次電池５への電圧供給を、逆流防止用ダ
イオードＤ２、電流制限抵抗器Ｒ１を通じて行っている
が、充電制御部１２で制御用トランジスタＱ１のベース
を制御し、この制御用トランジスタＱ１を通じて供給す
るようしても同様の作用効果が得られる。
【００２０】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
１記載のコードレス電話装置は、移動電話機をを充電台
に載せ置き又は取り外した際に、充電電圧検出手段が充
電台からの充電電圧の印加又は印加停止が検出され、か
つ、逆流防止手段、例えばダイオードによって、充電完
了後の供給電圧が、二次電池の起電圧より低下しても、
この二次電池からの充電台への逆流が阻止される。した
がって、移動電話機を充電台から取り外した際に発呼を
開始し、又は着信に応答するクイック通話が確実に出来
るという効果を有する。
１記載のコードレス電話装置は、移動電話機をを充電台
に載せ置き又は取り外した際に、充電電圧検出手段が充
電台からの充電電圧の印加又は印加停止が検出され、か
つ、逆流防止手段、例えばダイオードによって、充電完
了後の供給電圧が、二次電池の起電圧より低下しても、
この二次電池からの充電台への逆流が阻止される。した
がって、移動電話機を充電台から取り外した際に発呼を
開始し、又は着信に応答するクイック通話が確実に出来
るという効果を有する。
【００２１】また、請求項２記載のコードレス電話装置
は、充電台は二次電池での充電完了後に、二次電池へ放
電終止電圧よりも低い電圧、例えば放電終止電圧より低
い電圧を印加しているため、リチウムイオン電池を用い
る際に、充電電圧及び充電時間の管理が可能になり、過
充電による特性劣化が発生し難くなり、移動電話機での
クイック通話が長期間にわたって確実に出来るという効
果を有する。
は、充電台は二次電池での充電完了後に、二次電池へ放
電終止電圧よりも低い電圧、例えば放電終止電圧より低
い電圧を印加しているため、リチウムイオン電池を用い
る際に、充電電圧及び充電時間の管理が可能になり、過
充電による特性劣化が発生し難くなり、移動電話機での
クイック通話が長期間にわたって確実に出来るという効
果を有する。
【図１】本発明のコードレス電話装置の実施例の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図２】従来例のコードレス電話装置の充電台のニッケ
ルカドミウム二次電池の充電特性図
ルカドミウム二次電池の充電特性図
【図３】従来例のコードレス電話装置の充電台のリチウ
ムイオン二次電池の充電特性図
ムイオン二次電池の充電特性図
１ 子機 ３ 無線送受信部 ４ 制御部 ５ リチウムイオン二次電池 ７，１３ マイナス（−）充電端子 ８，１１ プラス（＋）充電端子 １０ 充電台 １２ 充電制御部 Ｄ１，Ｄ２ 逆流防止用ダイオード Ｑ１ 制御用トランジスタ Ｒ１ 電流制限抵抗器
Claims (2)
- 【請求項１】 電源用の二次電池を内蔵する移動電話機
と、この移動機を装着して前記二次電池に充電電圧を供
給する充電台とを有し、前記移動電話機に、前記充電台
からの充電電圧の印加又は停止を検出する充電電圧検出
手段と、前記二次電池から充電電圧検出手段への逆流電
圧を防止するための逆流防止手段と、前記充電電圧検出
手段が前記充電台からの充電電圧の印加又は印加停止の
検出に基づいて発呼を開始し又は着信の応答を制御する
クイック通話制御手段とを備えることを特徴とするコー
ドレス電話装置。 - 【請求項２】 充電台は、移動電話機内の二次電池での
充電完了後に、前記二次電池へ放電終止電圧よりも低い
電圧を印加する制御を行う電圧供給制御手段を備えるこ
とを特徴とする請求項１記載のコードレス電話装置。
Priority Applications (7)
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|---|---|---|---|
| JP29171893A JP3185502B2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | コードレス電話装置 |
| GB9809284A GB2322050B (en) | 1993-11-22 | 1994-09-27 | Cordless telephone system |
| GB9419471A GB2284127B (en) | 1993-11-22 | 1994-09-27 | Cordless telephone system |
| GB9724921A GB2317081B (en) | 1993-11-22 | 1994-09-27 | Cordless telephone system |
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| DE4439261A DE4439261C2 (de) | 1993-11-22 | 1994-11-03 | Schnurloses Telefonsystem |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29171893A JP3185502B2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | コードレス電話装置 |
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|---|---|
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6377826B1 (en) | 1998-03-27 | 2002-04-23 | Nec Corporation | Charging system of mobile telephone |
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-
1993
- 1993-11-22 JP JP29171893A patent/JP3185502B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US10727679B2 (en) | 2016-10-12 | 2020-07-28 | Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. | Chargeable device and charging method |
| US10826303B2 (en) | 2016-10-12 | 2020-11-03 | Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. | Chargeable device and charging method |
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| US11322949B2 (en) | 2016-10-12 | 2022-05-03 | Guangdong Oppo Mobile Telecommunication Corp., Ltd. | Battery management circuit, device to be charged, and power management method |
| US11171499B2 (en) | 2017-04-13 | 2021-11-09 | Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. | Device to be charged with multiple charging channels, charging method, and charging control circuit with multiple charging channels |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3185502B2 (ja) | 2001-07-11 |
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