JPH07142367A - 半導体露光装置 - Google Patents
半導体露光装置Info
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- JPH07142367A JPH07142367A JP5307388A JP30738893A JPH07142367A JP H07142367 A JPH07142367 A JP H07142367A JP 5307388 A JP5307388 A JP 5307388A JP 30738893 A JP30738893 A JP 30738893A JP H07142367 A JPH07142367 A JP H07142367A
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- light
- light source
- harmonic
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70216—Mask projection systems
- G03F7/70358—Scanning exposure, i.e. relative movement of patterned beam and workpiece during imaging
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】露光光源の出力とレチクル及びウエハステージ
の動きとを同期させる必要がない半導体露光装置、ある
いは又、エキシマ・レーザを使用すること無く短波長の
露光光にてレジストを露光することができる半導体露光
装置を提供する。 【構成】反射縮小型若しくは屈折縮小型の走査式半導体
露光装置は、連続発振レーザ1を露光光源として用いた
ことを特徴とする。また、連続発振レーザを、第2高調
波を射出し得るLD励起固体レーザ、及び少なくともL
D励起固体レーザから射出された第2高調波に基づき第
4若しくは第5高調波を得るための第2高調波発生装置
から構成する。
の動きとを同期させる必要がない半導体露光装置、ある
いは又、エキシマ・レーザを使用すること無く短波長の
露光光にてレジストを露光することができる半導体露光
装置を提供する。 【構成】反射縮小型若しくは屈折縮小型の走査式半導体
露光装置は、連続発振レーザ1を露光光源として用いた
ことを特徴とする。また、連続発振レーザを、第2高調
波を射出し得るLD励起固体レーザ、及び少なくともL
D励起固体レーザから射出された第2高調波に基づき第
4若しくは第5高調波を得るための第2高調波発生装置
から構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、露光光源からの光でレ
チクルに形成された半導体回路パターン等をウエハ上に
形成されたレジストに転写するための走査式(ステップ
・アンド・スキャン方式)の半導体露光装置に関する。
チクルに形成された半導体回路パターン等をウエハ上に
形成されたレジストに転写するための走査式(ステップ
・アンド・スキャン方式)の半導体露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の集積度が高まるに従
い、半導体チップの面積も増大している。従来、半導体
露光装置として、15〜22mm□の画角を有する屈折
系の縮小投影光学系を用いたステッパと呼ばれる半導体
露光装置が使用されている。しかしながら、64M D
RAMを越えるVLSIになると、このような従来のス
テッパでは、2チップ分を1回の露光操作で処理するこ
とは不可能であり、25mm□の画角以上が必要とされ
る。このような画角の拡大に伴い、半導体露光装置を構
成するレンズにおけるディストーションや像面収差が大
きくなる。また、大口径レンズの設計・加工精度の困難
さ、レンズ材料と光の吸収、レンズの削材コストの増加
等の問題が顕著になる。
い、半導体チップの面積も増大している。従来、半導体
露光装置として、15〜22mm□の画角を有する屈折
系の縮小投影光学系を用いたステッパと呼ばれる半導体
露光装置が使用されている。しかしながら、64M D
RAMを越えるVLSIになると、このような従来のス
テッパでは、2チップ分を1回の露光操作で処理するこ
とは不可能であり、25mm□の画角以上が必要とされ
る。このような画角の拡大に伴い、半導体露光装置を構
成するレンズにおけるディストーションや像面収差が大
きくなる。また、大口径レンズの設計・加工精度の困難
さ、レンズ材料と光の吸収、レンズの削材コストの増加
等の問題が顕著になる。
【0003】このような問題を解決するための一手段と
して、エキシマ・レーザを用いた走査式(ステップ・ア
ンド・スキャン方式)の半導体露光装置が注目されてい
る。この走査式半導体露光装置においては、レチクルと
ウエハステージとが連動して移動させられる。そして、
露光光でレチクルを走査するので、反射縮小若しくは屈
折縮小投影光学系において、短手方向のフィールドサイ
ズ(例えば、長さ25mm)さえ確保できれば、走査状
態における1フィールドの長手方向の長さは任意(例え
ば、長さ30mm以上)とすることができる。従って、
広いフィールドサイズを露光することが可能になる。
して、エキシマ・レーザを用いた走査式(ステップ・ア
ンド・スキャン方式)の半導体露光装置が注目されてい
る。この走査式半導体露光装置においては、レチクルと
ウエハステージとが連動して移動させられる。そして、
露光光でレチクルを走査するので、反射縮小若しくは屈
折縮小投影光学系において、短手方向のフィールドサイ
ズ(例えば、長さ25mm)さえ確保できれば、走査状
態における1フィールドの長手方向の長さは任意(例え
ば、長さ30mm以上)とすることができる。従って、
広いフィールドサイズを露光することが可能になる。
【0004】解像力は露光光の波長(λ)に比例する。
従って、半導体集積回路における微細加工の要求を満足
するためには、露光光源から射出される露光光の波長自
体を一層短くする必要がある。そのために、露光光源と
してエキシマ・レーザの使用が検討されている。エキシ
マ・レーザでは、通常希ガスとハロゲン系ガスとの組み
合せからなる混合気体中の放電でレーザ発振を行わせ
る。混合気体としてKrFを用いた場合には波長248
nmのレーザ光を、ArFを用いた場合には波長193
nmのレーザ光を得ることができる。
従って、半導体集積回路における微細加工の要求を満足
するためには、露光光源から射出される露光光の波長自
体を一層短くする必要がある。そのために、露光光源と
してエキシマ・レーザの使用が検討されている。エキシ
マ・レーザでは、通常希ガスとハロゲン系ガスとの組み
合せからなる混合気体中の放電でレーザ発振を行わせ
る。混合気体としてKrFを用いた場合には波長248
nmのレーザ光を、ArFを用いた場合には波長193
nmのレーザ光を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】エキシマ・レーザの発
振動作はパルス発振であり、各パルスにおける光強度の
変動が大きい。従って、エキシマ・レーザを走査式半導
体露光装置の露光光源として用いる場合、1チップ内の
回路線幅均一性を得るために、レチクルの動きとウエハ
ステージの動きとを同期させるだけでなく、エキシマ・
レーザの各パルスにおける光強度と、レチクル及びウエ
ハステージの動きとを同期させる必要がある。即ち、或
るパルスにおけるエキシマ・レーザのピーク出力が低い
場合には、レチクル及びウエハステージの動きを遅く
し、或るパルスにおけるエキシマ・レーザのピーク出力
が高い場合には、レチクル及びウエハステージの動きを
早くする必要がある。また、ビームプロファイル、即
ち、パルスのピーク出力位置における出力ピークの2次
元的形状の変動も大きい。
振動作はパルス発振であり、各パルスにおける光強度の
変動が大きい。従って、エキシマ・レーザを走査式半導
体露光装置の露光光源として用いる場合、1チップ内の
回路線幅均一性を得るために、レチクルの動きとウエハ
ステージの動きとを同期させるだけでなく、エキシマ・
レーザの各パルスにおける光強度と、レチクル及びウエ
ハステージの動きとを同期させる必要がある。即ち、或
るパルスにおけるエキシマ・レーザのピーク出力が低い
場合には、レチクル及びウエハステージの動きを遅く
し、或るパルスにおけるエキシマ・レーザのピーク出力
が高い場合には、レチクル及びウエハステージの動きを
早くする必要がある。また、ビームプロファイル、即
ち、パルスのピーク出力位置における出力ピークの2次
元的形状の変動も大きい。
【0006】従って、エキシマ・レーザの各パルスにお
ける光強度と、レチクル及びウエハステージの動きとを
同期させるための同期機構には極めて高度の制御技術が
必要とされ、走査式半導体露光装置の開発に大きな障害
となっている。また、各パルスにおける光強度の変動が
大きいために、1回の露光を多パルスにて行い、しか
も、1回の露光の開始直後と終了直前ではパルス間隔を
異ならせるといった複雑な制御を行う必要がある。
ける光強度と、レチクル及びウエハステージの動きとを
同期させるための同期機構には極めて高度の制御技術が
必要とされ、走査式半導体露光装置の開発に大きな障害
となっている。また、各パルスにおける光強度の変動が
大きいために、1回の露光を多パルスにて行い、しか
も、1回の露光の開始直後と終了直前ではパルス間隔を
異ならせるといった複雑な制御を行う必要がある。
【0007】エキシマ・レーザからの射出光の半値幅
は、狭帯域化を施していない場合、2nm程度である。
NAが0.5以上のレンズを用いた場合、このようなエ
キシマ・レーザにて露光を試みても、レンズの色収差が
大き過ぎるためレチクルに形成されたパターンをレジス
トに正確に転写することができない。従って、通常、エ
キシマ・レーザの狭帯域化を行い、射出光の半値幅を2
pm以下としている。しかしながら、狭帯域化はレーザ
の出力低下を招くという問題がある。
は、狭帯域化を施していない場合、2nm程度である。
NAが0.5以上のレンズを用いた場合、このようなエ
キシマ・レーザにて露光を試みても、レンズの色収差が
大き過ぎるためレチクルに形成されたパターンをレジス
トに正確に転写することができない。従って、通常、エ
キシマ・レーザの狭帯域化を行い、射出光の半値幅を2
pm以下としている。しかしながら、狭帯域化はレーザ
の出力低下を招くという問題がある。
【0008】更に、エキシマ・レーザにおいては、エキ
シマ・レーザのガスの寿命が短く、頻繁にガスを交換す
る必要がある。その結果、ランニングコストや保守コス
トの上昇を招き、しかも、半導体露光装置の稼動率が低
下する。また、レーザ装置の寸法が大きく、クリーンル
ーム内で大きな占有面積を必要とするといった問題があ
る。
シマ・レーザのガスの寿命が短く、頻繁にガスを交換す
る必要がある。その結果、ランニングコストや保守コス
トの上昇を招き、しかも、半導体露光装置の稼動率が低
下する。また、レーザ装置の寸法が大きく、クリーンル
ーム内で大きな占有面積を必要とするといった問題があ
る。
【0009】従って、本発明の第1の目的は、露光光源
の出力とレチクル及びウエハステージの動きとを同期さ
せる必要がない半導体露光装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、この第1の目的に加えて、エキ
シマ・レーザを使用すること無く短波長の露光光にてレ
ジストを露光することができる半導体露光装置を提供す
ることにある。
の出力とレチクル及びウエハステージの動きとを同期さ
せる必要がない半導体露光装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、この第1の目的に加えて、エキ
シマ・レーザを使用すること無く短波長の露光光にてレ
ジストを露光することができる半導体露光装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的は、連
続発振レーザを露光光源として用いたことを特徴とする
反射縮小型若しくは屈折縮小型の走査式半導体露光装置
によって達成することができる。
続発振レーザを露光光源として用いたことを特徴とする
反射縮小型若しくは屈折縮小型の走査式半導体露光装置
によって達成することができる。
【0011】上記の第2の目的は、上記の走査式半導体
露光装置において、連続発振レーザを、第2高調波を射
出し得るLD励起固体レーザ、及び少なくともLD励起
固体レーザから射出された第2高調波に基づき第4若し
くは第5高調波を得るための第2高調波発生装置から構
成することによって達成することができる。この場合、
LD励起固体レーザは、レーザダイオード、Nd:YA
Gから成る固体レーザ媒質及び非線形光学結晶素子から
構成することができる。
露光装置において、連続発振レーザを、第2高調波を射
出し得るLD励起固体レーザ、及び少なくともLD励起
固体レーザから射出された第2高調波に基づき第4若し
くは第5高調波を得るための第2高調波発生装置から構
成することによって達成することができる。この場合、
LD励起固体レーザは、レーザダイオード、Nd:YA
Gから成る固体レーザ媒質及び非線形光学結晶素子から
構成することができる。
【0012】
【作用】本発明の走査式半導体露光装置においては、連
続発振レーザを露光光源として用いているので、露光光
源の出力が一定している。従って、露光光源の出力とレ
チクル及びウエハステージの動きとを同期させる必要が
ない。また、連続発振レーザを、第2高調波を射出し得
るLD励起固体レーザ及び第2高調波発生装置から構成
することによって、200nmオーダーの露光光波長を
得ることができる。
続発振レーザを露光光源として用いているので、露光光
源の出力が一定している。従って、露光光源の出力とレ
チクル及びウエハステージの動きとを同期させる必要が
ない。また、連続発振レーザを、第2高調波を射出し得
るLD励起固体レーザ及び第2高調波発生装置から構成
することによって、200nmオーダーの露光光波長を
得ることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して、実施例に基づき本発
明を説明する。
明を説明する。
【0014】(実施例1)図1に概要を示す実施例1の
半導体露光装置は、連続発振レーザ1を光源として用い
た反射縮小型の走査式半導体露光装置である。連続発振
レーザ1から射出された露光光は、レチクル40及びビ
ームスプリッター41を透過して、射出瞳を構成する凹
面鏡42で反射され、再びビームスプリッター41に入
射し、縮小投影光学系43に向けて反射される。縮小投
影光学系43を透過した露光光は、ウエハ45上に形成
されたレジスト44を照射し、レジスト44を露光す
る。ウエハ45はウエハステージ46に載置されてい
る。尚、図1中、47及び48は反射鏡である。
半導体露光装置は、連続発振レーザ1を光源として用い
た反射縮小型の走査式半導体露光装置である。連続発振
レーザ1から射出された露光光は、レチクル40及びビ
ームスプリッター41を透過して、射出瞳を構成する凹
面鏡42で反射され、再びビームスプリッター41に入
射し、縮小投影光学系43に向けて反射される。縮小投
影光学系43を透過した露光光は、ウエハ45上に形成
されたレジスト44を照射し、レジスト44を露光す
る。ウエハ45はウエハステージ46に載置されてい
る。尚、図1中、47及び48は反射鏡である。
【0015】こうして、レチクル40に形成されたパタ
ーンをウエハ45上に形成されたレジスト44に転写す
ることができる。レチクル40及びウエハステージ46
はエアーステージ(図示せず)上に載置されており、リ
ニアモータ(図示せず)によって移動させられる。レチ
クル40及びウエハステージ46の移動は制御装置(図
示せず)によって同期させられる。また、レチクル40
及びウエハステージ46の移動はレーザ干渉計やレーザ
測長器によって位置制御される。これらのエアーステー
ジ、リニアモータ、制御装置は公知の技術を用いること
ができる。
ーンをウエハ45上に形成されたレジスト44に転写す
ることができる。レチクル40及びウエハステージ46
はエアーステージ(図示せず)上に載置されており、リ
ニアモータ(図示せず)によって移動させられる。レチ
クル40及びウエハステージ46の移動は制御装置(図
示せず)によって同期させられる。また、レチクル40
及びウエハステージ46の移動はレーザ干渉計やレーザ
測長器によって位置制御される。これらのエアーステー
ジ、リニアモータ、制御装置は公知の技術を用いること
ができる。
【0016】走査式半導体露光装置における走査露光方
式を、模式的に図2に示す。静止状態における露光フィ
ールドサイズの短手方向の長さ(図2中、「a」で示
す)を25mmとした。また、長手方向の長さ(図2
中、「b」で示す)を5mmとした。更には、走査状態
における1フィールドの長手方向の長さを50mmとし
た。走査露光方式においては、レチクル40及びウエハ
45の動きを同期させながら露光光を走査(スキャン)
し、連続発振レーザ1から射出された露光光を連続的に
レチクル40に照射し且つレジスト44を露光する。所
定の距離だけ露光光の走査が完了した後、レチクル40
及びウエハステージ46をステップさせ、次いで、露光
光による走査を繰り返す。露光光とウエハ45との相対
的な動きを模式的に示すために、図2においては、これ
らの相対的な動きを露光フィールドの動きとして破線で
示した。
式を、模式的に図2に示す。静止状態における露光フィ
ールドサイズの短手方向の長さ(図2中、「a」で示
す)を25mmとした。また、長手方向の長さ(図2
中、「b」で示す)を5mmとした。更には、走査状態
における1フィールドの長手方向の長さを50mmとし
た。走査露光方式においては、レチクル40及びウエハ
45の動きを同期させながら露光光を走査(スキャン)
し、連続発振レーザ1から射出された露光光を連続的に
レチクル40に照射し且つレジスト44を露光する。所
定の距離だけ露光光の走査が完了した後、レチクル40
及びウエハステージ46をステップさせ、次いで、露光
光による走査を繰り返す。露光光とウエハ45との相対
的な動きを模式的に示すために、図2においては、これ
らの相対的な動きを露光フィールドの動きとして破線で
示した。
【0017】本発明の半導体露光装置での使用に適した
連続発振レーザ1の一形式を、図3及び図4を参照して
説明する。
連続発振レーザ1の一形式を、図3及び図4を参照して
説明する。
【0018】連続発振レーザ1の原理図を図3に示す。
この連続発振レーザ1は、レーザ光源10及び第2高調
波発生装置20を具備している。
この連続発振レーザ1は、レーザ光源10及び第2高調
波発生装置20を具備している。
【0019】レーザ光源10は、第2高調波を射出し得
るLD励起固体レーザから成る。第2高調波発生装置2
0には、レーザ光源10から射出された光が入射され
る。そして、第2高調波発生装置20は、この入射され
た光の第2高調波に基づいた波長を有する光(第4若し
くは第5高調波)を射出する。第2高調波発生装置20
から射出された光は、図1に示すように、レチクル40
を照射し、レチクル40に形成されたパターンをウエハ
45上に形成されたレジスト44に転写する。
るLD励起固体レーザから成る。第2高調波発生装置2
0には、レーザ光源10から射出された光が入射され
る。そして、第2高調波発生装置20は、この入射され
た光の第2高調波に基づいた波長を有する光(第4若し
くは第5高調波)を射出する。第2高調波発生装置20
から射出された光は、図1に示すように、レチクル40
を照射し、レチクル40に形成されたパターンをウエハ
45上に形成されたレジスト44に転写する。
【0020】本発明の半導体露光装置における連続発振
レーザのより詳しい構成図を、図4に示す。図4に示す
ように、レーザ光源10は、第2高調波を射出し得るL
D励起固体レーザから成る。即ち、レーザ光源10は、
例えば、複数のレーザダイオード11(射出光の波長:
808nm)、Nd:YAGから成る固体レーザ媒質1
2(射出光の波長:1064nm)、及びKTP(KT
iOPO4)から成る非線形光学結晶素子13から構成
されている。固体レーザ媒質12は、端面励起方式であ
る。このような構成により、レーザ光源10からは、N
d:YAGから成る固体レーザ媒質の第2高調波である
532nmの光が射出される。レーザ光源10には、N
d:YAGから成る固体レーザ媒質12の前方に1/4
波長板14が配置されている。これによって、レーザ光
源において、所謂ホールバーニング効果による多モード
発振を抑制することができる。
レーザのより詳しい構成図を、図4に示す。図4に示す
ように、レーザ光源10は、第2高調波を射出し得るL
D励起固体レーザから成る。即ち、レーザ光源10は、
例えば、複数のレーザダイオード11(射出光の波長:
808nm)、Nd:YAGから成る固体レーザ媒質1
2(射出光の波長:1064nm)、及びKTP(KT
iOPO4)から成る非線形光学結晶素子13から構成
されている。固体レーザ媒質12は、端面励起方式であ
る。このような構成により、レーザ光源10からは、N
d:YAGから成る固体レーザ媒質の第2高調波である
532nmの光が射出される。レーザ光源10には、N
d:YAGから成る固体レーザ媒質12の前方に1/4
波長板14が配置されている。これによって、レーザ光
源において、所謂ホールバーニング効果による多モード
発振を抑制することができる。
【0021】非線形光学結晶素子13は、平面鏡15及
び凹面鏡16から成る光共振器の光路内に配置されてお
り、所謂外部SHG方式(レーザ発振器の外部に構成し
た光共振器中に配置する方式)を構成する。平面鏡15
は光の殆どを反射する。また、凹面鏡16はNd:YA
Gから成る固体レーザ媒質の第2高調波の殆どを透過
し、その他の波長を有する光を殆ど反射する。凹面鏡1
6は、例えばダイクロイックミラーで構成することがで
きる。
び凹面鏡16から成る光共振器の光路内に配置されてお
り、所謂外部SHG方式(レーザ発振器の外部に構成し
た光共振器中に配置する方式)を構成する。平面鏡15
は光の殆どを反射する。また、凹面鏡16はNd:YA
Gから成る固体レーザ媒質の第2高調波の殆どを透過
し、その他の波長を有する光を殆ど反射する。凹面鏡1
6は、例えばダイクロイックミラーで構成することがで
きる。
【0022】図4に示すように、第2高調波発生装置2
0は、例えばBBO(β−BaB2O4)から成る非線形
光学結晶素子21、及び光共振器22から構成されてい
る。第2高調波発生装置20を構成する非線形光学結晶
素子21は、光共振器22の光路内に配置されている。
即ち、第2高調波発生装置20は、所謂外部SHG方式
である。この光共振器22においては、所謂フィネス値
(共振のQ値に相当する)を例えば100〜1000程
度と大きくして、光共振器22内部の光密度を、光共振
器22に入射される光の光密度の数百倍とすることによ
って、光共振器22内に配置された非線形光学結晶素子
21の非線形効果を有効に利用することができる。
0は、例えばBBO(β−BaB2O4)から成る非線形
光学結晶素子21、及び光共振器22から構成されてい
る。第2高調波発生装置20を構成する非線形光学結晶
素子21は、光共振器22の光路内に配置されている。
即ち、第2高調波発生装置20は、所謂外部SHG方式
である。この光共振器22においては、所謂フィネス値
(共振のQ値に相当する)を例えば100〜1000程
度と大きくして、光共振器22内部の光密度を、光共振
器22に入射される光の光密度の数百倍とすることによ
って、光共振器22内に配置された非線形光学結晶素子
21の非線形効果を有効に利用することができる。
【0023】光共振器22は、一対の凹面鏡23,24
及び一対の平面鏡25,26から構成されている。第2
高調波発生装置20に入射した光(例えば、532nm
の波長を有する光)は、第1の凹面鏡23を透過し、非
線形光学結晶素子21を透過して少なくとも一部が第2
高調波(例えば、波長266nmの光)にされた後、第
2の凹面鏡24によって反射され、次に、平面鏡25,
26によって反射され、更には、第1の凹面鏡23によ
って反射される。このような状態において、第2の凹面
鏡24に入射した光(例えば、波長266nmの光)の
少なくとも一部が第2の凹面鏡24を透過し、第2高調
波発生装置20からレチクル40に向かって射出され
る。また、平面鏡26から第1の凹面鏡23へと入射し
た光の一部分(例えば、波長532nmの光)は、第1
の凹面鏡23を透過し、後述する共振器長制御装置30
へと入射する。尚、第1及び第2の凹面鏡23,24、
平面鏡25,26は、以上の説明のように光を反射・透
過させるように設計する。第2の凹面鏡24は、例えば
ダイクロイックミラーで構成することができる。
及び一対の平面鏡25,26から構成されている。第2
高調波発生装置20に入射した光(例えば、532nm
の波長を有する光)は、第1の凹面鏡23を透過し、非
線形光学結晶素子21を透過して少なくとも一部が第2
高調波(例えば、波長266nmの光)にされた後、第
2の凹面鏡24によって反射され、次に、平面鏡25,
26によって反射され、更には、第1の凹面鏡23によ
って反射される。このような状態において、第2の凹面
鏡24に入射した光(例えば、波長266nmの光)の
少なくとも一部が第2の凹面鏡24を透過し、第2高調
波発生装置20からレチクル40に向かって射出され
る。また、平面鏡26から第1の凹面鏡23へと入射し
た光の一部分(例えば、波長532nmの光)は、第1
の凹面鏡23を透過し、後述する共振器長制御装置30
へと入射する。尚、第1及び第2の凹面鏡23,24、
平面鏡25,26は、以上の説明のように光を反射・透
過させるように設計する。第2の凹面鏡24は、例えば
ダイクロイックミラーで構成することができる。
【0024】第2高調波発生装置20から射出された光
の波長は、第2高調波発生装置20に入射する光を基準
とすれば、かかる入射光の第2高調波である。即ち、本
実施例においては、第2高調波発生装置20に入射する
入射光の波長は532nmであり、第2高調波発生装置
20から射出する光は266nmである。尚、Nd:Y
AGから成る固体レーザ媒質12から射出されるレーザ
光の波長(1064nm)を基準とすれば、第2高調波
発生装置20から射出される光は第4高調波に相当す
る。第2高調波発生装置20からは、波長266nmの
狭帯域を有するレーザ光が連続的に射出され、かかる光
のモード均一性は高い。
の波長は、第2高調波発生装置20に入射する光を基準
とすれば、かかる入射光の第2高調波である。即ち、本
実施例においては、第2高調波発生装置20に入射する
入射光の波長は532nmであり、第2高調波発生装置
20から射出する光は266nmである。尚、Nd:Y
AGから成る固体レーザ媒質12から射出されるレーザ
光の波長(1064nm)を基準とすれば、第2高調波
発生装置20から射出される光は第4高調波に相当す
る。第2高調波発生装置20からは、波長266nmの
狭帯域を有するレーザ光が連続的に射出され、かかる光
のモード均一性は高い。
【0025】連続発振レーザ1には、更に、共振器長制
御装置30が備えられている。光共振器22の共振器長
(L)は、共振器長制御装置30によって精密に制御さ
れ一定長に保持される。この光共振器22の共振器長
(L)を一定長に精密に保持することにより、第2高調
波発生装置20から射出される射出光の強度を一定に保
持することができる。尚、共振器長(L)は、第1の凹
面鏡23、第2の凹面鏡24、平面鏡25、平面鏡2
6、及び第1の凹面鏡23のそれぞれの反射面を結んだ
光路長に相当する。
御装置30が備えられている。光共振器22の共振器長
(L)は、共振器長制御装置30によって精密に制御さ
れ一定長に保持される。この光共振器22の共振器長
(L)を一定長に精密に保持することにより、第2高調
波発生装置20から射出される射出光の強度を一定に保
持することができる。尚、共振器長(L)は、第1の凹
面鏡23、第2の凹面鏡24、平面鏡25、平面鏡2
6、及び第1の凹面鏡23のそれぞれの反射面を結んだ
光路長に相当する。
【0026】第2高調波発生装置20から射出される射
出光の波長をλとしたとき、光共振器22の共振器長L
0が、λ=L0/N(但し、Nは正数)を満足するとき
(ロック状態とも呼ぶ)、光共振器22は共振し、第2
高調波発生装置20は高強度の光を安定に射出する。言
い換えれば、光共振器22における光路位相差Δが2π
の整数倍のとき、第2高調波発生装置を構成する光共振
器22は共振状態となる。即ち、ロック状態となる。こ
こで、非線形光学結晶素子21の屈折率をn、厚さをl
としたとき、光路位相差Δは(4πnl/λ)で表わす
ことができる。
出光の波長をλとしたとき、光共振器22の共振器長L
0が、λ=L0/N(但し、Nは正数)を満足するとき
(ロック状態とも呼ぶ)、光共振器22は共振し、第2
高調波発生装置20は高強度の光を安定に射出する。言
い換えれば、光共振器22における光路位相差Δが2π
の整数倍のとき、第2高調波発生装置を構成する光共振
器22は共振状態となる。即ち、ロック状態となる。こ
こで、非線形光学結晶素子21の屈折率をn、厚さをl
としたとき、光路位相差Δは(4πnl/λ)で表わす
ことができる。
【0027】また、光共振器22の共振器長L0±ΔL0
が、λ≠(L0±ΔL0)/N’(但し、N’は正数)の
とき(アンロック状態とも呼ぶ)、第2高調波発生装置
20は低強度の光を射出する。言い換えれば、光共振器
22における光路位相差Δが2πの整数倍からずれたと
き、第2高調波発生装置を構成する光共振器22は非共
振状態となる。即ち、アンロック状態となる。
が、λ≠(L0±ΔL0)/N’(但し、N’は正数)の
とき(アンロック状態とも呼ぶ)、第2高調波発生装置
20は低強度の光を射出する。言い換えれば、光共振器
22における光路位相差Δが2πの整数倍からずれたと
き、第2高調波発生装置を構成する光共振器22は非共
振状態となる。即ち、アンロック状態となる。
【0028】従って、第2高調波発生装置20から波長
λの光を安定に射出するためには、光共振器22の共振
器長(L)の経時的な変動(具体的には、例えば、凹面
鏡23,24、平面鏡25,26の位置の変動)を出来
る限り小さくする必要がある。そこで、共振器長制御装
置30の制御によって、第1の凹面鏡23と第2の凹面
鏡24とを結ぶ光軸上で、第1の凹面鏡23を移動させ
たり、かかる光軸に対する第1の凹面鏡23の配置角度
を変化させ、光共振器22の共振器長(L)の経時的な
変動を抑制し、光共振器22の共振器長(L)を一定に
保持する。
λの光を安定に射出するためには、光共振器22の共振
器長(L)の経時的な変動(具体的には、例えば、凹面
鏡23,24、平面鏡25,26の位置の変動)を出来
る限り小さくする必要がある。そこで、共振器長制御装
置30の制御によって、第1の凹面鏡23と第2の凹面
鏡24とを結ぶ光軸上で、第1の凹面鏡23を移動させ
たり、かかる光軸に対する第1の凹面鏡23の配置角度
を変化させ、光共振器22の共振器長(L)の経時的な
変動を抑制し、光共振器22の共振器長(L)を一定に
保持する。
【0029】本実施例における共振器長制御装置30
は、本出願人が平成4年3月2日付で特許出願した「レ
ーザ光発生装置」(特開平5−243661号)に詳述
されている。
は、本出願人が平成4年3月2日付で特許出願した「レ
ーザ光発生装置」(特開平5−243661号)に詳述
されている。
【0030】この形式の共振器長制御装置30は、図4
に示すように、フォトダイオード等の光検出器31、ボ
イスコイルモータ(VCM)32、ボイスコイルモータ
制御回路(VCM制御回路)33、位相変調器34から
構成される。位相変調器34は、レーザ光源10と第2
高調波発生装置20との間の光路内に配置されており、
レーザ光源10から射出された光を位相変調する所謂E
O(電気光学)素子やAO(音響光学)素子から成る。
位相変調器34と第2高調波発生装置20との間には、
集光レンズ60が配置されている。ボイスコイルモータ
32には、光共振器22を構成する第1の凹面鏡23が
取り付けられている。
に示すように、フォトダイオード等の光検出器31、ボ
イスコイルモータ(VCM)32、ボイスコイルモータ
制御回路(VCM制御回路)33、位相変調器34から
構成される。位相変調器34は、レーザ光源10と第2
高調波発生装置20との間の光路内に配置されており、
レーザ光源10から射出された光を位相変調する所謂E
O(電気光学)素子やAO(音響光学)素子から成る。
位相変調器34と第2高調波発生装置20との間には、
集光レンズ60が配置されている。ボイスコイルモータ
32には、光共振器22を構成する第1の凹面鏡23が
取り付けられている。
【0031】図5に模式図を示すように、ボイスコイル
モータ32は、磁性材料から成る基体320、1つ以上
の電磁石(所謂ボイスコイル)322、磁性体から成る
ヨーク323、及び少なくとも1つのコイルバネ(ある
いは渦巻き状の板バネ)321から構成された電磁アク
チュエータである。コイルバネ321は、その一端が基
体320に取り付けられ、そして他端がヨーク323に
取り付けられている。また、ヨーク323には、第1の
凹面鏡23が取り付けられている。電磁石322に電流
を流すと、磁界が形成され、ヨーク323と基体320
との間の距離が変化する。その結果、第1の凹面鏡23
の位置を移動させることができる。即ち、電磁石322
に流す電流を制御することによって、光共振器22の共
振器長(L)を変化させることができる。ボイスコイル
モータ32に対して、サーボ制御が行われる。
モータ32は、磁性材料から成る基体320、1つ以上
の電磁石(所謂ボイスコイル)322、磁性体から成る
ヨーク323、及び少なくとも1つのコイルバネ(ある
いは渦巻き状の板バネ)321から構成された電磁アク
チュエータである。コイルバネ321は、その一端が基
体320に取り付けられ、そして他端がヨーク323に
取り付けられている。また、ヨーク323には、第1の
凹面鏡23が取り付けられている。電磁石322に電流
を流すと、磁界が形成され、ヨーク323と基体320
との間の距離が変化する。その結果、第1の凹面鏡23
の位置を移動させることができる。即ち、電磁石322
に流す電流を制御することによって、光共振器22の共
振器長(L)を変化させることができる。ボイスコイル
モータ32に対して、サーボ制御が行われる。
【0032】ボイスコイルモータ32の駆動電流は数十
〜数百mA程度である。従って、駆動回路構成を安価に
作製することができる。しかも、サーボループの複共振
の周波数を数十kHz〜100kHz以上とすることが
でき、位相回りの少ない周波数特性を有するため、サー
ボ帯域を数十MHzと広帯域化することができ、安定し
た制御を得ることができる。
〜数百mA程度である。従って、駆動回路構成を安価に
作製することができる。しかも、サーボループの複共振
の周波数を数十kHz〜100kHz以上とすることが
でき、位相回りの少ない周波数特性を有するため、サー
ボ帯域を数十MHzと広帯域化することができ、安定し
た制御を得ることができる。
【0033】光共振器22がロック状態にあるとき、例
えば第1の凹面鏡23から射出され光検出器31に到達
する光の強度が極小となり、また、かかる光の位相が大
きく変化する。このような変化を利用して光共振器の制
御を行うことが、例えば、R.W.P.Drever, et al. "Lase
r Phase and Frequency Stabilization Using an Optic
al Resonator", Applied Physics B31. 97-105(1983)に
開示されている。光共振器22のロック状態の制御は、
基本的にはこの技術を応用している。
えば第1の凹面鏡23から射出され光検出器31に到達
する光の強度が極小となり、また、かかる光の位相が大
きく変化する。このような変化を利用して光共振器の制
御を行うことが、例えば、R.W.P.Drever, et al. "Lase
r Phase and Frequency Stabilization Using an Optic
al Resonator", Applied Physics B31. 97-105(1983)に
開示されている。光共振器22のロック状態の制御は、
基本的にはこの技術を応用している。
【0034】即ち、例えば第1の凹面鏡23を透過し、
光検出器31に到達する光の強度が常に極小値(例えば
0)となるように、VCM制御回路33によってボイス
コイルモータ32を駆動して第1の凹面鏡23の位置を
変化させれば、光共振器22のロック状態を安定して保
持することができる。言い換えれば、レーザ光源10か
ら射出された光を位相変調信号に基づき位相変調を施し
て、第2高調波発生装置20に入射させ、第2高調波発
生装置20からの戻り光を光検出器31によって検出す
ることで検出信号を得る。そして、かかる検出信号を、
位相変調信号にて同期検波し、誤差信号を取り出す。こ
の誤差信号が0となるようにVCM制御回路33によっ
て、ボイスコイルモータ32を駆動して第1の凹面鏡2
3の位置を変化させる。
光検出器31に到達する光の強度が常に極小値(例えば
0)となるように、VCM制御回路33によってボイス
コイルモータ32を駆動して第1の凹面鏡23の位置を
変化させれば、光共振器22のロック状態を安定して保
持することができる。言い換えれば、レーザ光源10か
ら射出された光を位相変調信号に基づき位相変調を施し
て、第2高調波発生装置20に入射させ、第2高調波発
生装置20からの戻り光を光検出器31によって検出す
ることで検出信号を得る。そして、かかる検出信号を、
位相変調信号にて同期検波し、誤差信号を取り出す。こ
の誤差信号が0となるようにVCM制御回路33によっ
て、ボイスコイルモータ32を駆動して第1の凹面鏡2
3の位置を変化させる。
【0035】VCM制御回路33は、図6に構成図を示
すように、例えば、発振器330、位相変調器駆動回路
331、同期検波回路332、ローパスフィルタ33
3、及びボイスコイルモータ駆動回路(VCM駆動回
路)334から構成されている。
すように、例えば、発振器330、位相変調器駆動回路
331、同期検波回路332、ローパスフィルタ33
3、及びボイスコイルモータ駆動回路(VCM駆動回
路)334から構成されている。
【0036】発振器330から出力された周波数f
m(例えば10MHz)の変調信号は、位相変調器駆動
回路331を介して位相変調器34に送られる。位相変
調器34においては、レーザ光源10から射出された光
(周波数fO。1014Hzオーダー)に位相変調が施さ
れ、周波数fO±fmのサイドバンドが生成される。
m(例えば10MHz)の変調信号は、位相変調器駆動
回路331を介して位相変調器34に送られる。位相変
調器34においては、レーザ光源10から射出された光
(周波数fO。1014Hzオーダー)に位相変調が施さ
れ、周波数fO±fmのサイドバンドが生成される。
【0037】光共振器22を構成する第1の凹面鏡23
を通過して光共振器22の系外に射出された光(周波
数:fO及びfO±fm)は、光検出器31によって検出
される。このような周波数(fO及びfO±fm)を有す
る光の間のビートを検出するFMサイドバンド法によっ
て、極性を有する誤差信号を得ることができ、かかる誤
差信号に基づき光共振器22の共振器長(L)を制御す
る。
を通過して光共振器22の系外に射出された光(周波
数:fO及びfO±fm)は、光検出器31によって検出
される。このような周波数(fO及びfO±fm)を有す
る光の間のビートを検出するFMサイドバンド法によっ
て、極性を有する誤差信号を得ることができ、かかる誤
差信号に基づき光共振器22の共振器長(L)を制御す
る。
【0038】即ち、この光検出器31から出力された信
号は、同期検波回路332に送られる。この信号は、周
波数fOの光の強度信号と、周波数fmの変調信号に対応
する信号とが重畳された信号である。同期検波回路33
2には、発振器330から出力された変調信号も(必要
に応じて波形整形や位相遅延等が施されて)供給され
る。光検出器31から出力された信号と変調信号とは同
期検波回路322において乗算され、同期検波が行われ
る。同期検波回路332から出力された検波出力信号は
ローパスフィルタ333に入力され、ローパスフィルタ
333において、この検波出力信号から変調信号成分を
除去することで光共振器22の共振器長の誤差信号が生
成される。ここで、誤差信号とは、光共振器22の設定
共振器長(L0)に対する測定共振器長(L0±ΔL0)
の差(±ΔL0)を表わす信号である。
号は、同期検波回路332に送られる。この信号は、周
波数fOの光の強度信号と、周波数fmの変調信号に対応
する信号とが重畳された信号である。同期検波回路33
2には、発振器330から出力された変調信号も(必要
に応じて波形整形や位相遅延等が施されて)供給され
る。光検出器31から出力された信号と変調信号とは同
期検波回路322において乗算され、同期検波が行われ
る。同期検波回路332から出力された検波出力信号は
ローパスフィルタ333に入力され、ローパスフィルタ
333において、この検波出力信号から変調信号成分を
除去することで光共振器22の共振器長の誤差信号が生
成される。ここで、誤差信号とは、光共振器22の設定
共振器長(L0)に対する測定共振器長(L0±ΔL0)
の差(±ΔL0)を表わす信号である。
【0039】この誤差信号はVCM駆動回路334に送
られ、かかる誤差信号に基づきボイスコイルモータ32
が駆動され(具体的には、電磁石322に流れる電流を
制御し)、第1の凹面鏡23を透過しそして光検出器3
1に到達する光が極小値となるように(言い換えれば、
光共振器22の共振器長がL0となり、誤差信号が0と
なるように)、光共振器22の共振器長(L)が調整さ
れる。
られ、かかる誤差信号に基づきボイスコイルモータ32
が駆動され(具体的には、電磁石322に流れる電流を
制御し)、第1の凹面鏡23を透過しそして光検出器3
1に到達する光が極小値となるように(言い換えれば、
光共振器22の共振器長がL0となり、誤差信号が0と
なるように)、光共振器22の共振器長(L)が調整さ
れる。
【0040】光共振器22の共振器長(L)がL0に設
定されている場合(即ち、ロック状態においては)、共
振器長制御装置30の制御によって、光共振器22の共
振器長(L)の経時的な変動を、第2高調波発生装置2
0に入射する光の波長の1/1000〜1/10000
に抑えることができる。
定されている場合(即ち、ロック状態においては)、共
振器長制御装置30の制御によって、光共振器22の共
振器長(L)の経時的な変動を、第2高調波発生装置2
0に入射する光の波長の1/1000〜1/10000
に抑えることができる。
【0041】(実施例2)図7に概要を示す実施例2の
半導体露光装置は、連続発振レーザ1を光源として用い
た屈折縮小型の走査式半導体露光装置である。連続発振
レーザ1から射出された露光光は、レチクル40を照射
し、レチクル40に形成されたパターンを縮小投影光学
系50を介してウエハ45上に形成されたレジスト44
に転写する。縮小投影光学系50は射出瞳を構成する。
レチクル40に形成されたパターンは、レジスト44上
に形成すべきパターンが例えば5倍に拡大されたもので
ある。縮小投影光学系50は、入射した光を透過し、例
えば1/5に縮小した光学像をウエハ45に形成された
レジスト44に投影する。これによって、レジスト44
には微細パターンが形成される。
半導体露光装置は、連続発振レーザ1を光源として用い
た屈折縮小型の走査式半導体露光装置である。連続発振
レーザ1から射出された露光光は、レチクル40を照射
し、レチクル40に形成されたパターンを縮小投影光学
系50を介してウエハ45上に形成されたレジスト44
に転写する。縮小投影光学系50は射出瞳を構成する。
レチクル40に形成されたパターンは、レジスト44上
に形成すべきパターンが例えば5倍に拡大されたもので
ある。縮小投影光学系50は、入射した光を透過し、例
えば1/5に縮小した光学像をウエハ45に形成された
レジスト44に投影する。これによって、レジスト44
には微細パターンが形成される。
【0042】こうして、レチクル40に形成されたパタ
ーンをウエハ45上に形成されたレジスト44に転写す
ることができる。レチクル40及びウエハステージ46
はエアーステージ(図示せず)上に載置されており、リ
ニアモータ(図示せず)によって移動させられる。レチ
クル40及びウエハ45の移動は制御装置(図示せず)
によって同期させられる。レチクル40の移動量とウエ
ハ45の移動量は縮小倍率に等しく、制御装置(図示せ
ず)によって同期させられる。また、レチクル40及び
ウエハステージ46の移動はレーザ干渉計やレーザ測長
器によって位置制御される。これらのエアーステージ、
リニアモータ、制御装置は公知の技術を用いることがで
きる。
ーンをウエハ45上に形成されたレジスト44に転写す
ることができる。レチクル40及びウエハステージ46
はエアーステージ(図示せず)上に載置されており、リ
ニアモータ(図示せず)によって移動させられる。レチ
クル40及びウエハ45の移動は制御装置(図示せず)
によって同期させられる。レチクル40の移動量とウエ
ハ45の移動量は縮小倍率に等しく、制御装置(図示せ
ず)によって同期させられる。また、レチクル40及び
ウエハステージ46の移動はレーザ干渉計やレーザ測長
器によって位置制御される。これらのエアーステージ、
リニアモータ、制御装置は公知の技術を用いることがで
きる。
【0043】以上、本発明を好ましい実施例に基づき説
明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではな
い。固体レーザ媒質は、Nd:YAG以外にも、Nd:
YVO4、Nd:BEL、LNP等から構成することが
できる。レーザダイオードによる固体レーザ媒質の励起
方式も、端面励起方式だけでなく、側面励起方式や表面
励起方式とすることができ、更にはスラブ固体レーザを
用いることもできる。
明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではな
い。固体レーザ媒質は、Nd:YAG以外にも、Nd:
YVO4、Nd:BEL、LNP等から構成することが
できる。レーザダイオードによる固体レーザ媒質の励起
方式も、端面励起方式だけでなく、側面励起方式や表面
励起方式とすることができ、更にはスラブ固体レーザを
用いることもできる。
【0044】また、非線形光学結晶素子として、KTP
やBBOの他にも、LN、QPMLN、LBO、KN
等、入射光や射出光に要求される光の波長に依存して適
宜選定することができる。
やBBOの他にも、LN、QPMLN、LBO、KN
等、入射光や射出光に要求される光の波長に依存して適
宜選定することができる。
【0045】レーザ光源10、第2高調波発生装置20
及び共振器長制御装置30の構造は例示であり、適宜設
計変更することができる。
及び共振器長制御装置30の構造は例示であり、適宜設
計変更することができる。
【0046】一対の反射鏡から成る光共振器の光路内に
固体レーザ素子と非線形光学結晶素子が配置された、所
謂内部SHG方式のレーザ光源を用いることもできる。
また、固体レーザ媒質12からの射出光を非線形光学結
晶素子13に通すような構造(即ち、平面鏡15及び凹
面鏡16から成る光共振器を省略する構造)とすること
もできる。更には、レーザ光源として、LD励起固体レ
ーザの代わりに、例えば青色半導体レーザを使用し、か
かる半導体レーザの射出光を第2高調波発生装置に直接
入射させることもできるし、かかる半導体レーザと非線
形光学結晶素子とを組み合わせた所謂内部SHG方式か
ら成るレーザ光源と第2高調波発生装置との組み合わせ
構造とすることもできる。また、平面鏡15及び凹面鏡
16から成る光共振器の共振器長の制御のために、共振
器長制御装置30を別途設けることもできる。
固体レーザ素子と非線形光学結晶素子が配置された、所
謂内部SHG方式のレーザ光源を用いることもできる。
また、固体レーザ媒質12からの射出光を非線形光学結
晶素子13に通すような構造(即ち、平面鏡15及び凹
面鏡16から成る光共振器を省略する構造)とすること
もできる。更には、レーザ光源として、LD励起固体レ
ーザの代わりに、例えば青色半導体レーザを使用し、か
かる半導体レーザの射出光を第2高調波発生装置に直接
入射させることもできるし、かかる半導体レーザと非線
形光学結晶素子とを組み合わせた所謂内部SHG方式か
ら成るレーザ光源と第2高調波発生装置との組み合わせ
構造とすることもできる。また、平面鏡15及び凹面鏡
16から成る光共振器の共振器長の制御のために、共振
器長制御装置30を別途設けることもできる。
【0047】第2高調波発生装置20における光共振器
22の構造を、例えば、凹面鏡と平面鏡から構成された
ファブリ−ペロー型共振器とすることもできる。この場
合、第2高調波発生装置20に入射する入射光を透過
し、そして第2高調波発生装置20からの戻り光を反射
する反射鏡を、第2高調波発生装置20の手前に配置
し、かかる反射鏡で反射された光を光検出器31で検出
すればよい。光共振器22の共振器長を一定とするため
には、第1の凹面鏡23を移動させるだけでなく、他の
鏡を移動させてもよい。
22の構造を、例えば、凹面鏡と平面鏡から構成された
ファブリ−ペロー型共振器とすることもできる。この場
合、第2高調波発生装置20に入射する入射光を透過
し、そして第2高調波発生装置20からの戻り光を反射
する反射鏡を、第2高調波発生装置20の手前に配置
し、かかる反射鏡で反射された光を光検出器31で検出
すればよい。光共振器22の共振器長を一定とするため
には、第1の凹面鏡23を移動させるだけでなく、他の
鏡を移動させてもよい。
【0048】共振器長制御装置30の別の態様として、
PZT等から成る共振器長制御装置を挙げることができ
る。即ち、光共振器22を構成する第1の凹面鏡23を
移動させるために、PZT等から成る積層圧電素子及び
共振器長(L)の長さ変化に比例した信号をこの積層圧
電素子に供給する制御装置から成る共振器長制御装置を
用い、かかる信号をフィードバックしてサーボループを
構成する。これによって、光共振器22の共振器長の制
御を行い、第2高調波発生装置20から射出される射出
光を安定化することもできる。
PZT等から成る共振器長制御装置を挙げることができ
る。即ち、光共振器22を構成する第1の凹面鏡23を
移動させるために、PZT等から成る積層圧電素子及び
共振器長(L)の長さ変化に比例した信号をこの積層圧
電素子に供給する制御装置から成る共振器長制御装置を
用い、かかる信号をフィードバックしてサーボループを
構成する。これによって、光共振器22の共振器長の制
御を行い、第2高調波発生装置20から射出される射出
光を安定化することもできる。
【0049】第2高調波発生装置から射出される光は、
レーザ光源からの入射光の第2高調波に基づいた波長を
有する光であるが、この第2高調波発生装置から射出さ
れる光の波長は、実施例にて説明したように、固体レー
ザ媒質の射出する光を基準とした第4高調波だけでな
く、第5高調波とすることもできる。この場合には、例
えばNd:YAGから成る固体レーザ媒質から射出され
る光(波長:1064nm)と、第2高調波発生装置2
0から射出される光(波長:266nm)とを合成し
て、再び別の第2高調波発生装置20(例えば、非線形
光学結晶素子として有機結晶の urea CO(NH2)2
を用いる)を通すことによって、Nd:YAGから成る
固体レーザ媒質の第5高調波(波長:213nm)を生
成することができる。
レーザ光源からの入射光の第2高調波に基づいた波長を
有する光であるが、この第2高調波発生装置から射出さ
れる光の波長は、実施例にて説明したように、固体レー
ザ媒質の射出する光を基準とした第4高調波だけでな
く、第5高調波とすることもできる。この場合には、例
えばNd:YAGから成る固体レーザ媒質から射出され
る光(波長:1064nm)と、第2高調波発生装置2
0から射出される光(波長:266nm)とを合成し
て、再び別の第2高調波発生装置20(例えば、非線形
光学結晶素子として有機結晶の urea CO(NH2)2
を用いる)を通すことによって、Nd:YAGから成る
固体レーザ媒質の第5高調波(波長:213nm)を生
成することができる。
【0050】
【発明の効果】本発明の走査式半導体露光装置によれ
ば、連続発振レーザを露光光源として用いているので、
露光光源の出力とレチクル及びウエハステージの動きと
を同期させる必要がない。従って、エキシマ・レーザ等
のパルス発振レーザを露光光源として用いた場合と比較
して、走査式半導体露光装置の同期機構を簡素化するこ
とができる。
ば、連続発振レーザを露光光源として用いているので、
露光光源の出力とレチクル及びウエハステージの動きと
を同期させる必要がない。従って、エキシマ・レーザ等
のパルス発振レーザを露光光源として用いた場合と比較
して、走査式半導体露光装置の同期機構を簡素化するこ
とができる。
【0051】また、連続発振レーザを、第2高調波を射
出し得るLD励起固体レーザ及び第2高調波発生装置か
ら構成することによって、200nmオーダーの露光光
波長を得ることができ、しかも、連続発振レーザから射
出されるレーザ光の半値幅を1pm以下とすることがで
きる。また、狭帯域化が不要であり、狭帯域化によるレ
ーザの出力低下といった問題を回避することができる。
更には、LD励起固体レーザの寿命が長く、ランニング
コストや保守コストの上昇を招くことがない。しかも、
連続発振レーザの装置自体の寸法をA3版以下に納める
ことができ、クリーンルーム内での占有面積が小さい。
出し得るLD励起固体レーザ及び第2高調波発生装置か
ら構成することによって、200nmオーダーの露光光
波長を得ることができ、しかも、連続発振レーザから射
出されるレーザ光の半値幅を1pm以下とすることがで
きる。また、狭帯域化が不要であり、狭帯域化によるレ
ーザの出力低下といった問題を回避することができる。
更には、LD励起固体レーザの寿命が長く、ランニング
コストや保守コストの上昇を招くことがない。しかも、
連続発振レーザの装置自体の寸法をA3版以下に納める
ことができ、クリーンルーム内での占有面積が小さい。
【図1】実施例1の半導体露光装置の概要を示す図であ
る。
る。
【図2】走査式半導体露光装置における走査露光方式を
説明するための模式図である。
説明するための模式図である。
【図3】本発明の半導体露光装置における連続発振レー
ザの原理図を示す図である。
ザの原理図を示す図である。
【図4】本発明の半導体露光装置における連続発振レー
ザを示す図である。
ザを示す図である。
【図5】ボイスコイルモータの模式図である。
【図6】共振器長制御装置を構成するVCM制御回路の
構成図である。
構成図である。
【図7】実施例2の半導体露光装置の概要を示す図であ
る。
る。
1 連続発振レーザ 10 レーザ光源 11 レーザダイオード 12 固体レーザ媒質 13 非線形光学結晶素子 14 1/4波長板 15 平面鏡 16 凹面鏡 20 第2高調波発生装置 21 非線形光学結晶素子 22 光共振器 23 第1の凹面鏡 24 第2の凹面鏡 25,26 平面鏡 30 共振器長制御装置 31 光検出器 32 ボイスコイルモータ 320 基体 321 コイルバネ 322 電磁石 323 ヨーク 40 レチクル 41 ビームスプリッター 42 凹面鏡 43,50 縮小投影光学系 44 レジスト 45 ウエハ 46 ウエハステージ 47,48 反射鏡 60 集光レンズ
Claims (3)
- 【請求項1】連続発振レーザを露光光源として用いたこ
とを特徴とする反射縮小型若しくは屈折縮小型の走査式
半導体露光装置。 - 【請求項2】前記連続発振レーザは、第2高調波を射出
し得るLD励起固体レーザ、及び少なくとも該LD励起
固体レーザから射出された第2高調波に基づき第4若し
くは第5高調波を得るための第2高調波発生装置を備え
ていることを特徴とする請求項1に記載の走査式半導体
露光装置。 - 【請求項3】LD励起固体レーザは、レーザダイオー
ド、Nd:YAGから成る固体レーザ媒質及び非線形光
学結晶素子から構成されていることを特徴とする請求項
2に記載の走査式半導体露光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5307388A JPH07142367A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 半導体露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5307388A JPH07142367A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 半導体露光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07142367A true JPH07142367A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17968456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5307388A Pending JPH07142367A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 半導体露光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07142367A (ja) |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP5307388A patent/JPH07142367A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |