JPH0714231B2 - 端末制御用ダイヤル信号変換装置 - Google Patents

端末制御用ダイヤル信号変換装置

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JPH0714231B2
JPH0714231B2 JP17046187A JP17046187A JPH0714231B2 JP H0714231 B2 JPH0714231 B2 JP H0714231B2 JP 17046187 A JP17046187 A JP 17046187A JP 17046187 A JP17046187 A JP 17046187A JP H0714231 B2 JPH0714231 B2 JP H0714231B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ダイヤル信号方式がセンダ方式である構内電
話交換装置の内線端子に電話機以外の端末を収容する場
合の当該端末を制御するための装置に係り、特に上記構
内電話交換装置の内線電話機から上記端末の制御を可能
とするための端末制御用ダイヤル信号変換装置に関する
ものである。
〔従来技術〕
例えばボイスメール端末、テレコントロール端末等、電
話回線に結合される電話機以外の端末が種々実用化され
ている。尚、通話機能以外の機能を含む電話機一体形の
端末もここで言う電話機以外の端末である。
上記ボイスメール端末とは、複数のメッセージ収録部で
なるメッセージ録音手段を有し、電話回線を介して授受
される発呼者又は/及び被呼者のメッセージを上記メッ
セージ録音手段の予め指定されたメッセージ収録部に録
音して保存することにより、被呼者が不在であっても発
呼者と被呼者の間でメッセージの授受が可能であるよう
にした端末であり、また、テレコントロール端末とは、
電話回線を介して遠隔地から制御進行を送付して各種設
備の制御(例えば空調設備のオン/オフ制御、温度制御
等)を行なうようにした端末であり、これ等ボイスメー
ル端末及びテレコントロール端末自体は既に実用化され
ていて公知である。
上記ボイスメール端末を制御するための信号としては、
発呼者又は被呼者がメッセージ録音手段のメッセージ収
録部を指定するための信号、当該指定したメッセージ収
録部の作動モード(録音モード、再生モード等)を指定
するための信号等があり、また、テレコントロール端末
を制御するための信号としては、被制御設備(例えば空
調設備、防犯設備、等)を指定する信号、制御項目(例
えば空調設備におけるオン/オフ制御、温度設定制御
等、防犯設備における施錠/解錠制御、警戒時間帯の設
定制御等、)を指定する信号等がある。
このような端末を制御するための信号は、当該信号を送
出する機器が電話機であることから電話機のダイヤル信
号に使用される2周波トーン信号(所謂PB信号で多くと
も16種類、通常は12種類の信号、以下、PB信号とい
う。)が使用され、一般には電話機と端末との間で上記
PB信号が所謂エンド・ツー・エンド方式で授受されるこ
とにより、電話機でのダイヤル操作で上記端末が遠隔に
制御される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記端末を構内電話交換装置に収容して運用すること
は、当該構内電話交換装置に収容された外線側ばかりで
なく、内線電話機側からも前記端末を遠隔に制御できる
こととなるので好都合である。
前記端末を、構内電話交換装置に収容して運用する場合
に於いて、当該構内電話交換装置のダイヤル信号方式が
センダ方式である場合には、次のような問題点がある。
ダイヤル信号方式にセンダ方式を採用した構内電話交換
装置は通常その内線端子に通話線端子と制御線端子を有
し、また、内線電話機は構内電話交換装置への接続線と
して通話線と制御線を有し、内線電話機から送出される
ダイヤル信号は上記制御線を介して構内電話交換装置の
上記制御端子に入力される。このような方式の構内電話
交換装置の典型的なものとして、ボタン電話装置があ
る。
以上のような構内電話交換装置での内線電話機とのダイ
ヤル信号の授受は2進符号形態の信号(所謂、BCD符号
で組立てられた信号である。以下、これをBCD信号とい
う。)で行なわれ、内線発信制御はBCD信号形態のダイ
ヤル信号(以下、BCDダイヤル信号という。)のままで
行なわれ、外線発信制御は内線電話機から送出されたBC
Dダイヤル信号を構内電話交換装置においてPB信号形態
のダイヤル信号(以下、PBダイヤル信号という。)に変
換してダイヤルセンダから外線に送出することによって
行なわれる。
従って当該構内電話交換装置の内線電話機は一般的には
PBダイヤル信号の発信機能を必要としないため、特殊電
話機(例えば停電時には外線に直接接続されて、当該外
線に対して発信できる電話機)を除いて一般の内線電話
機にはダイヤル回路にPB信号発信器を持たず、ダイヤル
操作によって当該内線電話機から送出されるダイヤル信
号はBCD信号である。
従って前記端末を構内電話交換装置の内線端子に収容し
た場合には一般の内線電話機からは上記端末を制御する
ことはできない。但し、内線電話機にPBダイヤル信号の
送出機能を有する特殊電話機を使用すれば上記端末の当
該特殊電話機からの制御は可能である。また、外線側か
らの上記端末の制御は、外線に送付されてくるダイヤル
信号がPB信号形態であることにより可能である。
また、前記端末を内線電話機(以下、単に“内線電話
機”というときは、前記一般の内線電話機をいうものと
する。)から制御できるようにするためには、端末を構
内電話交換装置の外線端子に収容すればよい。すなわ
ち、内線電話機から送出されたBCDダイヤル信号はPBダ
イヤル信号に変換されて外線端子に送出されるため、上
記内線電話機でのダイヤル操作で上記端末の制御が可能
となる。然しながら、このように端末を外線端子に収容
した場合には構内電話交換装置への外線の収容数が少な
くなるばかりか(一般に構内電話交換装置の外線端子数
は内線端子数に比べて少ないため、外線端子を本来の目
的以外に使用することは、内線端子の同様の使用に比べ
て運用上好ましくない。)、外線から当該端末を制御す
る場合には、構内電話交換装置に於いて外線端子相互間
の接続制御を行なう必要があり、このような制御は通常
の交換制御にはない特殊な制御であるので、外線からの
当該端末の制御は極めてむづかしくなる。
本発明は、以上の諸問題を解決すべく、構内電話交換装
置の内線端子と端末との間に設ける端末制御用ダイヤル
信号変換装置を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本発明は、構内電話交換装
置の内線端子の少なくとも制御線端子と端末の間に設け
られるダイヤル信号変換装置を提供するものであり、内
線電話機と端末とが接続されたのちの当該内線電話機で
のダイヤル操作により構内電話交換装置の内線制御線端
子に送出されるBCDダイヤル信号を当該ダイヤル信号変
換装置内でPBダイヤル信号に変換して上記端末に送付
し、又は/及び、上記端末から送出されるPBダイヤル信
号を当該ダイヤル信号変換装置内でBCDダイヤル信号に
変換して構内電話交換装置の上記内線制御線端子に送付
するようにしたものである。
〔発明の作用〕
内線電話機のダイヤル操作によって制御線に送出された
BCDダイヤル信号はダイヤル信号変換装置でPBダイヤル
信号に変換されて端末に入力されるので、PB信号によっ
て制御される端末の制御が構内電話交換装置の内線電話
機のダイヤル操作で可能となる。
また、端末から内線電話機に例えば制御完了確認信号を
送出するような場合には、端末から送出されたPB信号は
ダイヤル信号変換装置でBCD信号に変換されて上記内線
電話機に入力されるので、BCD信号によって制御される
内線電話機に例えば端末の制御完了を可視表示すること
ができる。
〔発明の実施例〕
第1図及び第2図はいずれも本発明の実施例を示すブロ
ック図である。
まず、第1図に示す実施例を説明する。この第1図の実
施例は、制御信号が内線電話機又は外線から端末に向か
う片方向に伝送される場合の例であり、このような端末
としては例えばボイスメール端末がある。第1図に示す
実施例では、端末が上記ボイスメール端末であるものと
して説明する。
第1図に示すように、端末用ダイヤル信号変換装置(以
下、信号変換装置という。)1には、ダイヤル信号方式
にセンダ方式を採用した構内電話交換装置(以下、PABX
という。)2の内線端子201の通話線端子(A)及び制
御線端子(B)からそれぞれ通話線31と制御線41が、ボ
イスメール端末5からは信号伝送線6がそれぞれ引き込
まれており、上記通話線31と信号伝送線6とは、信号変
換装置1内で直接、又は少くとも伝送される信号(音声
を含む。)の形態を変えるような素子、回路等を介さな
いで結合されている。
また、信号変換装置1はBCD信号受信器101、変換器102
及びPB信号発振器103を縦列結合してなる信号形態変換
部100が制御線41と信号伝送線6の間に、BCD信号受信器
101の入力側(I)を制御線41に、PB信号発振器103の出
力側(O)を通話線31にそれぞれ結合して設けられてい
る。
また、通常の電話交換網の構成として、PABX2の内線端
子202の通話線端子(A)と制御線端子(B)にはそれ
ぞれ通話線32と制御線42を経て内線電話機7が、外線端
子203には外線8(通話線のみで構成されている。)が
それぞれ収容されている。
上記信号形態変換部100に於いて、BCD信号受信器101
は、通常の内線接続制御により内線端子201,202間が接
続されたのち、内線電話機7のダイヤル操作によって制
御線41に直列符号形式で送出されてくるBCDダイヤル信
号をPABX2を介して受信して並列符号形式のBCD符号を出
力するものであり、BCDダイヤル信号が例えば8ビット
構成であれば(以下、BCD符号は8ビット構成であるも
のとする。)8本の出力リードB0〜B7を有する。
また、変換器102は、上記BCD信号受信器101から出力さ
れた並列BCD符号をPB信号の構成フォーマットに変換す
るもので、8本の入力リードB0〜B7と3本の高群出力リ
ードH1〜H3及び4本の低群出力リードL1〜L4を有する。
また、PB信号発振器103は、変換器102から出力されたPB
信号フォーマットの符号に対応したPB信号を発振するも
ので、3本の高群入力リードH1〜H3及び4本の低群入力
リードL1〜L4を有する。
ボイスメール端末5に内線電話機7からメッセージを入
力する場合を例に第1図の実施例の動作を説明する。
内線電話器7でボイスメール端末5の呼出し操作をする
と、PABX2に於いて公知の内線接続制御が行なわれ内線
端子201,202間が接続される。ここで内線電話機7の扱
者はメッセージ入力手続のためのダイヤル操作(暗証番
号、入力手続番号等)を行なうと、内線電話機7から制
御線42に操作したダイヤル番号に対応するBCDダイヤル
信号が直列符号形式で送出され、このBCDダイヤル信号
はPABX2で中継されて内線端子201の制御線端子(B)に
出力され、制御線41を介して信号変換装置1に入力され
る。
信号変換装置1に入力されたPCDダイヤル信号はBCD信号
受信器101で受信され、当該BCD信号受信器101からは上
記BCDダイヤル信号に対応した並列BCD符号を出力する。
すなわち、内線電話機7で例えば“1"がダイヤルされる
と、BCD信号受信器101は並列BCD符号“00110001"を出力
する(出力リードB0〜B7の論理がこの順に00110001とな
る。なお、B0〜B3は信号の種別を、B4〜B7は信号の意味
をそれぞれ示すものであり、この例ではB0〜B3が“001
1"であることは、入力された信号がダイヤル信号である
ことを示し、B4〜B7が“0001"であることは、当該ダイ
ヤル信号が10進数の“1"であることを示している。)。
上記BCD信号受信器101から出力された並列BCD符号は変
換器102に入力されてPB信号の構成フォーマットに変換
される。すなわち、上記例でいうと、並列BCD符号“001
10001"が入力されたことにより変換器102はリードH1,H
2,H3にそれぞれ“1",“0",“0"を出力し、リードL1,L
2,L3,L4にそれぞれ“1",“0",“0",“0"を出力する。
変換器102からPB信号フォーマットの信号が出力される
と、PB信号発振器103はこれを受けて、“1"を出力して
いるリードに対応している高群及び低群のそれぞれ1つ
ずつの周波数成分からなるPBダイヤル信号を出力し、ボ
イスメール端末5に送出する。上記例でいうと、リード
H1及びリードL1にそれぞれ“1"が出力されているので、
周波数がそれぞれ1209HZ(高群H1)と697HZ(低群L1
の2つの交流信号の合成でなるPBダイヤル信号が出力さ
れ、これはダイヤルボタンの“1"に対応する信号であ
る。
以上のようにして内線電話機7のダイヤル操作によって
送出されたBCDダイヤル信号は信号変換装置1内でPBダ
イヤル信号に変換されてボイスメール端末5に入力され
る。ボイスメール端末5では、所定のPBダイヤル信号の
受信によって例えばメッセージの受入れ準備(例えば、
動作モードを待機中からメッセージ収録モードに転換す
る。)を完了する。その後、内線電話機7から通常の通
話の要領でメッセージを送付すると、当該メッセージは
通話線32内線端子202の通話線端子(A)、PABX2の内線
通話経路(図示せず)、内線端子201の通話線端子
(A)、通話線31、及び信号伝送線6を経て(内線端子
201,202間は内線接続制御によって閉結している。)、
ボイスメール端末5に入力され、記憶(録音)される。
ボイスメール端末5に記憶されたメッセージは、どの内
線電話機7(メッセージを入力した内線電話機又はそれ
以外の内線電話機)からも聴くことができる。すなわ
ち、内線電話機7からメッセージ聴取手続のためのダイ
ヤル操作を行なうと、前記と同様にして当該ダイヤル操
作に対応するPBダイヤル信号が信号変換装置1からボイ
スメール端末5に入力され、これによってボイスメール
端末5はメッセージ再生モードとなり、指定されたメッ
セージ収録部に収録されているメッセージを再生して信
号伝送線6に当該メッセージを出力し、当該メッセージ
は前記メッセージ録音時と同様通話線31,32等を経由し
た経路でメッセージ聴取手続を行った内線電話機7に送
出される。
以上のようにして、いずれの内線電話機7からもメッセ
ージの収録及び自己が収録しておいたメッセージの確認
が可能であり、また、後で説明するように、外線8側か
ら送付されて収録された自己宛のメッセージをいずれの
内線電話機7を使用しても聴取することができる。
また、ボイスメール端末5は外線8側からも利用でき
る。すなわち、一般加入電話回線の加入者9がPABX2に
収容されたボイスメール端末5へのダイヤルイン接続発
信を行なうと、PABX2に於いて外線端子203と内線端子20
1の通話線端子(A)との間の接続制御が行なわれ、外
線8と通話線31との間が閉結する。その後、加入者9が
行なうダイヤル操作によって外線8にはPBダイヤル信号
が送付され、このPBダイヤル信号が外線端子203、PABX2
の外線通話経路(図示せず)、内線端子201の通話線端
子(A)及び通話線31を経てボイスメール端末5に入力
される。すなわち、外線8側からボイスメール端末5を
利用するときには、ボイスメール利用手続のためのダイ
ヤル信号はPBダイヤル信号で直接送られてくるので、前
記内線電話機7からの利用の場合と異なり、加入者9の
電話機とボイスメール端末5との間のダイヤル信号の授
受は、信号形態変換部100でのダイヤル信号の変換を受
けないで直接行なわれる(エンド・ツー・エンド方
式)。
以上のようにして、加入者9はボイスメール端末5の所
定のメッセージ収録部に収録されているメッセージを聴
くことができ、また自己のメッセージを電話機から通常
の通話と同様にして送付することにより(当該メッセー
ジは外線8、PABX2、通話線31及び信号伝送線6を経由
してボイスメール端末5に入力される。)、上記メッセ
ージ収録部に上記自己のメッセージを残すことができ
る。
次に、第2図に示す実施例を説明する。この第2図の実
施例は、制御信号が内線電話機又は外線と端末との間で
双方向に伝送される場合の例であり、このような端末と
しては例えばテレコントロール端末がある。第2図に示
す実施例では、端末がテレコントロール端末であるもの
として説明する。
第2図に示す実施例の信号変換装置1は信号形態変換部
100が双方向変換機能を有するように構成されている点
で前記第1図の実施例と異なる。すなわち、当該信号形
態変換部100は前記第1図の実施例と同様に、内線電話
機7からのBCDダイヤル信号をPBダイヤル信号に変換し
てテレコントロール端末10に入力するためのBCD信号受
信器101、交換器102及びPB信号発振器103の縦列結合構
成が設けられている他、テレコントロール端末10から送
出されるPB信号をBCD信号に変換して内線電話機7に入
力するためのPB信号受信器104、変換器105及びPB信号発
生器106の縦列結合構成が設けられており、上記2組の
縦列結合構成はスイッチ107,108の切替制御によってBCD
信号受信器101の入力側(I)又はBCD信号発生器106の
出力側(O)が制御線41に、PB信号発振器103の出力側
(O)又はPB信号受信器104の入力側(I)が信号伝送
線6にそれぞれ結合されるようになっている。尚、上記
スイッチ107,108に代えて2線−4線変換用ハイブリッ
ドを使用することもできる。
信号形態変換部100に於いて、上記新たに設けた各部を
説明する。
PB信号受信器104は、テレコントロール端末10から送出
されるPB信号形態の制御信号を受信してH群の信号とL
群の信号に分解し出力リードH1〜H3及び出力リードL1
L4に出力するもので、前記PB信号発振器103とは逆方向
の信号変換を行なうものである。
変換器105は、PB信号受信器104から出力された信号をBC
D信号の構成フォーマット(並列BCD符号)に変換するも
ので、前記変換器102とは逆方向の信号変換を行なうも
のである。
また、BCD信号発生器106は、変換器105から出力された
並列BCD符号構成の信号を受信して直列BCD符号構成の信
号を出力するもので、前記BCD信号受信器101とは逆方向
の信号変換を行うものである。
内線電話機7からのダイヤル操作によってテレコントロ
ール端末10にPBダイヤル信号が送出される動作は前記第
1図の実施例の動作と同じであるので、以下は、テレコ
ントロール端末10から送出されたPB信号がBCD信号に変
換されて内線電話機7に入力される動作を説明する。
尚、この動作は、テレコントロール端末10で例えば所定
の制御を完了した確認信号を内線電話機7に送り、当該
内線電話機7に制御完了を可視表示するような場合に行
なわれる。
内線電話機7での所定のダイヤル操作が終了すると、信
号変換装置1では図示しない監視手段等により上記ダイ
ヤル操作の終了を検出してスイッチ107,108を第2図に
示すのとは反対の位置に切替える。尚、スイッチ107,10
8に代えて2線−4線変換ハイブリッドを使用したとき
には上記スイッチの切替制御を必要としない。
以上のようにしてPABX2の内線端子201からの制御線41と
テレコントロール端末10からの信号伝送線6との間にPB
信号受信器104、変換器105及びBCD信号発生器106の縦列
結合構成が接続され、その後テレコントロール端末10か
ら例えば可視表示制御用のPB信号が送出されると、当該
PB信号は信号伝送線6を介して信号変換装置1に入力さ
れ、信号形態変換部100で前記第1図の実施例とは逆の
信号変換が行なわれて制御線41にBCD信号が送出され
る。すなわち、例えばテレコントロール端末10からダイ
ヤル信号の“1"に相当するPB信号(高群H1;1209HZ,低群
L1;697HZの合成信号)が出力されたものとすると、PB信
号受信器104は当該PB信号を受信して出力リードH1及びL
1が“1"で他の出力リードH2,H3,L2,L3及びL4が“0"
である信号を出力し、この信号が変換器105に入力され
て当該変換器105は出力リードB0〜B7に並列BCD符号“00
110001"を出力し、更にこの並列BCD符号がBCD信号発生
器106に入力されて当該BCD信号発生器106はダイヤル信
号の“1"に相当する直列BCD信号を発生する。この直列B
CD信号はスイッチ107を経て制御線41に送出され、PABX2
を介して制御線42に送出され(内線端子201,202間は内
線接続制御によって閉結している。)、内線電話機7で
は、以上のようにしてテレコントロール端末10から所定
の制御信号が送られたことによって例えば制御完了の確
認が可視表示される。
また、外線8側からのテレコントロール端末10の制御は
前記第1図の実施例の場合と同様、通話線31、信号伝送
線6を介してエンド・ツー・エンド方式で行なわれ、制
御信号はPBダイヤル信号によって直接授受されるので、
信号変換装置1での信号形態変換は行なわれない。
ところで端末の種類又は運用の方法によっては通話線31
を経由しての音声又はPB信号形態のままのダイヤル信号
の授受がない場合があり(例えばテレコントロール端末
10を内線電話機7からのみ制御する場合)、この場合に
は、通話線31を信号変換装置1に引き込んで信号伝送線
6と結合する必要はない。
また、端末の種類によっては、端末側から内線電話機7
側にのみ信号が送出されるような場合があり(例えば、
別個の手段で端末に書き込まれた情報を内線電話機7の
表示部に定刻に表示するような端末)、この場合には、
信号形態変換部100をPB信号受信器104、変換器105及びB
CD信号発生器106の縦列結合構成のみで構成できる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明はセンダ方式の構内
電話交換装置の内線制御線と端末の信号伝送線との間
に、ダイヤル信号をその送り側の形態から受け側の形態
に変換する信号形態変換部を設けるようにしたものであ
り、次のような効果がある。
(1)本発明に係るダイヤル信号変換装置を用いること
により、ボイスメール端末、テレコントロール端末のよ
うに、PB信号によって制御される端末を、例えばボタン
電話装置のようなセンダ方式の構内電話交換装置の内線
側から制御する場合であっても、当該端末を構内電話交
換装置の内線端子に収容することができ、従って、いず
れの内線電話機からも、そのダイヤル操作によって当該
端末を制御することができるようになる。
(2)構内電話交換装置の内線側に当該端末が収容され
ていることにより、構内電話交換装置の外線側加入者か
らの当該端末へのアクセスは当該加入者によるダイヤル
イン発信操作によって可能であり、従って構内電話交換
装置の内線側と外線側の双方から制御可能な端末制御シ
ステムが容易に構築できる。
(3)当該端末を構内電話交換装置の端子数が比較的多
い内線側に収容することが可能となるので、構内電話交
換装置への外線収容数が制約されることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はいずれも本発明の実施例のブロック
図である。 (主な記号) 1……信号変換装置 100……信号形態変換部 101……BCD信号受信器 102……変換器 103……PB信号発振器 104……PB信号受信器 105……変換器 106……BCD信号発生器 2……構内電話交換装置 5……ボイスメール端末 10……テレコントロール端末。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイヤル信号方式がセンダ方式であって、
    内線端子に制御線端子と通話線端子を有し、ダイヤル信
    号が2進符号形態で内線電話機から上記制御線端子に伝
    送される構内電話交換装置の上記内線端子に、2周波ト
    ーン信号形態のダイヤル信号で制御される端末を収容す
    る場合の、当該端末と構内電話交換装置の上記内線端子
    との間に設けられる装置であって、上記内線端子の制御
    線端子に出力されるダイヤル信号を2進符号形態のダイ
    ヤル信号から2周波トーン信号形態のダイヤル信号に変
    換して上記端末に入力する変換機能、及び上記端末から
    出力されるダイヤル信号を2周波トーン信号形態のダイ
    ヤル信号から2進符号形態のダイヤル信号に変換して上
    記内線端子の制御線端子に入力する変換機能の、少くと
    も一方の変換機能を有する信号形態変換部が設けられて
    なる端末制御用ダイヤル信号変換装置。
JP17046187A 1987-07-08 1987-07-08 端末制御用ダイヤル信号変換装置 Expired - Lifetime JPH0714231B2 (ja)

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JP17046187A JPH0714231B2 (ja) 1987-07-08 1987-07-08 端末制御用ダイヤル信号変換装置

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JPS6413897A JPS6413897A (en) 1989-01-18
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