JPH07140628A - 写真処理装置 - Google Patents

写真処理装置

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JPH07140628A
JPH07140628A JP6138864A JP13886494A JPH07140628A JP H07140628 A JPH07140628 A JP H07140628A JP 6138864 A JP6138864 A JP 6138864A JP 13886494 A JP13886494 A JP 13886494A JP H07140628 A JPH07140628 A JP H07140628A
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Yasunobu Shimamura
泰伸 嶋村
Shigeru Masuda
滋 増田
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルムプロセッサー内とプリンター内のフ
ィルム搬送方向が同一垂直面上になくても、フィルム現
像とプリントを自動的に連続して行い得るようにする。 【構成】 フィルム現像部A、乾燥Bからなるフィルム
プロセッサー内のフィルムF進行方向と異ならせて、プ
リンタ内のプリント焼付部CへのフィルムF走行経路を
形成する。前記フィルムプロセッサーのフィルム乾燥部
B後段に第2フィルムストック部Q2 を設け、この第2
フィルムストック部Q2 を、前記プリント焼付部Cへの
フィルム走行経路Gに向かい、かつ同一軸上に移動可能
とする。この第2フィルムストック部Q2 の移動によっ
て、フィルムプロセッサー内とプリンター内のフィルム
搬送方向が同一垂直面上になくてもフィルムは連続的に
搬送される。これにより、フィルムプロセッサー部とプ
リンター部の配置の自由度が増し、両者の配置を設置場
所に応じたものとし得るとともに、コンパクト化も図れ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フィルム現像、その
乾燥、フィルム画像の印画紙への焼付け(プリント)、
その現像及び乾燥の一連の作業を自動的に行う写真処理
装置に関するものである。
【0002】
【技術的背景】この種の写真処理装置は、図18、図1
9に示すように、複数の処理タンクから成るフィルム現
像部A、フィルム乾燥部B、プリント焼付部Cを配置
し、それらA、B、CにフィルムFを走行させ、一方、
プリント焼付部Cにつづけて、複数の処理タンクから成
るプリント現像部D、プリント乾燥部Eを配置し、それ
らC、D、Eに印画紙Pを走行させる。その各部A、
B、C、D、EへのフィルムF又は印画紙Pの走行途中
において、フィルム現像、その乾燥、フィルム画像の印
画紙Pへの焼付け(プリント)、印画紙Pの現像及び乾
燥の一連の作業が自動的に行われる(詳細は実施例参
照)。
【0003】この写真処理装置は、通常、フィルム現像
部A及びフィルム乾燥部Bをフィルムプロセッサー、プ
リント焼付部C、プリント現像部D、及びプリント乾燥
部Eをプリンターと称している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の写真処理装置に
おいて、フィルムはテープ状のため、同一垂直面上しか
走行し得ない。このため、従来ではフィルムプロセッサ
ーからプリンターへの搬送経路Gを、図18のごとく真
上に上げた構成としたり、図19に示すように、真直ぐ
に伸ばした構成としている。
【0005】これらの構成は、上下方向が長くなった
り、前後方向が長くなる。このため、その方向が制約さ
れる場合には、本装置を設置できなくなる。とくに、こ
の種の写真処理装置は、近年、益々狭い場所に設置させ
るようになっており、設置上の制約も多く、コンパクト
化が望まれている。
【0006】この発明は、このような実情の下、フィル
ムプロセッサー内のフィルム搬送方向とプリンターのフ
ィルム搬送方向とが同一垂直面上になくてもフィルム現
像とプリントを自動的に連続して行い得るようにするこ
とを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明にあっては、フィルムプロセッサー内のフ
ィルム進行方向と異ならせてプリンタ内のプリント焼付
部へのフィルム走行経路を形成し、前記フィルムプロセ
ッサーのフィルム乾燥部後段にフィルムストック部を設
け、このフィルムストック部を、前記プリント焼付部へ
のフィルム走行経路に向かい、かつその走行径路と同一
軸上に移動可能とした構成としたのである。
【0008】この構成において、フィルム先端にリーダ
を取付けてフィルムを走行させるものにおいては、上記
プリント焼付部の前段にそのリーダの切離し手段を設け
る。
【0009】
【作用】このように構成するこの発明に係る写真処理装
置は、まず、フィルムプロセッサーにおいて、フィルム
現像・乾燥が行われ、その処理が終ったフィルムはフィ
ルムストック部に送り込まれる。フィルムストック部
は、フィルムが完全に送り込まれれば、プリンターのプ
リント焼付部へのフィルム走行経路に向って移動し、同
一軸上になった位置で停止し、そのフィルム走行経路に
フィルムを送り出す。送り出されたフィルムはプリンタ
ーのプリント焼付部に送られてプリント焼付・現像・乾
燥が行われる。一方、送り出したフィルムストック部は
フィルムプロセッサー側に移動する。
【0010】フィルムにリーダを取付けて走行させる場
合には、プリント焼付部の前段においてフィルムからリ
ーダを切落したのち、その焼付部へ送り込む。
【0011】
【実施例】一実施例を図1乃至図8に示し、図5はその
実施例の概略図であって、同図において、フィルムF
は、人手によりフィルム挿入口1からフィルム現像部A
に送り込まれると、複数の処理タンクT0 の各種処理液
中に搬送されて現像処理される。現像処理後のフィルム
Fは、フィルム現像部Aに続くフィルム乾燥部Bに搬送
されて乾燥処理され、そのフィルム乾燥部Bから第1フ
ィルムストック部Q1に向って搬送される。
【0012】この第1フィルムストック部Q1 の前段に
フィルム排出ルート3への切換ガイド4が設けられてお
り(図5乃至図7参照)、この切換ガイド4は、常時、
図7aに示すようにばね4aにより支点4cを中心にし
て下方に回転してその先をフィルムFの走行路に至らし
ている。このため、フィルムFはフィルム排出ルート3
に案内されて、フィルムストッカー5に送り込まれる
(図2参照)。この作用はフィルム現像のみの処理の場
合に行われたり、第1フィルムストック部Q1 などの後
段の作用に故障が生じたとき行われる。フィルム現像部
Aからこのガイド4を通してフィルムストッカー5まで
のフィルムFの走行は、手動で行い得るようにして、停
電時などにフィルムFをフィルム現像部Aから排出し得
るようにする。
【0013】一方、フィルム現像につづけてプリント焼
付け等、いわゆる同時プリントを行う場合には、図7b
に示すように、手前のセンサーaがフィルムFの先端を
検出すると、ソレノイド4bにより切換ガイド4が回転
されて、その先端がフィルム走行路から退去する。この
ため、フィルムFは真っ直ぐに走行して第1フィルムス
トック部Q1 に至る。
【0014】第1フィルムストック部Q1 は、上下一対
の送りローラ6a、6a……の複数を一方向に並べて構
成され、フィルムFは、送りローラ6a、6cの回転・
停止によって一方向に搬送され、又はループL1 が形成
される。
【0015】すなわち、図5、図6に示すように、切換
ガイド4を通ったフィルムFは、送りローラ6a、6c
の駆動により直進したのち、ローラ6dによって下向き
となり、センサーcにより検出され、この検出後、一定
寸法搬送され、フィルムF先端がローラ6eにかみ込ん
で、ローラ6c、6dは停止する。一方、送りローラ6
aは回転しつづけ、フィルムFを送り出してループL1
を作る。フィルムFの後端は送りローラ6aを通りすぎ
ても、フリーの圧着用ローラ6bによって挟まれている
ため、ループL1 は維持される。なお、各ローラの駆動
はパルスモータにより適宜に行われる(以下、同じ)。
【0016】この作用時、後段の第2フィルムストック
部Q2 が所要の位置(図5の実線の位置)にあれば、セ
ンサーaがフィルムFの後端を検出又はセンサーbがル
ープL1 を確認した時点でローラ6c、6d、6eが回
り、フィルムFは第2フィルムストック部Q2 に送り込
まれる。一方、所要の位置になければ、ループL1 の形
成が行われて維持される。この維持状態において、第2
フィルムストック部Q2 が所要の位置に来れば、フィル
ムFの送り出しを行う。
【0017】第2フィルムストック部Q2 は、図6、図
8に示すように横方向のレール7に移動自在のケーシン
グ8内に構成されており、第1フィルムストック部Q1
から送られたフィルムFは、上面の導入口8aから第2
フィルムストック部Q2 に送り込まれ、その送りローラ
9a、9b……によってループL2 が形成される。
【0018】すなわち、ローラ9a、9b、9c、9d
は同一のパルスモータ、ローラ9f、9g、9hは他の
同一のパルスモータにより駆動し、ガイド板9’が鎖線
の状態で、導入口8aからのフィルムFは、各ローラ9
a……9hの同期した回転によりU字状に走行し、その
先端をセンサーeが検出すると、ローラ9f〜9hは一
定時間後停止するとともに、ガイド板9’は実線のごと
く後退する。このため、フィルムFは、その先端がロー
ラ9hによって手前側にターンした状態で、ケーシング
8内にループL2 を作る。このループL2 はフリーの圧
着ローラ9eによりフィルムFの後端がつかまれた時点
でその形成が終わる。一方、センサーdによりフィルム
Fがケーシング8内に確実に入ったかが確認され、ロー
ラ9a〜9dの回転が停まる。
【0019】この第2フィルムストック部Q2 に一本の
フィルムFがストックされると(一本のフィルムFが送
り込まれると)、図8鎖線のごとく、ケーシング8は、
パルスモータ10によるベルト10aの移動により横方
向に移動して停止する。この移動・停止はパルスモータ
10へのパルス数を制御することにより行う。
【0020】その停止位置(図5の点線位置)は、前述
のフィルム現像部AのフィルムFの走行路に並行の直線
搬送部Gと同一軸上となっている。このため、第2フィ
ルムストック部Q2 は、前面の取出口8bからストック
したフィルムFを直線搬送部Gに送り出し、直線搬送部
Gは、つづけて第3、第4のフィルムストック部Q3
4 にフィルムFを送る。
【0021】第2フィルムストック部Q2 からのフィル
ムFの送り出しはローラ9f〜9hの回転により行わ
れ、センサーfによりフィルムFの後端を検出すれば、
ケーシング8は第1フィルムストック部Q1 の後段(図
5の実線)に復帰する。一方、直線搬送部Gは、各ロー
ラ13……にベルト13aが掛けられており、パルスモ
ータ13cによるベルト13aを介しての各ローラ13
……の回転によりフィルムFを搬送する(図3参照)。
【0022】第3、第4フィルムストック部Q3 、Q4
は、第1フィルムストック部Q1 と同様な送りローラ1
1a、11b、11c、12a、12b、12c及びセ
ンサーg、h、iの作用によってフィルムFをストック
するが、第3フィルムストック部Q3 は、第4フィルム
ストック部Q4 がフィルムFをストックしていなければ
ストックすることなく送り込まれたフィルムFを第4フ
ィルムストック部Q4に送り出す。
【0023】すなわち、センサーbと同様なセンサーi
によって第4フィルムストック部Q4 のループL4 の有
無が検出され、ループL4 がなければ、ローラ11cは
停止することなく回転し、ループL3 を作ることなく、
フィルムFを第4フィルムストック部Q4 に送り込む。
一方、ループL4 があれば、ローラ11cはセンサーg
によるフィルムFの先端検出後、その先端をローラ12
aにかみ込ませて停止し、ローラ11aの回転によりル
ープL3 を作る。
【0024】第4フィルムストック部Q4 の後側の送り
ローラ12cは、フィルム焼付部CにあるフィルムF全
てのコマの焼付けが終了すれば、そのフィルムFの排出
とともに、自己がストックするフィルムFをネガマスク
14を通して露光部15に送り出す。
【0025】露光部15では、光源16からの光を2枚
のミラー17a、17bを介して露光部15に送り込ま
れるフィルムFに照射し、そのフィルムFの画像を焼付
けレンズ18により拡大し、ミラー17cを介して露光
台19上に引き出された印画紙Pに焼付ける。
【0026】印画紙Pはロール状とされ、マガジン20
内に収納されている。このマガジン20から露光台19
上に引き出され、焼付け処理された印画紙Pはプリント
現像部Dに設けられた複数の処理タンクT1 の各種処理
液内に順に搬送されて現像処理されたのち、プリント乾
燥部Eを径てプリント排出口21からオーダ仕分機Hに
送り込まれる。
【0027】ネガマスク14には、そのフィルム送り込
み口14aに連続して、焼増し・焼直しするためのフィ
ルム挿入口22が設けられている。このフィルム挿入口
22からフィルムFを送り込めば、プリント焼付部Cに
おいて、前述の作用が行われて、そのフィルムFの画像
が印画紙Pに焼付けられ、以後、現像・乾燥処理等がな
される。
【0028】このフィルム挿入口22への送り込みがフ
ィルム現像及び印画紙Pへの焼付けの一連の作業が連続
した作用中に行われれば、プリント焼付部Cのフィルム
Fが排出されても第4フィルムストック部Q4 からプリ
ント焼付部Cへの送り込みを中止する。このため、第3
フィルムストック部Q3 は送られてくる現像後のフィル
ムFをストック(ループL3 )し、また第3フィルムス
トックQ3 がストックしているならば、第2フィルムス
トック部Q2 がストックし、さらに第2フィルムストッ
ク部Q2 がストックしておれば、第1フィルムストック
部Q1 がストックする。このようにして、フィルムFの
現像・乾燥処理に支障なく、焼増し・焼直し処理の割り
込みを行い得る。
【0029】以後、プリント焼付け処理は連続的に行わ
れ、フィルムF現像処理が間欠的になれば、そのインタ
ーバルに関係なく、フィルムストック部Q1 〜Q4 のフ
ィルムFが順々に搬送されてプリント焼付けが行われ
る。
【0030】また、露光時間が長いフィルムFがフィル
ム焼付部Cにある場合、現像・乾燥処理後の後行のフィ
ルムFが第4フィルムストック部Q4 に至れば、そのフ
ィルムFを前述と同様にして他のフィルムストック部Q
3 、Q2 、Q1 でストックする。
【0031】この実施例は、移動可能な第2フィルムス
トック部Q2 を設けて、フィルム走行径路を平面上に並
行に設けたので、フィルムストック部Q1 〜Q4 を複数
個設けたわりには、現像後のフィルムFの走行路が一直
線状に長くならず(図19参照)、装置全体のコンパク
ト化が図られている。
【0032】従来ごとくフィルムストック部Qが単一の
場合にあっても、図9に示すように、そのフィルムスト
ック部Qを上記実施例の第2フィルムストック部Q2
同一構成とすれば、フィルムプロセッサーとプリンター
のフィルム進行方向が異なっても(同一垂直面になくて
も)、フィルムプロセッサーからプリンター側にフィル
ムFを搬送することができる。
【0033】また、プリント焼付部Cへの直線搬送部G
が、フィルム現像部A(フィルムプロセッサー)のフィ
ルム走行経路に並行せず、所要の角度をもっていても、
第2フィルムストック部Q2 (ケーシング8)に回転運
動を付与すれば、第2フィルムストック部Q2 からのフ
ィルム送り出し方向を、その異なる角度の直線搬送部G
と同一軸上とし得る。すなわち、フィルムストック部Q
2 、Qを直進・回転などと適宜に移動可能とすることに
より、フィルムプロセッサーとプリンターの両フィルム
搬送方向(走行方向)が任意の角度を有していても、フ
ィルムを自動的に受け渡しすることができる。フィルム
プロセッサーとプリンターの両フィルム搬送方向を任意
に採れることは、本写真処理装置の製作上、非常に有利
である。
【0034】図10乃至図16に示す実施例は、図17
に示すようにフィルムFにリーダLを取付けて走行させ
るものであり、前記実施例とは、移動可能な第2フィル
ムストック部Q2 の構成とそのリーダLの切離し手段R
が付加された点が異なる(図1、図3の鎖線参照)。
【0035】その第2フィルムストック部Q2 は、図1
1、図12に示すように、前記実施例と同様に、ケーシ
ング8内に各種のローラ9a……9hが設けられている
が、その各ローラ9a……の適宜なものは、図示のごと
く、その中央が欠如された鼓状をしており、その欠如部
をフィルムFが走行してローラにでき得るかぎり触れな
いようになっている。一方、リーダLはその欠如部より
幅があるため、各ローラ9a……により狭持されて走行
する。この実施例の他の送りローラ13、12a……の
適宜なものも同様に中央が欠如された鼓状のものであ
る。
【0036】図11中には省略しているが、ケーシング
8内には、図12に示すように円柱状の補助ローラ90
a及びフィルムガイド90bが適宜位置に設けられてい
る。フィルムガイド90bは、図14aに示すように、
ケーシング8等のベースに固定の支軸90cに揺動自在
に取付けられ、常時、ばね90dによって図12の実線
のごとく位置して、図14aのようにフィルムFを案内
し、リーダLによって図12の鎖線のごとく退去して、
リーダLの走行に支障がない。
【0037】ケーシング8の移動は、パルスモータ10
による減速機構10bを介してのベルト10aの走行に
よって行う。ケーシング8の上面には並行な2板の検出
板80a、80bが設けられ、この両検出板80a、8
0bの走行線上にそれぞれ3個のセンサー81a、81
b、81c、82a、82b、82cが設けられてい
る。各センサー81a……、82a……はその中に検出
板80a、80bが入ることにより、送受光を遮ぎられ
てオフする。
【0038】これらのセンサー81a……、82a……
によるケーシング8の位置決めは、まず、移動してくる
検出板80a、80bによって第1のセンサー81a、
82aがその送受光が遮ぎられてオフし、つぎに、第2
のセンサー81b、82bがオフするとともに、検出板
80a、80bのスリット80c、80dが第1のセン
サー81a、82aに位置して、センサー81a、82
aがオンすることにより、すなわち、第1のセンサー8
1a、82aのオン、第2のセンサー81b、82bの
オフによって、パルスモータ10が停止してケーシング
8の位置決めがなされる。このとき、ケーシング8がオ
ーバーランして第3のセンサー81c、82cをオフす
れば、位置決めが不正確であることのため、パルスモー
タ10は逆転して、第1のセンサー81a、82aがオ
ンからオフになって再びオン(スリット80c、80d
が対応)するまで、ケーシング8を移動させる。すなわ
ち、第3のセンサー81c、82cはケーシング8の両
端を検出することとなる。
【0039】リーダLの切離し手段Rは、図13及び図
15に示すように、上下の刃41a、41bからなるカ
ッタ41、リーダストッカー42、ガイド43などから
成り、第4フィルムストック部Q4 に送り込まれたリー
ダL付のフィルムFは、図10及び図15(a)に示す
ように、送り出しローラ40から突出する位置まで送ら
れたのち、図15(b)に示すように、その先端をカッ
タ41により切断されてリーダLが切離される。この作
用はセンサーhがリーダLを検出した時点から、送りロ
ーラ12cが一定時間回ったのちカッタ41が動いてな
される。切離されたリーダLは送り出しローラ40によ
りリーダストッカー42に落される。
【0040】このとき、送りローラ12cに付設のガイ
ド43は図15a〜cの実線のごとく退去して、リーダ
L(フィルムF)の直進に支障がないようになってお
り、リーダLが切離されてリーダストッカー42に落さ
れると、送りローラ12cが逆転して、同図(c)のご
とくフィルムFが一定量戻され、つづけて、同図(d)
に示すようにガイド43が起きると、再びフィルムFは
前進してガイド43により上方に一定量走行する。ガイ
ド43の退去はその軸と同一軸上のロータリソレノイド
によって行われ、復帰はばね43aによってなされる。
図中、50a、50bはパルスモータであり、前者はロ
ーラ40、12cを、後者はローラ12aを駆動する。
【0041】図13中、48は、フィルムFを下向きに
湾曲させるためのフィルムガイドであって、図14
(b)のごとく、案内ローラ12dを支軸として揺動自
在に取付けられており、常時、ばね48aによって図1
3実線のごとく位置する。この状態で、リーダLが図1
4(b)一点鎖線のごとくこのガイド48に至ると、図
13鎖線のごとくこのガイド48を持ち上げ、つづけ
て、図14b2点鎖線のごとくフィルムFが至ると、フ
ィルムFはリーダLより幅が狭いため、ガイド48は図
13実線のごとく復帰する。この復帰により、同図のご
とく、フィルムFは下向き湾曲状となり、ローラ12a
による送り込みによって、同図鎖線のごとく、ループL
4 が円滑に形成される。このガイド48は、他のフィル
ムストック部Q1 ……にも設けるとよい。
【0042】つぎに、図15dのフィルムFが上向きに
なった状態において、第4フィルムストック部Q4 の後
側の送りローラ12cは、前述の実施例と同様に、プリ
ント焼付部CにあるフィルムF全てのコマの焼付けが終
了すれば、そのフィルムFの排出とともに、自己がスト
ックするフィルムFをネガマスク14を通して露光部1
5に送り出す。以後、印画紙Pへのプリント作用がなさ
れる。
【0043】このリーダ付フィルムFの実施例におい
て、フィルムストック部Qが単一の場合であっても、図
16に示すように前述の実施例と同様に、そのフィルム
ストック部Qを第2フィルムストック部Q2 と同一構成
とすれば、フィルムプロセッサーとプリンターのフィル
ム進行方向(搬送方向)が任意の方向に異っても、フィ
ルムプロセッサーからプリンター側にフィルムFを搬送
し得る。なお、ストック部Qが複数あっても、フィルム
プロセッサーとプリンターはそのフィルム搬送方向が並
行に限らず、任意の方向でよいことは勿論である。
【0044】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成して、フ
ィルムプロセッサー内のフィルム搬送方向とプリンター
のフィルム搬送方向が同一垂直面上になくても、フィル
ム現像とプリントを自動的に連続して行い得るようにし
たので、フィルムプロセッサー部とプリンター部の配置
の自由度が増し、両者の配置を、設置場所に応じたもの
とし得るとともに、コンパクト化も図れる等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の平面図
【図2】図1のI−I線断面図
【図3】図1のII−II線断面図
【図4】図1のIII −III 線断面図
【図5】同実施例の概略斜視図
【図6】同実施例の要部斜視図
【図7】同実施例の作用説明図
【図8】同実施例の要部斜視図
【図9】他の実施例の概略斜視図
【図10】他の実施例の概略斜視図
【図11】同実施例の要部斜視図
【図12】同実施例の要部概略切断正面図
【図13】同実施例の要部概略正面図
【図14】(a)、(b)は同実施例のフィルムガイド
の斜視図
【図15】同実施例の作用説明図
【図16】他の実施例の概略斜視図
【図17】リーダ付フィルムの部分斜視図
【図18】従来例の概略斜視図
【図19】従来例の概略斜視図
【符号の説明】
A フィルム現像部 B フィルム乾燥部 C プリント焼付部 D プリント現像部 E プリント乾燥部 F フィルム G 直線搬送部 L リーダ Q、Q1 、Q2 、Q3 、Q4 フィルムストック部 P 印画紙 R リーダ切離し手段 F フィルム T0 、T1 処理タンク L1 、L2 、L3 、L4 ループ H オーダ仕分機 a、b、c、d、e、f、g、h、i、s センサー 1 フィルム挿入口 3 フィルム排出ルート 4 切換ガイド 5 フィルムストッカー 6a、6c、11a、11c、12a、12c、13、
30a、30c、31c送りローラ 7 レール 8 ケーシング 10 モータ 10a ベルト 14 ネガマスク 15 露光部 16 光源 17a、17b、17c ミラー 18 焼付けレンズ 19 露光台 20 マガジン 21 プリント排出口 22 フィルム挿入口 40 送り出しローラ 41 カッタ 42 リーダストッカー 43 ガイド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム現像部A、フィルム乾燥部B、
    プリント焼付部Cを配置し、それらにフィルムFを走行
    させ、前記プリント焼付部Cにつづけて、プリント現像
    部D、プリント乾燥部Eを配置し、それらに印画紙Pを
    走行させ、フィルム現像、フィルム画像の印画紙Pへの
    焼付け、印画紙Pの現像の一連の作業を自動的に行う写
    真処理装置であって、 上記フィルム現像部Aのフィルム挿入部から、そのフィ
    ルム現像部A、フィルム乾燥部Bを直線状に配置すると
    ともに、その直線状配置のフィルム径路のフィルム進行
    方向と異ならせて上記プリント焼付部Cへのフィルム走
    行径路を形成し、 前記フィルム乾燥部Bの後段にフィルムストック部Qを
    設け、このフィルムストック部Qは、前記プリント焼付
    部Cのフィルム走行径路に向かい、かつその走行径路と
    同一軸上に移動可能となっていることを特徴とする写真
    処理装置。
  2. 【請求項2】 フィルム現像部A、フィルム乾燥部B、
    プリント焼付部Cを配置し、それらに先端にリーダLを
    付けたフィルムFを走行させ、前記プリント焼付部Cに
    つづけて、プリント現像部D、プリント乾燥部Eを配置
    し、それらに印画紙Pを走行させ、フィルム現像、フィ
    ルム画像の印画紙Pへの焼付け、印画紙Pの現像の一連
    の作業を自動的に行う写真処理装置であって、 上記フィルム現像部Aのフィルム挿入部から、そのフィ
    ルム現像部A、フィルム乾燥部Bを直線状に配置すると
    ともに、その直線状配置のフィルム径路のフィルム進行
    方向と異ならせて上記プリント焼付部Cへのフィルム走
    行径路を形成し、 前記フィルム乾燥部Bの後段にフィルムストック部Qを
    設け、このフィルムストック部Qは、前記フィルム焼付
    部Cのフィルム走行径路に向かい、かつその走行径路と
    同一軸上に移動可能となっており、 さらに前記プリント焼付部Cの前段に上記リーダLをフ
    ィルムから切離す手段Rを設けたことを特徴とする写真
    処理装置。
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