JPH0714042U - ドア閉止具の表示装置 - Google Patents

ドア閉止具の表示装置

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JPH0714042U
JPH0714042U JP5220893U JP5220893U JPH0714042U JP H0714042 U JPH0714042 U JP H0714042U JP 5220893 U JP5220893 U JP 5220893U JP 5220893 U JP5220893 U JP 5220893U JP H0714042 U JPH0714042 U JP H0714042U
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door
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shaft
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孝治 佐藤
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有限会社ベスト青梅
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、特に便所その他の部屋のドアを内
側よりロックするためのドアの閉止具であって、閉止具
内にコンパクトに収納でき、ロックバーのスライドを中
途半端に開閉しても、回転表示体が適正に回転して常に
確実に使用、不使用状態が判然と表示することができる
表示装置に関するものである。 【構成】スライド可能なロックバー側と取手側とでドア
を挟着し、ロックバー内に組込んだラックギアとピニオ
ンギアよりなる軸回転機構を回転軸の一端に連結すると
共に、該回転軸の他端のギア先端に表示体を取付けたギ
アを回転自在に嵌合列設し、この両ギアと噛合する中間
ギアで、ロックバーのスライドストロークに対して表示
体を半回転以内に減速させる減速機構を構成し、取手の
表示窓に表示体の異なる区分表示面を切換表示してドア
の開閉状態を表示したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、特に便所その他の部屋のドアを内側よりロックするためのドア閉 止具であって、その使用状態を表示する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
これに関する先行技術として実公昭58−44216号公報には、ドアの内側 にスライドするロックバーでドアを閉止するドアロック部材が取付けられ、その 内部にラックギアとピニオンギアによる軸回転機構を組込んで、ロックバーをス ライド開閉するとドアの外側に固定された取手部材に取付けた回転表示体の表示 面が複数回回転して使用、不使用が表示窓より表示されるドアの閉止具が開示さ れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この先行技術のものはロックバーのスライドすると、表示面が 複数回回転するため、表示窓より使用、不使用の表示面が繰返して表示され、使 用中であってもロックバーのスライド操作が中途半端であると不使用状態の表示 面が表示される場合があり、また不使用の時でも使用状態が表示されることもあ って、表示面の使用、不使用状態が判然としないことよる思わぬトラブルを生ず る虞がある。 その上、近年このスライドするロックバーはストロークを長くする傾向にあっ て、その表示面はさらに正確に表示できなくなる。この対応策としてラックギア に対しピニオンギアを大径のものとして回転表示体の回転を適正なものに設定す ることも考えられるが、限定されたドアロック部材の内部にこれを収納すること は嵩高となり簡単に組込むことができないものである。 そこで、この考案は上記先行技術の問題点に鑑み、これを解決すベくなされた ものであって、閉止具内にコンパクトに収納でき、ロックバーのスライドを中途 半端に開閉しても、回転表示体が適正に回転して常に確実に使用、不使用状態を 判然と表示することができる構造簡単なドア閉止具の表示装置を得ることを目的 としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
これを解決する手段として、この考案は、スライド可能なロックバー側と取手 側とでドアを挟着し、ロックバー内に組込んだラックギアとピニオンギアよりな る軸回転機構を回転軸の一端に連結すると共に、該回転軸の他端のギア先端に表 示体を取付けたギアを回転自在に嵌合列設し、この両ギアと噛合する中間ギアで 、ロックバーのスライドストロークに対して表示体を半回転以内に減速させる減 速機構を構成し、取手の表示窓に表示体の異なる区分表示面を切換表示してドア の開閉状態を表示したものである。
【0005】
【実施例】
この考案の構成を図面で示す一実施例について以下詳細に説明する。 1は内側のドアロック部材2と外側の取手部材10とでドアAを内外より挟む ように取付けたドア閉止具である。 ドアロック部材2はドアAに直接取付ける取付体3とこれを被い且つ長手方向 に摺動可能に係合するロックバー4とからなり、取付体3には上下に係合溝3a を有する断面H字状に形成され、両端寄りに夫々雌ねじを螺設した連結杆5を立 設すると共に、中央には内端にピニオンギア8を取付けた回転軸9を回転自在に 突設する。ロックバー4は先行技術の構成と同様に上記取付体3に係合するガイ ド片4aが取付けられ、ガイド片4aに形成したラックギア7に上記ピニオンギ ア8を噛合して軸回転機構6を構成し、ロックバー4をスライドすることによっ てラックギア7はピニオンギア8上を噛合移動するので、ピニオンギア8は回転 して回転軸9を回転させる。 取手部材10は取付板11とこれを被うように取付けられるカバー体20とか らなり、取付板11は断面コ字状に折曲げて内壁面11aと底壁面11bと外壁 面11cを形成し、内壁面11aの両端寄りにねじ取付孔12を夫々穿設し、こ れにねじ50を挿入して前記連結杆5に螺着すると共に、中央に大径部13aと 小径部13bとが連通状の鍵形のギア取付孔13を穿設し、上縁部に係止爪14 を突設する。また底壁面11bは裏面側が陥没する係止凹陥部15を形成し、さ らに外壁面11cは上記内壁面11aのギア取付孔13に対応するように大径部 16aと小径部16bを有するギア取付孔16が穿設され、両ギア取付孔13と ギア取付孔16との間に減速ギア機構30が取付けられると共に、上縁部に折曲 片17が突設されている。 カバー体20には回転表示体40の表示面の偏心位置を表示する表示窓21が 開口されており、底面にビス孔22が螺設されている。該ビス孔22にはビス5 1を螺入して上記取付板11の底壁面11bに形成した係止凹陥部15に係止し てカバー体20に取付板11を固定する。またカバー体20の内端面と上面に亘 って連結板23が一体的に取付けられており、この連結板23は板体をL形状に 折曲げて水平板面23aと垂直板面23bを形成し、その水平板面23aの先端 に係止孔24が穿設され、基端部に係止縁25が形成されている。 減速ギア機構30は、駆動ギア31と、受動ギア32と、中間ギア33とより なり、駆動ギア31は回転主軸34の先端部に設けられ、該回転主軸34は前記 回転軸9とスプライン嵌合して回転方向には一体に回転し軸線方向にのみ移動し うるように連結される。受動ギア32は駆動ギア31より大径に形成されていて 、その先端に回転自在に嵌合列設され、駆動ギア31と受動ギア32をギア取付 孔13の大径部13aとギア取付孔16の大径部16a間に回転自在に取付ける 。中間ギア33は大径ギア33aと小径ギア33bを有し、大径ギア33aを駆 動ギア31と噛合し、小径ギア33bを受動ギア33と噛合してギア取付孔13 の小径部13bとギア取付孔16の小径部16bとの間に回転自在に取付ける。 回転表示体40は受動ギア32の先端に回転不能に嵌合する連結軸41と円形 状の表示板42とよりなり、表示板42の表面には使用と不使用を色分け等によ って夫々半円状に不使用区分表示面43、使用区分表示面44とし、例えば不使 用区分表示面43を白色に、使用区分表示面44を赤色に施す。 なお、60はドア枠Bに取付けた止金具である。
【0006】 このように構成されているので、このドア閉止具1を例えば便所のドアAに取 付けるには、取付体3とロックバー4との間に軸回転機構6を組込んだドアロッ ク部材2をドアAの内側面に当接し、該ドアロック部材2の取付体3に突設した 連結杆5と回転軸9をドアA内に挿入し、他方ドアAの外側面には取付板11に 減速ギア機構30を組込んだ状態の取手部材10を当接して、その取付板11よ り突出した回転主軸34を回転軸9にスプライン嵌合して連結すると共に、取付 板11のねじ取付孔12にねじ50を挿入して前記連結杆5に螺着することで、 取付体3と取付板11とによってドアAを内外より挟着する。ついで回転表示体 40を連結軸41を受動ギア32の先端に回転不能に嵌合した後、カバー体20 の連結板23穿設されている係止孔24に取付板11の係止爪14を嵌入係止す ると共に、係止縁25に折曲片17を係止するようにカバー体20で取付板11 を被い、カバー体20のビス孔22にビス51を螺入して取付板11の底壁面1 1bに形成した係止凹陥部15に係止してカバー体20と取付板11とを固定す る。これによってカバー体20の表示窓21に回転表示体40の表示面を表示す ることができ、ドア閉止具1をドアAに取付けることができる。
【0007】 このようにドアAにドア閉止具1が取付けられているので、ロックバー4を一 端までスライドしてドア枠Bに取付けた止金具60に係合すると、ロックバー4 のスライドによって軸回転機構6が作動しラックギア7でピニオンギア8を噛合 回転して回転軸9を回転し、これと連結している回転主軸34を回転するため、 減速ギア機構30が作動して駆動ギア31は中間ギア33の大径ギア33aを回 転して減速すると共に、これと一体の小径ギア33bで受動ギア33をさらに減 速回転する。これによって受動ギア33に取付けた回転表示体40はロックバー 4のスライドストロークに対して半回転以内に回転してカバー体20の表示窓2 1より赤色の使用区分表示面44を表示し、ドアAがロックされ使用中であるこ とを表示する。その際ロックバー4を完全に一端までスライドされずドア枠Bに 係合した状態の中途半端な操作であっても、カバー体20の表示窓21に表示さ れる表示面は使用区分表示面44が大半を占めるドアAがロックされ使用中であ ることを知ることができる。 また、ロックバー4をスライドして止金具60との係合を外し、他端の旧解放 位置まで移動してドアAを開くと、このロックバー4のスライドストロークによ って軸回転機構6および減速ギア機構30は上記と逆回転作動して、回転表示体 40はロックバー4のスライドストロークに対して半回転以内に逆回転してカバ ー体20の表示窓21より白色の不使用区分表示面43を表示し、ドアAが解放 され不使用状態であることを表示する。この際もロックバー4を完全に他端の旧 解放位置までスライドされずドアAが開いている状態の中途半端な操作であって も、カバー体20の表示窓21に表示される表示面は不使用区分表示面43が大 半を占めるドアAを開けて使用することができることを知ることができる。
【0008】
【考案の効果】
以上、実施例について詳述したように、この考案は、スライド可能なロックバ ー側のラックギアとピニオンギアによる軸回転機構の回転を取手側のギアの噛合 せによる減速機構に伝え、これによってロックバーのスライドストロークに対し て回転表示体を半回転以内に減速させ、該回転表示体の異なる区分表示面を表示 窓より切換表示してドアの開閉を表示するように構成したので、従来のようにロ ックバーのスライド操作で表示面が複数回回転し、表示窓より使用、不使用の表 示面が繰返して表示され、使用、不使用状態が判然としないことよる思わぬトラ ブルを生ずるような虞がなく、ロックバーを夫々の端部までスライドされずに中 途半端な操作であっても、表示窓には、使用或いは不使用のいずれか一方の区分 表示面を常に確実に表示することができる等、構造簡単にして堅牢で安価なドア 閉止具の表示装置を提供することができる優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一部を切欠せる平面図
【図2】同じく正面図
【図3】同じく一部を切欠せる側面図
【図4】同じく一部を切欠せる分解斜視図
【符号の説明】
1 ドア閉止具 2 ドアロック部材 3 取付体 4 ロックバー 5 連結杆 6 軸回転機構 7 ラックギア 8 ピニオンギア 9 回転軸 10 取手部材 11 取付板 20 カバー体 21 表示窓 30 減速ギア機構 31 駆動ギア 32 受動ギア 33 中間ギア 33a 大径ギア 33b 小径ギア 34 回転主軸 40 回転表示体 41 連結軸 42 表示板 43 不使用区分表示面 44 使用区分表示面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライド可能なロックバー側と取手側と
    でドアを挟着し、ロックバー内に組込んだラックギアと
    ピニオンギアよりなる軸回転機構を回転軸の一端に連結
    すると共に、該回転軸の他端のギア先端に表示体を取付
    けたギアを回転自在に嵌合列設し、この両ギアと噛合す
    る中間ギアで、ロックバーのスライドストロークに対し
    て表示体を半回転以内に減速させる減速機構を構成し、
    取手の表示窓に表示体の異なる区分表示面を切換表示し
    てドアの開閉状態を表示するドア閉止具の表示装置。
JP1993052208U 1993-08-20 1993-08-20 ドア閉止具の表示装置 Expired - Fee Related JP2598041Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100987524B1 (ko) * 2009-02-12 2010-10-12 주식회사 퍼시스 서랍 잠금장치
KR101043933B1 (ko) * 2009-02-12 2011-06-29 주식회사 퍼시스 도어 잠금장치
JP2015094176A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 株式会社ベスト スライドボルト

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KR101043933B1 (ko) * 2009-02-12 2011-06-29 주식회사 퍼시스 도어 잠금장치
JP2015094176A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 株式会社ベスト スライドボルト

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JP2598041Y2 (ja) 1999-07-26

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